
総合評価
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powered by ブクログ独り住まいの伯母さんの入院をきっかけに、故郷に戻った桃さん。 そこで、市立図書館・別館の司書として働くことになります。 本の整理をしているときに出会ったのは…!? 思い出の絵本や児童書が気になることってありますよね。この本は、その逆。本の登場人物たちが、読んでくれていた子供たちのことが気になってしょうがないんです。 その登場人物たちの助人となるのが、司書の桃さん。 おばさんから、「…覇気もないし、たのしいことなどここ何年もありませんって顔にかいてある。」とまで言われた桃さん。 そんな不器用な桃さんが、彼らと出会ってちょっとずつ変わっていきます。 大好きだった本も、私を見てくれていたかも!図書館って、そんな不思議がありえそうな処ですよね。 山本容子さんの挿絵も素敵です。
0投稿日: 2010.11.20
powered by ブクログ自分の読んだ絵本や物語の続きが知りたい。 それは今でも思うことだけどその逆もあるかも、なんて。 考えただけで楽しくなった。 自分の続きが知りたいんだけど、 と言って探しに来てくれるとしたら誰かなあ。 出来たらみんな、消えずに残ってて欲しかったけども、 やっぱり待ってる人がいるんだろうし。 でも、廃棄処分されたって思いたくないなあ。 最後に、たった一人のあの人に心が届いて良かったです。
0投稿日: 2010.11.17
powered by ブクログ柏葉さんは、少し、安房さんを思い出した。というか、先に読んだのは柏葉さんなんだが。どう終わるつもりなのかと思いながらも、楽しんで読んでたけど、察したようで意外で、淋しいようで幸せな終わりだった。 山本容子 絵 装幀/本文デザイン 渡辺和雄 口絵も背景色があったのか、ちょっとイマイチに思ったのもアリ。 最後のサイコロ図書館の絵はうれしい。
0投稿日: 2010.11.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
妙に人間臭い絵本の中の登場人物たちと、それに振り回される主人公の司書、桃さんの楽しげで温かなストーリーは、ラストまでバッチリ決まった。 なかでも裸の王様のひょうきんっぷりが面白く、桃さんとの掛け合いが楽しい。
1投稿日: 2010.10.09
powered by ブクログ「私が本のつづきを知りたくて、じたばたするように、本の中の人たちが読んでくれる人間のつづきが知りたいって思うときもあるんじゃないでしょうか」(あとがきより) ------------------------------------------------ 市に新しい図書館ができ、「別館」となった、小さな田舎の図書館。"おいてきぼりになった本ばかりがつめこまれているよう"な図書館にやってきた司書さんは、40を過ぎた、さえない「おばさん」。 そんな、おばさん司書が、図書館で出会ったのは、絵本からでてきたという「はだかの王様」。王様に請われて、司書さんが探すことになったのは、なんと「青田早苗ちゃんのつづき」…?!司書さんのもとには、次々と、絵本を読んでくれた子供の「つづきが知りたい」登場人物たちがやってきて…。 これがまた、主人公が、少女でも、お姫様でもない、地味で不器用に生きてきた「おばさん」であるのがいいです。児童書コーナーに行くには、渋い!(褒めてます・笑) そんでもって、「物語の登場人物が、本を読んだ人間の人生の"つづき"を知りたがる」という逆転の発想が、たまりません。設定を知ったときから、くすくす笑いがとまりませんでした。なんて楽しいアイデアなんでしょう。 不思議なんだけど、どこかのんきに展開するお話。しかしそこには、家族というもの、親と子の関係を考えさせられるエピソードがちりばめられています。くすくす笑いながらも、はっとさせられ、最後にわっと泣かせてくれる。 華のない主人公(失礼)と、どうやってまとめるんだろう…という突飛な発想を、普遍的なテーマ、安定した文章で読ませてくれる良書です。これ、こどもだけに読ませるなんて、ずるい。絶対、大人、とくに「おばさん」が読んだほうがいい! そして、前半にさりげなく出てきた一文が、まさか最後にこんな効果を発揮するとは…!と、久々に、オーソドックスでうまい伏線(※)の小説に出会えました。 最終章で、随所に出ていた疑問がぶわっと謎解きのように解消されていくのがとても気持ちのいい一冊でした。ああ、いい本だなぁ。読んだあと、すぐさまもう一回読み返してしまいました。 ただのハッピーエンドじゃなく、ちょっぴりせつない余韻が残るのもいいです。やっぱり、こどもだけが読むのは、ずるい! 不思議で、ユーモラスで、優しい。 山本容子さんの絵の雰囲気も、ぴったりマッチしています。 【今月のおすすめ/2010年10月】 ----------------------------------------------- (※)素人なんで、伏線がわかってない!って怒られるかもしれませんが、個人的に「これぞ伏線」と思う基準。 ①最初に読んだときには、何気ない一文と思ってさらっと読んでしまう。 (「ああ、これって伏線っぽいよね」と、読者にばれたらアウト。ただし印象に残らなさすぎても、だめ) ②伏線の種明かしとなるシーンで、「え!」と驚かせ、「そういえばそんなことに触れている文章があったな」と、思い出させる。そして、思わずその記述があったページに戻って、読み返したくなる。 ③ストーリー展開に不自然がなく、読み返したときに、すっきりつじつまが合う。 …だと思っています。 読者にわかりやすすぎる伏線は、「予告」だと思うことにしています。 さりげなく、でも印象に残り過ぎない、でも忘れられないようにする…。そのさじ加減がすごく難しいと思います。だから、読み終わったあと、「あれがこれでこうなったのか!」と思える本を読んだあとは、いつも作家の先生に、心の中でお礼を言います。そして、翌日から友人知人に宣伝してまわります。笑。
0投稿日: 2010.09.26
powered by ブクログ主人公は、40代の新人司書。絵本の中から飛び出してきた登場人物たちに振り回されながら、少しづつ変わってゆく。探偵小説のようなスリルとテンポの良さ。どきどきワクワク、最後はジーン。小学校の図書室で借りた本だけど、大人が読んでこそ面白い内容。
0投稿日: 2010.09.14
powered by ブクログ柏葉さんの作品を久しぶりに読みました。現代が舞台のファンタジーって読者にも夢を見せてくれるので嬉しいものですね♪登場人物たちの言葉の飾らなさも柏葉さんならではでストレートで好き。40歳を過ぎた劣等感をひきずる主人公、リアリティあります!勇気持てます!!
0投稿日: 2010.09.10
powered by ブクログ図書館で借りた本は、いっときの出会い。 もし、図書館でとても興味のあるものがたりに出会って、 でも、読んでいる途中で、別れなければならなかったら、 続きが気になったまま、胸に抱えていなければいけません。 それは、本の側も、同じこと!? 絵本の中の登場人物たちが、読者の続きが気になって、 本からでてきたら・・・ この設定、とってもおもしろいと、思うのです。 でも、本の出入りのシステムがちょっとややこしかったり、 主人公も、登場する4つの本の「読者」たちも、 だれもが、なかなか複雑なおとなの事情を抱えていて・・・ ちょっと印象がちぐはぐな感じがしてしまいました。
0投稿日: 2010.07.02
powered by ブクログ児童書に見せかけた大人への本(笑) 結構、主人公は波瀾万丈だし子ども時代から幸せ~♪な感じじゃない。 私たちがたとえハッピーエンドに終わったお話でも続きが知りたいように、本の中の登場人物だって読んでくれた人の続き(先の人生)が知りたい。 その子が気にかかる生き方をしていたら特に・・ たとえ絵本の登場人物だとしても誰かに気に掛けてもらえるのは素敵なことだよね。 考えたら絵本は割と買って大切に読んでるけれど、小説は借りたり、買ってもすぐに売ってしまったりしてあまり手元にないなぁ。そう考えると絵本から抜け出てきたのがこの人達って納得。 私の人生は続きの気になる人生かなぁ(苦笑)
0投稿日: 2010.06.29
powered by ブクログ借りられていた本の中のキャラクターが借りた人のことを気にしてくれる。その設定がとっても楽しい。「つづきが知りたい!」物語は本の中だけじゃなくて、外にもあるんだなあ。はだかの王様やらオオカミやら突然本の中から現われた彼らに振り回されながらも桃さんが「だれかを好きになると毎日が楽しい」と思えるようになっていく。こころがあったかくなる。ラストの話がまたいい。ああ、そうだったんだなあっとほろりとさせられる。それにしてもあとがきにかかれてた柏葉さんがきになってたお話、結局、なんて本だったのだろう?すっごく気になる!
0投稿日: 2010.06.13
powered by ブクログ<内容>本をさがすんですよね。」「いやいや。本をさがしてもらいたいのではない。青田早苗ちゃんのつづきが知りたいんじゃ。」「本ではなくて、青田早苗ちゃんのつづきですか?」桃さんには、さっぱりわけがわからない。田舎の図書館でおこった、不思議なできごとに、司書の桃さんはいやおうなしに巻きこまれてしまいますが…。
0投稿日: 2010.06.09
powered by ブクログ請求記号:F/カシワ 資料番号:020208757 「図書館が出てくる物語(こどもの本) 」① 『自分を読んでくれた子が今どうしているのかつづきが知りたい』。 登場人物達が本から飛び出して,司書の桃さんに探してもらえるようお願いします。とまどいながらも一緒にさがしていくうちに…。 切ないけどやさしいお話です。
0投稿日: 2010.05.29
powered by ブクログあなたは読んだ本のさらに続きが知りたいなぁと思ったことはありませんな? この本は、ひょんなことから幼少に住んでいた町に帰るところから物語が始まります。 そして新たな勤務先である「図書館」で、不思議な出会いをするのです! こどもの本だと侮るなかれ! きっと大人が読むと心が温かくなる物語です。
0投稿日: 2010.05.08
powered by ブクログ絵本から出てきた王様や狼達が、司書の桃さんと一緒に、自分達の本を読んでいた人達のその後を探して行く物語。 ちょっとホロリとくる、温かいストーリーです。
0投稿日: 2010.05.08
powered by ブクログ童話ですが、大人が主人公です。 小さな図書館の司書さん! ラストがじんと来た。 お母さんも読んだらええと思います。
0投稿日: 2010.03.20
powered by ブクログ今日から桃さんが働くことになった小さな図書館。 ある日、書架向こうから声がする。「ん?誰もいない・・・」 よーくのぞきこむと そこには、はだかの王様が! どうやら、昔自分の本を読んでくれていた青田早苗ちゃんの人生の続きが知りたいらしい。 初めは驚いていた桃さんも親身になって探してあげることに。 すると、次々に物語の登場人物がやって来て。 ほのぼの暖かい1冊。 小高~
0投稿日: 2010.03.08
powered by ブクログ絵本のキャラクターが出てきて、「読んでくれたあの子のつづきが知りたい!」って言う話。 年取ってひとりはやばいさみしい‥!とちょっと危機感(笑) 家族っていいなぁ わたしも割とさびれた図書館で働きたいな〜 柏葉さん小学生くらいのときだいすきでした。なつかしい
0投稿日: 2010.02.24
