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もういちどベートーヴェン
もういちどベートーヴェン
中山七里/宝島社
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総合評価

104件)
4.0
25
48
23
0
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    岬洋介の司法修習生の頃の話。 ベートーヴェンが好きな天生と出会い課題として出された事件に対して岬洋介が解決するという話。 事件が起きるまでは司法修習生がどのような流れで裁判官、検察などの進路に行くのかが詳しく書かれている。 それぞれ出てくるキャラクターもわかりやすい。

    0
    投稿日: 2025.12.11
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    岬洋介が弾くベートーヴェンのピアノソナタの描写が非常に細かくて驚いた。『合唱 岬洋介の帰還』から先に読んでこの作品を読んだが、最後のセリフが後のストーリーの伏線になっているところも面白かった。

    0
    投稿日: 2025.11.12
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    掴みどころのない岬洋介の超絶した才能に魅せられる。終盤の怒涛の回収は読み応えがあるが、もう少し余韻が欲しいところ。ピアノ演奏の描写はまるて著者が音楽評論家であるかのよう。

    0
    投稿日: 2025.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Kindle Unlimitedで読む 司法修習についてツッコミどころは多いけど(法律監修入れたらもっとリアルな描写が簡単にできただろうに)ストーリーは面白い 謎解き要素少ないというか、あの結末は読者へのヒントが少なすぎるし、それを岬が見抜けるのは岬のキャラクター設定と整合しないような気がする 他人のことが分かるのはいいのか

    0
    投稿日: 2025.10.05
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    岬洋介シリーズ。 前作は、洋介が高校生の時の話だったが、本作は司法修習生として法律家を目指そうとしていた時期が舞台。 岬洋介シリーズを読んでいる人は、必読の作品だろう。 冴えわたる活躍で、面白かったぞ。

    7
    投稿日: 2025.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回も一気に読みました!!!!よかった!!!!!!!! ピアノから離れた岬先生、がピアノの世界に戻るまでのお話。天生視点で書かれています。 司法について。全く関わってこなかった分野なのでよくわからないなあと思っていました。 司法に関わる過程を経て人間が幸福になったかどうかが問われている 新たな視点で司法のテーマに触れることができました。 きっかけがあれば人は一気に変わる。それが伝わってきて、、最後コンクールのシーンは泣きそうでした。 すっかりお気に入りのシリーズになりました。次も楽しみ!!

    0
    投稿日: 2025.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回もベートーヴェンを聴きながら読書。 てっきりピアニストとしての話だと思ったらなんと司法試験のトップ合格者の岬。何をしてもトップをとれるのが凄い。そんな中でもピアニストを目指して欲しかったわたしは天生にお礼を言いたい。ほんとにありがとう。岬洋介を音楽の世界に戻してくれて。あと司法の勉強をしてたから難解事件も楽々と解決してきたんだなと納得。あと鷹村くんのことだけは友達と思っていたのは胸熱。そして天生くんとも友達になれたね。 ・「友達はいたのかよ」「高二の時に一人だけいましたよ。少なくとも僕はそう信じています」 ・仕事の価値は自分以外の人間をどれだけ幸福にできるかで決まる──。 ・「あなたにサントリーホールへ連れていかれ、〈皇帝〉を聴いた。あれが引き金の一つでした。折角それまで封印してきた音楽への想いをあなたは再燃させてしまった」 ・コンクールで入賞できるコンテスタントは成績で選ばれているんじゃない。  音楽の神様に選ばれているんだ。 ・「司法修習を完了していない人間に弁護士資格は与えられませんよ。天生さんなら知っているでしょう」「それでもいいから助けに来い。君のことだからどんなことをしてでも弁護士資格を捥ぎ取るはずだ」  少しだけ考え込んでから、岬は頷く。「僕でよければ地球の裏側からでも駆けつけますよ」「きっとだぞ」

    2
    投稿日: 2025.09.04
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    「エトゥッフェ インセンシブルメンテ 〜 音を殺して 冷淡に 〜」 優秀な成績を収めて。 親が素晴らしい仕事をしているのだから子供もと考えるのは、自分の思う道を意思を持って歩くからだろう。 「アマレーヴォレ ラメンタンド 〜 苦しげに 悲しげに 〜」 騙して連れてきた先。 もしも彼の口から真実を聞くことができていたら、こんな場所に連れてこようなんて絶対に考えなかっただろ。 「ストレット クレッシェンド 〜 緊迫して 次第に強く 〜」 気になる点がひとつ。 これで犯人が自供しているなら兎も角、否定し続けている姿を見てしまったからこそ余計に気になるのだろう。 「エスプレッシヴォ モヴェエンド 〜 表情豊かに 変化して 〜」 チラシに書かれた名。 どちらの才能もあるのかもしれないが、努力をせずに手にしたものではないことは理解して怒るべきだろうな。 「アルティエロ コン プリオ 〜 誇らしげに 生気に満ちて 〜」 皆が聴き入った瞬間。 勘当されてもケロリとした表情をしていたのは、元より自分の居場所ではないと自覚していたからなのだろう。

    0
    投稿日: 2025.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    音楽の道を諦めた岬が、司法の道に不本意ながらも進むが、ふとしたことから音楽の道に舞い戻っていく。天は二物を与えずという言葉をひっくり返す優秀さで、今回は特に音楽でも司法でも高い能力を持っていることが存分に伝わる。でも嫌な感じは全く無く、周りの人を幸せにしたい、というような岬の優しさを感じた。 例によって、種明かしには少し違和感を覚えなくもなかったが、最後にまとめて種明かしをするという性質上やむを得ないことなのかもしれないと感じ、あまり気にならなかった。

    0
    投稿日: 2025.07.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ご存じ岬洋介シリーズのひとつ。岬洋介が突発性難聴を発症し、音楽に見切りをつけていたときの話。なんと司法試験を一発合格し、司法修習生として登場。その修習期間に出くわす事件と、音楽家としての再起の物語が絡み合って息つく暇もなし。やっぱり中山七里はすごいです。

    0
    投稿日: 2025.07.01
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    しまった〜 ベートーヴェンには前作があったのか (どこかでベートーヴェン) ドビュッシーは読んで 映画も観たのだけど 岬シリーズがそんなにあるとは うかつでした 天が何物も与えちゃってる岬氏 実写映画のイメージを払拭するところから (某ピアニストのアンチではありません) ちょっと「アマデウス」風味もありながら でも人たらしの岬くん みんなからやっぱりどうしたって嫌われなくて 身近にいたらどんな感じかな〜 練習スタジオのドアから覗く 天生くんみたいに 私も覗いてただうっとり⋯かもな 発売当時の時代の雰囲気としても これはどうだろう?という部分が少しあった (ジェンダー面とか?)

    0
    投稿日: 2025.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    司法修習生時代の岬洋介。 三大ソナタと共に大好きなワルトシュタインが出てきて、音楽ファンとしてうれしかったです。 前作『どこかでベートーヴェン』の終わりが悲しかったのがこれで挽回された気持ち。 タイトルの『もういちど』という言葉、岬の気持ちを思うとジーンとしました。 他のシリーズを読んでいない人にもおすすめ。

    2
    投稿日: 2025.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「もういちどベートーヴェン」は、中山七里の人気シリーズ「岬洋介シリーズ」の第5作目に当たり、天才ピアニストとしての道を一度は諦めた岬が、親の強制する司法試験にトップ合格し、司法修習生として新たな人生を歩み始める場面から幕を開ける。この物語は、単なるミステリーにとどまらず、人生における「これ以上ない岐路」――つまり、才能と情熱、義務と自己実現の間で揺れ動く瞬間を鮮やかに描き出している。 岬洋介は、ピアニストとしての輝かしい才能を持ちながらも、ある挫折を機に音楽の道を捨て、法曹界へと進む。しかし、彼の心の奥底に眠る音楽への思慕が、司法修習の中で再燃し、同期との出会や事件を通じて、再び音楽と向き合う運命が訪れる。 岬が取り調べに立ち会う場面で、殺人容疑を否認する絵本画家・牧部日美子の事件に介入する瞬間は、彼の論理的思考と音楽的感性が交錯するターニングポイントで、自分が本当に進むべき道を模索し始める。 岬が法曹界での成功と音楽への回帰という二つの選択肢の間で特に葛藤する様も見せず『何が自分にとっての本当の幸福か』という問いへの答えを見つけ実行する強さだけが目立つ ベートーヴェンの楽曲が物語に織り込まれることで、感情の高ぶりや内省がより深く伝わり、彼の選択が単なる職業の変更ではなく、魂の再生ともいえる重みを帯びていることが感じられる 人生の岐路とは、時に後戻りできない決断を迫られる瞬間であり、「もういちどベートーヴェン」はその過酷さと美しさを余すところなく描き出す

    0
    投稿日: 2025.03.12
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    ★3.9くらい 前作と同じく岬の過去に関する作品だった。そして1作品目の時にも言ってた司法の界隈にいたことがある云々の話。前作を読んだ後だからもう本当にふぁ〜ってなった。最高でした。岬と同じ班の司法研修生全員幸せになってほしい。

    1
    投稿日: 2025.02.23
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    主人公岬洋介が司法試験をトップ合格し、司法研修生として活躍している。 音楽シーンは乏しいが、司法情勢の細やかな描写は司法音痴な私でもその道に通じたように錯覚させる中山七里マジックはさすが! 最後はきちんとどんでん返し付きなのもうれしかったけど、少し犯人がわかってしまったかな?

    1
    投稿日: 2025.02.18
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    再再再読くらい笑 でも、内容すっかり忘れててめちゃくちゃ楽しく読めました! 岬さん相変わらず素敵すぎます… 僕でよければ地球の裏側からでも駆けつけますよ だって。 言われてみたい〜!!

    9
    投稿日: 2025.01.07
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    岬洋介さんシリーズで、司法修習生時代の話。 静さんも出てきて嬉しい! 絵本作家の殺人事件を解決する所もさすが岬洋介さん。 犯人にはビックリしたし、今回の話とても面白かったです。

    23
    投稿日: 2024.12.25
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    シリーズ物だから買った一冊。 司法修習生になった岬洋介の話 岬洋介の過去の話だか彼の凄さがわかる内容だった。 耳の障害はどこに行ったのだろうと思うほど、凄い事をやりとげたのだが、同時にせっかくの司法の道を捨てる事がなんか残念な気もする。 続けてこのシリーズの本を読んだが、やっぱり音楽の表現が難しい。 なんとなく素晴らしさはわかるが、知識が無いからハッキリとわからない。 調べてもやっぱりよくわからない。 でも事件解決までは面白くわかりやすい。 岬洋介の過去が分かった。 それを知ってからのシリーズ最初の「さよならドビュッシー」を読んでみてもいいかなと思った小説でした。

    14
    投稿日: 2024.12.24
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    うわぁ そこで繋がるのねー 地球の裏側 相変わらずおもしろくて どんどん引き込まれていくんだけど ベートーヴェンの曲の描写は ちょっと私には細かすぎて分かりづらかったかな という事で4ポイント むかぁしピアノも習ってたけど… 犯人が明かされた時もビックリで なんでだろ?ってクエスチョンマークが 周りを飛んでた なるほど、 そういうことなのかと納得 みんな本当の自分でいられるのって 難しいな 本当の自分かぁ あーもう一回 『合唱』読み直したい!

    2
    投稿日: 2024.07.12
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    岬洋介シリーズ。読了。 前作より読み始めたので、とりあえず今出てる作品読み終えてから、さよならドビュッシー読みますwww 今回も楽しく読めました。音楽小説そんなに得意では無いけど、すらすら読めます。

    8
    投稿日: 2024.06.18
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    仕事の価値は自分以外の人間をどれだけ幸福に出来るかで決まる、という文章が好きだった。 音楽と司法、どちらの才能にも恵まれた岬が順風満帆で幸福に満ちている、と言いきれない人生を送っている様は読んでいて苦しいものがあった。 才能に恵まれている事は、即ち幸福なのだろうか。 自身が才能に恵まれていないと悟った時、身の丈にあった選択をする事は大人になるということなのだろうか。 自身のありのままの姿をさらけ出すことを決心した岬とその周りの人間のこれからの人生がその答えを体現してくれるような気がしているため、次回作を読むことが楽しみでならない。

    2
    投稿日: 2024.06.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2024/6/11 読了 シリーズものを途中巻から読んでしまいましたが、面白かったです。 多分、シリーズ最初から読み進めれば、あの事件のことか、と過去作を想起させる件がありましたが、楽しめました。音楽描写は難しいので読んだだけになりました。 そして、まさか、「渡瀬班長」の名が出てくるとは思いませんでした。 機会があれば、シリーズ最初から読みたいと思います。

    1
    投稿日: 2024.06.12
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    前作を読んで、より一層岬洋介のファンになった。 だから“その後”が早く知りたくて一気読みした。 もう「やりましたね!」という気持ちしかない。 現在、ピアニストであることは分かっている。 それでもそこに行き着くまでの過程を読めば、嬉しくなるしテンションも上がる。 ホントこの男、魅力を詰め込みすぎなんじゃないかと心底思う。 ミステリーとしての面白さも提供してくれる。 音楽小説ならではの、ピアノにかける熱情やクラシックの素晴らしさもしっかりと表現されている。 こんなん面白いに決まってる。 あーやっぱり好き。

    2
    投稿日: 2024.05.25
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    司法修習生になった岬洋介のお話。どこまでもクールだけど熱い男だったな。 音楽とミステリーを組み合わせたストーリー。一体中山七里先生の頭のなかはどうなってるの?と思うほど緻密な描写に毎度驚かされる。 凶器から指紋が検出されても殺害を否認する容疑者。驚愕の真実に、思わずえっ!?と声が出ました…。

    1
    投稿日: 2024.05.21
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    自分探しの結論といった趣き。 司法修習生となった岬洋介。寮の隣人天生は岬の2歳上で高校生までピアノを弾いていたクラシック好き。 司法試験に合格した後に、司法修習生として1年4ヶ月の研修があるそうだ。 天才岬洋介は、司法の分野でもやっぱり天才。もう死角なしの完璧男子なのに、人にはフラットでどことなく子供っぽい。ゆえに完璧だと私は思う笑 司法修習生として現実の事件も向き合いつつ、とある天生のいたずらがきっかけで、岬は自分の目指すところに向き合っていく。 同時に、彼らが新聞で見た絵本作家の殺人事件にも関わり、被害者の作品を見てまた信じるところを思ったりする。 音楽の表情もたいへん巧みで、事件もなかなかややこしく、そしてドンデン返し。 お見事! そしてまた岬洋介の活躍を追いかけたい気持ちになった。

    30
    投稿日: 2024.03.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    司法試験の受かった後にどんな生活をするのかが詳しく分かって良かった。現実に修習生をしながらピアニストになろうと練習ができるものなのか、ファンタジー要素は入っているけどドラマな展開としては良かった。殺人の動機がゲイのカミングアウトを阻止するためなんて可哀想。もっと人に対して寛容な気持ちになれる環境になればいいのにな。

    5
    投稿日: 2023.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 2006年。法曹界入りした天生高春は、ピアノ経験者のようだがなぜかクラシック音楽を避ける岬洋介とともに、検察庁の実務研修を受けていた。 修習の一環として立ち会った取り調べの場に現れたのは、絵本作家の夫を刺殺したとして送検されてきた絵本画家の牧部日美子。 日美子は犯行を否認しているが、凶器に付着した指紋という動かぬ証拠が存在する。 取り調べが打ち切られようとしたそのとき、岬が突如ある疑問を投げかける……。 Amazonより引用 【感想】 前作が絶賛だっただけに物足りなさを感じてしまった ただ岬洋介を語る上で必然な物語だと思う 抑えられていた音楽への愛情が爆発した感じ

    3
    投稿日: 2023.10.29
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    「岬洋介シリーズ」5作目、「もういちどベートーヴェン」です。 司法試験に合格し、司法修習生になった岬洋介の話です。 音楽とミステリー、ここまで来ましたか! 前にも書きましたが、もはや”聴いてる”ような錯覚を起こします。

    1
    投稿日: 2023.06.02
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    コンサート会場にいるような臨場感でした。自分の生き方を見つけるスイッチって身近にあるものかもしれません。天才じゃなくたってとにかく好きでこのためなら生きれるってもの。

    51
    投稿日: 2023.05.22
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    ピアニストになる夢に挫折して 法曹界入りした天生高春。 司法修習生として検察庁の実務研修を受ける。 そこで出会った岬洋介は司法試験トップ合格で 父親は地検に努める検察官というサラブレットだ。 そして各教官からも一目置かれる天才。 羨望、嫉妬などの気持ちもわくが、どこかほっとけないところもあり・・・。 絵本作家の殺人事件もからみながら、 修習生たちの進路について・・・ 天才はどの職業を選ぶのか!検察官、弁護士・・・・。 絵本作家の絵本と、天生のいたずらから 岬の進路が! 全編ベートーヴェンの曲が。 最期のコンクールの場面では聞こえてくるはずのない音が 聞こえてきそうになるくらい圧巻。 コンクールの緊張感が伝わった。 岬洋介さんのシリーズ本があるようなので ぜひ、他の作品も読みたいとおもった

    8
    投稿日: 2023.05.16
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    単行本既読、文庫読了。 岬洋介シリーズは、特に二作目から岬洋介というより毎回違う人による物語の語り部としてのワトソン役によるところが大きい。岬洋介を知れば知るほど誇りたくなるし、守りたくなる彼らの気持ちが凄いわかる。 岬洋介に会いたいから本を開く。 これはもう感想じゃなくて単なるオタクの戯言です。

    5
    投稿日: 2023.04.06
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    このシリーズは図書館でかりたものを読んでいる。 読んでみて本当によかったものだけ買おうと思っていら私の本棚は岬陽介シリーズで気づいたら埋まっていました(正確に言うと中山七里さんで) 霞を食う仙人 2回目

    2
    投稿日: 2023.04.01
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    ミステリですが、ゾクゾクするような展開はなく、驚くような犯人でもないです。 謎解きを楽しむというよりも、シリーズ通してのストーリーを楽しむ作品なのかなと思いました。 他の作品も読んでみたいです。

    2
    投稿日: 2023.03.24
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    今回は初めて犯人が予想できて嬉しかったようなそうではないような。どう見ても犯人が一人に絞れる状況で、え!この人が犯人なの!っていう驚きはなかった。 この話は2006年。当時はまだお子ちゃまで何にも分かっていなかったが、性的マイノリティは今以上に厳しく見られていたのか。何故それが犯罪の契機になるのか、今の価値観では分からないが、やはり寛容になればなるほど、追い詰められることは少なくなるのだと改めて思い知らされた。天生君についても同じで、岬の天賦の才を認めることで、劣等感に苛まれることもなくなり、素直に称賛でき、己を勝手に窮地に追い込むことはなくなる。 なんとなく天生君の状況と自分を重ね合わせてしまって読んでいて苦しかった。でも、赤うさぎのロックンロールで、自分らしく生きること、岬を見て、自分に正直でいること、素直になることの尊さを改めて感じられて良かった。

    1
    投稿日: 2023.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    岬洋介ってピアニストちゃうかったっけ?と、中山作品をちゃんと読み込んでない俺は疑問に感じ、ちょうどマーベルドラマを並行して観ているので、「これってマルチバース?」とか思ってしまった。 そうやった、いっぺんそっち方面に進みかけてるんやったね。で、そういう若かりし頃の岬さんの活躍である。法曹界とベートーヴェンの様々な描写が進む中で、絵本作家殺人事件の謎解きが進行していく。 ミステリー部分はきちんとできてはいても、分量的には少なく、そこだけ抽出すれば短編でもいいくらいかも。どっちかというと、岬洋介の若いころについて読みたいファン用の1冊なんだろうなと思う。

    1
    投稿日: 2023.01.27
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    01月-03。3.5点。 岬洋介シリーズ。新作出たため、再読。 司法修習生時代の話。やっぱり面白い。

    1
    投稿日: 2023.01.06
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    はじめてこのシリーズを読んだ。 途中からの話だったが全く問題なく読み進めることができる。むしろなぜ岬洋介がピアノをやめることになったかそっちが気になって最初から読もうと思う。 あと好きなセリフは「仕事の価値は自分以外の人間をどれだけ幸福にできるか」というのが刺さりました。

    6
    投稿日: 2022.12.28
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    岬がピアノに復帰するまでの物語でした。正直、事件自体はあっさりしたものでしたが、前半の司法修正同士の会話は面白かったです。天生との友情が次作にも繋がっていくのが堪りませんね。

    3
    投稿日: 2022.11.23
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    読み終えた感想は、ブラボーッ♪(*'▽'*) 当然5作目も岬洋介の世界に引き込まれた 天は二物を与えずというのは大嘘で、法曹の神からも音楽の神からも祝福された者が、岬洋介☆ そんな彼も前作の中で絶望を味わい、ピアノから離れる でもある事がきっかけで、自分が本当にやりたいものを再確認し、まるで自分の様に絶望から不死鳥のように蘇ったベートベンの曲で、ピアノコンクールに出場 し甦る それがまた5年のブランクを感じさせない素晴らしい演奏♫ 静おばあちゃんも登場 相変わらず良い味出してる

    10
    投稿日: 2022.11.20
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    岬洋介シリーズ第5弾! ピアニストの道を諦め、法曹の道へ! 司法試験トップで合格… 音楽の神さんだけやなく、法律の神さんにも認められるんか… これで、イケメンで、性格良し! ここまで来ると、逆に微笑ましい。 もう、完全に住む世界が違うし…傍観者として見られる。というか、それしかムリ… こんな彼も同じ研修生に、騙されクラッシックコンサートで、ベートーヴェンを聴いたのをきっかけに、再度、ピアニストを目指す! 自分のやりたい仕事に就ける人は僅かと聞く。 であれば、自分の才能を自分の好きなモノで発揮した方がええんとちゃうかな? しかし、音楽家として致命的ハンディがあるので、大変やけど。 そういう意味でもベートーヴェンなんやろな。 司法の研修、音楽だけでなく、しっかりミステリーしてる。得意の大どんでん返しで。 茨の道であろうとも、自分の決めた道を進んで〜!(^_^)v すぐ、続編読む!

    52
    投稿日: 2022.11.20
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    司法試験を主席で合格した司法修習生である岬洋介がピアノストとして出発する覚悟を決めるついでに、難事件を解決する話。二物を与えられた主人公の夢のような物語の中で、音楽と法律という、二つの蘊蓄を楽しめる。

    2
    投稿日: 2022.10.04
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    司法修習生時のお話。 ピアノの世界へ戻るきっかけも描かれてある。 高遠寺教官、少ししか出てませんが、いい。

    12
    投稿日: 2022.09.17
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    岬洋介シリーズ第5弾 司法修習生時代での物語 司法試験をトップで合格し、司法研修所での研修。岬はその研修でも天才ぶりを発揮します。そこで出会った、クラシック好きの天生は、クラシックを避ける岬が実は超一流のピアニストではないかとの疑惑を持ちます。 そんな二人を中心に研修の仲間たちとの話が展開されます。 そして、修習の一環で、絵本作家が殺害された事件の取り調べに立ち会います。 凶器から検出された指紋は被害者の妻のみ。 しかし、妻は無実を主張。 岬は無罪の可能性を探っていきます。 一方で、岬は研修中でありながらもピアノコンクールへ出場。なぜ、一度諦めたピアノに再び向かうことになったのか? そしてピアノコンクールでの結果は? 本作ではベートーヴェンのピアノ・ソナタが描かれています。今回は、すぐにYouTubeで聴きました(笑) お勧め!

    35
    投稿日: 2022.08.06
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    前作に続き、早速第5弾を読了。 いや~、面白かった!! 岬の司法修習生時代を描いた本作。 他者の追随を一切許さないほどの岬の頭脳明晰っぷりがすごい。冷静沈着でキレキレな姿と、人慣れしてなくて戸惑う気弱な一面とのギャップもいい。 人が気づかない事に気づき、独自の見解を語る彼といたら刺激をもらえそう。良くも悪くも退屈しないだろうな~。 また、アドバイスをくれる高遠寺教官も素敵でした。 その言葉に私もハッとさせられるものがあった。 後半の急展開に驚きつつ、岬を応援し期待せずにいられなかった。 それでこそ岬洋介!! 読み終えて、何かもう感無量って感じでした。 こういうの読むと、ますます作品への愛が深まり今後の活躍を見届けねばと思う。

    6
    投稿日: 2022.07.03
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    もういちど、岬洋介。 ピアニストを諦め、司法試験にトップ合格。司法修習生時代のお話。彼は、その知性と才能で周囲を圧倒、天性天然の人柄で、魅了していく。 どこか、法曹の世界に踏み出しきれていない岬。はからずも、同期の検事志望・天生(次作で登場らしい)は、彼にベートーヴェンを思い出させてしまう。 ミステリの事は、すっかり忘れて、岬のコンクールのピアノソナタ聴いていたら、仕込みも終わって、そんな返しをしなくてもという展開になっていました。文章に臨場感あって、わくわくします。 そして、もういちどピアニスト。

    42
    投稿日: 2022.06.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    完璧超人物語 超イケメン、超ピュア、超爽やか、超謙虚、超礼儀正しい、超勉強できる、超仕事できる、超ピアノできる、超謎解ける

    1
    投稿日: 2022.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まず、クラシックに触れるきっかけを作ってくれた岬シリーズに感謝です。 岬シリーズの中で、『おやすみラフマニノフ』と同じ位この小説が好きです。 また、作中コンクールで岬が披露する「ベートーヴェン ピアノソナタ第21番〈ワルトシュタイン〉」を凄く好きになりました。 岬をピアノへの道に再度戻してくれた「赤うさぎロックンロール」に感謝しかありません。

    12
    投稿日: 2022.04.23
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    いやいや、もう面白すぎでしょ! 法律、音楽、友情。殺人事件の背景....。いくつもの要素を巧みに織り上げた秀逸な音楽ミステリー。岬の演奏シーンは圧巻。症状が出ないでくれ、と祈っている自分がいた。次作も楽しみ! 「仕事の価値は自分以外の人間をどれだけ幸福にできるかで決まる」

    6
    投稿日: 2022.04.21
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    ピアニスト・岬洋介の司法修習生時代を修習生同期の天生の視点で描いた作品。 岬洋介が、司法修習生として如何に高い才能を有していたか、それにも関わらず何故ピアニストになることを決めたのかが描かれている。 続編の「合唱 岬洋介の帰還」の前日譚としての印象が強いものの、本書単体でも司法修習生時代の人間模様、事件の驚きの結末等、読みごたえがあった。 なお、間違えて前作の「どこかでベートーヴェン」よりも先に読んでしまったが、解説を読むまで全く気付かなかいくらい違和感を感じなかった。

    5
    投稿日: 2022.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    司法研修生の岬。あいかわらず鋭い視点で物事を見ている。騙されて連れて行かれた演奏会で、曲に合わせてエアピアノを弾いてしまうところが切ない。ベートーヴェンはそこまで好きではないが、皇帝を聴き返してしまった。やはりこのシリーズ、音楽が聴こえてきていい!

    1
    投稿日: 2022.03.05
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    内容(「BOOK」データベースより) 司法試験をトップで合格した司法修習生・岬洋介。同じく修習生の天生はひょんなことから彼と親しくなるが、クラシック音楽を避ける岬が実はピアノの天才であると知り、彼の正体に疑問を抱く。そんな折、二人は修習の一環でとある殺人事件の取り調べに立ち会う。凶器から検出された指紋は被害者の妻のもののみで、犯人は彼女しかいないと思われた。しかし岬は無罪の可能性を主張し…。

    1
    投稿日: 2022.01.28
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    どこかでベートーヴェンのある意味での答えをもらった気がする 岬のような存在によって周囲に影響を与える人になるのは難しいけれど、周囲の人の行動のきっかけになれたらいいなと思った 行動のきっかけになりたいというより、行動のきっかけになりうるくらい、潔くかつ何かに対して直向きであれたらいいなと

    1
    投稿日: 2022.01.25
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    岬洋介シリーズ 第5弾(スピンオフは除く) 前作「どこかでベートーヴェン」から5年後 前作を読んでいない人はぜひ読んでほしいのですが 司法試験に合格し 司法修習生として勉学に励む 岬洋介と勉学を共にする主人公の天生高春が 主軸になるストーリー 良い作品で星は一応5を付けますが どんでん返しとしては中山七里さんの作品は 身近な人が犯人ってことが多々ありますが 納得いかない部分としては良くも悪くも 極端な展開というか唐突に言われた関係性に 開いた口が塞がらないとはこのことかと ある意味驚かされました(笑) 今回は司法修習生として勉学に励んでいるので 音楽の部分は前半はあまり多く出てきませんが 後半から徐々にって感じででてきて クライマックスは壮絶というかさすがというか 表現がさすがにすごいですね ぜひ読みながらか読んだ後でも 曲を知らない人はどうにか聴いてみることをオススメします

    1
    投稿日: 2022.01.12
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    司法試験をトップで合格した司法修習生・岬洋介。同じく修習生の天生はひょんなことから彼と親しくなるが、二人は修習の一環でとある殺人事件の取り調べに立ち会う。凶器から検出された指紋は被害者の妻のもののみで、犯人は彼女しかいないと思われた。しかし岬は無罪の可能性を主張し…。(e-honより)

    1
    投稿日: 2022.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ああ、天生くん!彼こそが、岬洋介をピアニストに引き戻した、オールスターズの「合唱」の!! と思い出しつつ、司法修習生ね生活場面では、度々御子柴礼司が思い浮かぶ。。。何度再読しても違う楽しみの中山七里である。 にしても、修習生じだいの岬くんが、なんとも天真爛漫(?)で。天生くんの言葉じゃないけど、遠くで見ていたい興味深い人である(^^) コンクールに挑む岬に対するグループの人たちの思い、そして驚愕!!(笑) で、意外な犯人に、今更びっくり!なのであった汗 (2021.11.20.) 司法修習生の岬洋介。同期の天生君が、修習生としての岬に劣等感(?)を抱く。そんな彼はベートーヴェン好きで。。。ピアニストとしても岬に劣等感を抱くことになるの?ってドキドキ。けど、彼も前作の鷹村君と同じく良い人でよかった。スタジオでの岬を見つけてからの天生君が、なんだかんだ言ってもとても素敵であった(^^) 仕方なく進んだ司法の道で、ピアニストとしての再生のきっかけになるとは、人生何が起こるかわかったもんじゃない。 だからこその、ラフマニノフがありドビュッシーがあり、ショパンに続くのだと、なにやら感慨深し。

    1
    投稿日: 2021.11.20
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    As a musician, Beethoven was treated as deadly and even thought about suicide. But he believed in the power of his music and stood up and revived like a phoenix.

    0
    投稿日: 2021.11.11
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    中山七里さんの岬洋介シリーズにはまって3冊目クラッシック音楽は疎いので音楽のしらべが始まると読みづらくなるけどなんか引き込まれる。シリーズ読み続けたい!

    1
    投稿日: 2021.10.29
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    前半はちょっと退屈したけど、後半、洋介が検察実務修習入ってから俄然面白くなり、ついにお待ちかね洋介のピアノ演奏シーン

    1
    投稿日: 2021.09.15
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    この本では岬くんがピアノから遠ざかっていた理由はわからない。その距離感が素敵だと思った。 シリーズ通して読んでいると、なぜベートーヴェンなのかや選曲についても深い理由があることがわかる。

    2
    投稿日: 2021.09.07
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    面白かった〜。 我が道を行く天才&天然っぷりに振り回され、魅入られた同期…天生…笑 次につながる最後がいいね♪

    5
    投稿日: 2021.09.02
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    岬洋介が大人になったことで、周囲のイジメも高校生時代と違って分別が出てきて柔らかになったようだ。相変わらず周辺とは相容れず独自の境地。 事件に関しても独自の視点から解いてゆく。途中に幾つか違和感を感じさせるヒントが散りばめられてはいるが、最後まで犯人の動機も含めて想像が付かなかった。作者の「どんでん返しの帝王」の通り。 司法試験トップ合格で違う道に進むのは勿体ないとも思う反面、周囲の人と同調できない性格では人を裁く仕事はどうかとも思う。

    10
    投稿日: 2021.06.14
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    ミステリーというより音楽小説。 岬洋介が演奏した曲を毎回聴きたいと思う。前作がうろ覚えで、もう一度読み直してせいりしたいと思う。

    2
    投稿日: 2021.05.29
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    めちゃんこ面白かった 高校生洋介から続きで読んだもんで ほんとに岬洋介ライジングですよ。 ここに誕生したんすねぇ〜 高校時代の挫折を知ってるからこそ 尚更のめり込んでしまいました。 音楽もクラッシックも全く門外漢ですが 臨場感というかほんとその場聞いてるかの様な 場の盛り上がり、人々の想いがグーっと染み渡りました。 ミステリーはおまけ程度でしたが かつて読んだことのないほどの臨場感 感情移入させてくれた傑作だと思います。 (*≧∀≦*)

    2
    投稿日: 2021.05.13
  • テミスとミューズ

    何だろう 中盤までは期待を裏切る音楽小説だと思えて仕方が無かった! 修習生達が主人公だという設定は脇へ追いやられていた印象が強いのは否めなかった。しかし後半から急転直下、音楽への傾倒も然る事ながら あっという間に火事場の裁判所の中へ引き戻された時間だつた。ミステリー大賞なのは読後に大いに頷く事が出来る作品だった。まるで東野圭吾の作品を読んでいるかの様な爽快感を感じる事が出来た、あっぱれ中山七里。

    0
    投稿日: 2021.04.27
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    ミステリーというよりは、岬洋介の転換期を描いたような話。だから犯人とかは予想できたし、そこまで印象には残ってない。 長いこと彼を追っていたファンからしたら必読モノだけど、そこまではまっていない人からしたらはいはい天才天才って鼻白むエピソードかもしれない。 間違ってもここから読み始めてはいけない。 そしてわたしはこのシリーズを追ってきたので、この評価です。

    2
    投稿日: 2021.03.29
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    ピアノの描写が素晴らしい。ベートーヴェンを聴きながら読んだらその通りで面白い。いまの岬先生がいるのは天生のおかげか。サントリーホールのピアノを聴かなければ法曹の世界に岬先生はいっていたのかな。 「赤うさぎロックンロール」面白い題名なのに、せつない絵本やな。

    2
    投稿日: 2021.03.06
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    コンサートシーンや岬の奏でる演奏シーンでは、まるでCDを聞いているか実際にコンサート会場にいるかのような感覚にとらわれる描写である。音楽小説と言ってしまってもいいくらい、音楽を正確に、大胆にそして繊細に組み込んである。 ただし、ミステリー小説としては、今回は少し薄いような気がした。岬洋介の今後の活躍にも期待したい。

    3
    投稿日: 2021.02.16
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    読まなければと思いながらしばらく我慢して取っておいたが、やっぱりこのシリーズは面白い。著者には音楽系の小説をもっと書いて欲しい。予選32番のあとの本選の曲はハンマークラヴィーア以外ないと思っていました。

    7
    投稿日: 2021.01.11
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    岬洋介シリーズは概ね読んでたけど、これを読めば彼の超人ぶりだの、父親との確執だのの源がはっきりするわけか。器量に頭脳、技能までもがここまで完璧で、性格もあんなとあれば浮世にあっては逸材なれども翻弄されるばかりだ。もっとも、絵本作家殺人事件をかくのごとく解決するなら「あなたはひどい人だ」と申したい。岬洋介にとういうより、著者に対してね。残り数ページで、コンクールの審査結果発表の最中に謎解きをして、よもやよもや「あんたかよ」ってな犯人あばき。しかも優勝してなきゃ謎解きが間に合わなかったんだから、いやはやなんとも…

    3
    投稿日: 2021.01.09
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    岬洋介シリーズ、5作目。 今回は岬が司法修習生だった頃の話。前作「どこかで~」でピアニストの道を諦め、父親と同じ検事の道へと進もうとしていた岬が再びピアニストの道へと志す経緯が描かれた今作品。先の作品ですでに天才ピアニストとなっている岬の姿を読んでいるので、一体どういう経緯で諦めたはずのピアニストの道を再び目指すことになったのか、シリーズ読者としてはそれを読めるのがとにかく嬉しい。司法修習生となった岬だけれど、岬らしさはそのままで変わらないのも良いところ。次作の「合唱」に繋がる人物も出揃い、既に次作へと期待がかかってしまいます。

    3
    投稿日: 2020.12.23
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    岬洋介が挫折し、別の道へ進もうとしているときの物語。 2006年。法曹界入りした天生高春は、ピアノ経験者のようだがなぜかクラシック音楽を避ける岬洋介とともに、検察庁の実務研修を受けていた。 修習の一環として立ち会った取り調べの場に現れたのは、絵本作家の夫を刺殺したとして送検されてきた絵本画家の牧部日美子。 日美子は犯行を否認しているが、凶器に付着した指紋という動かぬ証拠が存在する。 取り調べが打ち切られようとしたそのとき、岬が突如ある疑問を投げかける……。 読む順番を全然間違ってしまっているので、何で岬さんが法曹界へ!? とびっくりだったが、それでもこの物語は面白い(*^-^*) 今回は、司法試験に合格した後の物語だが、滅茶苦茶丁寧に研修の話が語られていて、とても勉強になった(笑) どの世界に居ても、岬さんの個性ってピカイチ光っていて、この人好きだなぁ~と思わされる描写が盛りだくさん。 でもやっぱり、このシリーズを読んでいると、岬さんには法曹界なんかじゃなくて、ピアノを弾いてほしい!!と思ってしまう自分が居た(笑) 最期はそんな期待を持った私をしっかり痺れさせてくれる。 岬さん本人も好きだが、いつも岬さんを語る語り手。 つまり主人公にも毎回魅力がかなりある(*^-^*) しかし毎回毎回、音楽をよく文章で表現できるなぁ~と感心してしまう。 音が聞こえないのに、鳥肌が立つような表現。凄いなぁ~(*´▽`*)

    29
    投稿日: 2020.11.25
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    岬洋介の青春篇、てか青春しているわけではないのか?挫折や葛藤や友情って意味ではやはり青春だよね、その後編。 高校のあの夏を過ぎ、法曹界で生きる若き岬先生。 司法研修所が舞台なので、今回はピアノや音楽より裁判や六法全書が幅を利かせています。高遠寺教官がかっこいい。 絵本作家&画家夫婦の事件の結末、ちょっと無理があるんじゃ...と思ったけど、これ2006年の話だった。 シリーズ読んだのかなり前で、ドビュッシーは話の筋すごくよく覚えてるけど他はおぼろげだし岬先生チートイケメンの印象しかないのでもう一度読みたくなってる。

    7
    投稿日: 2020.11.23
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    「どこかでベートーヴェン」から数年後。 岬洋介が司法修習生だった頃の物語。 全体的に彼の、天才の苦悩が描かれていました。 望まない道へ自分を誤魔化して進む岬。 不幸にもそこでまた頂点に立ち、周囲の期待と羨望を嫉妬を受ける事に。 彼が本当にやりたいこと。全てを捨てても進みたい道。 ひとつの事件を経て道筋が明確になった彼は迷うことなく進んでいく。 そんな作品でした。 ここから「さよならドビュッシー」の時間軸へと繋がっていくのかな。

    11
    投稿日: 2020.11.11
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    しまった。『合唱』を先に読んでしまった。 このシリーズでベートーヴェンがタイトルになる作品が2つあるなんて。見逃してたよなぁ。だからこその「もう一度」なんだけどさ。 このシリーズらしい演奏の描写はさすがで、これがこのシリーズの本道かも。『合唱』はちょっと違ったもんね。

    3
    投稿日: 2020.10.08
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    岬洋介シリーズ。岬くんのピアニストではない面を描いたストーリー。本作単体では、少し期待はずれ感だけれど、岬洋介シリーズとしては、岬くんのひょうひょうとしながらも、内面にある陰鬱さや熱さの源泉みたいなものが垣間見れておもしろかった。

    3
    投稿日: 2020.10.04
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    岬洋介シリーズ。好きなミステリーシリーズのひとつやけど、今回はミステリーというより岬洋介個人についての物語。ミステリー部分はおまけかな。シリーズ通して重要人物でありながら謎の多かった岬洋介の知りたかった部分が明かされる。

    4
    投稿日: 2020.09.04
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    隠れ主人公の岬洋介は魅力的。他のキャラクターたちも好ましい。謎解きも面白い。 惜しむらくは、殺人動機かな。あと少し話を足して欲しかったかも

    5
    投稿日: 2020.08.30
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    岬洋介の検察庁の実務研修生時代の話。岬はあるきっかけで、断念したピアノを再び始めようとする。そしてその渦中、指導の検察官を差し置いて事件の真相を暴いてしまう。事件自体の複雑さはない。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ32番、21番の演奏描写が凄い。

    51
    投稿日: 2020.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ピアニストになる夢を諦め、検察官を目指し猛勉強の末、司法試験に合格した天生高春。 天生は司法修習所でトップ合格者と噂される岬洋介と同じグループに割り当てられる。 世間知らずで危なっかしい岬のフォローに回る天生は、岬の秘密を知ってしまう。 そんな折、二人は修習の一環でとある殺人事件の取り調べに立ち会うが・・・。  岬洋介の司法修習時代を描いたお話。 過去の岬シリーズ同様、謎解き部分はありきたりで物足りないです。 ですが、これもいつもと同様コンクールでの演奏描写が圧倒的で、一瞬で惹きこまれました。 (ミステリよりも音楽描写の比重をもっと増やしてほしいぐらい…) また、天生を中心とした、脇を固めるキャラクターたちとの岬のやりとりも楽しかったです。  ピアニストを諦めた凡人の天生と、天才的な岬の対比はまるでサリエリとアマデウスなのですが、あまりにも世知知らずで天然な岬のフォローに回るうちに嫉妬心が消えてしまう、天生の損な役回りは微笑ましいものがありました。 そして、進路に迷いを感じる岬に対しての高遠寺静教官の言葉にも深みがあり、考えさせられました。 「仕事の価値は自分以外の人間をどれだけ幸福にできるかで決まるのだ」。 自分はそれだけの仕事をしているかな・・・と思わず我が身を振り返りました。 さすが中山七里さん、心を刺してきますね笑。

    5
    投稿日: 2020.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりの岬洋介シリーズ。今回は司法修習生時代のお話。考えてみれば、読書の時にはもっぱらクラシックを聴くようになったのはこのシリーズがキッカケだった気がする。毎回演奏シーンはよくこれだけ文章にできるなぁと改めて感動しながら自分のプレイリストから該当曲を探しています。 中山七里先生は男性が男性に嫉妬する感情がすごくリアルだなといつも思います。 ただ、今回はちょっと中弛み。トリックもちょっと普通だし、最後が呆気なくてそこは残念。 時系列で岬洋介シリーズ読み返したくなりました。

    5
    投稿日: 2020.08.06
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    ミステリーというより、音楽小説でしたね。 シリーズものということを気付かず読んでしまった。 もちろんこの本だけでも十分楽しめます! ただミステリーと思って読み始めてしまったので、星三つで。私が読んだ解説には音楽要素が書かれていなかったもので。 でも前作から読まれていれば、きっと分かったのかも。ハハハ。

    6
    投稿日: 2020.07.19
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    最近、ビジネス本などが多かったので久しぶりにミステリーを。今年はベートーヴェン生誕250年だからというわけでもないけど、少しは頭の片隅にあった感じで選んだ本。ミステリーとしては、私でもあの部分を読んだ時に怪しいと思っちゃうので、それほど驚きはないけど(一部、驚きがない事もない)魅力的なところは、なんと言っても「才能」の話。高校の音楽科に岬洋介が転校してきて、みんなの前でピアノを弾いた時から、その圧倒的な才能にクラスメイトは唖然となります。小学校の運動会にオリンピック選手が1人いるようなもので、その才能にクラスメイトは自らの才能のなさを突き付けられたわけです。それが不穏な空気となり、ミステリーに味を添えているのかもしれません。それにしても音楽描写がすごいなあ。作家が音楽の素人とは思えないほど。

    5
    投稿日: 2020.07.11
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    読んだ本リスト登録しつつも、急いで、この本に出てきたら曲を聞かなきゃ! とこのシリーズを読むたびに思う。 そしてシリーズ読むたびに、前作どんなんだっけって思う。 岬先生が先生になる前のお話。 素敵である。 ピアノ素敵に弾けたらなぁー。 そのための練習全然してないけど。 中山先生はドビュッシー、ショパン、ベートーヴェンと、私の好きな方々のを沢山書いてくれて嬉しい。 ラフマニノフも、小説読んでからCD買ったはず。 そろそろシューベルトさんかしら

    4
    投稿日: 2020.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作読んでから、追いかけ忘れて、読んだのだけれど、やっぱり好きだ岬先生!! 人は天才や綺麗なものに感動し焦がれ憧れる。 そして、それが近すぎると羨み、そして妬み、傷つける。 天生さんは、司法修習生としてもピアニストとしても、完膚なきまでに岬洋介に負ける。 羨み、悔しがり、卑屈になっても、それでも、岬さんから離れなかった。 離れられなかった、というのが正しいのかもしれない。 それは、岬洋介という人間に取り憑かれたからかもしれない。 音楽は人を狂わす魔力や神秘があるという。 今も昔も、岬洋介というキャラクターの魔法にかかってしまっている気がしている。 最新刊読むのソワソワする〜〜!

    4
    投稿日: 2020.06.24
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    図書館で借りた本。 岬洋介の司法修習生時代の話。 優秀な人ばかりを集めた中で、さらに優秀すぎる岬洋介。本当にいたら神々しすぎて目が開けられないかもなぁ。 今回も、楽しく読み終わりました。

    5
    投稿日: 2020.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    単行本で読了していたのだけれど、文庫で再読。そう、ワタシの本棚には『もういちどベートーヴェン』は2冊有るのだ(笑) 『合唱』を読み終えての、再読。-その瞬間、天生は彼が違う世界の住人になったのを感じ取っていた。-岬洋介が音楽のミューズと優しく静かに熱く手と手を握りあった。心を決め己の道を行く岬洋介がカッコいいのだ!そして今回の事件も真摯に老獪に。解決して去ってくのが、また、くぅ。カッコいいのだ。ここから『合唱』に繋がっていくのだと思うとうれしくてニヤニヤが止まらない。

    6
    投稿日: 2020.06.19
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    星は4プラス。岬洋介シリーズの中では、さよならドピュッシー、いつまでもショパンと並ぶ面白さ。おやすみラフマニノフやいつまでもショパンは演奏シーンが多くて多少食傷気味であったが、本編は、岬洋介の司法研修所生活と人間関係がメインに描かれて、エンディングで盛り上がるコンテストシーンまで一気に読んでしまった。三省堂本店でサイン本を購入できたのも喜び。

    4
    投稿日: 2020.06.15
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    シリーズだとは全然知らずに本屋さんで平積みになっていたので、読みました。 たしか以前に「さよならドピュッシー」は読んだと思うけれど、内容は覚えていない。 それでも、この本だけでも面白く読めました。 司法修習生の生活と事件、さらにピアノコンクール。 読み応えはしっかりあります。 最後の10ページになっても事件のことがあまり見えてこない。 このままでいいのかと心配しながらラストまで読むと、なんとほんの短い文章で、すべてが解決してしまうとは。 この本はとても印象的だったので、シリーズの他の本も読みたいと思いました。

    47
    投稿日: 2020.06.09
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    ミステリィとしても,音楽の物語としても,どんでん返しするこのエンタータインメントよ.クライマックスの演奏曲が“Waldstein”というのも,作曲された背景を考えるとメタファーが効く.何重もの綺麗な層で作られたミルフィーユを爽やかに味わえる一冊.

    5
    投稿日: 2020.06.03
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    岬シリーズ。 司法修習生時代を描いた今作。学生時代を描いた「どこかでベートーヴェン」と同じ作品の文庫化と思って、スルーしていたが、先に「合唱」を読んでしまい、この作品を読んでいないことに気づいた。 司法試験を優秀な成績で合格し、将来を有望視されていた岬がピアニストになるまでを描いているので、謎解きは控えめ。どんでん返しもあると言えばあるけれど、岬の行動に意識を奪われ、いつもの驚きはそれほどない。 多分、この作品を読んで、「合唱」を読むといろいろ繋がるのだろうが、逆に「合唱」を読んで、謎になっていた部分がこの作品で明らかになるので、それはそれで楽しかった。 この後、もう一度「合唱」を読むと、また違う楽しさが見つかるかもしれない。 中山七里のシリーズはたくさんあるけれど、やっぱりどれも面白い。この先、続編ラッシュが続くので、とても楽しみ。

    12
    投稿日: 2020.05.30
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    岬洋介が司法修習生! 既刊行の『さよならドビュッシー』や『おやすみラフマニノフ』などで、岬が司法界には進まないのはわかっているが、司法研修所ではどのような活躍をするのか。 この研修所内部を、著者は、取材せず想像力だけで描いたというのだから、驚き。 今作の岬洋介は、ピアニストになることを断念して司法試験に合格した研修生天生の目を通して語られるゆえ、「まるで検察官になるために生まれてきたような男で、言うことは常に正しく、人当たりがよくて嫌みがない」と彼に言わしめ、その天才ぶりはより一層際立つ。 そんな岬であるが、進路に惑っており、彼に助言する研修所の教官として、あの高遠寺静が登場する。 「司法というのはすでに正義の味方であるテミスを代行しています。崇高な仕事だと思います。それでも僕は、違うような気がしているんです」と、打ち明ける岬に対し 「仕事の価値は自分以外の人間をどれだけ幸福にできるかで決まるのだ」と。 そして、天生の思わぬ行動が、岬を再びピアノに向かわせ、ピアノコンクールに出場することになる。 このシリーズにしては、演奏場面は少なかったが、今回もYou Tubeでその曲目を聴きながら~。 ラストで予言されているという『合唱 岬洋介の帰還』も読まずばなるまい。

    10
    投稿日: 2020.05.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今作もとても引き込まれた。 法曹界においても音楽の世界においても才能の塊といった岬洋介が、周りを巻き込んで次々と物事を切り開いていく様がとても爽快でもあり羨ましくあり。 そのまま検事になってしまうのかと思いきや音楽の道に戻ってくるようでとても嬉しかった。今回も、事件は意外な結末で予想できなかった。 期せずして司法修習制度についても知ることができた。 今回はベートーヴェンのピアノソナタ32番と21番を流しながら読んだ。シリーズ全体に言えることだが、実際に音楽をかけなくても言葉の端々から音が迫ってくるような文章で、中山七里さんは音楽に相当精通されていらっしゃる方なのではと思った。 これをきっかけに中山七里さんについて初めて調べてみたところ「現在58歳の男性でデビューしてまだ10周年、音楽に関して素人であり、楽器も何も演奏できない」ということを知り驚いた。色々イメージと違っていたので。 「御子柴礼司シリーズ」は一冊も読んだことがないので、是非読んでみようと思う。

    6
    投稿日: 2020.05.26
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    岬洋介が揺れている。 司法試験トップで合格しても心の中で音楽の夢が捨て切れていない。同じ研修を受けていた天生と一緒にある事件を追跡していくがその前に岬のコンクール参加に衝撃を受けた天生。天は2物を与えたとはこのことかと思う。衝撃。 また岬が司法官を捨てるきっかけとなった事が今回の結末。 まあ殺人事件の犯人が最後にわかるところは今回はどちらかというとおまけかも。

    5
    投稿日: 2020.05.25
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    あの天才ピアニスト・岬洋介の司法修習生時代を描く最新作。 司法試験をトップで通過した岬洋介。 まわりの修習生はもちろん、教官の検察官達も、十年に一度の逸材との噂で持ちきり。 同じグループの天生高春は、クラシック嫌いの岬が、実は超一流の腕を持つピアニストではないかとの疑惑を持つ。 そんな彼が、なぜ、司法の道を目指したのか? そんな時、2人は、修習の一環で、絵本作家が殺害された事件を担当する。誰もが彼の妻(絵本画家)を容疑者とみなす中、岬だけはその無実を信じる。 果たして、本当の真犯人とは? 途中で、高遠寺静判事が指導教官として、登場するのは、嬉しいですね。 クライマックスで、コンクールの1位受賞と、誰もが想像出来ない驚きの真犯人の解明が重なるところは、さすが中山七里氏ですね。盛り上がります。 しかも、何気ないあれが、伏線だったとは... そう言うことか(なるほど)、納得です。

    15
    投稿日: 2020.05.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった。 岬さんは法曹界を志すも良い意味で変わらない気質という感じで、これからどうなっていくのかな?と思いながら読み進めました。ラストが驚きで、終盤にかけてどんどん盛り上がっていき、おもしろかったです。 シリーズを通して読んでいると、岬さんがどうゆう人か分かってくるので、岬さんの周りの人々が岬さんに対する反応を読んでいると、そうゆう人なんだよね~と思わず言いたくなってきます。読者である私が岬のことを知ってるという高揚感を覚えました(笑) ラスト、再発しないかなって不安、ドキドキしながら読み終わりました。 高遠寺教官はこの結果となっても、弁護してくれるでしょうか。気になりました。 赤いウサギ。この決断ができるのは羨ましい。

    5
    投稿日: 2020.05.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々の岬洋介。以前読んだ内容はほとんど忘れてしまい、ああそうだった、と少しずつ思い出しながら読みました。今までの作品の中で、一番良かった気が・・・ ベートーベンについて、作品について沢山のことを知りました。そして演奏中の解説。読んでいるのに会場にいて演奏を聴いているような、そういう思いにもなりました。改めて以前読んだ作品を読み返してみよう、久々にベートーベンを聴いてみようと思いました。

    5
    投稿日: 2020.05.21
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    岬洋介が繰り出すピアノの旋律を“終わって欲しくない”と願う観客たち。“この物語が終わって欲しくない”と願いながら読んでいる読者の私。 このシリーズで1番好きな作品かも。最高。 ベートヴェンを聴きながら読めたのも幸せ。YouTube、ありがとう。

    5
    投稿日: 2020.05.19
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    おお、新作が文庫に〜と購入。 今回は岬さんの研修時代のお話。そういえば前作は高校時代の話だったか…?読んだのがだいぶ前なのでうろ覚え。 圧倒的な演奏の描写になんだかこちらも息を呑む感じ。自分はクラシックは門外漢で、全然わからないのですがベートーヴェンを聞いてみたいな、なんておもいました。たぶんCDや映像で聴くのと生演奏を聴くのは雲泥の差があるんだろうなぁ〜 今回はミステリーとしてはちょっと唐突な幕切れのような。ティッシュってそういう意味があるんだ?へぇ〜って感じだし。メインは岬さんの決断だとは思うんだけど。

    5
    投稿日: 2020.05.16
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    仕事の価値は自分以外の人間をどれだけ幸福にできるかで決まるのだと。コロナ禍に喘ぐ今の社会を見て改めて考えさせられる。音楽には力がある

    5
    投稿日: 2020.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々の岬シリーズ。 戦争まで止めてしまうピアニストの始まりの物語でした。 吹っ切れ方がすごい。 面白かったです。 まだまだ岬シリーズ読みたいなあ。

    5
    投稿日: 2020.05.02