
総合評価
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powered by ブクログ5億年前の動物に対して「解体新書」はあり得ないかと。ティラノサウルス解体新書ってのもあったが、ちょっと古生物界で「解体新書」を安売りしすぎでは。系統も祖先種も生態も謎だらけ、節足動物かどうかもハッキリしてないのに… 大型の濾過食者がいるなど、かなりの多様性を持つことはよく分かった。シルル紀を飛ばしてペルム紀にもアノマロカリスの仲間が見つかっていたとは知らなかった。 しかし、ラディオドンタ類が節足動物の祖先種になるかもしれないってどういうこと?すでに三葉虫を始め節足動物はたくさん存在してたのでは…逆にいろいろ混乱してしまった。 種類についてはもっと大まかでよいので、系統を主軸に説明してほしかった
5投稿日: 2024.11.30
powered by ブクログアノマロカリスを理解することがこんなに大変だったことが初めてわかった。初めはアノマロカリスの触手が頭部のないエビの仲間、口器がクラゲの仲間、みたいにバラバラで理解されていたことが面白いなと思った。 アノマロカリスと普段呼ぶものはアロマロカリス・カナデンシスで、他にもアノマロカリスの仲間はたくさんいるし、アノマロカリスという名前がついていても進化の研究が進むにつれてカナデンシスとは縁が遠いことがわかったという経緯などを知るのが面白かった。
1投稿日: 2023.06.15
powered by ブクログ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB2979967X
0投稿日: 2021.12.28
powered by ブクログアノマロカリスのこといっぱい書いてあって面白かった。関連書籍やグッズや博物館なども知れたのが良かった。
0投稿日: 2021.11.16
powered by ブクログカンブリア紀の代表的な生物アノマロカリスの最新情報を解説した本。 アノマロカリスは90年代の本やテレビ番組で人気になった生物だが、この20年間で研究が進み、その姿が少しづつ変わってきた。前半はこれまでの発掘経緯、アノマロカリスの全体像が判明するまでのストーリーが中心で、後半は90年代以降の研究成果の紹介、類縁種の発見等によりこの種の分類が焦点になっている。現時点の最新研究の成果だが、確定したものではなく今後の研究で変更される可能性もあるという。 自分も90年代に、グールドの本を読んでこの生物の存在を知った。カンブリア紀の古生物の面白さを教えてくれて、化石集めに熱中した時期があった。その後、暫く古生物の話題から離れているうちに、当時とは違う説が出てきたり、色々変化があったらしい。 この本では多くの生物が紹介されているけれど、名前が全く覚えられない。 生物の進化研究の本を読んで、自分の退化を感じた。
1投稿日: 2020.10.31
powered by ブクログメディアのカウンターにいるエビのような?イカのような??生きもの、わかりますか?あれが 5億年くらい前のカンブリア紀に王者として君臨した、水中にいた生きものアノマロカリスです。アノマロカリスがどのように発見されて、その姿や生態が解明されていったのか、めちゃくちゃくわしく書かれているアノマロ入門書をおすすめします。古代生物の仲間たちも紹介されています
0投稿日: 2020.10.13カンブリア期最強生物
強い海老(甲殻類)みたいな生物かと思ってたアノマロカリス。少なくとも節足動物みたいに節があるとばかり思い込んでたが、ちょっと違ったよ。節足動物に至る途中の生物みたい。アノマロカリスの近縁種で1M越えの仲間は少なく、殆どの種は数10cm。ちょっとイメージ違ったけど楽しく読めたよ。専門的な言葉や解説があったけど、すらすら読めて内容が頭に入ってきた。恐竜よりもずっと以前の古生物、興味有るなら是非だよ。
0投稿日: 2020.05.02
powered by ブクロググールドの「ワンダフル・ライフ」からダイレクトに影響されて(浪人時代に京都に来たときに講演聞きに行ったくらいだ)、Nスペの「生命」もリアルタイムで興奮気味に視聴した身としては、本屋で見かけて即買いの一冊。 のっけから筆者のアノマロカリス愛が感じられて大変よろしい。 なるべく執筆時点の最新の研究動向を反映しようと努力しているのが伝わってきてそこも良かった。 カバーに使われているいわゆるアノマロカリスだけでなく、ラディオドンタ類を中心とした近縁種について横断的に扱われていて知識のアップデートができた。よい本。
0投稿日: 2020.03.15
