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どこかでベートーヴェン
どこかでベートーヴェン
中山七里/宝島社
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総合評価

147件)
3.8
22
66
42
4
1
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    あまり人が死なず、エグ味も少なく、岬洋介の人となりをベースに、とても読みやすかった。 その分あっさりしていて腹八分な感じ。

    0
    投稿日: 2025.12.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    岬洋介のエピソード0的なお話で面白かった。先に『合唱』、『もういちどベートーヴェン』を読んでからこれを読んだため、ここがこう繋がるのかと考えながら読めて良かった。将来への不安、突発性難聴との付き合い方など完璧に見える岬洋介にも大きな試練を乗り越えてきていたというのもわかる作品だった。

    0
    投稿日: 2025.11.22
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    岬洋介の前日譚。 まるで古畑任三郎における古畑中学生のようなお話。 それでいて、本編に繋がり、また別のエピソード(スピンオフ)にも繋がる。 時は2000年、東海豪雨、あったなあと思い出しながら楽しく読了。

    0
    投稿日: 2025.11.19
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    岬洋介シリーズ第4弾は、岬の高校時代を描いた物語。このシリーズは常にそうですが、殺人事件の要素はおまけのような感じで、主な主題は音楽に生きる若者たちの葛藤になっていました。 才能に恵まれた岬に対する周囲の嫉妬や劣等感が生々しく、音楽学校という閉ざされた環境がその心理をより濃く映し出していました。「努力」と「才能」、「個性」と「錯覚」というテーマが繊細に絡み合い、登場人物それぞれの苦しみが丁寧に描かれています。岬のまっすぐな信念や、他者の理解を求めすぎない姿勢にも静かな力強さを感じました。派手さはないものの、シリーズの中でも最も内省的で、人間の弱さと希望の両方を感じさせる一作だと思います。

    0
    投稿日: 2025.10.28
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    登場人物の潜在心理に迫る描写はとても興味深く読める。ピアノを奏でる描写も、よく知る名曲だけにぐいぐい引き込まれる。ミステリーの謎解きは比較的シンプル。

    0
    投稿日: 2025.10.27
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    岬洋介のエピソード・ゼロとなる高校生時代の最初の事件。 本作では岬洋介の持って生まれたピアニストとしての才能を遺憾なく発揮し、また検察官としての資質も垣間見せる。その後の人生を左右する突発性難聴が発症し、父親の岬恭介検事との確執も詳しく描かれているため岬洋介シリーズの中でも最重要な作品の一つではないだろうか。 ただし、本作は同級生たちの純粋なというよりも本能的なと言うべき、才能を持つ者への嫉妬と悪意、更には凡人である自己のアイデンティティを守るための醜い言動が読んでいて非常に不快に感じる。凡人である私自身も高校生の頃はこうだったんだろうなと顧みるとなお一層自己嫌悪で不快になる。(とは言え自分の周囲には岬洋介レベルの天才がいなかったのは幸いだが)。 ミステリ要素は他のシリーズに比べてそれほどでもないが、音楽描写の素晴らしさのせいか中山七里の作品中でも最も多くの作品が刊行されているシリーズであり、今後も継続してほしいと思う。

    28
    投稿日: 2025.10.20
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    才能への嫉妬や人気者の失墜を喜ぶ人の姿が印象的だった。 平凡な自分を正当化するために、頑張ってる人を笑って、下げて、自分の心を保とうとする心理は理解できる。 そんな部分を誰しも持ってるのだとは思う。 けど、そんな自分に負けず、尊重し合っていけるような人になりたいと強く思った作品でした。

    0
    投稿日: 2025.10.18
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    中山七里さんの岬洋介シリーズ。 前作の最後を受けての始まりで、思わず気分が高まったら、記憶を辿って高校時代だった。 これまでの作品で触れられてきた断片が明らかになり、物語の世界が広がること間違いなし。 しかし、なかなか登場人物に対して厳しい世界なのではある。

    9
    投稿日: 2025.09.14
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    この作品も良かった!!事件が起きると、まさか犯人は、、??と気づいたら予想しながら読んでいます。中山作品にどハマり中。今回は予想は外れてしまいましたが、、加茂北高校がこれからどうなるかも気になるところ。登場人物たちが今後の作品に出てくるのかなあー??

    0
    投稿日: 2025.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回も前回同様聴ける曲は聴きながら読んだ。 そして今回は岬先生の高校時代の話で岬洋介シリーズ0みたいで楽しく読めた。 鷹村くんとのやり取りは岬先生の初めての理解者が出来たみたいで嬉しかった。あんなにも理解して守ってくれる人がいるなんて素敵。それなのにあの別れ方は辛すぎる。せめて学校を出ていくことくらいは伝えて欲しかったけど伝えないのが岬洋介なんだよな。 そしてびっくりしたのが岬はこの時から突発性難聴を発症していたと言うこと。そして諦めたはずのピアノの世界にまたいること、次作はピアノとどう向き合うのか気になる。 ・「楽聖と比べるのはおこがましいけど、彼と同じ立場になって改めて思い知らされる。聴力を失って、尚も音楽の世界に踏みとどまった彼は紛れもない超人だよ。彼を羅針盤にしたいなんて言ったけど、僕にはそんな資格すらない。片方の耳が数分使い物にならなくなる程度で、もう逃げ道を探そうとしている」 ・「君を裏切った。それでも俺を赦してくれるのか」「赦さなきゃならないことなんて、ない」「じゃあ、責めるつもりもないのに俺を呼び出した理由って何なんだよ」「演奏を聴いて欲しくて」「そんなもの、いつだって聴いてやるよ」「これが最後の、演奏になると思う」 ・「これでもう、悔いはない」  そう言って僕の肩に手を置くと、静かに音楽室を出ていった。それ以来、岬は僕たちの前から姿を消してしまった。あの日が彼の最終登校日だったのだ。 ・それを見た瞬間、僕は彼が甦ったことを遅まきながら知ったのだ。懐かしさと歓喜が同時に訪れ、僕はしばらくテレビの前で目頭を熱くしていた。

    2
    投稿日: 2025.08.29
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    Kindle Unlimitedで読む 岬洋介シリーズの4作目 著者の引き出しの多さにびっくり 高校生を主人公にしても、心理描写を含めて説得力の高い作品になってる ミステリー小説だけど、謎解き要素は少ない 岬洋介のキャラクターを楽しむ作品 でも、キャクターに一貫性がないような気もする。。。人間関係の機微に疎いの?聡いの?

    0
    投稿日: 2025.08.28
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    「ヴィーヴォ カンタビーレ 〜 生き生きと歌うように 〜」 空気は読めないけど。 実力社会だと既に気付いているからこそ、自分たちには到底届かないものを聴かされて避けてしまうのだろう。 「クレッシェンド アジタート 〜 次第に激しくなって 〜」 事情を把握し勇敢に。 何が起きたのか即座に理解したからこそ出来る捜査ではあるが、その後の行動はあまりにも命がけ過ぎるだろ。 「アンゴシア ズラルガンド 〜 不安が徐々に広がる 〜」 一人しかあり得ない。 これだけ身内から最悪な対応をされていたら、周囲とのことを考える以前に自分のことで手一杯になるだろう。 「モルト アマレーヴォレ 〜 きわめて苦しげに 〜」 与えられた試練とは。 レベルは違うとはいえ同じ音楽をやっている仲間として、今回の出来事を悲痛に捉えられないのは未熟だよな。 「スピリトーソ ラメンタンド 〜 心をこめて悲しげに 〜」 ずっと知っていた事。 その場で一言でも言及していたら全てが変わっていただろうが、それが出来なかった護れないだったのかもな。 「コンチェルト 〜 協奏曲 〜」 持ち帰った資料とは。 不用意に置いてあったら気になって手を伸ばすとはいえ、全部読み終えたうえでヒントをもらってしまうとは。

    0
    投稿日: 2025.08.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    岬先生の昔の話。耳の問題だったり、卓越した事件解決能力の原点を知ることができる。今までの作品の中では1番納得感があって面白かった。才能についての描写がとても多く、自分の生き方を考えさせられる部分もある。

    1
    投稿日: 2025.06.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    岬氏高校生時代のお話。 持つ者と持たざる者には大きな隔たりがある それを理解できずして 芸術の道を選ぶのは避けるべきだ 岬くんがとんでもなく素敵なのは 他の作品でも出てきてたんだけど 今作ではそれ故に嫌われ妬まれ疎まれる その上耳が…という 全体を通してピアノソナタ月光のような 重々しい暗さがたちこめている 天才には天才の 凡人には凡人の苦悩がある 岬少年に鷹村少年がいて本当に良かった …で 彼が後の??え?? ていうのが今作一番のポイントでした(笑) 【追記】 大好きな合唱曲が登場して うれしかった! 名曲!

    0
    投稿日: 2025.06.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    岬洋介の過去が詰め込まれた話。 中山先生による音楽ミステリーの続編。 岬がどれだけの才能を持ったバケモノなのか、他の音楽科のクラスメイトと対比させる形で描かれる。 天才と凡人の間の越えられない壁があることに気づかなければならないなんて残酷だなあ。 自分はきちんと適所で勇気を持って決断できてるのかな。 選択すること、諦めることには勇気がいるというフレーズに共感した。決断する勇気の前に、それらと向かい合おうとすることもしんどい事だから、人生選択に幅があるうちに、勇気を出すべきタイミングがあるんだろうなあと思った。 左手でペン回しとわざわざ書いてあったので、犯人はあっさりと分かった。 ミステリーというよりかは岬の過去編をまとめたものというイメージで読んだ方が良いと思う。

    0
    投稿日: 2025.05.08
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    岬洋介の高校時代。 舞台が私の母の実家に近いので親近感。 事件よりも、高校生世代の複雑な感情や、努力と才能などの先生の言葉などが心に残る作品でした。 「全ての人間に自分を理解してもらおうなんて無理だよ」 「全員じゃなくたっていい。誰か一人でも自分を分かってくれて、感情を共有できる。それで充分じゃないか」 プロローグとエピローグは前作とつながっているので、合わせて読むことをおすすめします。 将来や友達関係に悩んでいる高校生には、この作品だけでもおすすめ。

    2
    投稿日: 2025.04.26
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    ★4.0くらい こういう作品が大好きだったから嬉しい。御手洗もそうだけど、一作目で既に活躍している探偵(役)の過去のお話が読めるとワクワクするし作品に深みが出るので個人的にすごく好きです。 岬のことがより好きになるお話でした。ミステリーとしては粗い気もしたけど良かったと思う。お話の終わり方も良い。

    0
    投稿日: 2025.02.23
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    音楽ミステリーシリーズの主人公である天才ピアニスト岬洋介が高校生時代までさかのぼる。 その音楽シーンの描写やミステリー性が本シリーズの読みどころだけど、いずれももう一歩でした。 次作を期待します!

    0
    投稿日: 2025.02.15
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    岬洋介さんシリーズ。 今回は高校生時代の話。 殺人事件が起きてすぐ犯人あの人か!と分かりましたが、それでもとても面白かったです。 岬洋介さんの過去が分かり、とてもとても辛くなり、涙しました。 音楽の描写の所は相変わらず難しいので読み飛ばしましたが、かなりお勧めの本です。

    24
    投稿日: 2024.12.27
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    シリーズ物なので買った一冊。 やはり音楽と殺人事件の話。 このシリーズの中心人物「岬洋介」の高校生時代の話。 この本で岬洋介の過去が知る事ができた。 やっぱり優等生だった。 音楽の部分はやはり知識がないのでわからない、共感できないだが、YouTubeで検索して音楽聞きながら読めば少しはなんとなくわかる様な気がする。 今回の事件の真相はちょっと無理があるんじゃないかとも思ったが、音楽の部分が若干少ない分読みやすい内容だった。 なんかこのシリーズに慣れてきた。 次の本の内容も気になる。 ほんの少しクラッシックに興味が湧いてきた小説でした。

    11
    投稿日: 2024.12.13
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    才能の残酷さと、才能という言葉で片づける残酷さ。今の自分にこの作品のテーマを投影してみる。自分は今、ビジネスという比較的努力の余地が大きな舞台にたち、打席に立つために必要な一定の才能は持つ状態にある。ここでいかに頑張れるか。それすらも才能なのかもしれないが。

    1
    投稿日: 2024.11.10
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    たまたま入った図書館で目について読んでみた本だったけど、ハマっちゃった。シリーズものの途中とは知らずに読んだけど、特に違和感なく読めた。音楽描写が巧みで頭に曲が流れてくる。文章は読みやすく、サラサラ読める。残りのシリーズも読んでみたい。

    2
    投稿日: 2024.10.14
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    岬洋介の過去~高校生編~ 高校生にしては達観しすぎでは?と思いましたが、父親とのシーンはちゃんと高校生でした。 動機は分かりませんでしたが、犯人は予想通りでした。

    1
    投稿日: 2024.09.21
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    中山七里先生、今回も期待を裏切らず、楽しませていただきました! 岬シリーズと御子柴シリーズが繋がっていたとは? 岬洋介の父親が、あの御子柴弁護士と対決した検察官とは?合点がいきました‼️ 自分の夢を叶える為に努力をするのも大切だけれど、夢を諦める事もとっても勇気がいることを改めて考えさせられた!

    2
    投稿日: 2024.07.17
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    シリーズものなのは分かってたけど1作目じゃなかった。間違った。豪雨の情景が臨場感溢れてて良かった。豪雨でもレスキュー隊は来てくれるのですね。 出版が古いわけでもないのに、所々表現が昭和っぽくて引っかかるところがありました。ノンケとか、女子生徒は〇〇くん、と読んでるのに男子生徒は呼び捨てだったりとか。あと他にも携帯とか気になるけど、全体的に面白かったのでまぁいいか。

    2
    投稿日: 2024.06.25
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    さよならドビュッシーのシリーズとは知らず、この作品から読んでしまった(т-т) シリーズ途中からでも楽しめました。岬洋介の高校生の頃の話です。とても読みやすいので一気読み。

    7
    投稿日: 2024.06.18
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    どう足掻いても適わない人間と対峙した時、自分という人間と向き合う機会を与えられる。そこで相手を否定するか、自身の才能に見切りをつけ身の丈に合った選択をするか、その才能に足掻いてみるかにその人の生き方そのものが出ると感じている。 特に音楽など、才能と努力どちらも必要とされる世界ではよりこの問題と対峙する機会が多いのだろう。その中での苦悩や葛藤がリアルに描かれていたため読んでいて興味深いものがあった。

    5
    投稿日: 2024.06.15
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    このシリーズを読むとクラシックに興味が湧く。 とにかく演奏シーンの熱量が凄まじく、実際どんな曲なのか聴いてみたくなる。 曲を知ることによって、より小説の世界に浸れるような気がする。 ああホント影響受け過ぎだな。 ストーリー自体はなかなか残酷。 どれだけ努力しようと天才には追いつけない。 これを10代に突きつけるとは手厳しい。 確かにミステリーしてるけど、今回は青春小説に近い気がした。

    1
    投稿日: 2024.05.12
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    中山七里さんのいろいろな作品に登場する、岬洋介の高校時代。 検事の父の転勤に伴い、音楽科とすごいピアノのある高校に転校し、天才的なピアノの才能と美貌で一躍話題をかっさらう岬。クラスメイトなどと軋轢もありつつ、理解者というか保護者的な友達もできて、それなりの学校生活を送る。この保護者的友達の鷹村の視点で語られる作品になっている。 夏の嵐の日、学校が土砂崩れに巻き込まれそうになり、鷹村と岬は助けを呼ぶために校舎を出て、岬は川の上にかろうじて渡された電柱を渡り、鷹村はクラスメイトに避難を促すために戻る。 そして岬が民家から助けを呼び、学校にレスキューが着く。しかしそのとき、岬と軋轢のあった少年が他殺体で見つかり、岬は容疑者になった。 ピアノに賭ける岬の思い、音楽科に居る少年たちの思い、天才と凡人の軋轢とそれぞれの苦悩、青春の挫折、そして殺人事件のミステリー。 大変盛りだくさんで面白かった。 青春もほろ苦い。

    24
    投稿日: 2024.03.22
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    「ベートーヴェン」から想像がつくとおり、岬さんの過去の事件のお話。音楽家の高校に岬さんが転入してきたところから始まる嫉妬、憎悪、そして事件。先生が生徒達にかける言葉は厳しい芸術の世界で生きて来た人だからこそで高校生の立場から考えてみると重く、苦しい。“各々が秘めている才能を探す期間が学生”という言葉にはハッとした。

    5
    投稿日: 2024.03.19
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    岬洋介を蔑む言葉が辛く感じるけど、純粋でまっすぐな彼の姿がとってもかっこいい。 前作との繋がりも感慨深い!

    3
    投稿日: 2024.03.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々の岬洋介シリーズ。相変わらず演奏の描写が細かいのでYouTubeでその曲を流しながら情景を思い浮かべて読ませてもらった。 今回は一人称が男子高校生だからかなんだかライトな作風だなあと思った。ノンケとかBLとか。 序盤は棚橋先生が怪しいと思わせてからの…でちゃんとミステリーだったり、棚橋先生や主人公鷹村亮の啖呵がやっぱり中山節炸裂だった。中山七里さんは有象無象のいやーな描写がうまい笑 でもみんな自分が微笑んで欲しい神様に選ばれたいよなあ…微笑んでくれる神様はなにかある!じゃあ高校生は救われない気がするよ…

    4
    投稿日: 2024.03.07
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    岬洋介の高校時代の物語。 17歳の岬洋介の苦悩が描かれる。 やはりその才能はクラスメイトの羨望と妬みを集めてしまうのですね…。 タイトルの意味がそういうことだったのか! 二人が再会したらどんな話をするのかなぁ。

    8
    投稿日: 2024.03.06
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    岬洋介の高校生時代のお話。 岬洋介の耳の病気の真相が分かるお話でした。 彼がピアノを諦めるとき、悔しくてたまりませんでした。 辛くて悲しいお話なのだけど、爽快な読後感でした。 読んでみればきっと分かると思います。

    16
    投稿日: 2023.09.30
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    岬洋介高校生の時の話。 モデルの高校が分かるだけに、音楽科の子達の心情もよく伝わった。残酷だけどこれが現実。思い知らされた方がいいのか、知らずに大人になる方がいいのか…

    1
    投稿日: 2023.09.24
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    CL 2023.6.30-2023.7.2 岬洋介高校2年。 ここから10年後のショパンコンクールでのノクターンに繋がっていくと思うと胸が締め付けられる。 ラスト一行にニヤリ。

    0
    投稿日: 2023.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さよならドビュッシーは10年くらい前に読んだ。それ以降、しばらく氏の作品を読んではいなかった。なので、主人公の岬のイメージはあるようでないような感じ。 トリックというか、殺人の容疑がかけられる理由となった現場の状況がどのように出来上がったのかについては、なんとなく前時代的な結果論で、なんだかなぁと思わなくはないのだけど、岬が理屈で1つずつ潰していく様は、最近のクローズドサークル的な印象。昔の館モノ的なペダンティックは感じはないという意味で。 それにしても鷹村って、そういうことなの?的なオチがあるけども、この前触れなく現れた作中作的な見せ方は、なんか合わせ鏡みたいで落ち着かない…。虚構と真実をごちゃまぜにしてるのは他にもあるけど、不意打ちすぎて目線が泳いだ。まだまだ修行が足りない。

    0
    投稿日: 2023.06.06
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    文庫読了。単行本では既読ですが文庫書き下ろしの短編があるのでそれも楽しみに読みました。 このシリーズのエピソードゼロにあたる作品であり、岬洋介という人間が一番辛い時代の話。 岬洋介が岬洋介たる所以を知ることができる一冊でシリーズ内でも特に好きな一冊。

    2
    投稿日: 2023.04.05
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    「岬洋介シリーズ」4作目、「どこかでベートーヴェン」です。 3作目「いつまでもショパン」のエンディングから繋がってます。 ショパンコンクールでの岬洋介の演奏が世界的なニュースとなり、それを聞いた高校時代の親友の回想で物語が始まります。 岬洋介が半年間在籍した、高校の音楽科での話です。 クラスメートの発言が、読者のイライラを誘発させ、「そうじゃねぇだろ!」と叫びそうになりますが、こう言う描写は中山七里の得意技です。 この巻の主役はもちろん、岬洋介自身なのですが、音楽科の先生の言葉がすっかり大人になりすぎた(年齢的にも)私にも刺さりまくる。フレーズを書き残しました。 この巻も良かったです。

    0
    投稿日: 2023.03.20
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    岬検事のショートストーリーが良かった 本文よりもショートがイキだったかな。本文が悪いって意味ではなく、早めに筋書きが読めてしまってたから。ヒント多過ぎかな? ほぼシリーズは読了に近くなってきた。クラシックシリーズ、楽しいな。

    1
    投稿日: 2023.03.19
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    謎解きよりも、心情寄り。 それにしても、このクラスの生徒たちの幼稚さったらない! たびたび腹立たしい。 正しい努力というのはなるほどなぁ、と思った。 「見当違いの努力は努力じゃない。 ただの徒労だし、頑張っているという言い訳にしかならない。」 うん。 ちゃんと考えて努力したい、と思った。

    1
    投稿日: 2023.03.03
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    いつも思うけど、岬の側にいる、つまり彼の人間性に惹かれ、理解しようと努める人、毎度主人公となる人物も、岬には劣るがなかなかの切れ者だな。今回も高校生でありながら、思春期のモヤっとした感情をうまく言語化できていて、賢い子だなと思ってしまった。私もこういうように青春期の多感な時に、感情や思っていること、己の劣等感、社会の冷酷な現実について、目を向けて、冷静に見つめられたら、もう少し楽に生きられたのかな、と思った。 最後のオチは、あーずるいよーって感じ。そう来たかー!この手法、真似したい、と心で色々叫んでしまった。っていうか、読みながら確実に声が出ていた。七里さんの世界観、技法に完全に惹かれている。そもそも、私の頭の中は、これを読んでいる最中、岬でいっぱいだから、中山七里さんの思考が好きでたまらないのかもしれない。 怠惰で知恵も才能もないくせに、自分が選ばれた人間でないことに憤る 努力を放棄する奴、根拠のない自信を後生大事に抱いている奴に、神様は微笑まない まずは実績なり能力を認められた後に品性 神様が微笑むのはほんの一握り 正しい血と汗を流す場所を見つける

    1
    投稿日: 2023.01.13
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    岬の高校時代のお話がメインでした。突出した才能を目の当たりにすると、凡人は耐えられないものですね。岬がもう一度ピアノに向き合うまでにどのようなドラマがあったのか、続編が楽しみです!

    2
    投稿日: 2022.11.22
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    岬洋介シリーズ第4弾! ここから、一気に過去に戻り高校時代に逆行! 天は二物を与えずとかいうけど、三つも四つも持ってそうな… まぁ、この時一度は、諦める決意をするやけど…ピアニスト… 相変わらず、クラッシックに全く興味がない私にも、読んでる間は、凄いとかんじる筆力には感心する。 聞きたくなるもんね。このシリーズ読んだ後は、クラッシック! 無自覚なイケメンで、音楽の神に認められ、更に鋭い観察眼で事件まで解決… もう言うことないやん。 でも、ピアニストになりたいねんな…それしか考えてないところに、好感は持てる。 しかし、これはミステリー! それも、しっかり、こなしながらの音楽小説。 ええ感じ! 一気読み! 残りのシリーズ揃えよ〜(^_^)v

    48
    投稿日: 2022.11.01
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    岬洋介のショパンコンクールと思いきや、高校時代のお話。シリーズを読む順番がばらばらなので、どれから読み始めたかによって感想が違うでしょう。

    1
    投稿日: 2022.10.09
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    岬洋介最初の事件。 高校生時代ということもあり、色々と若さの迸る作品になっています。 『神様は純粋で、気紛れで、残酷だ。』 持つ者と持たざる者。 モーツァルトとサルエリ。 そういった対比が随所に見えて、読む人も黒歴史を彷彿とされられる内容かもしません。 けれど読後感は良好でいい青春ものだなと思えました。 ただ、推理小説としてはシリーズのほかの作品よりもトリックが弱かったかなという気もしなくもありますが。 ベートーヴェンを聞きながら読みたくなる作品です。

    1
    投稿日: 2022.10.01
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    シリーズ3作目、今のところ一番面白いと感じた。 ミステリー小説としては普通。一方、音楽は好きだが自分自身の才能に限界を感じている「僕」をはじめとした生徒が、音楽の才能あふれる岬に対して抱く複雑な感情が描写されており、心理小説的な面白さもあると感じた。これは前2作ではあまり感じられなかった点であり、そのような意味でも本作が最も面白かったと感じる。 巻末のスピンオフ短編も面白かった。

    2
    投稿日: 2022.09.19
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    高校時代のお話。 まだ若い。でも、優秀さやピアノはこの頃からなんだな、と思った。 最後の一文に、おおっとなる。

    12
    投稿日: 2022.09.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回も面白かった!岬洋介の高校時代のお話で難聴のきっかけになった話や父親との確執とかが読めてまた今までの話を読み返したくなった。そして、今回の裏テーマ才能を持つものと持たざる者について、高校時代というモラトリアムな期間には自分が思っているよりも何者でもないことについて悩んだり、何者にもなれないことに気づかないようにしていたりするのはよくわかる。そこに強烈な才能を持った人が現れると、どうしても比較してしまい自分も頑張ろうではなく、蹴落としたくなる気持ちもわかる。でも結局は自分が成長しないと社会では生きていけないのよね。棚橋先生の言葉は特に響いた。自分の高校時代の学年主任からも受験期に言われた言葉がある。「努力は報われないこともある。けど、成功した人は必ず努力をしている。」他人に文句を言っていい人は同じくらい、それ以上に努力した人よね。だからって意地悪していいってことでもないけど。自分は何もしないのに、他人の足を引っ張ることばかりやるのは良くないよ。そんなに人には図南の翼をおすすめします。

    4
    投稿日: 2022.08.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2022.07.03 持つものと持たざるもの 凡庸な自分と向き合うこと でもやっぱり、鷹村はカッコいいと思う そして、読もうとしていたのは実はもういちどベートーヴェンだったということに気づく途中…

    1
    投稿日: 2022.07.03
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    数年ぶりに読んだシリーズ続編。 そうだそうだ、これこれ!! 面白くてすぐにグイグイ引き込まれた。 高校時代の岬洋介。冷静沈着、頭脳明晰、頭のなかは驚くくらいに音楽一色。 身に覚えのない容疑をかけられ自らの手で潔白を証明する岬、サスガです。 かなり久しぶりに続編を読んだので前作までの記憶朧気でちょっと楽しみ損してるかも…。 それでも久しぶりに読む音楽ミステリーは、面白かった!! やっぱり中山七里さんはすごい。 数年越しに再び岬洋介シリーズにハマりました。

    6
    投稿日: 2022.07.02
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    軽いタッチのミステリー。高校の音楽科が舞台で、夏休みに事件が起こる。 この著者の作品は初めて読んだが、ものすごく売れているようだ。クラシック音楽をモチーフにしたところが新しいのだろう。また、学生が主人公なので、若い読者から共感を呼ぶのかもしれない。 ミステリーと知らずに読み始めたので、最初は学園もののライトノベルかもしくはBL系かと思った。ピアノが得意でミステリアスな転校生を中心にストーリーが展開する。彼が弾くベートーベンの曲が叙情的で、文章からも美しさが伝わってきた。 ミステリーを読み慣れている人は、伏線が出てきたところで気が付いてしまうだろう。この著書は、ミステリーとして読むよりは、音楽小説として読んだほうが楽しめるのではないかと個人的には考えている。 クラシック、特にピアノを題材にした小説では、恩田睦の作品の方が面白かった。

    1
    投稿日: 2022.06.27
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    ピアニスト岬洋介シリーズ 第4作 エピソード0 ピアニストを目指していた高校生岬洋介君の最初の事件が描かれる。 前作「いつまでもショパン」からのプロローグが、エピソード0へ無理なくリードする。 田舎の高校に転入した彼の才能に 嫉妬や羨望がうずまく。悪条件が重なり、同級生殺害事件の重要参考人となってしまう。 今回のトリック(かな)的には多少無理があるかなぁとは思いますが、開発工事の是非、それに絡む政治的な談合、貴重な学校生活と岬洋介のプロフィールの肉付けは興味深いですね。ここで、難聴も発症しますが、これをどう受け止め再びピアニストを目指していくのか、次作も気になるところです。 その上、各シリーズをリンクしてくるので、つい他のシリーズも読んでしまいますね。

    34
    投稿日: 2022.04.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    陰口を叩く同級生に対し、苛々が止まりませんでした・・・。 学生時代に一度は経験する「持たざる者の苦悩」は大いに共感出来、『アマデウス』のエピソードは酷にも感じてしまいました。

    8
    投稿日: 2022.04.20
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    ピアニスト・岬洋介の高校時代に起きたクラスメートの殺人事件等、その後の岬洋介の人生に関わる出来事を描いた作品。 彼の父親である岬恭介検事の視点で描いた短編「協奏曲」も収録されている。 間違って次作の「もういちどベートーヴェン」を先に読んでしまったが、全く問題なかった。 ミステリーとしては、トリックに意外性があり面白かった。 ただ、それ以上に才能について考えさせられる作品であり、才能豊かな人を素直に応援できる人間でありたいと思わざるを得ない作品だった。 また、岬洋介が突発性難聴を抱えることになった経緯、岬洋介と父親の岬恭介検事との関係性等、岬洋介の背景となる要素にも触れられており、本シリーズの理解を深めることも出来た。 なお、御子柴礼司好きな私にとっては、短編の「協奏曲」において本書と「追憶の夜想曲」の時間関係に触れているところでテンションが上がってしまった。

    6
    投稿日: 2022.04.04
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    岬洋介の高校時代を知ることができて、この頃から既に出現していた才能、達観している様子から、ほとんどそのままの姿で大人になったんだろうな、と思った。 ただ、左耳が難聴になってしまった原因や、身内のことについて考えると、10代のうちでかなり重たい経験をしていたからこそ、周りよりも大人びていたり、冷静だったりするのかな、と思う。 人の苦労は目に見えないし、わざわざ人にひけらかすものでもない。 でも、人の苦労を分かった気になったり、苦労を知らずして色々と批判することは、したくないなと改めて思った。

    9
    投稿日: 2022.04.03
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    クラシックに対する基礎知識はほとんどないが 音楽への情熱が感じられ 10代のころの何とも言えない気持ちもよみがえるような ちょっと胸が苦しくなる作品だった。

    1
    投稿日: 2022.03.24
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    中山七里さんの作品を読むのは、初めてです。 中山七里さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 中山 七里 (なかやま しちり、1961年12月16日 -)は、日本の男性小説家、推理作家。岐阜県出身。花園大学文学部国文学科卒業。 本作の内容は、次のとおり。(コピペです) 加茂北高校音楽科に転入した岬洋介は、その卓越したピアノ演奏でたちまちクラスの面々を魅了する。しかしその才能は羨望と妬みをも集め、クラスメイトの岩倉にいじめられていた岬は、岩倉が他殺体で見つかったことで殺人の容疑をかけられる。憎悪を向けられる岬は自らの嫌疑を晴らすため、級友の鷹村とともに"最初の事件"に立ち向かう。その最中、岬のピアニスト人生を左右する悲運が…。 17歳の岬洋介が登場します。 この作品では、ピアノが天才的に上手い高校生として登場しています。 私は、初めて、中山七里さんの作品を読んだので、良くわからなかったのですが、この人物、「岬洋介シリーズ」で何度も登場するようですね。

    21
    投稿日: 2022.03.22
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    岬洋介シリーズの第5弾。エピソード0と言える高校生時代のお話。 圧倒的な演奏描写はそのままに、高校生が“天才”に触れた時に抱く、羨望、妬み、嫉みをリアルに描く。どんでん返し度は薄め。 他者と比べて負けを認めるなど、この歳になると簡単なことに思えてしまうのだが、自身の当時を思い返すと...。やっぱり認めていた気がする...。

    7
    投稿日: 2022.03.10
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    内容(「BOOK」データベースより) 加茂北高校音楽科に転入した岬洋介は、その卓越したピアノ演奏でたちまちクラスの面々を魅了する。しかしその才能は羨望と妬みをも集め、クラスメイトの岩倉にいじめられていた岬は、岩倉が他殺体で見つかったことで殺人の容疑をかけられる。憎悪を向けられる岬は自らの嫌疑を晴らすため、級友の鷹村とともに“最初の事件”に立ち向かう。その最中、岬のピアニスト人生を左右する悲運が…。

    0
    投稿日: 2022.01.31
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    平凡な音楽科のクラスに高校生の岬洋介が転校してくるところから始まります。 己の無力さを嫌というほどに実感させてくる天才(岬洋介)が目の前に現れた時の人間の心の動き、行動の変化の描写が印象的です。弱い人間の一人として共感させられる部分もありました。 (もちろん岬洋介が好きな人間として、クラスメートの行動は酷いなと感じますが) 岬洋介シリーズ、御子柴シリーズとの繋がり、人間関係、時系列がよく分かる作品なので、2つのシリーズを読んでる読者は倍楽しめる作品です。 今回初めてだったと思うのですが、岬洋介のお母さんの描写もあったので、今後登場あるのでしょうか? 謎解き自体はかなりあっさりしているように感じました。

    1
    投稿日: 2021.11.30
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    面白かった 岬洋介の高校時代の物語 ここで、最初の事件の解決を行うことに.. また、高校の先生の言葉が重い ストーリとしては、 地方の高校の音楽科に転入してきた岬。 そのピアノ演奏でクラスメイトたちを魅了しますが、羨望と妬みから、クラスメイトの岩倉にいじめられます。 演奏会に向けて、練習しているさなか、集中豪雨とがけ崩れで生徒たちは校舎内に閉じ込めらます。 岬は何とか脱出して、助けを呼びに行き、事なきを得ますが、その際、岩倉が他殺体で発見。 岬がその容疑者に。 自身の容疑を晴らすため、級友の鷹村とその真相を解き明かすという展開。 本書でも、今まで同様、音楽の描写シーンが出てきますが、どちらかというとそれよりも、今回は、岬のピアニスト人生を左右する秘密。 そして、才能と努力、夢と現実を伝える棚橋先生の言葉。これが、とても重い。 正しい努力、選択する勇気、諦める勇気 お勧め!

    15
    投稿日: 2021.10.17
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    久しぶりに中山七里さんを読んで、やっぱり特にこの岬洋介シリーズは大好きと、実感した。 一気に読了。 ずっと前に購入していてなぜかこれだけ読まずに置いたまま…たぶん、もったいなくて置いてたんだと思う… また、中山七里さん読もうと思う。

    1
    投稿日: 2021.09.22
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    岬洋介シリーズ第4弾 スピンオフを含めると5作目 岬洋介の半年間だけ通っていた県立加茂北高校音楽科 でのエピソードが描かれている 多くを語れないのがもどかしいところですが 岬洋介の高校時代にどんなことがあったのか というのが垣間見れるストーリーで ここから始まったと言った感じになってます 岬洋介という人物にはある欠点があって そのエピソードも重要なファクターになっていたので 前作までを読んでいた人は読むべきだと思いますし 初めてこのシリーズを読み始めた人は 前作の「いつでもショパン」を読むことをオススメします 気に入れば「さよならドビュッシー」や「おやすみラフマニノフ」 も読むのも良いでしょう 第5弾「もういちどベートーヴェン」 第6弾「合唱 岬洋介の帰還」 そのうち読む予定 楽しみです 積読がひどいのでいつになるかわかりませんけどね(笑)

    1
    投稿日: 2021.09.21
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    3作からの高校生編…スターウォーズ的な笑 つかみどころのなかった岬洋介が少しわかる青春編 ちびっ子編も書いて欲しいなぁ

    6
    投稿日: 2021.08.17
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    今年の夏に起きた箱根の土砂崩れが人災であったと言われている。 その事件を思い出させる様なストーリーで、とても緊張感のある作品でした。 若さゆえの残酷さや純粋さが相まって起きてしまう事件はまるでその場にいる様な空気感が伝わってきまして。

    2
    投稿日: 2021.08.14
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    岬洋介の初めての事件簿という観点からも興味深いが、作品中で棚橋先生が現実を見ようとしない生徒達に投げかける言葉があまりにも鋭くて印象的。 音楽、若者の生き方、犯罪捜査など、さまざまな要素が盛り込まれており、それらが全て高水準の完成度である素晴らしい作品でした。

    1
    投稿日: 2021.08.01
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    中山七里は登場する人物が色々なシリーズに出てくる。岬洋介シリーズも最初は「さよならドビュッシー」で出会ったが、不思議な印象を持っていた。本作は、その岬が高校生時代の話しだが、類稀なピアノの才能と反比例するような小学生のような思考に笑ってしまう。それでいて親譲りのような、犯人を突き止めてゆく推理力。今回も真犯人と、その犯行を見ていた人物がいたことに驚かされた。その一方で、最後の章で父と息子で協力する話しが出てきたが、これの犯行の流れは直ぐに分かってしまった。作者が手を抜いたのか、それとも共同で事件を解決するという事を強調したかったのか?

    15
    投稿日: 2021.06.14
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    岬洋介の高校生時代。やはり語り手は別の人。岬目線で語られないのはオマケ短編のほうも同じでした。こっちも語り手の意外性が良かった。この巻は音楽描写が少なめだったかな。岬の耳の病気発症時の様子が書かれていて、興味深かったのと、音響フェチなところが面白かった。

    1
    投稿日: 2021.05.14
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    今まで色んな立場から岬洋介が書かれていたが今回学生の世界を知らないからこその心情が描写されていて才能について立場や年齢が違うだけでも全く違う考えになることを改めて感じた。

    0
    投稿日: 2021.05.11
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    なんと! エピソード0とは驚き!! 確かにそんなんでしたわね、ってドビュッシーを思い出しました。 いやぁー、なんか舞台が知ってる地域ってのもありまして、ぐいぐい引きこまれてあっという間のフィニッシュでした。 そしておまけの親父話もナントも憎い演出!! たっぷり岬名探偵の誕生を味わったのでした(*'▽'*)

    0
    投稿日: 2021.04.30
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    大変面白く読ませていただきました 2編共 面白く この方の作品は今のところハズレ無し 今後も期待して読ませていただきます 出来れば時系列順に読んでいきたかった

    0
    投稿日: 2021.03.26
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    ぬるま湯につかる高校生をぶった切るスカッとした話。 正直ミステリーはおまけだから、そういうのを期待している人には 肩透かしな内容だと思う。 これは、平凡な人間が破壊神の天才に出会い、落ちぶれていく話だから。 口だけは達者で、分別はつかなくて、親の庇護に甘えている、 そんな高校生たちに、思い切り張り手をして現実を突きつける。 スカッとするけど、わたしの人生に岬がいたら劣等感でおかしくなっただろうな。 出会わなくてよかった。

    0
    投稿日: 2021.02.15
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    自分と同じ音楽を学び、切磋琢磨している描写が胸に刺さった。 演奏している最中の表現がとても面白く、勉強になった。曲と一緒に文章を読んでいくのも面白い。 この本自体読むのは3回目だが、読む度に理解が深まるので飽きない。 私は音楽への夢を諦めたうちの1人だが、夢に向かって努力する姿は美しく、応援したくなった。

    0
    投稿日: 2021.02.15
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    天才ピアニスト岬洋介の音高時代の話。災害物とミステリーが合わさったような話で面白かった。岬の才能に嫉妬していじめに近いことをする生徒達には憤慨(岬が身体を張ってレスキューを呼んでみんなを災害から守ったのにも関わらず)。普通科に入れない子達の受け皿的な設定だったのだが、その割には語り手となる主人公の語彙力が豊富で不思議な感じがしたのだけど最後の一文で氷解。ニヤリとした。中山さんの文章は読みやすいし知らない単語は調べながら読むので勉強になるわ。

    4
    投稿日: 2021.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    死体の損傷から川から流れてきた事が分かりそうだけど…でもこの話のメインは事件じゃないから、まあいいのかなあ。 今回で岬洋介という人物を見る目が変わった。 今までのシリーズで天才天才とやたら強調するし、冷静で何考えているかよく分からなかったけど、本当にピアノが好きでただただ純粋な人なんだと思った。 岬パパは相変わらず…あまりエースと言われる所以が分からないけど。

    0
    投稿日: 2021.01.23
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    シリーズ主人公の高校時代を描いた作品。プロローグは時系列ではエピローグで、探偵としての能力、父親との関係や性格形成のヒントになる描写がある。 ピアノ曲演奏のシーンは大仰な表現が多く、また作品の選択に(難易度、演奏効果など)やや疑問を感じる。

    1
    投稿日: 2021.01.11
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    岬洋介シリーズ。 今回は岬の高校時代。初めて事件に触れ解決した物語。 天才と凡人との哀しい位の違い。その天才も発揮するにも環境次第か。 解決に向けては後味悪め。人間の汚さってものが現された話。 自身に絶望して夢を諦める的に進んではいたけど。 その後のシリーズを見ても諦めずにいてくれていたんだなと。 最後、びっくりするくらいの展開がありました。 中山さん(笑)

    11
    投稿日: 2020.11.09
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    読み終えたあと、ベートーベンの月光や悲愴が聴きたくなる。 ピアノの天才、岬洋介の演奏が凄い熱量で語られている。 突出した才能に対する嫉妬、執拗な嫌がらせ。 出る杭を打ちたがる心理がこれでもかというほど出てきて、理解は出来るものの、ちょっと憂鬱になる。 御子柴弁護士が話にちらっと出てくる。 全く別の話かと思ってたけど繋がりはあるんですね。 「もう一度ベートーベン」も楽しみ。

    3
    投稿日: 2020.11.09
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    面白かった。 中山さんの作品はキャラクター設定がしっかりしていて、すぐに入り込みやすく読みやすいですね。少ししつこいところもありますが、分かりやすくて良いのですかね。 油断して読み進めると、ハッとさせられる読後感。 久々に読みましたが今後も期待して読みたいです。

    3
    投稿日: 2020.10.17
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    加茂北高校音楽科に転入した岬洋介は、その卓越したピアノ演奏でたちまちクラスの面々を魅了する。 しかしその才能は羨望と妬みをも集め、クラスメイトの岩倉にいじめられていた岬は、岩倉が他殺体で見つかったことで殺人の容疑をかけられる。 憎悪を向けられる岬は自らの嫌疑を晴らすため、級友の鷹村とともに“最初の事件”に立ち向かう。 このシリーズは面白い!! さよならドビュッシーもかなり楽しめたが、これもグイグイ引き寄せられる。 中山先生の音楽描写は本当に見事で、知らない曲になると YouTube で一通り聴いてから本を読んだりしたが、 その描写の正確さというか、あぁ、ここでこうなのね~と、唸ってしまう。 もちろん物語もドンドン進む。 読めば読む程加速していく面白さ。 このシリーズは全部制したい!

    32
    投稿日: 2020.09.21
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    岬洋介シリーズ。岬の高校生時代の話ではじめての事件。岬の家庭環境や病気の話なので岬ファンなら必読? 相変わらず突出した才能と空気読めない純粋さで、周りから反感を買う岬なのだが、高校生の剥き出しの悪意が痛い。 中山さんはよく音楽の才能を持つ者と持たない者、努力する者と努力が足りない者の対比を書くが、持たなくても足りなくても、音楽に取り憑かれ焦がれるその気持ちは私には理解出来ない。 理解出来ないからこそ、その世界に触れたいと思って読むのかも知れない。 そして語り部の同級生が実は…と言うのを知って中山さんのこのシリーズに対する思い入れも感じることができた。 事件自体はたいした事は無かったし、岬の活躍もそれほどでもなかったが、これから始まる岬洋介の人生のエピローグを読んだ気持ちになった。

    8
    投稿日: 2020.09.20
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    コナンくんみたいなもので、岬の周りには殺人者がいっぱい。才能へのコンプレックスを罵りあったり、岬の理解者は必ず秘密を持っていて、岬自身はチートで…飽きてきたところはある。

    1
    投稿日: 2020.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    彼に初めて出逢った2000年の春。彼は今も『どこかでベートーヴェン』を弾いているのに違いない。大好きなシリーズ。文庫化にあたって書き下ろしが加筆される。むむむ。買わないわけにいかないよね?ってまたまた七里さんの戦略に?まんまと?喜んで? そんなシリーズ。岬洋介高校生。はじめての事件です。再読。何度読んでもおもしろいのである。いやー、ぶれませんな。岬洋介。

    4
    投稿日: 2020.07.28
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    このシリーズはこれ以前の4冊とも持っているが、読んだのが結構前で内容を忘れてしまっていたので新鮮な気持ちで読めた。シリーズ全て北澤平祐さんの装画で大好きなのだけど、中でも本作は一番好きな雰囲気で、飾ったおきたい感じ。 内容は、高校で起きた一つの事件を解き明かすのが主軸となっていて、合間合間で担任の棚橋先生が生徒たちに語る言葉がとっても深く、読んでいてグッとくるポイント。「才能」を持てる者と持たざる者について、報われない努力について、高校生に語るにはいささか赤裸々すぎる内容が、生徒たちへの誠実さと表裏一体になって綴られている。 特に「夢を追うことと夢で生きることは別物。才能も努力もできない人間が夢を見続けていると、いつか現実と闘う力を失くしてしまう」「誰にでも自分の闘える戦場がある。学生時代というのは、自分の戦場を探す時間」「諦める勇気が結局は可能性を広げる」といった言葉がグサグサきた。 「諦めなければ夢は叶う」とか「努力は裏切らない」とかそういう展開の本は多いけど、このような綺麗事では済まされない現実を真っ向から直視したものは、意外と少ない気がする。そういった意味で、何とも深い読後感を残してくれた本だった。 ミステリー的にもまさかの展開で予想できないオチだった。 また、こういった本は作中に出てくる曲を流しながら読むのが至高(今回はベートーヴェンのピアノソナタ「月光」「悲愴」)。演奏中の描写が事細かなので、むしろ曲を知らないと楽しめない面もあるかも。

    5
    投稿日: 2020.05.25
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    岬の高校時代の物語。父親の転勤で、岐阜の御嶽に来た岬はそこでもちょっと浮いた存在になっていた。ただそこで学校の手抜き工事での崩落事故の後に起こった殺人事件とその後の学校行事での出来事からいろいろな人間模様が見えてくる。音楽科だけではない作者の読者への売った母ちょっと心に痛いな。やはり中山七里はいいぞ。 ベートベンソナタ十四番悲愴を再度聴きたくなって聞いてみたらこれはよく知っている曲だった。娘が良く練習していたのを思い出した。 また第2楽章はビリージョエルが歌っていた"this time "だね。これも名曲。 どんでん返しがなかったこともありということで4つ。

    1
    投稿日: 2020.05.24
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    岬洋介の高校時代を描いた、ミステリーよりも青春の側面が色濃くでている作品。 先生の言葉が重かったけど、若いときにこの言葉を聞けていたら、としみじみ‥ 音楽の表現はどうしても恩田陸さんの蜜蜂と遠雷で衝撃を受けているだけに、うーん‥となってしまった。

    2
    投稿日: 2020.05.16
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    34冊目。音楽シリーズはドビュッシーしか読んでないが、そのシリーズの前日譚という位置づけで、ミステリー性はあまりない。 それよりも文庫化に当たり、岬洋介の父親、岬検事の協奏曲の章が書き下ろしで追加され、御子柴弁護士も(名前だけ)出てきたり読まされた。

    1
    投稿日: 2020.05.05
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    「さよならドビュッシー」の岬洋介シリーズの最初の事件です。 とにかく「天才と凡人」が顕著に描かれており、子どもの頃に読んでいたら打ちのめされただろうなと思いました。 天は彼に一物も二物も与え、、、いや、三物かな。 ただ、同時に試練も与える。 それでも乗り越える強さを持つ、まさに天才。 なのに奢らず、真っ直ぐな岬洋介というキャラに好感を持てます。 後半の「中山七里」さん、きゅんとしました。 最近出た続編「もういちどベートーヴェン」も、楽しみです。

    11
    投稿日: 2020.04.20
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    ミステリ かかった時間120分くらいかなあ 中山七里の、このミス大賞?かその候補?だった作品。 青春×才能×ミステリということで、やっぱりおもしろい。 ピアニスト岬洋介(岬検事の息子)の話で、天才性とそれゆえの軋轢、みたいな。 この人は裁判や司法解剖もそうだけど、書き方が上手い。なんかのあとがき的なやつで、取材はほとんどせずに資料を読み込んでいろいろな専門分野を書く、とあったけど、その能力が遺憾なく発揮されている。 続きのベートーベンも読みたいぞ!

    1
    投稿日: 2020.03.22
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    字面だけなのに岬の美しい演奏が聴こえてくるよう。 才能、そして努力。 才能型と努力型に分けられるのはよくあることだけど、才能を持った努力の塊にはどうしたって太刀打ちできない。 刺さる台詞の数々。 “ 努力を放棄するヤツや根拠のない自信を後生大事に抱えているヤツに神様は絶対微笑まない。神様という言い方が怪しいのならチャンスと言い換えてもいい。努力も悪足掻きもしないヤツが成功できるほど世の中は甘くない。 … 努力が常に身を結ぶとは限らないが、成功する人間は例外なく努力している。努力していると自覚しないほどにな。 “

    1
    投稿日: 2020.02.09
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    岬洋介シリーズのエピソード1。さよならドビュッシーなどで描かれる岬洋介の人間性の生成過程がわかる。どんでん返し的な展開は他と同様だが、犯人にたいする取り巻く人たちの感情描写に人間味が感じられないところが残念に思う。

    1
    投稿日: 2020.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    岬洋介の高校時代。父の仕事の都合でやってきた転校生。イケメンだから話題になるのだけれど、本人はピアノ以外どうでもよい。なんかさ、男性が書く男性ではないと思うのだが。だから作者をずっと女性だと思ってたんだよね。 彼のピアノをきき、嫉妬する者、賛美する者。そして同級生が殺される。岬くんは容疑者扱いされたが、検事の父の威光で容疑者とみなされなくなる。同級生反感。 地元の建築会社と有力者の癒着も絡め、推理する岬。 突発性難聴は、ここで発症する。 難聴に悩み、最後まで音楽をあきらめなかったベートーヴェン。僕は彼にはなれない。 そしてピアノをあきらめ、司法の道に進むことを決意。誰にも会わずに引っ越し。 つづく

    1
    投稿日: 2020.01.03
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    高校青春ジュブナイル。 ミステリー要素としては弱く、自然災害ってこわいな〜という感想。ただ、劣等感に苛まれたものの、高みにいるものを引きずり降ろそうとする集団心理は身に覚えがありすぎてぞっとする。 ちなみに、最後の一文でぎょっとする。あの一文に☆もう一ついってもいいくらい。

    1
    投稿日: 2019.11.27
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    突発性難聴は早期発見だけでなく薬が合う合わないが要の病気だ。異変感じた翌日に医者にかかっても治らないこともある。 それにしても、ラストの設定...不起訴処分になる可能性も高いのに時効待ち。実話だったら怖すぎる。

    1
    投稿日: 2019.08.14
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    あまりにも気が付きすぎるのも大変かも。それが知りたくないことだったら。 これ、ショパンやドビュッシーなどもあるのね。読んだっけ? 今度、読もう。

    1
    投稿日: 2019.06.27
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    Although he can only play the piano well, he is bullied for that reason.I got angry to a classmate who bullies him who can play the piano better than themselves.

    0
    投稿日: 2019.06.16
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    以前の評論で綴った「さよならドビュッシー」で登場した天才ピアニストである岬洋介、本作はそんな岬の高校時代が描かれる。 岐阜県立加茂北高校音楽科は、カリキュラムに音楽課程が組み込まれており、音楽理論や楽器の演奏技術を学ぶことができる珍しいタイプの高校である。 しかし音楽科の実態は、比較的に偏差値の高い普通科に落ちこぼれた受け皿として位置づけられており、クラスメイトのなかに音楽で生計を立てようとするものなどは一部の生徒しかいないのが現状であった。 そんなクラスに岬は転校したのだが、最初はその端正な姿に生徒たちは魅了された。しかし、彼の武器はそのビジュアルだけではなかった。彼がピアノの鍵盤に触れるとたちまち、奏でられる音楽は大衆を魅惑の世界に誘う。彼はまさにピアニストになるための天賦の才の持ち主だったのだ。 彼の演奏を聴いて、これまでモラトリアムという温室で育ってきた生徒たちは嫌でも現実を突きつけられる。音楽科という普通科とは違う特別な待遇のなかで学んできたというプライドは瞬く間にズタズタにされ、己の平凡な才能の認識と学んできたことへの現実が嫌でも突きつけられる。後に残ったのは岬に対する劣等感と嫌悪感。 よく努力家と天才家は対比される。どんな世界にも天才と言われる者はいる。努力したからと言って天才になれるわけではないが、天才はみんな努力している、有名な説法だ。 そして、そんな彼らのように努力しても天才と言われる者との間には決定的な壁が存在する。特に音楽界のようにスキルや技術が表面化されにくいものは猶更にその残酷な現実を見せつけられる。 はっきり言ってこのクラスメイト達は幼稚だ。圧倒的なピアノ演奏を見せつけられて、これまでの自分たちを否定されて、岬に対する嫉妬が憎悪に変わり、イジメにつながるのも自然な流れであろう。けれど自分は天才ではないからと努力を放棄し、能力のある者を排斥していい理屈にはならない。 結局のところ努力というのは何なのだろうか。我々は努力をすればその恩恵を受けることができると切に願っている。でも現実は残酷で報われない努力の方が圧倒的に多い。努力して高い水準に立ったところで結局のところ天才には勝てない。凡人が10だけ努力しても天才が1やったことに勝てない、それが現実だ。だからこそ生徒たちは岬を恨むのだ。 努力もしてない人が、天才を恨む権利はないという主張もあるだろう。 けれど努力して登りつめた凡人がその高みから天才の背中を見ることで初めて天才を恨むことができるのか。そうしてこれまでの努力は徒労だったと天才を恨むことは正しいのか。 無駄な努力などないというのは簡単だが、根拠もないのに都合よく取り繕った考えを押し付けるのはあまりにも身勝手だ。才能のない者は頑張るだけ時間の無駄なんだから早々に見切りをつけて、別の可能性を模索して傾注した方がいい、という主張は果たして正しいのか。 本作はそんな天才が突如として平凡なクラスに降臨してしまったことによる悲劇を描いている。天才は本人の自覚以上に周りに影響を与える。それは良い方向に作用することもあれば時に逆も然りだ。酷な言い方をすれば、岬が転校していなかったら、また違った展開にもなっていただろう。 これからも岬シリーズを追いかけていくつもりだ。そして彼がこれからどんな人生を歩んでいくのか、しっかりと見届けていきたいと思う。

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    投稿日: 2019.05.23
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    中山七里さんの「どこかでベートーヴェン」読了。岬洋介の高校時代のミステリー。音楽科に転入した岬が友達の鷹村と過ごす高校生活に忍び寄る嵐と事件。岬に降り注ぐ悲運とは。。面白かった。岬の高校生活や音楽に対する姿勢が見れて、親近感が沸いた。相変わらず、ベートーベンの楽曲を演奏する描写が躍動感があって素晴らしい。個人的にミステリーの内容より、学園物の青春物語や『天才と凡人の比較』に対する記載が響きました。後半の岬パパの悩みと洋介のアドバイスなど、名推理ぶりも面白かった。続編「もう一度ベートーヴェン」も読みたい♪

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    投稿日: 2019.04.27
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    ■天才ピアニスト・岬洋介、最初の事件! 加茂北高校音楽科に転入した岬洋介は、その卓越したピアノ演奏でたちまちクラスの面々を魅了する。しかしその才能は羨望と妬みをも集め、クラスメイトの岩倉にいじめられていた岬は、岩倉が他殺体で見つかったことで殺人の容疑をかけられる。憎悪を向けられる岬は自らの嫌疑を晴らすため、級友の鷹村とともに“最初の事件”に立ち向かう。その最中、岬のピアニスト人生を左右する悲運が……。

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    投稿日: 2019.04.21