
総合評価
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powered by ブクログ小学生のぼくのクラスで起こっているスクールカーストをめぐる少女たちの争い そして夏祭りの日に起こった事件 第一部 子どもたち 第二部 教師 第三部 真相 と三部構成になっている 予想していた部分もあったが面白かった
0投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった! あだ名と本名、性別入れ替わり、時間軸の違い、全部面白かった!騙された! し、残酷な結末なのも良かった! 騙されてる最中の時はエリカが大学生と夜遊びして監禁されただけとかだる…って思ったけど全然勘違いだった!!
3投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログこういうの好きじゃない。第一部は良かった。読者を騙すためのギミック、どんでん返しを狙い過ぎで物語そのものの楽しさはどこへやら。そもそも二つの事件にこんなに共通点あるか普通?ミステリーは手品じゃないんだから。
3投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログ読者を騙したり驚かすのがミステリの醍醐味だとは思うが、この作品はやりすぎて自分には合いませんでした。 過去なのか現在なのか。男なのか女なのか。さらには苗字なのか名前なのか。頭ん中ごっちゃごちゃになって読み終えました。
1投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログあるあるなミステリーな進行、そこまでの大どんでん返しみたいなのはないけど、スピード感をもってよめる。 ミステリー初心者にはおすすめかも。
0投稿日: 2025.06.18
powered by ブクログ小学生でこんなスクールカーストがあるのか…… 恐怖の学園ミステリー。 東京の小学生怖いて。ってなるよ。(笑)
1投稿日: 2025.06.15
powered by ブクログ読み終わった時に鳥肌がたった。ものすごい作品だと思う。主人公の「ぼく」のクラスは女王様がいた。しかし、東京から転校してきたエリカのせいで、クラスの女王と女王の対決が始まった。 転校。そんなたわいもないキーワードからの伏線だらけのミステリー小説。 ここからネタバレです! 驚いた。主人公の性別だけで5回も勘違いするなんて。これはまさに伏線しかない!
0投稿日: 2025.05.25
powered by ブクログよくある叙述トリックだけど流石に無理矢理がすぎる。うわーそうだったのか!とならない。やりすぎてるなという感想。ストーリー自体も自分としてはイマイチだった
1投稿日: 2025.04.14
powered by ブクログ電車の時間つぶしに購入。 スクールカーストの日常、それを一歩引いたところから見る主人公。 そこに新しく生徒が転入してきて、今まで定まっていた地位に波が起きて。。。 といった感じのお話。 全体的に暗いし、登場人物個々人をとらえても、救いはないなぁ って感じのお話。 子供の1人称視点での書き方が、実に子供から見た情報が足りてない書かれ方をしていて、読み始めは書き込みの足りなさを感じるが、2章3章でそれが意図的なものであったんだな って納得する内容になってました。 良いミステリーか?と聞かれればそうではないような感じもしますが、サイコスリラーみたいな感じでとらえると面白いかもしれません。
0投稿日: 2025.04.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
見事に騙されました。 子供目線と教師目線の時間軸が違うのは 教師目線の話はなんだったんだろうとなりましたが。あとメグが男性はまだ叙述トリックとして成り立つ気がしますがオッサンが僕っ子なのは少し無理があるような… しかし全体的に感情の表現がリアルで生々しくて好きです。でも少し難しかったです
0投稿日: 2025.03.02
powered by ブクログ1.子どもたち 2.教師 3.真相の3部構成 全体的にサクサク読み進められるけど、特に1章のスピード感が好き 小学4年生にしてはいじめが壮絶すぎるのでは?とも思ったけど「スクールカーストが絶対」みたいな雰囲気は小学生だなあという感じ ラストまで読んだあとはまた1章を読み返したくなった
0投稿日: 2025.01.08
powered by ブクログスクールカーストは怖い。女子は心身の成長が男子より早いため特に。 小学生の残酷さがこれでもかと表現されていて、誰しもが自分のその頃を重ねてみるはず。「昔はこうじゃなかった」「昔もこうだった」と。マキもエリカも普通の小学生で、恐ろしい女王だった。 ラストの真相にはやられた。怖い、嫌だと思いつつ、二度読みしたくなるイヤミスの魅力が詰まったお話。
3投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログ誰もが通過してきた小学校時代。 小さなクラス内での上下関係。 ちょっとした事で入れ替わる敵と味方。 特別珍しいこともなく、自分の周りにもあった気がする出来事だが、大人になった今、この世界には戻れない、戻りたくないと思うおぞましい世界だと思った。 1部は子供目線。2部は教師目線。3部は大人になった子供たち。と3部構成で、途中頭の中がこんがり出したけど、最後の真相では、静かな驚きと恐怖。一気に読める感じで面白かった。
0投稿日: 2024.12.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小学校のスクールカーストが発端となる女子のトップ層同士の争いから起こる悲劇、そして担任の視点で描かれる女子の失踪事件、それから明かされる真相という、積み重なった謎が一気に解き明かされるのが面白かった反面、主犯の動機に感情移入出来なかった。正直他の生徒もだけど主人公が一番法的にも社会的にも重く罰せられるべきだろう、当時小学生だったとはいえ…そこがスッキリしなかった。
2投稿日: 2024.12.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第1章では、この話しはどうゴールするんだろうかと考えながら、小学生なのにすでにこんな人間関係で苦労しないといけないとか可哀想に、と思ってたら最後は残酷な終わり方で。2章はその担任視点の話しかと思いきや、所々で違和感を感じつつ、ライター(ジッポ)の所で疑惑に変わり、コージーでもしかして!?と思わされながら3章に行き、確信を得つつ、最初に歌ってた歌がそんな所で使われ、よくみんな大人になるまで、同窓会を開くまで、誰1人欠けることなく生きてきたな、と思った。誰かしら精神病んでもおかしくない事件だったのに、子供ゆえなのか。よく出来てましたね! イヤミス好きとしては久しぶりにヒットした作品だった。全部分かった上でもう1回初めから読みたくなりました。 他の降田天さんの作品も読んでみたくなりました。
3投稿日: 2024.12.06
powered by ブクログイヤミスを読んでいるような感覚で、眉間にシワを寄せて読んでいたけど、しっかりミスリードにひっかかった笑 スクールカーストって怖い。
7投稿日: 2024.11.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
結構面白い、小学校スクールカーストミステリー。 三部で描かれる。どんでん返しなのでネタバレ注意。 ・第一部は小学生のオッサンというぼく視点で描かれる。有能なのでカーストの外にいる。マキというカーストトップのクラスにエリカという東京からの転校生がやってきてカースト一位を奪い合う。 その波乱で2人とも死ぬ。 ・第二部は先生視点…かと思いきや、実はオッサンの未来で先生になっている。しかもオッサンは女の子でメグが男の子だった。エリカの失踪事件が起こり、第一部を先生視点で描いているのかな?と思わせといて、実は違った別の事件という。 ・第三部は真相解明。第一部の事件を解明する。小学校同級生全員で2人を殺害した話。
2投稿日: 2024.11.07
powered by ブクログ2015年第13回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作、ついに文庫化! 片田舎の小学校に、東京から美しい転校生・エリカがやってきた。 エリカは、クラスの“女王"として君臨していたマキの座を脅かすようになり、 クラスメイトを巻き込んで、教室内で激しい権力闘争を引き起こす。 スクール・カーストのバランスは崩れ、物語は背筋も凍る、まさかの展開に――。
0投稿日: 2024.09.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
子どもたちが怖すぎる…。ミスリードにはしっかりひっかかりました。一部と二部の間、20年の経過があるとは。確かになんかみんなキャラ変わりすぎじゃない?マキちゃんこんなだっけ?主人公も…ていう違和感は随所に散りばめられていた。一部は苗字が愛称の子が多い。襟川でエリカか…ちょっと無理があるような気も…(笑)あとオッサンが僕っ子だったって真相はちょっと雑な気もするけど…(笑)スラスラ最後まで読めて、楽しめました。 マキが覚醒してからは清々しくて好きだったので死んじゃって残念。罪を隠しながらも穏やかに暮らしている二人の平穏がこのまま続きますように。
8投稿日: 2024.09.15
powered by ブクログ月並みですが、読みやすく面白かったです。 1章主人公目線の二人の女王の話。スクールカースト怖いよってなりましたけど読む手が止まりませんでした。 2章教師の視点。聞き覚えある名前がちらほらと、少々違和感感じつつ読了。 3章真相、伏線回収2章の違和感についてや色々な事実が明らかになります。 いろんな伏線あるので色々怪しんだり、読み返したり出来る本かと思います。
1投稿日: 2024.08.26
powered by ブクログこのミス大賞、受賞作。 スクールカーストを題材にしたミステリ。 流石は受賞作といったところか、スクールカーストという題材を使った叙述トリックに綺麗にハマってしまいました。 こういう物語は種明かしの後に、最初から読み返してみたらまた違った楽しみ方ができますね。 最初から最後まで楽しませてくれる傑作ミステリでした。
1投稿日: 2024.07.31
powered by ブクログ文体が見やすくサクサク読み進められる。 いじめ描写はあるが、そこまで鬱屈した気持ちにならずに読めるのでストレスがない。 ミステリー初心者向け。
1投稿日: 2024.07.17
powered by ブクログ2016年に気になって買ったまま放置してたのを片付けの時に発掘したので読んだ 最初は小学生同士のいじめ合いが激しすぎてエグくてびっくりした 2章になって先生サイドの話かなって思って読んでたら途中でアレ?ってなって読み返しながら進んでいったら 最終章でそう言うことか〜!ってなった ミスリード?みたいなのがすごい! 田舎の雰囲気が出ててジメジメしてる感じだった そのうちマキとエリカの百合展開なのかなって表紙から思ってたけどそんなの何もなかった 最後まで読んで恋は盲目だなあ〜って思った
0投稿日: 2024.05.15
powered by ブクログ「このミステリーがすごい!」大賞を受賞したデビュー作。 小学生女子のスクールカーストによるいじめをきっかけにして、起こる事件の顛末を描いた物語です。 ミステリを読み慣れた方なら、ある程度はトリックの見当がつけられるかもしれませんが、最後に明らかになる真相は、残酷で衝撃的なものでした。 幼稚さと陰湿さが合わさったいじめの描写もリアルで、読み進めるたびに息苦しさを覚えます。 その歪んだ作品世界は、イヤミスと呼ぶに相応しいものがありました。
0投稿日: 2024.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
友達に勧められて読んだ! 私的には苦手だったかなーという感じ。騙したい騙したいって感じだったけど、メグがマキの事好きなのかな~とかは性別は別として感じてはいたからなぁ。救いがない感じで終わるならもう少しどんでん返しが強いのが好きだなと思った。 しかし、準備しなきゃいけないのに本を置けなくなるくらいには没頭はした(したんかーい^^)
0投稿日: 2023.09.14
powered by ブクログカタカナのあだ名と、一人称に簡単に騙されてしまうので、都度確認しながら読み進めた。 真相が最後にわかるミステリーではなく、 ほとんどのことの顛末は最初に記されているところで、 後半は場面が暗転し、どういう状況?という疑問のまま読み進めていたものが、最後に一気に開示されるような本。 それにしても真琴ちゃん、頭の良さと都合の良さと、そして粘り濃い恋心を持った子ですね。。 子供って純粋ゆえの残酷さがあって、 仲間がいれば、どんな愚かな行動だってしてしまう。 歌が重なって、石を振り下ろすその行為が恐ろしくもあり、よくやった、とも思ってしまった。これが私の人間力か。。。? 2人の女王が憎くて怖くて みんなで決めた決断を、大人になってから後悔した人はいるのかな? 大人にとっては単純に思えることも、 子供にとっては重大で、世の中の全てで、必死なこと。 そんな未熟な生き物が 必死に苦しんで考えた結果起こったミステリー。
0投稿日: 2023.08.13
powered by ブクログ★3.7 スクールカースト蠢くクラスに、小学三年生のぼくはいた。転校生の出現によりパワーバランスは崩れ権力闘争が始まり、そして。 一筋縄では終わらせない残酷で切ない学園ミステリー。 ミステリー慣れしてる人から見れば、勘付くポイントは多々あったと思う。しかし本も映画も久しく離れていたせいか、種明かしまで全く気づかず、気恥ずかしさすら感じた。 多少感じてた違和感も、自分の中で補完し納得してしまっていた。 後半はまさに「つるべ打ち」。どんでん返しの連続が心地よい。 タイトルに込められた意味を味わってほしい。 気持ちのよい叙述トリックだった。
2投稿日: 2023.07.26
powered by ブクログ小学校3年生の僕のクラスには女王がいる。クラスのカーストの頂点に立つ彼女にはクラスの女子全員が逆らえない。そのクラスに東京から来た転校生エリカが出現しクラスの勢力がガラッと変わっていき事件が起こる。 前半〜中盤、第3章まで話についていけなかった。最後の最後まで裏の裏の裏があるストーリー。 ぞくっとするエンディング。 さすがのこのミス大賞作でした。
0投稿日: 2023.07.18
powered by ブクログ3部で構成されているミステリー 第一部は小学生のスクールカーストの話しを小学生の目線で語られる 転校生エリカがやってきたことで、今までトップに君臨していたマキとのパワーゲームへ発展し最悪な展開に… 第二部はクラスの担任目線で語られる 第三部は伏線回収 第一部は読み進めていくほどに鬱積する それほどクラスのいじめ、争いが重い 読んでいる私が「どうにかして…誰かどうにかしてよ…」と思っていた 意外な形で終わるのだけど… この小説の凄さは二部からかなぁと思う 一部の話しのアンサー的な位置付けなのかな?と思いつつも感じる違和感 からの三部でのネタばらしが凄かった この、騙された感を味わいたくてミステリーって読んでるんだよ!と改めて思った一冊でした
9投稿日: 2023.06.19
powered by ブクログ自分の小学生時代は楽しかった部類に入るかもしれない。 もちろん、当時も嫌なことや辛いこともあっただろうが、今となっては、あまりそういうことは思い出されない。 まあ、自分はバカな男子小学生だったので、余計にそんな感じだったのかもしれないが。 しかし、それはたまたまそうだっただけで、本作のようなギスギスした小学生時代を送っていたかもしれない。 恐ろしさに一気読みだった。 もちろん、このミス大賞受賞作でもあり、ミステリとしても非常に楽しめたことも、一気読みの理由ではある。 どんでん返しの連続で、色々な違和感が解消された解決編では思わず唸ってしまったと同時に、騙されたことの気持ちよさも味わえた。 こういう作品を楽しめることが、ミステリ好きの醍醐味といえるかもしれない。
5投稿日: 2023.05.19
powered by ブクログ読みやすい。3.5かな。まぁ面白い。タイトルの 「女王はかえらない」は確かにその通り。 人物相関図を書いて読んだので、比較的すんなり理解して読めた。名前がポイントだね。 良くあるパターンだと思います。
5投稿日: 2023.03.25
powered by ブクログ軽い読み心地で半日で読了。 一部の小学校の女子のドロドロとした関係性(イジメ)の描写が生々しいしすぎて辛かった。 二部の教師パートになり、途中から、ん??と少しずつ謎が明るみになるたびに、一部を読み返して。ここから加速的に面白くなって、あっという間に読み終わってしまった。 物悲しい最後で、読了感はなぁ、 だまされた!!はいっぱいだけど、最後はちょっと悲しく、スッキリしなくて。 うーん
1投稿日: 2023.02.15
powered by ブクログ一部でところどころ違和感を感じながら読み進め、二部でさらにそれが広がり、三部で見事にひっくり返され、あの違和感が何だったのか回収してくれます。 物語がテンボよく進むので、サクサク読め進められます。 あのトリックは全く分からなかったです。
3投稿日: 2023.01.28
powered by ブクログミスリードのための設定が無理やりすぎる。 読者を騙そうとすることばかりに重きを置きすぎていて、ストーリーもイマイチだった。
4投稿日: 2023.01.22
powered by ブクログマキとエリカの抗争。「ぼく」からの視点で物語が進んでいき、小学生女子でよくあるグループでのやり取りをリアルに表現されている。内容が徐々にエスカレートしていき…夏祭りの夜の惨劇…いや、最初は小学生のかわいい言い争いだったじゃん?なんでこうなるの?!って正直思った。 中盤の「先生」の視点は正直ダレたかなって思った。正直読むのやめようと思った。 でも… ミステリー読みなれてる人は同じ感じでだましてく作品があり、分かるトリックも確かにある。 でもね… まだ読んだ事ない人は必ず最期まで読んで!!ミステリー好きは後悔はしません笑
0投稿日: 2023.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いわゆるどんでん返し系。 前半のパワーゲーム、別視点、ネタバラシの順。よく出来ている。 名前が最初カタカナで第二章で漢字になるところからミスリードの匂いは大分してたけど、メグの正体は最後まで分からなかったなぁ。
0投稿日: 2022.12.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ぼくの目線で始まるクラスの女子のいじめやオタマジャクシのくだりはとてもリアルでぞくっとした。ふと自分の小学校時代を思い出す。最後にネタあかしが次から次へとあっててんこ盛りな感じ。性別までだまされていたのは驚いた! ただ、他のレビューにもあるとおり、あだ名が覚えきれず何回も読み返してしまった。
1投稿日: 2022.12.16
powered by ブクログ登場人物が多く、名前が覚えられなかったが、なんとか読み終えた。読み終えたあとは、なるほど、そういうことかという感じでした。
0投稿日: 2022.11.30
powered by ブクログ「このミス」大賞受賞作品。女性作家ユニット降田天のデビュー作となったサスペンスホラー長編。3部からなる。 * * * * * 小学校4年のクラスで展開される勢力争いはいかにもありそうだけれど、その後の殺人や隠蔽工作等にはリアリティがなく、やり過ぎだった気がします。 そもそもの話、ひとクラス分の小学生全員が、殺人を犯した罪の呵責をさほど感じずに成長するとは思えないし、ずっと口を噤み続けられるとも思えない。 さらに子どもの変化に、その親たちが誰ひとり気づかないことなどありえないのではないでしょうか。 つまり主となるストーリーに無理があると言わざるを得ません。 いたずらに不気味さや不穏さを煽る描写や多用される叙述トリックも、遊園地のお化け屋敷のような虚仮威しに感じられて、個人的には好きになれない作品でした。(インパクト優先のデビュー作品なので、テレビ深夜帯のアニメになら向いているかも知れませんが。)
0投稿日: 2022.10.22
powered by ブクログスクールカーストの描写がリアルだった。 真相がわかっていくときに、クラスメイトの名前が多く出てきて少し混乱。
0投稿日: 2022.09.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小学生たちの今でも続く罪と呪縛の物語。まさかオッサンとメグの性別が逆だとは思わなかったけれど、どちらも性別は描かれていなかったため、上手いなあと思った。子供というのは純粋で、それでいて恐ろしいものと思わせる作品だった。
1投稿日: 2022.08.18
powered by ブクログこれも高校生の時に読んだ。 衝撃すぎてびっくりしたし鳥肌がブワってなって本を読んでてよかったって死ぬ気で思った。 視点が気づかないように変わって気づいたらどんでん返しでハッピーエンドとかじゃないけど先の読めない展開がめっちゃ好き
0投稿日: 2022.08.15
powered by ブクログ小学生女子のスクールカーストってくだらなかったよなぁと思い出した。時系列その他のトリックでお腹いっぱいになりながら読みました。
0投稿日: 2022.08.06
powered by ブクログ丁度、娘が小学四年生で身近で見ているが、あるのかなぁー?そんなん。笑 いや。わからないよね、大人に見せる顔が全てではないからね。そんなスクールカーストの中で流れるパワーバランスのグラグラさ。 そして、女なら一生付き纏うんじゃないかと思うくらいの、この女王気質の女との付き合い方! いや、学生から離れたらあんまりないのかな? いやいや、でもママ友の頂点に君臨する女だっているわけだからね。いるよねー中には。 そうだな、次は是非ママ友の話書いて欲しいなぁ。 最後の最後まで気を抜けない、なんとなーくそうなんじゃないかなーとは見抜けるんだけど、そっちもやってたか。みたいな。そんなラストです。 女って怖いよねぇ
0投稿日: 2022.07.19
powered by ブクログ小学生のスクールカーストミステリー。 第13回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作品。 あらすじが好みだったので手にとったが、うーん、なかなか進まない。第三章の展開はそれなりに楽しめたが、小学生全員がそんな展開になるかな?とリアルさを感じれず、それゆえにイヤミス感を堪能できなかった(´._.`)スクールカースト、いじめが描かれていて、内容はかなり重いはずなのに、いろいろな意味で軽さを感じた。ですが、ある意味衝撃的な展開と叙述トリックで記憶には残りそう。
24投稿日: 2022.07.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ストーリーとしてはよく出来ていておもしろく、 先の展開が気になるミステリーなんだけど、 スクールカーストという、 全編に漂ういやーな雰囲気に気が重くなった。 ラストに向かって真実が明らかになるにつれ、 一番そうなってほしくない展開に話が進み、 さらにどんより。 三十人以上の子どもが絡む事件で この結末は、うーん…。 成長して選んだそれぞれの職業にも疑問。
7投稿日: 2022.07.01
powered by ブクログ面白い。 あらすじで「これは私の好きなやつだろう」と即買い。期待以上でした。 といっても好みが分かれる系ストーリーだと思うので、スッキリ晴れやかな話、いい話、感動話が好きな人にはオススメできない。 いい意味で騙されるのが好き 何度もページを戻って「そういうことか!」つてなるのが好き 映像化を見たいけど小説だからこそできるトリックが好き 茹でたまご剥いたら中身が金色…と思ったらそれもまた殻で、それを剥いたら黒…と思ったらまたそれも殻で…みたいな見ていた『真実』が二転三転する気持ち悪さが好き 子どもの世界のドロドロが好き そんな作品が好きならぜひ読んで楽しめると思う。 ※私が過去読んだもので、 系統としては『向日葵の咲かない夏』『神様ゲーム』が近いので好きなら全力でオススメしたい(個人的な意見です) 『騙される系』の大体の作品は途中で騙されてることに気づくんだけど、 この作品は「はー…そういうことか…ん!?違う!え!?あ、そういうこと…?え、そっち!?」ってなりました(語彙力のなさ)。 また作者さんの文体かわからないですが、とてもテンポよく進んでいくのが気持ちいい。 伏線がわかりそうでわからない(これは多分人によるだろうけど) この作者の他の作品があるのなら読みたい。 今から探しに行こうかな。 お気に入りとしてしばらく手放さず取っておこう。
2投稿日: 2022.04.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いやはや、単なる小学校におけるスクールカーストを題材とした(ちょっといじめっぽい要素もありつつ)お話しで、その第一部を受けて、第二部ではそのつづきを今度は担任の先生目線で描いていて、なんだこの先生、子供のことがまったく掴めていないな、ちょっと退屈な作品だな~、と思いつつ読み進めていたのですが。。。 ところが、最終盤は怒涛の展開でさまざまミスリードが仕込まれていたことに気づいて初回のオドロキ、さらに第一部での事件の真相が明らかになり、二回目のオドロキと、終盤で作品への評価がガラリと変わってしまいました。 読んだ人にしかこの興奮は伝わらないかもしれませんが、書かずにはいられません(ネタバレのチェックボックスをONにしちゃいました)。 ・第二部は第一部の数日後の話しかと思ったのですが、実は20年後の世界。 ・オッサンは男の子、メグは女の子だとばかり思っていたのですが実は逆だった ・エリカと絵梨佳、マキと真希は全くの別人 といったところが主だったミスリードを誘う仕掛けでしょうか。その他、諸々の真実は第三部の四年一組の同窓会で明らかになる驚愕の展開で、ラストはキツネにつままれたようにオドロキとちょっとした放心とが入り混じった読後感でした。
5投稿日: 2022.03.27
powered by ブクログ面白かった イヤミスに分類されるものだと思います。 いやーな気分で読み進み、嫌な気分で終わる物語 ストーリとしては、スクールカーストを下敷きとした三部構成 第一部は、針山小学校の3年1組を舞台として、「ぼく」の視点で語られるスクールカースト。 マキが女王として君臨し、誰も逆らえない中、東京からエリカが転校してきます。教室内のパワーバランスが崩れ、この二人の権力闘争が周りの子供たちも巻き込み展開していきます。そして、夏祭りに事件が発生 こんな子供たちって嫌い(笑) 残酷な子供たちですよね。 第二部は、教師の視点で女子小学生の失踪について物語が語られていきます。 この教師も嫌い.. そして、第三部がすべての真相という形です。 全体として嫌な気持ちで読み進むことになります。 スッキリとはしません。 無理やりのトリック感があるところが残念 しかし、この表題は秀逸 女王はかえらない、帰らない、孵らない なるほど.. イヤミスが好きな人にはお勧め
18投稿日: 2022.03.19
powered by ブクログ小学生の幼いがゆえの生々しい人間関係の描写がとても良かった。しかし、期待したようなどんでん返しはなく、個人的には読み返そうとまでは至らないなと思う。 ドロドロした人間関係が好きな人にはオススメかもしれない。
1投稿日: 2021.10.06
powered by ブクログ騙しに来る気、満々で罠は見えないが仕掛けているのは分かる!って感じで「あ~やられたー!」とは ならなかった。 たまたま、一つ前に読んだのと主人公と名前が一緒、性別のくだりも同じ!?で「おっ!」なんたる偶然、と思ったがそちらの方が数段、うまかっただけにちょっと残念感が…。 騙しに力入れすぎて、子供達がいかに大人からの追求を逃れたか等が語られず、そこがちょっと。
1投稿日: 2021.07.18
powered by ブクログうーむ、ダーク。ラストの畳み掛けは、面白かったけど、全体として重たい。ミステリーとしてのだまされた爽快感も、そこまでは感じられなかった。もっと、ひっくり返して救われる展開が欲しかったのだが、イヤミスとしてはありなのかもしれない。
7投稿日: 2021.07.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小学生のスクールカーストを絶妙に表現しているなぁと感じました。 実際、私が幼少期の頃にもこういう事がありました。 大人になった今、振り返ると本当にくだらないし、残酷だなと思いますがあの頃は小学校の中での世界が全てだったもんなぁ〜… 女王はかえらないというタイトルが、 孵らない=「存在はするけど時が止まったまま」という意味だと分かった時は納得できた。 個人的にタイトルの意味を回収してくれる作品は好きなので。 最後まで気持ちよく騙されていたら良かったものの、2章の途中で性別誤認ミスリードやら色々と気付いてしまったのでワクワク感が少し萎えてしまった。 ただ、謎を残す事なく綺麗にまとめてくれていたので楽しめはしたかな。 最後にもう少し大きなどんでん返しがあったらな〜とボヤくのは私のワガママですね〜╮( •́ω•̀ )╭
2投稿日: 2021.05.22
powered by ブクログスクールカースト。 教師はどこまで気づいて、どのように関わっているのだろうと、ふと思った。パワーバランスやら、表と裏の顔...小学校の先生って大変。
2投稿日: 2021.05.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
正直、この作品を知らなくて表紙だけで読み始めた本だったが、なかなかに残酷でシリアスで面白かった。 自分が塾講師をしていた時に教えていた生徒の学校でも同じようなカーストがあり、今の子どもたちにとってはカーストは当たり前にあるのかと思うとゾッとした。カーストは本の中だけのものではなく現実にもあり、そして内実はすごく残酷。子どもだからこそ残酷。 展開は、主人公が小学生の時、主人公が大人の時、そして伏線回収という流れ。伏線回収では、最後を除いて名前と主人公の素性がメインだったので、そこまで驚きはしないかな。最後の最後で、衝撃の真相がありそこで持っていかれる。
0投稿日: 2021.03.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第3章 真相を読み始めた時、全く登場人物が掴めずかなり悩みました。戸惑いつつゆっくり読み進めていくと正に「真相」が分かり怖かったです(良い意味で)。 第2章の先生視点を、襟川純子のいるクラスの担任のように思わせるトリックには見事騙されました。 結局1番驚いたのはメグと「ボク」の性別が逆だったことですけどね笑まんまと騙されました笑
1投稿日: 2021.03.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第一部、第二部はただ視点が変わっただけと思ってしっかり騙されて読んだので、第三部で真相が明かされて色々と綺麗に繋がって気持ちが良かった。 スクールカーストの話とか、小中学生くらいのいじめの話ってどうにもできない(避けられない)感覚が自分の中にあるのでなんとも言えない怖さを感じながら読んだ。
0投稿日: 2021.02.15
powered by ブクログ途中からどういうことだと驚いた。 タイトルの意味も最後にわかり、 事件の真相が分かった時恐怖した。 完全にミスリードで読んでいた。 単なる小学校いじめの話ではなかった。
0投稿日: 2021.01.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この前、この手の仕掛けの元祖みたいな「模倣の殺意」を読んだばかりなんだよなあ。そうじゃなければ気づかなかったかも知れないが、二部の途中でピンときてしまった。こういうのは素直に騙されたほうが楽しそうだね。
0投稿日: 2020.12.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミスリードの手法は乗り切れないと途端に高揚感は無くなる。これで終わる事は無いだろうと感じつつも徐々に自分の熱は冷めていった。 性別誤認に関してはしてやられたが、ただただ騙されただけ。そのトリックは事件に関係ない。読者を騙したいだけではないか。自分の作った物語をもっと愛してくれ。 タイトルが秀逸。 「女王はかえらない」を「女王は帰らない 還らない」、戻らないの意味だと思っていた。 まさか、「女王は孵らない」孵化できない、時が止まる、だったとは。凄い。
25投稿日: 2020.10.14
powered by ブクログ騙される前提で、時々こういう話を読みたくなる。最後に「なるほどねー」と思えたら、それでいい。 そんな気分で読み始めた本。 小学生の頃の記憶がほとんどないわたしでも、朧げに覚えている。クラスで一番権力を持っている女の子とその取り巻きのグループ。それからスポーツが得意で、ちょっと不良っぽくて人気がある男子たち。 いくら人気がある子でも、何かあれば翌日にはイジメの対象になってしまう、実は恐ろしい世界。 トリックというか騙し方には無理があると思う。でもそもそも騙されるつもりで読んでいたので、あまり腹は立たない。 ただ、あんなことをして平気でみんな大人になり、罰も受けず、幸せになっているなんて許せないと思った。
1投稿日: 2020.09.07
powered by ブクログ1部の子供時代の話だが、とにかくアダ名が多く登場する。 この時点で何かしらの叙述トリックが使われているんだろうなぁという感じ。 いくつかのこの系統のものを読んでいれば 凡そ察しがつくであろう。
0投稿日: 2020.07.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第二部の最後の方を読んで、やっとなるほど!と思った。オチをみると叙述トリック的には目新しいわけじゃないけど、全体の流れとしては面白かった。 子供の残酷さ、先生の無関心、そして何より女子のグループとかいじめとか、ちょっと胸糞悪かったけどね。
1投稿日: 2020.07.08
powered by ブクログトリックについては何となくわかりましたが 第1章のスクールカーストには最下層にいた自分には身につまされる思いで読みました 女同士の悪質なイジメが大好物なオカマにはご馳走でした トリック的な意味ではなく 良い意味で裏切られた
0投稿日: 2020.04.26
powered by ブクログ小3の時からクラスを牛耳ってきたマキ。しかし、小4になると転入生のエリカがやってきた。今までクラスの頂点にいたマキを中心にどんどんバランスを崩していき、クラスを巻き込んだ激しい権力闘争に。 最初はただの胸糞小説かと思うけれど、読み進むにつれて色んな伏線があったり、そういうことだったのか!と驚かされることばかりで本当に面白かった。 ミステリー系って私の勝手な偏見だけど、映像化されるイメージがありましたが、この小説に関しては絶対とは言い切れないけれど、映像化はできないなと思える作品。度肝を抜かれます。
0投稿日: 2020.03.24
powered by ブクログ2月-5。3.0点。 スクールカーストがテーマ。絶対的なボス女小学生。 女の子が転校してきて、一転しボス争い。 ある事故が発生する。 面白かった。よくある手法だが、欺された。 次作にも期待。
0投稿日: 2020.02.07
powered by ブクログスクールカーストかあ・・・自分が小学生のころは、そりゃもちろん人気のある子、いつも輪の中心にいる子、等々いたけど、そこまであからさまじゃあなかったなあ。今は一クラス当たりの人数も昔と比べて少なくなっているから余計に目立つのかもしれない。子供ならではの単純さでまとまったかつての四年一組の生徒はその後どうなるんだろう。
0投稿日: 2019.04.05
powered by ブクログ小学校4年生ぼくのクラスでは,マキがスクールカーストの頂点に君臨していたが,東京から美少女転校生エリカがやって来たことで,覇権争いに。ひどい嫌がらせやいじめの応酬の果て,夏祭りの夜に事件が起こる(以上第一部)。続く第二・三部では教師の視点から事態が語られる。未読の向きのために多くは語れないが,あちこちに仕掛けがあるミステリ小説。降田天は鮎川颯・萩野瑛2人の共同ペンネーム。
0投稿日: 2019.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
レビューの評価が良かったので読みました。 内容をよく調べずに読み始めたのですが スクールカーストの話で、面白いのですが 読んでいてあまり良い気がしない感じで・・・ 途中、何度か止めようかと思いました。 が、結末はどうなるのか?とっても気になってしまい 最後まで読み切りました。 登場人物がニックネームでしか紹介されないことから 「イニシエーションラブ」や「ハサミ男」のような 何かトリックがあるのだろうなとは思いましたが・・・ こんなに「仕組まれて」いるとは驚きました。 内容的には、小4でこんな陰湿ないじめは ひどすぎるでしょ?とか突っ込みどころはありましたが トリックを読み切る価値はあったと思っています。
0投稿日: 2018.10.27
powered by ブクログ第13回このミステリーはすごい!大賞作品です。 巻末でびっくり作者の降田天は鮎川颯と萩野瑛の二人からなるユニットなんですね。 で、そのことを踏まえると納得感あり(笑) 作品は、よくある小学校の女王さまの争いですが、時系列が複雑で迷子になっちゃいましたが、最終章でいろんな伏線回収が半端なく、怒濤のような展開が? そんな中でも細かいトラップがたくさんあり、まんまとやられちゃってました(笑) たしかにミステリーだぁ〜
0投稿日: 2018.10.15
powered by ブクログどんでん返しには驚いたけど、そういうのって読んだことあったし、何より、読後感の悪さといったら! やっぱり悪が栄えるのはどうにも気持ち悪い。やっていることも浅はかにしか見えないし。(すごい天才のとんでもなく用意周到な犯罪というなら、感心したりするかもしれないけれど)
1投稿日: 2018.01.11
powered by ブクログ小学校クラスのカースト制度からみる事件と子供たちの心理のお話。 この手のお話って必ず担任がクズ。ワンパターン設定にうんざり。 僕だの私だの男だの女だの苗字だの名前だのってこの手法のミステリーをうたう作品を何冊読んだことか・・・・。
1投稿日: 2017.12.26
powered by ブクログそうきたか! 三部からなっていて、二部の途中まで、多少の違和感を覚えながらも見事に騙されていたことが分かって動揺したり。そして三部で「そっちかあー!」と。 一部の最初、学校での描写は、思い当たる経験がありすぎて読むのがしんどいくらいだったけれど、予想を超えた展開で吹き飛んだ。面白かった!
0投稿日: 2017.11.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初に「彼女はもどらない」を読みました。 これに通じるトリックがあると思いました。 ちょっとトリックに強引に感じることもあったけど、でもそれを見破れないで読んでいた自分は、まんまと騙されていたのだと思いました。 まー、ありえない話でもないかな…と、納得はしたので。 ただ、話の内容として、ちょっと沼のあたりは特に雑に感じました…。そんな場所を誰も捜査しないなんてありえないです。誰かが沼があることはいいそうだし、子供が行方不明になったのなら落ちたのでは?とかで操作するのは割とあり得る話かと。大人になってから近づけない方法はあるとしても子供の時点であり得るのか…。 その辺りはちょっと無理があったなーっと思いました。 でも、読みやすく「??」ってなりながら読み進めていくのは面白かったです。
0投稿日: 2017.10.17
powered by ブクログスクールカーストを卒論で研究しているため、読み始めた一冊。マキとエリカを筆頭とする、小学生の残酷ないじめの場面を読み進めるのは苦しかったが、章が変わるごとに話の展開に驚かさせれていく。さすが!大賞作品。大人になって忘れかけていた子どもたちの人間関係が細かく描写されており、小学校時代を思い出すことも度々…。新鮮な気持ちに戻り、読み応えありました!まさかのオッサンにはびっくり
1投稿日: 2017.06.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第13回「このミステリーがすごい!大賞大賞受賞作品。 ちらっと冒頭を読むだけのつもりが、つい一気読みしてしまって気がついたら夕方になっていた。 それだけ物語に引き込む力とリーダビリティがすごい。冒頭からどぎついキャラを登場させていることといい、エンタメの見本かな。 ミステリー的には、あとがきにもあったけれどよくある手法を散りばめている。なのでかまえて見ていると騙されどころはわかってしまうかも。個人的にはこれ、ミステリー!!って売り方をしないで小学校のスクールカーストものだよ☆って売り方した方が読者の度肝を抜けるんじゃないかと思う。 スクールカースト系エンタメ小説としても十分面白いし。 気になるところは、キャラクターがとても小学四年生には見えないこと。これが小学六年生ならまだ割と説得力があったと思うけれど、一部の子だけならともかく皆が皆こんなに大人びて権謀術数繰り広げるかなあ。10才になるかならないかの年齢で。何故小学四年生の設定にしたんだろう? 子どもならではの残酷さ~ってあとがきにあったけれど、これは子どもならではの無知・純真による残酷さじゃなくて明らかに大人的な残酷さだろう。殴られると痛いとわからないから殴るんじゃなくて、殴られると痛いとわかってるから殴ってるもの。 それにしても終始嫌な気分になる話だったなあ。イヤミスってやつですかね。 追記・以下ネタバレ まあ叙述トリックなんですけど、主人公がぼくっ娘は反則かな。もうちょっとそこをからかう描写とかあったらよかったけど。 ただ、性別誤認ミスリードをぼくっ娘とあだ名だけに頼っていないことには素直に感心。 将棋が得意なのは? 物知り博士なのは?→男の子 争いは良くない、と止める気弱な学級委員は?→女の子 といった、性別についての私たちの無意識の思い込みも逆手にとられているから。 この小説、こういうところを見ると非常に丁寧に作られているのがわかる。無理があるところはあるけれど、こういう丁寧に話をつくれる作者さんには好感をもてる。
1投稿日: 2017.05.16
powered by ブクログ最初から最後まで叙述トリックに騙されてしまった。 伏線を読み切ったと思ったら別の伏線に引っかかる、ストーリーのテンプレを裏切る展開。面白かった。 最初、湊かなえの「告白」のような作品だと思ったが、全然違った。 この作者は視点の変化を作品に活かすのがうまい。 ただ、映像化したら使えないトリックであり、小説だからこそ活かせるトリックだとは思う。 確かに女王はあのクラスには帰ってこなかった。 代わりに恐怖という名の武器を持って彼女が新しい女王として君臨したのだろうか? 自分も都会とは言い難い場所の小学校に通っていたが、さすがにあそこまで恐ろしくはなかった。 最近の小学校って怖い。
1投稿日: 2017.03.15
powered by ブクログ「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作品ということで、気になって借りてみました。 「このミステリーすごい!」って思ったかというと、うーんって感じ。うすうす気づきはしたけど、確信は持てずって感じでした。 まず、マキ、メグ、エリカとか名前がカタカナなのが私的に読み辛いし、混乱をうんでしまったり…これはニックネームがいけない!って思ってしまった。(特におっさんってなに!?かわいそう!笑) 個人的に、小学生のいじめの話は好きではなくて…というのも私自身小学生のころにいじめにあっていたので、そういった意味では印象に残る作品ではありましたが、ミステリーとして印象に残るというほどではなかったです。 “「かあさんにいえないことはやめましょう」という標語があるけど、大人には子供に言えないことがたくさんありそうで、なんだか説得力がない”(P.148) 作者は結局これが言いたかったのではないでしょうか?これにはすごく納得すると同時に、誰しも子供から始まり大人になっていく。子供のころにかあさんに言えなかったことを一生背負って大人になって、結局は大人には子供に言えないことが増えていく…そういった状況に繋がるのではないかな?との作品を読んで思いました。
0投稿日: 2017.02.13
powered by ブクログ記録 上手く騙された。 名前からの固定観念って 意外と強いんだなと思った。 確かにいたもんなぁ、 こういう女子。苦手だった。 だから正直スカッとしてしまった。 誰かを守りたい気持ちは 大切だけど一生続く約束は 辛いだろうな。
0投稿日: 2017.01.17
powered by ブクログ「後半のつるべ打ち(どんでん返しの連続)」 「後半に驚愕の仕掛けが!」 「二段仕立てのトリッキーなプロットに、驚嘆する読者も少なくないだろう」 文庫の帯に書かれてた絶賛オススメコピー。 小学生のスクールカーストという設定には、わたしはそんなに惹かれはしないんだけど、その設定でものすごいトリッキーなミステリに仕上がってる、っていうとこにものすごいキョーミ湧いて買って、即日完読。(超遅読なわたしにはものすごい異例なかんじ) どひゃー。 騙されたー。 って、おもった。 帯の絶賛コピーに。 えー。 これ。 なにが「どんでん返し」なのー。 だってー。 2章読んでたら、フツーに「気づいた」けど。 ちゃんと気づくようなこと書いてるから、気づいたあと、そこからどんでん返しがあるのかとおもったら、わたしが期待した「その先のどんでん返し」はなかったからびっくりした。 だいたいー。 1章の「オッサン」「メグ」、わたし、わりとすぐに「気づいた」けど。 っていうか、気づかない人、そんなにいるの? っていうのに、びっくりした。 3章の「真相」も、1章のラストでフツーに予想つくよねー。ねー。ねー。 こういうのもトリッキーっていうの? 読者の鈍さに頼った構成にしかおもえなかった。 悪口みたいになって、ごめんなさい。 でも、ほんと、ぜんぜん2章で騙されなかったから、ぜんぜん作者のネタに乗れなくて、ごめんなさい、って言うしかないぐらい、「トリッキーなミステリ」として読めなかったのです。 もっといろいろ「うーん」っておもうことはあったけど、それはブログにあとで書きます。
0投稿日: 2017.01.14
powered by ブクログ一人の女子児童がクラスの頂点に立ち、厳格な階級社会が営まれていた4年1組。そこへ転入してきた一人の女子児童がその状況を崩壊させ、ある事件を誘発させる… 幼いからこそのむきだしに残酷なスクールカーストのようすが綴られていき、その不協和音が高まってきて事件が起こる。そして終盤、その事件の真実が明らかになっていく、という筋立てそのものはミステリの王道に近いものですが、たたみかけるような意外性の連続が軽やかに描かれていて、とても巧さを感じた作品でした。 話としてはいわゆる「イヤミス」で、爽快さなどさっぱりありませんし綺麗な小学生の存在を信じたくなったりしますが、フィクションとして楽しむには盛りだくさんのエッセンスが詰め込まれた面白いお話だと思いました。 暴力的な要素でなく、心理的に追い詰めていく描写はやはり女性作家さんのほうが描けるな、とも感じました。実績のある作家さんだからかもしれませんが。 読む人を選ぶ作品ですが、フィクション!ミステリ!として楽しむ分には充分に満足できるお話だと思いました。
1投稿日: 2016.12.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小学校のクラス内のスクールカーストを扱った物語。 カーストの頂点を争っている2人の女の子の争いを中心としている。小学生でここまでするかなって思いながら読んでいたが、結構読んでいてきついものがあった。 後半は叙述トリックの解明を軸に進んでいくが、前半部分で僕って言っていた子が実は女の子だったり、その子が助けていた子が実は男の子だったとか正直どうでも良いわ。 無駄に叙述トリックを使っている気がしないでもない。著者の独りよがりの文章を読んでいる気分。
0投稿日: 2016.10.10
powered by ブクログ1部で強烈に描かれる、スクールカースト。 きっついなぁ、現代っ子はこんな感じなのかな?と思いながらも、出てくる単語や時代背景が古い…ところから違和感を覚え始め、2部の現代描写のところでなんとなくトリックに気付いちゃった。 と思っていた。 3部を読み出すまでは。 最終章である3部を読み進めていく中でも、どんどん出てくる新しい「告白」という名の種明かし。 してやられた。 「このミス」というよりは、「本屋大賞」っぽい印象。
0投稿日: 2016.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
純粋に、とても面白かった。先が読めない展開に、引き込まれた。 叙述トリックにも完全にだまされた。 ちょっと、重たい読後感もよかったです。 全編を通じて、人間のこわさがにじみ出ていたのではないかと思います。
0投稿日: 2016.08.01
powered by ブクログクラスを牛耳る女王マキ。マキはクラスメイトにランクをつける独裁者だった。ところが東京からやってきた転校生エリカにはマキのやり方は通用しなかった。対立するマキとエリカ。雰囲気が悪くなっていくクラス。そしてそんなある日、事件が起こってしまう。。。 表紙、登場人物、あらすじに惹かれて購入。ミスリードに違和感を感じつつも気付けなかったことがいくつかあった。ライトノベルのようなイメージで読んだ方が良い。
0投稿日: 2016.07.19
powered by ブクログ叙述トリックではあるけど、スクールカーストやいじめの問題も含んでいて、『風葬の教室』も思わせる。 出てくるものに違和感を感じたらトリックは読める。 無理はあだ名のつけかた?
0投稿日: 2016.07.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第一章と第二章、目線が変わっているにしても明らかに雰囲気や名前が違っているのでトリックが読めてしまいました。それでも第三章のタネ明かしでは思ってもいなかったところにも更に色々仕掛けられていたことを知り、よく出来ているなぁと思いました。しかしその反面、主人公の『ぼく』というのはズルいな、無理があると感じました。ミステリーを読み慣れている人には物足りない印象です。 個人的には本作の読みどころは、子供の残酷さ。恐ろしさ。大人の知らない子供の思いや一面はあるし、知らないうちに子供も成長する。まだ子供だから、まだ○歳だから分からないと軽視するのはとても恐ろしく、また子供ならではの残酷さは大人の発想を越えていることも。そういみでもミステリーかもしれません。
0投稿日: 2016.07.03
powered by ブクログ二人の女王の王座をめぐる闘争。教室の中の秘密....。 見慣れた題材、お馴染みの趣向だけど、あえてそこに飛び込むだけの意義を感じる。 物語の意外な着地点には、教室全体ではなく あくまで一人の、心がある。 恐ろしいけど、突き放せない切ない想い。 君にだけは言えない秘密。
0投稿日: 2016.07.01
powered by ブクログ初読みの作家さん、降田天なる作家の出自はかなり個性的であろう。女性二人の共同ペンネームであり、ライトノベルでは別ネームで活躍しているという。ミステリデビューが今作で「このミス大賞」を受賞してる。 ミステリの構成としてはよく練られており、読者の誤認を誘うテクニックも唸るものがある。ただ全体としてなんとなく安っぽく感じてしまう、違いとしてはスクリーンで観る映画とテレビの2時間ドラマの差というか、そんなカンジ。 ただしミステリデビュー作ということを鑑みれば賞賛されるべきだろう、女性ミステリ作家の台頭は著しいゆえ、今後の活躍への期待値は個人的に高い。
0投稿日: 2016.06.30
powered by ブクログ二人の女王が君臨する、4年1組で起きた事件の物語。 よくあるスクールカーストが題材の内容だなぁと思いながらも続きが気になってしまい、どんどん読み進めて思わず一気読みしてました…!
0投稿日: 2016.06.24
powered by ブクログ4年1組の絶対的存在として君臨する女王マキ このままマキの独裁政治が続くかと思われたがその女王の座を脅かす美しい転校生エリカがやってくる。 2人の女王がクラスを巻き込んで衝突した時、ある事件が起きる そしてその事件の真相は、、 無理矢理過ぎるところはあるがこういうダークミステリーは嫌いじゃない
0投稿日: 2016.06.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
クラスのいじめっ子が、美人の転校生に立場を奪われ、逆にいじめを受けると言うありがちなお話だと思っていた。そのいじめ描写も重く、長く、読むのが辛い。でもここで辞めたら後味最悪のままだし…と言う思いで何とか読み進めた(この時点では評価は☆ふたつくらいかなぁと思っていた)。 真相を読んで衝撃。名前、性別トリックのミステリーは結構読んできたつもりだったが、この作品では完全に欺かれてしまった。 ただ、語り手の一人称と、ほどんどの人物のあだ名がちょっと強引。
0投稿日: 2016.05.31
powered by ブクログ一応ミステリにカテゴライズしたが、 文体は「ほぼホラー」である(^ ^; 読んでて、怖い(^ ^; 文庫版の巻末の解説に説明が詳しいが、 テーマやトリックに「目新しさ」はない。 が、目新しくないと言うことは、 「王道である」とも言える訳で。 筆力のある作者が、本気で王道を突き進むと、 こんなにも面白い小説ができ上がる、という お手本のような一冊である(^ ^ 巧みな筆致でミスリードされる叙述トリックといい、 後半に行くにつれ覚える「意図的な違和感」といい、 見事に作者の術中にハマる幸福な読書時間(^ ^ まったく何の予備知識もなしにジャケ買い。 いや、これは当たりだった(^o^
0投稿日: 2016.05.22
powered by ブクログ小学生のスクールカーストの話。2章がちょっと中だるみしたけど、文章にぎこちなさがなくすんなり読めた。するする読めるなあって思っていたら、ラノベでそこそこ人気の作家さんらしい。なるほど。
0投稿日: 2016.05.09
powered by ブクログ第1章は引き込まれた。小学4年生のスクールカーストを題材にヒートアップする女王の座をかけた戦い。 おもしろい、と思ってしまうのは、やはり同じくカースト制度のハッキリした学校生活を送ってきた私の経験にあるんだと思う。 個人的には、マキもエリカも嫌いだ。だからこそ、どちらに味方するでもなく、第三者目線で楽しめたと思う。 第2章、始まってすぐに子供だっただれかの語りだと気づく(メグだと思っていた)。 第1章で、北関東の田舎町という記述があったけど、それにしたって第1章は時代の古さを感じた。そして第2章を読み始めて、そのうちゲームという単語が出てきそうだと思っていたら案の定出てきた。現代の子供を描写するに適した安易な単語。 個人的に許せないのは、コージーに伝えて!の部分に「、」を付けて強調したこと。 この物語のライトなトリックは、だいたいの読者なら見破るはず。ここをあえて強調することが子供じみていると思った。表紙のイラストもそうだが対象年齢が低いのだろうか? でも、私がこの本の編集だったら、「、」はトル。あとその後すぐに入る、佐々木イコールコージーの記述は外したい。クドイ。 第3章、これは無理がある。 クラス団結、さあ、殺人とは! クラスメイトその他の心理描写がないし、だいたい20年も秘密を通せるわけがない。いっきに陳腐化。というか、夢物語になってしまった。 だけど、性別のトリックには気付けなかった。性別が変わることで、殺人の動機が変わること。同性に対する愛情と異性へのそれは、強さと独占欲が変わること。これはハッとさせられた。 全体書評。 全体的に文章の運び方がキレイで、筆力があると思った。蝶と蛾の描写、浴衣の柄、そしてオタマジャクシとかけたタイトル「女王はかえらない。 帰らないし孵らない」 言葉遊びを楽しむかのように、描写の一つひとつに意味を持たせている。 読者を欺きたいがために、話の奥深さが消えているのが残念でならない。 この筆者なら、もう少し踏み込んだ場所でも書けたと思う。 例えば、エリカやマキの両親がクラスメイトを怪しむとか、誰かが裏切る、白骨発見など。で、その新たな題材に合わせて心理描写をもっと濃く出す。 でも、そこまで描くとテンポが悪くなり、薄気味悪さが倍増するからこのあたりでのストップで良かったのかも⁉︎ とにかく、今一歩! 最近は筆力のないミステリーばかり読んでいたので、この作品に出会えて嬉しく思ったことだけ付け加えておく。自作に期待。
2投稿日: 2016.05.05
powered by ブクログ片田舎の小学校に突然やってきた転校生のエリカ。エリカの存在は、それまでクラスの女王としてふるまっていたマキの立場を脅かすようになる。そしてクラス全体を巻き込んだ、エリカとマキの権力闘争が始まり…… 読み終えて思ったのは、この手のミステリーの楽しみ方って難しいよなあ、ということでした。 伏線の張り方や騙しの手口、真相が教科書通りだっただけに、なにかもう一捻りあるのだろうと、勝手にハードルを上げてしまい、結局そのハードルを越えられなかった、というのが、正直な印象です。 元々プロデビューされていた方、というだけあって、技術や文章力はしっかりしていたと思います。第一部の二人の女子生徒の権力争いのイヤーな感じは、湊かなえさんから続く、イヤミスの潮流にのれるだけのものがありそうな気がします。それだけに第2部で視点が変わり、ちょっと盛り下がった感じがするのが残念……。先読みできていなければ、第3部の驚きでそれも帳消しにできたとは思うのですが。 この手の騙しで、「犯人が意外なところにいた」だとか、「登場人物の行動の意味ががらりと変わった」というようなものは大好きなのですが、この本の騙しは、それと少し系譜が違っていて「うん……、いや、だからなんなんだ」と思ってしまったのが残念。先にも書きましたが、技術はしっかりしているので、単に自分の好みの問題です。 この手の作品は前評判だけで、ある程度トリックが読まれてしまう上、先駆者の多い難しいジャンルだと思います。でも、あえてそこに挑戦されている以上、もう一捻り、一展開ほしかったなあ、と思わずにはいられませんでした。 第13回このミステリーがすごい!大賞
0投稿日: 2016.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オチは好きだったけど、それ以上にそのミスリードは反則技。 これでこのミス大賞なの?と納得のいかない作品だった。 以下、納得いかないトリック↓ ・主人公が「ボク」っ娘 ・幼なじみの髪型を男なのに「ショートカット」と表現 ・アダ名の由来が無理矢理こじつけ過ぎ 超劣化版「葉桜の季節に君を想うということ」って感じ?
0投稿日: 2016.05.02
powered by ブクログ見覚えのあるクラスのヒエラルキーに子供の頃の不快な感情が沸き上がった。ああ、大人になってよかった。 殺人、歪んだ愛と執着に読後感はよくない。 ミステリーの技巧を色々つめこんだなぁと思った作品でした。
0投稿日: 2016.04.29
powered by ブクログスクールカーストがテーマとなっていますが、 今までになく子どもたちの純粋さとそれがもたらす怖さが描かれています。
0投稿日: 2016.03.23
powered by ブクログ"マキとエリカ ― 女王の座をめぐり、教室内で巻き起こる 二人の少女のパワーゲームは、 やがて予想もできない結末へ!"(帯の説明より) 学級崩壊ぶりと女の闘いの壮絶さがうまく表現されていて、読んでいて思わずゾクゾクしてしまう。 作品の構成は2段構えとなっていて、途中「!?」ってなります。 (作者による)お楽しみが仕掛けられている小説です。
0投稿日: 2016.03.13
