
ギャンビット
レックス・スタウト、大村美根子/グーテンベルク21
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総合評価
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1962年に書かれたネロ・ウルフの長編。
日本ではEQ掲載のみだったがついに電子書籍が出た。ギャンビットとはチェスの定石のこと。今回の殺人事件はチェス大会(1人vs12人で盤面を見ないで同時進行で進む変わったゲーム大会)で起きる。8割がたウルフのオフィスが舞台となり会話で進む安楽椅子探偵の見本のような作品。かなり理屈っぽいのでウルフファンでも余程の変わり者でなければ楽しめないのでは・・・と途中で思いながらも私は充分楽しんだ。元妻に殺されかけたウルフの女性恐怖症が全開だがアーチーのフォローが今回も光っている。
1投稿日: 2018.12.17
