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死線のサハラ 下
死線のサハラ 下
ダニエル・シルヴァ、山本やよい/ハーパーコリンズ・ジャパン
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総合評価

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    本作も変わらず素晴らしい 日本人作家からは絶対に味わえない壮大なスケールのスパイ小説。息を呑む展開が続きページを捲る手が止まらなくあっという間に読み終わった。 完全にフィクションと言えない複雑な情勢を背景にしてるところも考えさせられるものがある

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    投稿日: 2024.11.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作と一続きと考えてよい物語。やっと追い詰めた最終ターゲットを仕留め、もっとカタルシスを感じるかといったらそうでもなく、爽快感もない、湿度の高い作品。

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    投稿日: 2022.07.22
  • イスラエル諜報機関の長官になったガブリエル。

    きっと暴れ馬のごとく慣例を蹴破るのだろうと期待していたが意外と大人しい。 他国の最先端技術と連携することも大切だ。ユダヤ人が表に出ないほうが上手くいく作戦もある。高額な絵画専門の画廊が出てくるが美術談義は静かになった。等々…少し寂しい気持ちで読んでいたが最後はガブリエルも我慢できずに全力疾走だった。 そしてこれほど殺伐としたテロ壊滅作戦を繰返しながらこのシリーズは何故かロマンスが生まれる。微妙な立場同士の愛はこのあとどうなるのか、次作への余韻を残して終わるのだった。 このシリーズは勿論エンタメ作品であるが、リビアのカダフィ大佐の殺害やビン・ラディンの隠れ家襲撃などリアル事件にも触れている。 今回の舞台のモロッコ、シリアとロシアとイランの関係、さらには北朝鮮まで不穏な空気が漂ってくる。イスラエル諜報機関モサドが金正男を注視していたことも昨今話題になっているのでスパイ合戦はこわいなと感じる。その反面モサドは世界各国に役立つ情報を提供しているのも事実らしい。 日本はトヨタ・ランドクルーザーとニッサン・パスファインダーで貢献していた。

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    投稿日: 2018.08.30
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    著者のガブリエル・アロン・シリーズの三作目。全く知らなかった著者だが、一作目が、面白かったので、続きを楽しみしていた。本のテーマの善悪は別にして、こういったテーマ、内容は日本人では書けないと思う。内容がどこまで事実かはわからないが、リアルで緻密。そして、エンドは哀しい。

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    投稿日: 2018.08.11