
総合評価
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powered by ブクログ洗面所に立ち『さぁ始めようか』とつぶやく 優れた判断は経験から生まれる経験はお粗末な判断から生まれる 目標はビジョンの到達点 優しさや親切は自信が示すもの ○問題を見つけに行く 机がキレイではダメ リーダーにしかできないもの ○できてもできなくても全ては自分の責任であることを教える 命令だと命令しない 目的を伝える ○壊した人が持ち主になる 数学的には曲線の下側の面にあたる部分
4投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ軍隊的リーダーシップを日本企業がとりちがえていることがよく分かります。 13ヶ条を頭に入れておきたい。
0投稿日: 2024.04.05
powered by ブクログ紳士的に振る舞っているようで、実は荒々しい面もある。けど、粗野ではない。らしいは性差別と言われそうだが、偉くなってもそんな男らしい面が残っているとこが、かっこいいんだよね。
0投稿日: 2021.10.02
powered by ブクログ▼残念ながら東京赤坂キャンパス図書館ではごらんいただけない図書です▼ ▽大田原・福岡キャンパスには所蔵があります(取り寄せ可能)▽ https://opac.iuhw.ac.jp/Otawara/opac/Holding_list?rgtn=1M008707 https://opac.iuhw.ac.jp/Fukuoka/opac/Holding_list?rgtn=5M809585 <羽田明浩先生コメント> 菅総理大臣が座右の書としていた書籍です。アメリカ軍の統合参謀総長から国務長官になったパウエル将軍の経験をもとに様々な事例を交えて教訓になることが書いてあります。 <BOOKデータ> 「なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ」「まず怒れ。その上で怒りを乗り越えろ」―これら「自戒13カ条」も有名な著者が、百戦錬磨の経験から編み出した至高の仕事術と人生論。国務長官時代のエピソードも赤裸々に明かされ、米政治の舞台裏を知る意味でも貴重な記録である。
0投稿日: 2021.03.17
powered by ブクログパウエル元国務長官の著書 リーダー本というより 自身のアメリカでのやってきたことの 歴史のような 常に問題を探す親切に 部下を信じる 部下を尊敬 リーダーは責任もって受け持つ勇気のある人。ついていこうと思う人
0投稿日: 2020.11.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
議員からの質問には、「たずねてくれてありがとう」という姿勢で対応すること。 部下の尊敬は、獲得する以外に方法がない。
0投稿日: 2020.08.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
感銘を受ける言葉も多く、スムーズに読み進めることができた。特に、反対ばかりする人は、実現不可能な夢をみている。彼らは恐れ、皮肉な見方をしているだけで何かを前に進めることがない。このフレーズは、今の職場でも見かける仲間も多く、非常に納得。 アメリカ軍隊ならではの、実力主義、能力ある組織やトップをつくること、その考えが徹底されていて、その組織がコリンパウエルという人物を作り出したのだろう。
0投稿日: 2020.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
コリン・パウエル氏の人となりもわかるような、単なるリーダー論に留まらない本。 良くも悪くも、如何にもアメリカだな、と感じるところもまぁあるが 率直で端的に偽りなく書かれている印象があった。 煽り文句がてサラリーマン向けビジネス書の体で売り出されいてるのが 非常に勿体ないと思う。 パウエル氏がイラク日本人人質事件の際 「率先してリスクを負った人々に責任があるとは言えない」 「このような人がいることに日本の人々は誇りに思うべきだ」 とコメントしたことがあった。 あのような自己責任論がマスコミの煽動があったからとは言え 巻き起こるような体制の国で、一ビジネスマンが実践するには厳しい内容だろう。 ビジネス書よりも伝記やマインドセットの本として読むほうが良い気がする。 やればできる≠必ずできる 楽観的≠馬鹿 シンプルだが誤解している人も多そうである。 他人の道を選ぶことはできない。他人に自分の道を選ばせてもいけない。 釘がないのでというマザーグースの引用もわかりやすい。 弱い者いじめをするリーダーは自信のなさをごまかしているだけ。 叱ることがリーダーシップだと思い違いをしている。 個人的には議論だろうが激励だろうが怒鳴るのは良くないと思うし 殴って割ったガラスのデスクトップの修繕費は誰が出したのかなどと思ってしまうが。 恐れにコントロールされる人物にリーダーの資格はないというのと 部下を怒鳴って脅すことは矛盾しないのだろうか。 昇進させた部下の下で自分が働くことになるかも というのは本当にそのとおりだし、それは当然のこととして認識しておいて欲しいものだ。 新しい組織に着任したら理由がない限りまずそこにいる人たちを信じる というのはとても素敵だ。 兵は信頼している上官の元なら、たとえ危険な目に陥ることになっても 我らが上官がどう切り抜けるかを知りたいと最後まで行動を共にする。 そうした信頼関係を得る為にはまず部下を尊敬し、部下のことを知る。 部下が優秀で私がいなくても大丈夫、なら必要ないのでは というのは笑ってしまった。 組織のあり方なので、頼りない上司を助ける部下という形で うまく回る場合もあるから、それはそれでありだとは思うが。 信頼関係があれば、「上官に恥をかかせるようなことはしない」 と部下が動いてくれる。それが理想の関係だと思う。 コンテストの話で急に仕事をふるな、準備するための時間をあたえよ とあったが全くそのとおりだ。 駄目な上司は急な無茶振り、押し付けが多過ぎるものである。 準備もなっく任務に放り込まれた兵士は自信を失い上司に対する信頼も失う。 アドバイスの中で重要なのは言葉ではなく両親の姿というのも納得だ。 哺乳類の中で人類だけは自分たちがどんな生き物で生きて清涼するために何が不可欠なのか忘れてしまうほど頭が悪いというのは 残念ながら頷くところである。 自分がいない時には書類にサインをするのは副官というくだりで どんな時に誰がサインするのか規則を残す必要はない 副官と互いに信頼しあっていたからというのが良かった。 すぐルールを作って書面化したがるのが仕事が出来ない人の悪い癖だ。 余計な仕事を簡単に増やしてしまう。 会議の件も面白かった。 会議は基本的に邪魔しない。電話がかかってきた、呼ばれているなどで 出席者に声をかけない。 時間厳守、そろっていなくても時間になったら会議を始める。 仕事が出来ない人ほどだらだらしていて会議を始めるのも終わるのも 時間通りにはいかず、無駄に長い会議をしたがるものだ。 短ステッキを廃止したいと思ったときに、禁止するのではなく 「必要だと思う者には携帯を許可する」と指示を出したら みんな持たなくなったというのが発想の転換で面白い。 どの組織にも文化に深く根ざした短ステッキが存在する。 やめさせるには時代遅れだとわからせる方法を見つけて廃れさせる。 30日たったらシーツは自分のものというのも同様だ。 不備があったらいつまでに申し出てくれと言っても 締め切りが過ぎてから言ってくる人がおおすぎる。 自分のものになると思えば真面目にチェックする人が増えそうだ。 武士は引き際が肝心という言葉が日本にもある。 悲しいかな、引き際を弁えられず 引退後も名誉職について口を出すような人は多い。 所謂天下りなどもそうであろう。 適当なところで引退し曾孫にチャンスを与えるべきだと 上の人間ほど思っていて欲しいものだ。 尚、amazonのレビューで誤訳だという指摘をしている方がおり 返信として訳者の方が下記のブログを書いておられたのでURLをメモしておく。 http://buckeye.way-nifty.com/translator/2012/09/post-9c68.html
0投稿日: 2020.01.15
powered by ブクログ米国社会で、まず黒人というハンデ、さらにストリートキッドという貧しい生まれから最年少で米国4軍のトップ、国務長官までのし上がった立志伝中の人物です。 さらに、イラクに大量破壊兵器があると信じて仕掛けた戦争が、誤情報によるものだったという大失態をやらかした人物でもあります。 毀誉褒貶のある人物のリーダーシップ論ですが、実体験に基づくものだけに面白く読めます。 ただ、軍隊での教育が家庭での教育として通用するのか(P122)については、異論のあるところでしょう。 間違いを見すごさず、できるだけ早く指摘する(P125)大切さがよくわかります。 報告で大切なこと、わかっていることを言え、わかっていないことを言え、その上でどう考えるのかを言え、この3つを常に区別しろ(P154)。 記者会見での15項目にわたる対応方法は、菅官房長官に読んでほしい(P172)、中でも「彼らは彼らの仕事をしている、君は君の仕事をしている。ただし、リスクを負っているのは君だけだ」は名言です。 「解決策を検討する場合、何段階か先の副次効果までよく検討しなければならない。また、これで解決できると思う対策に到達したときには、それが本当に解決策なのか、それとも将来に禍根を残す希望的観測なのか、自問自答しなければならない(P205)」などは、大小の問題を問わず安易な解決策を求めてはならないという金言です。 新任指揮官の3つの封筒のエピソードも魅力的です。 「新任の指揮官に、前任の指揮官が1から3までの番号を書いた3つの封筒を渡し、問題が起きたら順番に開くよう指示する。1か月後に最初の封筒を開くと、「オレのせいにしろ」、さらに数か月後に2番目の封筒を開けると「再編しろ」、そして3番目の封筒を開けざるを得なくなった時「3通の封筒を用意しろ=後任を探せ」と書かれていた」(P208) 英語があまりうまくない10人の外国の子供たちが付き添いもなく米国のレストランで食事をするも、会計の時になってお金が足りないことに気づく。ウェイトレスに「お金が足りない」と話すと、子供たちを見渡してから彼女は奥へ引っ込む。しばらくして、戻ってきてにっこりと笑って言う。「会計は気にしなくていいわよ」でも子供達にはさらに気がかりなことがある。「差額はあなたが払うのですか?」「店長にあなたたちのことを話したら、みんなにこう言ってほしいといわれたの。当店へようこそ。お食事は楽しんでいただけましたか?この街に来られたことをうれしく思います。米国滞在を楽しんでください」(P288) いささか出来すぎたエピソードではあるが、米国社会の懐の深さを感じることができます。 リッコーバ海軍大将の講話「物事をなすのは組織ではない。物事をなすのは計画や制度ではない。物事をなせるのは人だけだ。組織や計画や制度は、人を助けるかじゃまをするか、である」(P344) 本来人間の利便性ために存在すべきなのに、組織や制度に縛られる人間のいかに多いことか。 タイトルの内容にしては肩ひじを張らず、気軽に読める本です。
1投稿日: 2019.04.03
powered by ブクログ自戒13箇条 1.なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ。 2.まず怒れ。その上で怒りを乗り越えろ。 3.自分の人格と意見を混同してはならない。さもないと、意見が却下されたとき自分も地に落ちてしまう。 4.やればできる。 5.選択には細心の注意を払え。思わぬ結果になることもあるので注意すべし。 6.優れた決断を問題で曇らせてはならない。 7.他人の道を選ぶことはできない。他人に自分の道を選ばせてもいけない。 8.小さなことをチェックすべし。 9.功績は分けあう。 10.冷静であれ。親切であれ。 11.ビジョンを持て。一歩先を要求しろ。 12.恐怖にかられるな。悲観論に耳を傾けるな。 13.楽観的であり続ければ力が倍増する。
0投稿日: 2018.10.14
powered by ブクログ・何ごとも思うほどには悪くない.翌朝には状況が改善しているはずだ. ・自分の人格と意見を混同してはならない. ・他人の道を選ぶことはできない.他人に自分の道を選ばせてもいけない. ・小さなことをチェックすべし. ・功績は分けあう. ・冷静であれ,親切であれ.
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ米国国務長官と言えば、個人的にはこのパウエル氏が一番に思い浮かぶ。思えば、世界がまた戦争をすることになる時代の転換期に、大変な要職をこなしてきた方だったな、という感想。 タイトルよりも副題の方が、本の内容を表していると思う。 つまり、「It Worked for Me」(私はこれでうまく行った)という自叙伝でした。 世界トップクラスの要職でのこぼれ話を読めるのは面白かったが、リーダー論としての内容は薄いかな。
0投稿日: 2018.02.24
powered by ブクログ普段あまり読むことはない、アメリカの元陸軍のリーダー論。パウエル国務長官というのは当時ニュースでよく聞いていた。 アメリカ流のリーダーシップが学べる。 これを日本の組織にもってくると軋轢はたしかにあるでしょう。 しかしより効率的な組織にはなると思う。
0投稿日: 2017.08.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
現在、アメリカには例の人のせいで逆風が吹いている。しかし、私は悲観はしていない。あの国は修正能力が高いからだ、これから書評にするコリン・パウエル氏もその代表的な人物の一人。 彼はジャマイカからの移民の両親のもとに生まれたアフリカ系アメリカ人。アフリカ系アメリカ人で初めて、国務長官(日本でいえば外務大臣)になられた方だ。 この本の題名は「リーダーを目指す人の心得」という題名であり、彼の理想のリーダー像が一冊にギュギュっと詰まった書籍である。大部分が彼の経験則によるもので、叩き上げの軍人としての彼の本質が表されている。 では、本書をかいつまんで紹介する。 ・何事も思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ。 彼は状況がどれほど苦しいときも、自信を失わず楽観的な姿勢を保つように心がけたとのこと。具体的には夜、自分は勝利に向かって歩んでいると思いながら職場を後にすると、自分以外にも良い影響が与えられる。部下にもそれは伝染し、彼らにもどのような問題でもクリアできると信じさせることができるという。 ・まず怒れ。その上で怒りを乗り越えろ 誰でも怒る。まっとうな感情だ。彼も子供や奥さん、親友そして敵に対しても怒る。だだ怒ったままではよくないと思われているそうだ。 例えば、彼がフランスの外務大臣、ドミニク・ド・ビルバンと仕事をした時もそう痛感されたそう。しかし米国人のほとんどがドミニクと仕事したとき、彼に対して相当腹を立てたそうだ。 第二次湾岸戦争のとき、国連安全保障理事会では大量破壊兵器の問題が繰り返し話し合われていた。安保理は15か国で構成され、議長国は毎月持ち回りになる。 2013年1月はフランスが議長国で、ドミニクが議長席に座った。安保理議長国はその月の特別議題を提出できる。そのときドミニクが提案しようとしたのは、テロリズムだった。 これには、パウエルさんは不安に思った。ワシントンも「フランスが議論したいのはテロリズムでなくイラク問題だろう。それはまずい」という意見が支配的だった。 ドミニクはイラクには言及しないと断言していた。しかし、彼は理事会後、大勢の記者を目の前に、イラクに対する米国の姿勢を強く批判し、いかなる軍事行動にフランスは反対すると語ったのだ。 これで、パウエル氏をはじめ米国はテレビニュースや新聞でたたかれまくる。パウエル氏も激怒。その感情をドミニクにも伝えたそうだ。 米国内での反応もすざましく、フランスワインをボイコットしよう、とかフレンチフライ(フライドポテト)をこれからはフリーダムフライと呼ぼうといった話が新聞に載った。ドミニクのせいですべてがメチャクチャになったのだ。 ここからがパウエル氏の素晴らしい見立てだ。曰く「ドミニクが悪者と言いたいわけではない。彼はフランス政府の代表として言うべきことを言っただけだ。したがって彼を米国に対する悪者扱いはやめよう」と。 そのかいもあって、フセイン政権が倒れた後、イラクを再建するため国連決議が必要だったが、そのときフランスは6つの決議、すべてで米国を支持してくれたそうだ。 その後、2004年2月、ハイチが危機的状態に陥り、ジャン=ベルトラン・アリスティド大統領が国外に退去せざるをえなくなったとき、米国はまずアリスティド大統領を南アフリカに向かわせた。 しかし南アフリカは受け入れを拒否。真夜中だったがパウエル氏はドミニクに電話をかけ、フランス語圏に属するアフリカ国に、飛行機が燃料切れになる前にアリスティドを受け入れてもらうように説得してほしいと頼んだ。30分後、ドミニクは解決策を提示し、万事収まったそうだ。 パウエル氏は、よくフランスはアメリカ独立戦争のとき、我々の見方をしてくれじゃないかという言い方をする。つまりフランスとは230年以上も結婚生活をしている。。。そして夫婦仲が悪いと230年以上もカウンセリングを受け続けているんだ、と。 それでも離婚しないのは、人権や自由、民主主義など両国は価値観や信念が同じだから。両社のきずなは、そう簡単には切れるほど弱くはない。 彼の軍隊時代の上司も「コリン、激怒や失望の素晴らしい点はそれを乗り越えてゆくところだよ」と言われたそうだ。彼はこのような性質も持ち合わせている。 ・常にベストを尽くせ。見る人は見ている。 パウエル氏は14歳のころから、夏休みとクリスマス休暇はブロンクスにある、赤ちゃん用家具のお店でアルバイトをしていたという。 きっかけはオーナーに店の前を通った時「君、後に止まっているトラックから荷物を降ろす仕事をしてみないかい?」といわれたので「あ、いいですね」と答えたのがきっかけだったとのこと。 仕事は2~3時間だったが、アルバイト代は時給50セントで、最後にこう言われた「君はよく働くね。あしたもおいで」パウエル氏は夏は2~3時間、冬はもっと長くまじめに働いた。これはジャマイカ人の両親から受け継いだ性質だ。 彼の両親は、毎朝早くにマンハッタンのガーメント地区に出勤し、夜遅くに帰宅した。親戚も一生懸命働く人ばっかりだった。移民とはこのようなものだと彼は言う。「あいつは怠け者だ。仕事を二つしかしてないんだから」という冗談があるくらいジャマイカ人はよく働くそうだ。 そして件の家具屋の主人はパウエル少年の働きぶりに感動し、こう言葉を投げかけたそうだ。「コリー、君にはきちんとした教育を受けていい人生を送ってほしいと思うんだ。その日暮らしをするような人間じゃないのだから。ここは家族が受け継ぐ店だ。ここに君の未来はないんだよ」 つまりベストを尽くした見返りとして、パウエル氏は間違った道を通らなくて済んだのだ。 ・勘違いしないようにする 最後にパウエル氏の性格をよく表すエピソードを紹介して本ブログを終わる。 少し前、パウエル氏はフィラデルフィアの道路の清掃夫にスポットを当てた番組を見た。折り目正しい黒人で、硬いほうきとキャスター付きのごみ入れという昔ながらの方法で道路の掃除をしていた。 家族は妻と子供が数人。質素な家で仲睦まじく暮らしている。仕事は気に入っており、地域社会に貢献しているという実感を持って働いているという。しかし仕事についてはのぞむことが一つだけあった。ぐるぐる回るブラシがついた清掃車を運転できる立場まで昇進することだ。 彼が望みをかなえ、清掃車の運転手に昇進する日が来た。妻も子供たちもうれしそうだ。番組の最後に映ったのは、清掃車を運転する彼の姿だ。満面の笑みだった。自分がどういう人間で、なにをしているのか、彼はよくわっているのだ。 と、ここまではよくある話。しかしパウエル氏は違う。現実というものを確認するため、彼は、このビデオを何か月に一回は思い出すようにしているとのことだ。 このビデオを見ることにより、パウエル氏は人生の重大事を彼以上にうまくしているだろうかと自問するのだそう。いや、彼も私も幸運だというべきだという。人生において件の掃除夫は大事なポイントのすべてを獲得している。たしかにパウエル氏の方が役職や勲章は凄いかもしれないが、最後に優劣を競ったとき、彼の方がパウエル氏よりも、また私が知る多くの人よりも、何ポイントか多いかもしれないかもしれない、とパウエル氏は述懐している。 本ブログは、この書籍のほんの数パーセントだけしか紹介していない。彼の素晴らしいアトモスフィア(雰囲気)を見ればわかるだろうが、彼の本質、つまりリーダーたる要素がこの本に凝縮されています。これらはアメリカ人でなく、日本人にも通じる普遍的なものだと感じました。日本でもリーダーの立場にいる人、学生さん、サラリーマン、主婦の皆さんはともかく、経営者、政治家や政府高官の方も興味があればぜひ手に取ってほしいです。
1投稿日: 2017.06.10
powered by ブクログジャマイカ系移民二世としてニューヨークに生まれたコリン・パウエルさんは決して”恵まれた”とは言えない環境から最終的には四つ星の陸軍大将まで出世し、一時は大統領候補とまで言われた人です。この本には人種や学歴等の壁を乗り越え黒人として初めて軍の最高位まで上り詰めた人の経験に裏打ちされたある種の人生論について書かれています。 パウエルさんの御言葉、”人生は、すべて人なのだ。”には激しく同意します♪
0投稿日: 2016.06.05
powered by ブクログ伊坂幸太郎の小説に出てきたので、気になって読んでみた。大きな期待は持っていなかったが、想像以上に中身がこかった。パウエル氏が長らく過ごした軍隊と、私の勤める純日本企業との親和性が高い部分があるからかも。。 たまたま、部の行動指針を決める必要が生じており、13ヶ条のルールの一つを使わせていただいた。
0投稿日: 2016.05.08
powered by ブクログパウエル元将軍のエッセイ集。リーダーの心構えなどを説いているのですが、押し付けがましくなく、また、自らの経験に基づいているので、リアルに受け止められます。ユーモアもあってね。
0投稿日: 2016.03.02
powered by ブクログオーディオブックで。 リーダーを目指す人にももちろんいいし、リーダーが何を考えて行動や判断をしているのか、部下が知るにもいい内容。 意思決定をする人がどういう情報をどのタイミングで求めていて、それによりどう意思決定するのかというのは、裏返せば、その下にいる者は、解決すべき問題は何で、その判断にはどんな情報をどの程度どうまとめて上の人間に示せばいいのか、ということ。 ピラミッドの下層やフラットな関係だけで成り立つ組織しか知らないと、リーダーシップの訓練ってなかなかできないよなあ。
0投稿日: 2016.01.26
powered by ブクログ軍というある意味究極のリーダーシツプが求められる組織のトップが語るとても分かりやすい本。それでいてコーモアと温かみがあって、何かの折りに、読み返したくなる本だ。
0投稿日: 2014.11.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
有名なコリンパウエル元米国務長官により、リーダーとしての心得に関する本。人柄や経験がにじみ出た教訓となっている。 <メモ> ・13のポイント 状況は思うほどに悪くない。翌朝には状況改善している。リーダーは状況を改善してくれると部下に思わせねばならない。まず怒れ、その上で怒りを乗り越えよ。 地位とエゴを同化しない。やればできる。 ・選択には細心の注意を払え。 ・良い決断をしたら、それをくじく事実にも折れてはならない。 ・誰かの代わりに選択することはできない。誰かに自分の選択をさせるべきでない。 ・小さいことを検証せよ。 ・成果を一人占めするな ・常に冷静に親切であれ。 ・ビジョンを持ち、自分に対してより多くを求めよ ・恐怖心にかられて、悲観論者のいうことに耳を傾けるな。 ・常に楽観的であれば、力は何倍にもなる ・優れたリーダーは組織が動くビジョンをつくり、活性化させる。 ・恐れをコントロールする。 ・自分をがっかりさせるな。 ・必要以上に親切にせよ ・人間は承認と励ましを必要とする。 ・みなに感謝を ・世界にとってあなたは一部かもしれないが、相手にとってはあなたは世界になりうる。 ・リーダーは自分の存否が組織の生死を分ける場所にいるべき。すなわち意思決定ポイントのこと ・リーダーは部下全員の背中を押さねばならない ・部下を信じること ・リーダーは無私で利己的であってはならない。 ・リーダーが面倒をみてくれる ・70%は現場が正しい。 ・指揮官のハングリー精神は成果に大きな影響をお四b五す。 リーダーとは責任を持って受け持てる人物 事実を大事に認識する。 検証された情報。わかっていること、わかっていないことを明らかにし、その上で見解を述べよ ・メディア対応について。こたえなくてもよい、仮説に基づいた話をしない。リスクは回答者のみにあり。インタビュー者にはない。インタビュー者ではなく、その先にいる視聴者に伝えたいことを考える。 ・部下に準備を整えさせる。それが上に立つ者の務め。準備がないと自信をなくし、よいことがない。 ・解決策検討時は副次効果にまで想いを馳せねばならない。 ・信頼醸成と結果責任。部下の判断を信じられる関係性づくりを ・怖いのは一時的。失敗した場合、次への糧となる。
0投稿日: 2014.09.20
powered by ブクログ☆3(付箋18枚/P349→割合5.16) ・私は、よく、フランスはアメリカ独立戦争のときにも我々の見方をしてくれたじゃないかという言い方をする。フランスとは230年以上も結婚生活をしている…そして、夫婦仲が悪いと230年以上もカウンセリングを受け続けているんだ、と。それでも離婚しないのは、人権や自由、民主主義など両国は価値観や信念が同じだからだ、と。 ・私に反論しろ。心の底から反論しろ。自分が正しく、私はまちがった道を選んでいると私に納得させろ。それが君たちの義務だ。そのために君たちはいるのだから。私に反論されたからといって、おじけづかないこと。ただし、議論は尽くしたとして私が決定を下す瞬間がいつくかくる。そうしたら、自分の考えであるかのように私の決定を実行しろ。すばらしいと口先でほめたたえるだけなどもってのほか。ぶつぶつ文句を言うのもだめだ。一致団結し、成果を出さなければならないときなのだから。また、新しい情報が入ったとか、私自身が失敗に気付いて再検討しようと言うとかがないかぎり、この段階で議論を蒸し返さないこと。忠勤とはしっかりと反論することであり、また、きちんと実行することである。 ・優れた判断は経験から生まれる。経験はお粗末な判断から生まれる。 ・兵舎の視察では、寝棚と壁際のロッカー、そして、寝棚の脇に置かれた小型トランクをチェックする。洗面所へも直行する。チェックするのはきれいかどうかだけではない。トイレットペーパーが不足していないか、鏡が割れていないか、シャワーヘッドがなくなったりしていないかなどもチェックする。なにか不具合がある場合、だいたい、維持管理費が不足しているか、こういうことを調べて修正する体制ができていないか、あるいは、兵士の監督が十分におこなわれていないかだ。 ・「必要だと思う以上に親切にしなさい。あなたが思うよりもはるかに強く、親切を受けとる側はその親切を必要としているのだから。」 ・「世界にとってあなたはひとりの人にすぎないかもしれないが、ひとりの人にとってあなたは世界になりうる」のだ。 ・問題は解決しなければならない。管理ではだめなのだ。隠してもだめ、小さくみせかけてもだめ、迂回してもだめ、やわらげてもだめ、他人のせいにしてもだめである。実効のある修正をおこなわなければならない。兵士をごまかすことはできない。現場で働く人をごまかすことはできない。お店のレジ係をごまかすことはできない。なにかおかしければ、彼らは真っ先に気づく。自分の仕事をきちんとしていない人、言われたことをしていない人がいれば、すぐにわかるのだ。そして、そういう人をみつけてなんとかして欲しいとリーダーに期待する。 ・「指揮官は戦場のどこにいるべきか?」 模範解答は次のとおり。 「影響力が大きくなるところで、判断がおこなわれるところの近く」―言い換えると、自分の存在が成否をわける場所である。700人の兵士を従えて丘に攻めのぼる大隊指揮官というのは勇ましく、見る者に元気を与えるかもしれないが、その瞬間、その人物は生きのびようとあがくひとりの歩兵にすぎない。 ・新しい隊に赴任すると、私は、「現場の意見を尊重する」と早い段階で宣言していた。まずは現場の言葉を正しいものとして取り扱うのだ。逆だと私を納得させないかぎり、まちがっているのはスタッフだとする。もちろんスタッフにはうれしくないやり方だが、それでいいのだ。現場を優先する私のやり方は理屈にあわないと思う人もいるだろう。だが、これがうまくいくのだ。 ・わかっていることを言え。わかっていないことを言え。その上で、どう考えるのかを言え。この3つを常に区別しろ。 ・(メディアに対して)彼らは質問を選べる。君は答えを選べる。答えたくない質問には答えなくていい。 ・戦場での任務を与えられたとき、指揮官が最初に考えるのが「実行開始まで、どれだけ時間があるのか」だ。その3分の1を分析と意思決定に使う。残る3分の2は、部下が分析や計画策定に使う時間だ。 …最悪なのは、長く待ちすぎること、時間切れになることだ。OBEという陸軍方言がある。「Over taken By Event(事態に置いてけぼりを食らう)」という意味だ。役所においてOBEは重罪である。大失敗なのだ。問題を検討する、必要な人員を配置する、問題について考えるなどに時間を使いすぎると、OBEになる。 ・このとき、ある経験豊富な軍曹がそうはならない理由をそっと指摘してくれた。 「少尉殿、兵舎にビールサーバーを置いても不平は収まりません。今度はビールの銘柄に文句を言いはじめるでしょう。酔った状態で文句を言うという違いがあるだけです」 …2003年、我々はイラクに侵攻し、数日でバグダットを落とした。サダム・フセイン政権の陥落だ。この勝利はすばらしい成功であるとともに大きな問題の解決でもあると皆が思っていた…我々が引き起こす変化がイラク国民にどのような影響を与えるのか、また、イラクの社会構造にどのような影響を与えるのかといった問題について答えを得ていないと、経験豊富な軍曹がそっと教えてくれなかったのは痛かった。イラク国内では(派閥という)「銘柄」の議論がいまも続いているし、今後も、長期に渡って続くものと思われる。 兵舎のビールからは、教訓がもうひとつ得られる。軍曹を身近に置いておけ、だ。つまり、体験から現地のことを熟知しており、ご大層な理論に汚染されていない人間を身の回りに置くのだ。 ・肖像画をもらうこともある。さまざまな国から全部で何十枚かもらった。気に入ったものは、自宅のエクササイズルームに飾ってある。いずれも私の顔が描いてあるわけだが、その絵を見るだけで、どこからもらったのか、わかってしまうのがおもしろい。書き手の文化が絵ににじむのだ。日本の有名な画家が描いたすばらしい肖像画があるのだが、その私は山本五十六司令長官によく似ている。エジプトのパピルスに描かれた肖像画は、ホスニー・ムバーラク大統領によく似ている。ルーマニアのは、どことなくドラキュラっぽい。全米黒人地位向上協会デトロイト支部の画家は、私の顔がそのままではあまり黒人ぽくないと思ったのか、鼻は広げて唇は厚く描いた。 ・最大の成功や失敗がどれほどのものであっても、それこそ、それで人生が変わったというほどのものであっても、自分というものを示す端緒にもならないからだ。人とは、そこまで生きてきた経験と、ほかの人とのかかわりをすべて総合したものである。数学的に表現すれば、人とは、曲線の下側に広がる面にあたるのだ。 ・何年か前、とても行儀のよい日本のエリート高校で講演する機会があった。皆、いいところの子どもで、頭がとてもいい。講演が終わると、特に優秀な子どもたちが列を作り、私にいろいろと質問をした。質問はカードにタイプされていた。たぶん、先生が細かくチェックしたものだろう。 いくつか質問を受けたところで、私は、列以外の子どもたちに質問はないかとたずねてみた―後ろのほうに座っている子どもたちを見ながら。皆、自分がよく座っていたあたりだ。 15歳くらいの女の子が手を挙げた。 「怖いと思ったことはありますか?」 質問だけでは止まらなかった。 「私は、毎日、怖いと思っています。失敗するのが怖いんです」 名門高校でこういう質問をするのは、大きな勇気が必要だったことだろう。 私は、毎日、なにか怖いと思っているし、毎日、なにか失敗していると答えた。恐れも失敗もなくならない。人生とはそういうものだと受け入れ、そういう現実とどう付き合っていくかを学ぶ必要がある。怖がるのはいい。だが、前にも進まなければならない。怖いのは一時的なことが多く、しばらくすれば怖くなくなる。失敗したら、その原因を解消し、前に進みつづける。 教室中がしーんとなった。成績優秀な子どもたちは、皆、同じ疑問を抱いていたが、怖くて聞くことができなかったのだ。 ・1970年代の初めごろ、ワシントンでおこなわれたちょっとした昇進の式典に参列したことがある。誰が昇進したのかも、式典がどこでおこなわれたのかも思い出せないのだが、原子力海軍の父、ハイマン・G・リッコーバー海軍大将が講話をされたことははっきりと覚えている。リッコーバー大将は、これ以上はないというほど無愛想な厳しいリーダーで、連邦議会に多大な影響力を持っていた。 式典の最後にリッコーバー大将がされた話は、いまも忘れられない。 「物事をなすのは組織ではない。物事をなすのは計画や制度ではない。物事をなせるのは、人だけだ。組織や計画、制度は、人を助けるかじゃまするか、である」 ・ロシアの盟友、イーゴリ・イワノフ外務大臣は、ずいぶんと説得したにもかかわらず、最後までインターネットや電子メールを使ってくれなかった。イーゴリは、別に技術恐怖症なわけではない。その証拠に、いまを代表するもう一つの革新的技術、携帯電話は使いこなしている。ワシントンから大陸ふたつ分、時差が9時間もあるおかしな場所から携帯電話経由でとても大事な話をイーゴリとしたこともある。また、電子メールを証拠として召喚されたり発見されたり、ウィキリークスにすっぱ抜かれたりすることもイーゴリにはない。ううむ、もしかすると、イーゴリは私が知らないなにかを知っていたのかもしれない。 ・最近の高級ホテルには日本製のなにやら複雑な暖房便座がついているが、あれは怖くて触れない。複雑なコントロールパネルがあって、トイレの基本機能以外にいろいろとできるらしいことはわかるが、怖くてとても試せないし、使う必要もないのではないかと思う。 机と透明マットの間に挟んでいる、コリン・パウエルのルール ①なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ。 ②まず怒れ。その上で怒りを乗り越えろ。 ③自分の人格と意見を混同してはならない。さもないと、意見が却下されたとき自分も地に落ちてしまう。 ④やればできる。 ⑤選択には最新の注意を払え。思わぬ結果になることもあるので注意すべし。 ⑥優れた決断を問題で曇らせてはならない。 ⑦他人の道を選ぶことはできない。他人に自分の道を選ばせてもならない。 ⑧小さなことをチェックすべし。 ⑨功績は分けあう。 ⑩冷静であれ。親切であれ。 ⑪ビジョンを持て。一歩先を要求しろ。 ⑫恐怖にかられるな。悲観論に耳を傾けるな。 ⑬楽観的でありつづければ力が倍増する。
1投稿日: 2014.09.14
powered by ブクログロジカルな内容ではない。 まさに、講演で使うメモを寄せ集めて1冊の本にしたかんじ。 だから、というわけではないけれど、人柄が伝わってくるようで、読後感はなかなかいい。 でも、やはり、黒人初の統合参謀本部議長、国務長官まで昇りつめた人ならではの、シビアな話があってもよかったかも。
0投稿日: 2014.08.10
powered by ブクログNYに行った時パウエルさんの自伝が書店に山積みになっていて飛行機でもアメリカ人がみんな読んでいたのを思い出しました。この本もリーダーシップ論であると同時にパウエルさんの半生も書かれているので、レーガン政権の頃のアメリカが好きな私には感動するところも多く、なんといってもユーモアのセンスが最高で面白く読めました。どこに行ってもあんた誰だっけ的な扱いをされることを面白おかしく書いていますが、黒人初の国務長官、陸軍大将など時代を考えると嫌な思いもたくさんされたのではないでしょうか。なぜ大統領にならないんだろう、イラクの化学兵器の報告は何だったの?と思っていましたが、そのこともきちんと書かれていました。 小さなエピソードでアメリカの良いところがたくさん思い出されましたが、ご本人がジャマイカからの移民というのは知りませんでした。
0投稿日: 2014.05.15
powered by ブクログパウエル流リーダー論。 こんな上司おったらええなぁって感じでした。 参考になる点も多いです。 この人が部下に求めることを自分の上司にやってあげると喜びます。
0投稿日: 2014.03.08
powered by ブクログ■リーダー A.自分の人格と意見を混同してはならない。さもないと、意見が却下されたとき自分も地に落ちてしまう。 B.部下に尊敬されるようとするな、まず部下を尊敬せよ。 C.わかっていることを言え、わかっていないことを言え、その上でどう考えるのかを言え、この3つを常に区別しろ。 D.包括的AAR。 E.すべてのリーダーは、自分のニーズと経験、性格、スタイルに適した形でチーム編成するしかない。 F.壊したものが持ち主となり、リーダーはまず壊さないように努力しなければならな。
0投稿日: 2014.02.16
powered by ブクログまず、リーダーが行うことに唯一の解はないということ。訳者あとがきにも書いてあるし、一般的にMBAホルダーが学んだことを活かせているかというとそうでないように、この本もIt worked for meという観点で読むべき。 ただし、敵を倒すための叡智の結集である軍の戦略やリーダーシップは、ビジネスでも多いに役立つ。 自分が大切にしたいと思うことをつらつら。 リーダーは部下を信頼し、信頼されることでチームを形作り、問題を解決する。そして部下に対しても自身に対しても責任を取る。自身としては日々勉強し、上司部下に誠実に対応し、与えられた職務を全うするためにベストをつくすことを繰り返す。 そして自分へのいましめ。「仕事バカになるな」と「優れた判断は経験から生まれる」と「あらゆる情報、強み、弱み、機会、脅威などから選択肢を出し、そこから最善と思われるものを直感で選ぶ」
0投稿日: 2013.12.31
powered by ブクログトレンダーズ社長さんも読んでいる本。 著者であるコリン・パウエルは2001年から2005年までの間、アメリカの国務長官を務め、計4つの政権で政府の要職を歴任した。 パウエル氏のキャリアは、じつは清掃夫から始まっていた。 ペプシ工場の清掃夫から、黒人として初めて米国陸軍の四つ星大将となり、史上最年少で米国4軍のトップである統合参謀本部議長、さらには国務長官にまで出世した。 以下メモ。 ◆問題にあたったとき 問題は解決しなければならない。 管理ではだめなのだ。 隠してもだめ、小さく見せかけてもだめ、 迂回してもだめ、やわらげてもだめ、 他人のせいにしてもだめである。 実効性のある修正をおこなわなければならない。 ◆昇格させる者について 勉強を続けて知的に成長する者。 次のレベルの準備をしている者。 今の仕事が限界ではない者を探す。 野心でぎらついているのとは違う意味で意欲的な者。 同輩から尊敬や信任を寄せられている者。 次の段階に進む自信を持つ者。 自分がコントロールできていて、職階の上昇に伴って 増える責任や重圧に耐えられる精神を持つ者。 慢心もしない。 バランスがとれている者。
0投稿日: 2013.11.09
powered by ブクログ2013/10/13 人から借りて読んだ。 パウエルの名前はしってたが、何やってたとかアメリカのこととか何も知らずに読んだ。 知らないことばかりだったけど、内容は面白く、どのエピソードも分かりやすかった。 仕事をする上での心構えとして参考になるところも多かったが、どちらかというとアメリカや世界のエピソードについてさらに知りたくなるという方が大きかった。
1投稿日: 2013.10.14
powered by ブクログ失敗はなるべく早く克服すること また、そこから学ぶこと 人生はフロントガラスの向こうを見ながら進むべきで、バックミラーを見ていてはいけない 昔に受けた侮辱や裏切り、攻撃、不幸などをぐちぐち言い続ける厄介者にはならないこと。 友達の慰めにおぼれないこと。 学んで前に進むのだ。
0投稿日: 2013.09.30
powered by ブクログIT WORKED FOR ME In Life and Leadership ― http://www.asukashinsha.co.jp/book/b103518.html
0投稿日: 2013.09.10
powered by ブクログこんなに笑いで噴き出すリーダーシップ本は初めて。パウエル将軍のジョークは正しくプランされ起動する(敬礼) 将軍:昨日のハルク・ホーガン対ジ・アンダーテイカー戦なんですが… 部下:(…?) そういうプロレスの話題も大好きなパウエル将軍。 趣味はボルボの修理(自宅で姿が見えないときは、大抵、買ってきた故障ボルボの下にいるらしい(直しては売る))。 ニューヨークのストリートキッズの出を憚らず、最初の仕事はコーラの自販機補填(運転下手でクビ、後にペプシの清掃員に)、退官の後、胡錦濤首席には、ニューヨーク名物ホットドックも奢ってあげちゃう。因みにやっぱり美味いらしい(笑) 軍人のジョークには笑えないものも多いが、状況を素早く分からせ、イシューの特異性を評価させることで面白味が伝わるなら、著者のコミュニケーション能力の高さにこそ、稀代のキャリアの基盤を見た思いがした。
0投稿日: 2013.07.26
powered by ブクログ雑談のような面白いエピソードもあって、気軽に読むことができた。 リーダーとしても、一兵卒としても、勝つために、楽しく生きていくために、参考となる言葉や考え方が多く書かれていて、自分に引き寄せて読み進めることができて、充実していた。
0投稿日: 2013.07.14
powered by ブクログきっと、この本の帯にコリン・パウエルさんの写真が載っていなかったら…そして、帯に「ペプシ工場の清掃夫から国務長官にまで上り詰めた伝説の男が教える」と書いてなかったら購入しなかったでしょう。 だけど、この人は国務長官に黒人で初めてなった人だったような…や、湾岸戦争などに関わっていたような…なんて記憶と共に、ペプシ工場の清掃夫という言葉がミスマッチ感を持たせたので、ちょっと読んでみようと思った。 重たかった…旅行先で買うにはバカだった。3月に一気に読んだ。 本の中身は、本当に役立つ話だと思う。それは、もちろん本のタイトルの趣旨として。 ただ、読んでよかったと思ったことは、この著者をよく知らなかったけど、とても素敵な人だと理解できたこと。 また、なぜ、湾岸戦争が起きたか、そして、様々な物事の見方を学ばせていただけたのは感謝。 軍隊のことなどよくわからないけど、組織としてお粗末…そんな軍隊だと世界の平和が脅かされる…とも思わされた。 とってもフランクに書かれているのかなぁ?和訳された方の技術なのか、親しみを覚える著者像を持った。
0投稿日: 2013.06.30
powered by ブクログリーダー論と人生論が挙げられ、過去のエピソードが盛り込まれている。絶えず自分のまわりの人に細かい気使いを見せている所や”常にベストを尽くせ”実践での言葉には深く共感した。 キャリアを彩るエピソードが満載、興味深く読める一冊だ。
0投稿日: 2013.06.18
powered by ブクログ黒人初の国務長官とか参謀本部議長になって湾岸戦争のときはメディアによく出ていたコリンパウエルの著書。 ●上長を恐れず提案すること。議論を尽くして決定を下されたなら、文句を言わず自分の意見のようにそれに従うこと。蒸し返さないこと。忠勤とは、しっかりと反論することであり、きちんと実行することである。 ●ピラミッドの頂点は必ずしも居心地の良いものではない。 ●部下に尊敬されようとせず、まず部下を尊敬せよ。 ●副官については自分より厳しくて怖い人を選ぶ。自分より頭がよくて、そういうそぶりを見せない人がよい。 ●人に親近感を持って生まれた人が良い。両親や教師がそのような感覚を奨励し引き出さねばならない。メンターがしっかりとした形にする必要がある。 ●知ってることを言え、知らないことを言え、その上でどう考えるかを言え、この3つを常に区別しろ。
0投稿日: 2013.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
コリンパウエルといえば、イラクとの戦争を始めるにあたり、国連でイラクは大量虐殺兵器を保有していると演説を行ったことが思い起こされる。 なぜそんなことが起きてしまったのか、いきさつがある程度書かれている。 あんな汚点がついてしまうと、一生消せない。どのようにその重荷を背負っているかも書いてある。 失敗は早く克服、そこから学ぶ、自分に責任があるなら潔く認める。 部下に準備を整える時間を与えよ。 レーガン大統領「親愛なるコリン、君が言うなら、それが正しいに違いないと私は思う」、日本による米国買占めに対して、米国への深い信頼感で返し、報復措置はとらず。 部下を尊敬せよ。 ホットドッグ外交。
0投稿日: 2013.06.15
powered by ブクログ「ペプシ工場の清掃夫から国務長官にまで上り詰めた米国史上屈指のリーダーが、組織内で昇進するための正攻法、人の心をつかむルールを余すところなく語る。」の宣伝が気になり、読んで見た。
0投稿日: 2013.06.13
powered by ブクログコリン・パウエル アメリカ軍隊のピラミッドの頂点にある統合参謀本部議長に史上最年少で就任した男である。まさに、リーダーの中のリーダーである。 その彼がアメリカ国家安全保障担当大統領補佐官・国務省長官として働いているアメリカ。思わず日本の政治家と比べてしまった。 読み応えのある内容とともに、彼の人柄も伝わりました。ジャマイカからの移民であった彼を育てあげた教育と人々の素晴らしさ。アメリカの懐の深さを感じます。
1投稿日: 2013.06.12
powered by ブクログイケメン先輩から頂いた本。 「どこで人生を始めたのかではなく、どこで終わるのかが重要だ」という言葉には励まされる。
0投稿日: 2013.06.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自らの秘めた能力をアメリカ陸軍及び政府、大統領に認められ、統合参謀本部議長、国務長官などを歴任した筆者。 わたしはこれでうまくいった、”IT WORKED FOR ME " というのが原題だそうで、彼のやり方、そしていろいろなエピソードがちりばめられている。 組織人としてこうありたい、こういう上司であれば意気に感じるだろうと思うところが多々ありました。 NYのホッドドック売りとの対話が素晴らしく、読後感がさわやかです。
0投稿日: 2013.05.26
powered by ブクログ普段なら手にしないようなタイプの本なのですが,不思議な事に同時期に別の会社さんから2冊も頂いてしまったので,読まざるを得ない...
0投稿日: 2013.05.23
powered by ブクログ黒人初のアメリカ統合参謀本部議長で国務長官になった人。 軍の指揮官などの経験からリーダーがとるべき行動について具体例をあげて書かれている。 「小さな間違いに見て見ぬふりをしたり見落としたりすると、さらに大きな間違いを容認する環境が生まれ、最後は破滅的な間違いにつながってしまう」ので、若い小隊長は兵の欠礼や服装の乱れを小姑のように指摘するよう求められる。軍隊でなくても同じだと思う。 内容は良かったけれど著者の顔が嫌いな上司に似ていたので★ひとつ減。
1投稿日: 2013.05.06
powered by ブクログタイトル通り、リーダーの人、リーダを目指す人は読んだ方がよいと思います。リーダーとして、組織を預かるものとしてどのように考えるべきか、ヒントになるエピソードが随所に出てきます。ちなみに、イラクの大量破壊兵器に関する国連での演説についても記載がされています。書かれている内容の解釈は読み手に任せられているのでしょうが、マスコミの報道をそのまま信じていた自分としては別の視点からの情報はとても新鮮でした。分量はありますが読む価値はあると思います。
0投稿日: 2013.04.20
powered by ブクログ部下は皆、ベストを尽くしたいと考えている。部下がベストを尽くせたとき、リーダーは一対一で「良くやった」と褒めなければならない。直接触れなければ部下の心を動かすコトは出来ない。 物事がうまくいかなかったとき、それゎリーダーの責任であって、部下の責任ではない。部下を一斉に罰するようなことをしてはならない。リーダーはなぜそうなってしまったのかを分析し、必要な対策をとって前に進まなければならない。 エンパイアステートビルの地下2階のごみの運搬の仕事人が、どういう仕事をしているのですか?と取材されたときに「我々の仕事は、明日の朝、この素晴らしいビルに世界各地から多くの人が訪れたとき、ビルがぴかぴかに光るほどきれいで美しい状態であるようにすることです」と答えた。自分たちはゴミの運搬人に過ぎないなどとは思わない。自分たちの仕事に誇りを持っている。 偉大なリーダーはあらゆる階層の部下に刺激を与え、各自が目的を自分のものとして理解し、真剣にとりくむようにする。これを善因が団結したとき、チームの勝利は約束されたようなものである。
0投稿日: 2013.04.20
powered by ブクログ世界的に著名な著者が最高峰のステージで体験実践した、言わば”生身”のリーダー論が分かりやすい言葉で述べられており(この部分は訳者の力量か?)、途中、話が脱線した部分も見受けられるが、良い内容であると思う。 著者が関わった有能なリーダーやリーダーを補佐する有能な側近として本書に登場するのは当然ながら軍人と政治家が多いが、私が読後の印象に残ったのが軍人時代のリーダー、上司のエピソードだった。改めて、いつの時代、どこの国でも究極の組織は軍隊ということで、そこからさまざまなリーダー論、リーダータイプが生まれるなのかなぁと考えさせられた。
0投稿日: 2013.04.20
powered by ブクログ著者のコリン・パウエル氏は、政治家としてはジョージ・W・ブッシュ政権時の国務長官、軍人としては、陸軍大将・統合参謀本部議長を歴任したスーパーエリートです。 本書は、パウエル氏によるリーダー論、アメリカでもベストセラーになったとのことです。 紹介されている多くのアドバイスは、パウエル氏自らの体験から生まれた氏自身の信条を表したものですが、それに止まらず、パウエル氏が大切にしている言葉やエピソードで伝わるその人柄・価値観が、読むほどに心地よく響いてきます。“リーダー論”といった狭量なジャンルに整理されるべき内容ではありません。 その点でいえば、「帯」にかかれたキャッチコピーは、返って本書の価値を貶めているものだと思いますね。
0投稿日: 2013.04.11
powered by ブクログ一つ一つの言葉が、重いです。 なぜ、その言葉重いのか。 その言葉、その哲学に至った経緯も書かれていて、 臨場感が伝わってきます。いつしか、僕自身がその本の中で パウエル氏と体験を疑似体験してしまうような錯覚に陥ります。 その疑似体験を通して、パウエル氏がその体験から学んだ至言を残しています。 ただ美辞麗句を並べたものでなく、パウエル氏の言葉そこにあります。 コーラ工場の清掃係から最終的には米軍のトップに上り詰めた人の言葉です。 コリン・パウエルのルール(自戒13か条) 1.何事も思っているほどは悪くない。朝になれば状況は良くなっている。 2.まず怒れ、そしてその怒りを乗り越えよ。 3.自分の地位とエゴを同化させてはならない。でないと、 立場が悪くなったとき、自分も一緒に落ちていく。 4.やればできる。 5.選択には細心の注意を払え。それが現実になるかもしれない。 6.良い決断をしたら、それをくじくような事実にも挫折してはならない。 7.誰かのかわりに選択することはできない。誰かに自分の選択をさせるべきではない。 8.小さいことを検証(チェック=点検)せよ。 9.成果(手柄)を独り占めするな。 10.常に冷静に、かつ親切であれ。 11.ビジョン(将来の見通し。未来像)をもち、自分に対してより多くを求めよ。 12.恐怖心にかられて悲観論者のいうことに耳を傾けるな。 13.常に楽観的であれば、力は何倍にもなる。 その他にも、パウエル氏の哲学が 物事をなすのは組織ではない。物事をなすのは計画や制度ではない。物事をなせるのは、人だけだ。組織や計画、制度は、人を助けるか邪魔するか、である どれほど優れた考えでも、それが優れているというだけで成功することはない。優れた考えには、そのために戦う闘士がいなければならない。その考えを信じる、実現を目指して努力する、実現を目指して戦う、支持者や闘士を増やす、実現するまで邁進する-そういう人が必要なのだ。 人生とは、挑戦し、乗り越えた困難を意味する。 出会った人々とどのように触れ合ったのかだ。 人生はすべて人なのだいまの私があるのは、人生で出会った多くの人々のおかげなのだ。 どこで人生を始めたかではなく、どこで終わるのかが重要だ。 だから、自分を信じて努力しろ、懸命に勉強し、自分で自分のロールモデルになれ。なんでもやればできると信じろ。常にベストを尽くせ。誰も見ていなくても自分は見ている。自分をがっかりさせるな未来が過去と同じでなければならないことなどない。
0投稿日: 2013.04.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
良書。 リーダーについてではなく、全ての人の人生に役立つ。 テクニックやノウハウでなく、志や意識についての本。 最初のコリン・パウエルのルール(自戒13箇条)は良い。 「常にベストを尽くせ」は至言。
0投稿日: 2013.04.01
powered by ブクログ13ヶ条のルール なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ まず怒れ。その上で怒りを乗り越えよ 自分の人格と意見を混同してはならない。さもないと、意見が却下された時自分も地に落ちてしまう やればできる 選択には最新の注意を払え。思わぬ結果になることでもあるので注意すべし 優れた決断を問題で曇らせてはならない 他人の道を選ぶことはできない。他人に自分の道を選ばせてもいけない 小さなことをチェックすべし 功績は分け合う 冷静であれ。親切であれ(功績は皆で分けあい、非難は一人で背負う) ビジョンをもて、一歩先を要求しろ 恐怖にかられるな。悲観論に耳を傾けるな 楽観的であり続ければ力が倍増する 歩けるなら走るな。座れるなら立つな。横になれるなら坐るな。眠れるなら起きているな 若いリーダーに早い段階で叩き込まれる教訓 その場で修正しろ わかっていることをいえ、わかっていないことをいえ、その上で、そう考えるかをいえ、この3つを常に区別せよ 私を驚かすな、目隠しをされるのは嫌いだ。悪いニュースが時間とともによくなることはない。問題がおきそうな状況があったら、早い段階で知らせろ リッコーバー大将 物ごとを為すのは組織ではない。物ごとをなすのは計画や制度ではない。物ごとをなせるのは人だけだ。組織や計画、制度は、人を助けるか邪魔するかである
0投稿日: 2013.03.31
powered by ブクログコリン パウウェルといえばイラク戦の時、よくテレビに出ていた覚えがあり、メディア対応が素晴らしかったと印象にのこっています。 彼が説くリーダー論。冒頭に書かれている、コリン パウウェルの13箇条は結構納得感あり。リーダーは必ず、自身の哲学や信条を持つべきなんだと反省。 「明日は今日より必ず良くなる」と思えてきた。
0投稿日: 2013.03.25
powered by ブクログ冒頭の13箇条はとてもいい。 一番気に入ったのは「なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ。」 今の世の中、先行き不安だとか何とか言っているが、絶対「今日よりも明日は良くなる」。人間社会なんだから、良くなって行くにきまっているよと思えるようになった。
0投稿日: 2013.03.23
powered by ブクログ一つ一つ言葉は日本のビジネスパーソンの書く類書などより遙かに重い、このどこまで上り詰めてもブルーカラーの臭いが漂う指揮官はアメリカという国の小機の一面を表すのだろう。だが、当然ながら、この指揮官の言葉の重みは多くの部下を死なせ、そしてその何百倍もの外国人を殺したということに尽きるのだ。その責任から言葉は発せられる。
0投稿日: 2013.02.15
powered by ブクログ人格と意見を混同しない。さもないと、意見が却下されたとき自分も地に落ちてしまう。 功績は皆で分けあい、非難は一人で背負う。そして、おかしくなった理由を探し、そっと直す。 自分の行為の原因を自分以外に求めた時、それは理由ではなく言い訳になる。
0投稿日: 2013.02.12
powered by ブクログ「報酬は受け取るのではなく、勝ち取れ。常にベストを尽くせ。誰もみていなくても、自分は必ず見ている。自分をがっかりさせるな」ってすごくないですか? たてちん
0投稿日: 2013.02.08
powered by ブクログタイトルの割には、自己啓発のテーマがそんなに強いわけでもない 原題通りに、こんなことが役立ったよくらいの軽い口調で語られていく 世界で最も有名な元軍人の処世術として読めば、肩透かしを食うでしょうが、人となりやその生き方は同じ一人の人間として、役立てることができると思います
0投稿日: 2013.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
著者は米国軍のトップである統合参謀本部議長に最年少就任。元アメリカ国務長官。人生で得た教訓や逸話をまとめた本。士官の心構えや問題への対処の仕方などが具体的に書かれている。実践的で非常に参考になった。 パウエル13のルールのうち、特に気に入ったのは以下。 1. なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ。 3. 自分の人格と意見を混同してはいけない。さもないと、意見が却下されたときに自分も地に落ちてしまう。 7.他人の道を選ぶことはできない。他人に自分の道を選ばせてもいけない。 原題は"It worked for me. (私はこれでうまくいった)"。邦題が酷い。
0投稿日: 2013.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
物事がうまくいかなかったとき、されはリーダーの責任であって部下の責任ではない なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ まず、怒れ。その上で怒りを乗り越えろ 他人の道を選ぶことはできない。他人に自分の道を選ばせてもいけない 冷静であれ、親切であれ 楽観的でありつづければ力が倍増する 未来に何を残せるか
0投稿日: 2013.02.02
powered by ブクログアメリカの統合参謀本部議長や国務長官等を歴任した軍人。 リーダーとして部下に求めること、そしてそのためにリーダーとしてどのように接しているかが書いてあった。 その中で驚いたのが、土日や夜は家族と過ごす時間として割り切っていること。彼ほどの重要人物なら、ひっきりなしに重要案件が飛び込んでくるだろうが、それをこなしつつ「仕事バカ」にならないように気をつけている。 それには13のルールがあり紹介されている。 1.何事も思うほどには悪くない。翌朝には改善しているはずだ。 2.まず怒れ。その上で怒りを乗り越えろ。 3.自分の人格と意見を混同してはならない。さもないと意見が却下されたとき自分も地に落ちる。 4.やればできる。 5.選択には細心の注意を払え。思わぬ結果になることもあるので注意すべし。 6.優れた決断と問題で曇らせてはならない。 7.他人の道を選ぶことはできない。他人に自分の道を選ばせてもいけない。 8.小さなことをチェックすべし。 9.功績は分け合おう 10.冷静であれ。親切であれ。 11.ビジョンを持て。一歩先を要求せよ。 12.恐怖にかられるな。悲観論に耳を傾けるな。 13.楽観的であり続ければ力は倍増する。 その他備忘録 第一報チェックリスト ・常識的に変だと感じないか?深呼吸をしてり目をこすったりしてみよう。 ・進行中の他のことと矛盾していないか?その出来事に特別な状況や前後関係はないか? ・チェックにどれだけの時間が使えるか? ・どうすれば確認できるか?スタッフにやらせろ。電話をかけろ。 ・第一報か正しく、確認で対応を遅らせた場合のリスクやコスト、失われるチャンスは? ・第一報が間違っており、慌てて対応してしまった場合のリスクやコスト、失われるチャンスは? ・何がかかっているのか? ・時間切れだ!動き始めろ!探し続けろ!
0投稿日: 2013.01.19
powered by ブクログリーダーは判断の際、状況や敵、手元の武器に障害、強みに弱み、脅威、リスクなどをすべて把握し、複数の選択肢を設定し、集めた情報をもとに選択肢を比較検討する。 リーダーの仕事は、チャンスを探し出す、リスクを把握する、必要な資源を獲得する、他の組織との繋がりを持つことなどがある。
0投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログ後半はまあいいんですが、軍人の心得とか、軍曹が大事とか、訓練とか、そういうのはやっぱり痺れますね。戦略とか戦術とかってのは軍事用語だから、ビジネス書とかだとやっぱ薄っぺらい。将軍が言うと重みがあります。
0投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログかのコリン・パウエルさんの自伝。2000円そこらでパウエルさんの人生を垣間見ることができる、このコスパの素晴らしさは読書冥利に尽きると思いました。 It worked for me. (私はこれでうまくいった) 人柄が集約されています、この一言に。
0投稿日: 2013.01.13
powered by ブクログ組織の中のリーダーとは、どう振る舞うかという本。あっという間に読み終えました。名前は、知らなくても写真を見れば筆者がわかるはずです。
0投稿日: 2013.01.06
powered by ブクログアメリカ陸軍の話なので100%参考にすることはできないが、ロールモデルのひとつとして読む分には価値十分。 国務長官までいった人だけに話もウイットに富んでいます。
1投稿日: 2013.01.05
powered by ブクログアメリカで黒人初の陸軍大将、国務長官まで勤めたコリン・パウエルの、雑談を交えたリーダーシップ論。堅苦しくなく、いろんなエピソードを取り混ぜて語られているのですんなりと読めた。 パウエル将軍が出世できたのは、彼自身の真面目さ、勤勉さによるところであるのは間違いないが、前提として、必要な教育と達成基準を明確にされていたからだという。そして、このような教育のチャンスは、誰にでも公平に与えられなければならないと。 また、イラクの大量破壊兵器についての演説にも触れており、『あれは最悪の失敗だった』と認めている。発表から演説まで時間がなかったとはいえ、不完全な『証拠』を信用してしまったこと、間違いを見抜けなかったことを後悔しているが、失敗からは学ぶことが大事だとし、情報の真偽にはこれまで以上に注意を払うようになったとのこと。 個人的に、この時代(ブッシュ政権)の米国政府は好きになれないが、パウエル将軍のリーダーシップは説得力があるし、好感が持てた。
0投稿日: 2013.01.01
powered by ブクログコリン・パウエルの自叙伝。この人がたたき上げということは初めて知った。 実力組織の長であった経験を活かし、指揮官としての心構えや人材育成の方法を、ジョークを交えて丁寧に語りかけてくれる。 読んでよかったし、これからも繰り返し読んでいくことになると思う。組織の中で仕事をする人や組織運営を担う人は、是非とも読んで欲しい。
0投稿日: 2012.12.31
powered by ブクログ元米国国務長官のリーダー論。覚悟、俯瞰的かつ先を読んだ判断、部下への尊敬と思いやり、引き際など、軍という極限状態での判断を強いられる中で鍛え上げられたリーダー像を実践し続けた。。最も優れているのは、ひたすら学び続け、努力してきたこと。
0投稿日: 2012.12.24
powered by ブクログリーダーを目指すというより、リーダーの良き部下になる為には、という謙虚な気持ちで本書を手に取った。 感じたことが幾つかある。 まず、題名が内容とはちょっと違うような気がした。 帯のコピーには”最強のビジネス書”ともある。 だいたいは、その通りかも知れないが、コリン・パウエル氏の自叙伝的な内容も多い。 湾岸戦争の大量破壊兵器の振り返りも”本書のみ”という断りも付け加えられ記述されていた。 次に訳者の”和訳”が良い。普通、訳者の紹介(履歴)など見ないことが多いが、途中気になり、裏表紙を見てみた。 あのスティーブ・ジョブスⅠ、Ⅱを訳された方であった。表現が丁寧でもあり、大変読みやすい訳でもあった。 主題でもあるリーダーシップ論は、ビジネスマンの立場としても、学ぶことが多かった。 やはり、アメリカ軍、政府の国務大臣などトップを歴任し、アメリカ大統領の直属でもあった人の言葉は重い。示唆が多い。 付箋だらけになったし、読んだ直後であるが、再読したい、とも感じた。
0投稿日: 2012.12.13
powered by ブクログブッシュ大統領時代の閣僚として、よくTVでも取り上げられた人物。 本人の経験・体験がつづられているのみだが、怒りんぼうだけれども部下・人を思いやり、目的をきちんととらえている人物であることがよくわかる。 大量破壊兵器に関する国連演説に関する章は、彼の素の姿が垣間見えて面白い。
0投稿日: 2012.12.02
powered by ブクログ元米陸軍大将のコリン・パウエルが、自身の軍人人生を振り返って、 リーダーに必要な心得を記した本。 部下の立場としての上司への接し方、上司の立場としての部下への接し方。 両面から書かれており、読者の今の立場・目指す方向に応じ、色々な示唆が得られる。 企業において生え抜きで上を目指す人にとっては特にお奨めであろう。 自分がどのような人物であるのか?最初に伝えるのは良いことかもしれない。 「失敗は孤独であることが多い。成功は違う。」とまとめにあった。 冒頭に綴られる「13箇条のルール」。 自分を強く持つ必要性を痛感するが、 周りへの感謝という気持ちも改めて忘れてはいけないと感じる。
0投稿日: 2012.11.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大国の要職を務めた経歴に基づくエピソードも興味深かったが、それ以上にそうした重職にふさわしい人物なのだなと、その誠実な人柄を感じた。 情報操作の危うさも当然に感じたが、上司に恥をかかせない心構えなどハッと思う点も多かった。AAR(アフタークションレビュー)の徹底ぶりも勉強になった。 12-137
0投稿日: 2012.11.10
powered by ブクログパウエル元国務長官のリーダー論。私が在米日本大使館勤務時代に彼の国連でのイラク演説をCNNでみたのを思い出す。大量破壊兵器は結局なかった。その関連で実に率直に「なぜ失敗したのか」を語っている。その他、米軍で黒人初、しかも最年少で4つ星大将まで上り詰めた彼のリーダー論だけに説得力がある。 本書全体として、彼の人柄がにじみ出ている。後半の人生を振り返る部分が実に面白い。ウォシュレットが苦手とか。ご一読をお薦めしたい一冊。
0投稿日: 2012.11.03
powered by ブクログ彼の人柄がよく出てる。リーダーになるにはとかってより、彼の人生のいろんな出来事を書き連ねてった感じでまぁ面白い。大事なのはやっぱ人。そして米軍が大学の成績とか出身に関係なく彼をここまで引っ張り上げたのがすごいと思う。
0投稿日: 2012.11.03
powered by ブクログコリン・パウエル氏が判断を下したり、仕事に向かうにあたり意識している心得の紹介。 生死をかけた軍の裏側や部下からの信頼、政治の話など、様々な事例を基に、どんな背景でどんな判断をしてきたかが綴られている。 血の通った判断の難しさや大切さ、そして日常的に意識しなければならないスタンスについて、よく学べる。
0投稿日: 2012.10.30
powered by ブクログ非常に著者の人柄が内容に出ている。それは、普段はわからないエピソードが語られているからかもしれない。 「どこで人生を始めたのかではなく、どこで終わるのかが重要だ」という言葉には勇気づけられる。 著者は退官後、公教育の活動に力を入れているようで、過去や環境に関係なく、誰もがチャンスを手にできるよう支援を行っている。 かつての自分がそうであったように。
0投稿日: 2012.10.20
powered by ブクログ元国防長官のリーダーシップ論ですが、生きる上での示唆に富んだよい本です。 ピラミッド型の組織がどう部下を育て、評価され、評価し、新陳代謝を図るのか。 トップはどう決断するのか。 非常に近い過去に、ホワイトハウスでどう決断が行われたかを知る上でも興味深い本です。
0投稿日: 2012.10.07
