「昼顔」はドラマを見ていたものの映画は鑑賞していないので 紗和と北野のその後が気になりこの本を手に取りました。 ドラマは欠かさず観ていたので、紗和（上戸 彩）と北野（斎藤工） そして北野の妻、乃里子（伊藤 歩）の姿が絶えず脳内映像で動いていました。 3人の気持ちの揺れ、喜び、嫉妬、猜疑心など心理描写が丁寧に描かれており 特に中盤以降の展開は目が離せず一気読みでした。 「好きになった人にたまたま妻や夫がいただけ」とは良く耳にするセリフだけれど 不倫の代償、それによって必ず傷つく人がいる事をしっかりと考えなければならない事を改めて思い知らされました。 終盤では結末が予想出来た物の、やはり悲しみが残るラストは余韻が残りました。

ドラマも映画も観らず、 Another End版に引き続き読了。 衝撃的とは聞いていたが、まるで 韓流ドラマかよ！←というような ラスト。 最後の最後に「え！そこまでやる？」 と思わせて、なんかプツンと終了。 映画版を忠実に再現したノベライズ本 だそうで、まぁ致し方ないのかなぁ。 ページ数が少ないのでサクッと読めます。 ドラマ観るか、Another End版を読んで からのが、話しにスッキリ入れそうな気 がします。 Another End版の感想と同じく 「不倫って純愛なんだな」と悪い夢を 見る作品でした(´罒`)