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セブンティウイザン 1巻
セブンティウイザン 1巻
タイム涼介/新潮社
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    65歳の夫と70歳の妻の高齢出産を描く1巻。 歳を重ねた体と残りの人生を考えた時にちらつく自分の死の影。 それでも危険を侵しても産みたい、長くは一緒にいられなかったとしても子どもに会いたいという切なる願い。 夫婦で重ねた日々の中で感じていた子どもがいないことへの寂しさ。 妊娠出産に至るまでの朝一さんと夕子さん夫妻の人生の積み重ねをこの1巻で見せられて、もうむちゃくちゃ泣けた…。 朝一さん夕子さんと飼い犬オードリーのエピソードで涙せずにはいられなかったし、2人が生まれて出会って結婚するまでの時間の流れを描いたシーンにはもう涙が止まらない。 可愛いイラストでコミカルさもありながら、2人の切なる願いとかお互いへの労りが見えてとても優しいお話。 子育て編も読みたい。

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    投稿日: 2020.10.31
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    子育てしたことある人ならあるあるがいっぱい(笑)。 ギャグっぽいけど細部が妙にリアルなんですよね。 現実でも、高齢者も妊婦も赤ちゃんも、やけに強いところがあったりする。年寄りだから、高齢出産だから、乳幼児だからって、悪いことばかりは起きないってこと。 障害があるかも、とか、起こるかもしれないことに怯えてたら何もできないのだ。その時はその時の幸せを模索しなきゃいけない。 私も順調なことばかりでない妊娠出産育児ですけどね。

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    投稿日: 2020.03.03
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    1~32話 1話読むごとに泣ける。めちゃくちゃに涙脆いけどこんなに泣ける漫画は初めてかもしれない。大切な事をたくさん教えてくれる。たくさんの人に読んでほしい。

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    投稿日: 2020.01.17
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    201702/表紙買い。めちゃめちゃよかった!!コサージュのエピソードもじーん…。オードリーかわいい…。作者がタイム涼介ってことも驚きだったけど、読み終わったら納得。

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    投稿日: 2017.06.11
  • 高齢出産の増えた現代日本のパパママへの励ましになる漫画

    日本では、35歳以上の女性が出産となると、高齢出産というふうに言われます。母子へのリスク/影響が高まることを意味しますが、日本での最高齢妊娠の記録は60歳。世界でも、2012年に66歳の女性が双子を産んだのが最高だそう。 そしてこの漫画。タイトルそのまま、70歳で初産を迎える老夫婦の物語です。絵はギャグ漫画のような造形であり、それは父となる65歳の男性が役割として担いますが、全体としてトーンは真剣。70歳の妻にとって、もうないと信じていた奇跡。しっかり丁寧に着地させてあげたいという作者と読者の気持ちが重なります。いつ何が起きてもおかしくないと、不安になりながら我々は読み続けます。 その不安は妻も夫も一緒です。妊娠を信じられず終始ボケ続ける夫の狼狽ぶり。妊娠の経過と共に、ふたりは来し方を見つめ直し、その絆を確認し合うのです。終始、穏やかでゆったりと進む中、妊娠は着実に進行していきます。 子どもを育てにくいと言われる昨今、新たな現実の可能性、夫婦や家族のあり方を考えるきっかけとしてもすばらしい良作です。

    2
    投稿日: 2017.04.20
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    70才の初産。セブンティウイザン。なんという話なんだろうか、、、 じわじわと胸に来るかんじの話でした。

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    投稿日: 2017.03.21
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    まさかぁ、の設定がかえって良かった。ありえないけど、ありえたら、それはそれでいいかも。楽しくて、ちょっと泣けちゃいます。

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    投稿日: 2017.02.25