
総合評価
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powered by ブクログ知人からおすすめされました。 スポコンといって薦められましたが、まさかの数学。ぜんぜんスポーツじゃねえじゃん!!!と思いました。が、読み進めていくうちに理解。これはスポコン。青春が詰まってる作品。疾走感溢れる書き方に読む手がもう止まらん止まらん。数学を理解できなくても、温度感が伝わる。めちゃくちゃ熱い。そして面白い。 「数学にたった一人で挑んでいるのが、自分一人ではないと知るためだ」 このフレーズが出てきたとき不意に涙が出そうでした。スポコンというワードを使ってオススメされた理由が理解できる。 続編があるそうですぐAmazonでポチりました。 早く続きが読みたい。
0投稿日: 2025.12.04
powered by ブクログ土瓶さんの本棚から 「数学は複雑で明快」 数学と論理でできている「数学世界」というのがあるらしい 高校生栢山たちを夢中にさせる数学の世界が、私にも感じることができるならこんな熱い青春(高校生活)もいいなぁと思った(私は高校3年間は運動部だった) 「戦うことを舐めている人に勝たせるつもりはない」天才たちが繰り広げる決闘 熱くて…熱くて 数字は日々追っているのですが、数学とは離れた生活をしている私には、ちょっと錆びた脳内を使った心地よいだるさが残った作品だった 読めない名字の登場人物が多いこの作品 私の名字が出てきた時にはやっぱり嬉しかった 読みにくい名字の人のあるある、できれば間違わずに呼んでほしいけど、だいたいの雰囲気でいつも返事はしている!
84投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログ僕があまりにも数学が苦手だからって、まず数学に興味を持つ様にと、祖父が中学生の頃に買ってくれた本。結局、数学には全く興味を持てないまま、この小説はなんだか気に入って、何度も読み返している。
0投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログあまりフォーカスされない数学という分野の熱い青春の話。中高生でここまで数学世界を体現できる人たちは世界がどのように見えるのだろう。続編も読みたい。
8投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログ数学✕青春! 数学でバトル。合宿。 ちょっと幼い感じかな〜。 中高生あたりで読むといいかも。 ま、それはいいとして。 難読名字問題勃発! とにかく登場人物の名前がめんどくさい。 栢山(かやま) 十河(そごう) 東風谷(こちたに) 蓼丸(たでまる) 京(かなどめ) 七加(ななか) 弓削(ゆげ) 皇(すめらぎ) 名字だし、当て字でもないし、キラキラネームとは違うんだろうけど、印象付けたかったのかな。 メンドウクサイです(笑) 続編もあるらしいけど、もういいかなー。
42投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ高校レベルで数学が好き、でも大学はそれほどでもという人なら、楽しく読めるかと思います。著者も文学部でありながら数学が好きでないと、このような本は書けないかと思います。巻末の参考文献リストがその証。
2投稿日: 2025.07.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
〜1周目〜 2021.05.21 ある高校生の青春物語(夏)。 数学に入りびたる栢山と他のとうじょうじんぶつの青春との対比があって面白い。 1人だけではなく、みんなでいることの素晴らしさがよかった。
0投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログなぜ山に登るのか。 なぜ野球に打ち込むのか。 なぜ未経験の薙刀を始めるのか。 なぜ絵を描くのか。 なぜ応援するのか。 なぜ数学を続けるのか。 怪我をしても、完膚なきまでに打ちのめされても、勝てる見込みが無くても、終わりが見えなくても。 明確な理由や意味が見出せなくても。 「それでもやるんだよ」(p123) ひょっとしたら、青春が終わる時って、‘目的や言い訳を持たないと、ものごとを始めたり続けたりが出来なくなっちゃった時’なのかな。 少しでも打算が浮かんだら、それはもう変質してしまうというか。それがひとえに悪いわけじゃないけど、とりあえず青春とは呼ばない、みたいな。 ただし年齢は関係がないだろうし、一度は打算や雑念が浮かんだとしていずれそれらを見失ったとしてもなお「それでもやるんだよ」という心持ちになったらそれは青春の復活なのかもしれないな、などと思ったり。 さて。この小説の難しいところは主人公の〈栢山(かやま)〉が「俺は数学オリンピックで金メダルを獲るんだ!」とか「数学決闘界でのトップに登り詰めるんだゼ!」みたいなタイプでなくて(補足しておくとそれに近いキャラも一応登場します。栢山の宿敵「オイラー倶楽部」の〈庭瀬〉くんは私好きよ。)、栢山と関わる女子陣も割とみんな波長が近くて彼と同様に掴みどころがない、不思議というかナイーブというか思わせぶりというか、本文中の表現を借りれば「宇宙で迷子になった宇宙飛行士みたいだな、」(p309)という手掛かりの乏しさや不安定さを醸す彼らの物語を飲み下す部分。 対して男子陣は上述の「それでもやるんだよ」という発言の主で栢山の登山部の友人〈東風谷〉や生徒会に参加して女子と付き合いたい〈蓼丸〉とか、あからさまにわかりやすいキャラクターが多い。オイラー倶楽部の現部長にして圧倒的な数学力(という表現が良いのかどうか)を持つ〈皇(すめらぎ)〉さんとかは名前からしてわかりやすい。 数学の問題を解いているシーンは正直思っていた以上に面白い…というかミステリの答え合わせを見ているようなものなので楽しいでしかないのだが、物語の方は起伏に乏しく印象が薄い。それが青春、というか人生と言われればそれはそうかもしれないが。 作中でちょっと変わった場面といえば、栢山から数学を教えてもらっているクラスメイトの薙刀部女子〈柴崎〉と栢山が一緒に下校中、ゲリラ豪雨に遭い雨宿りをするシーン。「柴崎から借りたタオルで髪を軽く拭く。タオルは、自分とは違う匂いがした。」「横を見れば、濡れた夏服も、濡れた髪もそのままに、担いでいた薙刀の布袋を解いて丁寧に拭き続けている。」(ともにp156)と、作中でもこのあたりは少しくすぐったい感じ。 「二人で、雨に支配された街を、軒下でしばらく見ていた。 雨の匂いがした。 むせるような匂いが立ち上ってくる。 暴力的な雨音だけがあった。 「私たち」 その中で、柴崎の声が聞こえた気がした。 いくら耳をすましても、その先は聞こえなかった。」 (p159) ここの「私たち」のあと、柴崎は何を言おうとしていたのか。似ている、とかそんな感じだとは思うのだが、今ひとつしっくりしないような、ね。 思わせぶりでしょ? 柴崎と何か進展しそうな気配は漂わせつつも、栢山にとって運命の相手はプロローグ《0 雪の数列》で出会ったカバー絵の少女〈京香凛(かなどめ・かりん)〉に間違いはなく、彼女が栢山に「これこそが数学。」(p62)というメッセージとともに示した数列は果たしてなんなのか。 栢山と京香凛が決闘をすることはあるのだろうか。 うー、伏線が結構たくさん。 これは2巻からも目が離せませんな! 8刷 2025.6.28
15投稿日: 2025.06.28
powered by ブクログ数学は問題が解けたときに得られる快感はとても良いが、なかなか解けずにもがき苦しむことがよくある。 この本は、中学・高校時代に数学につまずいていたときに読んでいた本。 主人公やその他の登場人物が、それぞれの信念を持って数学の問題に挑んでいく。解いている中で壁にぶち当たることもあるが、それを乗り越えていくところ。苦しさを感じてもなお、挑んでいくところに勇気づけられる本です。
18投稿日: 2025.06.15
powered by ブクログパイセン本。とっても不思議な物語でした。手前味噌ですが、私は数学が苦手でしたが決して嫌いではなかったと思う。なので作中に出てくる数式などはさっぱり理解出来ませんでしたが、何故かもの凄く読みやすい。数学オリンピックに挑戦するレベルの高校生の物語。みんな平均以上に数学が出来る訳ですが、問題への取り組み方やそもそも何故数学なのか?といった部分が人それぞれで、そんな高校生たちの成長の物語。とにかくリーダビリティという観点から、私の中ではかなりの上位。そして内容も面白く大満足の読書体験でした。続きも楽しみ。
1投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログ青の数学 2022.07.28 読書感想文として高校1年のときに読んだ。 数学をテーマとしていたが内容は青春物語という感じで、何かに一生懸命になることの素晴らしさや学生ならではのみずみずしさを感じた。自分ももっとワクワクを表に出して、青春を味わいたいと思った。
0投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログ「蜜蜂と遠雷」を思い出させる、美しい数学の世界だった。 解いている時の姿がそんな感じ。 この世界が美しいということを、数学的観点から解いている。 解方は正直難しすぎるけど、本当の数学が、答えでなく過程を重視するものであることには驚いた。
0投稿日: 2025.05.27
powered by ブクログ学オリンピックに出場するレベルの高校生たちが数学でひたすら競う青春小説。個人的に数学は算数の時点で道に迷ったままなので作中に出てる式みたいなのはさっぱりわからんけど、わからなくても差し支えなく、かつ頭の中に青春が染み渡った。ていうか、もしかしたらこれは続きがあるのか?と思って調べたらはたして「青の数学2」があった。買わないと。
0投稿日: 2025.05.15
powered by ブクログ栢山は、雪の降るある日、ひとりの女子高生に出会う。そして、彼女が発した「数学って、何?」という一言から、数学にすべてをささげる青春がはじまっていくことになる。この本を読んでいて、数学の問題を解いているときの研ぎ澄まされた感覚や、高揚感を追体験した。まるで自分もその場にいるみたいに。ごはんと寝る以外を数学に費やす合宿は、青春って感じがする。ひーひーいいながらも何かに夢中になることって、そのテンションって楽しいよね。これは数学だけじゃなくて、打ち込んでいる他のことにも言えると思う。第二巻も読みたい。
1投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ青すぎるけれど、数学に限らず一つのことにこれほど身を投じられるのはかっこいいと思った。詩的な文体が綺麗。
3投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ五科目の中で数学が一番好きだったことから、気になって読んでみました。 作者独特の言い回しに最初は少し苦戦しましたが、後半はスラスラと読み進めることができました。 ただ数学の問題を解き、競い合うのではなく、「なぜ数学をするのか」「数学とは何か」「なぜ競い合うのか」といった問いについて、主人公たちが考えを巡らせていく物語。 出でくる主人公のキャラが濃く、アニメ化したらそのキャラが一層際立って面白いだろうなと読みながら思っていました。 ゴールドバッハの予想、なんて美しいんだろう。 そして、久しぶりに数学の問題集を開いてみようか、なんて思ったりもしました。 読みながら、大学受験のとき、狭い講義室に大勢の生徒が集まり、ひとつの問題に頭をひねりながら考えたあの時間を思い出しました。 天才との実力差をまざまざと見せつけられて、悔しくて苦しかったけれど、彼らの回答が美しかったことも同時に思い出しました。 今思えば楽しかったなあ。 あの教室は「青春」と呼ぶにはあまりにも暑苦しかったから、正しくは「青夏」なのかもしれません。 やっぱり、青春には夏が似合う。
1投稿日: 2025.02.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私から見たら天才的な人たちが数学に一生懸命、本気で取り組んでいる様が伝わってきて、私はその域にいないけど、やっぱ数学って美しいなぁ、と。同じ問題を見ても、人によって見えている世界は違っている、というのは、教えてる時にもすごく感じる。私が見えているように生徒にも見えているとは限らない。どう説明すればその人の世界にストンと落ちるのか、永遠の課題だ。 数学は1人でやるものである、なおかつ、1人でやってはいけない。一見矛盾しているように聞こえるが、夜の数学者に教えてもらって納得した。 タッグマッチ最終戦で、皇が一ノ瀬の十問のうちの一つに1時間で答を出した。1時間で答えられるんなら、この合宿までにどっかのタイミングで解けてたのでは?とも思ったが、この状況、栢山と庭瀬という対戦相手、これらが揃ったからこそ本気で取り組めて結果解けたのかな、と思うと、E2に決闘があることも頷ける。 参考文献を見て、買ったままになって職場の机の中に眠っている本があることを思い出し、明日から少しずつ解いてみようかな、という気にさせられた。
10投稿日: 2025.01.09
powered by ブクログ数学の青春だった! 数学ってなに?と問い続けるのが好きだし、自分なりの答えが出てきそうになった。 この先気になる。
0投稿日: 2024.10.13
powered by ブクログ『風が強く吹いている』に続いて青春っぽい話が読みたくて手に取った。 数学合宿、とても楽しそう。 志を同じくするものと密度の高い時間を過ごすことは青春っぽさが強く、懐かしいような羨ましいような気持ちになる。 高校生から見た大学キャンパスって確かにキラキラしてるだろうな、自分も当時はキラキラして見えたな、という感覚も味わえた。
94投稿日: 2024.08.28
powered by ブクログ数学?オリンピック? 聞いたことのない競技。 序盤から因数分解が現れ、久々の数学の公式に頭パニック。学生の頃、1番得意分野だった数学でしたが、もう20年以上、30年近くそんな数学と触れることなかったので、正直、図書館で借りてみたものの読めるかなぁと思っていたが。 先々進めると、数学をスポーツに例えたスポ根小説。しかも、数学の解き方なんて覚えてなくても、面白い!と思うのも中盤まで。 どんどん読み進めるうちに、後半あたりから参考書を読んでいる感覚で、少々疲れる。登場人物も次々と出てきて、あなたは一体何者?と捻りながら読む。 続編もありそうですが、続きを読みたいかと問われるとナシかなぁ。
11投稿日: 2024.08.23
powered by ブクログ数学が好きな者が集うネット上のコミュニティ、E2(Eの2乗)。ここでは、腕自慢達が日々数学で決闘している。そこを舞台として、各々が 数学とは? 決闘とは? と自問自答しつつ難問を解いていく青春物語。 栢山という列記とした主人公がいながらも、まるで群像劇のように展開されていた。 数学に対する姿勢や矜恃が、それぞれのキャラクターごとに活き活きと描かれている部分がすごく好みだった。 登場人物が皆それぞれ全力で突き進む姿に、自分も何か没頭できるものを見つけたい・全力を尽くしたいと感じた。 特に、栢山の「何もしないで、好きなものなんて見つかるわけねえじゃん。一生見つかんねえよ」という言葉が心に残った。
0投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログ数学は正直分からないけど、物語は面白かった。 数学をもう一度やってみようかなと思わせられた。 栢山が数学を知り、貪欲になっていく様をこれからも見続けたい。
1投稿日: 2024.08.10
powered by ブクログ数学をやり続ける主人公は若き数学者がネットに集っていることを知り、参加することになる。そこから始まる数学青年たちとの交流。青春を数学に捧げる数学バトルの物語。 文系の私でも楽しめる話だが、数学に心得があればもっと楽しめたのだろうと思う。私なんかは数学合宿と聞いたら身震いしてしまうが、それに本気で取り組む一般人とは全く別世界の青春。
10投稿日: 2024.07.30
powered by ブクログとても、よかった。 算数から分からない私でも、数学は論理、って言うのはよく理解できた。 話の進み方も論理的でよかった。
1投稿日: 2024.07.06
powered by ブクログとある数学の才能を持つ高校生が、同じ数学好きの同年代の人たちと数学で競い合う。数学で競うのはどうしてだろう、と疑問を持ちながら数学を解き続ける。 なぜ、なぜ、なぜ、が飛び交う高校生たちの苦悩も感じられた。それこそが青春なのか。 数学の内容はあまり触れず、ぼんやりとした世界観の中で人たちが自分の疑問について話してる描写が多くて推測して補う部分が多く読むのに疲れた。正直言うと、『数学が面白いと思える小説』を期待していたが、違った。学園ドラマものだと思えば面白く読めたと思う。
2投稿日: 2024.03.16
powered by ブクログ本の装丁とかがラノベっぽかったのであまり期待していなかったのだが、思わぬ誤算でめちゃくちゃ面白かった。 私は正直数学があまり得意な方じゃないけど、それでも読み終わった時には数学を解きたくなっていた。恋愛小説読み終わった後に恋愛したくなるのと同じ感覚。 不思議。 著者はきっと数学科卒とかなんだろうなあ…と著者紹介を見たら、なんと普通に早稲田の一文卒。 めちゃくちゃ文系。 でも逆に、その輪の外にいるからこそここまでのものが書けるのか、とへんに納得もした。 数学の魔力に取り憑かれている当事者だったら、ここまで冷静に伝わりやすく面白く、数学の計り知れなさを書けないかもしれないな、と。 シリーズもので続刊があるそうなので、それももちろん読む。
11投稿日: 2024.01.14
powered by ブクログ比喩などの表現技巧が沢山、登場人物の名前が難しくてそっちに気が取られるという印象が大きい。これらと数学というテーマとのある種の矛盾を感じたりもしながら、もっと早く読んでおけばよかったと思った。数学ができない人生(苦手だから高校序盤で諦めていた)だったから、来世では登場人物たちみたいな青春を送りたいと強く思うし、なぜかジェラシーをも感じてしまう。出てくる数学ワードや問題にほんの少しでも馴染みを感じるられるから、全くできなくても進学校で高校数学の授業を受けておいてよかったと思えた。
4投稿日: 2023.12.29
powered by ブクログ数学は、中世の時代から競い合うことで発展してきた歴史があり、本作は、そんな数学の問題に真剣勝負を挑む若者たちの物語です。 主人公は高1男子・栢山。冒頭、天才女子高生・京香凜と出逢い、「数学って、何?」と問われ困惑‥。栢山は高校入学後、本格的に数学と向き合っていきますが、この問いが繰り返し通奏低音のように鳴り響き、物語を貫きます。 栢山は、若い数学愛好家が集うネット空間「E2」や夏合宿「数学の国」で競い合い、数学をやる意味、勝負をする必要性の有無を考え続けます。そして、追求を重ねることで成長していきます。 本文中に、数学者や数式などがたくさん出てきますが、理解できなくても何ら問題ありません。本書の肝はそこではないでしょうから‥。 数学でなくても、野球でも、登山でも共通していること‥。そうです、「何のためにそれをするか?」という問いへの〝答えの模索〟こそが重要ですね。 年配の読者へは、正解は見えなくても、一心不乱に直向きに取り組み、その先の景色を見ようとする純粋な気持ちを思い出させてくれます。 若い読者へは、努力とか才能を超越した、「無の境地」を続けてチャレンジすることの、経験値の大切さを伝えている気がします。 老若男女、数学の得手不得手に関わらず、楽しめる一冊でした。 (ここから全く余談の独り言) 著者の王城さんは文学部出身のようですが、よくこんな物語を書けるなあ、と感心します。参考文献が数学の学術専門書の山、山、山‥(ゲッ!) 天才女子高生・京(かなどめ)の登場場面が少なく、最初から続編を想定していたのでしょうか? 気になるところです。 主な登場人物の名前に漢数字があって、読みも複雑なのは敢えてなんですかね? 数学だけに‥。 栢山、七加、十河、五十鈴、三枝、京(10の16乗)、一ノ瀬、九十九書房‥(笑)
67投稿日: 2023.12.28
powered by ブクログどこの世界にもいろいろな人がいるものだけど、数学を苦手に思っている人には苦痛でしかない世界かも。それでもその世界にどっぷりとはまった中にも存在する青春の一葉。それはいいけど、専門用語が飛び交いすぎ。栢山は栢山で考えてなさすぎだろう。いっそスピードスターこと新開を主人公にしてほしかったかも。
2投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログ突然ですが問題です。ズンチャ 5777は素数でしょうか? ※本書とは関係ありませんが、思いつきの数字が素数だと嬉しいというただの遊びです。 (答えは一番下にて) ≒ かつて『フェルマーの最終定理』や『博士の愛した数式』によって数学の美しさや数式に取り憑かれた人生があることを自分は知りました。 数式を見ただけで拒否反応を起こす自分がいうのも変ですが、数学を題材にした小説は面白いものが多いです。 本書は[バトルもの×数学×青春]という設定のためか、決闘という聞き慣れない舞台が用意されています。構成も漫画のようで、サッカー漫画『ブルーロック』を読んでいる感覚に近かったです。 そんな彼らの才能や努力、挫折を経て成長していく姿はまさに青春です。 数学はなぜ人を惹きつけるのでしょうか? 次巻が楽しみな一冊でした。 ≦≦≦≦≦≦≦≦≦≦≦≦≦≦≦≦≦ 5777は素数か!? ⇒再読記録に答えアリマス
10投稿日: 2023.11.25
powered by ブクログ「数学」を中心につながる高校生たちの物語。幼い頃に師と交わした約束を果たし、数学の世界へと足を踏み入れ、学生生活を過ごす主人公が、様々な人と出会い、E2というインターネット上のサイトに足を踏み入れる。そこで数学とは?数学で競う意味は?などの哲学的な疑問の答えを探りながら、数学を学ぶことを朧げながら掴んでいき、物語が展開される。後半ではE2に集ったライバルたちが合宿で顔を合わせ、切磋琢磨しながら、自分たちが数学を続ける理由を見つけ、トップを目指していく。E2が数学の才能を持った者たちの集まる場であることは確かでも、彼らが解いているものは、まだ「数学」ではなく「青の数学」。数学の面白さと、数学の決闘のハラハラ感、青春小説としてのもどかしさ、色々な楽しみが詰まっていて一気に読み切れた。続編もぜひ読みたい。
10投稿日: 2023.08.15
powered by ブクログなかなか難しい一冊やった。 数学が出来るなんて全く分からない世界。でもカッコええな数学出来るって。 それと高校生の本て、エモくてめっちゃ良い。 京さんまだ出てこないから2あるんかな?
3投稿日: 2023.08.02
powered by ブクログ数学に全てを賭ける少年少女の物語。完璧文系脳の私でも楽しめる、寧ろ今まで無縁だった世界に触れられて嬉しい。まるでスポーツ小説を読んでるかのように胸が熱くなる!数式分からんとかそんなの気にならんくらい小説に浸れる。
5投稿日: 2023.07.22
powered by ブクログ2年前の新潮文庫の100冊キャンペーン中に買ってずっと積読になってましたがやっと読めました。 数学を面白がりたいと思いながらも未だに苦手意識が消えず手に取りました。 数学に魅入られてしまった少年少女達の「決闘」で数学の魅力の片隅を見れた気がしました。 公式を見ても全くなんにもわかんないけれど面白いなと思いました。
2投稿日: 2023.07.14
powered by ブクログ数学大好きで文章大嫌いな息子のために購入した本。 さりげなく机の上に置いたら読むかと期待したけど、全然読まず。 剛を濁し私が読みました。 読んでいくうちに、主人公は我が子に似てるな〜と親近感を覚え楽しく読み終えた時、息子から「読んだの?どうだった?」と。 なんだ、気になってたんじゃん笑 そんな息子の感想は「作者オリジナルの数式がなんか不気味だったなー」とのようで。 数学がわからない私は、好きなことにただただひたすらに没頭している若者たちが眩しく、青春っていいなーと思いました。
3投稿日: 2023.04.01
powered by ブクログ少しは数学を理解できるようになるかなと思い読んでみましたが、問題解説よりは問題を相手と競い合いながら解く高校生の数学に取り組む様子を描いた物語でした。一つの正解に誰よりも早く辿りつくことに力を注ぐ様子はまるでスポーツでした。
1投稿日: 2023.03.23
powered by ブクログ数学の話だけど、 そもそもなぜ学問をするのか、 高校までと、そこからの学びは何が違うのか、 他の学問に置き換えてもよいような 本質を捉えようとしている作品なのかなと思う。 ただ、数学が苦手な私としては、 あの、数学が学問の王様的な匂いが苦手〜。 ひがんでるだけだと自覚してますが。
3投稿日: 2023.03.18
powered by ブクログ数字がわかる主人公が数学に挑む話。 漫画でいくつか、数学系の本を読んだが、それよりいいね。 数学の話にはついていけないけど
0投稿日: 2022.11.07
powered by ブクログ「なぜ数学をやるのか」の問いに対する考え方が面白かったし、数学以外にも通ずるものがあると思った。 あと、人の名前が難読なものばかりで、この人なんて読むんだっけってなる。
0投稿日: 2022.10.16
powered by ブクログ数学ってフレーズでジャケ買いした。 改めて今見たら「青春小説」なのね。 そう言われたら確かに運動系の部活を数学に置き換えたらこんな感じなんかな。 全体的に特徴の薄い登場人物が多すぎるのと、どうも文書と脳みそが噛み合わないところもあり、あまり感情移入できなかったかな。 数学要素はもっさり詰まってるし、決闘というシステムで数学バトルさせるのは面白いなと。 理解できないのも多かったし、もっと勉強しとけばよかったわって思う。 『数学なんて何の役に立つの』とか『なぜ数学をやるの?』とか、永遠の課題ですよね。 有意義な読書タイムをありがとうございました この読後感を噛み締めつつ どうやら続編があるらしい。 あの数式はそこで解かれるんかな?
0投稿日: 2022.09.19
powered by ブクログ数学って、何?を追いかける超秀才少年少女たちの物語。数学は美しいという表現は小説では共通なのか、数学に関して知識が深い人にはどうかわからないが、文科系人間には数学で美を追求していく少年少女が愛らしく見えた。ただ表紙のイラストのせいではないけと、ちょっとアニメ調な感じがしたのは、私との年齢ギャップからなのだろうか。 何人かわからないままの登場人物がいる。柊先生、相馬さん、七加、夜の数学者、等々。春の確率、夏の合宿、という章立てだから続編がある訳だけど、続きを読むかは微妙なところ。
0投稿日: 2022.08.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
王城さんのこのシリーズ、読む前からどんな数学に出会えるのか期待したのだが、数学は上澄みだけで高校生の男女の青春物語に徹してしまった感。数学好きが集まるネットサイト、夏合宿、真剣に数学と対峙する学生の姿に日本はまだまだ世界と戦えるんだ!と思った。しかし、数学の楽しさや詳しい定理等少ししか出てこなかったので、若干薄っぺらだった。実は自分は仕事で数学を駆使しているのです!医学統計学が必須。毎日のようにプログラムを組んで疾病罹患リスクや死亡リスクを計算しています。自分の幸せの一部がこの統計計算をしている時です。③
30投稿日: 2022.07.23
powered by ブクログ「数学って何?」 数学に熱中し全てを賭けぶつかり高みへを目指す少年少女の物語。 同作者の『天盆』もそうだったが、何かに一心不乱になる姿に心動かされる。それぞれのアプローチを見せ、対象への想いに集約した物語展開が、数学の魅力と底知れなさを垣間見せる。
2投稿日: 2022.07.14
powered by ブクログ数学がものすごく苦手だったので、出てくる数式や定理はちんぷんかんぷんだったが、数学への想い、ライバルたちとの出会いなど、少年の良い物語を読めた!と感じる一冊。
10投稿日: 2022.06.11
powered by ブクログ数学って意外と青春なのかも なぜ、山に登るのか? そこに山があるから。 ・なぜ戦うのですか? なぜ戦わないのですか? ・才能は使うもの ・嫉妬というのは届くかもしれないものに対して向ける感情。届かないと圧倒的に知れば、諦めるしかない。 ・やりたいことがない 何もしないで好きな物が見つかるわけない。誰かがやりたいことをくれるとは限らない。なんでもいいからやる ・取り返しのつかない過ち できることがあるならば、すればいい。 だいたいそういう時は、過ちが無かったことになればいいのに、と自分を哀れんでいる。 ・自分の言葉に追い詰められるのも、自分の責任 ・登山家がなぜ山に登るのか? きっと、挑んでいなければ、心が死ぬから。 ・入試のプレッシャーを負けない自信。明確な根拠のある自信。それを得るためには、勉強し続けるしかない。
1投稿日: 2022.06.02
powered by ブクログ数学に熱中する青春小説。対象が数学だろうと熱量は高い。面白かったです。 数学で決闘するとは…と、完全文系には遠い世界。。 「真に革命的なものは奇抜に見える、奇妙に見える」には納得です。敬愛するジョン・ハンター先生も時代を先走り過ぎて生前は理解されなかったから…「種の起源」より半世紀以上前に進化論に辿り着いてたらそりゃ周りには理解不能です。。 続きも気になります。京はまだ回想シーンとE2にしか出てきてないし。
7投稿日: 2022.05.16
powered by ブクログ読み終わってすぐ再読した。 数学を題材にしてるとはいえ単純明快な小説ではなく、さっき言ってた疑問の答えがこれなのかな…?と考えながら読む小説という感じ。 その分何度読んでも発見があり面白い!深い! 数学に対する考え方がかなり変わるので数学嫌いな人に特におすすめ。
2投稿日: 2022.03.17
powered by ブクログ数学で殴り合う青春もの。 数学が壊滅的にできなかった私だけれども、 これを読んでいると、数学ができるひとの世界線が羨ましくなる。 なぜ数学をやるのか。 なぜ数学で戦うのか。 いろんな問いと、数学と向き合う高校生たちのお話。青春すぎる。 青春って春って書くけど、 俺にとっての青春は、どう考えても夏なんだよな。 というニュアンスの一文があって、 本当にそうだよなあ、という。 数学と、夏。やっぱり青春すぎる。 数学的な部分と、 文学的な描写の部分とが入り混じって、 とても素敵な物語になっています。 理系の子にも文系の子にも読んでもらいたい一冊。
6投稿日: 2022.02.08
powered by ブクログ数学×青春というジャンルが新鮮でした。数学と聞くと、難しく堅苦しいものと思ってしまいがちですが、この作品は少年漫画のような熱さに溢れていて、楽しく読むことができました。 数学に青春を捧げる少年少女たちの姿が、キラキラ輝いて見えます。まさに青春部活物!って感じです。
2投稿日: 2022.01.06
powered by ブクログ出だしの一文で掴まれた。こんなの久々。随所に出てくる比喩表現が好みである。場面展開がうまいところもあればよくわからないところもあるが、それも含めて、時々脱輪寸前の、とっても青春な感じ。 「学生時代苦手だったはずの数学にこんなにも魅了される」
2投稿日: 2022.01.05
powered by ブクログ青の数学 「考えつづけなければ、閃かない。 そして、閃きは決して何もないところからは 湧いてこない。」 1.購読動機 数学が好きではなかった私が、読者レビューを通じて、数学に興じる高校生たちの世界を覗いてみたくなったから。 2.主人公たち 数学オリンピックに出た、または出るほどの数学得意な高校生です。 しかし、数学を志す動機はそれぞれ違います。 ①他者よりも秀でたい人 ②難問を1人で解くことが好きな人 そんな彼らが一同に夏休みに集います。 E2 数学得意なSNS管理者の「夜の数学者」に招集されて、、、 3.高校生の志のまっすぐさ 人生半ばの私のような読者からすれば、高校生たちの物語は、ただ、まぶしかったです。 物事に集中する。 そして、そこに、それぞれの理由を見出して。 飲食忘れて、数学、目の前の問題にひたすら取り組む。 小学生、中学生がいるご家庭では、親子そろって輪読してみるのも良い著書かもしれません。
14投稿日: 2022.01.02
powered by ブクログ高校生達が数学を追い求める青春ストーリー。スポーツでも音楽でも数学でもかけられる全てを費やす若者が眩しい。 挑んでいるのが一人でないと知るために闘う、殆ど全ての事に共通しそうな名言ですね。 チャート式数ⅡBの厚い参考書に隠して、太宰治を読んでました。今となっては反省してます。
10投稿日: 2021.11.07
powered by ブクログ数学と青春という文系の自分は考えられないテーマだからこそ、数学に対してこんなにも熱く、深く探究できるものなのか、とすごく感心しました。勉強って捉え方次第では楽しいんじゃないかな?僕も数学してみようかな、なんて思わせてくれるそんな作品でした。個人的にはサイダーの描写が好きです、この後サイダーに一時期ドハマりしました
1投稿日: 2021.10.27
powered by ブクログ数学を使ったバトルや上には上がいるという熱い展開は少年漫画のようでおもしろい。しかし、数学に関するエピソードが突発的で、わかりやすく説明されたり逸話が語られたりするわけではないので、数学に親しみを持てるような内容ではなかった。 また、文章が断片的なので薄っぺらくとても読みづらい。『マレ・サカチのたったひとつの贈物』では量子病という特性ゆえにその断片的な文章が主人公の置かれた状況を追体験させる効果を持っていたが、本作では短所でしかない。会話文まで断片的なので、なぜ会話が成立しているのかわかりづらい。 簡潔に言うとプロットみたいだ。文章も物語ももっと肉付けしていかないと作品とは言えないのではないか。 続編があるようなのでとりあえず読んでみる。
10投稿日: 2021.09.07
powered by ブクログ題名に惹かれて購入しました。 数学って面白いっていうのを改めて感じた。すごく言葉が綺麗に綴っってあって、読んでて楽しかった。
1投稿日: 2021.08.20
powered by ブクログ「数学をやる」ってひとつの生き方なんだなって知った。 そんな人たちが、数学的な理由で、「好きな数字は何?」とか言う会話が良いなぁ。 登場人物の苗字がレアで読めない。 数字を絡めた苗字の人物が多いのは、数学小説ならではの仕掛けかな?
1投稿日: 2021.08.16
powered by ブクログ文系の著者が書いた数学の小説って、どのような内容か興味があったが、ことのほか数式が多く出てくる。数学好きの人には楽しいにだろう。主題は、中高生はひたむきにがんばれるんだ、わからない世界で楽しめるんだ、といったところか。新潮文庫の100冊で「泣ける本」のジャンルに入ってるが、泣ける話ではない。2021.7.19
1投稿日: 2021.07.19
powered by ブクログ中学生向けのお薦め一覧に載っていたので、軽く読むのに良さげだと思って購入。 数学は得意じゃないから、作中に出てくる数式を解くことはもちろんできないけれど、何となくわかった気になったり、数式を綺麗だと思えたのは私にとってこの作品が良作だからなのかもしれないと思う。 最近流行りのように出てくる、登場人物の重い背景もなく、答えがわかった時に、答え向かってすらすらと問題を解いていくようななんとも言えない疾走感がある、爽やかな作品でした。
1投稿日: 2021.07.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
意味はほぼわからないけれど、面白い。 美しさもわからないのだが、わかってきた気になるし、数学の面白さもわからないけれども、彼らが得ようとしているものが、見えたとわたし自身が勘違いしていることが、なんとも面白い。 数学の本を読むたびに、数学、もっときちんと付き合っておけば、違う風景が見えて楽しかったかも…なんて思う。
5投稿日: 2021.07.01
powered by ブクログ数学に対する思いや考え方が色々ある―― 何かに悩んだとき、自分の考えに迷ったときに、よく読み返しています。 数学って何? その答えは、人それぞれ。 誰よりもできたから。 美しいから。 自由。 好きな人との繋がり。 知りたいから。 中学3年生~高校1年生のときに出逢えていれば…と思います。 高校までの数学と、大学からの数学の違い、 数学をやり続けていく上での覚悟や葛藤、迷いも描かれている。 "数学"を通しての作品ですが、 他の、色んな悩み事に置き換えて読んでいることも多い。 「こんな時に使えます、役に立ちます」 「ストーリー仕立てで、数学を学びましょう」 そんな数学を扱った小説が多いなかで、純粋に数学への思いが溢れる作品。
1投稿日: 2021.06.27
powered by ブクログ何かのレビューで「青春はスポーツだけではない。数学で青春する。」というような文字を見た。 主人公が高校生の青春小説がとても好きだし、数学も好きなので、あの数学でどんな青春小説になるのか、とわくわくして読んだ。 どんどんひき込まれて、あっという間に読み終わった。 数学の発想が天才的な主人公栢山が、スポーツしているがごとく、数学への向き合い方や能力の向上が見られるし、そこでうまれる友情も、本当に青春である。 私も問題が解きたくなってきた。
2投稿日: 2021.05.14
powered by ブクログ十河(そごう)という苗字は実在する。 京(かなどめ)は知らないけど。 皇(すめらぎ)はいない気がする。 七加(ななか)はあるといいなと思う。 東風谷(こちたに)は青春してる。 蓼丸(たでまる)はどんまい。気にするなそれが青春さ。
4投稿日: 2021.04.05
powered by ブクログ数学オリンピックのノンフィクション「理系の子」を読んでから、いつか読みたいと思っていた本。 数学という魔法にとりつかれた少年少女たち。 ネット上の決闘空間。数学で決闘するということが新鮮でした。 ユークリッドの「素数が無限にあるという証明に使われている背理法」が興味深かった。最初に論理を唱えた人本当にすごいです。 問題を解く、決闘する、チーム戦の体験。数学オリンピックに向けての過酷な合宿。その過程で栢山が色々なことを考え、感じ、気づいていく。 数学の世界に入り込んで心に引っ掛かる言葉があちこちにありました。数学だけじゃなく人生にも当てはまるような気がします。 数学の熱い世界と青春、面白かったです♪ 『真に革新的なものは、真に革新的であるほど、理解するのはたやすくない』 『問題を、単純化してみる。問題を、拡張してみる。問題を、別の形に置き換えてみる。 自分よりもうひとつ上の自在さがそこにある』 『どんな順序で数学を学んできたか。どんなふうに学んできたか。どこに面白いと感じたか。それは人それぞれ違う。その違いが、それぞれの頭の中に、違う風景をつくる』
6投稿日: 2021.03.26
powered by ブクログ自分が高校生だったとき、数学に向かっていた時間が一番長かった。問題を解くためのノートは10冊を超えていた。何日も考えて、ようやく答えを出した問題があった。大学受験も数学を選択して臨んだ。結果は散々だった。周りと比べてちょっとばかりできることに自惚れて、途中からほとんど数学をやらなくなった。やらないから解けない。解けないからつまらなくなる。それで解けなくなった。 この物語に出てくる高校生たちを見ていると、自分がいかに浅かったかがわかる。人と比べてどうかなんてどうでも良くて、ただひたすらに問題に向かい続ける。それが数学に向かうということなのかもしれない。
5投稿日: 2021.03.22
powered by ブクログ青春って、その場にいる時にはわからないもので、遠く離れた人からは「あの子は青春の只中にいる」と眩しく思うもの。 本書はそんな青春の只中で数学と共にいる少年を追っている。 私は数学はさっぱりわからないけれど、他の分野で心を虜にし揺さぶるものを知っていた。 「数学って何?」「なぜ数学をするのか?」ジャンルは違えど同じような疑問を持ち、取り組み立ち向かったあの日を思い出す。 その中で、「負けるとわかっていたら、なおさら行くよ」というセリフが光る。 すっかり大人になってしまった今は、逃げるが勝ちとか逃げるは恥だが役に立つとばかりに逃げ癖がついてしまったが、あの頃の熱い気持ちを思い出して、今一度立ち向かってみたいと心から思った。
1投稿日: 2021.02.20
powered by ブクログ良い意味でも悪い意味でも、アニメ感があった 内容は良かった、展開が好きではなかった 数学的に面白い知識も得られたが、「博士の愛した数式」の方がより得られたかも、機会があれば次作もかな
1投稿日: 2020.12.28
powered by ブクログ「なぜ数学をするのか」について考えさせられた。 数学の青春物語は新鮮で面白かった✩°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝ 2も読もうかな。
0投稿日: 2020.11.07
powered by ブクログ数学で、青春小説になるとは思わなかったなあ。登場人物それぞれが、悩んで迷って熱い。面白くて一気読みした。自分も若い頃は、国語や社会より数学がずっと好きだったことを思い出した(もちろん凡人レベルだがw)。ボケ防止に簡単な数学本でも買ってこよう。
2投稿日: 2020.10.01
powered by ブクログ数学に魅了された少年・栢山は、かつての師である柊の言葉通り高校で改めて「数学」に出会う。E2と呼ばれるネット上の数学者たちの決闘空間で、数学で競うこと、答えを求め続けることに気付いていく青春物語。 ただ少々気になったのは、登場人物の名前が特殊過ぎて
1投稿日: 2020.08.25
powered by ブクログ数学にひたむきに取り組む高校生たちの物語である。 主人公・栢山(かやま)は数学が得意だが、どこか冷めたところがある。数学に熱中しているとか盲信しているというのとは少し違う。かつて出会った数学の先生に、数学を続けると約束をした。それで続けている。 彼はあるとき、数学オリンピックを制した天才少女、京香凛(かなどめ かりん)に出会う。京は「数学って、何?」と問う。 この問いは、本作を、そしておそらくは本作を発端とするシリーズ全体を牽引する問いとなる。 序章である「雪の数列」に続き、「春の確率」と「夏の集合」と題される章を含む。 「雪の数列」は栢山と京の出会いを描く短い章である。 「春の確率」では、高校に入学した栢山が参加する「E^2」と呼ばれるネット上の数学コミュニティサイトを中心にストーリーが展開される。「E^2」とは、フィールズ賞を受賞した日本人が設立したもので、全国の中高生が数学について意見を交わし、「決闘」をする場になっていた。「決闘」と言っても本当に命のやり取りをするわけではなく、闘いの方法は数学の問題を解くことだ。問題数を競ったり、時間を競ったり、ルールはその時々で対決する相手同士で決定する。それまでは独学で数学に取り組んできた栢山だが、ここでさまざまなタイプの高校生たちに出会うことになる。 「夏の集合」では、数学がテーマの合宿が舞台となる。数学オリンピック財団と「E^2」創始者との共同運営で、4泊5日のプログラム。ここでも激しいサバイバルゲームが繰り広げられる。但し、やはりその闘いは数学上での闘いだ。「死闘」の果てに、栢山たちがたどりつく境地とは。 一言でいえば、数学がテーマの「青春小説」である。あるものはスポーツに、あるものは音楽に、あるものは生徒会活動に、そしてあるものは数学に青春をかけるのである。 もう1つ特徴的であるのは、物語で描かれる(あるいは描かれようとしている)のが、数学・数式自体というよりも、数学を突き詰めていったときに見えるであろう「世界」であることだ。壁を乗り越え、乗り越えていった先に見えるもの、それを読者に見せようとしている。ある種、「雰囲気」小説と言ったらよいのか、物語に没入することができれば、非常に楽しい読書体験が得られるようにも思う。 シリーズの途中であるので、物語は完全には収束しない。この先、秋、冬と続くのか、そして栢山たちは高校を終えて、「その先」へと進むのか、本書だけではよくわからない。 1つ気になったのは、彼らは本書の時点では、言うなれば人から与えられた問題を解いているだけであることである。それがどんなに高度であろうとも、与えられた「枠」の中でゲームをしているだけなのではないか。数学を志すというのは、既存の「枠」を超え、あるいは「枠」を壊していくことなのではないか。 作者が「その先」も描いていくのか、それはシリーズを追ってみないと何ともいえないところだが。 「雰囲気」はかなりよく描けているようにも思う。しかし、スポーツ青春キラキラ小説を読んでそのスポーツを志す子はいるかもしれないけど、数学ってそういう風に取り組み始めることはあるのかなぁ・・・?とちょっと疑問だったりはする。 *本筋とは関係ないのですが、これ、新潮文庫のサブレーベルnexの1冊なのですけれど、nexというのは、新潮文庫の代名詞のような栞紐(スピン)がついていないんですねぇ。だから「天」の部分もスパッと切ってある。こういうところでちょっと本家とは差別化しているのかなぁというのもおもしろいところです。・・・でも栞紐はあった方が便利だなぁ(^^;)。
6投稿日: 2020.08.14
powered by ブクログページが進むにつれて、なんだかふんわりとした感覚的な・抽象的な表現が多くなり過ぎてって、よく分からなくなっていった。
0投稿日: 2020.07.23
powered by ブクログ「数学とは何か」…その疑問は、高校生だった頃によく考えていた。何せ数学が大嫌いだったからだ。もう少し早く読んでいたら、好きになれたかもしれない。
0投稿日: 2020.07.07
powered by ブクログABC予想というものが日本人によって証明されたとニュースになっていたので興味を持った小説です。 難解な数学に取り組む高校生たちの青春を描いています。ネット上のバトル空間で数字、数式に立ち向かいます。なかなかに熱いです。数学が好きな人ほど(好きでなくても?)楽しめます! https://opac.shodai.ac.jp/opac/volume/532122?current=1&q=%E9%9D%92%E3%81%AE%E6%95%B0%E5%AD%A6&total=2&trans_url=%2Fopac%2Fsearch%3Fcount%3D20%26defaultpage%3D1%26defaulttarget%3Dlocal%26order%3Drecommended_d%26q%3D%25E9%259D%2592%25E3%2581%25AE%25E6%2595%25B0%25E5%25AD%25A6
1投稿日: 2020.06.19
powered by ブクログ中学1年の時にこの本を読んで、数学に憧れて、得意でもないのに高専に進んでしまった。 理解できないことも知らないこともまだまだあるけど、挫けそうになった時にもう一度挑戦する力を与えてくれる作品。 何度引っ越してもずっと手元に残っている。
2投稿日: 2020.06.02
powered by ブクログ最高でした。 数学の小説というよりは、数学に取り組む各人の「数学世界」をドラマチックに描いたもの。 風景描写が繊細かつ独特で、没入して一気読みした。
1投稿日: 2020.04.30
powered by ブクログこの小説には目で見えない風景が描かれている.そこに普通の小説に描かれる心象風景がオーバーラップする.かつて数学が好きだった時,確かに自分にも見えた風景が懐かしい.現在,違うものが好きで,それを通して見える風景を改めて感じられる.そして,これから人生に倦んだ時,見えてしまうかもしれない風景もまた描かれている.
1投稿日: 2020.04.16
powered by ブクログ数学を題材にした小説という点に惹かれて読み始めた。 随所に出てくる数学の問題は、その大半が自分には解けないが、読み進めていくうちに、解けないにも関わらず、不思議と没入感を感じた。 主人公が問題を解いている間の疾走感が今でもとても印象に残っている。 読み終えた時の心地よい疲労感は最高だった。
1投稿日: 2020.02.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
難読名字の高校生の織り成す新感覚青春数学エンターテイメント小説。 数学の決闘の文章化がとても新鮮。数々の数学雑学が理系男子の心をくすぐり、数学の、本質を表現することの美しさと神々しさを伝えてくれる。 数学世界が見せてくれる景色は自分だけのもので、勉強すればするほど広がって、やっぱり楽しい。でも人間の病で人生を台無しにしたりもする。 40過ぎたら新しい閃きが難しいって残酷。
2投稿日: 2020.01.24
powered by ブクログ王城夕紀さん「青の数学」読了。高校へ入学した栢山(かやま)は、雪降る交差点で一人の女性(京 香凛)と出会う。彼女を始め若き数学者が集まるネット空間「E2」を皮切りに数学オリンピックの幕があける。。今までなぜ数学者が研究を続けるのか、よっしーには分からなかった。この本は数学の魅力を高校生活とライバルとの戦いを通じて少しだけ教えてくれる。自分には難しいかなと思っていた数学小説だけど、読んでみたら面白かった。E2を舞台にした個性的な戦いの数々や夏合宿もあり一気読みでした。続編も出てるので早く読みたい♪
2投稿日: 2019.12.29
powered by ブクログ数学は、苦手です。しかし、数学とは何か考える主人公とそれを取り巻く学生達の数学青春ストーリーは、とても面白かったです。どこか爽やかさもあり読み易かったです。続編が楽しみです。
5投稿日: 2019.10.12
powered by ブクログ数学オリンピックに出場するような数学好きな高校生たちの青春小説。 ライトノベルに入るのかな。 「数学って何?」 E²というオンライン数学スタジアムで秀才たちと数学の問題を競いながら、主人公が漠然としたテーマの答えを模索していくお話。 才能の壁や青年期ならではの苦悩が描かれている作品です。青春の方にもウェイトを置いているので、数学少年でなくても充分に楽しめるお話に仕上がっているのだと思います。 私は数時間で1.2巻を読了。軽いタッチなのでサクっと読めますが、その中でもはっとさせられるような数学の魅力が巧妙に描かれています。
5投稿日: 2019.10.07
powered by ブクログ「数学をする意味」を教えてくれる、あるいは考えさせられる物語になっています。 ストーリーとしては数学を用いた戦いがメインですが、具体的な問題は終盤に少し(3問)出てくるだけで後は純粋な物語になっています。 そのため、数学に苦手意識を持つ方でもストレス無く読み進められると思います。 無知な主人公が、師に出会い仲間に出会いライバルと戦い、そのライバルと共闘していくストーリーはまるでジャンプ漫画のようで熱くなれます。
16投稿日: 2019.10.06
powered by ブクログタイトルが気になって買ってみたら、すごい……。 数学に青春を捧げる高校生って なかなか居ないと思うけど、青春だった…。 最後の方の戦い、こちらにも緊張感が漂ってくるみたいで、面白い。 数学オリンピックって言うのも、前から気になっていたから楽しかった。 数式が難しかったけど、分かりやすい法則とかをしっかり読んで納得出来たのは嬉しい……。 面白いです。
8投稿日: 2019.09.08
powered by ブクログ読んでいるうちに自分も問題を解きたいと思いましたが解けませんでいた、、 とても良いストーリーでした。
2投稿日: 2019.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
数学をテーマにした高校生の青春物語。 「数学とは何か」という問いが話しの中心にあり、それに対して絶対的な答えがあるわけでもない。皆んながそれぞれの想いを抱えながら青春を数学に掲げる姿が良かった。 私も理系で数学を題材にした世界観は非常にそそられた。ただ登場人物が多いのと印象に残らない人がちらほらいて読んでて迷走することがあった。
2投稿日: 2019.08.27
powered by ブクログ題名に数学と書いてあって、なかなか手が出せなかった。 しかし、インターネットでおすすめの本として出ていたので、暇つぶしにバスの中で読んでみた。 そうしたら、とても面白くて読み終わるまで、いつも降りるバス停を通過していることすら気づかなかった。 こういうお話は、スポーツ系しか読んだことがなかったので、少し驚いた。
29投稿日: 2019.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
数学に取り憑かれたように問題と対峙する高校生たちの話。三部構成。 数の原点にちなんで、始まりは0章。数学への崇高や尊敬が込められている。「なぜ数学をするのか」という問いについて、数学に取り組む者たちがそれぞれの答えを導いていく。 . 0章での栢山の出会いが、俗にいう運命的なもので、この出会いが栢山を惑わせ、掻き回し、でも、数学への姿勢や考え方を研ぎ澄ましていく。 . 1章では、様々な登場人物が栢山の数学にそれぞれ意味をもたらして行く。小学生時代からの友人の蓼丸(たでまる)と東風谷(こちたに)、高校で出会った数学研究会の七加(ななか)、薙刀部の柴崎、野球部の王子、かつて数学を教えてくれた柊教授、九十九書房の十河(そごう)、数学オリンピック優勝者の京(かなどめ)、E2のスピードマスター、オイラー倶楽部のノイマン。 中でも、栢山が数学との向き合い方を考えるきっかけを作ったのは、十河。何か特別な助言や説明をする訳でもなく、3冊やり終えるまで来るなとか、E2で何勝して来いとか、一見素っ気なく見える接し方。だけど、自分の見つけたいものを栢山自身が見つけられるよう、その都度栢山なね必要なものを見定めた言動をしていく。栢山もなんの意味があるのかその場ではわからないまでも、言われた通りに取り組み、新しい環境に足を踏み入れた時に意図に気づいたり。その過程を経験して栢山の中で少しずつ数学と向き合うという意味や形を成していく。 . 2章では、数学合宿に参加する。参加者はE2から招待された高校生たち65人。個人戦、グループ形式、ペア対決を行い、決闘していく。スピードマスターやノイマンに加え、五十鈴(いすず)、高梨、三枝(さえぐさ)、美作(美作)、オイラー倶楽部部長の皇(すめらぎ)と弓削(ゆげ)など、さらにキャラが濃厚な学生たちとの対戦から、栢山がどんどん覚醒していく。 「なぜ数学をするのか」栢山が自分の答えを見つけていく生き様が見応え。 . * . 小学生時代の栢山(かやま)の冷静さ、客観的な物見、考察力にも、魅力を感じるけど、夏の数学合宿を通してどんどん熱を帯びて感情豊かになっていく高校生の栢山の姿に惹かれた。 . 「学べば学ぶほど解ける領域が増えていく」「武器の使い方を覚えて、意のままに使えるようになる上達感、それと全能感」 うん、ドラクエね、ゼルダね。学生時代にこういう感覚を見知ってたら、もっと数学を楽しめていたのかもしれない。悔しい。 . 「差がつくとしたら、何がそれを分かつというのだろう」「他より秀でることも思わず」「ただ無心であること」 余計なことを考えずに、目の前のことにがむしゃらになれるって、やっぱり単純に凄いなあ。それが人を動かす原動力なんだろうなあ。 . 「(6.10)の地点に初期存在し…(4.10に移動する」 6×10の長方形をした60片の板チョコを、割って小さくしていくさまを座標(ベクトル表記)に示すなんて、あー本当に美しい。 . 「たとえ負けると分かっていても?」「負けると分かっていたら、なおさら行くよ」「負けると分かっているなんて、誰も証明できない」 ただの下剋上とかナルシストとか相手を打ち負かすとかじゃなく、自分の力を試す選択しかない意欲の表れとか覚悟がかっこいい。その上、それを裏付ける努力とか必死さとか諸々があるから尚更。こういうことって誰でも言っていい訳じゃなくて、言っていい人、言う権利がある人って限られてると思う。 . 「どうでもいいことを悩んで悩んで悩みもがくのが青春だね。同じところぐるぐるまわって堂々めぐりして」 この言葉を聞いたら、恋愛もスポーツも仕事も育児も、打ち込んでること全部に相当するなって共感。だとしたら、きっと成人した大人たちもまだ青春真っ只中で、その青春の最中で命尽きることもあるんじゃないかななんて思ってみたり。一生青春、万歳。 . * . きっとこのタイトルは青春から「青の数学」ってタイトルを持ってきたと思うけど、これほどにひたむきで無垢で泥臭いなら私は「蒼の数学」と付けたかな。ああー、いい作品だった。おなかいっぱい、胸いっぱい。
2投稿日: 2019.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み切るのに随分時間をかけてしまったので、登場人物を忘れてしまったりしてよい感想は書かないかもしれない。青春スポーツものが好きだけど、数学もよいね。個人で、団体で、競い合って。数学がとんでもなくできる人は、ものすごく頭が良くて、才能みたいなものがあるんだろうけど、才能だけでは勝てないのだと教えてくれていると思うし、いろいろ学んでいくことで、点と点がつながって閃きができるようになる。問題は難しくて、わからないことだらけ。もっと理解できればきっと、もっと楽しい。知ることは、楽しみとの出会いなんだって、自分にあまり縁のない世界の話を読むと思う。その出会いが読書の楽しみ。
1投稿日: 2019.08.18
powered by ブクログ数学とは随分前にケンカ別れをしていたけど、少し歩み寄るきっかけになった。 数学の問題を解いていく楽しさとか、苦しさは共感できる。 問題を解いていく過程がもっと見たかった。 続編があるので、数学と仲直りが出来ることを期待して読みたいと思う。
2投稿日: 2019.08.02
powered by ブクログ数学は苦手で、出てきた数式を理解することはできなかったけど、若いがゆえに悩みながらも何か一つのことに夢中になれる登場人物たちに共感を覚えた。そして、羨ましくも思えたし、少し嫉妬した。 わたしもこの本の登場人物たちのような10代を過ごしていれば、何か変わっていたのかもしれない。
1投稿日: 2019.07.31
powered by ブクログ数学が得意な高校生のお話 E^2という数学で対決する場がある設定 数学の単語が色々と出てくるけど、全てが解説されるわけではないのでググりながら読み進めるのがよい そもそも数学とは何か? 国語、社会、理科は何を学ぶのかは身近なものとして実感しやすいけど 数学は物理的な対象が存在しないが、元々存在しているものという漠然としたものなんだよなぁ とある小説でもあったけど、異星人とかの文明レベルを測ることができる物差しは数学だと 数学という概念は物質的な要素を排除できるので、どんな環境の違いがあっても同じ基準で考えられると 流石、概念のみで成立している学問は高尚ですなぁ 数学は一人で解いても美しいものなのに対決する必要があるのか? なぜ競わなければいけないのか? 夜の数学者の答えは納得 他の研究にしてもこれをやっているのは自分ひとりではないという事はある意味で励みになるなぁ まぁ、世界で自分一人しかやっていないというのもそれはそれでやりがいになるんだろうけど
2投稿日: 2019.07.26
powered by ブクログ数学に魅せられた高校生の話。 透明な文体。 数字とは何か?何故やるのか?決闘する意味とは? 人と数学の深淵を描く。 ノイマンが癖があるけれど理由がシンプルで好き。 事前知識なしに読み始めたらまさかの続きものでした。 とても気になる引きで終わっています。 先に続編買い揃えてから読み始めるのをお勧めします。 一巻完結のシリーズものならいいですが、完全に続きの場合は、タイトルにナンバリングか前編表示を入れてほしかった…!!
2投稿日: 2019.07.07
powered by ブクログ久しぶりに衝撃を受けた作品。数学に取りつかれる高校生という特異な設定であることを除けば、青年の悩みや葛藤、友情などよくある青春小説の形であるにもかかわらず、特別な魅力を感じた。 主人公の栢山は数字に対する特異な才能を持ちながら「欠乏感」を抱え数学と対峙している。この「欠乏感」こそが本作のキーワード。例えば作中で出てくる「なぜ数学をするのか」という本質への疑問。作中の栢山のライバルたちもまたそれぞれの解答・信念を持ちながらも絶対的な答えがあるわけではなく、それに納得しているわけでもない。その互いに影響しあい、悩み、共感しあう姿がいじらしく、また大人に対する問いかけでもあると感じた。私は「そこに山があるから」という答えが好き。何事も突き詰めていけば最後には「そこにあるからやるんだ」という解にたどり着くのではないか。 また、各キャラの心情描写のシーンが多いが、特に畳みかけるような短文の心情表現が面白い。P306~P308はその特徴的なシーンであり、まるで詩のように読者に彼の心情を強く伝えてくる。何度も読み返したくなるシーン。
3投稿日: 2019.06.23
powered by ブクログ数学を使った決闘を題材とした青春小説 数学とは何か?なぜ数学をやるのか?なぜ決闘するのか? 数学に魅せられた高校生達がそれぞれの理由それぞれの思いを抱えながら展開される物語✨ 数学に魅せられた人々と共に数学の神秘的な世界を味わうことができる作品
1投稿日: 2019.06.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトル通り、文章のそこかしこに「青」が散らばっていた。厳密な言及をせずに青のイメージを創り出しているのが綺麗だと感じた。作者は数学に「青」を見ているのだろうか。なにかを始めるとき、なにかに夢中になるとき、そこに理由はあるのか?そもそも必要なのか?という問いの、作者の答えを知りたい。数学を通して、その答えは明らかになるのかな〜。 あと、登場人物の名前が珍しいものばかりで、そこだけ西尾維新みを感じた。青春すぎてちょっと歯がゆいところもあるけど、2巻も読も〜っと。
2投稿日: 2019.05.28
powered by ブクログ数学にかける青春物.数学オリンピックに出てくるような天才高校生たちが問題を解くバトルを繰り広げる.問題は説明されてもちっともわからなかったけれど,人間関係とか数学に向かう姿勢や覚悟とか,あと普通の高校生っぽい友情とか,読みながら思わずニヤリとして楽しかった.
1投稿日: 2019.01.08
powered by ブクログ「読売中高生新聞」というところがやっている「君に贈る本大賞」というのがあって、それの2018年度の結果発表のリーフレットに載っていた本。1位は『君たちはどう生きるか』、2位が『星の王子さま』、3位は『蜜蜂と遠雷』と続いているが、おそらくランク外で「数学先生編」というところで、数学の先生がおすすめしたらしい本、ということで紹介されていた。理系をネタにした話が結構好きなので、これも何かの出会いだと思って読んでみた。 高校生たちがひと夏を数学にかける、という話で、数学について、自分についてあれこれ思いをめぐらしながら、時には孤独に、時には仲間と悩むという物語。数学の先生が勧めるくらいだから数学好きの人は楽しめるんだろうけど、数学オンチでも、中高生なら楽しめる本、なのではないだろうか。大人が読むと、ちょっと青春臭すぎる感じがどうも素直に受け取れない、という感じ。あと主人公本人に自覚はないみたいだが、超天才集団に属する1人が主人公なので、あんまり共感できないという点でもマイナスかもしれない。 最近どこかで「中学受験は数学だけやりゃいいんじゃないか。結局数学出来る奴は何でもできるんだよ、地頭がいいから。」という雑談を聞いていて、そういうことを考えながら読む本だった。おれも、数学出来る人と出来ない人、つまり頭がいい人と悪い人の差って何なんだろう、ということを考えながら読んだが、いくつかヒントになりそうなことが書いてあった。数学の出来ない友達が主人公に聞く場面で、数学は論理的だから、と主人公が答え、さらに論理的って何?という話から始まり、「でも。例えば入試のとても難しい問題は、誰もが解けるわけじゃないでしょう?誰でも解けるなら、差がつかずに全員合格になる」「解けないかもしれないけれど、答えを見たら、理解できるし納得できる。ああ、そのやり方をすれば確かにそう解けるって」(略)「つまり、やり方に気づける人と気づけない人がいる、ってことでしょう」(p.70)というやり取りとかは、気づくか気づかないか、の違い、というのがあるということらしい。そしてその部分と似ているのは「閃き」について、主人公自身が考えを巡らせている場面で、「閃きは、閃くか閃かないか、それしかない。努力すれば閃くのならばやりようもあるが、それで閃くとは限らないから、閃きと言うはず。(略)しかし、と思う。考え続けなければ、閃かない。そして閃きは、決して何もないところから湧いてくるわけではない。閃きは多分、それぞれの中にある数学世界からくる。自分でもその全容を自覚できないけれど、自分のなかに確かに育まれ、培われ、形成されている数学世界から、閃きはやってくる。」(pp.256-7)と書いてある。これはおそらく、経験とか経験から生み出される勘のようなものだと思うが、それを言ってしまうと結局英語と同じだ。おれは数学オンチで英語の教員をやってる人間だけど、英語も経験値を積んで、自分でも全容が分からないくらいになった「英語世界」から色々引き出してきて、目の前の状況に対峙するんだから。 だから、やっぱり数学ができるというのは、経験を積んで論理的なものなら出来る、ということでもないような気がする。論理的なものを論理的として理解できる、とか、その理解のスピードがある一定の速度以上である、とか、1つを見たら勝手にその先まで論理を構築できる、とか、その辺の能力が数学の力、というか「地頭」というところなんじゃないだろうか。経験で補える部分もあるのだろうが、それだけでは少なくともこの天才集団には入れない。 ということを、ごちゃごちゃ考えながら、結局頭の悪い残念な人も存在するし、そういう人はそれぞれの分野で頑張って下さい、と裏を返すとそういう話、とも取れてしまい、ある意味で残酷な話。というひねくれた見方をするのは、心の汚い大人だと思うので、純粋に青春ストーリーとして楽しみたい本。(18/11/14)
2投稿日: 2018.11.14
powered by ブクログ高校一年生まで数学は好きな科目であり得意科目でもあった。微分積分で降りたけど、特に証明問題を美しい解法で解けた時は快感で、ピタゴラスの定理の証明方法を知った時も痺れた。 そんな美しさと快感に触れた時のことを思い起こさせてくれた作品。 数学に全てを賭ける高校生たちが主人公の青春小説は、静かなる苛烈さをもっている。言ってしまえば登場人物たちは、ひたすら問題を解いているだけだ。それなのに彼らの葛藤、諦観、そして歓喜が伝わり、数学が苦手な人でも楽しめると思う。 世界を最もシンプルに記述する学問は、やはり面白い。
2投稿日: 2018.11.08
powered by ブクログ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB21827625
0投稿日: 2018.11.07
powered by ブクログなぜ数学をやるのかと聞かれたら、この本を勧めようかな今度から。笑 混沌として一見無秩序なものたちを、ちょっとした式や考え方で、なんの矛盾もなくすっと整えることができる、そんな数学が美しいと思うのです。でもそれが今簡単にできるのは、過去の数学者たちの苦悩だらけの人生があったお陰で。その恩恵を戴くばかりで、今から自分で新たな道を切り拓いて突き進んでいく自信はないのです。若者よ、これを読んで熱い青春時代を送ってくれたまえ、と言いたい。 著者も数学が好きなんだろうなぁと思って調べてみたら早稲田文学部だった…そうか…。 私の中で数学は青、というイメージがあるのでタイトルも好き。でもきっとこの青は青春の青なんだろうな。青春はむしろ夏だという一文には大いに共感します。数学に熱を捧げる夏もいいなぁと思える一冊。 この作品が好きな方には、サイモン・シンの『フェルマーの最終定理』もおすすめです。再読したくなりました。
1投稿日: 2018.10.10
