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村上海賊の娘(四)(新潮文庫)
村上海賊の娘(四)(新潮文庫)
和田竜/新潮社
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総合評価

194件)
4.1
67
65
34
8
0
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    海上合戦の描写が、すこぶる長く、、飽きましたが最後まで辿り着き、瀬戸内海に行きたくなりました。大作に敬意。

    0
    投稿日: 2026.01.09
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    村上海賊という実在した瀬戸内の海賊の史実に基づく歴史小説 これまで歴史小説は苦手な部類であったが、知人が村上海賊の末裔ということで、因島村上の跡地を訪問したのが、本書を手に取ったきっかけである あとは、本屋大賞 この賞に選ばれし本が面白くないはずはないと後押ししてくれた 全4巻と長いようであっという間であった 事実、本書の時の流れは決して長期にわたる物語を書いたものではない それぞれが自家の繁栄を求め、不屈の精神で戦に臨む 宗教に従い、戦に臨む その中で、たった一度の縁と他者の信仰心に感動され、骨身削って戦いに挑んだ景は何だったのであろうか 見る視点を変えれば、矛盾するし面白くない ただ、その義理と人情、自らの使命にかられて周りを動かしてしまう求心力が、私は好きだ また、この作者の文章は読みやすい 瀬戸内生まれで地形図が頭に入りやすいのは前提にあるが、4冊一気に読み切ることができるほどには馴染みやすい文章である

    0
    投稿日: 2026.01.06
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    自家の存続… 戦国時代の男たちはみんなそれを考えていたんだろうか? そんな枠組みに収まることなく、無茶して好きなことして散る!と思っていた武将がどれほどいたんだろう? そして、本当にその戦いは必要だったのか? なんのために戦うのか、なんのために生きるのか、それをこの壮大な物語から教えてもらいました。 景は幸せになったのか…?それはとても気になる。

    0
    投稿日: 2026.01.02
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    読了! 村上海賊を知るようになったのはつい何年か前のことです。 物語に出てくる景という主人公、現実離れしている超人なのですが。言い伝え、船、軍規と掛け合わせるとそういう人がいたのだと感じさせてくれますし、ときに入る淡々とした文献引用がありどうしてそのストーリーに組み立てたのか理解でき、とてもよい小説でした。 信長の延暦寺の話や、石山合戦の話は、どうしても一行で終わってしまっていて何も知らなかったので、こんな視点という目からうろこの話がぽろぽろみえてきて面白かったです。

    1
    投稿日: 2025.12.23
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    史実だと読者に分かる形で進んでいく一風変わった小説の形が、著者の事前調査の凄さも含めて、とても素晴らしいと思う。こういう小説があると知れたことは良かった! キャラとストーリーも面白かった。 映像化したら映えると思う。 が、同じような小説はもういいかな。 結構お腹いっぱい。

    0
    投稿日: 2025.12.18
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    はい、というわけで全編にわたり手に汗握る合戦シーンが描かれる第四巻は、村上海賊(毛利水軍)の大勝利によって幕を閉じたのでした! いきなりのネタバレ? いやいやいや、本作は史実にある「第一次木津川口の戦い」を描いていますのでね そんなことは最初から分かった上で読み始めるのが正しいのです 譲りませんよ! そしてこの和田竜さん 作中のちょっと馴染めない史料のねじ込みからも分かる通り、その辺のところかな〜りこだわる作家さんぽい なのでこの和田竜さんの想いを汲むならば、本作を読む時は、ちゃんと史実を当たってから読み始める方が、よりしゃぶり尽くせると思うのだ ええ、譲りませんとも わい泉州侍でっから! そして唯一史実に登場しない(村上海賊当主の武吉に娘はいたらしい)景姫というキャラクターが縦横無尽に暴れまわることで、史実にとんでもない色付けをしてるわけです やっぱ小説家ってすげーわ! うん、史実を知ってたほうが、この凄さも、より感じられると思うんよな〜 というわけで史実の通り毛利水軍大勝利です!(^_^)v

    70
    投稿日: 2025.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    総合して「少年ジャンプ」の漫画を読んでいるような勢いがあって、熱さがあったなぁ。 コミカライズしやすそう(したら面白そう)と思ってたら、既にコミカライズしてた! 歴史小説というジャンルは今までほとんど読んだことがなくて、今まで読んだことがあるのは「燃えよ剣」くらいだった。 元々、日本史・世界史の授業が苦手だったこともあり、苦手意識で歴史小説に手を出さなかったんだけど、これは完全に「エンターテイメント」だなと思うし、かなり面白かった。 これが史実だとは思わないけど、もっとこういう小説に触れてきていたら、日本史の授業も好きになっていたかもしれないと思うと、ちょっともったいないことをしてきたなと思う。 七五三兵衛がカッコよすぎた。 景の「強敵と書いて、友(とも)と読む」的なライバル立ち位置で、しかも男女の気持ちも少し混じりつつ…と熱い展開でした。 就英に輿入れするかと思ったのになぁ。まぁ、その辺は史実があるので、変に改変しなかったんだろう。 これを切っ掛けにその当時の価値観とかをもっと知りたくなったし、日本史を学びなおしてみたいなと思った。 また、ちょっと別のジャンルを読んだ後にでも和田竜作品は読んでみたいな~と思った。

    0
    投稿日: 2025.11.10
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    天下統一の前、戦国の混乱の世が、これでもかとわかる駆け引きの応酬。 そんな中で、真っ向から人間の情に訴えるような村上海賊の娘に皆が影響を受けるというのが清々しい物語として描かれていました。

    0
    投稿日: 2025.10.17
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    怒涛の4巻。 あっという間に読み終わった。 やっぱり村上・毛利方を応援しちゃうんだけど、ピンチを切り抜けよっしゃ!と思ってもまたすぐ別のピンチ。 敵も味方も押しつ押されつの大戦。 所々大阪者のひょうきんさに笑わされながらも、手に汗握る戦いだった。 やっぱ戦国武士にはかなわん。 恐ろしい人達だな。 景姫は創作人物だけど、よくこのキャラクターを考えついたなぁ。 設定的には結局景は何者だったんだろう?南蛮人? ちょくちょく挟まれる説明が少し現実に引き戻してくるから気を削がれてもどかしくもあったけど、和田竜の作風ということで。 全4巻の大作長編だったけどあっという間に読めて楽しかった。

    7
    投稿日: 2025.10.14
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    面白かったです。 文庫本(三)から続く戦のシーン。この(四)に入ると1冊まるまる物語の佳境。久しぶりにイッキ読みしてしまいました。ありがとうございました。って感じです。

    0
    投稿日: 2025.09.28
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    ついに完結!敵味方問わず登場人物が魅力的だったからこそ、終盤で命を落とす姿は本当に悲しく、胸が痛みました。 この物語の素晴らしいところは、どちらの陣営も単純な善悪や正義ではなく「自家の存続」という切実な目的で行動していることです。だからこそ、敵対する相手でも応援したい気持ちになりました。 終章で主要登場人物たちのその後がまとめられていたのも良かったです。みんなそれぞれに戦国の荒波を必死に生き抜いたんだなと、しみじみと感じました。 唯一の心残りは、まとまった時間が取れずに飛び飛びで読んでしまったこと。このクライマックスは本当は一気読みで没入したかったです。和田竜さんの「のぼうの城」と「忍びの国」もいつか必ず読みたいと思います。

    2
    投稿日: 2025.09.28
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    最初は難しく感じるし、うちの子達も挫折した でも、そこを耐えて!!! 景(キョウ)が出てきたらあなたの勝ちです あとはスルスルと引き込まれてやめられなくなりますよ 難しいと思うところはいっその事飛ばしても良い!(コラ) 騙されたと思って読んでみて欲しい 全4巻

    0
    投稿日: 2025.09.10
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    ほぼこの一冊すべてに海戦の様子が描かれており、 読み終えた時、少し疲れた。 あまりにも凄まじく、これが映画なら、 まさに手に汗握る展開が最後まで続く。 まるでホラーか、サスペンス。 NHKで村上海賊について2番組観ることができた。 村上海賊がどんな存在だったのかがわかり、 小説を読む時にイメージがより広がった。 村上海賊聖地巡礼の旅を計画しようかな

    0
    投稿日: 2025.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み切るの勿体無い...と思いつつ読む手を止められず読んじゃった。七五三兵衛が鬼強くてどうなるの...?とこちらまでハラハラした。景親が覚醒したシーンもめっちゃ良かったな。しかも歴史に名を残す名手になるとは...。宗勝もいい!と思ったし、言い方はあれだけど名キャラ揃いだ。 景は自家を守る気なんて毛頭なかっただろうけど、留吉たちを救う気持ちだけで痛々しい姿になろうとも戦い続けるのがかっこよかった。それぞれがそれぞれの立場で自分を全うする。これこそ人生の醍醐味だよなぁ、なんて。 村上水軍のこと、もっと知りたい。島巡りしたいな〜!戦国時代の虜になったし、史料に基づく歴史小説をもっと読みたくなった。 めちゃくちゃ面白かった!

    0
    投稿日: 2025.08.14
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    当時、話題になった時に、ランドセルを背負った子がふらふらと歩きながら読んでいるのを街中で見かけて、危なっかしいなあとは思いつつも、そんなに面白いのか!?と個人的に記憶に残っていた本書。長いからずっと後回しにしていたが、『のぼうの城』は面白かったし、色々と受賞してるらしいというので今更だが読んだ。 巻頭に地図が付いていて、地理関係を整理しつつ読めたのがとても良かった。ただ、登場人物の造形や物語の構成なんかは、良い意味でも悪い意味でも、現実離れし過ぎてて漫画的に感じた。特に七五三兵衛なんかはキザ過ぎて鼻につくし、その木津川合戦での描写はいくらなんでも…と思ってしまった。

    0
    投稿日: 2025.08.11
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    ついに決着の時が。七五三兵衛がつよすぎてびっくり。首と手に傷を負い死んだと思ったが、立ち上がる執念に怪物の底意地を感じる。読みやすく一気読みでした。

    0
    投稿日: 2025.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4巻目は一気読みだった。複数場面での描写が素晴らしい。 各所で同時に進んでいる戦いを場面を切り替えながら緻密に描写する。まさに脳内で映像がカットバックされる。攻勢から窮地へそしてまた反転、息もつかせぬ攻防をそれぞれの場面で描く著者の筆力に驚く。最後、七五三兵衛が海中へ沈んでいく様は、ゴジラを連想した。 巻末にある膨大な史料からも、著者が本物語に費やした熱量がうかがい知れる。手の内を明かすように、史実はここまでと言い切った上で、そこに虚実の主人公を描き切る力量は群を抜いている。素晴らしい読書体験だった。

    0
    投稿日: 2025.06.21
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    終わっちゃったー! 5章だけ長かった。全部戦だったけど。 全体的には読みやすくてよかった。戦のシーンも想像しやすかったし、史実があったら大河ドラマ化されてそう。

    0
    投稿日: 2025.05.22
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    これまで読み進めてきた1~3巻のすべては、この第四巻の前フリであることを知る。1冊丸ごと海戦シーン。 息詰まる攻防、やってやられてやり返す、果たして結末は?! おもしろい本とはこういう小説のことなのだろう、と思わせる一冊。

    0
    投稿日: 2025.04.24
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    村上海賊を中心とした戦国物語 完結に向けてどんどん加速度増して読み進めてしまいました^^;自分も鬼手の虜かも 読み終わって、史料にこだわった作品だと理解する事が出来ました。

    0
    投稿日: 2025.03.06
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    いっきに読んでしまいました! なかなか決着がつかない戦いに手に汗を握りました! でも1番良かったのは、弱虫景親の覚醒ですねー^_^ 瀬戸内海を船で旅したくなりました^_^

    1
    投稿日: 2025.02.23
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    惰性で読み切った感じです。 いよいよ毛利軍(村上海賊)と織田軍(真鍋海賊)の戦いとなり、両軍平等に優勢劣勢の様子がテンポよく描かれていて互角な戦いだったのは大変伝わってきたのですが、決着がつくまでの切り替わりが多くて少々疲れました。

    0
    投稿日: 2025.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズを通して、ここまで景を好きになるとは思わなかった。まっすぐで、強くて、美しくて、愚かで、考え方の甘い少女の生き方が羨ましく思った。その姿に鬼手を見出して集結していく武将たちが、今の時代にない死生観で見入ってしまった。あと海賊ってほんとにこんなんだったの?笑 殺し合い中にめっちゃ船の上で(船の船同士で?)言葉をかけ合っているのにはつっこみを入れながら読んだ。 そして戦いが終わった後の彼女の涙に、すごく感情移入してしまった。やっぱり彼のことが、あの夜から好きだったんだな、と。イケメンのことが好きとかいいつつ、思いをまっすぐ寄せてくれる大男に弱いその気持ちはなんだかすごく理解できた。笑 そしてその大男と対等に繋がるためには、殺しあうしかなかったのは切ない。とはいえ、憧れのお姫様のように海の底に沈んでいかなくてよかった。景も兄も弟も、シメもドウムも次郎も義清も、孫一も留吉たち門徒もみんな好きな人たちだった。あと児玉ナリヒデも。すごくすごく面白かった歴史小説だった。

    0
    投稿日: 2025.01.09
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    激アツ、手に汗握るとはまさにこの一冊。 まだ終わらない、まだ終わらないを繰り返して、壮絶な結末。とにかく最後はスターウォーズのオビワンvsアナキンを彷彿させる描写。最後は嫌ぁな坊主をとっちめて終わる、気分もスッキリ、間違い無く過去一来た。 全四巻、気づけば2日で読み終わっていた。 冒険活劇が好きな人は是非読んでほしい。

    1
    投稿日: 2025.01.02
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    迫力満点の時代劇。 ほとんど戦いの描写で少しわかりづらいところも。 でも、これを読んだらしまなみの旅がすっごく興味深くなったよーー!! 能島の潮流体験でかつての合戦に思いを馳せ、、 景姫の闘志や心境には遠く及ばず、共感もできないけど、戦国に生きる人々の心意気、カラッと明るい泉州海賊のキャラが気持ちいい!

    0
    投稿日: 2024.11.23
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    大坂本願寺と信長の戦いの中で、毛利家の要請で兵糧を搬入できるかどうかを巡る村上海賊の姫視点のお話 前半は、女だてらに海賊の娘として闊達に振る舞う景が面白い でも、戦の現場を始めて体験することで、自らの信念の甘さを知る そして、打ちひしがれて島に戻ってから再び戦場に赴く事になるわけだけれども、そこには熱い気持ちがこもっているのがわかる 焙烙玉が出てきたあたりで、戦国無双の木津川口の戦いだ!と気づく あのゲームは史実を元にとんでもな展開にしているけれども、それでも史実に基づいた設定が随所にあるんだよなー 船同士を繋げるというのも、三国志でいう赤壁の戦いであったけど、満更嘘ではないようだ 戦国の世において、戦う理由はお家のためというのが前提のようだけど 本当にそうか?とも思う 七五三兵衛が戦う事を決意したのも、家だけ残ってどうすんだという意図もあったわけだし 多分、家への忠とはの問題提起になってるんだろうなぁ そもそも家とは何かとかね 一方で、景は「義」で行動したのだろうな 「既に救われている」というのであればそう合って欲しいという想い そして、「鬼手」の正体 前半から思わせぶりに「鬼手」という単語が出てくるわけだけれども、そんな事情だったのですねぇ しかしまぁそんな単純なものですかね? いや、でも景に限って言えば頭領の娘だし、かなり重要な旗頭になるのはわかる あと景親は前半は情けないんだけど、やはり村上海賊の男だったのだなと後半でわかる いやぁー、とても胸熱な小説でしたねぇ

    4
    投稿日: 2024.11.22
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    自家の存続 今自分が生きている日本という国には、なんかすごい時代があったんだなぁ、と。 この地でも刀で人が斬り捨てられてたのかぁ、と。 皆の望みは儚いものだった? 歴史もの、特に戦国時代の武勇伝はとっつきにくかったので、チャレンジできて良かった。本屋大賞様様です。 詳細な史実に裏付けられたそれぞれの生き様に、人間味を感じることができたから。ただ、斬り捨てるという感覚ってどんなものなのか、未だ不思議である。 海賊の娘、大活躍でした。 端から自家の存続なんて頭になさそうだったけど。

    37
    投稿日: 2024.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何と何と! 最後まで漫画! 結局は漫画を読まされた。心動かされたのは最後の最後、関わった者たちのその後のみ。何だかなー。

    0
    投稿日: 2024.09.19
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    合戦の描写が素晴らしく、文字を追うだけで臨場感が感じられ楽しめました。 七五三兵衛の最後はマンガみたいに劇的に描かれているが、それに違和感を感じない。 映画で見たくなる作品。

    0
    投稿日: 2024.08.30
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    村上海賊と泉州の海賊の一騎打ちとなる木津川合戦が描かれた完結編。 戦さの描写はエグいものもあるが躍動感あふれる戦さはまるで映画を見ているようにありありと映像が浮かぶようだった。

    0
    投稿日: 2024.08.15
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    村上海賊の娘、最終巻。 ついに木津川合戦。 全編通してほぼ合戦シーン。 難波海と木津川の地理を頭に入れながら、船団の動き、それぞれの人物の位置、兵の動き、毛利方(村上海賊)のだれがどこにいてどの関船に乗り、織田方(眞鍋海賊)のだれがどこにいてどの安宅に乗り、何がどうなって誰が誰と格闘しているのか、どっちがどっちへ乗っ取りをかけているのか、誰が追い誰が誰から逃げるのか…、 正直整理するのが結構大変。 だけど、こんな読むだけでも大変で複雑な戦闘の動きを、よく文章に起こして書き切れるものだなぁ…。 この筆の勢いで、脳内解像度は荒いながらも合戦のスリルや臨場感は読み進めるうちになんとなく感じ取れてしまった。 史実はわかっているのに、こちらが優位に立ったかと思えばあちらが奮起し、途中ラスボスが潜んでいることを知っている読者としては、なかなか気が休まらない。 再読だと言うのにまんまと最後までどんなだったか忘れたまま、 ラストはアメリカ映画並みの、 えっ、まだなの?まだ安心できんの⁇ の連続で、一気読みしながらも本当に疲れた。 しかしこの当時の日本にいなくて、本当に良かったと思う。 圧倒的に死が今よりも身近に存在していて、死も生も今よりずっと自責であったこの社会では、個の尊重より家の継続に重きを置く価観感になるのは理解できる。ただ、万人の闘争状態だからこそ、そんな大事な家の存続でさえ、一瞬の判断でどっちにでも転んでしまうのだろう。 この小説ではそんな社会にあって個としての異彩を放つキャラクター達が活き活きと躍動する。 ここが時代小説の醍醐味。 その時々に共感したり、憧憬を感じたり、時に呆れたりもしてしまうが、それをふまえて、終章、史実を追ったそれぞれの行く末を読むと、なんとも感慨深い。 今までどちらかと言えば苦手だったけど、やっぱり中世の日本史もちゃんと勉強したいな、と改めて思わせてくれる読書になった。

    1
    投稿日: 2024.08.07
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    自分の中で面白かった本ベストに入る位好き。 眞鍋と村上の戦いに終止符。 実話を基にした話だとは驚きだった。大好きな広島の島並を思い出しながら、読む手が止まらなかった。また読みたい。

    3
    投稿日: 2024.07.04
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    歴史上の人物を躍動感のあるキャラクターにして、海賊界隈のストーリーを知ることができました。 史料を引用することが多い本作品はそれによってテンポが悪くなることもなく、キャラの味付けもいい塩梅にフィクション感を出していて読みやすい歴史小説になってるとおもいます。 しまなみ海道、能島、瀬戸内など、海賊由来の歴史を紐解きながら散策してみたいと思いました。

    15
    投稿日: 2024.06.09
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    たまたま村上海賊資料館に観光に行き、興味を持ち読んだ一作。 史実に基づいてるとのことだか、ストーリー立てやキャラ設定が良い。 のぼうの城は個人的にはいまひとつだったが、こちらは秀逸。是非映画化して欲しい。

    4
    投稿日: 2024.06.06
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    しまなみ海道旅行で立ち寄った村上海賊ミュージアムの売店で文庫本を買って再読。(当時、単行本で挫折した記憶が・・) ミュージアムで村上海賊というものの存在をあらためてじっくり学びましたが、様々な史料から史実を勉強しながらこの長大なストーリーを楽しむことができます。 何より、個性が立っているたくさんのキャラクター。主人公は史料から想像したフィクションのキャラクターではありますが、周囲に実在した人物を織りなすことで話に奥行きが出ていました。 ブレない個性ある魅力的な主人公に思いっきり惹きつけられます。4冊に渡るストーリーをゴールデンウィークの旅行から丸1ヶ月、たっぷりと堪能できました。

    1
    投稿日: 2024.06.03
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    和田竜さんの歴史物、大好物。小説の楽しさと歴史探訪をあじわえるので二度美味しい。日本の海賊、泉州者に興味が湧いた。

    0
    投稿日: 2024.05.06
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    最後まで手に汗握る激闘の連続。テンポ良く読めるし楽しいが、互いの形勢が何度も逆転しすぎて途中ちょっと疲れた。 あと全員総じて耐久力バケモンすぎ。 あくまで誇張表現として割り切って楽しめるが。 戦乱の世に生きた漢たちの悲哀も自由も、各々の生き様がかっこよかった。 現代のサラリーマン生活においても、俳味のない奴かおもしゃい奴か、自分は後者でありたい。

    3
    投稿日: 2023.12.07
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    海賊と言うのを聞いてはいたが、実態は何も知らなかったが少し理解出来た。信長の天下統一での本願寺との戦いも分かって面白かった。景が魅力的な女性の反面海賊の気質を持っているのも興味深い‼️

    0
    投稿日: 2023.11.26
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    心熱くなる本でした! 正直文庫本3冊目に入っても手応えがつかめないまま読み進めていましたが、最後のくだりのための助走にすぎませんでした。 最後まで読めて良かったです。

    3
    投稿日: 2023.11.14
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    村上海賊の娘全編を通してとても読みやすかった。戦いの描写もわかりやすかった。景が眞鍋七五三兵衞を討ち取るところは手に汗握る描写だった。 乃美宗勝や村上吉充らが主家の思惑を考えず自由に戦うっているのもいいと思った。 全員が自分の家その存続のために戦っているが結局どの家も残らないあたり家の存続って難しいんだな

    0
    投稿日: 2023.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    胸がスカッとする一本気に、男ならずとも惚れてしまう。 敵方のはずの泉州侍たちも、前半で主人公かと思うほどに活躍していたので敵に思えず、全ての登場人物を応援しながらの読書でした。 いつか決着がついて、誰かが死ぬことになるのかと思うと読み進めるのがつらいですが、死に様もカッコ良く痛快。 戦国時代の武将って、かっこいいなぁ。 戦国の人たちって、武功をあげるためには死すら恐れないんですよね。 その生き方はかっこいいし、浪漫あるなぁと思うけど、やっぱ今の時代に生きる私には多少の違和感。 でも惹きつけられる。 個人的には、児玉就英が、見た目もかっこいいだけではない男だったのがツボで、景姫とくっついて欲しかったなぁ。 とにかく、読んでて血が騒ぐ小説でした。

    0
    投稿日: 2023.10.31
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    4巻分読破。読むのは結構疲れた。ちょうど四国に行ったばかりだから、情景がよく浮かんだ。主人公感あふれる景にはめちゃくちゃ惹かれた。争いの世でしか生きられない海賊の存続を憂うところはジーンときた。 最後に登場人物達がそれぞれの人生を送り、それぞれに散っていったところが歴史の儚さと重さを感じた。

    0
    投稿日: 2023.09.17
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    伊予の村上海賊熱かったです。景の想いと景を救わんとする仲間たちの心意気に撃たれます。一方で眞鍋海賊の関西人っぷり…命より笑いが大事?そして強すぎる七五三兵衛… 景の初陣を見届け読了に至った今、続編がないのがちと寂しい感じです。凄く面白かった。

    1
    投稿日: 2023.09.15
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    村上海賊の娘、景と木津川合戦の話。村上海賊かっこよ!泉州侍の豪快さ面白!景の優しさと強さに惹き込まれる!雑賀衆孫市クール渋いかっこいい好き!兎に角海賊衆の生き様かっこいい!とめちゃくちゃ楽しかった。解説で主人公含め実在し史実に忠実とあり驚いた!名前だけの木津川合戦が色付いた。

    1
    投稿日: 2023.07.05
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    自分のやりたいように生きられる時代が羨ましい。主人に対しては窮屈さはあるだろうが、生き方に窮屈さは感じられない。 実在人物のその後を知ると胸がきゅっとなる。

    1
    投稿日: 2023.06.17
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    最終巻。 話の大半が戦のシーン。 ワンサイドゲームにならず、形勢が二転三転するので飽きる事なく読み応えがある。 村上水軍の名くらいは知っていたが、木津川合戦などは無知であり、それ故に他の戦国物と違って結末が分からないから、最後までドキドキしながら読めた。 それぞれのキャラクターが立っていて、イキイキしているのも良い。 流石、本屋大賞一位の作品。

    1
    投稿日: 2023.05.20
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    いよいよ完結の四巻。とにかく合戦、海戦、まさに艦隊決戦。 前巻のラストで、「鬼手」が発動された。それは、数十年前にあった海戦でも村上海賊に起こったとされる禁じ手。海賊側の姫(実際は姫でなくても女性であれば良いし、そんな女性がいなくてもそう海賊衆に伝えれば良い)が先陣を切って敵陣へ乗り込むと、姫を援護して助けようと、血気盛んなゴロツキ集団の海賊衆は、我を忘れて戦いに向かうというもの。 弟の景親は、無意識にこれを発動させ、海賊衆が次々に反転、兄の元吉も決断。石頭だと思われていた元吉の決断に感心した毛利家の船団も、これに率先して付き合う形に。 眞鍋七五三兵衛の乗る大型船に肉薄する、景や鈴木孫市ら雑賀党の乗る船。すれ違いざま、鉄砲の連射で眞鍋海賊を圧倒する。長篠の合戦での信長軍による三弾撃ちの鉄砲連射は有名だが、それは元々は雑賀党が生み出した戦い方だった。 眞鍋海賊も負けておらず、すれ違いながら2艘の大型船を縄で繋ぎ、景たちの船団を封じ込める。一隻一隻沈めていき、残った船に次々と乗り込んでくる眞鍋海賊。景の方も、斬り合いとなっても凄まじい強さを誇る。斬られた側も、生き生きとして、強い相手に出会えた事を喜んでいる。 そこへ、村上・毛利連合の大船団が到着。鶴翼の陣で眞鍋海賊を包囲しようとする。泉州海賊の船団も密集体系で、鶴翼の中央突破を図る。力と力のぶつかり合い、どちらも一歩も譲らない。 元吉らは村上海賊に伝わる決戦兵器・焙烙球を使う。火薬と可燃物を詰めた球で、手榴弾のような武器。木造の船はたちまち燃え上がり、眞鍋海賊は消火活動と同時に戦う事になる。 鶴翼の端、毛利家家臣の乃美宗勝の船団は、七五三兵衛の父、道夢斎の大型船へ肉薄する。道夢斎は乃美宗勝を「宗勝っつあん」と親しみを込めて呼びながらも勝負を挑む。激しい戦いの末、いざ最後の勝負!のところで、道夢斎は孫を忘れてきたと思い出し、宗勝はそりゃいかん!と、二人で頭を抱える始末。兵たちは呆れるばかり。お笑いコントにしかならない敵将同士。 結局は戦いは一旦おあずけ、道夢斎は孫の回収に向かい、敵味方の兵はみな、宗勝による過去の合戦の昔話を一生懸命聞いてるとか、読んでるこちらも呆れる。 弟の景親も、今までの臆病さから解き放たれ、漢として戦う。やたらと強い姉にさんざんいじめられ練習相手となっていたため、実は身のこなしが軽く(姉から逃げ回っていた)、打たれ強く(姉に痛めつけられていた)、剣の腕も筋が良かった(姉の稽古相手で技を試される実験台だった)という、いつの間にか本人すらも気付かぬうちに強くなっていた。 泉州侍たちは眞鍋家だけが戦い、他は海戦に不慣れのため沿岸での待機をしていた。村上・毛利連合軍の指揮官で兄の元吉は、他の泉州侍の船団は海戦に不慣れであると見抜き、参戦はないと考えた。 だが沼間義清は父親に背き、眞鍋七五三兵衛を助けるため、合戦に参戦を決断する。松浦安太夫と寺田又右衛門も説得し、慣れない操船でやっとの思いで海戦に合流する。 接近さえしてしまえば、あとは弓を放ち、接舷して、乗り込んで斬りかかれる。 とにかくみんな、ノリだけは良い。細かいことは抜きにして、ここでやらねば男じゃないとかなんとか言われたら、よく分からんけどとにかく応じる、そんな奴らの集まり。 こいつら、戦で敵味方ではなく、普通に集まって酒を交わしたら、どんちゃん騒ぎで盛り上がっただろうなぁと思う。だが彼らにとっては宴会よりも、戦の方が生きがいを感じることだろうが。 七五三兵衛も、超人的な運と根性と馬鹿力と執念というか景への恋心で、景を追い詰め立ち塞がり,死闘を繰り広げる。景もまんざらではなく、強い相手に想われながら戦う。全身から出血し、この戦いが終わった後に死ぬだろうと覚悟しながら。 本当はそれぞれに凄まじい痛みと苦痛なのだろうけど、登場人物全員があまりにもポジティブで前向きに(?)戦っているので、その肉体的苦痛はまったく伝わってこない。ただ死闘を繰り広げる事への高揚感のみ。 戦いに夢中になっている者は、みなこうなるのだろうか? 戦場で命を懸けて戦った事がないので、自分には分からないが。 この合戦で戦った者、敵も味方も、武将も一兵も、とにかくみんな明るく戦を楽しんでいて、それが気持ちの良い連中に見えてしまう。そこで行われているのは、殺し合いなのだが。 やってることは手足を切り落としたり、串刺しにしたり、首をはねたり残虐な殺戮行為なのだが、この清々しさは何なのだろう? 最後、この戦いに一応は決着がつき、合戦も終わる。実は史実ではこの数年後に更なる合戦──第二次木津川合戦があるのだが、ひとまずこの戦いは終わる。 この戦いの結果、信長は「燃えないように鉄の船が必要」と言ったそうで、鉄板を貼った軍船で第二次木津川合戦に勝利したそうな。 歴史小説とはいえ、内容は漫画的なエンターテイメント作品。細かい事を抜きにして楽しむ作品に仕上がっている。 歴史に興味のない人でも楽しめる、ノリとイキオイの、「海賊王にオレはなる!」みたいな作品。 元々は雑誌連載の小説だったらしく、途中で区切り良く読むことを中断できる便利さもある。 ガチガチの歴史小説好きには毛嫌いされるかもだけど、軽く読み始めてどっぷり楽しめる良作。

    0
    投稿日: 2023.05.11
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    4巻目読了。完結。 村上海賊の生き様、戦国時代のかっこよさがわかった。初めての時代小説だったが、とても面白く読むことができた。景の成長ぶり、弟の景親の成長ぶりを間近で感じられる。ここから時代小説にも手を出していこうと思った。

    1
    投稿日: 2023.05.05
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    内容は戦闘場面が9割で、読む手が少しだらけそうになりましたが、しっかり読み終えました。 全巻、とても面白かったです!! 登場人物たちの話の展開・盛り上がり方が良く、まるで映画を見ている気分になりました。実写化してくれないかな。 参考文献の多さには驚愕でした。 作者がこの物語に対する意気込みを感じます。

    0
    投稿日: 2023.04.28
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    4巻は9割バトルシーン。 かっこいい、しかし長すぎてちょっと読み疲れてしまった(汗 全体を通して景もお兄さんも弟もそれぞれかっこよかったし、迫力ある戦いぶりがすばらしかったけど、ちょっと話が長すぎたかなー。 2巻くらいで収めてくれれば、読みやすかったのでは。

    0
    投稿日: 2023.04.25
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    奇手の意味がわかった時、海賊の掟が納得できた 確かにジャンヌダルク的な感覚で戦いに突き進むんだろうと思う 景と七五三兵衛の戦いは激アツで圧倒的な戦闘力を持つ七五三兵衛からどうやって景姫が勝ちを拾うかのかとドキドキした 弟の景親の覚醒も盛り上がり、まさかの七五三兵衛をだし抜いて、武将としても覚悟がさだまり、凄く強くなっていた この後は織田信長の九鬼水軍の鉄甲船により毛利水軍は負けてしまうのを史実で知っていましたが、その前にこんな戦いがあったとは知らなかったのでとても面白かったです

    0
    投稿日: 2023.04.17
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    なかなか手にすることのなかった村上海賊の娘をいざ手にとってみたらやはり面白い本だった。楽しい時間を過ごせました。

    0
    投稿日: 2023.01.14
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    久しぶりに、夢中になった。 最終巻の本巻は、合戦の始終が語られる。 主人公の景や、弟・景親を応援しながらも、七五三兵衛や義清にも心動かされ、双方に「負けるなよ!」と心の中で叫びながら読んだ。 海賊たちと侍たちの生き様に圧倒され、自分も彼らのように(戦いはせずとも)格好いい生き方をしたいと思った。 あくまでも史実に基づいた登場人物とストーリー展開で、作者のこだわりを強く感じるとともに、この作品のおかげで日本史をもっと知りたいと思うようになった。 いつか行ってみたいと予てから思っていたけれど、景たちの足跡を辿りながら瀬戸内の島巡りをする日がとても楽しみです。

    0
    投稿日: 2022.11.21
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    読後、参考文献の誇大さを知り、作者の強い思いを感じた。眞鍋道夢斎、七五三兵衛親子の屈託のなさに惹かれた。「俳味」の有無を、生きる価値基準にするのも悪くないかもしれないと思った。

    1
    投稿日: 2022.09.07
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    読書する人に薦められて読んだ。 人のおすすめ本は素直に読んでみるのがいいと学んだ…。 一巻は情報を飲み込むのに必死で、読むのに少し苦戦したけど、ニ〜四巻はあっという間に読み切れる。 実在した人物たちの、実際にあった戦をもとに、ここまで話を丁寧に描ききれる和田さんにただただ敬服。 七五三兵衛が強すぎて、ジャンプとかにある、有り得ないほど最強敵キャラが出てくる作品を読んでるんじゃないかと思った。 戦国時代の海賊衆の生き様カッコイイ!!! 制作費がかかりすぎて映画できないのかなぁ。是非映画化を。

    4
    投稿日: 2022.08.27
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    戦闘場面が目まぐるしく切り替わりますが、 不思議と苦痛なく読めました。 ここまでのキャラクター設定の賜物ですね。 時代設定的に狙撃手最強かと思っていましたが、 力技に勝るものはなしと悟りました。 参考文献の多さが、物語の奥行き感を作り出しているんだなあと感激。 「史料」の読み込みの深さが伝わってきました。

    0
    投稿日: 2022.05.16
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    気風が良い生き方が本当に気持ちが良い。 思うように生きる、本当に難しいことです。 それにしてもこの何日か、 この本のお陰でとても楽しかった。 感謝です。

    1
    投稿日: 2021.12.24
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    村上海賊。 その独立性と、水軍の妙によって戦国期の瀬戸内海に覇を唱えた一族。 その一族の娘(架空かもしれない)が自身の未熟さと闘いながらも、自身の意志の強さをまた確認していく物語。 主人公の不安定さは、読む者からすると、モヤモヤするところもあるが、人間はこういうものだろう。 時に脆さを出し、時に勇敢であり、時に輝く。 だからこそ、人は人に憧れをもつのだろう。 良い小説だった。 村上海賊の資料を集め、書いた著者にも尊敬する。

    0
    投稿日: 2021.11.24
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    鬼手に村上海賊の全軍が団結し、戦を勝ちに導くことができ、最後はほっとしました。景と七五三兵衛との死闘も読み応えのあるものでした。木津川合戦の中にこのような破天荒な海賊のドラマがあったとは、知りませんでしたが、私も泉州海賊のように面白い人生を送りたいですね。難しいな!

    0
    投稿日: 2021.11.16
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    僕の大好きな戦国武将たちの物語で面白かった。特に面白かったところは七五三兵衛と景が戦うところで女なのにとても力のある男に勝ったところで諦めないことが大切だと思った

    0
    投稿日: 2021.08.17
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    本願寺の明け渡しを迫る織田信長とそれに対立し阻止しようとする毛利軍の戦い。兵糧攻めを受ける本願寺に海路から兵糧補給を援護する毛利軍。その主力である村上水軍の姫である景とそれを迎え撃つ泉州海賊との壮絶な海戦は迫力満点だが、最後はまるでターミネーター。映画化すれば面白そう。 しまなみ海道サイクリングの予備知識として読んだが、海賊の成り立ちと歴史がわかって非常に興味深かった。

    0
    投稿日: 2021.06.08
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    一巻〜四巻まとめて。面白かった。何が面白いかというと、眞鍋七五三兵衛のキャラクターに尽きるでしょう。景姫より七五三兵衛が主人公なのではと思ってしまうほどです。船戦で死ぬ直前まで面白いことを言う泉州侍も粋だ。 この四巻は小説のクライマックスで木津川の戦いを両軍の一進一退で描いており、まるで映画の様でした。 主要参考文献の量も半端じゃない。 著者の力の入れようを感じました。

    9
    投稿日: 2021.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    めちゃくちゃ爽快な本だった。ジャンプじゃなくて少年マガジンを読んだあとのような気分笑 一気に読み終わってしまった。自家存続のためではなく自分の思うままに戦う男たちはとてもかっこよかった!景の最後の一発最高!

    2
    投稿日: 2021.04.29
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    本屋大賞の期待ほどではなかった。 が想像より、ちゃんとした歴史小説であった 歴史小説がゆえの読みづらさもあり サクサク読める本ではない スケールは大きいが、スピード感にかける 明らかにスピード感のあるべき箇所でも、ずんずん先を読みたくなるかというと意外とそうでもない。

    1
    投稿日: 2021.04.20
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    最終巻は延々と戦闘シーンが続くが、多彩な戦術と兵士のモチベーションによって戦況が目まぐるしく変わるので飽きることなく一気読み。 常人離れした一部の描写にはアニメのような印象を受けるものの、多くの登場人物の個性が魅力的なので許せてしまう。それぞれ戦う動機は異なるものの、皆一様に自分のやりたいことに忠実なので伸び伸びした印象を受けます。 解説を読んで景以外はほぼ史実に忠実に描かれていると知り、史実と創作の組み合わせの巧みさに脱帽です。

    0
    投稿日: 2021.04.08
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    最終巻の盛り上がりは読んでいても異様な迫力があり、本当に印象に残る作品でした。歴史考証もしっかりしていて読み応えがありました。

    0
    投稿日: 2021.01.25
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    海賊の戦の仕方が面白く、現代には絶対にいないような、戦国時代ならではの豪胆な登場人物たちが新鮮で面白かった。 また、解説にあった通り、著者は史料を重んじてるみたいだけど、史料の引用がうまく効いてるところもあれば、物語を失速させるところもあった気がして、読みやすい部分と読みにくい部分両方あった。

    0
    投稿日: 2021.01.24
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    20210101 なかなか読み進められず、数ヶ月以上かかってしまった本。。。1から4まで通しても★1-2だったかな。。

    0
    投稿日: 2021.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いつも姉に泣かされていた弱虫な景親が、震えながらも姉を救いに立ち向かう。 孫を助けるために、敵との戦いをやめにしてしまう道夢斎にも驚きだけど、それを笑って見送る敵方の宗勝もたいがい。敵の兵たち相手に、自分の武勇伝を披露して、喜んでいる。 途中で戦から逃げ出した又右衛門も、最後にはちょっといいとこ見せたり。 そして七五三兵衛!この人が最後まで男気のある生き方で、最後は景と一緒に泣きたいくらい好きになっていた。 戦乱の世は、命の重さが今と違うと思ってしまうくらい、人があっけなく死んでいくけれど、一人ひとりの生き様が色濃く印象に残っている。面白かった!!

    2
    投稿日: 2020.09.24
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    前々から読みたかった小説。やっと読みました。 史料に忠実な登場人物と物語の歴史的展開の中で、それぞれの人物の人柄を、生き様を目一杯魅力的に描いた骨太な力作。 特に素晴らしかったのは合戦の描写の巧みさ。文庫全4巻の中で陸戦も海戦もどちらも描かれるのですが、個人の武勇や戦に臨む心持ち、そして部隊レベルから軍団レベル、合戦場全体の動きのどの視点でも非常に生き生きと、緊迫感ある描写がなされており非常に引き込まれます。 特に物語後半で描かれる海戦の様子は素晴らしかった。兵器が十分に発達する前の船戦がどのように行われるものだったのかあまりイメージが持てていなかったのだけど、とてもよく分かった。 主要な人物も皆魅力的。それぞれが自家の保存という戦国の論理の中で生きつつも、個人としてのさまざまな葛藤がある。死との向き合い方をはじめ現代人と異なる価値観はありつつも、ままならない世の中でも思うさまに生きることの魅力は変わらない。 現代社会の私たちから見ても変わらない生きることの魅力が描かれているのだとこれだけ強く感じることができるのは、女性主人公景の働きによるものだと感じる。この小説の中には現代と戦国の、海賊や武士の論理と現代の私たちの、信心に殉じる一向宗門徒と私たちの、さまざまなレベルの対立や隔絶があるけれど、異端でありつつも読者の価値観と通じるところのある主人公が、しかも女性だからこそ、周囲との対比が生きるし、なおさら主人公も、周りの男たちも魅力的になる。

    2
    投稿日: 2020.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

     主人公景の活躍はファンタジックでありながら「史料」に拘るシッカリとした骨格のある歴史物語であった。  解説者が促すようにぼくも村上海賊を探る旅にでたくなったぞ♪ (以下、19/12/12のツイート転記(一部訂正有)) いままで我慢していた史実確認を絶賛ウィキり中です まず、最初に検索したのは _人人人人人人人人人_ > しめのひょうえ <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ www

    0
    投稿日: 2020.07.26
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    史実にとても忠実な歴史小説。 文庫本全4冊にもなる大作。 3、4巻目になるとページをめくる手が止まりませんでした。  織田信長 の兵糧攻めにあった本願寺が、海路での兵糧入れを毛利家に頼み、その命運が村上海賊に託される、というストーリーです。 戦国の世ということで、登場人物が多いのですが、とにかくキャラクターが魅力的で、とても読みやすかったです。  

    0
    投稿日: 2020.07.22
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    扱ってる題材はすごく面白いと思った。ただ、背景描写に時間かけすぎて話がなかなか進まないので読みにくかった。宮部みゆきさんとかが書けばもっと面白かったのかもしれない。

    0
    投稿日: 2020.06.28
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     木津川合戦の模様を描く第4巻。それぞれの思いと思いがぶつかり合う熱き戦いの完結編。まるで絵に描いたように合戦模様が伝わってくる。乱世に生きる武者の生き様。海賊にとっての戦いの意味。いろいろ勉強にもなる作品。能島や難波沖に行ってみたいと思ってしまう。  それにしても、ものすごい量の参考文献。半端ない取材力に脱帽してしまいます。読み応え十分の歴史エンターテインメント。

    0
    投稿日: 2020.05.06
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    面白かった。 時代小説なんだけど、痛快エンターテインメントみたいな、洋画を観ている様な感じだった。 特に終盤の眞鍋七五三兵衛との船上での闘いは正にそんな感じで違和感があった。 でも、危機を救うために気持ちが奮い立つ場面は、ゾワっと来たね。 再読しても良いかも。

    0
    投稿日: 2020.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん、ひたすら合戦シーン。 夢中で読み進めたけど、読み終わってみると、あれ、これで終わり?みたいな。 解説氏(山内譲。しまった、増補改訂版には和田竜との対談があるらしい!)によると、主人公以外はかなり史実に忠実らしい。初めて戦国モノをちゃんと読んだかも。大河ドラマの予習に少しはなったんだろうか?(笑)本能寺の変はこれから6年後です。 この巻で一番印象的だったのは、村上吉継の操る「ヤガラモガラ」こと袖搦みという武器。「御用だ御用だ!」シーンで見かける気もするが、かなりエゲツない武器だ。 あ、和田竜って、綾瀬はるかと小中学校の同窓生なんだそう。

    0
    投稿日: 2020.01.08
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    いつの時代も、男はみな、いい女の尻を追いかけたいものである。 (以下抜粋) ○いまでも沼間家を存続させ、触頭の地位を保ちたいと思っている。そのためなら、家がただの容れ物になっても構わなかった。 だが、それ以上にこの男には望むことがある。 (わしはそういう阿保になりなかったのだ)

    0
    投稿日: 2020.01.01
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    自家の存続。 史実に基づく小説。 戦に憧れた1人の娘が 大阪まで出向むいていくことで、 さまざまな心情の変化を読むことができる。 史料も途中途中で入ってくるので、 多少読みづらい部分もあるが、 ストーリーが進んでいくにつれて、 読みたい衝動に駆られる。 自家の存続のために、自分たちが何をできるか。 いや、他者のために、戦えるのか。

    1
    投稿日: 2019.11.28
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    2019.11.27 七五三兵衛だけ大好きだったけど、他のキャラが弱くて全体的に薄く感じた。 戦国時代の命の価値観は今と違いすぎて笑える。 本屋大賞も当たりハズレあるなぁ。

    0
    投稿日: 2019.11.27
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    史実に基づいて組み上げられた物語の厚みに圧倒。 合戦シーンの迫力と臨場感は全巻通して鬼気迫る。 登場人物の誰を上げても、一人一人の背景や人生が当たり前のように見え、作者は現場に立ち会ったのではないか、この時代の人物と直接知り合いなのだろうか、と疑いたくなる。 最後も痛快な終わり方で、満足感満載。 作者の別作品も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2019.10.28
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    面白かった! マンガライクなエンターテイメントストーリ! 本屋大賞、吉川英治文学新人賞ダブル受賞 毛利家と織田家の第一次木津川口の戦いを下地にした物語 第4巻ではいよいよ村上海賊たちと泉州侍たちの水上戦! 焙烙玉を使った村上海賊達の攻撃! そして、それを迎え撃つ七五三兵衛達 一進一退の攻防です 景はどうなる? 七五三兵衛は? 村上海賊たちのは? 泉州侍たちは? この合戦の先はどうなる、どうなる! あっという間です。 しかし、この水上戦は専門用語も多く、あまりよくイメージできませんでした(笑) 映像化希望!! 水上、船上をベースとした大スペクタクルエンターテイメント とても楽しめました。 とってもお勧め!!

    7
    投稿日: 2019.10.06
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    「だが、この女も、思うさま生きたと思いたい。」作者は景のその後についてこう綴る。 思うさま生きるとは何か。この本では七五三兵衛が際立って魅力的に描かれている。作者の言う「思うさま生きる」様子は彼の生き方を見れば間違いないはずだ。 彼も彼女もどちらも程度の差こそあれ、信念、貫きたいものは持ち合わせている。大きな違いは他人のそれを評価できるかできないかの一点。この4冊を通して景は学び、「面白いやつ」に成長した。 「馬鹿野郎」と留吉に景は言う。それはもはや諌める言葉ではない。俳味を効かせた称賛の言葉だった。

    2
    投稿日: 2019.09.04
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    痛快なのだけど、もう少し複雑な感情を呼び起こされる。で、その後にやっぱり痛快さが戻ってくる。 とても面白かった。

    1
    投稿日: 2019.08.09
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    人の執念を垣間見せる最終巻。最後は呆気ないが、戦国の世に生きた人々の生きざまを丹念に描いた良作。「鬼手」とは?秘策とは?組織を、人を...、動機付けるのはあんがいシンプルなやり口ですな。実在が不明な者だからこその結末なのだろう。エンターテインメント作品としては最上級である。

    0
    投稿日: 2019.07.16
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    第四弾で最終巻 遂に村上・毛利水軍と眞鍋・泉州衆との決戦に引き込んだ景の奇策? 流石に戦闘シーンは迫力、どうも一般的な木津川沖の闘いと様子は違うが!、しかし眞鍋海賊の頭領がちょと 流れとしては面白くしているが、反面嘘っぽくなっている 当然といえば景の活躍も?

    0
    投稿日: 2019.05.21
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    瀬戸内の海賊・能島村上の長の娘で嫁の貰い手がない景が、「別嬪さん」と言われたいが為に大坂へ行き、織田信長と本願寺の争いに巻き込まれていくお話。 1〜4巻を通しての感想としては、物語の主要人物・七五三兵衛の景への評価と同じく、最初はじゃじゃ馬で「面白い奴」、中盤では青臭く「面白ない奴」、終盤はようやっと分かった「面白い奴」。 正直、前半の景は、うわぁ、めんどくさい女…と感じましたが、後半は無茶だけどまっすぐです。終盤はちょっと超人的な展開にもなりますが、気持ち良く読み終われました。 景はモデルはいるものの架空の人物ですが、物語は実際にあった戦いが舞台で、この物語では描かれない後の戦いへの繋がりも書かれていますので、歴史好きにも楽しめると思います。

    0
    投稿日: 2019.05.06
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    織田信長時代に活躍した瀬戸内の海賊を主人公にした長編小説。 舞台は大坂本願寺を巡る攻防戦である。 浄土真宗本願寺勢力と織田信長との戦い。本願寺法主の顕如が本願寺に篭って戦った際に、大阪湾(木津川口)を封鎖したい信長と兵糧を輸送したい毛利側が衝突したときの出来事。 毛利側にも水軍を要したが、当時瀬戸内の海上権は毛利水軍ではなく村上水軍(海賊)であった。 本作の主人公は、この村上海賊の当主のむすめ、名を景という。実際には名前は明らかではなく、景という名前は作者が考案した。(当主の娘がいたのは本当) 実際の木津川口海戦が4巻目になるのだが、描写が長く読んでいて少し飽きてしまう気がする。 ただし作品としては本屋大賞を受賞するくらいなので読んでいて面白い。 戦国時代の周辺知識があるとなお良い。 ちょうど最近、司馬遼太郎を読んだので時代背景もぴったりだった。

    0
    投稿日: 2019.05.02
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    和田竜『村上海賊の娘』は戦国時代末期に実際に活躍していた村上水軍をベースに創作された歴史小説である。いわゆる関ヶ原の合戦に出てくるクラスの戦国武将にとどまらず、広範な武将が、縦横無尽に活躍する物語だ。 そしてそのヒロインが村上武吉の娘、景(きょう)。景を中心に物語は進行するが、織田信長の真宗攻めと毛利家の逡巡、そして泉州眞鍋水軍との木津川口の戦いを巡るやりとりは痛快でスピード感に溢れる。 娘が戦場であばれるのもどうかという感じもするが、その娘が醜女だったり、人気者だったり、そうなるとわざわざ醜女にする意味があるのか?とも思ったりする。最初に手に取ってしまったのがマンガだったので、どうしてもあのイメージで戦い続けるのがマンガチックというかアニメチックになってしまうのだ。 とはいえ、石山本願寺と信長との戦いにおいて、正義とはなにか?そこに至る駆け引きと景を中心とした兄と弟の活躍というか成長も見逃せない。 また泉州の漢たちの軽やかなノリが本小説に大いに彩を添えていると思われ、なかなか「オモロかった」。 文庫本4冊の大著ではあるが、一気に読み進むことができたのも著者の力量というか丁寧な言葉選び、展開にあるのだろうと思った。

    0
    投稿日: 2019.05.01
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    面白くなければ泉州人にあらずという感覚、面白くなければ関西人にあらずのような風潮が心底苦手なので、海賊のキャラクター作りには必要なんだろうが、何度も何度もでてくるたびにうるせーわと思う。あと戦闘シーンの描写がくどい。ライトな戦国エンターテイメント小説という気構えで読んだ方が良さそう。VFXを盛大に使えば映像化には向くと思う。景は綾瀬はるか景親は東出昌大、七五三兵衛は青木崇高とかどうだろう。

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    投稿日: 2019.04.07
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    遂に読了、長きに渡ったため微妙に印象が薄れている感はありますが、若干人物描写がしつこい感じ。それぞれの行く先を踏まえた上での心象描写ということかもしれませんが、少し煩いかな、当方としては。 ただ、活劇モノとして純粋に軽い気持ちで読めば、十分に楽しめるかと思われ。 あとは、あくまで個人的な話ですが、背景としての舞台・場所を知っている分だけ少し感じるところはありましたです、はい。

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    投稿日: 2019.03.21
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    戦国歴史小説かと思いきや、エンターテイメント小説で、肩透かしだった。 派手なシーンが多いので、映像化や、コミカライズが映えそう。 村上海賊や、雑賀衆、一向宗の話は面白く、よく調べてあると感じた。

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    投稿日: 2019.03.05
  • 壮絶!これぞ海賊の戦い。とくとご堪能あれ。

    圧巻の最終話。タイトルから想像していた期待通りの展開が、最終巻にして惜しみなく披露される。泉州侍と村上海賊との血みどろの海戦が延々と続く。海賊同士の戦いと聞くとただガチンコに斬り合うイメージがあったが、双方ともに知略、武略、策略を駆使して戦うもんだから、次はどんな手が繰り出されるのかドキドキしながら読むことになる。凄惨な殺し合いの中にあって泉州侍たちの場違いな呑気な会話がアンバランスで面白く、残酷さをいくらか中和してくれる。どちらにも肩入れしたくなるような清々しい海賊たちであった。

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    投稿日: 2019.01.25
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    普通の時代小説と思っていたら、時代的背景の枠組みの中で描かれた大ファンタジー。 時々違和感があり、自分には相性が合わなかった。 本で読むより映像で見た方が面白そうだ。

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    投稿日: 2018.12.15
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    ④はほぼ1冊全部が木津川の戦い(1)でしたが、怒涛の"読ませ"で読み終わりました。所謂戦国時代ものとは違う海賊戦、面白かったな。全部読み終えたらしまなみ海道に行きたくなるかと思ったけど、淡路島から大阪湾を眺めたい気持ちがずっと強かったのが誤算でした

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    投稿日: 2018.09.28
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    解説にも書かれていますが、史料をとても大事にされている重厚な作品であると感じました。 物語の進行速度は決して悪い意味ではなく、とても遅いと感じました。人によっては読むのが苦痛と感じる方もいらっしゃるかもしれません。 主人公が女性で、その目線で物語を見ていくためか他の戦国の歴史物よりも自らの信念に忠実に動く男たちとその信念と現実との狭間で葛藤を抱える男たちの生き様を濃厚に感じ取ることができたような気がします。しかも、登場人物たちの行動や考え方は史料をもとにされているようで、ところどころに参考とした史料の紹介が挟まれています。このことも登場人物たちのリアリティ、人間味を感じさせ、物語を濃厚にしている一因だと思いました。 じっくり本を楽しみたい方にはおすすめの作品だと感じました。

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    投稿日: 2018.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    三巻から、闘いの駆け引きに、引き込まれて、読み進んだ四巻。 木津川合戦 本の丸ごと、合戦風景。 泉州海賊の大阪弁丸出しの口の悪さの中に、笑いへ転じながらも、闘いへの闘志が、彷彿させている。 景の命がけの戦いも、息を飲むほどの敏捷な動きに、本から目が離さないでいた。 総身に傷を負って、もうこれまでか!!!と、思いながらも、敵へ、一矢報う為に、立ち上がる。 危機一髪なのに、不死鳥の如く、立ち向かって行く姿に、本を片手に、応援したくなる。 住吉の26号線の高登楼の所までが、海であったと、聞かされていた、、、 天王寺も学生時代 通った、、、 大阪本願寺のある本町近くの商社に勤めた、、、 そして、母は、福山の鞆に縁がある。 土地柄、穏やかな街になっている所が、450年程前には、このような戦いが、あったのが、不思議なような気がして、、、実在の人物がいるだけに、景と言う女性の活躍が、小説でも、本当にいたと、思うようになった。 読み終えて、闘い済んだ木津川の合戦の如く、どーーっと、疲れてしまった。(笑) 景は、元気になったのだろうか? 傷は癒えたのであろうか?と、、、要らぬ思いが、頭の中を駆け回っていた。

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    投稿日: 2018.08.07
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    2018.7.31完了 全編を通して★3としておく。 この方は戦の描写が悠長でテンポが悪い。 頭に入ってこない。 もう読まない。

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    投稿日: 2018.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    戦国時代に実在した、瀬戸内海を根城にした海賊である村上海賊と、彼らが参加した戦である木津川合戦が主な舞台。(1〜4巻合わせて)前半はコメディタッチで話が進むが、後半は主人公である村上海賊の娘・景の挫折と再生、そして海戦がメインとなり、至ってシリアス。 登場人物の書き分けが上手く、愛嬌のあるキャラクターばかり。4巻あって長いですが、読む価値は十分あります。

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    投稿日: 2018.06.17
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    最終巻。 まるまる村上海賊(毛利方)、眞鍋海賊(織田方)それらを取り巻く人々入り乱れての船戦。 * この本を読む前は『村上海賊の娘』って言う題名から、主人公の景が大活躍で彼女の武勇伝の 話なのかと思ってた。 実際は織田方、毛利方どちらが敵味方って言うのではなくて、どちらも憎めなくて。 史実は調べてどちらが勝つかとか知っていたけど、どうなって行くのかドキドキだった。

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    投稿日: 2018.06.04
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    2014年本屋大賞受賞作 醜女、最初にして最後の戦いに挑む。 木津川河口の戦いがいよいよ開戦! そして「影」という主人公が「醜女」でなければならなかった理由が明らかに… 登場人物の個性も素敵だし、コメディ要素がかえって対峙の緊迫感を増すので、一気読み必至の面白さだった!

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    投稿日: 2018.05.13