
総合評価
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powered by ブクログもっと若い時に読みたかったかもしれない。途中が切ないけど、繊細ではなくて爽快な終わり方だった。女に生まれたら、刺さる部分があると思う。
0投稿日: 2020.03.10
powered by ブクログ世田谷線の小さな駅から歩いて15分 とりあえずP.100ページくらいまがまんしてで読むとパッと視界良好になりおもしろさが加速していく。アハ体験できる本。
0投稿日: 2020.03.08
powered by ブクログ柚木麻子さんの小説は大好きで色々読んでいるけど、この本は衝撃的な場面が多くて、議論を巻き起こす作品だなと思った。単なる非行少年、少女や青春の話ではなくて、人生をどう生きるべきか、自分とどう向き合うべきかという大切なメッセージが込められている。 自分の年齢的に、ダイアナたちの年齢の頃の自分を思い出しただけじゃなく、親の気持ちに重ね合わせて切なくなったりもした。とにかく、人にどう言われても自分らしくしっかり生きていくこと。読み終えたら、両親や自分をもっと大切にしようと思えた。
2投稿日: 2020.01.27
powered by ブクログ真逆のタイプの2人ダイアナと彩子の絆・すれ違い。それぞれのタイプ故の葛藤。どんどん引き込まれた。ダイアナの母ティアラのゆるさも魅力。
0投稿日: 2020.01.14
powered by ブクログ大好きな柚木麻子さん。この本は柚木さんの本の中でもトップレベルで評価が高いのですね。 柚木さんの本は現代的なテーマを取り上げていて面白いです。この年頃の女の子らしい悩み(名前、女子校ならではの環境、進路など)を交えて、経験したかしてないか別にしてそうだよなあと共感、同情させられます。 女の子は絶対楽しめると思います。男性諸君には特に彩子の大学生活のところに注目して読んでほしいです。女子同士の亀裂の根本って、そうそう、男子だったりするんだよ…って思いました。 でも、キラキラ女子大生をしている彩子が私は羨ましくなりながら読みました。笑
2投稿日: 2020.01.07
powered by ブクログキャバ嬢の母(源氏名ティアラ)に大穴(ダイアナ)と名付けられた子は母に強制的に金髪にさせられるが、内向的で本が好き。小3で仲良くなったのは彩子。優しくて裕福な家庭で育った本好き。二人の友情、恋、別れ、10年後はどんな人生を歩んでいるのか。 うーむ。少女、もしくは元少女が読むものだと思ってだけど、とんでもなく面白かった。ティアラが実は、が分かった時にはしびれた。 ダイアナ以上に、彩子の人生に読み応えあり。 「どうしてあんたたちは、山の上女学園でうまくやれない人間は、負け組だって決めつけんだよ。あんな小さな世界の優劣で、なんでその人の人生が決まるんだよ」 「よかった。これであの夜のことは、事件でなくなる。レイプではなくなる。合意になる。記憶は上書きされる」 「大学というシステムは、人を守るわけでも、育てるわけでもない。もちろん身のある授業は多いけれど、何を選び、どこまで深めるかは個人の裁量に任されている。迷える人間にとって、ここはただの巨大な箱でしかない」
0投稿日: 2020.01.06
powered by ブクログあ~柚木さんやっぱり好きだな~~~~ 小学生の頃のあの同性の友達を独り占めしたくなる特有の感覚って一体何なんだろうな?友達を所有したいって気持ちは絶対に女にしか分からないよなと思うわ。 ダイアナと彩子のような特別な友達って私にはいないけど、本当に仲の良い友達には何年かぶりに連絡して会っても昨日の続きのように話ができるんだよな。本物というか。それってとても有難いことなんだと歳を重ねると思い知らされるよ。環境が変わっても会える友達の有難さったらない。 話が逸れすぎたけど、ダイアナと彩子のような「読書」という絶対的価値観を共有できる友達がいることが羨ましい。すれ違って離れてしまっても、そういう子とはどこかでまた繋がるものだし、そのために頑張ろうって思えるよ。お話はきれいにまとまっていてとても読みやすいし、人生は結局自分で地道に実直に頑張るしかないと記されていてそこもよい。 この本はぜひぜひ10代の悩める女の子に読んでほしいよ。そしてその女の子たちが本でなくてもいいから自分を逃がしてくれる、救ってくれるものに出会えたらいいな。
5投稿日: 2019.12.28
powered by ブクログいい!!面白い。 二人の少女をの成長の過程を、テンポよく 飽きさせないでグイグイ読ませてくれる。 感動したとか泣けるとか、そういう方面じゃないけど なるほどねーーって感じで読後感が爽やかです。 こういうの好き。
0投稿日: 2019.12.17
powered by ブクログ軽く読める女性作家の小説が読みたくて購入。通勤電車で読むつもりが月曜から夜更かしして読んでしまった。 女の子が強く生きていて憧れるし、赤毛のアンがベースになっていて面白い。本に引き込まれた小学生低学年の頃を思い出す。少女文学読み直したいな。 被害に遭った自分を肯定するために…という彩子の行動、無意識のうちに似たことをしてるんじゃないか?と怖くなる。そしてその呪いを解く行動。 ティアラの賢さ強さに憧れる。 彩子ママの生活にも憧れ。
0投稿日: 2019.11.26
powered by ブクログ女の子の気持ちがとてもよくわかる作品でした。 ダイアナと彩子の対象的な2人がそれぞれの境遇を乗り越えて行くのがよかったです。
0投稿日: 2019.11.24
powered by ブクログ少女から大人の女性へ変わりゆく、あの頃特有の反抗心や繊細で傷つきやすい心が手に取るようにわかる作品だった。 それぞれを取り巻く環境や親への強い反発心、儚い恋、自分と違う環境を持つ友達への憧れや嫉妬、すべての感情を自分の人生と重ね合せて共感できた。 有名な文学作品へのオマージュもベースにあり、要所要所に作者への文学や本そのものに対する愛情を感じる。 ”優れ た 少女 小説 は 大人 に なっ て 読み返し ても、 やっぱり 面白い の だ。” ” あの 頃 は 共感 でき なかっ た 心情 が 手 に とる よう に わかっ たり、 気 にも 留め なかっ た 脇役 が 俄然 魅力 を 持っ て 輝き 出す こと も ある。 新しい 発見 を 得る こと が できる のと 同時に、 自ら の 成長 に 気づか さ れる の だ。” 文中のこの部分はそっくりこの作品に当てはまる言葉だと感じた。 私の大好きな要素しかなくて本当に素敵な本と出会えてよかった。 是非、今の10代の女の子には読んでほしいし、大人になってからも読み返してほしいと思う。また、多感な時期の女の子を子どもにもつ親にも読んでほしい作品だ。
0投稿日: 2019.10.31
powered by ブクログ少女達の心の成長と平行して繋ぎ合わさってゆく真実の絆、親子(それは父と娘、母と娘)の、時を経て埋まってゆく揺ぎ無い関係性にどんどん引き込まれていきました。 「赤毛のアン」が自分のコンプレックスを乗り越えて、持ち前の想像力で周囲の人間を巻き込んで人生を楽しく生きている姿。きっとこの作者の中にもそんなアンの姿が心の片隅にあり続けているんだろうなと感じました。 少女向けの作品なのかなーと手に取った瞬間思いましたが、男の子にも十分楽しめる作品です。
0投稿日: 2019.10.28
powered by ブクログこういうお話、読んだことないのに既視感たっぷりだった。 でもまぁ楽しく読めた。 幸せになってほしい。
0投稿日: 2019.10.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一気読みしました。止まらなかった。これはやばい。読まれる方は読み始めの時間に十分に注意された方がいいです。 ダイアナと彩子がお互いにないものを羨ましがりあう姿が微笑ましく、心温まりながら読み進めました。 ダイアナは自分の周りにあるのは流行に乗ったくだらないものだと思っていて、彩子は逆にキラキラしてて可愛く魅力的なものだと思っている。この二つの視点が交互にくることで、自分の視野が広がる気がしました。 私も、私がくだらなくてどうしようもなくて捨てたいと思っているものが、最高に私らしくて素晴らしいものなのかもしれない。 そしてティアラさんはそのことにきっと気づいていたんだね?超カッコイイ。 自分に呪いをかけているというくだり、ドキッとしました。 「なんびとたりとも、私を縛ることはできない。私に命令できるのは、この世界で私ひとりだけ。私だけが私のすすむべき道をしめすことができる」 それを口に出す勇気がなければ、呪いを解くことはできないんだね。 勇気を振り絞らなきゃいけないんだね。 簡単なことのようだけど、それはとっても難しいことだと思いました。そして誰しもがその呪いにかかってしまう。でも、絶対に自分で破ることができる。 「呪いを破ったんだわ!私一人の力で!」 作中作のダイアナのセリフですが、泣いちゃった。 彩子もダイアナも呪いをかけられていて、(彩子の呪いの方が衝撃的だったけど)でもそれを自分一人で乗り越えたんだ…って本当に感動しました。 また呪いはどこからともなくやってきてしまうかもしれないけど、その都度解き続けていけばいいんだー! そんな時、そばに居てくれる人を大切にしたいと思いました。 「悲しくて辛いのが、まるで上等なことのように、ずっとずっと思い込んでいたのでした」 すごく心当たりがあります。私も呪われている… 「さよなら、「いい子」の魔法」も読みたい(^^)
2投稿日: 2019.09.26
powered by ブクログ相手の環境が羨ましい。自分はこの世界から抜け出せないのではないか。 そんなきっと誰しもが思ったことのある感情を、二人の女性を通して、自分は自分しか変えることができないんだ、道を切り開かないといけない、と教えてくれる1冊 最初から最後までぐいぐい読ませるけど、都合のいい展開ばかりではなくて、彩子の大学時代は読み進めていてもしんどいものがあった。 でもそれでも道を切り開く二人に勇気をもらえる。
2投稿日: 2019.06.12
powered by ブクログ逆境にも負けず,自分の生きる道を切り開いていく女の子たちの自立の物語。しなやかで強い2人の女の子の成長が爽やかに描かれている。 ダイアナと綾子の友情も強いけれど,一見ヤンママだけど実は聡明な母とダイアナの絆も強い。学校では友だちがいなく,孤立しているダイアナの周りには,実は理解者がいる,という設定もよかった。読んでいて勇気づけられる物語だった。
0投稿日: 2019.05.23
powered by ブクログ可愛い表紙に惹かれて。 ダイアナの親友が道を外れていったのにがっかり。 襲われるシーンで更にがっかり。あの展開いる? がっかりしてあと適当に読み流して、結局どんな話だったか思い出せない...。←こんなの読書って言えないよなぁ...
0投稿日: 2019.05.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これまで、どの作品も夢中で一気に読んでいたが、これは途中で止まってしまっていた。自分はもう30代なので、小学生〜中学生の女の子同士の話に共感が薄かったからだと思う。 しかし、また読み出したところ後半に圧倒された。最後は、感動で涙が止まらなかった。私が柚木作品に夢中になったきっかけの、『その手を握りたい』で味わった時と同じように、最後の展開に圧倒された。 すごく精密に、組み立てられていることに驚かされる。 そして今回も、女なら味わう、自分の汚さ、ズルさにギクリとさせられる反面、皆同じなのだとホッとする。 やはり、柚木さん作品はすごい。 一番好きな作家さんの1人です。
2投稿日: 2019.05.01
powered by ブクログ柚木先生の小説は2人の対照的な女性を描いているものが多く、本屋さんのダイアナもそのうちの1作である。 風景が想像しやすく、また25歳の私にとって登場人物に感情移入しやすく、今までの人生の中での友人との関わり方を考えさせられた。
2投稿日: 2019.03.16
powered by ブクログ書店で購入した数冊の本の中で、 本屋さんのダイアナという本が とっても当たりでした。 ダイアナの境遇、 名前や育ちに対する葛藤。 まるで自分の鏡を見ているようで。 初対面のダイアナとは正反対のお嬢様、 彩子にコンプレックスをことごとく肯定される描写に 自己評価と他人からの評価はこうも変わるのかと 胸がすっとなりました。 所々、他作品への言及や引用がたくさんあるのだけど 少女小説の類に疎く どれも読んだことがなかったので、 次はそれらも読んで見たい。
4投稿日: 2019.03.05
powered by ブクログまるで自分にあるような言葉だと思う。これでいいんだよ、と励まされている気分だ。こんな風に心にぴたっとくる描写や表現に出会えるから、読書はやめられない。(本文より)
2投稿日: 2019.03.02
powered by ブクログ出来すぎではあるけど。ドロドロしているだけが女同士じゃないんだと感じさせてくれるさわわやかな一冊。 こんな関係羨ましいな。
0投稿日: 2019.02.07
powered by ブクログ理想と現実のギャップがある中で、自らの力で道を切り拓いていくダイアナと彩子に背中を押されました。 勇気を出して一歩踏み出したいときに最適な一冊です。
5投稿日: 2019.02.02
powered by ブクログ全く異なる境遇に育ったダイアナと彩子。 2人を結びつけたものは読書。 それぞれの成長過程で描かれる心理描写が繊細でどんどん引き込まれる。 自分もかつて◯◯ちゃんちの子になりたいと願っていたけど、あの時あの瞬間の自分には無い環境に憧れを抱いていただけなんだと思えるようになってきた。 ダイアナと母、ティアラのように一見ガサツで適当に見える彼女から出てくる言葉は能天気なように思えて愛情が深い。 彩子の母とはまた違うムスメの愛し方だけど、自分の力で魔法を解くことは生きていく中で必要なことなんだなと考えさせられる。 ダイアナと彩子に会ってみたくなった。 そして私も昔憧れて疎遠になった近所のあの子に会いに行きたくなった。
5投稿日: 2019.01.25
powered by ブクログこの本にあるように、いい少女小説は、いくつになってもいいものなのかも知れない。 いい少女小説には、次世代の女性たちには、女性だからこそ出会う不条理や足かせがあっても、まっすぐに生きてほしいという作者の(特に女性の作者の)思いが、隠されているように思う。そういうのを物語のメインでない所で感じるようになったってことは、私は、とうに少女ではない(当たり前だ!)ってことだろうな。 巻末の解説によると「赤毛のアン」の本歌取り。 境遇も容姿も、まるで正反対の、でも、読書が大好きな女の子2人が、大人になっていく物語。 この本のすごいとこの一つは、若くて魅力的な(立場の弱い)女性に対して、(一部の)男性がどんなことをし得るかをはっきり描いていること。「No」を言える強さと賢さは、女性が幸せになるために、ほんと大事。それは、少女たちに知っておいてほしいこと。女手ひとつでダイアナを育てるティアラさんが、小学校6年生の彩子に語る内容が、なかなかにすごい。 「優しくて上品なのは彩子ちゃんのいいとこだけどさ、男になめられるスキをあたえちゃだめってことだよ。いざとなったら、ガチで闘う気迫で生きなきゃ。」 「女ってもともと男よりずっと強いんだよ。」 そして、終盤には男性の弱さや情けなさも、遠慮なく描かれている。ある意味、男性立入禁止の物語かな。おっと、2人の幼馴染の武田くんだけは、「ギルバート」か。 巻末の解説は、翻訳家の鴻巣友季子さん。あの「風と共に去りぬ」の新訳をされた方で、ちょうどEテレの「100分de名著」に出演されているのを楽んでいたので、うれしい偶然でした。
2投稿日: 2019.01.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全体的に素晴らしい話でした。 不器用に生きる自分の胸を打つ言葉や思いも多く、持ち歩きたいお話です。 小学校から社会人になるまでの2人を描く物語ですが、2人が揃うと物語がより一層、宝石のようにきらきらしていています。別々に進むころから読むこちらも苦しく、大学時代の彩子の姿は容易に想像できる環境なだけに、苦しくなりました。 しかし、どちらも呪いを解くことができるのです。 わたしは未だに呪いを解けずにいるのかな。 自分が小学校のころ親友だった子も”AYA”だった上に、去年、実に10年ぶりくらいに再会したこともあり、ついつい感情移入して自己投影をしてしまいました。彼女もまた裕福で愛されていて、中学受験をしていて、優等生タイプだったな〜。
2投稿日: 2019.01.18
powered by ブクログ初めて読む作家さん。 前々から読んでみたくって、ついに読めた✨✨ すぐに引き込まれました。 自分ではなんでそんなことするのだろう?っと思ってることでも、その人なりに考えてるんだな✨✨
0投稿日: 2019.01.14
powered by ブクログこれはすごい! 読んだことない作家の本をと思い、さっと目に入った本を買ったんやけど、半年たったいまでもじわじわとした衝撃が残っている。 大げさでなく、日常を描くような書き方なのが、一層内容に深みを与えているように感じた。 日々存在しているけど、見えていないor見ようとしていない無意識の常識に、鋭く問いかけている一冊。 登場人物それぞれが作者が同じ目線にいるように感じるところもよい。
0投稿日: 2018.12.31
powered by ブクログちょっとだけ。ほかの人のレビューを目にしちゃって気がかりだったことはあったのだが、うん、ほぼ杞憂。多くの人に薦めたい本です。 もっと読み続けていたい物語。 だから、もしかしたら、本屋さんに憧れる人は産んでも、 小説家になりたい人には高すぎる壁となっちゃうかも?
0投稿日: 2018.12.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全然違う境遇でお互い惹かれあい、嫉妬で仲違いになる。 別々の人生を送り2人とも傷つきながら、流されながら中高と学生時代を過ごしていくけど、仲が良い友達もできず小さいシコリを胸に抱えている。不器用で残酷な人生の2人が同じ作者の児童文学でずっとつながり、また再会を果たす事ができ、最後に父親が絆を繋げたのかなぁと思うとダメ父親でも役に立つ事ができたんだよね この友情が歳を重ねても、お互い孫に囲まれても離れることがなく続くといいなぁ アンの友人ダイアナはアンが世界に羽ばたくのを地元で結婚し、同じ単調な日を送ってもアンを妬む事なく友情を続けていた…腹心の友とはそういうものだとの一文にまたアンを読み返してみたくなった。
0投稿日: 2018.11.25
powered by ブクログ鬱々としたときにぴったしの、めちゃくちゃ勇気を持てる本。 呪いを解くのは自分自身 ダイアナと彩子ちゃん 二人の女の子が お互いに憧れて、間違えて、それで自分で呪いを解く話 彩子ちゃんの大学生活の話がめちゃくちゃ身につまされてしんどかった このタイミングで、このお話に会えてよかった 最近のわたしの本の当たり具合ハンパないな~ すごくいい話でした。大好き。 2018.11.12
0投稿日: 2018.11.12
powered by ブクログ本書は出だしから様々な伏線が張られている。 そもそも何でダイアナなんて名前がついたのか?何故金髪にしているのか?ハイソでお堅い彩子の両親がダイアナだけでなく、キャバ嬢の母親まで何故受け入れるのか? 謎は少しずつ解けて行く。そして最も大きなダイアナの父親の謎、少し読んだ辺りであの人じゃないか?とわかるのだが、実際に再会するとぶったまげ‼️ ダイアナも彩子も、母親達も、それぞれ一所懸命頑張ってて清々しい気分になれる作品だ。
0投稿日: 2018.11.06
powered by ブクログよくある青春小説かと思って、気になりつつも読むのを躊躇っていたけど、読んでみたら2人の視点で書かれた文章と境遇がリアルで、湊かなえのような陰湿さがなく(ミステリーじゃないので当たり前かもしれないけど)、自分の昔を思い出しながら最後まで気持ちよく読めた。
0投稿日: 2018.10.23
powered by ブクログ境遇の異なるダイアナ(大穴)と彩子の二人が、小学生から20代前半までの成長していく女性の話し。 別々の道を歩む二人に待ち受ける困難とそれを乗り越え、女性として成長していく姿が綴られている。 特に印象的だったのは、ダイアナのお母さんのキャラ。強くたくましい女性像で素敵だった。
0投稿日: 2018.10.06
powered by ブクログこんな友情を持てるダイアナと彩子が羨ましい。憧れる。 そんでなによりティアラが素敵すぎる。 また大好きな本が増えて嬉しい。。
0投稿日: 2018.09.28
powered by ブクログダイアナという名前をもらったひとりぼっちの女の子と、みんなの人気者の彩子ちゃん。 対照的な二人の共通点は本。 二人は自他認める親友。 『こんな風に心にぴたっとくる描写や表現に出会えるから読書はやめられない。(文中より引用)』
0投稿日: 2018.09.15
powered by ブクログTwitterで書評を見かけて買ってみた。 冒険もののものがたりをみているようでよかった。 完璧な人間なんていないし、 まわりに見えている自分だってあのひとだって ほんの一部でしかないんだよなあと思った。
0投稿日: 2018.08.24
powered by ブクログ小さな女の子が、「よくあるある」の経験をしながら、大人になっていく。 自分と重ね合わせていける部分がたくさんあって、とても共感できました。
0投稿日: 2018.08.18
powered by ブクログ柚木麻子さんを知るのにもってこいの小説。 白柚木に黒柚木、彼女の中にとりこまれている数々の名作の息遣いをも感じられる作品になっている。軽やかでテンポよく読めるものなので、柚木さんの作品をすすめるとしたら、まずこれから読んでほしい。 彼女の驚くほど細やかな心情描写と、木漏れ日のなかを揺蕩うような独自の世界観。 これを読めばあなたも柚木ワールドの虜になるだろう。 本書紹介 女の子ふたりの惚れ惚れするほどまっすぐな友情を描いた作品。 ダイアナと彩子は対極な環境の中、育てられてきた2人の女の子。 運命的な出会いから、腹心の友になったふたり。しかし、彩子が中学受験迎えた頃、ちょっとした誤解から二人の間に大きな溝が生まれてしまう。それからは互いに言葉を交わすことはなく、別々の道を歩むこととなる。 そして約10年の月日が流れる。 ダイアナは本好きが転じて本屋に務め、彩子はあこがれの大学でそれぞれの時を過ごす。2人がお互いのことを忘れることは一時もなく、苦しい時はかつての腹心の友からもらった勇気が心の支えだった。 どこまでも正直にまっすぐ成長したダイアナと、かつての純真さを失ってしまった彩子。2人の再会は何をもたらすのか。 赤毛のアンや、若草物語といった名作少女小説を彷彿とさせる瑞々しさと甘酸っぱさ。 そこかしこに宝石を散りばめたかのような濃やかで繊細な情景描写と、眩いほど素直に生きる主人公ダイアナから目が離せない。 世界の名作、赤毛のアンに次ぐ史上最強のガールミーツガール小説がここに。 (最後フレーズ新潮文庫さんの丸パクリです)
2投稿日: 2018.08.16
powered by ブクログどんな環境にいても、夢や希望を持ち自分で人生を切り開き、生きていくことの大切さを改めて感じられた。 女子の微妙な心境を描写するのがとても上手な柚木麻子先生の本、素敵すぎます。あと本をたくさん読みたくなった。学生の頃読んだ赤毛のアンをもう一度読みたくなった。本当に面白かった。最高。
0投稿日: 2018.08.08
powered by ブクログ二人の友情と成長が、思春期から大人になるまで描かれている。相手の環境をうらやんだり、自分の境遇に落ち込んだとしても、殻を破っていくのは結局自分なのだと気づかせてくれた。
0投稿日: 2018.07.19
powered by ブクログ対照的な2人の少女、ダイアナと彩子の友情の物語。 お互いにない部分がうまく合わさって、刺激しあい、支え合って成長していく。 またその過程で、2人はお互いを通して自分を見つめ直していく、とても内面的なお話でもある。 この2人がどうなっていくのか、どきどきうきうき見守る読者を置いていくように、後半は徐々に思いがけない展開へ。ダイアナの父もなかなかだけど、特に彩子の身に起こったことは、つらかった…。 女の子の友情って難しいところもあるけれど、そういうリアルなところも含めて、恋愛とは違う、とても“運命的な“絆”をみれたと思う。 (2人の関係をより特別にみせる為か、この話では恋愛について、触れているようで触れていない、と思う。個人的には、きっとこの先そうなるであろう、武田くんとの微笑ましい関係が見たかったけどナー!) この本のもうひとつの特徴が、度々文中に挿入されるおとぎ話と徹底的な現実のギャップ。これがまた不思議なバランス。作中に出てくる「さよなら、いい子の魔法」。 私はそっちから本作に辿り着いたけど、本当に素敵な一冊だから、その本も是非手にとってほしい!
2投稿日: 2018.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
現代の若者は臆病です。SNSの普及でいつでもどこでも人とつながることができるようになりました。しかしそれは同時に、プライベートと呼ばれる私的な領域を奪ってゆきました。Twitterで自分のつぶやきに対して他人から何らかの反応をもらえる事を期待し、Facebookで自分のプライベートをさらけ出す。私的な時間でさえ、常に他人の目を気にしなければならなくなりました。誰にでも、友達の輪の中にいる時の「繕った自分」と人前では見せる事のない「真の自分」と二つの姿があると思います。今の若者はSNSの存在によって「真の自分」に向き合う時間が極端に少なくなりました。そして「繕った自分」と「真の自分」との差に気づいた時、どうしようもなく不安になるのです。 この本はそんな「今の若者」に、ありのままの自分を受け入れて自分の呪いを解く勇気を与えてくれます。これは二人の女の子の成長の物語ですが、男女関係無く今の若者に共通することがたくさん描かれています。ダイアナの人生は劇的であり、なかなか現実では起こりえないかもしれません。しかし、ダイアナと彩子の抱える悩みや弱さは私達誰もが感じるものであり、そして二人の勇気や力強さは誰もが強く憧れるものです。 最近「自分らしく」と言うフレーズを良く耳にします。この類の本が多数出版されており、ドラマや映画のテーマになる事も多く、またワークショップなども行われています。他人に流されやすく自己主張の苦手な日本人らしい傾向だと思います。 みんなが必死になって「自分らしさ」を求めています。しかし「自分らしさ」や「個性」は作るものではありません。ダイアナや彩子のように、自分と向き合って、自分を認めて、自分を受け入れた時、自分の「らしさ」や「個性」に気づくことが出来るのだと思います。 人間にとって「自分を受け入れる」ということは、もしかしたら一番難しいことかもしれません。自分の美点はともかく、欠点を認めることは気持ちのいいことではないでしょう。それでも、自分を受け入れた先には、成長した自分の姿があるはずです。物語に登場する「はっとり けいいち」は作中作品「秘密の森のダイアナ」を本好きの女の子の親友になるように願いを込めて書きました。「本屋さんのダイアナ」も自分の殻を破ることができない今の臆病な若者に、そっと寄り添う作品になると思います。
0投稿日: 2018.05.20
powered by ブクログここ最近読んだ小説の中で一番面白かった! 主人公の女の子の名前は大穴と書いてダイアナ。ダイアナの親友彩子と本を通じて心を通わせる場面にほっこりとさせられるし、小説だけどちょっと頑張ってみようと少し前向きにもなれる本。色んな人にオススメしたいし、もう一回読みたい本。
0投稿日: 2018.04.25
powered by ブクログ2018.2.18 ふーーーーー。電車時間に一気読み。ページをめくる手がとまらなかった。 大穴とかいてダイアナ、と彩子。母親のティアラとはっとりけいいち。彩子の両親に武田くん。 10年以上の2人の人生の物語。10年というと長いようだけど、とても丁寧に描かれていた。 家庭環境の違いからくる憧れはすごく共感するところがあって。どういう立場になっても、自分にはない他の人がわかりやすく持ってるものには羨ましさを感じるし、嫉妬もする。そんな自分がまた嫌になったりもするし。仲良くなればなるほど、大好きだけど大嫌いみたいな感じになっちゃったり・・仲の良い女友達が自分の知らないところにいくと思うと、自分のものじゃないのに何か嫌になっちゃう感じ、ああなんか懐かしい。 武田くんの真っ直ぐさもまぶしく、ティアラの強さはかっこよく、彩子の両親はあたたかく。 前に糸井さんが、たくさん本を読む人はそれなりの事情があったのかもしれない、みたいなことを書いてたのを思い出した。
0投稿日: 2018.02.18
powered by ブクログ「赤毛のアン」を中心に、様々な少女小説を下敷きに書かれた小説。 タイトルに惹かれ購入しました。 ダイアナや彩子、ティアラ、各登場実物の思いが共感を呼び胸が締め付けられる思いです。 女の子同士のコミュニティ独特の悩みが突きつけられます。 読んでいる間、また読後感からも赤毛のアンが彷彿とされました。
2投稿日: 2018.02.09
powered by ブクログおススメされて。一気読み。 少女の成長。自分を捉えて離さない、不自由を強いるものからの脱却?大人になる一歩? お父さんとティアラの関係性の記述がもっとほしかったかなぁ。
0投稿日: 2018.01.30
powered by ブクログ「大穴」と書いて「ダイアナ」と読むDQNネームのせいで、友人も出来ず、本の世界に逃げて暮らす主人公。そんな彼女に手を差し伸べてくれた彩子。彼女達の小学時代、中学時代、大学時代を追いながら、それぞれが一人の大人として自立するまでを描く。 『赤毛のアン』と同様、多彩で心優しいキャラクターが多く登場するも、人間最後は自らの力で一歩を踏み出し、呪縛から脱却しなければいけないのだ、という力強いメッセージを含んだ小説。目を背けたくなるシーンが一箇所ありますが、それでも最終的には前向きな終わり方をするので安心してください。ガール・ミーツ・ガール的な作品としてはかなり作り込まれている良作です。あと、作者がフランス文学科出身だからか、沢山の本が登場する点も個人的に好き。『赤毛のアン』が好きな方は、是非本作も読んでみて欲しいです。
3投稿日: 2018.01.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
生活環境が正反対な2人の少女が運命的な出会いをして、お互いに強く惹かれ合うがゆえにすれ違いもする。 2人のそれぞれの視点で交互に物語が進行するスタイルは復習しながら読んでいけるから理解しやすくて好き。 ティアラがどうして文学少女の優等生からキャバ嬢になったのかが謎。
0投稿日: 2018.01.24
powered by ブクログ二人の少女の成長物語。少女小説の有名どころの考察も興味深いです。中盤に差し掛かるころ、読み手には登場人物の相関関係がわかってしまい、そこからは「早く、早く気付いて」という思いで口角を上げたり眉を上げたり下げたり眉間に皺を寄せたり最後には涙を流して百面相をしながら読了しました。柚木さんの手のひらで転がされました。負けて悔いなし!続編やスピンオフが読みたいです。
0投稿日: 2018.01.15
powered by ブクログ彩子とダイアナの友情ものがたり。 ご都合主義のようなところがなく現実的な内容だったところは良かったと思う反面、小説ぐらいもう少しハッピーでもいいのではと思った。 ・長年探していた父の現実の状況 ・真面目に生きてきた彩子が男にひどい目に合うこと ・ダイアナが私立に受験できなかったこと などなど。あーんま後味が好きではなかった。
0投稿日: 2018.01.12
powered by ブクログ日々にひそむ「ジェンダー」&「教育」というテーマに触れる小説 なに不自由ない良家に生まれた彩子と、女手一つ、全てのものを派手にデコっちゃう金髪ホステスに育てられる大穴=ダイアナ、二人の女の子が成長するストーリー。 ふた組の母娘=4人の女性の生き様が垣間見えるのだけれども、女性として生きることって、それだけでこんなにしんどいのかっていうことに驚く。 そして、「自分が望んだものを与えたい」と子どもを教育していくと、無い物ねだりのように子供はそれとは違うものを望む・・・という、永遠の世代間の思いのすれ違いもまたテーマの一つ。 子どもが自分を愛して生きられる大人になるために、親としてなにをしてあげられるんだろう。そんなことも考えさせられた。 成長していく過程で、世の中のなにかにぶつかるしら傷つくし、必ずしもそれは悪いことではないけれど、世の中のいびつな構造を飲み込ませる「呪い」を、女の子たちがそれぞれ自分にかけてしまうのは悲しい。 この物語の主人公たちは、自分たちで自分たちの「呪い」を解いていくけれど、社会には「呪い」に縛られ続け、知らず図らず自分の子どもまでも「呪い」にかけている親も多い。 「日本は男性中心社会だ」っと言ったところで、「そうかなぁ?」「むしろ女性の方が優遇されてる感じしない?」という反応が返ってくることも多いけれど、そう思う全ての性別の人にぜひ、教科書よりもなによりも、この本を読んでみてほしい。
0投稿日: 2018.01.07
powered by ブクログめちゃくちゃ面白くて好きな要素しかなくて一気読みしてしまった…。一見正反対なふたりが唯一無二の親友になる、母娘の愛とままならなさ、幼馴染の男の子からの優しい思慕、自分で自分の呪いを断つ。ああ〜〜、とにかくよかったです。しかし彩子が大学時代に経験したことは生々しくて地獄感がすごかった…。その負の連鎖を断ち切る姿がいい。ダイアナと父親のラストのシーンもとても好き。赤毛のアンのダイアナが、少女たちにとっての等身大って台詞は少なからず驚いて納得しました。
2投稿日: 2018.01.06
powered by ブクログ正反対のダイアナと彩子がお互いを尊敬しあい、親友となるけど、些細なことですれ違ってしまう。 それぞれの環境で葛藤しながら成長していく2人を応援したくなる。
0投稿日: 2018.01.06
powered by ブクログ私の名は、大穴(ダイアナ)。おかしな名前も、キャバクラ勤めの母が染めた金髪も、はしばみ色の瞳も大嫌い。けれど、小学三年生で出会った彩子がそのすべてを褒めてくれた――。正反対の二人だったが、共通点は本が大好きなこと。地元の公立と名門私立、中学で離れても心はひとつと信じていたのに、思いがけない別れ道が……。少女から大人に変わる十余年を描く、最強のガール・ミーツ・ガール小説。
0投稿日: 2018.01.04
powered by ブクログ柚木さんの描く女同士の物語が好き。この作品は幼少期から大人になるまでの、主人公や女同士の気持ちが共感できた。大穴っていう面白そうな名前だなと思って読んでみたけれど、とても良かった。
0投稿日: 2017.12.13
powered by ブクログ無い物ねだり、黒歴史、妬みにそねみに憧れ。全部ひっくるめて青春と呼びましょう。 幼い頃父に、「毎日遊ぶから友達じゃない。10年ぶりでも変わらずに遊べるのが友達だよ。」と教わったことを思い出しました。
4投稿日: 2017.12.12
powered by ブクログ読む前は、(なんか大丈夫かな;)と警戒しつつ手に取ったけれど、そんな心配はすぐに消えました。 二人の少女それぞれの思い・悩み・成長を大人になるまで書き綴った物語。 共感し楽しみながら、時に痛みを伴いながら読み耽りました。(微笑ましいだけじゃない、時には衝撃的なことも…) 同著者の「王妃の帰還」より奥が深い感じがした。
2投稿日: 2017.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とってもわかりにくいティアラの愛情、おもいに切なくなりました。 親の愛情がわからず、反発し、お互いをうらやみながらも成長していく二人の対比がとても印象深い作品です。
0投稿日: 2017.11.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
境遇の違う2人の少女、大穴(ダイアナ)と彩子を主人公に物語が展開する。 お互いがお互いを羨ましく思う描写がリアルだと思った。 表面的な部分だけで見れば満たされているように見えても、本人の中では様々な問題に葛藤しもがき苦しんでいる。 『赤毛のアン』のアンとダイアナの立場を逆にして描かれているのも斬新。 読後感はとてもよかった。
2投稿日: 2017.11.05
powered by ブクログ大穴という最低な名前を付けられてしまう主人公。 最低な名前と最低な母親。 しかし、真実はそうではなかった。 女性二人の友情も赤毛のアンと同じく、感動します。 本屋の店員がそんなに力を持ってることを知りませんでした。
1投稿日: 2017.11.01
powered by ブクログ本屋大賞、2015年4位。小学校時代からの女友達が成人するまでの話。昔から名作文学にあるような裕福な家庭と貧しい母子家庭に生まれ育った2人の成長を描いたお話。出だしから最後の方までずーと面白くぐいぐい読めた。魅力的な登場人物に引き込まれたが、最後の方が現実味が強くなって登場人物の魅力も薄れていき陳腐な感じになっていく。勢いがなくなって少し残念。
2投稿日: 2017.10.13
powered by ブクログ「大穴」と書いてダイアナ!爆笑しながら読んでいたが…。 ラスト10ページから涙。村岡花子さんのあとがき…!私も子供の頃、飛ばして読んでいたのだと思う。村岡さんの訳の本を何冊も読んで、物語の世界に思いを馳せた。 あのころの本を読み返したくなった!
0投稿日: 2017.10.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんていい本なんだろう。登場人物全員が愛おしい。柚木さんの作品は、キャラクター全員に共感できる部分があって、みんなを応援したくなる。そして主人公のダイアナが、本当に魅力的だなぁ。 いままで柚木さんの「ナイルパーチ〜」など読んだ時には、後半の雑さ?というかあまりにも荒々しい感じを受け取っていて(そこが好きでもあるけど)、今作は最初から最後まで、抱きしめていたい文章だと思った。たくさんの女子たちに読んで欲しい。
3投稿日: 2017.09.26
powered by ブクログ2017/09/05 この作家の作品は初めてだけど、とても面白かった。 私も赤毛のアンが好きで、子どもの頃何度も読んだなぁ。そんなことを思い出させてくれた。
0投稿日: 2017.09.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
書店を舞台にした物語かと思い、手にしたが、いい意味で裏切られた。 小説は、とある小学校の新学期時の自己紹介の場面から始まる。 ダイアナと彩子。2人は読書という共通の趣味をきっかけに親しくなっていく。 出自や家庭環境など一見正反対のように思える。しかし、物語が進むにつれ、まるで運命付けられていたかのごとく、絡み合っていき、そして終盤ではそれぞれの点と点が繋がっていく。 この小説は終盤近くになってからも、ヒロイン達に容赦なく、厳しい現実がつきつけられる。(特に田所さんに対する片思いやダイアナ父との再会エピソードに関してはとりわけ。) しかし、そういった部分が逆にリアルであるし、だからこそ上手くいかない彼女達の人生を応援したくなるし、自身も彼女達のように自分にかけた呪いを解こうと自立し、頑張らなければと励まされる作品である。
0投稿日: 2017.09.03
powered by ブクログ良い意味で心地よく裏切られる作品です。 あぁ、女性だから描けるなぁ。 ほんわかした世界観にちょこちょこと 現実的なスパイス。一気読みです。
0投稿日: 2017.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
境遇も見かけも正反対の少女、ダイアナと彩子。 思い悩みながらそれぞれの人生を精一杯生きる2人に、アンとダイアナの姿が重なる。 生きづらさ(呪い)から解放されるシーンは爽快。
0投稿日: 2017.08.14
powered by ブクログ2017.8.7 ダイアナと彩子。二人の少女が出会って、お互いに欲しいものに惹かれ認めあって、成長してゆく物語。 中学生に読んで欲しい!!
0投稿日: 2017.08.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
生まれ育った環境が正反対な女の子2人が、互いに羨望の眼差しで相手を見つめる姿が微笑ましい。 自分の呪いを解けるのは、自分だけ。 環境に恵まれていてもいなくても、結局自分がどう行動するか。 自分に命令できるのは、自分だけ。 呪いを解く呪文、辛い時には唱えてみよう。
0投稿日: 2017.08.08
powered by ブクログ似ている部分とお互いに憧れる部分を持ち合わせていたダイアナと彩子。 劇中作の作者が「アンじゃなくて全てのダイアナのために」それを書いたように、柚木さんは「ダイアナじゃなくて全ての彩子のために」これを書いたのかな?と わたしはどっちかってゆーと彩子…と思いながら読んでいたので そんなことを思いました。 成長過程でいくつかの章にわかれているけど、決して息つく暇はなくてたのしく読めました!
0投稿日: 2017.07.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
評価は4。 内容(BOOKデーターベース) 私の名は、大穴。おかしな名前も、キャバクラ勤めの母が染めた金髪も、はしばみ色の瞳も大嫌い。けれど、小学三年生で出会った彩子がそのすべてを褒めてくれた―。正反対の二人だったが、共通点は本が大好きなこと。地元の公立と名門私立、中学で離れても心はひとつと信じていたのに、思いがけない別れ道が…。少女から大人に変わる十余年を描く、最強のガール・ミーツ・ガール小説。 とてもテンポのが良くドンドン読み進められたが・・・途中からダイアナが少々くどく感じた。 個人的にはキャバクラ勤めで過去がミステリアスな母に魅力感じてしまった。
0投稿日: 2017.07.06
powered by ブクログないものをお互いにもっている女の子2人の物語。彩子の「誰にでも胸を張れる完璧な人間なんて居るわけないじゃない!」の言葉が胸に突き刺さる。きらきら見える部分の後ろにはいつだって影がある。成長しまた出会う2人。今後も2人はお互いに影響しあって自分らしさを身につけ生きていくのだろう。
2投稿日: 2017.05.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
女の子というのは本当に難しいなぁ。 清廉潔白でも、孤高でも、裕福でも、そうでなくても、どんなに愛されていてもいつも何か足りなくて、隣のあの娘がうらやましくて、苦しい。人と同じではいたくないけれど、ひとりぼっちでは寂しくて不安。 そういう不安定な女の子という生き物として生きていくのは、本当に難しい。 ダイアナと彩子がこの先手を携えて、その難しい人生を二人で乗り越えてくれるといいなと思う。 そして、世界中の女の子がみーんな幸せになるといい。 そんな風に思える結末だった。
2投稿日: 2017.05.13
powered by ブクログ今年読んだ本の中で早くも「一番」だと思った一冊。鴻巣友季子さんが解説で『ただのパスティーシュではない』と仰っているが、まさにその表現に尽きる。ダイアナと彩子。正反対の女の子がダブルヒロインとして描かれているが、私は二人の「呪いの解き方」が胸にぐっときた。名作へのオマージュの仕掛け方も巧妙で、本好きの私にとって胸が高鳴ることこの上ない。 2017.5.12 読了 他の人の感想を、初めて「読みたくない」と思った。怖かった。他の人がどんな風に受け止め、どんな感情を抱いたのか、そしてそれに共感するのをいつだって楽しみにしているくせに。「とげとげしい言葉が飛び込んできて、嫌なにおいを彩子の胸に放った」時と同じ状況には決してなりたくなかった。それ程、読み返しでも胸に迫るこの感情は褪せずに色濃かったのだ。 2019.5.2 読み返し1回目 2回目の読み返し。つまり本作を読むのが3回目だった今、ようやくティアラの気持ちが分かるようになってきた。「あの本が一番じゃなくなる日が来るのが、すごく怖いからさ。子供みたいな理屈だけど、そのくらいあの作品が好きだったんだ」。私は何度この作品を読み返しても大好きな気持ちも尊い気持ちも胸がどうしようもなく高鳴る気持ちも変わらないし、この想いは褪せることもない。それでもこの作品が特別じゃなくなる日が来るのがとても怖い。どんな名作を読んだって、この物語の良さが変わることは決してないのに。 改めて、これほど素晴らしい「ガール・ミーツ・ガール」本は私の中でこれ以外に見つからない。正反対の二人がお互いに憧れ、惹かれ合い、例え途中で道が離れてしまっていても、ほんものの友情は決して変わることはない。『アンの愛情』の解説は、まさにダイアナと彩子を描いているようだ。 2021.5.27 読み返し2回目
2投稿日: 2017.05.12
powered by ブクログ柚木さん、ちょっと不器用な女の子、女性を描くのがうまいなぁ、と思います。 ダイアナ、ティアラ、彩子を中心に、彼女たちを取り巻く人たちの、点の動きが線になっていく過程がとてもおもしろい。それがきれいな話ばかりではなく、ちょっとがっかりしたり驚いたりして人間味をすごく感じるんですよねー。
4投稿日: 2017.05.02
powered by ブクログ麗しい少女たちの、本にまつわる友情譚。 見た目や性格なんて、友情にはなんの関係もないんだ、と再認識した。 大人になるとなかなか新しい友達を作りにくいが、本当に大事なきっかけはそこなんだ。 勇気いただきました。
0投稿日: 2017.05.02
powered by ブクログ「大穴」と書いて「ダイアナ」。ものすごいキラキラネームを付けられた主人公。母親は16歳で彼女を出産、父親が誰なのかは謎。キャバクラに勤め、シングルマザーとしてダイアナを育てている。この名前のせいでどれだけ理不尽な目に遭ったことか。しかも自分のことを「ママ」や「お母さん」ではなく「ティアラ」と呼ばせる母親は、ダイアナの髪をキンキラキンに染めてしまう。見た目のせいで誰もダイアナに寄りつこうとしない。ダイアナの唯一の楽しみは本を読むこと。大人になったら自分の好きな本だけを集めて本屋を開きたい。そんな夢を持つダイアナが小学3年生になったとき、初めて友だちができる。それは正真正銘のお嬢様、彩子。正反対の暮らしを送るふたりだが、実は彩子も本が大好きで、かねてから図書館でダイアナを見かけ、話しかけるタイミングを図っていたのだ。 こんなふたりの十余年。永遠に続くかと思われた友情も、あるとき勘違いが原因で彩子はダイアナに絶交を言い渡します。離れたまま高校、大学へ。そして再会を果たすふたり。 まずは大穴という名前に引き込まれ、広がる本の世界が楽しくて仕方ありませんでした。しかし中盤以降、ふたりが離ればなれになってからがなんだか面白くない。破天荒だったティアラのいい人ぶりが鼻につきはじめたり、大学の軟派なサークルでヤラれてしまう彩子が嫌らしい女になったり、問題はいろいろ発生するけれど、「どうよいい話でしょ!?」みたいな押しつけがましさと偽善臭を感じてしまうのでした。なんだかんだで400頁あっというまでしたから、面白くないことはないのですけれど、なんだか私は嫌だ(笑)。母親が娘を思う気持ちも伝わってくる、良い話であることは確か。根の素直な人向きです。
0投稿日: 2017.04.28
powered by ブクログ女の子の成長と、女性の間の友情がテーマ。 同じ作者では『あまからカルテット』でも同様のテーマを扱っている。 あれも見事な構想の作品ではあったし、本作でもその手法の確かさは健在だ。 けれど、テーマがより深まっているのは本作だ。 できるなら、十代の女の子たちに、この本を手に取ってほしいと願う。 新しい環境に入っていく若い人たちが大勢いるこの時期だから強く思うのかもしれない。 小学校でであった、ダイアナ(何と「大穴」!と書く)と、彩子。 未婚のキャバクラ嬢を母に持ち、金髪に染められているダイアナと、裕福で趣味のよい両親の元、何不自由なく育てられた優等生の彩子。 対照的な二人は、お互いの世界に憧れ、惹かれあう。 ほんの些細な感情のもつれと、別々の中学に進学したことから、二人はあっけないほど疎遠になる。 ダイアナの物語は父親捜しの物語。そして、「父の娘たれ」、という呪縛から解き放たれて、一時はその生き方を否定してきた母親の愛情や聡明さを発見する物語でもある。 一方、あらゆる面で恵まれていた彩子には、大学に入ってから試練が待ち受けている。 おぞましいものから大切に守られてきた娘は、自らの身を守る術をしらない。 ただ娘に門限を与え、危険から遠ざけることしか知らない両親を、お門違いと分かっていても恨まざるを得ない彼女の心情は痛切だ。 強姦サークルはしばらく前に週刊誌でも報道されていたようだけど、一部の権力を持つ男が、女をランク付けし、その上位の女を共犯関係に引きずり込みながら支配する構造に慄然とする。 この辺りは、描写で納得させるというより、やや説明的ではあったが、それでも取り上げた意味はあると思う。 彩子にものしかかる従順であれという呪縛。 それを解き放つ力の根源は、二人のダイアナだった。 やっぱり、少し出来すぎてるとは思うけど、この作品を読み終わったとき、大人になって出会い直した二人の友情が続くことを願わないではいられなかった。
5投稿日: 2017.03.30
powered by ブクログ2人の主人公、ダイアナと彩子の友情物語。 出自も性格も正反対の2人だけど、お互いに惹かれ合い、尊敬し合う素敵な関係だった。しかし、ちょっとしたことですれ違ってしまい、10年間疎遠となるけど、また本を通して2人の関係が再開する。 どちらにも感情移入しやすく、疎遠になっている間の2人の葛藤にやきもきする~!! 美しい容姿に恵まれた家庭環境、周りに人が絶えないような彩子が、大学に入ってから派手な外見になり就職活動もろくにせず、いかがわしいサークルに出入するなんて…ひえーっ!親だったら卒倒しちゃう(・o・) 大学内で権力を持ってそうな男に媚びて、自分を大事に出来なくなってしまう…昔のかっこ良かった彩子はどこに!? でも、芯の部分では変わってなくて、最後には自分で呪いを解くことが出来て本当に良かった^^
2投稿日: 2017.03.28
powered by ブクログ感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201703/article_1.html
0投稿日: 2017.03.09
powered by ブクログ大穴と書いて、ダイアナちゃん。その友達の彩子ちゃん。 小学三年生の二人、可愛かったー! 可愛すぎー!癒されるー!って何度心の中で叫んだことか! そんな可愛い二人が、卒業前に絶交しちゃって、中学、高校、大学、就職とそれぞれ悩みながらも成長していく。 自分にかけられた呪いを解くのは自分しかいない。二人ともちゃんと呪いを解いたんだね。 読書好きな女の子にお薦めしたい本でした。 ずーと昔に読んだ赤毛のアンをまた読んでみたくなりました。
7投稿日: 2017.02.18
powered by ブクログすごく面白かった!柚木麻子さんの作品は好きで3冊目。表紙が可愛くて何となく選んだ本ですが、読み始めたらダブルヒロインの魅力に惹かれ、続きが気になりあっと言う間に読み終わりました。素敵な作品に出会えて嬉しいです。
2投稿日: 2017.02.04
powered by ブクログ私の名は、大穴。おかしな名前も、キャバクラ勤めの母が染めた金髪も、はしばみ色の瞳も大嫌い。けれど、小学三年生で出会った彩子がそのすべてを褒めてくれた―。正反対の二人だったが、共通点は本が大好きなこと。地元の公立と名門私立、中学で離れても心はひとつと信じていたのに、思いがけない別れ道が…。少女から大人に変わる十余年を描く、最強のガール・ミーツ・ガール小説。
0投稿日: 2017.01.31
powered by ブクログパサパサの金髪で母親はキャバ嬢のダイアナ(大穴)と、ツヤツヤの黒髪でセレブな家庭で育つ彩子。正反対の二人だが本が好きという共通点で親友に。柚木麻子版『赤毛のアン』。 男子には知られざる世界である女子の親友関係。昨日まで仲が良かったのに…とは女子あるあるだが、その根源に羨望や嫉妬があるのだろう。子供の時は誰もが自分が主人公だ。大人になるということは、自分の立場を脇役にもできるということだ。或いは、脇役に光を見出だすことができるかだ。
0投稿日: 2017.01.29
powered by ブクログ女として生まれたるもの、この本読んだら自分の学生時代を思い出して頭をかきむしるんじゃないだろうか…というモヤモヤがふんだんに散りばめられ、ひたすらに眉根を寄せて読んでおりました…モヤ… 誰しもが自分にないものを欲する割に、自分の持つ宝石の輝きは見えないもので、隣の芝生はいつまでも青いのだなぁ。そして欲したものが自分の理想のものとも限らず。 なんか…なんかもっと…もうちょっとエンディングに救いがあってもよかった気がするけど、ダイアナにも彩子にも、この本のエンディングはこの先の人生の小さなスタートでもある。また迷ったり躓いたりするのだろうけど。 お若い方にはダイアナや彩子に心を寄せ、また時間が経ってティアラや貴子さんの年齢が分かる頃に読めば、一味違う見方ができる、長く楽しめる一冊だと思います。
0投稿日: 2017.01.28
powered by ブクログちょっとプリンセス度が強いところもありますが、健康でなにより。人生帳尻合わせ。 最近ふとしたときに、親目線になってしまうことがある。それがちょっとこわい。
0投稿日: 2017.01.09
powered by ブクログ2人の対称的な女の子とそのお母さんが出てくる話。 女の子の気持ちどっちもわかるー!! そしてどちらのお母さんも素敵!
0投稿日: 2016.12.31
powered by ブクログまったく境遇の異なる2人の女の子の話。人の持っているものは良く見えるけれど、それを羨むあまり自分に呪いをかけてしまっているのかもしれない。人の持っているいいものはいいものとして、自分の持っているものにも目を向けなければいけないのだろう。
0投稿日: 2016.12.23
powered by ブクログ性格も育った環境もまるで正反対の二人の女の子の出会い、別れ、再開を綴った作品です。現代の若い女性の心理をうまく描いていると思いますし、赤毛のアンを始めとした海外文学に対するオマージュも好感が持てましたが、以前の作品と比べるとなんだか小さくまとまっちゃったような印象を受けました。物語が破綻してもいいから、柚木さんはもっともっとはじけちゃっていいと思います。『伊藤くんA to E』の最終章みたいに。そんな中でダイアナの母親ティアラの破天荒なキャラクターは、読んでいて楽しかったです。
0投稿日: 2016.12.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ランチのアッコちゃんの人です!! 表紙から想像する内容とは全然違うんだよね 主人公の女の子が二人いるんだけどお互いに憧れていてでも自分の事は嫌いで自分で自分に呪いをかけている。 二人の成長していく姿が描かれている。 柚木さんの本は読みやすくこの本も面白かったです
0投稿日: 2016.11.15
powered by ブクログ本屋さんで帯と冒頭を読んで惹かれるものがあり、購入しました。大正解でした。 シングルマザーに育てられた金髪でキラキラネームで一匹狼な少女の大穴(ダイアナ)と穏やかな両親に守られ健やかに育てられた黒髪おかっぱの少女彩子。正反対な二人をつないだのは「本」でした。 お互いを尊敬し合う良い関係だった二人の道は、あるところで別れてしまいます。強くて弱い女の子たちはどうなっていくのか、ダイアナのお父さんは一体どこにいるのか、ダイアナの母ティアラの過去、淡い恋心の行方は…ハラハラしながらあっという間に読んでしまいました。 最初は図書館に通いつめていた幼少期の自分を思い出してダイアナに感情移入しながら、彩子のような生活に憧れ羨む気持ちで読み進めていたのですが、あるところで彩子に自分を重ねて、読んでいる最中にいたたまれなさで本を閉じてしまうこともありました。 このお話は『秘密の森のダイアナ』という架空の本がキーワードなのですが、様々な実在する本のタイトルや内容が出てきます。(ライ麦畑でつかまえて、秘密の花園など…)二人が小学3年生から22歳まで、年を重ねるごとに読む本が変わっていくのもリアリティがあって良かったです。 実はこれらの有名な小説を読んだことがなかったのでこの機会に読んでみようと考えています。 あと一番声をあげてしまったのが匿名掲示板の下り。あれを見られるのは本当に辛い…ダイアナが知らないことを祈ります… ちょっとご都合主義なところもありますが、広がった風呂敷がパタパタ折りたたまれていく感覚、ディズニー映画や少女小説が好きな人、キラキラした女の子の友情好きには絶対におすすめです。 柚木さんの本を拝見したのははじめてなのですがぜひ別の作品も読んでみたいです。
2投稿日: 2016.11.07
powered by ブクログキャバ嬢のシングルマザーに育てられたダイアナと、裕福な家庭で大切に育てられた彩子。正反対の世界で育ってきた小学生2人は、出会い、唯一無二の親友になる。互いの生活を憧れ、互いに尊敬していた。 人はみんな無い物ねだりなのでしょう。 自分の知らない世界で生きる人たちが、ときにキラキラ輝いてみえる。 隔絶された10年間、2人はそれぞれの人生を歩む。広い世界を知り、傷つき葛藤もする。 大人になり再会を果たした2人は、自分の生まれた環境を憎む「呪い」から、どのように解き放たれるのでしょうか。 じぶんが今見ている世界を、別の角度から見つめ直してみよう、そこには気づかなかった希望がいくつもキラキラ輝いている。 そう思える物語でした。
0投稿日: 2016.11.01
powered by ブクログ評価下げてごめんなさい。でも思ったよりもストーリーがふわふわと柔らかかった… 恵まれた生活を送りながらも何か不足を感じている綾子と、奇妙な名前と家庭環境の中で充足を求める大穴という2人の少女が、自分らしさと満足を追い続ける成長の物語。
0投稿日: 2016.10.16
powered by ブクログ「赤毛のアン」など、作中に登場した作品のほとんどを読んだことがなく、知っていればもっと楽しめるんだろうなあと思いました。それでも面白かったので、それらを読んだうえでもう一度この本を読み返せば、また違った視点で物語を読める楽しみが増えた、ということにしておきます。 こういった話を読むといつも感じてしまうのが、何も考えずに生きている自分への焦りです。フィクションだと言ってしまえばそれまでですが、しっかりとした芯をもっているダイアナさんなどが羨ましくもあり、妬ましくもあるのです。 本好きであることや書店で働いていたこともあって手にした本作でしたが、もっと早くに出会いたかった作品でした。
0投稿日: 2016.10.10
powered by ブクログ小学生だった頃の自分、あの頃よく遊んだ同級生、よく通った当時木造だった図書館。それを思い出した。 自分にはないものへの憧れ、羨望、そして嫉妬。特に女の子なら誰でも共感出来るあるあるが! 母と娘、そして父性への理想と憧れ。 また本と友達になりたいなって。そう思わせてくれた1冊。
2投稿日: 2016.10.04
powered by ブクログキャバ嬢の母親を持ち、ジャンクフードで育つ金髪のダイアナと、 両親と絵に描いたような裕福な家庭で暮らす優等生の彩子 小学校で出会った2人の共通点は、本当に本が好きだということ まったく違う見た目、まったく違う環境に育つ2人の少女は 実はお互いがお互いを羨ましく思っていた。 惹かれあいながらもすれ違う、運命のいたずらみたいなお話。 前の「早稲女、女、男」の時にも感じたけれど、 人と人の勘違いやすれ違いも含めた「それぞれの視点」が 細かく描かれ、それが話の内容や構成に深みを与えている 子を想う親の気持ちというのもこの本の1つのテーマで、 実際の生活も、本当にすれ違いの連続なんだろうなと思ったり。 女の子の微妙な感情をこんなにたくさん 言葉や文章として表現出来るのってすごいと思う。 これは上半期ベストかもしれない。とても良かった。
0投稿日: 2016.09.23
powered by ブクログ柚木麻子さん作品結構読んできましたが、間違いなく傑作に類する作品だと思います。 ただ読む人は選びます。女性向けの作品だと思います。女性視点の心理描写に終始しています。とはいえ、男の私が読んでも思わず息をつめてしまうほどの圧倒的臨場感で物語に引き込む力はさすがでした。 女子校あるある、母子家庭あるある、父と娘あるある、大学デビューあるある、社会人デビューあるある。。とにかくいろいろな場面がリアル。小説なんだけど、小説のようにうまくはいかない、そんな物語。 20-30代の方は共感する部分が多いのではないでしょうか。 以下印書的な引用。 人生には、待つということがよくあるものです。自分の希望どおりにまっしぐらに進める人はもちろんしあわせだと思いますが、たとえ希望どおりに進めなくても、自分に与えられた環境の中でせいいっぱい努力すれば、道はおのずから開かれるものです。こういう人たちは、順調なコースにのった人たちよりも、人間としての厚みも幅も増すように、わたしには思えるのです。
0投稿日: 2016.09.15
powered by ブクログ私の呪いを解けるのは、私だけ。私の名は、大穴。おかしな名前も、キャバクラ勤めの母が染めた金髪も、はしばみ色の瞳も大嫌い。けれど、小学三年生で出会った彩子がそのすべてを褒めてくれた――。正反対の二人だけど、私たちは一瞬で親友になった。そう、“腹心の友”に――。地元の公立と名門私立、中学で離れても心はひとつと信じていたのに、思いがけない別れ道が・・・。 初柚木作品。好きな傾向っぽいなと思っていたものの文庫化してようやく手に取れました。いや~~ほんといいね!思春期のあの頃の自分が出会いたかったよ、この二人に。本好きで図書室にこもっていた当時の自分がこの本に出会えていたら大喜びしただろうに。私はどちらかというと生まれ育ちは彩子ですが、性格的にダイアナなので、彼女が本屋さんで働きながら頑張って自立していくのにぐっときました。ああ、私も書店で働くの夢だったな。一度くらいバイトしてみれば良かった。どんな環境であってものびのびと自分らしく生きるって難しいけれど、それでも誰に命令されるのではなくやりたいことをやれる人生にするために。芯のある素敵な女性になりたいなあ。
0投稿日: 2016.09.10
powered by ブクログ自分が持っているものは、誰かから見たら幸せなものかもしれない。ないものねだりの繰り返しなのか。 2人の少女の出会いと別れが、お互いの心情と一緒に描かれていた。こんなにみずみずしい小説は久しぶりに読んだ気がした。
0投稿日: 2016.09.10
