
総合評価
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powered by ブクログ電車の中で何度も泣きそうになった。森茉莉とか向田邦子とか読んでみよ。私もダイアナみたいにこんな本読んでる私文化的〜とか思っちゃう節があったのでドキッとした。でも読書は圧倒的に学びを与えてくれる。それをどう現実に活かせるかって話だね。
0投稿日: 2021.11.18
powered by ブクログ中学生の頃に図書館司書さんにオススメしてもらった本です。 大学生になった今、もう一度読んでみました。 名前がコンプレックスのダイアナ(大穴)と、そのダイアナに憧れる彩子ちゃん、ダイアナのお母さんのティアラ、ダイアナに好意をもっている武田君、隣々堂の店長の田所さん、「秘密の森のダイアナ」の作者はっとりけいいち など登場人物の感情が鮮明に伝わってきて、とても良かった。 ダイアナ、彩子ちゃん、ティアラの気持ち 場面場面で共感しながら読むことが出来ました。 中学生の時と大学生の今 いつ読んでもいいなと思える作品。 改めて読んで良かったです。
3投稿日: 2021.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「バター」もそうだったけど、さすがだねぇ。 女子の物語を、気取らず、本質をついて、一つ間違えば軽薄に安っぽくなりそうで決してそうならないで読ませる。ぐんぐん読んでしまういつも。 ダイアナが店長とうまく行くかと思いきやそうならないとか、彩子のパパが娘可愛さにコネを使ったりしないでしっかり現実の厳しさを説くところとか、すごくいい。 はつとりけいいちが夢に描いた理想の父親じゃなかったところだって、ダイアナが可哀想になるくらいだったけど、『脇役のダイアナこそが多くの女の子にとって等身大』だと教えてくれただけでじゅうぶんだったのかもと思えてくる。 親も恋人も必要かもしれないけど、やっぱり分かり合える友達ってなんだかんだ言ってものすごく最強なんじゃないかと改めて思う。
0投稿日: 2021.11.07
powered by ブクログ進学、就職、結婚、出産など、なんやかんやで女の子って友達と距離が出来てしまう気がして、少なくとも私は、それぞれの時期に親友と呼べる人は居たけれども、どうしても少しずつ距離が出来て他人のようになってしまう。そのきっかけに男性が居ることは多いような気がして でも女の子はまた再結集する気がするし、何かで再結集するって聞いたことがあるので 誰よりも幸せな自分、誰かに愛されている自分を理想と思ったこともあったけど、乗り越えて強くなって自立して戻ってきて、再結集してもっと強くなる。 それがシスターフッドなのかな、と超超超個人的に思いました。
1投稿日: 2021.11.04
powered by ブクログ境遇が違う2人の女の子が本を通して成長していく話。 赤毛のアンの内容を知っていればさらに面白く感じそうな本でした。 後半では目まぐるしいスピードで展開が変わっていて、印象深かったです。
1投稿日: 2021.10.31
powered by ブクログ良い環境で育ったからと言って良い子のままとは限らない。逆も然り。大事なのは自分がどうあるかだ。性格が正反対の2人に降りかかる現実。特に高校生やその世代に読んで欲しい一冊。
1投稿日: 2021.10.18
powered by ブクログ好きな本です。 小学生から大人になるまでの二人の少女の話しです。 ダイアナのお母さんがもっと、話をしてくれてたら。もっとダイアナは生きやすかったのに。 早稲田大学のサークル事件、被害にあった子は、遊びなれていない子ばかりで酷い事件でした。きっと風化させない為には必要な本だと思います。綾子の事として入試が終わったら読んで下さい。(高校生の皆様へ) 傷ついて、うずくまって我が身を抱き締め震えていた子が、立ち上がり一歩を踏み出す姿は、感動すら覚えます。
3投稿日: 2021.10.09
powered by ブクログ全く境遇や性格が違う女の子2人が、お互いを憧れ合って、どこかすれ違ってしまう。そんな物語やった!笑。読んでて、お互いが思っている胸の内をお互いに教えてあげたいと思ってしまった。 個人的にダイアナが好きやった笑。あとオカンのティアラもええ味だしとる。この作者の他の作品も読んでみたくなった。
3投稿日: 2021.10.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みやすかった! 主人公のダイアナ、彩子の2人の目線で交互に書かれていて面白い。 初めの設定(大穴でダイアナと読む)ダイアナが、クラスで人気者の彩子と仲良くなり、家庭環境の違いやそこからくるコンプレックス等からすれ違い、大人になっていくまでの物語。 彩子の大学時代はなかなか劇的なもので、少し共感や感動もあった。 この作者の他の作品も読んでみたい。
3投稿日: 2021.10.06
powered by ブクログ2021.10.3市立図書館 →10月19日単行本購入 「いますぐ読みたい!10代のためのYAブックガイド150」で斎藤美奈子さんが推しているのを読み、必読と思って借りてみた。そして、読めば読むほど「なるほど!」の嵐で、斎藤さんの最近のお仕事「挑発する少女小説」(河出新書)にもつながる1冊なのであろうと納得した。 小学校3年生でクラスメートになったダイアナ(大穴…なんて名前^^;)と彩子、外見も家庭環境も対照的な二人だけど、本が大好きという共通点で結ばれた二人の物語は、分かる人ならすぐに思い浮かべるであろうアンブックスのパスティーシュあるいはオマージュ、本歌取りというべきか、ダイアナと彩子のそれぞれの視点からの物語が交互に重ねられ、二人の距離が近づいたり遠ざかったり気持ちがすれ違ったりしながら、周囲との関係にもがき自分と向き合い成長していく世界に、あっというまにひきこまれてしまう。十代の子どもたちの母の立場で読んでいるので、若い彼女たちのあぶなかしい行動や感情にハラハラし通しだったし、二人の母親たちどちらの気持ちも痛いほどわかり苦しいくらいだったが、主人公たちと同じ年頃の娘たちはどう読むだろう。さいごはそれぞれに切ない経験を経て大人の入り口に立った二人の主人公が再会でき、これまでの人間関係から一歩踏み出し、これからは新たな絆で結ばれて前に進んでいくのだと想像できるのがうれしい結末だった。 今風に言えば親ガチャのなにが「あたり」なのか「はずれ」なのか、当事者にとってなにがほんとうの幸いかは他人にはまずわからないし、本人にだって時や経験を経てみないとわからないものなのだとつくづく思った(ではあるが、この物語に限っていえば、主人公二人の親たちは、両極端にみえつつ実はわがこの最善を願った言動しかない。そこが重要なのだろう。そういう意味では、途中でフェードアウトしたみかげちゃんのその後が気になる)。それと、「誤解」をあまんじて受け止めて誤解されたままでいるという"正解"もあるのかな、ということを考えた。 物語中に登場するさまざまな少女小説のタイトルはなつかしく、あれもこれも読み返したくなる。アンブックスは手元に新潮文庫で一揃いあっていつでも読み返せるけれど、ポプラ社版(深緑色のカバーのジュニア文学名作選シリーズ、中学の図書室で借りて読んだのはたしかそれだった)ももう一度みてみたくなった。村岡花子さんの解説にそんなことが書いてあったなんて…たしかに中学生だった自分は読み飛ばしていたかもしれない。そして、架空の作品「秘密の森のダイアナ」がほんとうにあったら…と思わないではいられない。 いきとどいた鴻巣友季子の解題のついた文庫版もいいけれど、単行本の書影が好みなので、ちょっと手に入れる方法を検討しよう。 10月18日追記:週末に次女が読了。途中で成長を追い抜かれる物語だったけれど、いろいろと身につまされたり身近におもいやらずにはいられないお話だったよう。
2投稿日: 2021.10.03
powered by ブクログ"うちはうちじゃん。オンリーワンじゃん。" "どうしてあんたたちは、山の上女学園でうまくやれない人間は、負け組だって決めつけんだよ。あんな小さな世界の優劣で、なんでその人の人生が決まるんだよ。ものすごく狭い世界だよ。" "親を困らせたり、誰かを傷つけたりしたいわけではない。でも、大人が眉をひそめるような悪いことをほんの少しだけこの体に取り込みたい。" "母もまた、自分のように「ここではないどこか」を必死に夢見たことがあったのだろうか。恵まれた家に生まれたからといって、自分に与えられた環境に満足できるわけではないのかもしれない。" "あの子にはさ、はしっこい目と頭と頑丈な足で、自分を信じて生きていって欲しいんだ。誰かに何かを与えてもらうのを待つんじゃなく、欲しいものは自分で掴んで欲しいんだ" "本のヒロインに自分を重ねるより、自分がヒロインになりたくなったんだ。だってこの世界にはすげえ面白いことがいっぱいあんだもん" 〈人生には、待つということがよくあるものです。自分の希望どおりにまっしぐらに進める人はもちろんしあわせだと思いますが、たとえ希望どおりに進めなくても、自分にあたえられた環境のなかでせいいっぱい努力すれば、道はおのずからひらかれるものです。こういう人たちは、順調なコースにのった人たちよりも、人間としての厚みも幅もますように、わたしには思えるのです〉 人は自分にないものを持っている人に強く憧れる。そして嫉妬する。本当はただ羨ましいだけなのに。 「名前のせいだ」「親のせいだ」と何かに責任を押し付けるのは簡単だ。そうでもしないと心が持たないから。 でも、自分自身で切り開く力を持てば、未来はどんな風にでも変えられる。 大好きな作品。また何度も読みたい。
3投稿日: 2021.09.30
powered by ブクログ数年前に買ったものを再読。 やはり柚木麻子は面白いなぁ。 両想い(同性だからこその、10代のドキドキワクワクするような両想いってあるよね)でグッと距離が近づいてからの、環境や考え方の違いによるすれ違い。 2人とも、それぞれ魅力的で、それぞれ未熟。 それぞれきちんと挫折を経験して、大人になって、22歳でまた巡りあう。 わかりやすい毒親とか、ご都合主義の悪者が出てこないのが良い。みんなそれぞれに葛藤しているし、弱さも甘さもリアルで。 彩子とダイアナ、それぞれに魅力があるのに自分に持ってないものばかりが見えて、憧れてしまう感じ。だからこそ惹かれ合う感じ。若さならではで、まぶしい。 10代から大学くらいまでの揺らぐ時期、他人の価値観に踊らされずに生きることってやはり難しいんだよな。 もうすぐ生まれる娘が、彩子みたいにあやしいサークルに入って危ない目にあったらどうしよう…って親目線で思っちゃったけど、監視することもできないし、自分で経験して選択して良いと思うことをしてもらうしかない。信じて見守ることしかできない。 前回読んだ時はそんなこと思わなかったけど、今回はまた違った視点で読めた。 ところどころ、海外文学の香りというか、昔読んだ赤毛のアンの雰囲気を思い出して懐かしかった。ギルバートとかいたなぁ。ダイアナの「はしばみ色の瞳」って表現とか、外国の児童文学っぽくてグッときますね。
3投稿日: 2021.09.24
powered by ブクログ境遇の違う2人がそれぞれ成長しながら進んでいく素敵な小説。女として生まれていろんな成長段階でのあるあるや、昔の自分と重なることもあったりと読みやすかった。ストーリーが2人の女の子の視点で進んでいるのも良かった。
2投稿日: 2021.09.23
powered by ブクログ友人からの勧めで読んだ本。 文章やストーリーがとても読みやすくすぐに読み終えてしまった。 登場人物たちの育った環境、憧れ、生き方などがそれぞれ異なっていて、自分はどんな風に何を考えて生きてきただろうかと考えさせられた。 物語はダイアナと友人の2つの視点から進んで行くが、同じシーンなのにまったく違う捉え方でお互いを見ているところが印象深かった。 後半に進むにつれたくさんの伏線や物事が綺麗に繋がっていく部分が、ピッタリと綺麗にはまりすぎているように感じてしまい 学生時代には爽快だったかもしれないが、今の自分には少し物足りなかったように思う。 学校生活での悩みや葛藤を乗り越えていく描写もあり、学生さんには特に薦めたい作品であった。
5投稿日: 2021.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とっても面白くてグングン読めた。何気ないことが書かれているようで一文一文が後々の展開に欠かせないくらい細かい構成になってる。待つ時間が長いけど自分に与えられた環境の中で精一杯がんばることや、自分出かけている呪いは自分で解かなきゃいけないといったシーンが印象に残った。
3投稿日: 2021.09.17
powered by ブクログキャバ嬢を親に持つ小学生の女の子矢島大穴(ダイアナ)は、読書という共通の趣味をきっかけに彩子と仲良くなる。 自分の名前も親に染められた髪も家庭環境も気に入らないダイアナは、彩子の落ち着いた風合いの持ちものや家庭環境をとてもうらやましく思う。 しかし、逆に彩子にとっては厳しい家庭環境よりも、自由にゲームで遊んだりジャンクフードを食べたりできるダイアナの家やきらきらした持ち物がまぶしく見える。 お互いにないものを持つ者同士仲を深めていくが、ふとしたことからすれ違い、小学校を卒業してから10年間も交流が途絶えてしまう。 再会までの間、二人は別々の人生を歩んでいくが、互いの理想を備えていた人物として心のどこかで意識してしまっている。 題名からするとダイアナが主人公のように思えるが、彩子も同時に主人公であるし、他の登場人物たちの背景も描かれていて、それぞれの人生がある。 正反対のスタート地点から始まったダイアナと彩子は互いを理想として近づこうとしながらも、物語のラストでは思い描いていた場所とは違うところに至る。 人生において重要なのはスタート地点や家庭環境だけではない。まずは自分の意志と、家族よりもっと広い交友関係における人との関わり方だ。
8投稿日: 2021.09.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
過去現在未来の女の子のための小説(男性の方ごめんなさい)。 新学期、小学三年生のダイアナ(漢字で大穴)は自分の名前もキャバクラ勤めの母親も父親がいないという境遇もすべてが嫌だと思っていて、ずっと揶揄われてきた。でも今年は違う。そんなダイアナのすべてを「羨ましい」と思う彩子と、本を通じて友達になる。 逆に彩子はダイアナの理想の女の子、綺麗なおうち、優しい両親に囲まれて日々を過ごしている。 小学生時代はダイアナの父親を探したりしたものの絶交、中学校で進路が分かれ、高校進学、ダイアナは就職、彩子は大学へ。日々ふとしたときにお互いを思い出し、懐かしむ。 ダイアナも彩子も生真面目な性格ゆえに、許せないものは許せないと、なかなかハードモードで人生が進んでいく。最後に二人はまた友人になれるのか。 赤毛のアンのダイアナにスポットを当てた物語。アンだけじゃなくダイアナだって可愛いんだぞと思い出した。 少女漫画(マーガレットとか?)みたいでテンポよく読めて面白かったー。
5投稿日: 2021.09.05
powered by ブクログ赤毛のアンのオマージュ。 アン好きにはたまらないダブルヒロインの成長物語。 本が大好きなこと以外、境遇は正反対の二人。 自分に無いものが刺激的で、憧れと尊敬を持つのは自然の流れだったのでしょう。 しかし、ある時勘違いから絶交してしまい·····。 沢山の文学作品も出て来て興味が湧きました。 本当に素敵な本✨大好き♡
4投稿日: 2021.09.05
powered by ブクログ〇学んだこと 1.同じコミュニティに所属する友人関係だけではつまらない! 2.立場・境遇は変われども、信頼できる友人を持とう! 3.希望を持って努力する。まっすぐな道だけが正しいわけではない!
4投稿日: 2021.09.01
powered by ブクログ【読み終わって感じたこと】 とても面白くて読みやすかった。ダイアナも彩子も、これからもきっと変わらず、自分の力で前向きに生きていくことができるだろうと思えて、暖かい気持ちになった。 【印象に残ったシーン】 「ダイアナです。私の名前はダイアナです!」と大声で父親に伝えるシーン。自分の名前を恥ずかしがるのではなく、自分と父親を繋ぐものとして言葉にした。その瞬間から、彼女は自分の名前を好きになれたのだと思った。 【好きなセリフ】 「今度はあなたが呪いを解く番なんじゃないの?私は自分で解いたよ。ちゃんと見せてよ。あなたが自分を解き放つところを、私にちゃんと見せてよ」 彩子もダイアナも、自分を縛り、互いを羨んでいた。だけど2人は、自分自身を受け入れることにしたのだ。その大きな成長が感じられたシーンだった。 【こういう人におすすめ】 ・柚木麻子さんの作品が好きな人 ・暖かい気持ちになりたい人
3投稿日: 2021.08.30
powered by ブクログ2人の女の子のお話で、それぞれの視点から物語が展開されていくのがとても楽しかったです。金髪のダイアナとお嬢様の彩子。外見で判断すると交わることのなさそうな2人が、お互いをとっても素敵と思っていて、それぞれの立場からみた相手の描写がとってもキラキラしていて、どちらの女の子もとっても素敵に思えました。2人が仲たがいしてしまってからは、早く2人に仲直りしてほしくて、一気に読み終えました。でも、それぞれの場面での2人の状況や気持ちをじっくり想像しながら読みたいので、もう一回読まないと、と思っています。
5投稿日: 2021.08.28
powered by ブクログとても面白かった 初めての柚木麻子さんでした。 2人の少女の事が交互に描かれていて、細かな心理描写で引き込まれた。 思春期ならではの悩みは過去の自分に重ねた
1投稿日: 2021.08.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こんなに泣いたの久しぶり。 出てくる児童文学の数々に懐かしさを感じ、自分でも小学生のころ、読んだことを忘れていたことを思い出し。 母娘のそれぞれの気持ちがわかる今は、心に響くところばかり。 お父さんはやっぱりそーだよなと思いつつ、その人柄にもいろいろ複雑だったり、頷いてみたり。 ダイアナとしての自分、彩子としての自分…胸が締め付けられたり、胸躍ったり。 あっと言う間に読み終えてしまったけれど、ずっと読んでいたかった。
1投稿日: 2021.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2021/08/20読了 正反対の家庭環境で育った二人が成長していく物語。 ダイアナに憧れる彩子、彩子に憧れるダイアナ。彩子とダイアナが悩みと向き合い、自分の足で歩んでいく成長の過程が10年ほど書かれている。
1投稿日: 2021.08.20
powered by ブクログ爽やかな読後感。 ぐいぐい読み進めてしまった。 ナイルパーチ→butter→本屋さんのダイアナの順で読了。女同士の友情がどれも重要な部分を占めている。純粋な憧れが妬みや嫉妬に変わっていく様から、それぞれが個々として成長ししっかりと立つ事で昇華されていく様子が描かれている。 「自分でかけた呪いは自分しか解けない」
2投稿日: 2021.08.14
powered by ブクログ本好きな女の子2人の成長が、それぞれの視点から交互に描かれている。 小学校3年生で初めて話したダイアナと彩子は、育った環境が全然違うが、お互いの良さに惹かれ合い、本を通して仲良くなる。が、ちょっとした勘違いから小学校卒業を前に絶交状態となる。 中学高校と別の学校に通いながらもお互いのことを折にふれ思い出すけど、気まずさからなかなか連絡を取ろうとしない2人。 もどかしさもあったけど、最後は2人とも、『自分で自分にかけた呪いを解くこと』ができてよかった。 赤毛のアンシリーズ、確かに3冊目あたりからグダグダになって読むのやめちゃったことを思い出した。ダイアナと同じ感想を持ててたようで嬉しかった笑。
2投稿日: 2021.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
境遇は違うが同じ本を好きなダイアナと彩子の成長物語が交互に描かれたいい作品だった。 ちょっとした勘違いで絶交してしまった2人が、最後にはよりを戻すことを想像させる終わり方でよかった。 彩子の大学生活は読んでいて苦しくなったが、最後には自分にかかった呪いを自分で解くことができて、とてもすっきりした。 以下、好きな一文 「たとえ希望どおりに進めなくても、自分にあたえられた環境のなかでせいいっぱい努力すれば、道はおのずからひらかれるものです。」
6投稿日: 2021.08.08
powered by ブクログダイアナのお母さんの子供の頃の考え方が悩みを言語化してくれました。こんなにバチッとモヤモヤした感情を言い換えてくれていることに驚きました。 自分には何か足りない、このままでは何か不安。でもその何かがうまく具現化出来ずに悩んでいた私にうってつけの言葉でした。 『自分は狭い世界で生きているんじゃないかって悩んでいた。外の世界はもっと刺激と悲しみに溢れていて、それを知らないで生きている自分は、果たして人間と言えるのか、』 今いる環境が、見えている世界が全てだと考えがちですがそうではない。そんな簡単なことに気づけず視野が狭いことに悩んでいたんだと気づけました。 この言葉に出会ってから行動範囲が広がり、もっと自分の可能性を広げたいと思いとりあえずやってみる精神が身につきました。 本当に私の心の軸になってくれている言葉です。
1投稿日: 2021.07.27
powered by ブクログ生い立ちと境遇は多少違っても彩子とダイアナは私だ、って思わせるものがたくさんあった。いろんな本をもう一回読みたくなったけど、今はとりあえず「父の詫び状」が飲みたいかな。
1投稿日: 2021.07.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
痛くて辛くて引き込まれる話。 読書好きな女の子全員におすすめしたくなります。 本の中で強く生きる女性の話には、いつも知らず知らずのうちに涙が出ます。 「この人のようになりたい」という決意の涙なのか、「この人のようにはなれない」という諦めの涙なのか、自分にも分からないです。 ただこの小説では、ダイアナと彩子が互いを理想として尊敬し合い、ないものねだりだと諦め、本当の自分の姿を模索していく姿に共感の涙が出ました。 随所に散りばめられた様々な小説のくだりが好きです。 小説ではないけれど、ユーミンの「時のないホテル」も大好きなアルバムだから、『悲しみよ こんにちは』を読み返したくなりました。 どなたかコメントされているように、伏線回収が怒涛の勢いすぎて、締めの部分だけはあまり好きになれませんでした... 途中までは最強のガールミーツガール小説で、「もっと早く読めばよかった」って思うぐらい素敵な展開だったのに....なんかスッキリしなかった... 作家を聖人化するのはエゴなんですけどね....個人の好みの問題でもありますし...
6投稿日: 2021.07.21
powered by ブクログ凄く面白かったです。次はどうなるのかと、グイグイ読ませる文章に引き込まれドンドン読み進めてしまいました。 「赤毛のアン」を正に彷彿させる内容でした。 彩子とダイアナの成長物語。現代版のアンの物語。 ダブル主人公の構成が面白い。 それぞれの少女の成長を現代の時代背景に基づき表現されており、海外名作古典小説の引用が後押しして、文章に厚みを持たせている。 若い時は知らない間に自分に勝手に魔法をかけてしまい、それを解く呪文は分かっているのに知らぬフリをする。歳を取ればもっと面倒です。 やはり親友とは、いいものですね・・・ 自分も久しぶりに連絡をとってみたくなりました。 あと、武田君のその後が気になります。 どうか幸せでありますように・・・・・・ 武田君のスピンオフ作品があってもいいと思います
16投稿日: 2021.07.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんというか全部うまくつながりすぎている。途中でしらけてしまった。他の作品は面白かったのにな。 それでも彩子の大学時代の様子は自分のことを思い返したり、ダイアナの流されない強さにひかれたりした。個々のキャラクターは素敵。
1投稿日: 2021.07.04
powered by ブクログ前半まではどんどん引き込まれて読めるけど後半からは徐々にペースダウンしてしまった。 トータルではとっても好きな本だったが。 自分とは全く別な人間だからこそ惹かれ合う。でも結局はそっくりでもあったりする。
1投稿日: 2021.07.02
powered by ブクログ母子家庭の矢島ダイアナと裕福な家の子神崎彩子は無二の親友であり、お互いに相手の境遇を羨む。絶交して離れている10年間も事あるごとに相手を思い、理想の姿を相手に重ねる。二人の親もお互いの子供が迷ったり辛い時に適切な言葉を伝えて支える存在になる。小学生の時からずっとダイアナに気持ちを寄せつつ影に陽に守ってくれた武田くん、一途な思いが報われるといいな。ダイアナの周りは人に恵まれてたのに、ダイアナと仲違い後彩子は両親と先生以外は人に恵まれていない感じが可哀想だった。
2投稿日: 2021.06.27
powered by ブクログ普段裏表紙のあらすじには騙された、、、!と思うこともあるけどほんとにそのままの「最強のガールミーツガール」でした みんなが呪いを解けますように
2投稿日: 2021.06.20
powered by ブクログ素敵な本だった!!思い通りにいく人生なんてほとんどない。そして「人生には 待つ というものがある」というフレーズが心に残った。 自分自身でかけてしまった「呪い」は、自分自身でしか解けない
1投稿日: 2021.06.19
powered by ブクログいい話だとは思うけど、、 めっちゃイライラした 特にダイアナの他人任せというか自己責任のなさ、他責思考がほんとにムカついた 全部を名前のせい、親のせいにしてて、すごく嫌いだった 彩子はまだよかったけど、うーん 親の心子知らずって感じだけど、子供の気持ちは親も分かってないよね、難しい 読みやすいけど私は共感できなかったことが多かった
2投稿日: 2021.06.13
powered by ブクログ一言で言うと、2人の女の子の成長物語。 自分も思い当たる節があって切なく懐かしく思ったり、頑張れって応援したり、なかなか上手くいかないことに胸を痛ませたり、感情移入しながら読み進めた。 名前を笑われ続けてきて強烈なコンプレックスを持つ矢島大穴(ダイアナ)は、小学2年の時にからかわれていたところを助けてくれたクラスメイトの神崎彩子と親しくなり、親友と呼べる仲になる。 しかし2人は、小学6年の時に些細な行き違いから疎遠になり、そして10年後に再会する。 ダイアナは水商売で生計を立てるド派手で若い母親(ティアラと呼ばれている)と2人暮らしで、一方彩子は堅実な両親の元で裕福で何不自由ない暮らしをしている。 何もかもが異なる環境の2人は編集者である彩子の父親が担当した「秘密の森のダイアナ」という作品を通して親しくなり、2人が離れてしまっている間も、この作品にそれぞれ自分を重ね合わせることで成長してゆく。 女の子あるあるというか、人生あるあるというか…柚木麻子さんは女同士の微妙な関係性を描くのがとても巧いけれど、少女時代のそれもやはり巧い。胸がひりつくような10代の頃の痛みを思い起こさせる描写もあった。 幼い頃に互いが互いの環境を羨み合った2人が、与えられたものを受け入れて真っ直ぐ自分の目標に向かったり、与えられたものを受け入れられず少し回り道したり…「与えられた運命を言い訳にするのかどうか」というのもテーマとしてあるのかなと考えたりした。 本を愛するダイアナが主人公なので、たくさんの本が登場するところも楽しかった。「赤毛のアン」をもう一度読んでみたくなったし(昔々に一冊読んだきりなので)、サガン、幸田文、向田邦子など、ダイアナと彩子がそれぞれ憧れるものの違いも本から見えて面白い。 そしてダイアナの母のティアラのキャラクターが個人的には最高に好きだった。おちゃらけた馬鹿に見せかけて実は聡明。親も子もいろんな思いを抱えて生きているのだな、と思わされる。 色んな要素が詰まった素敵な一冊。少女時代に読書をしていた人ならば、きっとはまるに違いない。
2投稿日: 2021.05.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
6分の5まではっ! 6分の5まではめちゃくちゃ面白い本だったんです! ただ1人の作家の登場で、かなりモチベが落ちてそのままラストだったのでとっても残念でした。。 たくさんの素敵な小説や作家さんがちょいちょい登場して楽しめるこの本。 その作家をそんなキャラにしなくても良かったのにぃ……と個人的にはラストでがっかりしてしまいました。 あと。 読後、タイトルにも『他にあったんじゃ…?』的。。 しかしながら、会うべくして出会った2人の女の子の人生はとても瑞々しく表現されており、とっても楽しかったし、2人を見守る親御さんも魅力的だった。 高校生くらいの読書好きな子にはドンピシャな小説かも。
9投稿日: 2021.05.15
powered by ブクログ自立と希望の物語。 誰も自分を縛ることはできないし、呪いは自分で解くしかないのだと。 憧れの世界ではなく、自分と向き合って進んでいく大切さを教えてくれました。
1投稿日: 2021.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
彩子とダイアナの関係、お互いがお互いに憧れていて、そこがとても良いなと思った。現実にせよ物語にせよ、大体、憧れる側と憧れられる側が明確にあるような気がするけど、でも実はそんなことないんだよね。完璧に幸せそうに見える人にだって、その中にいるからこそ感じる不安や焦りがあって、みんな無いものねだりなのかも。彩子の両親も、ダイアナの母親も(父親も)、とても素敵なところもあれば、頼りないところや、ん?って思うところもある。完璧な人間なんていないし完璧に幸せな環境が与えられることもありえないけど、自分が良いと思う方へ自分で向かう力があるかどうかがとても大切なんだと思う。彩子がサークルの先輩を無理やり好きだと思い込んで、レイプをなかったことにしようとするところは読んでいてとても辛かった。深夜なのに一気に読んだ。
2投稿日: 2021.05.03
powered by ブクログ矢島ダイアナ、小学三年生の女の子。自分の名前が大嫌い。さらにダイアナは漢字で「大穴」と書く。もう出だしで掴まれた。 これは絶対面白いはず、という期待は半分は当たって、半分はいい方に裏切られた。 コミック的な面白さを期待していたのだが、それだけではなかった。 8才から20才に至る彩子とダイアナの紆余曲折がある友情の話。彩子とダイアナのそれぞれの親子の話。彼女たちが自分を確立していく話。どれもこれも自分に身に覚えがあるような、心に刺さった棘のような話です。今年読んだ中で1、2を争う好きな本でした。 ダイアナのとっても魅力的なお母さん、ティアラの言葉 「うちはバカだけどそれがうちの個性じゃん。ダイアナと二人で誰にも迷惑かけずに生きているだけで、十分うち、がんばってるもん。うちはうちじゃん。オンリーワンじゃん」 こんな風に思えるようになりたいと強く願う。
76投稿日: 2021.04.28
powered by ブクログ呪は自分でしか解けない 本当にこの通りだと思う。どこか心があったかくなるような本であった。赤毛のアンを読んでみたくなった。
3投稿日: 2021.04.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何度も読みたくなる物語でした。 2人の女の子が悩み、すれ違い、成長していく姿に励まされます。 ダイアナの父が理想の人物ではないところが良かった。
5投稿日: 2021.04.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ダブルヒロインのダイアナと彩子がどちらも魅力的。終盤の展開には胸が痛むようなシーンもあって、とても思い入れのあるヒロインたちだったから忘れられない本になった。赤毛のアン読んでいなかったけれど楽しめたし読んでみようと思った。
3投稿日: 2021.03.31
powered by ブクログ全く違った人生を歩んでいく主人公二人のお話。 人生は楽しくて、でも時に辛い。だからこそ生きているんだと思わせてくれる作品でした。
1投稿日: 2021.03.28
powered by ブクログ主人公2人のお話でした。 あることをきっかけに別々になってしまった2人 小学校を卒業してから、これからの人生どう乗り越えて行くのか、子供たちに読んで欲しいです。
1投稿日: 2021.03.28
powered by ブクログ貧しくて恵まれないダイアナが頑張る話かと思ったら、裕福でおしゃれな家庭に育った彩子の移り変わりにも、引き込まれた。大学デビュー、ちょっとコワイ。でもこういうの、ありそう。 ダイアナちゃん、変わった親でもグレたりせずに、いい子だなぁ。本好きに悪い人はいないって感じ??
1投稿日: 2021.03.11
powered by ブクログそれぞれの人生、それぞれの想い キレイゴト過ぎず、でもやっぱり小説っていいな。 赤毛のアンシリーズも、もう一度読みたくなるな。
1投稿日: 2021.03.07
powered by ブクログ女の子が大人になる話なのに、胸が高鳴り、掻きむしられ、最後は涙が込み上げて仕方ありませんでした。本の力、物語そのものの力を再認識しました。
2投稿日: 2021.02.24
powered by ブクログ「誰にでも胸を張れる完璧な人間なんていない」 この作品を読んで心に響いた言葉です。 2人のヒロインに共感しない女性はいないのでは?と思ってしまいます。 自分で選んだ道のはずなのに思っていた結末と違った、人生はその繰り返しですよね。
2投稿日: 2021.02.21
powered by ブクログうーん、さらっと読めて面白くないわけではないけど…という感じの本。何事も期待通りにはいかない。切り開くのは自分自身。 幼い時、大好きだった赤毛のアンをもう一度読み直したくなった。
1投稿日: 2021.02.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと読んでみたかった作品です。 ダイアナと彩子両者の視点から展開されていて、お互いにお互いのことを羨ましく思っていて、憧れていることがよくわかりました。 最後はダイアナが自分の名前を好きだと思えたところがよかったと思いました。 ダイアナのお母さんのティアラはあまりいい人ではないのだろうなとはじめは思っていましたが、読み進めるうちに愛のある素敵な人だとわかりました。 読んでよかったです。
1投稿日: 2021.02.18
powered by ブクログ「ガール・ミーツ・ガール」の典型。大穴と書いてダイアナとはまた超絶DQN。2人の少女の設定が実によくできている。そうだ、赤毛のアンシリーズはすべて読んだが、ダイアナはその後どう生きていったのか、覚えていないことに気づく。古い古い新潮文庫、読み直してみるか。
1投稿日: 2021.02.16
powered by ブクログとても好き。 読んだ後に希望が静かに沸いてくる。 他者からの羨望と自分への幻滅をみんな抱えてるのかな。
1投稿日: 2021.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
レイプされた人と付き合えばレイプされた事にはならないから付き合おうみたいなのが辛かった、彩子ちゃんの大学生活のシーンはすごく魂消費される感覚だった。この状況が3.4年続くとか苦しすぎよく耐えたよね ダイアナと彩子ちゃんみたいにお互いがお互いを憧れあってるの羨ましい
1投稿日: 2021.02.13
powered by ブクログ本屋さんのダイアナ(新潮社文庫) 著作者:柚木麻子 投稿者:新潮社 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 自分に立ち向かい道を切り拓いていく二人の少女の物語
1投稿日: 2021.02.10
powered by ブクログバイアスをぶっ飛ばす作品。おっさんがガールズ小説読んでも良いんじゃないのかと肯定。さらっと読めてしまうのだけどじっくり読めば実は深い作品かも。柚木作品をこれから読み進めたい。
2投稿日: 2021.02.08
powered by ブクログ中学生の頃、母がプレゼントしてくれた本。出会えて良かったなと心から思える本でした。周りの目を過剰に気にしてしまう青年期にこの本を読めて良かった。素敵な物語です。
3投稿日: 2021.02.06
powered by ブクログ生活環境が真逆のダイアナと彩子の成長。小学校の頃と大学生で二人の立場は逆転。世の中そんなもんだよな〜と共感。
3投稿日: 2021.01.31
powered by ブクログガサツな母親との母子家庭で貧しい生活の中、変わった名前を付けられたことを恨み、本の世界に没頭するダイアナ。 裕福な家庭で何不自由なく育てられ、だからこそドラマチックな状況に憧れる彩子。 環境の全く違う二人の女の子が、本をきっかけに知り合い、お互いに強く意識しあいながらそれぞれ成長していく話。 二人の主人公が共に女の子という、自分では絶対選ばない本だが、妻のオススメで読んでみて本当に良かった。
2投稿日: 2021.01.30
powered by ブクログ読むと面白くてすぐ集中した。 すっごく面白い!ドロドロしすぎてないけど、現実感があって、入り込むのにちょうどいい気がした。 最後は感動して涙でそうやった
1投稿日: 2021.01.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
正反対のダイアナ、彩子の物語。 幼少期の彩子はお嬢様で世間知らずな感じがすごくかわいい。武田もかわいい。 えっと驚くような展開あり、父との再開で切ない部分あり、などなど色々と心動かされるシーンが多かった。最後、ダイアナが自分の名前を好きになれてよかった。
1投稿日: 2021.01.24
powered by ブクログ柚木さんはBUTTERから大好きになった作家さん。 女性の繊細な心を描くのが、そうそう、この気持ちわかるー!ってなることが多い。 好きな登場人物はティアラ。 子育てって、親の生き様を見せることでもあるなと思う。 生きていく強さを伝えるって大事なことだと思う。 これからどんどん変化し、先が見えない中でも前を向ける強さ。その為には愚痴も必要。 最近読書していても、「こういうこと子どもに伝えるのはどうしたらいいかな」 って考えることが多い。 無意識でも頭の中が子育てのこと考えてるんだな。
1投稿日: 2021.01.23
powered by ブクログ柚木麻子さんの本は2冊目。 読み初めは、小学生が主人公かー、と少々期待外れかもと思っていたが、全然面白かった! でも、ダイアナはキツいなー。 せめて漢字!って思った。 主人公が2人で、入れ替わる時にそれぞれのイラストが入るのが良かった。味のあるイラストだった。 武田くんすごいなー。 小学3年生からずっと好きだなんてすごいなー。 いつか結ばれるんだろうと思ってる。 はっとりけいいち 想像以上の人でかなりびっくり。こういう時は、素敵なお父さんが登場するってセオリーだと思い込んでいた。 彩子の両親はやはりとってもしっかりした人達だ。特にお父さん。お父さんって大事だ。 それにしても私、この本に出てくる古典少女小説、全く読んでない。読んでみたいって思ったけど、今読んでもやっぱりなんか違う気がする。多分、物足りなく感じてしまいそう。 もっと多感な頃に読んでおきたかったな。 知ってたら、もっとこの本の良さがわかりそう。
5投稿日: 2021.01.22
powered by ブクログDQNネームを付けられた女の子と育ちの良い女の子の話 最初、子供向けか?と思ったけど案外面白かった
0投稿日: 2020.12.30
powered by ブクログお互いをとても大切に思い、尊敬し合い、嫉妬し合い、影響し合う彩子とダイアナの、少女から大人の女性へと成長していくまでの長期に渡ったストーリー。 二人それぞれの目線で交互に語られるので、どちらにも感情移入してしまう。 自然と二人を応援し、目頭熱くなるシーンも多々あり、、、 やっぱり価値観の似た親友と呼べる存在って自分にすごく力をくれるんだな。
0投稿日: 2020.12.27
powered by ブクログ貧困家庭のダイアナとお嬢様育ちの彩子は真反対。お互いがお互いのコンプレックスを刺激してしまうこともあるが、互いを尊敬し合う親友。友情物語。 「秘密の森のダイアナ」という児童小説が鍵。 幼少から2人の様子が描かれるので、ライフストーリーが分かって良い。無いものねだりだなぁってもどかしく思った。きっと自分もそうだけどね…。友達を大事にしようと思った。 母親ティアラとダイアナの母娘の親子の物語でもある。ダイアナが山の上女学園に行きたいと言ったのにティアラは反対した。自分が選んでこなかった人生を子どもに選ばせて、自分がつかめなかった幸せを掴んでほしい−親の愛でもあるけど、確執を生むに決まってる。 お嬢様育ちの苦悩。何をするにも期待されてハードルが高くなっちゃう。貧困家庭の方が大変だろ、と思っていたけど、質が違うんだから比べるものではないなと思った。 武田くんの一途さ、素敵。 この本続きはないのですか〜?
0投稿日: 2020.12.25
powered by ブクログ小学校から大学卒業直前まで綴った2人の少女の物語。 年を取るにつれ段々変わっていく2人の性格や考え方も、やはり環境が1番の要因なのかなと考えてしまう。 私はダイアナのお母さんティアラの考え方が1番好きかもしれない笑 また、1番リアル感のある女の子の関係という感じだった。
0投稿日: 2020.12.19
powered by ブクログ本が大好きな大穴と書いて「ダイアナ」と呼ぶ少女と、その同級生・彩子の小学3年生の出会いから、大人になるまでを描いた物語。 レビューの評価のも悪くないし、本屋が舞台なのかと思って、読んでみようと思ったが、ほとんどが2人の少女の成長の話でちょっと思っていた内容と違っていて、最後まで読むのに時間がかかった。 生活環境が全く違うダイアナと彩子の友情の話かと思えば、小6で喧嘩別れし、その後成人するまで会わなかったり、「本屋」とタイトルに入っているが、実際にダイアナが本屋で働くパートはほんのわずか。 人生そんなに上手くいなかい。 この作者さんの描く作品は、そんなに読んだ訳ではないが、いつもそんな感情にさせられる。 今作のダイアナや彩子も然り。 ただ、ダイアナの母であるティアラはシングルマザーなのにたくましく、考え方も一本筋が通っており、唯一好感が持てた。
14投稿日: 2020.12.18
powered by ブクログ前半の少女向け小説かと思わせるようなほのぼのと明るい雰囲気が、途中から一変。特に慶応大学入学後の彩子さんにはどうなることかと心配させられましたが、何とか元通りに。誰もが勇気づけられる、幸せな小説。
4投稿日: 2020.12.10
powered by ブクログ本好き女子は、たいがい孤独である。本の素晴らしさを分かち合える友達(女子)を見つけるのは奇跡に近い。 ダイアナは自分の名前が嫌いだった。 そんなダイアナの名前を『赤毛のアン』の親友と同じだと言ってくれた女の子がいた。本が好きなふたりは意気投合して、すぐに仲良しになった。 お互いに憧れ、お互いのことが大好きなふたりだったが、あるすれ違いから仲違いしてしまう。やがて別々の道を歩き始めた、ふたりの女の子の人生は全く違うものとなる。 ふたりが再会した時、自分は本当の孤独ではなかったと気づいたはず。ずっと隣にあった「本」は孤独の象徴であると共に、お互いの存在を示すものであったことに気づくのだ。
0投稿日: 2020.11.21
powered by ブクログ育った環境、外見、名前も正反対の女の子2人の多感な時期を切り取った10年間の物語。 全体的に物語に出てくる『秘密の森のダイアナ』の様な御伽噺みたいだけど彩子の大学生活は俗ぽく無ってしまい、なんでそんなことに…と思って読み進めたけど王子様ではなく彩子自身が自分の呪いを解いてよかった。 赤毛のアンは勿論物語に出てくる少女小説を読んでいればもっと面白いんだろうな。今年読んでよかったと思う一冊。
0投稿日: 2020.11.20
powered by ブクログ柚木麻子の、赤毛のアンをモチーフとした小説。 綾子が恵まれた家のお嬢様でダイアナがそうでないというのが、原作と逆で面白かった。 多くの女性(男性も)はアンにはなれずにダイアナだということを考えると感慨深い。
2投稿日: 2020.11.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ダイアナと彩子、真逆の環境に生まれた2人が、お互いの環境に憧れながら、自分たちの人生を闘っていく物語。離れてしまった間もずっとお互いにとって特別な存在で、最後には自分に打ち勝って再会するところが素敵だった。
0投稿日: 2020.11.05
powered by ブクログ子に名前を付けるとき、それはいろいろと想いがあってつけるもの。 おかしいと思っても、それには理由があるはず。 今回はちょっと意表をついていた。 ネーミングもそうだけれども、誰が順当な生き方をしていくのか。 親は子に、まっとうな、幸せな人生を歩んでほしいと思っている。 まっとう、ってなんだろう? 今回は意表をつかれたわけだけれど、読み終えて思ったのは。まっとう、って大人が勝手に思っているだけかもしれない。そんな親目線で読むのではなかったです。 最後に人のためになる、人に喜んでもらって、そのひとから幸せをもらっている…若いうちにそんな人になってしまっていた…気づいたときには。 強いです。それに比べて弱さの目立つものも。弱いのはみんな男だった。 親友でよかったです。 ーーー 「10年、長生きする方法があります。知りたいですか?」…確か生物の本で読んだ内容を思い出しました。 (こたえ) 女に生まれることです。男は欠陥商品です。長生きできません。 なんと… そうだったのか。 ※ 本書とは関係ありません。
16投稿日: 2020.10.15
powered by ブクログ大切に二人の成長が描かれていて、途中挫折があっても強く生きていく姿勢に感動しました。 本の表紙に宝石が散りばめてある通り、まさに「宝石箱」のような物語でした。
0投稿日: 2020.09.08
powered by ブクログどこか人生に空虚を抱えている自分に染みるものがあった。ダイアナと彩子は互いに憧れあっているがそれは鏡みたいなもので、二人はとても似ている人間だと思う。MIU404でいうところの分岐点ですれ違ってしまった。それに加えて、出会うことができたダイアナ、出来なかった彩子。彼らが物語の主人公ように自分達で障害を乗り換えることで、再び心を通じ会えることが出来たことに感動した。その無駄かもしれない時間が無駄だと感じさせなくところに人生の深みを味わうことができる。 また、ダイアナのお母さんの人生も興味深い。適当に見えて、しっかりと芯があり自分にしかできない人生を突き進んでおり、憧れる。
0投稿日: 2020.09.01
powered by ブクログこの物語の主人公はダイアナ、彩子2人だが、2人ともまるで自分のことのように身近に感じられるほど好きなキャラクターだった。2人とも違うように見えて、だけど本質的なところでは似ていて、だからこそ惹かれ合う部分があって。すごくいい関係性だと思った。女の子同士の友情は言葉に表すのが難しいところがたくさんある。どんなに心が通じ合っていたとしてもふとした拍子に脆く崩れてしまう危うい感じとか、少女時代特有のそうした細かい心理描写が丁寧に描かれている本だと思った。 この本の中で何度も登場する「赤毛のアン」や架空の作品「秘密の森のダイアナ」が、この物語のキーとなる役割を果たしている。アンが少女時代から親友ダイアナとともに成長していく過程や、秘密の森のダイアナが、自分の世界から飛び出してやがて自分自身の力で魔女からかけられた呪いを解いていくシーンなど、本作と重なるところがあった。「人は知らず知らずのうちに自分はこうあるべきだ、自分自身に呪いをかけてしまいがちである。たとえ希望どおりにまっしぐらに進めなくても、自分に与えられた環境の中でせいいっぱい努力すれば、道はおのずから開かれるものである。こういう人たちは、順調なコースにのった人たちよりも人間としての厚みも増すように、わたしには思える。」これはアンの愛情のあとがきの文だが、この言葉にすごく心を打たれた。ダイアナも彩子もそれぞれ他人には理解されないような悩みを抱えていて、でも2人とも最終的にはそんながんじがらめの状態を自分自身で抜け出し、自らの手で呪いを解いていく姿に読んでいて心がスッとした。またこの本を読んで、道は自分自身で切り開くものだとより一層感じさせられた。
0投稿日: 2020.08.30
powered by ブクログ人生はないものねだり その中で自分にかかった魔法を自分で解いて道を切り開いていく姿が印象的でした。 赤毛のアンを読んだことがなくても十分楽しめました。 次は赤毛のアンを読んだ後に読むと、また違った楽しみ方ができるのかなと思います。
0投稿日: 2020.08.26
powered by ブクログ大穴と書いて ダイアナ と読む名前がコンプレックスで嫌いな少女。 クラスメイトからからかわれた時に庇ってくれた お嬢様の 彩子。 全く違う境遇の2人だが、お互いに自分にない魅力を感じ、「読書」という共通言語もあって親友になる 2人の女主人公が交互に織り成す成長物語は、様々な伏線が丁寧に描かれていて、程よい重厚感を感じた。 読後感は爽やか!ダイアナの母のティアラの存在感が好きです。
4投稿日: 2020.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
少女漫画を読み終わったあの感じにすごく似てる とても読みやすくてよかった 自分が辛かったこと、嫌なことは、決して子供にさせたいとする親の想いというのは、こうさせまい。こうなってほしくないというのは、もう親のエゴなのかなとおもった。産まれた瞬間から人は、自らの人生をスタートさせている。幼いながらにも物事の決定を小さなことからさせるべきと思った。 そして命にかかわらない限りたくさんの経験をさせるべきともおもった。人生の何が豊かと思うかは、 親ではなくその本人が決めるものだとおもうから。 『赤毛のアン』とやらをまだ読んだことがないので読んでみようおもった 彩子が妊娠するんかなーとかおもったけど モヤモヤ展開が少しだけでよかった そらしてもダイアナの父ちゃんが嫌すぎたー笑 読みながらイラッてしてよほどこの柚木さんの書き方が素晴らしいとおもった。こんなにイラッとする感情を本に覚えたのは、初めてかもしれない。
0投稿日: 2020.08.21
powered by ブクログ男に生まれたかった〜〜女めんどくさい〜〜と思うことは何度もあったけど、女に生まれたからこそ楽しめることもたくさんあることを思い出させてくれる! とても前向きになれる本。 赤毛のアン、嵐が丘、ジェーン・エア、風と共に去りぬ、、、女性が主人公の物語がたくさん出てくるのも嬉しい!
0投稿日: 2020.08.13
powered by ブクログ本が好き、という共通点を持ちながらも、両極端な家庭環境によるそれぞれの違いに惹かれ合ったダイアナと彩子の小学生から大学卒業までの成長のお話。 最初に読み終得たのはけっこう前だったけど「すごく好きだなあ」と思う気持ちと、途中の展開で受けたトラウマというか拒否感が消化しきれない苦しさが混ざってしまって評価も感想もつけられなかった。 改めて読んでみて、ラストを知っていてもなお途中の気分が悪くなる部分は拭えなかったけど、呪いを解いた二人は最高にかっこいいと思うし、「アンの愛情」を読まなきゃ、と思った。 ドラマ化を期待するわけじゃないけど、貴子さんモデルのはな、田所さんは塚地武雅が浮かんで読んでた。
0投稿日: 2020.08.09
powered by ブクログ買ったきりずっと本棚で眠っていた本。 ただの表紙がかわいい薄っぺらな小説じゃなくて、いろんな要素が織り交ぜられていて、おもしろかった。解説を読んで、うまく言葉にできなかったことがすーっと整理されて、そうそう!となった。柚木麻子版 新訳「赤毛のアン」。 彩子の大学生活のあたりは苦しかったー。 高校までは優等生で、先生や親や親戚の期待を背負ってそこそこ名の知れた大学に入って、何が待っているかといえば怠惰な生活。私の大学生活の中でも、ああいうことってフツウにあったんだと思う。サークルのカーストや、つぶれるまで飲む飲み会や、彩子の身に起きたようなこと。私の周りにも華やかそうに見えるサークルや集団はたくさんあって、その輪に入れないことがコンプレックスでもあったけど、むしろ、そうじゃなくてよかったと思えた。無理に多数の中に入っていかなくてもいい。 本を開くと、その人物たちの人生の中に入り込めるから不思議だ。本にはすごいパワーがあるね。 夏休み1冊目、ここからたくさん読むぞー。
0投稿日: 2020.08.08
powered by ブクログああ、良いなぁ。何度でも読み返したくなる本だ。 帯に書いてあった「最強のガール・ミーツ・ガール小説」に、私は力強く賛同する。 自分が産まれ育つ環境は誰にも選べなくて、自分は自分の家しか知らないから、時に友達がとても羨ましく感じる。隣の芝生が青い経験なんて、きっと誰もがしているだろう。 そこから成長し、外の世界と関わりを持つようになり、自らの足で歩いていくとき。 少女が女性になる過程で感じること、考えることが、とても丁寧に描かれている。ダイアナの気持ちも彩子の気持ちも、私には痛いほどよくわかる。 それでも、誰かをうらやむだけではもったいない。 自分にかけられた呪いは、自分にしか解けない。 頑張れ、負けるなーー。こみあげる熱い涙とともに、そう祈った。 私に命令できるのは、この世界で私ひとりだけ…。 未来は自分の力で切り開くんだ。
6投稿日: 2020.08.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
彩子がそんな大学生活を送ってしまうとは、まさかまさかの展開だったけれど、年齢を重ねてもまた心から繋がれる腹心の友って素敵だなあと、女性として思ってしまった。 女性は男性と比べてもライフステージに変化が多い。結婚妊娠出産、それに伴う働き方の変化、日々の過ごしかたの違い…。そんな様々な人生の変化を経ても、今の友達と私はずっと友達でいたいのだけれど、どうなっていくんだろう。 本書ででてきた古典外国小説たちを読みたくなったし、本から教えてもらったことを大事にしていきたいと思った。 (しかしはっとりけいいちはきもちわるい、許せない)
0投稿日: 2020.07.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
少女小説も強い女の子も好きなので、先が気になってわくわくと一気に読んだ。 読んだ本の話をするだけで嬉しかったあの頃。(今もだけど) 現実の嫌なことも、本を読めば忘れることができた。 それゆえ現実逃避が日常化したけれども。 彩子が、両親の勧める「良質なもの」に反発する気持ちは分かる。 みんなが持っているもの、流行っていること。 それはチープだけれど、子ども心にはとても魅力的なのだ。 無理やり押し付けられる「良質なもの」は、却って「疎ましいもの」になりかねない。 彩子の両親が大穴を気持ちよく受け入れたことは、二人の友情のために安心したけれども、多少の違和感を覚えなかったわけではない。 「本物」「良質」を選んで与える親が、大穴を受け入れるだろうか? しかしその疑問は、後に彩子の母の想いが明かされることによって納得した。 変な名前だから、親が金髪に染めるから、人とうまくコミュニケーションが取れないと悩む大穴。 しかし、過剰な自意識が邪魔をして、人に好かれようとする努力を怠っていたことに気づいたところは、我が事のようにぐっさりと心に刺さった。 読みやすいし、好きなテーマ、好きな世界で楽しい読書だったけど、一点だけ。 ティアラは大穴にもっと自分の想いを伝えるべきだったと思う。 名前の由来、なぜ髪を染めるのか、どうして母子家庭なのか。 聡明な少女だったティアラなら、大穴が悩んでいることはわかっていたはずだ。 いくら日々の生活に追われていたとしても、話くらいはできるはずだ。 自分に自信が持てなかったら、自分の足で立つことは難しい。 そのくらいわかるはずだ。 大穴が母に似て聡明な少女だったから、成長するにつれティアラのことを理解できるようになったけれども、少なくとも何も分からなかった子どもの大穴には、背中を見せるだけではなく、向かい合って話をしてほしかったな。
4投稿日: 2020.07.17
powered by ブクログ彩子の気持ちにすごく共感した。 自分が普通すぎて、平和すぎて恵まれすぎていると思うと、ドラマみたいな出来事が、あって欲しいと言うのが良かった。 何回も、読みなおせるとても良い本
2投稿日: 2020.06.28
powered by ブクログ絶対におもしろい。その確信のもと、購入してから積読し、いつ読もう、いつ読もう、と楽しみにしながら持ち続けていた本書、ついに読みました。 期待を超えるおもしろさ。余韻も残ります。 「大穴」と書いて、ダイアナ。 なかなかにインパクトのある名前の主人公です。 本好きな彼女の学齢期を追体験しながら、自分とは違う世界への憧れや特別な一冊との出会いを楽しみます。 ダイアナのままならぬ境遇にやきもきしつつも、どこか児童書を読むような気分でいた。 もう1人の主人公は彩子。 私が小学生の頃、クラスに彼女によく似た子がいたのを思い出す。 2人はどんどん成長し、彩子はついに大学生になる。 そこで遭遇する思いがけぬ事件に度肝を抜かれました。 なんと。 突然現実が降ってきたかのよう。事件そのものよりも、私はその後の心理描写に驚いた。人の心理とは、なんと不思議なものか。納得すると同時に苦い気持ちになる。 どんな逆境も、乗り越えられる。 強みも弱みも併せ持つのが人間。 本を通して生きる勇気を貰える。 たくさんのメッセージが散らばっていました。 好きだなあ、この本。 余韻に浸りながら何度も思うのでした。 読み終わったばかりなのに、また読みたい。
16投稿日: 2020.06.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
のちに由来は語られるけれど、どんな理由であれ「ダイアナ」という名前は辛い、、。 大穴と彩子ちゃん、どちらもそれぞれに素敵な女の子。 読み終わって、爽やかな前向きな気持ちになりました。 お互いにすごく魅力に感じていた反面、うまくいかなくなったときにひがんだり妬んだりしてしまう気持ち、わかるなー。 悩みながら大人になっていく姿が美しかった^ ^ そして、武田くんが素晴らしい! 大穴の側にらこんなに心のきれいな男の子が近くにいてくれてよかった。
2投稿日: 2020.06.14
powered by ブクログ彩子とダイアナがまた出会うことができたのは予想ができていた。 でも、とてもいいタイミングだったし、家族や友情の絆は消えることはないんだと思った。
0投稿日: 2020.06.13
powered by ブクログ思わず声が漏れた。 柚木麻子がつくづく刺さるお年頃である。 20代女子にぜひとも読んでほしい。 ヤンキー母子家庭とていねいな暮らし上流階級、正反対の家庭に生まれた女の子同士の、小学校から社会人になるまでの物語。そら山あり谷ありだ。 2人とも共通して読書がすきで、その人生の折々で本を通じて触れ合う。 苦しくて切なくてよい。でもそれだけじゃなくてだんだん謎がとけていくちょっとミステリぽいところもあり、飽きさせない。 女の子が人生でかけられるありとあらゆる「呪い」を解いていく。 そして人生はドラマより残酷だし、ドラマより平凡だし、ドラマよりドラマチック。 p95 男って子供。なんて便利な言葉なんだろう。 p327 もうさあ、やめなよ。二十歳を過ぎていい子なんてさ。自分で自分に呪いをかける生き方はしんどいっつうの。
1投稿日: 2020.05.28
powered by ブクログ育った環境も容姿も正反対の2人が、本をきっかけに仲良くなり、そして些細なことで離れて互いの道を進んでいく。2人の視点が交互に描かれているのだが、お互いが共に、自分を卑下して相手を羨んだり妬んだり、そして尊敬もしているところが興味深かった。 十余年に渡る2人の物語は予定調和に終わらず、苦しいことも悲しいこともありながら、自分自身の力で自分の「呪い」を解き放っていく姿が心地いい。 私も大好きな「赤毛のアン」のエッセンスが各所に散りばめられているのも魅力的だった。
2投稿日: 2020.05.20
powered by ブクログ20歳すぎた女性限定でおすすめしたい本です٭¨̮♥ 私にとっては星5つ! 主人公どちらの2人にも共感出来るものがありました( ¨̮ ) 「女の人の間では、相手が自分と同じ境遇にいる時は仲良くできても、相手が自分より高く飛躍すると、友情が壊れるという場合がないではありません... 人生には待つということがよくあるものです。 自分の希望通りにまっしぐらに進める人はもちろんしあわせだとおもいますが、たとえ希望通りに進まなくても、自分に与えられた環境の中で精一杯努力すれば、道はおのずから開かれるものです。こういう人たちは、順調なコースにのった人たちよりも、人間としての厚みも幅も増すように、私は思えるのです。」
2投稿日: 2020.05.12
powered by ブクログ娘に薦められて完読。 ダイアナと彩子のそれぞれの心のうち、どちらも苦しんでいるのにお互いには羨ましく幸せに映り続けるズレ。 もどかしくも、人の心の脆さ、悲しさと、優しさを綺麗に表現した良書。 凄く読みやすくて、楽しく感動できた。
0投稿日: 2020.04.29
powered by ブクログダイアナと彩子の二人の物語を通して、女性としての自分の生き方や今までの人生を振り返るひとつの良いきっかけをもらいました。 自分の呪いをとけるのは自分だけ。この言葉は紛れもない事実だと思います。 そして改めて本という物のあたたかさを思い出させてくれました。今の時期に読めて良かったです。
0投稿日: 2020.04.19
powered by ブクログ2015年に発売されたとき、買った積読本でした。 ダイアナという名前が嫌いな矢島大穴(ダイアナ)と、その親友の神崎彩子の8歳から22歳までの成長譚です。 帯に本屋大賞ノミネート!!現代の『赤毛のアン』と書かれています。 ダイアナはキャバクラに勤める矢島有香子(通称ティアラ)が16歳で産んだ母子家庭の子どもで、父は行方不明で、競馬好きだったので「大穴」という名前をつけたと聞かされて育ち、15歳になったら法的手続きをして名前を変えて、将来は大好きな本に囲まれた本屋さんを開くのが夢。 彩子は編集者の父と料理教室を開く母の間に産まれた遅い子どもで、中学受験をして中高一貫の山の上女学園に入ることになっています。 ダイアナは母のいいつけで、髪が金髪。彩子は生まれついてのお嬢様で、お互いにないものを持つ二人はお互いに魅かれ合います。 そして彩子の家にあった『秘密の森のダイアナ』という彩子の父が編集した「はっとりけいいち」という作者の童話がさらに二人を強く結びつけます。 でも、12歳の中学受験後に彩子がついうっかり口にした暴言で二人の仲はこじれ、それから10年間二人は口も利かずに、それぞれの道を歩んでいきます。 ダイアナの周りのキャラクターがとても好きでした。 母のティアラは実は15歳で家出をする前に山の上女学園に通ったこともあるお嬢様でしたが、自分で思うところがあって学校をやめて家出をしました。 独特の教育方針と子育て法もとてもユニークです。 ティアラを姐さんと呼んで慕う、ダイアナの同級生の武田君は子供の頃はダイアナをからかってばかりいましたが、中学、高校と進むうちに、ダイアナのよき相談相手です。 ダイアナが高卒後、アルバイトを始めた書店の店長の田所さんは、ダイアナを父親のような目で見守ってくれます。 そして最後はやはりこの人かと思ったダイアナの父親との再会。 彩子との仲直りもできました。 彩子もたくましく成長していました。 そして、ダイアナの幸せに満ちた将来がみえました。
49投稿日: 2020.04.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
柚木麻子さんの本の中でも口コミ評価のかなり高い作品。 金髪で母子家庭の大穴とお金持ちの家に生まれたお嬢様の彩子。お互いがお互いの境遇を羨みながら一瞬で親友になっていく。 正直なところわたしには、殻を破ってやる!というような強い意志を持ったことがなくゆるゆる生きていたのでそこまで感情移入はできなかったが、柚木麻子さん本人の圧倒的な読書量とそれぞれの話の展開の仕方がうまいなと思った。 恋愛ごときで自分の夢を叶えた気になってという大穴の言葉が心に刺さったけど、やはり結局は大穴も恋愛に一喜一憂する。恋愛といってしまうと薄いけど、やっぱり愛は大きな力を持ってるのだな。 ここでも名前が大きな鍵を握っていて名前の力も大きい。 つるとんたんとマドレーヌちゃんがでてきたところもポイント高い◎笑
0投稿日: 2020.04.15
powered by ブクログいやーもう素晴らしい本でした。 ダイアナと彩子の成長物語。 ひと言で言えばそんな内容です。 これ、映像化絶対して欲しい! 作中に出てくる児童書や文芸書を 読みたくなりました。 柚木麻子さんの著書を読むのは 「ランチのアッコちゃん」以来やけど もう完全にファンになりました 笑 とにかく本好きな人へ 自信をもってオススメできる作品です。
2投稿日: 2020.04.04
