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一流の人は、本のどこに線を引いているのか
一流の人は、本のどこに線を引いているのか
土井英司/サンマーク出版
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総合評価

31件)
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13
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    著者のいうところの一本の線…を見つけるために必要な知識や技術の習得の仕方が書かれた本、この本を読んだ上で更に学びが必要になるかとは思いますが個人的には大変勉強になりました

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    投稿日: 2025.05.17
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    どこに線を引くか、書かれていてまさに自分が欲する回答でしたので、解決してすっきりしました。 考えてみると、新しい知識に巡りあった時や自分とは違う意見が書いてあると斬新な感覚で"ビビっ"と なり、それらの情報を自分の中に取り込みたいので 2回目以降も読み返した時に目に止まるように、そこに線をひいて、形跡を残しておきます。 なので、この本に書かれていた線を引く箇所って いってみれば普通なのかも、と感じました。

    1
    投稿日: 2021.01.09
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     本を読む技術論ではなく、自分にとって大切な箇所を見つけるための具体例を詳細に述べていて他の読書本とは全然違う印象を受けた。 「センターピン」の考え方は初めて気づいた点であるのでこれからは意識していきたいと思う。著者のおすすめ書も読んでみたい本もあったので、ぜひ読んでみたいと思う。

    1
    投稿日: 2020.04.14
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    本amazon.co.jpバイヤーでレビューメルマガ発行している著者による、本の読み方本。 この本が対象としているのは「ビジネスで成功したい人」です。 (いわゆる「本の読み方」本は、本が目指す読み方がどんなものか、自分と一致してるのかかけ離れてるのか把握しておいてから読む方が良いと思います。) 主な手法としては、成功してる人や企業の本を読んで成功理由に線を引き、それを実践あるいは次の読書に活かそうというもの。 読書=ベストプラクティス集を作る感じなので、著者と同様に読み取るには、集めたフレーズを自分で整理したり、矛盾するフレーズ同士を統合・検証するという、本に書かれてない追加作業や能力も必要になるかなと思います。 この本で面白かったのは、↓ のところ。 ・p178 著者がどう思考や興味を展開し、次に読む本を決めているかの例。 ・p183 滝本哲史『読書は格闘技』のフレーズを、著者がどう読み取っているかの例。 ・ブルーワーカーや成功について書かれてるところ。 作業する御宅の縁側に上がらせてもらえなくて「貧乏」とか、車の色をブルーにするとか、著者のハングリー精神や成功への執念のようなものを感じました。ここ読んでから全体を再読するとまた乙なものです。 賛同できなかったのは、↓のところ。 p11 意欲がなくても読めるのは小説と言ってるところ。 著者の読書目的がビジネス的成功のため、小説は対象になってないだけかと思います。一般化するのは言い過ぎじゃないかな。 p177 ワークライフバランスを、ワーク=仕事、ライフ=遊びという解釈で「不要」と言ってるところ。 詳細や争点を知らずに書いてる感じがします。個人的には、家事や家族と過ごす時間なんかはどこに入るんだろと思いました。

    1
    投稿日: 2019.05.16
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    神田昌典「仕事のヒント」 メールマガジン「BBM」 「はじめての統計学」日本経済新聞社 「シグナル&ノイズ」日経PB社 ブルーオーシャンであり続けることはできない。競争優位をいつまでも保てるビジネスモデルは? それを考えながらビジネス書を読む。 塚田牧場のオペレーションは素晴らしい。 自社には黒字だが、他社には赤字のところに戦場を設定する。 成城石井の創業=ABC分析で、Cランクの商品をそろえる=他で買えないもの。 ーーーーーーーーーーーーーーーー コンピューターは結果にしか反応できない。人間は原因を作れる。 大きいものが勝つのではなく、早いものが勝つ。 実践ビジネス英語(NHK出版)。常に新しい単語や知識を取り入れる。 『コーポレート・ファイナンス』第10版 『完全なる経営』

    1
    投稿日: 2019.05.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ●ビジネス書では、ある事象の「結果」ではなく、「原因」に注目する。 ●原因とは、「ボウリングのセンターピン」である。 ●小売店のセンターピンは「品揃え」であり、飲食店のセンターピンは「味(素材)」である。 ●ベストセラー本も、売れているからには、何か学べることがある。本の「外側」(背景など)にも注意を払う。

    1
    投稿日: 2019.03.09
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    これはいいですね、ビジネス書の読み方バイブルといってもいいかも。すべてのビジネス書愛読者に贈りたい一冊。 ・おもしろいかどうかではなく読書の結果、そこから何を感じ自分の世界を  どう広げることができるか ・自分の信念や考えを後押ししてくれる内容に浸ってはダメ ・「結果」ではなく「原因」に線を引け など、読書に向き合う姿勢は非常に有用であると感じます。また、本の世界のみにとどまるのではなく、 ・背景を知りたければ「現場」に出よ の一文も大変刺激的です。巻末には著者による言厳選の44冊も紹介されており、これも読書の基礎体力を上げることができそう。

    1
    投稿日: 2019.02.02
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    ビジネス書の読み方と、著者お薦めのビジネス本の紹介でした。そしてタイトルの「一流の人」っていうのは、著者のことでした。紹介されている本のうち、いくつかは読んでみたくなります。

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    投稿日: 2019.01.14
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    本を読む時にどこに線を引くべきか、そして本をどのように選ぶべきか、が書かれています。 やってはいけないのが、「すでに知っている内容に対して、自己陶酔的に線を引いてしまう」ことというのは参考になりました。 自分の世界を広げてくれる箇所に線を引くべき。 本の選び方 「固有名詞」の多い本を選ぶ。固有名詞を出しているから著者もへたに嘘を書けないから。 箇条書きに注目する。箇条書きにできるということは箇条書きにできるほど話が整理されているから。 ・もしもあなたが、本の感想を聞かれて、「おもしろかった」「つまらなかった」などと答えているとしたら注意が必要だ。そこから何を感じたか、自分の世界をどのように広げられそうか、を答えたい。それが答えられないのだとしたら、あなたの目的意識が薄いか、その本に価値がないか、いずれかであろう。 ・私の書評は、その本から自分自身が何を取り込んだかを説明している。本の内容よりも、自分自身の変化を述べることにしている。

    1
    投稿日: 2018.12.30
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    ・「原因」を必ず見つける。 ・センターピンをみつけないとヒットできない。 「幸せ」と「成功」はちがう。 幸せ→本人が感じるもの。 成功→相対評価。学ばないと得られないもの。 一冊の本で一行でもトキメク言葉を見つけれたら、ラッキー⭐️

    1
    投稿日: 2018.11.23
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    読み終わったしました。 200ページ超の本ですが、72ページまでに私の参考にしたい内容が詰まってました。 「書評や読書感想文など書く必要はない。たった1行でいいから、自分の身になる文章に線を引き、それを体にしみ込ませること。それができれば、その本は価値ある1冊になる。」

    1
    投稿日: 2018.10.28
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    線は、新しい発見や役に立った箇所、そして自分の考えと「ちがう」箇所に引くことで、成長の糧になるのだ。 これから知識をつけていきたいと考える人に対し、どんな本を選べば良いか、どんな読み方をするべきか教えてくれる本。 冒頭の一文は大事なことで、読書に自己陶酔感は不要と教えてもらえる。 私はBBM読者ですが、著者の書評は本選びの基準になります。

    0
    投稿日: 2018.03.17
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    台湾のユーチューバに勧められ読んだ本ですが, 内容に少々びっくりです. 小説は消費でビジネス図書は投資 と思ってらっしゃるそうです. 毎日書評を書き 数多くビジネス図書を計画し 世の中に送り出しているモチベーションが 日本人の精神的な饑餓から救いたかったそうだ そういう考え方もあるんだなと感心しました.

    0
    投稿日: 2017.12.16
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    おかげさまで、読みたい本がわんさか増えました。 最近本には線を引くようになってきたのですが、これで習慣化されそうです。 あー面白かったー

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    投稿日: 2017.11.28
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    数多くの書籍の書評を書き、数々のベストセラーを世の中に生み出した著者が、読書の際の線の引く箇所について持論を述べた一冊。 本書ではビジネス書を軸に読書法から自身に役立つ線の引き方まで解説されており、大変勉強になりました。 また、ビジネスの仕組みから書籍を選別する方法が書かれており、第1章で書かれていた読書戦略は目から鱗だと感じるともに8つの部分練習についてはビジネスにおける肝所を知るための項目そして書籍が紹介されているだけでなく、学習するべきエッセンスも書かれていて、知識を深めることができました。 また、書籍から得られた企業戦略にも触れられておりそちらも勉強になりました。 巻末の44冊の線引きの箇所も金言が満載で掲載されている書籍への興味も湧くものでした。 そんな本書の中でも、センターピンが重要ということと損益計算書の解釈は非常に印象に残りました。 普段行なっている読書において、気に留めておくことが本書を読んで感じるとともに重要な箇所に気にかけることにより自身の知識が広がると感じました。 読書の深みの増す一冊でした。

    2
    投稿日: 2017.11.26
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    読書術の本かと思ったら「ビジネス本を読んで成功しよう」という内容の自己啓発本だった。題名に騙された(と言ったら著者に怒られるのだろうが)。著者としてはビジネス本が盛り上がらないと商売的にマズイのでこういう本を出すのは仕方ないのだろうけど、40過ぎて小説は「消費」ビジネス書は「投資」と言ってしまうところに人間的未熟さを感じる。

    0
    投稿日: 2017.10.16
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    著者は「ビジネスブックマラソン」編集長土井英司さん。毎日10~15冊の本から自分が読むべき3冊をえらび、よい線がひけた本の書評を書いているという。本書の第1章では、クオリティを維持しながらアウトプットを続けるための、本のえらび方や読み方の戦略が紹介されている。読書による学びを最適化するヒントのつまった一冊。何を学ぶか目的をもって読むこと、書籍が自分に与えた変化をふりかえり学びをはっきりさせることを実践しようと思った。

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    投稿日: 2017.10.15
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    おもしろいかどうかはどうでもいい、書評なんていらない、全部読まなくてもいいし、早く読まなくてもいい。 本に引いた1本の本で、人生が変わることもある。 ただ、そのためには「結果」ではなく「原因」に線を引かねばならない。 つまり、本に「A社は20期連続増収総益をしている」という記述があり、それに感心しても引くべき線はここではない。 大切なのは「なぜその会社はそんな成長を続けているのか?」という、原因の部分である。 なるほどなるほど。アウトプットにつながる読書をしたいと思ってる私には、とっても面白い本でした。

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    投稿日: 2017.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

     名著とは、言い換えれば、世の中の多くの人たちが参考にしている「基準」のようなものだ。基準を知らずして、ビジネスは成功しない。(p.83) 「知っていることばかりで残念」という趣旨のレビューもよく見かけるが、これもとても残念だ。仮にその本がベストセラーなのだとしたら、その本の著者や編集者は、どのレベルの知識の読者に向けて本をつくったのかを検証すべきだろう。自分は全部知っている、と胸をはったところで、何も身につかない。(p.160)  買って損した、だまされた、と感じる人には、あえてこんな考え方を提案しよう。  だまされることもまたビジネスの本質なのだから、「なぜ、だまされてしまったのか」「相手のどんな点が一枚上手だったのか」を楽しみながら考察してみるといい。誤解をおそれずに言えば、ビジネスとはだまし合いなのだ。(p.161)

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    投稿日: 2017.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    対象としているのはビジネス系書籍であり、目的意識を持って読むことでその本が本当に伝えたいことを見つけることができ、そこに1本の線を引くことができるようになるというもの。 著者のお薦め本からも多数引用されており、巻末には著者が2万冊のビジネス書から厳選した44冊の線が掲載されている。 ・これまで2万冊あまりのビジネス書を読んできた経験からは、1冊に100本の線を引くことょりも、100冊に1本ずつの線を見出すほうが現実的だし、実りが多い。 小説は受け身でも読み進めることができる。おもしろいからだ。それは、おもしろさを「消費」している状態である。エンターテインメントは消費なのだ。一方でビジネス書はエンターテインメント的に楽しむものではない。その読書には「目的」が大切だ。どんな本を読み、どんな内容を感じとって、どこに線を引くのか。それは結局、目的意識にたどり着く。何かをやりたいという意欲があるからこそ学べるのであつて、ただなんとなく読んでも何も得られないだろう。それは「消費」ではなく「投資」だ。 ・本の感想を聞かれて、「おもしろかった」「つまらなかった」などし答えているとしたら注意が必要だ。そこから何を感じたか、自分の世界をどのように広げられそうか、を答えたい。それが答えられないのだとしたら、あなたの目的意識が薄いか、その本に価値がないか、いずれかだろう ・私の書評は、その本から自分自身が何を取り込んだかを説明している。本の内容よりも、自分自身の変化を述べることにしている。現在の自分に不足している部分が見えているからこそ、それを補うために読書をするのだ。「書評」を書くための読書の書評は、単なるサマリーになってしまう。 ・小説であれば好きな作家の本ばかりを読んでも何ら問題はないが、ビジネス書の読書は「消費」ではなく「投資」だ。自分を気持ちよくさせてくれる著者の本だけを読んでいたのでは、強くなれない。自分と価値観の合わないような著者の成功法則、苦手な分野のノウハウなどは、たしかに嫌悪感や苦手意識を抱くことがある。しかし、嫌いなもの、自分し価値観の合わない本を、むしろ意識して読んでいくといい。世界が重層的に、横断的に見えてくるはずだ。 ・「線を引くべきではない」箇所とは、「そうだ、その通り!自分の考えは間違っていなかった」と感じる箇所だ。自分が「正しい」ことを確認したところで、パワーアップの糧にほならない。線は、新しい発見や役に立つた箇所、そして自分の考えと「ちがう」箇所に引くことで、成長の糧になるのだ。 ・読解をおそれずに書けぱ、自己申告いの類は、すべてウソである可解性がある。そのような内容はすべて無視する必要がある。 ・ある事象を、「原因」と「結果」に分けて考えてみると、線の引き方は劇的に改善できる。結果ではなく、原因に線を引くのだ。 ・読むべき本を素早く見抜く11の戦略。 1.経営者本は「創業者」か「中興の祖」を選ぶ。 2.「プロフィール」で本物か偽物かを見極める 「客員教授」は比較的簡単に取れるタイトルなので避ける。 3.著者は「一流の変態」を選ぶ 4.「コンサルタント」から学ぶのは王道の戦略 5.著者が「専門外」を書いていたら避ける 6.本の「タイトル」にだまされない 7.「固有名詞」の多い本を選ぶ 8.冒頭の数ぺージで「いい線」が引けそううな本は買い 9.膨大な「データ」に立脚した本を選ぶ 10.T翻訳書」は良書の率が高い 翻訳書に良書の率が高いのは、世界市場で戦い成果を収めている企業の事例が多いからだ。話題の翻訳書は、チェックしておいて損はないだろう。 11.「箇条書き」に注目する ・ビジネスパーソン向けの学ぶべき8つの分野とは、①会計ファイナンス、②戦略、③マーケティング、④オペレーション、⑤マネジメントとリーダーシップ、⑥商品開発、⑦統計、⑧経済。 ・まずはまんべんなく読み通してみて、それでも特定の分野に深く興味があるなら、そこから深掘りを始めても遅くはない。 ・はじめてこうした戦略的読書に臨むのであれば、読むべき本は多くの人に支持されている「名著」がいいだろう。なぜなら、各分野そのものの概要や王道をおさえておくべきだからだ。各分野のお薦め本は以下の通り。 ①「決算書がおもしろいほどわかる本」「決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法」「一生モノのファイナンス入門」「財務諸表分析」。 ②「経営戦略全史」「ストーリーとしての競争戦略」「イノベーションのジレンマ」「良い戦略、悪い戦略」。 ③「ポジショニング戦略[新版]」「フォーカス!」「クール 脳はなぜ「かっこいい」を買ってしまうのか」「コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント」。営業して売り込まなくても、モノやサービスが売れていくような状態を作るこしが、マーケテイングの機能なのだ。「営業」に力を入れている、「営業」の力でうまくいっている、と語る経営者の本は疑いながら読んだ方がよい。「営業」は人間にしかできず、しかも人間ほど高くつくコストはない。 ④「ザ・ゴール」「トヨタ生産方式」。 ⑤[新版]組織行動のマネジメント」「最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」「完全なる経営」「ビジョナリーカンパニー②飛躍の法則」。 ⑥「発送する会社!」「クール 脳はなぜ「かっこいい」を買ってしまうのか」。 ⑦「はじめての統計学」「シグナル&ノイズ」。 ⑧「経済ってそういうことだったのか会議」「大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる」「マンキュー経済学Ⅰ ミクロ編」。 ・成功をつくりだした「原因」を探しながら読み進めていくと、たいてい1箇所や2箇所はその核心部分が書いてある。それを見つけたしきに、線を引くのだ。そして、それを自分ならどうやって応用できるのか考えをめぐらせれば良い。 ・「原因」を見抜く作業をしたからといって、それが正解である保証はないし、望んだ「結果」を得られるとは限らない。それでも、つねに「原因」を考え、仮説を立てるくせをつけておけば、やがて自分のビジネスにおいても、「結果」を導くための「原因」を発想できるようになる。あとはそれをトライしてみるだけ。このプロセスを繰り返し行っていけば、望む「結果」を手にすることができるだろう。 ・読書とぼ他者しの「ちがい」をつくりだす作業だ。自分の専門分野の知識を深めるだけではなく、一見、関連性のない分野も学び、このふたつを組み合わせる。 ・ぺストセラーを読み「なぜ売れたのか?」を研究してみよう。ぺストセラーは、「中身」を読むために開くのではない。その本がし力にしてヒットしたのか、どうやって庶民の心をつかんだのかを知るために開くのだ。マーケティングは庶民の心をつかむためのものだ。 ・最終提案を成功させる秘訣は、相手にどの程度まで時間と労力を投資させるかにかかっている「FBIアカデミーで教える心理交渉術」。この客のためにここまで手間をかけたのだから、どうしても決めたいと思わせたら価値。値切る際も、相手に時間と労力を使わせるほど、安く買うことができる。 ・世間で価値があるとされるものを自己の内部に取り込むことによって、そのひと自身が価値ある人間に成長する「完全なる経営」。個人の自己啓発的な生き方論だけでなく、組織や企業にも適用できる法則。 ・IDEOが他者と違うのは、多くの活力を注いで観察を裏から支えていることだ。そして、いくつかの良い方法を考え出して観察の質を高めてきたことである「発想する会社!」。著者が社員に配った1冊。イノベーションを起こすためにはまず消費者行動を観察することから始める。

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    投稿日: 2017.03.11
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    [図書館] 読了:2017/3/11 全編に渡り上から目線なわりに中身は人のふんどしで相撲を取ってる感じなのでちょっとイライラした。「○○作の○○という本では〜〜のように言っている。まさに私の言った通りだ」みたいな感じ。 文系でも理系でもなく中途半端で何かの分野の専門家でもないのに全体を俯瞰して見ることができる立場にいる、という理由でその全てが自分の業績であるかのように語る人だなぁ…と思ってたらこの人の生業の「プロデューサー」がまさにそういう職種じゃないか。 たった一行得たものがあれば良いということらしいので選ぶならここかなぁ。 p. 170 ビジネス書を読んで、優れたビジネスモデルの秘密を知る。次に現場へ行ってそれを体感したり、本に書いてあったこととのズレを探したりする。このトレーニングを繰り返すことで、世の中を見る目は、以前とは劇的に違ってくるだろう。 身近にひとりやふたりは「自分には見えていないことが、この人には見えている」と感じる優秀な人物がいないだろうか?彼らは決してこのトレーニングを欠かしていないはずだ。 p. 177 ワークライフバランスの議論などまったくバカバカしい。ワークとライフを分ける必要などない。仕事は遊びであり遊びもまた仕事だ。だから、ワークとライフ、仕事とプライベートの間に線の引きようなどない。 →この言葉を「建築業界で一段下の身分に見られ差別されて仕様変更や理不尽なスケジュール変更など周囲の勝手な都合にいつも振り回されていた水道ガス工事のブルーワーカー」だったと恨みがましくあとがきに書いていたお父さんに投げかけてあげればいいのに。そしてライフ=遊びじゃないだろう。家庭の維持、子どもの教育、人間関係の維持、などなど。これらと仕事が競合しない人なんているのだろうか。この人の「プライベート」とは遊んでるだけなのか? p. 177 それでもたびたびワークライフバランスが話題になるということは、一般にこうした感覚を持つ人が少ないのだろうと推察できる。 →こういう選民意識を持ちたいがためなんだろうなぁ。コンプレックスの裏返し。

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    投稿日: 2017.03.11
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     どこに線を引こうとそれはそれで間違いではないのではないか。線の引き方ではなく線の利用法が大切だという事。  ならば人はどこに線を引くのか一つ調べてみたいものだ。一冊の本を大勢の人に読んでもらいその本のどこに線を引いたのかそれを集計しすべての線を引いた本を刊行してもらいたい。  一番興味があるのは人が引く線である。人が引く以上その裏には必ず真があるはずだ。

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    投稿日: 2017.01.09
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    本に良く線引きするので購入。ただ線の引き方よりは著者が読んで役に立った本の話がメインなのが残念。 引き方としては「結果でなく原因に」「不快でも気になるところ」を意識したいなと。

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    投稿日: 2017.01.08
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    小説は「消費」であり、ビジネス書は「投資」であると筆者は述べる。 あらゆる媒体に、「消費」と「投資」の概念は当てはまるのではないかと思う。

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    投稿日: 2017.01.04
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    人気書評メルマガ「ビジネスブックマラソン」の執筆者でもある著者の作品。 土井氏に紹介されたビジネス書は読書の参考にさせてもらっており、もうそれが何年にも及んでいます。 また、これまでの著書も何冊か読んでいます。 待望の読書本ということで、興味深く読みました。 ビジネス書をどのように選び、読み、活かすか。これまで多くの著者によって書かれた内容ではありますが、何年もメルマガを書いている著者の視点は、また新たなものがありました。 巻末には著者が引いた線を紹介していますが、きっと自分では引かないだろうというところばかり。 人によっては、著者と同じ箇所に線を引けたことがうれしいと思うかもしれませんが、これは少し違うと思います。 読書をするためには、立場や目的がそれぞれ違うはずであり、全く立場も異なる著者と同じ線を引いていないことにこそ、意義を求めるべきだと考えます。 私は4か所の線を引きましたが、これは正しかったのか、それは今後自身の思考と行動により証明するしかないと思います。 <この本から得られた気づきとアクション> ・読む前の目的意識によって、線は異なる。そのため、読む前の準備も大切 ・引いた線は読み返すことで、より理解が深まり、自身の成長を感じることができるはず。 ▼11の読書戦略 1 経営者本は「創業者」か「中興の祖」を選ぶ 2 「プロフィール」で本物か偽物かを見極める 3 著者は「一流の変態」を選ぶ 4 「コンサルタント」から学ぶのは王道の戦略 5 著者が「専門外」を書いていたら避ける 6 本の「タイトル」にだまされない 7 「固有名詞」の多い本を選ぶ 8 冒頭の数ページで「いい線」が引けそうな本は買い 9 膨大な「データ」に立脚した本を選ぶ 10 「翻訳書」は良書の率が高い 11 「箇条書き」に注目する ▼「センターピン」を探す ・「原因」とはセンターピンのこと。絶対外してはいけないセンターピンが何かを知らないと成功はない <目次> 序文 人生は「1本の線」から動きだす ◎たった1本。それで十分 ◎小説は「消費」、ビジネス書は「投資」 ◎「評価とは理解である」 ほか 第1章 こんな読書をしてはいけない ◎「おもしろいかどうか」はどうでもいい ◎「書評」なんていらない ◎「全部読まないといけない」という病 ◎信念を確認するための「自己陶酔線」は無意味 ◎著者の「ウソ」と「いい話」に線引くお人好し ◎読むべき本を立ち読みで見抜く11の戦略 ほか 第2章 「速く」読むな。「遅く」読め ◎速読なんていらない。知らないことは遅くて当たり前 ◎できない人は「今年○冊読む」と目標を掲げる ◎その読書は「息抜き」か「努力」か ◎賢者は努力する人を決してバカにしない ほか 第3章 「全体」を見るな。「部分」を見よ ◎ジョコビッチがボリス・ベッカーをコーチにした理由 ◎得手を磨き、不得手をなくす読書戦略 ◎一流になるための8つの「部分練習」とは? 1.会計・ファイナンス 2.戦略 3.マーケティング 4.オペレーション 5.マネジメントとリーダーシップ 6.商品開発 7.統計 8.経済 ほか 第4章 「結果」を見るな。「原因」を見よ ◎原因とは「ボウリングのセンターピン」である ◎ユニ・チャームは国境を越えていく ◎成城石井はCランクがお好き! ? ◎KADOKAWAがはまる「ABCの罠」 ◎USJのセンターピンとは何か? ほか 第5章 「同じ」をつくるな。「ちがい」をつくれ ◎代官山蔦屋書店が「駐車場」の幅を広くした理由 ◎「ちがい」は「組み合わせ」でつくられる ◎最強の営業マンは「節税」を語る ◎そのビジネスの「上流」は何か? ◎「とんかつよりソースが大事」は本当か ほか 第6章 「中身」を読むな。「背景」を読め ◎流行りのベストセラーから何を学ぶか ◎『学問のすゝめ』は慶應義塾のパンフレット! ? ◎「俺のイタリアン」から学ぶこと ◎背景を知りたければ「現場」に出よ ほか 第7章 さあ、「教養」に挑め! ◎「恐怖」に「知的好奇心」が勝つかどうか ◎「金」は奪えるが、「知恵」は奪えない ◎『非才! 』になりたければ、かける時間を増やせ ◎「分厚い本」に挑むコツ ◎引けば引くほど、もっといい線が引ける ほか 終章 ブルー 巻末付録 私の引いた44本の線

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    投稿日: 2016.12.20
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    「読んだときには多少の嫌悪感があっても、どういうわけだか、"気になる"1行に出会うことがある。こんな1行には、思い切って線を引いてみたい。」 これだ!そうだ!と思う箇所に線を引くことは多い。 一方、 ちょっとした嫌悪感を感じるような箇所でも、自分が得たい成果をもたらした原因であれば、線を引くべきだ。 これを読んでる最中から、 ここは今までだと引いてないなというところも引くようになった。 今後の読書人生の質を高める良書だ。 人生において食わず嫌いをなくし、 もっと人生を謳歌しよう。

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    投稿日: 2016.12.06
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    小説は娯楽としての消費、ビジネス書は社会活動としての投資という観点が新鮮だった。どこに線を引くか読書としての目的を持って読むことの重要性を語っている。

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    投稿日: 2016.12.03
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    今年読んだビジネス書の中ではNo.1である。何故本を読まないといけないのか?どのようにして何を考えてどうアウトプットしていくのか土井様の考えが淡々と述べられている。知識は人を作り、人を動かしていくという典型だと思う。小説は消費、ビジネス書は投資、偉大な著者たちのものの考え方、フィルターを覗ける、1冊すべてを読破する必要性はない、目的が明確化どうかで読書の質も時間も変わる、ものごとのセンターピンをつかめ、勝者は違いを作り出す、違う世界のものを受け取って自分の世界に適用し成果を生み出せ、分厚い本・古典こそ読めば競争優位性を作れる、等この本に多くの線が引かれた。それほどエッセンスが詰まっているともいえる。

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    投稿日: 2016.11.06
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    読書、特にビジネス書との関わり方を、各人の「目的」を軸に導く一冊。 非常に分かりやすく、より目的を明確化しながらビジネス書を読み進めることができるようになる。

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    投稿日: 2016.11.03
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    もっと早く読みたかった。読書への考え方、向き合い方が変わる。 目的を持ってビジネス書を読むとことの大切さを認識した。

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    投稿日: 2016.10.28
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    【この本から、連鎖する。】 表紙の赤線が美しく、一貫して情緒が感じられます。 特に、序文と終章に土井さんのルーツを感じられる本書。 巻末カラーの本の写真横の赤線が、土井さんがリアルに引いた線です。(本そのものも、本人私物。) ビジネス書によくあるがつがつとした力押し感はなく、自然にそこにある、ふんわり道を示してくれる印象を受けました。 優しく、ここからステージが広がっていく本です。

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    投稿日: 2016.10.14