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新源氏物語 霧ふかき宇治の恋(上)(新潮文庫)
新源氏物語 霧ふかき宇治の恋(上)(新潮文庫)
田辺聖子/新潮社
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総合評価

21件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    光源氏亡き後の薫が主人公 優柔不断な薫 光源氏とは対照的な人物像 悩みまくる点だけは共通している 桐壺帝の八の宮(光源氏の異母弟)の二人の娘 大君と中の君。 薫は大君に恋し、中の君は匂宮の妻になる。 最後に登場するのが八の宮二人の姫の異母姉妹浮舟 この時代、大抵の女性は諦めて流されるしかない。 その中で大君は諦めず誇り高く流されない。妥協しない。 周囲からは強情に映る。 この時代では珍しい女性。

    0
    投稿日: 2024.09.23
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    「新源氏物語」では帝と桐壺の更衣の物語をカットしていた田辺聖子先生、玉鬘の娘たちと冷泉院の物語をカットせずにオープニングに据えられたのは何故なのでしょう。 「宇治十帖」は、薫の恋と大君の決意(愛より誇りを撰ぶ)の悲しい相剋の物語だと思うので、そこを際立たせるように、ちょい役カットでよかったのでは?と思う私です。 身分より、誇りより、愛を選ぶことができない。なんて悲しいことでしょう。

    1
    投稿日: 2023.04.15
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    この前読んだ田辺聖子の源氏物語が読みやすかったから、続きのこの宇治十帖も読んでみた。 古典はあんまり好きじゃなかったけど本当に読みやすい。ただ源氏物語でお腹いっぱいになっていた感が…、、 しかし昔の文化ってすごいなあ。今じゃ考えられない事が当たり前だったんだよな。 下巻へ続く 2022/01/27

    0
    投稿日: 2022.01.27
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    3につづいて読んだが、宇治編は初 1-3に比べると、宇治は地味だけど、やっぱり田辺先生の源氏物語の世界はとても素敵

    0
    投稿日: 2020.10.27
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    上下巻合わせてのレビュー 光源氏が他界し、その子供や孫たちの代の話。 夕霧は順調に出世し、たくさんの子供たちが成長しているが、 本書では『分別くさく面倒な大人』として描かれている。 本書の中心となるのは、女三の宮と柏木の子である薫と、 明石の姫君の息子である匂宮。 薫と匂宮の恋物語が本書の中核を占める。 それにしても薫の運命の辛さ。 匂宮のような軽薄さが薫にもあれば悩みも少しは軽減されたかもしれないが、几帳面が過ぎる部分で自己の懊悩を深めてしまう。 キーポイントになる女性たちは「八の宮の姫君たち」 いずれにしても、悩める薫が本書の主テーマであろう。

    2
    投稿日: 2019.10.10
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    田辺聖子さんが亡くなられたので追悼の気持ちで読んでいます。大阪のおばちゃんのイメージが強い方でしたが、作品自体は極めて正当派ですね。上巻は八の宮の姫君たちの物語で、下巻はいよいよ浮舟の物語です。

    4
    投稿日: 2019.08.04
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    なんだかんだで大君が1番幸せだったんじゃないかなと思う。 結局拒むことが正解となると悲しくなってしまうけど。 薫がどうしようもない。 こういう男が1番たちが悪い。 田辺聖子さんの源氏物語、ようやく読了。 宇治十帖になってからはイライラしながらなんとか読み終える。 源氏や頭中将には可愛げがある。 憎たらしいこともあったけど、しょうがないなぁって部分があった。 薫と匂宮にはそれがない。 自分のことばっかり。 その分浮舟は拒み通せてスカッとした。 源氏物語は全体を通して身代わりに…ということが多かった。 イヤになる。 どうして20年前は感動できたんだろ。

    1
    投稿日: 2016.12.08
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    http://walking-diary.cocolog-nifty.com/honyomi_nikki/2015/10/post-1966.html

    1
    投稿日: 2015.10.06
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    薫が歯がゆい…。 大君はもっと堅物、中の君は派手な感じのイメージだった。 下巻からは浮舟がクローズアップされるはず。

    2
    投稿日: 2015.08.15
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    紫式部の『源氏物語』のストーリーを、現代の言葉で語りなおしたシリーズ「新源氏物語」の続編です。「宇治十帖」と呼ばれる巻が上下2巻に収められています。 本編以上に、平安時代の恋愛譚が現代的なロマンとしてよみがえったという印象が強く感じます。とくに、恋にややおくての薫と情熱的な匂宮が対比されていて、つい「キャラが立っている」と言ってみたくなります。

    2
    投稿日: 2014.03.12
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    新源氏物語の続編/宇治十帖 浮舟は下巻メイン、上巻での扱いが少しひどすぎた 源氏にも思うところは多々あったが、何故か薫のほうがいけすかない

    2
    投稿日: 2013.07.23
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    匂宮三帖から始まり、個人的にも好きな宇治十帖の幕開けです。大君は薫を拒み切って亡くなった印象が強かったので(そこが好きです)、亡くなる間際に想いが通じた…みたいな展開に「エエーッ!」と思いました。大君は「愛してます」なんて言わないと思います。ちょっと違う気がしました。著者のラブストーリー補正がかかってる気がするのですが…。源氏物語ってそんな甘い話じゃないと思うのですが。浮舟も好きなのですが、まだチラッとしか出てきてません。下巻が楽しみなようなドキドキするような。窯変好きすぎるせいか、私はどうやら田辺源氏にはモヤッとするみたいでした。本当すみません。

    1
    投稿日: 2012.07.26
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    源氏物語の最後の章「宇治十帖」。 青年・薫が「・・自分はどこから来たのだろう・・いったい、自分は誰の子なのだろう・・」 この言葉から物語は始まる。 「宇治十帖」の主人公薫は光源氏の実の子供ではない。 こんな悩みを持った薫の物語。 大君、中の君、浮舟をめぐり、薫と匂宮との関係、それぞれに思いが交錯し 微に入り細に入りの描写が興味深い。 時にはくどくなったり、時にはまったりしたり、また退屈したり・・と 読んでいておもしろい。

    2
    投稿日: 2012.05.31
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    <源氏物語>の後半<宇治十帖>に的を絞った作品をほとんど知りません。 あまり採り上げられることのない<宇治十帖>ですが、個人的に好きな十帖ですので、大変面白く読むことができました。 ※〈上〉以降省略※

    1
    投稿日: 2011.12.29
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    宇治十帖はよく面白くないと言われているようですが、こちらの訳だとドラマチックでとても面白いです。薫にはどこまでもムカムカイライラさせられますが、匂の宮のストレートでからりとした女好きは笑って許してしまいそうになるし、翻弄される浮舟が最後にみせた意地も「よくやった」とほめてあげたくなります。

    2
    投稿日: 2011.04.19
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    内容紹介:平安王朝の宮廷ドラマの華麗な覇者、光源氏の、因果応報ともいうべき秘められた業を背負って生れた、もの静かな貴公子・薫。彼を敬愛するがゆえに、その切実な求愛に応えることを拒みとおして逝った大君。運命の恋人たちの愛は、さらに変転しながら、川をくだる…。流麗な文章と巧みな構成を以て、世界の古典を現代に蘇らせた田辺版・新源氏物語、待望の完結編「宇治十帖」上巻。(「BOOK」データベースより) 資料番号:010656254 請求記号:F/ タナベ/ 1 資料区分:文庫・新書

    1
    投稿日: 2009.03.02
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    (2007.05.17読了)(2003.04.26購入) 源氏物語の第二部です。源氏物語54帖のうちの最後の13帖のうちの「匂宮」「紅梅」〜「宿り木」の8帖が掲載されています。4つ目の「橋姫」からが、宇治十帖と呼ばれるのだそうです。 光源氏は既に亡くなり、夕霧の柏木の話も、主役の座を降り、薫と匂宮が主役となります。 薫は、表向きは、光源氏と女三宮の子供ですが、実際は、柏木と女三宮の子供です。 光源氏の場合は、ブレンドした香を着物に焚き染めていい香りをさせていたのですが、薫の場合は、体からいい匂いを放つという特異体質なのだそうです。 匂宮は、光源氏と明石の君の間に生まれた明石の中宮と今上帝の間の子供です。 表向きは、薫と明石の中宮は、異母姉弟ですから、薫と匂宮は、叔父と甥の関係になります。年が近いので、遊び友達でライバルということになります。 薫は、若いのに、恋よりは、仏教のほうに興味があるようで、宇治のほうで修業している八の宮と親しくなりたびたび訪れます。 八の宮には、娘が二人いるので、八の宮は、薫に姉娘を嫁がせたいような、薫も結婚してもいいような、お互いに意志をはっきりさせないうちに、八の宮は死んでしまいます。 八の宮の使用人の中に、柏木の乳母だったひとがおり、薫に出生の秘密を教えます。 薫は、八の宮の葬儀をとりしきり、その後も、残された娘達の面倒を見ます。 そのうち、姉娘に言い寄るようになるのですが、姉娘は、妹と一緒にずっといたいと思っているので、薫を受け入れる気はありません。 薫は、寝室にしのんで行ったりしますが、同意が得られない状態で強引にことに及んだりしないので、思いを遂げる事はできません。 姉娘は、妹のほうを進めたりするのですが、薫は、姉にこだわります。 薫は、妹のほうを匂宮に嫁がせ、姉のほうにどこまでもこだわります。 そのうち姉は、死んでしまいます。 匂宮に夕霧の娘との結婚話が持ち上がり、妹のほうと過ごす時間が少なくなると、薫は、妹のほうに言い寄るようになります。 困った妹娘は、八の宮に実はもう一人認知していない娘がいることを明かします。 薫は、今度は、そちらの娘へと関心を向けてゆきます。 薫は、セックス経験がないわけではありません。普段は、使用人の中の気に入った娘と仲良くしているようです。身分の高い方々は、なんともうらやましい限りです。 八の宮の二人の娘達の、刻々と変化する事態の中で、変わってゆく心理描写が実に見事です。1000年も読み続けられてきた物語だけの事はあります。 ☆田辺聖子の本(既読) 「甘い関係」田辺聖子著、文芸春秋、1975.. 「絵草紙源氏物語」田辺聖子著・岡田嘉夫絵、角川文庫、1984.01.10 「新源氏物語」(上)、田辺聖子著、新潮文庫1984.05.25 「新源氏物語」(中)、田辺聖子著、新潮文庫1984.05.25 「新源氏物語」(下)、田辺聖子著、新潮文庫1984.05.25 「むかし・あけぼの」(上)、田辺聖子著、角川文庫、1986.06.25 「むかし・あけぼの」(下)、田辺聖子著、角川文庫、1986.06.25 「竹取物語・伊勢物語」田辺聖子著、集英社文庫、1987.07.25 「おちくぼ姫」田辺聖子著、角川文庫、1990.05.25 (2007年5月22日・記) (「BOOK」データベースより) 平安王朝の宮廷ドラマの華麗な覇者、光源氏の、因果応報ともいうべき秘められた業を背負って生れた、もの静かな貴公子・薫。彼を敬愛するがゆえに、その切実な求愛に応えることを拒みとおして逝った大君。運命の恋人たちの愛は、さらに変転しながら、川をくだる…。流麗な文章と巧みな構成を以て、世界の古典を現代に蘇らせた田辺版・新源氏物語、待望の完結編「宇治十帖」上巻。

    2
    投稿日: 2007.06.19
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    主人公の薫の君のひたすらな純愛が生んだ悲喜交々なエピソードが書かれていて、愛することの難しさを思い知らされました。

    2
    投稿日: 2006.10.12
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    一時古典にハマり、読み漁った。今はちょっと興味が薄れている状態なので、地元の図書館へ寄贈。2006.9.18

    2
    投稿日: 2006.09.18
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    宇治十帖編です。 源氏の子どもってことになってるけど、実は女三の宮と柏木の子である薫が主人公。 なんだか、源氏物語を読んでると、時の流れのはかなさに涙したくなることがある。 こんな長編恋愛小説書いて、紫式部って本当すごい。

    2
    投稿日: 2005.10.17
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    はじめは中々読めなくって、、、 2〜3ページ読んでは数ヶ月放置と言うのを繰り返していました、けれど、実際読み始めてみたら一気によんでしまいました。。。 ちゃんと読み始めるまでに半年くらい掛かっているのですが、学校の合間と家で読み二日間で上下読み終わりましたです。

    2
    投稿日: 2005.05.13