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powered by ブクログ近藤史恵さん、読書強化月間中! サクリファイスシリーズの番外編。 白石くんは今回はお休みで、新しい主人公の登場です。大学生からロードレースデビュー! あれよあれよで、インカレで優勝! 今回は主に3人しか選手として出ないため、 あまりエースとかサポートとかがあまりでてこなかったですね。ダブルエースになったところも あまり争うでもなく、ちょっと残念。 どちらかと言うと、ダブルエースの二人の 背負っいる重い過去に焦点が当たっていましたね。二人とも直接的には悪くないのに、自分に何かできたはず!と重荷を自ら背負っています。 解説にもあるように、この作品読んで『ロードバイク乗ってみたい!』になるといいなぁって思います。 私も初めて乗ったとき、道路の抵抗が全く感じなくて、飛んでいきそうな感覚になったことを覚えています。 今なら、e-バイク(電動自転車)かな? あと4冊、近藤さんの作品が本棚にあります。 今夜は三舟シェフに会いにいこう!
35投稿日: 2025.04.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
岸田正樹 新光大学一年生。葉山出身。愛車は黄色いモペット・トモス。身長百八十三センチ。一浪して入学。 村上文彦 新光大学三年生。自転車部部長。転倒した正樹のモペットの下敷きとなり、左膝の膝蓋骨骨折と外傷、自転車のディレイラーによる裂傷で全治十ヶ月の怪我を負う。 櫻井元紀 新光大学二年生。自転車部のエース。帰宅途中の正樹と接触し、諍いになる。 隅田克俊 新光大学二年生。自転車部員。佐賀県出身。眼鏡をかけた優等生風。櫻井と最も親しい。 堀田 自転車部員。村上の怪我の原因を作った正樹を敵視する。正樹に嫌がらせをしながらも、実力も正樹に抜かれていたため、櫻井から謝罪を要求され、そのまま部に来なくなり自然退部。 豊 正樹の中学時代の同級生。中学二年生の冬、柔道部の顧問に何度も投げ技をかけられ、気分の悪さを訴えるも放置され、急性硬膜下血腫で言語能力や学習能力に障害が残り、指も思うように動かない。 森脇 金成体育大学自転車部員。正樹の中学時代の同級生。正樹の初レースの宿泊先で再会する。 新島光 自転車雑誌『月刊ベロジャパン』のライター。 青山幸夜 豊の彼女。さっちゃん。女子大のボランティアサークルに所属している。 赤城 プロチーム「チーム・オッジ」のマネージャー。 穂積ほたる 青山の友人。自転車レースのファン。 櫻井康紀 元紀の兄。自転車の練習中の事故で死去。
0投稿日: 2025.02.26
powered by ブクログロードレースの知識がなくとも、競技スポーツ経験者なら身に覚えのある感情描写に胸を打たれるんじゃないかな。 大学生が主人公だと、より生々しさが伝わってくるね。生々しさというか、人間味?というのかな。 某ペダルにハマった時にロードバイクを買った人間なので、主人公が自分のロードを手にしたシーンと最後の大会のシーンはグッときました。より深く情景が浮かんできて、グッときた。
0投稿日: 2025.01.11
powered by ブクログあなたは、『エース』になりたいと思ったことはないでしょうか? 野球で言えば”エースピッチャー”、サッカーで言えば”エースストライカー”、そしてバレーボールで言えば”エースアタッカー”などなど。この世に数多あるスポーツには、そのチームで花形とも言える最高の選手の存在は欠かせません。そんな存在になりたいと今この瞬間も汗を流して練習に励んでいる方はたくさんいらっしゃると思います。 しかし、そんな数多のスポーツも『エース』だけで成り立ったりはしません。他の選手の『アシスト』なしにチームは成り立たなという点はスポーツが変わっても同じだと思います。とは言え、『アシスト』をする選手たちはいつかは自分が『エース』として活躍することを望んでいると思います。 一方で、この世には『エースとアシストはそもそも役割や戦い方が違う』という、個人競技と団体競技をミックスしたようなスポーツがあります。『自転車ロードレース』がそのひとつと言えるでしょう。そこには、普段私たちが接するスポーツとは一味違う物語が生まれているのです。 さてここに、そんな『自転車ロードレース』の世界を描いた作品があります。近藤史恵さんの大人気シリーズの第4作であるこの作品。大学の『自転車部』を舞台にしたこの作品。そしてそれは、『自分の限界がどこにあるのか知りたい』という『衝動にとりつかれ』た一人の大学生の青春を見る物語です。 『俺が、トモスと出会ったのは、父の仕事で高校三年間を過ごしたフランスだった』と、『排気量50㏄の小型オートバイ』に乗るのは主人公の岸田正樹。『ペダルがあり、エンジンを切ってもペダルをまわして自転車のように漕ぐことができる』という『トモス』で4月に入学したばかりの新光大学へと通学する正樹。『桜並木の坂道をゆっくり降りてい』ると、『後ろからかすかな金属音が近づいてくる気がした』『次の瞬間、真横を風のように通り過ぎたものがあ』り『肩に強い衝撃を受け』『足をついて支え』ます。そんな『少し先に、一台の自転車が止まっていて、痩せた男が』正樹『を睨み付けてい』ます。『ロードバイクというやつだろう。薄い黄緑のフレームに、細いタイヤがついている自転車』と思う中、『おい、おまえ、今、当たったやろ』と『むき出しの関西弁』で言う男に『あんたが後ろから追い抜いたんだろう。俺のせいじゃない』と答える正樹。そんなところに『おい、櫻井、どうした?』と『別の自転車がやってき』ます。『いきなりコースを変えて前に出てきたんや』と続ける男に『小さく舌打ちを』する正樹に『なんや、その舌打ち。なにが言いたいねん』と『眉間の皺』を深める男。そんなところにもう一人男が近づいてくるのを見て『三人に絡まれれば面倒なことになる、ととっさに思った』正樹は、『トモス』のエンジンをかけ走り出しました。『一度逃げようとしたからには、なんとしても逃げ切るしかない』と『スピードを上げ』る正樹を追いかけてくる男たち。『一か八か勝負に出るしかない』と考える正樹ですが、『一瞬前方への注意がそれ』、『危ない!』という大声の中『目の前にトラックの後部』を目にする正樹。『あわててハンドルを切り、急ブレーキをかけ』るものの『反動で地面に投げ出され』てしまいます。『すぐに救急車を呼べ!』という『騒がしい声がする』も『そこまでするほどではないと思』い『身体を起こした』正樹は『横を走っていた男が倒れ』、『ロードバイクと、俺のトモスがその上に重なり、下半身が血まみれ』になっているのを見ます。 場面は変わり、『自分の不注意で人に怪我をさせてしまったのは事実』という現実に落ち込む正樹。相手は『村上文彦といって』『同じ大学の三年生』でした。『病院に村上の様子を見に行かなくてはならない』と翌日、見舞いに病院を訪れた正樹は『このたびはすみませんでした』と頭を下げます。『おもしろがって追いかけた俺らも悪かったけどさ』と言う村上は『最悪だと全治十ヶ月だとさ』、『こんなことは言いたくないが、恨むぜ』と苦悶の表情を浮かべます。『レースならともかく、公道でこんな大怪我をするなんて、後悔してもしきれないよ』と言う村上に『俺にできることがあればなんでも言ってください』と詫びる正樹。 再度場面は変わり、『授業を終えて帰ろうとした』正樹は『校門脇で声をかけられ』ます。『ちょっと話がある。顔かせや』という関西弁の男は事故のそもそもの原因になった櫻井という男でした。『おまえさ、自転車部入れ』、『村上さんに言ったんやろ。なんでもするって』と言う櫻井は『村上さんが言ったんや。岸田がそう言ったから入部させろって』と続けます。そして帰り道、『駐輪場にあるロードバイクに目を止め』る正樹は、『視界の中で、それが毛羽立つように存在を主張しはじめる』のを感じます。 三度場面は変わり、『手土産を持って村上の病室』を訪れた正樹に『元紀の話を聞いたか?』、『櫻井元紀だ。…どうだ。やってくれるか?』と言う村上に渋る正樹。そんな正樹に『一年だけならどうだ?』、『俺は来年になったら復帰する…今年だけ付き合ってくれ』と言う村上は『俺の自転車でサイズが合うだろう。もう一台あるから一年間使ってもいいぞ』と続けます。そんな申し出に『なぜか心がざわめ』く正樹は、『あの華奢な自転車で風を切って走ることが、すぐにでもできるのだ』と思います。そして、『わかりました。それじゃ一年だけ』と村山に答える正樹が『自転車ロードレース』の世界に足を踏み入れていく姿が描かれていきます。 “ふとしたきっかけでメンバー不足の自転車部に入部した正樹。たちまちロードレースの楽しさに目覚め、頭角を現す。しかし、チームの勝利を意識しはじめ、エース櫻井と衝突、中学時代の辛い記憶が蘇る。二度と誰かを傷つけるスポーツはしたくなかったのに ー 走る喜びにつき動かされ、祈りをペダルにこめる。自分のため、そして、助けられなかったアイツのために。感動の青春小説”と内容紹介にうたわれるこの作品。幅広いジャンルの作品をコンスタントに発表し続けてられていらっしゃる作者の近藤史恵さんの数多の作品の中でも近藤さんを象徴するような作品が『自転車ロードレース』の世界を描いた”サクリファイス”シリーズだと思います。現時点で第5作まで刊行されているシリーズでこの作品は第4作に当たります。私がそんなシリーズの第1作を読んだのは2020年12月のこと。いろんな作家さんの作品に手を広げた読書をしていることもあってなかなかゴールまで辿り付けないもどかしさも感じています。では、自分の振り返りも兼ねてそんなシリーズを概観しておきましょう。 ● 近藤史恵さん”サクリファイス”シリーズについて ・「サクリファイス」(2007年8月1日刊行): “エース”を勝たせるために存在する”アシスト”という存在。”自分の勝利ではなく、だれかのために走ること。それはぼくにとって、どこか自由の匂いがした”と感じる白石誓の思いに『自転車ロードレース』の魅力を存分に描き出すシリーズ第1作。 ・「エデン」(2010年3月1日刊行): 自転車ロードレースの最高峰である”ツール・ド・フランス”という夢の舞台へ向けて、フランスのプロチーム”パート・ピカルディ”と契約した白石誓が『自転車ロードレース』の本場であるフランスを舞台に奮闘、奮戦する姿が描かれていくシリーズ第2作。 ・「サヴァイヴ」(2011年6月1日刊行): 前2作に登場した三人の人物が主人公となって登場し、レースへと出場していく様子が描かれ”パヴェ”という石畳区間がある”、”パリ・ルーベ”などさまざまなレースに出場する姿が6つの短編に描かれていくシリーズ第3作。 ・「キアズマ」(2013年4月22日刊行): この作品 ・「スティグマータ」(2016年6月22日刊行): シリーズ第5作。 こうやってまとめてみると最後の「スティグマータ」をすぐにでも読みたくなってきますが、恐らくは再来年以降になりそうです(苦笑)。 そんなこの作品の魅力は一にも二にも『自転車ロードレース』の魅力を余す所なく描き出していくところだと思います。正直なところ、シリーズ第1作「サクリファイス」を読むまで『自転車ロードレース」というスポーツがあることをほとんど何も知らなかった私ですが、”自分の勝利ではなく、だれかのために走ること”を使命とする『アシスト』という存在を知り、その奥深さにとても魅了されました。この作品は大学の『自転車部』に入部してゼロから『自転車ロードレース』の世界に身を置いていく主人公・岸田正樹の視点で描かれていきます。そんな背景もあって、『自転車ロードレース』の知識が皆無という方にも非常に入りやすい作りになっているように思います。 『ええこと教えてやろうか。自転車は大学からはじめたって、才能があればプロになれる競技やで。サッカーや野球は今からはじめても遅いけど、自転車ならまだ間に合う』。 自転車部の先輩・櫻井が正樹に言う台詞ですが、この世に数多のスポーツがあるとは言え、大学からはじめてもプロになれる競技というのは珍しいと思います。正樹はそんな言葉に直接同意するわけではないですが、感覚的にはこの言葉がアシストしていくところはあるように思います。一方でそんなはじまりが故に 『自転車ロードレースの選手は、サッカーなどにくらべてピークが比較的遅い。特に日本は選手の数が少ないこともあり、実業団には三十代後半の選手がざらにいる』。 そんな年齢構成になってもいるようです。まあ、大学からはじめて数年で選手生命が終わるとしたら、そもそもそんなスロースタートにはならないでしょうしね。では、レースで使う『自転車』にはどのように乗るのでしょうか? 『ロードバイクはビンディングペダルや。専用のシューズやないと乗られへん。シューズとペダルをクリートで固定するんや。まあスキーみたいなあんな感じやな』 これも櫻井の指導ですが、『漕ぎ出しながらシューズをペダルにはめ、そのまま走り出さねばならない』というシューズは慣れるまでは大変そうです。しかし、漕ぎ始めるとそれが気にならないどころかこんな感覚に包まれるようです。 『左足のペダルをはめるのに少し手間取ったが、なんとか漕ぎ出すことができた。信じられないほど軽い。ペダルを軽く踏むだけで、自転車は想像している以上に先に進む。生まれて初めての感覚だった。これまで乗ってきた自転車とはまったく違う。体重は尻ではなく、むしろハンドルを握る腕にかかっている』。 私も『自転車』には乗りますが、この感覚は『ロードバイク』ならではのものなのでしょうか?体重が『ハンドルを握る腕にかか』るという感覚はちょっと想像がつきません。とても興味深い世界がここにあることがわかります。このように、この作品では、『自転車ロードレース』の世界に足を踏み入れていく正樹視点が一貫していますので、このレビューをお読みくださっているあなたに全く知識がなくても心配はいりません。また、この作品は、シリーズ前3作とはほとんど繋がりを持っていない分、この作品単独で読むのもありだと思います。 そんなこの作品は上記した通り大学の『自転車部』が舞台となっています。作品冒頭の概略を上記しましたが、主人公の正樹が街中で偶然にも『自転車部』の面々と出会うこととなり、部長の村上が怪我を負ってしまったことをきっかけに『自転車部』に一年の期間限定で入部する正樹の姿が描かれていきます。一方で『自転車部』は部長の村上が立ち上げたばかりということもあって部員不足に嘆いている状況です。 ● 『自転車部』の面々 ・岸田正樹: 一年、主人公 ・村上文彦: 三年、部長、負傷により全治十ヶ月 ・櫻井元紀: 二年、部のエース的存在、むき出しの関西弁 ・隈田克俊: 二年、櫻井とは仲が良いが能力的には… ・堀田: 三年、あることで… 部員は大学の一年から三年という面々ですが、それぞれのキャラが非常に濃く描かれており、誰が誰か?ということを読者がわからなくなることはありません。このあたりも作品にのめり込めるようによく考えられた作りになっていると思います。そして、大学生を登場人物にしたところが前3作とは全く異なる雰囲気感をこの作品に作り出すことにも繋がっていきます。そうです。大学の『自転車部』ということでの”学園もの”、”青春もの”的な雰囲気感です。プロチームの活躍を描く前3作と比べると別作品のようにさえ感じてしまいます。その分、上記した通り、前3作を飛ばしてこの作品を読むことは全くもってありだと思いますし、その魅力はこの作品だけでも十二分に伝わると思います。 そう、その魅力こそがシリーズ共通で最前面にうたわれる『自転車ロードレース』の考え方です。 『ひとつのチームには絶対的なエースと、それに付き従うアシストがいる。アシストはエースのために、風よけになり、ボトルを運び、前を牽引する』。 この辺りも分かりやすく記されていきます。 ・『野球部のエース、サッカー部のエースなどと同じような文脈で、櫻井がエースだということばを受け入れていた。違うのだ。自転車ロードレースの世界で言うエースは、もっと絶対的なものだ。エースとアシストはそもそも役割や戦い方が違う』。 ・『チームの勝利のため、アシストは捨て石のような役目を自ら買って出る』。 野球やサッカーであれば『エース』とは『単に「いちばん強い選手」』を意味すると思います。しかし、『自転車ロードレース』ではそれは『役割』であるという違いがあります。主人公の正樹はそれまで『自転車部』の『エース』であった櫻井とその点で対峙することにもなります。そんな中で『自転車ロードレース』の世界にどんどん足を踏み入れていく正樹。 ・『まだ行ける。まだ先まで行ける』。 ・『俺ならばどこまで行けるのだろう』。 ・『どこまで行けるか試してみたい。自分を追い込んでみたい。自分の限界がどこにあるのか知りたい』。 そんな正樹の熱い思いの先に進んでいく物語は、そこに、近藤史恵さんらしく”ミステリ”要素を絶妙な塩梅で織り交ぜながら展開していきます。そして、そんな物語が行き着く結末にはこの作品が”青春もの”であることを改めて実感もする未来へと物語が続いていくことを実感する熱い物語が描かれていました。 『こうやって自分がいちばん後ろについてみると、逆らいがたいような強い衝動を感じる。ー マケタクナイ。誰にも。どんな奴にも』。 そんな思いの先に、成り行きで入部した『自転車部』で『自転車ロードレース』の世界に足を踏み入れていく主人公・岸田正樹の姿が描かれていくこの作品。そこには、『エース』と『アシスト』のそれぞれの『役割』というこのシリーズ共通のテーマが熱い思いの中に描かれていました。『自転車ロードレース』に興味がふつふつと湧き上がるこの作品。そんな世界の苦しみと喜びを理解もするこの作品。 この作品世界にもっともっと浸っていたい!そんな思いに強く駆られる素晴らしい作品でした。
265投稿日: 2024.11.18
powered by ブクログロードバイク小説4作目。 前作までと舞台は変わり、大学生の正樹が主人公で大学の自転車部が舞台。 誓が出てこないのは残念だったけど、The 青春という感じで、これはこれで面白かった。 豊からのメールの内容、知りたかったな。
5投稿日: 2024.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
感想 今回はプロではなく、大学生がロードバイクと出会い、奮起する話。 大学の時の先輩もロードバイクやってたなぁ。なんて思い出しながら読んだ。 大学時代を捧げるくらい熱くなれるものに出会えたなんて幸せ。ロードバイクにも乗ってみたくなった。 あらすじ フランス帰りの岸田は、新光大学に入学した。入学時に自転車部と事故を起こし、自転車部の部長の村上に怪我をさせてしまう。村上のお願いを何でも聞くといった岸田は、自転車部に入って欲しいと言われる。 しぶしぶ1年だけと考えて、自転車部に入ったが、岸田はロードレースの魅力に取りつかれていく。 岸田はエースの櫻井を追いかけ、練習や食事調整、体重管理なども積極的に行うようになり、なんと自転車を始めて4ヶ月でインカレチャンピオンになる。その後は櫻井とどちらがエースかで一悶着。 岸田の自転車生活は続くように思われたが、中学時代の友達で柔道部の顧問に障害を追わされた豊が自殺未遂をしたことで酷く思い詰め、自転車を辞める決意をする。部長の村上から最低1年は部に所属する約束を守るように言われて、再び自転車部に戻る。怪我をした櫻井と大会に出て、レースの楽しさや自分が自転車を改めて好きなことに気づく。
9投稿日: 2024.03.16
powered by ブクログアマチュアのスポーツはプロとは違う意義の中で戦うものだなぁと改めて感じました。自分もロードバイクに乗ってみたいなぁ、気持ちいんだろうなぁと思いました。家に置くところないけど。。。
1投稿日: 2024.02.02
powered by ブクログとても面白かった。おそらく、このシリーズははじめのサクリファイスを読んでから10年以上たってこの作品を読んだが、変わらずおもしろいですね。まだ続くので続編がたのしみです。
1投稿日: 2023.12.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ここにも呪いを背負った人がひとり、ふたり。 そんな呪いも含めて繋いで走っていくっていうのが、このシリーズのテーマなのかな。 今回もレースの描写は秀逸で、自分が風をきって走っているかのような気持ちにさせてくれる。 このシリーズに出会ってから、Youtubeで日本のロードレースを週末見ている。(タイムリーに色々やってるのになぜかいつも雨) まだ、エースをひいている局面に出会ったことないんだけど、そんなにあることじゃないのかな? チームみんながエースに託す、そんなレースを見てみたいのだ。 赤城さんが出てきたのにテンション上がった! 赤城さーーーん。
3投稿日: 2023.11.16
powered by ブクログどうして彼らはここまで熱くなれるのだろう。 自身の体を酷使してまで危険で過酷なレースに挑むのだろう。 スポーツにのめり込んだことの無い自分には、到底理解できない感情。 なのに、読めばいつでも胸が熱くなる。 カッコイイと思ってしまう。 ひょんなことからロードレースの楽しさに目覚めた正樹と、並々ならぬ思いで挑む櫻井。 大学生ならではの青さと二人の関係性が良い。
3投稿日: 2023.11.12
powered by ブクログ本編とは違う学生達のお話でしたが、自転車・勝負の世界の厳しさを感じさせる作品でした。走る理由は人それぞれですけど、自転車が好きだという気持ちは各々の根底にあるのかなと思います。
1投稿日: 2023.11.05
powered by ブクログシリーズ4作目にして個人的に一番面白かったかも。 ずっとプロ目線の話だったけど、今回は主人公が初めて競技用の自転車に乗るところからだったから、自分と同じ目線だった事が大きいのかも。 次作でサクリファスシリーズ最後なのが残念であり楽しみ。
29投稿日: 2023.08.15
powered by ブクログ大学の弱小自転車部にひょんな事から入部することになって、ロードバイクの世界にはまっていく。 アウトオブ眼中から自分に向いていることがわかって、やればやっただけ、それ以上の成果が出ればはまるよな〜。 プラス➕このまま続けていくことが自分や友達との関係性にとってどうなのかと心の葛藤に悩む。 大学生という設定が子供過ぎず、大人過ぎず良かった。風を感じる一冊だった。
1投稿日: 2023.08.06
powered by ブクログただ自転車で走ることの楽しみ。勝ちたいと思う本能。思わず自転車に乗りたくなる衝動に駆られました。 勝てなかった悔しさ等、もう少し心の葛藤を読みたかった。
1投稿日: 2023.07.17
powered by ブクログ読みはじめてすぐに、ぐいぐい引き込まれていきました ロードバイクもロードレースも全く知らない 1回くらい乗ってみたいけど ママチャリ派の私にはまず無理っぽいロードバイク それくらいの知識しかないけど面白かった 正樹も自転車部の先輩達も見た目と違って実はけっこう繊細で優しい 読み終わってジーン 読んでいる間中、正樹と一緒にロードバイクに乗ってました
5投稿日: 2023.06.20
powered by ブクログサクリファイスシリーズ4作目。 今度の主人公はキアズマ君なんやと思ってたら、”キアズマ”は生物学の用語らしい。染色体が交差するところ。僕、生物工学専攻やったんやけどなぁ、覚えてへんなぁ。授業ほとんどサボってだからなぁ。それはさておき、 サクリファイスシリーズは毎回、ロードレースの熱狂をもたらしてくれるが、初心者を主人公とした今作は、主人公と共に、改めてロードレースの魅力を発見していく喜びを体験できる。 舞台は大学の自転車部だ。大学のちょっと面倒臭い人間関係とかも思い出してしまった。いるよね、こういうセンパイ。 主人公の正樹はトモスと言うモペットに乗って登場する。モペットとは、初期の原付。自転車にエンジンをくっつけた様な小型バイクだ。僕も以前,トモスに乗っていたので、早々に親近感を覚えてしまった。しかし、そのトモスが無茶苦茶重いことも良く知っている。エンジンを切ってペダルだけで漕ごうなどと決して思わない代物だ。ガソリン代を浮かすためとは言え、正樹の筋力と体力の異常さに驚かされる。化け物並みだ。 しかし、今回もっとも魅力的な登場人物は先輩の櫻井。粗野にして繊細、横暴だけど親切。そして秘められた思い。ちゃんと弱点があるところも良い。アニメだったら、主人公を差し置いて人気が出るタイプ。友達にはなれないけど、友達の友達くらいにはなりたいよ。
6投稿日: 2023.04.29
powered by ブクログ題名だけじゃ内容を想像出来ないけど、著書が近藤さんで表紙に自転車選手の絵とくれば、避けて通れません。毎年、テレビでツールやジロを観ているけど、益々、奥深く観ることが出来そう・・・。次の自転車本が楽しみ(o^^o)v
1投稿日: 2023.04.29
powered by ブクログシリーズ4作目。交差。アシスト。 何だか自分の人生のこれからの目指すものが見えたような気がする。はあ。最高。
2投稿日: 2023.04.13
powered by ブクログ嬉しいお久しぶりの『サクリファイス』ロードレースシリーズ、その4作目『キアズマ』 今作品は前3作品と違って、プロではなく大学生自転車部の話 そして登場人物はみんな初出演(一部レギュラー出演有り) シリーズを読んでいない人でも、全く問題なく読める しかも主人公がロードレース初心者であるので、読む側も経験や知識がなくてもスイスイ話に入っていける 主人公は、友達や先輩との関係、ロードレースを続けるのかやめるのか、自分と葛藤し続ける 命をかける覚悟、誰かを傷つける恐怖、もう傷つきたくない自分――。 でも潜在能力がある事を知り、どんどんロードレースにハマっていく ただ走りたい、自分自身と向き合うために 助けられなかったアイツのために――。 そういえば、最後のアイツのメールにはなんて書いてあったんだろう。。。 良い事の様な気がする 次の『スティグマータ』に出て来る??
33投稿日: 2023.04.11
powered by ブクログキアズマ読了 シリーズの中で一番好きな話だった。 櫻井は自分の近くにいたら絶対に嫌なタイプだけど、すごく魅力的に感じた。 続編があると良いな。
2投稿日: 2023.01.09
powered by ブクログ「サクリファイス」の第4弾という位置付けですが、登場人物や設定はこれまでと異なる物語です。 最初は「あれ?」と思いましたが、少し読むとあれよあれよと物語に没頭して行きます。 ホントに登場人物たちと一緒に自転車乗ってるみたい。 真剣に自転車始めようか悩みます。(結局坂の街長崎は危険すぎるので断念) 今回の物語はプロではなく、アマチュアというか学生がロードレースを始めて徐々にのめり込んでいく様を描いたストーリー。 こちらも青春ありで、オススメです!
19投稿日: 2022.12.18
powered by ブクログシリーズ第4作目、主人公がガラリと変わり大学の自転車部。 いいですね~~、青春真っ盛り、自転車に乗りたくなりました!!
4投稿日: 2022.08.02
powered by ブクログ大学生の話。 このシリーズで唯一読み返していない。 これは自分の年齢が上で主人公に共感できなかったからかな。
1投稿日: 2022.05.13
powered by ブクログ主人公が違うからシリーズじゃ無い気がするけど自転車レースがテーマだから良いのかな。 シリーズで一番面白いと自分は思います。 単純に自転車に乗りたくなりましたね。
8投稿日: 2022.01.04
powered by ブクログある意味アクシデントで、気乗りしない中で始めた自転車だったが、驚くほど才能がある…っていう設定は、さすがに創作感はあるけれど、それを忘れる程、ストーリーに引き込まれた。 主人公と桜井には幸せになって欲しい。
1投稿日: 2021.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ第1作となる「サクリファイス」でどハマりし、本作はシリーズ第4作となる作品。 シリーズの主人公的な存在の白石誓の物語ではなく、大学生が初めて自転車競技に出会い、のめり込んでいく物語。 1年間限定で入部することになった正樹と同じ倶楽部で活動する3人の物語だが、メインキャストは正樹とチームのエース櫻井。 今までのシリーズと違い、初心者が初めてロードレーサーに乗るところから描かれる本作はある意味で本格的な自転車に乗ったことの無い私のような存在には入門書的な存在でもありました。 人としての成長物語でもあり、大人になりきれない大学生という微妙な年頃を描いた青春物語。 本作も大満足の1冊でした。 説明 内容紹介 ふとしたきっかけでメンバー不足の自転車部に入部した正樹。たちまちロードレースの楽しさに目覚め、頭角を現す。しかし、チームの勝利を意識しはじめ、エース櫻井と衝突、中学時代の辛い記憶が蘇る。二度と誰かを傷つけるスポーツはしたくなかったのに――走る喜びにつき動かされ、祈りをペダルにこめる。自分のため、そして、助けられなかったアイツのために。感動の青春小説。 内容(「BOOK」データベースより) ふとしたきっかけでメンバー不足の自転車部に入部した正樹。たちまちロードレースの楽しさに目覚め、頭角を現す。しかし、チームの勝利を意識しはじめ、エース櫻井と衝突、中学時代の辛い記憶が蘇る。二度と誰かを傷つけるスポーツはしたくなかったのに―走る喜びに突き動かされ、祈りをペダルにこめる。自分のため、そして、助けられなかったアイツのために。感動の青春長編。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 近藤/史恵 1969(昭和44)年大阪府生れ。’93(平成5)年『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞し、作家デビュー。2008年『サクリファイス』で大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
11投稿日: 2021.04.20
powered by ブクログ熱く、爽やかな物語だった。自転車のことは全然知らなかったけど、読んでよかった。正樹が自転車に乗ることになったきっかけ、豊との関係。笑える話ばかりではなかったけど、読んでよかった。
3投稿日: 2020.12.25
powered by ブクログツールドフランスの話ではなく、大学生のロードレスの話。自転車競技の個人戦ではなく団体戦の面白さ、人間ドラマが生きている。
1投稿日: 2020.11.13
powered by ブクログ大好きなロードレースシリーズ アマチュア大学生の話 他のシリーズに比べると少し物足りなさはあったけど、それでもやっぱり面白い 単なるロードレースの話だけじゃなく、必ず人間ドラマもある 新たなシリーズでてくれい
1投稿日: 2020.09.02
powered by ブクログシリーズ第四段。 前作まではプロのロードレースだったが、本作はスピンオフ。大学生が、とある事故をきっかけにロードレースにのめり込んでゆく青春もの。 とは言うものの、青春ものではあるが、爽やかさ溢れるというよりも、本作は内的な含みが強く感じた。 誰しも傷は持っている。多かれ少なかれ。 齢の過多ではない。歳が若くても苦労している者もいる。人には語れぬような、重い十字架を背負う者もいる。中年を過ぎてもスカスカの者もいる。 一つの物差しでは測れないが。 抱えた傷との向き合い方というか、蓋の仕方、折り合いの付け方、そんな描写がなんとも言えない。
0投稿日: 2020.04.06
powered by ブクログ「サクリファイス」から続くロードレースシリーズの4作目。赤城さんぐらいしか出てこないので、別物として読むのが無難。過去作に比べ、ロードレース中の駆け引きなどよりは、過去の罪の意識、思いの継承など、2人の男の不安定要素をうまく交錯させた内容。色々あるけど前を向いて生きよう。読後感はスッキリ。でもチカや伊庭にまた会いに行きたい。次作を買って来よう。
2投稿日: 2019.09.23
powered by ブクログ近藤史恵さんの「キアズマ」読了。シリーズ4作目。大学に入り、意図せず自転車部に入部した正樹。部長の村上、ヤンキーのような櫻井、穏やかな隅田との練習を通じ、次第に正樹は自転車に魅せられていく。。面白かった。久しぶりだったけど、前作と比べて内容も違いました。前作まではロードレースでの活躍を。今回は初心者が自転車の魅力を知っていく内容。解説から『キアズマ』とはギリシャ語の交差を意味するらしい。確かに正樹と豊の過去、櫻井との交差が描かれ、読了感も良かった。次作の『スティグマータ』も読みたい♪
0投稿日: 2019.09.16
powered by ブクログ「サクリファイス」シリーズ4作目、と言いたいところだが、登場人物はシリーズとは関係がない。 チームオッジがちらっと登場するくらいで、全く別のロードレース物語と言っていい。 主人公がプロではなく、全く自転車と接点がなかった青年がロードレースの世界に足を踏み入れるまでの過程が描かれているというところが、プロを主人公にした今までの作品とは違うところだ。 その分、この世界にだんだんと魅了されていく心の動きや、事故の恐怖との狭間で揺れる葛藤などが描かれていて、それはそれでよかったと思う。 「この集団の中の何人が覚悟を決めていると思う?」という櫻井の言葉は、その時の自分を取り巻く状況と重なって、心に残った。 ただ、終盤で、正樹が「失ったもののために走る」と決意するくだりが、唐突で予定調和な感じがしてしまい、生きることとロードレースを重ねる、という設定もさすがに4作目ともなるとマンネリ感は否めない。 また、読書を重ねるにつれて、言葉のつかい方に目がいくようになり、本作でも気になる部分がいくつかあった。 例えば、櫻井の表情の描写。「困ったような顔」「取り残されたような顔」「叱られる前の子供のような顔」これらの表現が数ページの間に立て続けに出てくる。 「〇〇のような」を多用する文章は好きではないし、作者の文章力を疑ってしまう。 「〇〇のような」という言い方は一番安易な比喩のしかただし、直接言葉に書かずに登場人物の表情を読み手に想像させるのが文章力というものだろうと個人的には思うからだ。 本作は正樹の一人称で描かれているから、そういう表現になるのも正樹の心情をそのまま描いているからだと考えれば、納得せざるを得なくもないが・・・。 レビュー全文 http://preciousdays20xx.blog19.fc2.com/blog-entry-508.html
0投稿日: 2019.09.02
powered by ブクログ近藤史恵のキアズマを読みました。 主人公の岸田正樹は大学一年生、ふとしたことからメンバー不足の自転車部に所属してサイクルロードレースに出場することになります。 岸田はエースだけどヤンキー風の先輩櫻田、けが療養中の村上と一緒に自転車部で活動します。 そんな岸田には昔事故に遭ったところを助けることが出来なかった中学時代の友人がいます。 その友人のためにも自転車部で頑張ってみようと思うのでした。
1投稿日: 2019.03.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
文庫再読 「サクリファイス」と同じ自転車ロードレース世界を描いていますが、今回は学生主役です それぞれに抱えたもの・過去を持つロード初心者の岸田正樹とヤンキー(?)レーサー櫻井元紀 一応、サクリファイス・シリーズではあるけど、ミステリー性は無く、青春スポーツ物になっていますね サクサク読めて、苛酷なスポーツの裏側や人間ドラマを感じることも出来て、なかなかの良作です まあ、大学から始めて数ヶ月で強豪選手になるって無理がありすぎな気もしますが… (可能性で言えば、スケートスプリンターから自転車競技者かなぁ…柔道からはちょっと難しいだろうに) キャラの行く末も描いてほしいのだけど、正樹か櫻井がOggiに入るのかなぁ このシリーズ、競技者や人生で夢に賭ける者たちの痛みを感じざるを得ないテイストなのですが… だからこそ、ミステリーであろうがなかろうが読者を惹き付けるのだと思います 新作出してくれないかなぁ
0投稿日: 2019.03.27
powered by ブクログ大学の自転車部が舞台なので、一瞬『サクリファイス』シリーズではなかったかと思ったけれど、ちゃんとシリーズの登場人物がちらりと出てきた。 プロスポーツとしての自転車ロードレースの厳しさから一転、自転車初心者が大学入学直後に自転車部に入部するところから始まるので、ママチャリと競技用自転車の違いや、ウェアのことなど、主人公の正樹と一緒に覚えていける。 正樹も、エースの櫻井も、スポーツの事故による大きな喪失を抱えている。 喪失の重さを、思いを繋げるために走り続けることで受け入れようとする櫻井と、耐え切れなくて走れなくなってしまう正樹。 答えの出ないまま自分を責める二人の生真面目さが、ロードレースに対する情熱とともに、青春を強く感じさせる。 ロードレースの爽快感と喪失の重さが交互にやって来るので、中だるみすることなく最後まで駆け抜けるように読んだ。
0投稿日: 2019.02.07
powered by ブクログサクリファイスシリーズに過剰な期待をもって手に取ると往往にしてがっかりするわけで。そもそも君たち誰やねん。赤城さんはちらりとでてくるが、これはもうまっさらな物語として読むが正しいかと。は、さておき。大学のロードレース部が舞台のキアズマ。大学生と一括りにしてもフレッシュマンからすれば先輩方は恐れ多くて、大人だ。過去に囚われてがんじがらめになってる若者はロードレースを通して、悔しさを味わい、チームとして結束もし、時には喧嘩し、仲直りもし。青春が詰まった物語ではあった。
0投稿日: 2019.01.28
powered by ブクログ今回は白石さん達ではなく、岸田君という新しいキャラクターが主役。いつか白石さん達と絡むことがあるのでしょうか(赤城さんは登場)。
0投稿日: 2019.01.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作3冊を読んでいるので、赤城さんが出てきた時は、嬉しかった。 中学時代の部活とフランスとの絡め方、友人と自転車の絡め方、いいなぁ。
0投稿日: 2018.12.21自転車ロードレースシリーズ
自転車ロードレースについてのシリーズにも入れらてもよい、大学編。 自転車競技とほ縁もゆかりもなかった新入学生が、ある事件をきっかけに自転車部に入ることに。 人を傷つける可能性のある競技からは離れるつもりだったのに。自転車の魅力にとらわれるとともに、その怖さを知ることに。 若さゆえの悩みも描かれていて、良い作品だと思いますよ。
0投稿日: 2018.12.15
powered by ブクログサクリファイスから続く?ロードレース物。 ふとしたきっかけで自転車部に入ることになった正樹。 その楽しさに目覚め、更に才能を開花させる。 そこに、先輩との衝突や過去の辛い記憶を交え話は進む。 相変わらず、ロードレースの楽しさや興奮が伝わってくる。ただ、簡単に才能が開花し過ぎだと感じた。
0投稿日: 2018.09.27
powered by ブクログ内容紹介 ふとしたきっかけでメンバー不足の自転車部に入部した正樹。たちまちロードレースの楽しさに目覚め、頭角を現す。しかし、チームの勝利を意識しはじめ、エース櫻井と衝突、中学時代の辛い記憶が蘇る。二度と誰かを傷つけるスポーツはしたくなかったのに――走る喜びにつき動かされ、祈りをペダルにこめる。自分のため、そして、助けられなかったアイツのために。感動の青春小説。
0投稿日: 2018.09.08
powered by ブクログ櫻井と正樹どちらも背負っているものがある。櫻井は兄の思いを背負って全力で走ろうとしてるが、正樹は豊の思いを背負った結果走れなくなった。しかし、最後、正樹は櫻井と櫻井の兄の思いを背負って全力で走りきった。今後の正樹が気になる。
0投稿日: 2018.09.04
powered by ブクログ図書館で。 この人の自転車競技ものはなんというかヒリヒリするような感覚がある。決して読んでいて爽快!というわけではないけれどもそこが又青春って感じがする。 でも主人公の自転車競技への入り方は大分う~ンという感じだなぁ。結局怪我してるし、公道で練習してる競技部の方が悪い気もするし。部長は良い人だったけど。 ただこれからの彼らの活躍はちょっと楽しみ。続きが出ると良いなぁ。
0投稿日: 2018.07.25
powered by ブクログ今でのサクリファイスシリーズでは、ドラマや感情を排し淡々と展開して行く印象でしたが、今回は、スポ根してます。その熱さを若さゆえの未熟さと捉えるか、無垢な熱意と捉えるかは意見が分かれるところでしょうが、ホビーレーサーとしては、無名の大学サークルの自転車部だからこそ、ただロードバイクが好きという思いだけで走れる正樹の姿にとても共感できました。 しかし、毎度出てくる仲間の才能を認められずに和を乱す人物とのひと悶着は、もうおなかいっぱいかな。
0投稿日: 2018.06.05
powered by ブクログロードレースにのめり込んでいく大学生の話。思いもよらず自転車部に入ることになった正樹は、自転車の楽しさにどんどん目覚めていく。一方で、中学時代の部活で起こったある事件により、罪悪感を抱えていた。スポーツはときに命を落とすこともある。頭ではわかっていても、どれほどの人がそのことを実感して覚悟を持っているだろうか。だが、誰かの思いを背負ってでも、それが重荷と感じても、いつか前に進む力に変えて走っていくのだと。ロードレースだけでなく人の生き方にも通じる話だと想った。
0投稿日: 2018.04.22
powered by ブクログ文庫化につき再読。 ロードレースシリーズ4冊目。 相変わらず引力のある…どんどん引き込まれる。 未知の世界にハマっていく高まる熱と、 トラウマに引きずられて冷えゆく熱が、 対照的で、でも人間的で魅力的だった。
0投稿日: 2018.01.18
powered by ブクログ2016.10/3 図書館にて「スティグマータ」が注目図書に置かれていたので、新刊出た〜〜♪と読み始めてふと裏表紙見たらシリーズの各題名が明記されてて「キアズマ」???読んでないっ!とググったら文庫で出てるっ!買いに走りましたよ。あら、でもシリーズと言いつつ独立長編と言っても過言のないモノでした;^_^A赤城さんだけチラッと出てたけど。でもこの世界好きだから順番に読めて良かった♡ キアズマ:減数分裂の過程で染色体の乗り換えが起こった部位のこと。染色体交差ともいう。
0投稿日: 2018.01.09
powered by ブクログ著者の本は、サクリファイスにに次いで2作目。同じ自転車レースでも今度は大学生、全くの初心者がロードレースの世界にのめり込む姿を描く。レース自体もレースに出ているようなスピード感があり楽しめる。主人公の引きずっている過去との葛藤を並行して描くところが見どころ。
0投稿日: 2017.11.12
powered by ブクログ星4.5かな。 サクリファイスとは違うけど これはこれで面白かった。人間関係も プロのピリピリした でもオトナな関係とは違ってて ストレートで。 ただ主人公の岸田正樹が わーっとロードバイクにのめり込んだと思ったら(そこはまだついて行けたんだけど)こんどは集団落車で一気に熱が冷めて(豊のことも同じタイミングであったから余計だったんだろうけど)一気にその振り幅の大きさがあまりに短期間に起こったので ちょっとついて行けなかったところも。 あと 豊のことや 櫻井のお兄さんのことは あまりに重すぎることで ロードレースに集中できなかったこともあったかな…。あと櫻井は喘息なのにロードレースしててだいじょぶ?ってところも なんか…。 でもこの続きも読みたいな。あと櫻井のお兄さんが主人公の話も読みたい。兄弟で走ったレースの思い出話は素敵だった。 豊のメールはなんだったんだろ。気になる。 でもきっと悪いメールじゃなかったと思う。 さっちゃんがずっと豊のそばにいてくれたらな と思う。
1投稿日: 2017.08.13
powered by ブクログ「キアズマ」=「交差」 主人公 正樹と、櫻井。正樹と豊。櫻井とその兄。 それぞれの想いが交差し、新たな方向へ進んで行く。 自転車レース初心者が主人公なので、ヘェ〜と思う事が多々ありながら読んだ。 前3作の舞台がプロの世界だったので、ヘェ〜とか有無を言わさずな勢いでレースの世界に引っ張られ、レースの迫力、駆け引きやミステリ要素を強く感じた。 今作の「キアズマ」では、レースそのもののか迫力駆け引きもあるが、より強く心に残るのは、解説でもテーマとしてあげられている「なぜそこまでして走るのか?」という事。 1作目「サクリファイス」=「犠牲」を払ってまでなぜ走るのか?その一歩目がここにある。 正樹、櫻井のその後も追いかけて(読んで)行きたい! そしていつか、「キアズマ」と「サクリファイス」の登場人物たちが「キアズマ=交差」する作品も読んでみたいです、近藤先生(笑)❗️
1投稿日: 2017.07.27
powered by ブクログキアズマというタイトルの意味が、最後までわからず。 ただ、解説を読むと、ギリシャ語で、「交差」という意味である、とのこと。 正樹と豊の間の交差、櫻井兄弟の交差、など、登場人物が生きてきた中での出来事に由来するタイトルのようだ。
4投稿日: 2017.07.03
powered by ブクログいつ死ぬかわからない 普通に生きていても、自転車に乗っていても、それは変わらない 何のために生きるのか 人は誰かの死の上で生きている それに対して自覚しているか無自覚か どっちが賢くて幸せか 知らなくてもいい答えは知っていたほうがいいのか
0投稿日: 2017.05.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
サクリファイスを読んだ時はレースが見たくなったが、今回は乗ってみたくなった。人は忘れられない傷を負いながら生きていくけど、前に進む為に痛みを忘れるように出来ているのだと思う。だから痛みが薄れていく事に罪悪感を抱かなくていいと思う。サクリファイスが面白くて期待値上がったためか、読み進む速度が思ったよりあがらなかった
0投稿日: 2017.04.24
powered by ブクログ『サクリファイス』シリーズでプロのロードレースを取り上げた作品を書かれている著者が、大学に舞台を変えてストーリーを織り成す。 最近観た『弱虫ペダル』の印象も強く残る中、文字とは思えないほど頭の中にイメージが広がり、グイグイ惹き込まれた。 そんな簡単に能力が開花するのか?というのはさておき、追い抜く者、抜かれるものもあり、それぞれの心象風景を画かれています。
0投稿日: 2017.04.05
powered by ブクログ平凡な学生が、持ちうる才能に目覚めて未知の世界を知るストーリーは共感度が高いです。勿論物語故全てがうまく行くわけもなく挫折あり、反れをバネに変えて更に飛躍する青春的大道ストーリーも悪くない。 ロードレースの知識を得ることが出來るのもいいですね。主人公のその後をぜひ読みたいです。 あと、ツール・ド・フランスが待ち遠しくなりました。
0投稿日: 2017.02.24
powered by ブクログ相変わらずの疾走感。今回は大学自転車部の話だけれど、登場人物が抱える気持ちと自転車が交錯して最後までスッキリ読める。
0投稿日: 2016.12.26
powered by ブクログ再読。 ブロの話でんいところが新鮮。 面白かった。 2017.1.29 再読。 大学の自転車部を舞台にした話。 「キアズマ」とはギリシャ語で「交差」のこと。 テーマが、死、怪我であり、思いが交差する・引き継ぐということか。 プロの世界を扱った「サクリファイス」と続くシリーズのほうが、徹していて面白い。 2014.4.21 再読。 ミステリ要素のない青春小説。 「サクリファイス」とは独立した大学の自転車部を舞台にした話とはいえ、「サクリファイス」を読んでいるから面白く感じる気がする。 ラストの主人公がロードレースを続ける心の動きが、いまいちよくわからない。 もちろん、充分面白いのだけれど。 2013.11.10 「サクリファイス」から4作目。今回も面白くて一気読み。 シリーズといってよいのか、大学の自転車部が舞台で登場人物は一新。 大学からロードレースを始める話でわかりやすいし読後感もよかった。 ミステリ要素はなし。
0投稿日: 2016.12.02
powered by ブクログ2016/11/21 サクリファイス4作目。 今までとは、 主人公が異なり大学生の自転車部の話 ひょんなことから自転車部に入る事となり、 自転車の魅力に惹かれる主人公の正樹 ただ正樹には、 中学時代の部活のトラウマがあり… サクリファイスシリーズに登場する人はみな、 何かを背をって 祈りをペダルにこめてるなぁ。
0投稿日: 2016.11.21
powered by ブクログ大学の自転車部のロードレースにかける青春もの。面白かった。しかし、 もう一つ泥臭さというか男汁感というかじたばた足掻く若者感が無くて、とてもきれいな男たちであった。よく言えば平成の草食男子系の体育会系男子か。ちょっと少女漫画、のような雰囲気だ。 目の前で友達が障害の遺るほどの事故に遭ったのにずっと柔道を続けた程の根性の持ち主がこんな文系っぽいメンタルを持つ事に違和感がある。事故がトラウマとなって精神的に変わった設定なのだろうが…
0投稿日: 2016.10.24
powered by ブクログ自転車競技の一種の悲劇性を感じさせつつ、主要登場人物(主に2名)に厚くスポットを当て、余計なものを削ぎ落としたことで、物語にスピード感があり、集中を切らさず読める。
0投稿日: 2016.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
サクリファイスシリーズの第4弾。そうきたかって感じ。 これまでと違い学生のロードレースを書いている。ひょんな事から大学の自転車部に入部することになった。 部員は主人公を入れて5人だが、一人は怪我・一人は退部することになる。1学年上のエースにも自転車のフレームをもらったりするが、主人公の才能を前に少しバチバチな関係になったりするが、最後にはそれぞれ前を見据えて走り始めるストーリー。まぁ面白かったけど、主人公の中学・高校時代のエピソードいるかな。
0投稿日: 2016.10.10
powered by ブクログ面白くて一気に読みました。自転車にも乗りたいなって思わされたし、読んで良かった。でも、自転車のロードレースって、素人が本格的な練習もしないまま数ヶ月程度の経験でインカレ優勝してしまう程度のものなんだ。
0投稿日: 2016.09.24
powered by ブクログ行き着く所が同じだから、全力疾走しようが、歩こうが、寝てようが、どう走るも自由なのである。と、思わせる小説でした。 ----- 2016_057【読了メモ】(160912 19:40)近藤史恵『キアズマ』/新潮文庫/2016 Mar 1st/あ!これ有名な『サクリファイス』(※未読である)の人か!上司と名字が同じなので手に取ってみました。
0投稿日: 2016.09.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ふとしたきっかけでメンバー不足の大学自転車部に入部した新入生の正樹。 帰国子女で日本に馴染めず目標もなかった彼を、自転車との出会いが変えていく。 中学時代からの親友との関係に悩みながらも、彼がレースでつかんだ真実とは。 サクリファイスシリーズ第四弾。 今回はプロのロードレーサーの白石チカの物語ではなく、大学生の主人公を得て、大学の自転車部競技を舞台とした新しいアプローチの物語となっています。 前三作とは話のつながりがないのでこの1冊だけ読んでも楽しめると思います。 話としてはとてもオーソドックスで、素人がロードレースの世界に触れて楽しさを知っていくという流れ。 ウェアを着たり自転車を乗り降りするコツを習得することから始まり、肌で風を感じながら一心にペダルを踏み込んでただただ進んでいくという、自転車の根源的な楽しさを体感できるような臨場感あふれる筆運びに、夢中になって読んでしまいます。 前作のようなレース内の駆け引きやドーピング問題が出てこないので、青春を謳歌するさわやかなお話となっていて新鮮でした。 なぜ走るのか、迷いを抱えながらも正樹は自転車に乗り続ける。 もう走れない誰かのために、誰も傷つけたくない正樹が彼らの思いを乗せて走っていく。 自分が走ることで、思いがつながっていくならという祈りをペダルにこめて。 タイトルのキアズマが交差という意味を、最後に考えさせられました。
0投稿日: 2016.08.30
powered by ブクログ大学生のロードバイクの部活のお話し サクリファイスから続くシリーズの一つっぽいし、過去の登場人物も出てきたりするけど、前作未読でもまったく問題ないくらい別のお話し ま、でもこれまでのを読んでると、赤城さんらしい立場になったなぁと感慨深いものがあるけどね 初心者がロードバイクを始める設定なので、読者が初心者でもとっつきやすいかも でも、展開は「才能のある初心者の成功譚」なのでまったく共感できないだろうけどね ま、ロードレースは脚と心肺と戦略のスポーツなので、過去に他のスポーツで体を鍛えていた人は入りやすいんだろうけど、それでも活躍しすぎでしょ 過去の事故の精神的な葛藤はいいタイミングでストーリーに絡んできてよい 最後の終わり方も続編を期待させられるし、実際に続編あるでしょ、これ 次回作が楽しみ ところで、チカの方はどうなってるのかね? ツールについて話してるなら、日本人選手の事が話題にならないわけないと思うんだけど?
0投稿日: 2016.08.02
powered by ブクログこれ、サクリファイスシリーズだったのですね。 面白かった。面白かったけど、チカが出てこないのは寂しい。 何といっても一作目が一番鮮烈な印象だったし、また読み返したいなあと思いました。 櫻井のキャラは好きですけどね。 単行本ではもうチカが出ている続編も出ているようなので、それもとても楽しみです。
0投稿日: 2016.07.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大学自転車部を舞台にした、近藤史恵の自転車ロードレース作品の新しいアプローチ。 雰囲気は高千穂遙のヒルクライマーに似てる。 今までチャリに乗ったことがない主人公が、突然才能を発揮する所や闇を抱えているあたりが特に。 ただヒルクライマーみたいに変にエロくなく、とても爽やかで青春していて読了感も清々しくてこちらの方が好き。 でも白石誓の物語に比べれば段違いに下。 やはりプロの世界のドロドロとした世界を描いたものの方が近藤さんの作品は面白い。 誓の最新作が楽しみで仕方がない。 願わくば、キアズマの世界の続編を描くならプロの世界の話にして欲しいし、近藤さんにはプロの世界の話だけ追っかけて広げてこれからも書いて欲しい。
0投稿日: 2016.06.26
powered by ブクログこれまでのシリーズとは一転、大学の自転車部が舞台。 暗いわけではないが、うつむきがちな淡白な独白で語られる過去の重さが悲しい。 でも、自転車に乗る場面では熱さと風を感じる。
0投稿日: 2016.06.05
powered by ブクログロードレースに情熱を捧げる。 だけど、どこか影のある登場人物たち。 様々な葛藤を抱え、それでも走り続けるのが、青春だ!
0投稿日: 2016.05.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
単行本で読んだけど、文庫が出たので再読。 最初に読んだときにはたぶんあまりよく分かっていなかった自転車用語がちゃんと理解できたので、読み直しでも面白かった!大阪弁の櫻井の声が脳内で鳥ちゃんの声に変換されて楽しい♪鳴子くんが大学に行ったらこんな感じかな~と妄想したり。 そしてあとがきに、次の新作はサクリファイスのチカの物語の続篇だと…!楽しみです。 単行本の裏表紙はTREKの自転車の写真があったけど、文庫になったらなくなっちゃった~。ざんねん。
0投稿日: 2016.05.14
powered by ブクログ帰国子女で日本に馴染めず大学に入学しても目標もなかった正樹が、ひょんなことから脅されて始めた自転車競技。そこでの出会いが生き方を変えていく。それぞれの過去からの開放へ向かって。
0投稿日: 2016.04.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。シリーズ前作までとは舞台も登場人物も異なる新しい物語。でも誰かに託したり、誰かから託されたりという点は、第1作と同じ。初めて読んだときはチカが出てこないし、ちょっとガッカリ感が強かったけど、再読するとやはりこのスポーツの良さが前面に押し出された作品だった。オッジの赤城さんがマネージャーとしてちょっとだけ出てきます。
0投稿日: 2016.04.22
powered by ブクログ自転車競技を始める大学生の話。 自分が怪我をすることも怖いけど 誰かに傷を負わせてしまうことの方が怖い。 怖くても走る理由がある人たちがいるんだな。
0投稿日: 2016.04.07
powered by ブクログ自転車のロードレースを描いた作品。 確か近藤史恵さんは初読み。最近、ロードレース物を書かれているのは知っていましたが。 一時、女性作家による長距離走物、「一瞬の風になれ」「風が強く吹いている」「RUN RUN RUN」が立て続けに出て嵌った事がありますが、この作品もそのノリです。 主人公や背景設定も良いですし、脇役も締まっています。余り強くはないスポ根ものの爽やかさもありますし、クスリと笑わせる面白さも。 確かに評価の高さを実感させる話でした。
0投稿日: 2016.04.05
powered by ブクログロードレースに賭ける青春群像を描いたサクリファイスシリーズでしたが、今回は前のシリーズとは関係のない新しい主人公が登場します。 大学に入学したばかりの岸田正樹は下校時に思わね事態に遭遇し、その大学の自転車部に所属する羽目になります。全く思ってもみなかったロードレースという世界に身をおくことになるのですが、そこで正樹は自転車に乗ることに夢中になっていきます。サークルという人間関係の煩わしさを敬遠していた筈でしたが、先輩やライバル視している仲間と付き合っていく中で、今までとは違う自分を発見していきます。その傍ら、中学生時代からの旧友との関係は、表面的な親密さとは裏腹の苦悩を抱えています。レースにまつわる話は、その旧友との関係も含め進行していきます。紆余曲折しながら、正樹がレースでつかんだものとは‥最後になってキアズマというタイトルの意味がわかります。 前のシリーズではミステリー絡みの部分もあったのですが、今回はその要素はなく少しあっさり感がありました。お話は一旦終わるものの、始まったばかりの物語なのでこの先の展開がまた楽しみです。
0投稿日: 2016.04.03
powered by ブクログロードレースって面白い。自分にはそこまでの体力はないので読んだり見たりするだけです。そうそう「弱虫ペダル」も好きですよ♪
0投稿日: 2016.03.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
サクリファイスシリーズの第4弾 今回は大学自転車部の1年間についての話で主人公はとあることでいやいや自転車部に入部することになった岸田正樹 しかしロードの楽しさを知り、どんどん自転車にのめり込んでいく 自転車の才能もあり僅かな期間でグングン成長していき先輩やエースである櫻井と衝突してしまう 人は簡単に壊れてしまうことをわかっている正樹と櫻井 正樹はロードレースが人を傷付けてしまう競技であることに苦悩し走ることを辞める理由を探すが櫻井は止まらない 何が彼を駆り立てているんのか、櫻井より速く走れても櫻井には敵わないと感じさせてしまうものは何なのかを知りたくて正樹また走り出す 人の想いを繋ぐことを知った正樹が今後どうなるのか非常に楽しみな内容である 過去のサクリファイスシリーズの登場人物も少し登場しておりファンとしてはとても嬉しかった
0投稿日: 2016.03.13
powered by ブクログ土日でイッキ読み。 解説にもあったが、主人公が自転車(当初)ドシロウトで、舞台が大学の自転車部、とゆうことで素人読者との距離感が近くとっつきやすい。 シリーズ化を望む! (まだ2年生だし)
0投稿日: 2016.03.07
powered by ブクログ近藤史恵のロードレース小説、シリーズ四作目。 前作から、果たしてミステリかは微妙のスポーツエンタメで、今作はこれまでのプロでなく大学が舞台であることから、よりいっそう青春小説らしい。 レースの緊迫感や疾走感も上質だが、ストーリーやリズムがシャープで、心情描写が必要最低限だからか、読み易いのに軽くない。スルスル読めても印象深い感触は、感動的なほど。 著者他作は今一つ趣味に合わないことが多いが、このシリーズだけはとても気持ち良く読める。 続きも大きく期待。 4
0投稿日: 2016.03.06
powered by ブクログふとしたきっかけでメンバー不足の自転車部に入部した正樹。たちまちロードレースの楽しさに目覚め、頭角を現す。しかし、チームの勝利を意識しはじめ、エース櫻井と衝突、中学時代の辛い記憶が蘇る。二度と誰かを傷つけるスポーツはしたくなかったのに―走る喜びに突き動かされ、祈りをペダルにこめる。自分のため、そして、助けられなかったアイツのために。感動の青春長編。
0投稿日: 2016.03.05
powered by ブクログ近藤史恵さんになる自転車競技ものの4冊目。 これまでの3冊、プロのレーサー白石誓の物語とは異なり、ひょんなことから大学の弱小自転車部に入ることになったずぶの素人の青年が主人公。 起承転結に則って、途中色々あるけれどそれら含めて、とてもオーソドックスなお話の展開。 朝夕の通勤電車の友としては無難なところ。
2投稿日: 2016.03.04
