
ぼくは君を殺さない
グレアム・キャメロン、鈴木美朋/ハーパーコリンズ・ジャパン
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総合評価
(2件)4.5
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ぼく」は働いてもいないのに、家とそこそこの金がある。見た目、雰囲気ともに悪くはない。潔癖症。特技は周囲同化。幼子と老人には親切。次々と女性を誘拐して飼って殺害する。時には監禁してからわざと放ちハンター狩りする場合もある。 シリアルキラーのぼくが、レイチェルに対して初めて連れ去りたい欲求が封印できた。 ぼく×レイチェル=恋人? 飼っていたエリカが脱走に成功するがエリカ自身の意思で又「ぼく」の家に戻ってくる ←ここがびっくり(゚Д゚;) 監禁されてた家にもどるか⁉ ほかに行けよ。エリカは依存症になっちまったのか…。 エリカが、レイチェルへ嫉妬して、悲劇を招く。 本作が長編デビュー作 著者インタビューのなかで、「とてもじゃないが出版できないような悪趣味なものを書こうという以外、なにも決めていなかったんだけど、そうしたらするすると書けたんだ」こりゃ、次作も期待できるな。 今のとこシリアルキラーものの中では一番面白い。 原題:Normal
0投稿日: 2017.04.07殺人鬼視点で描かれる斬新な小説
主人公は連続殺人鬼。 終始、殺人鬼視点で語られていく所が斬新な作品と言えよう。 まるで日課のように次から次へと女性を殺していく一方で、たまに助けたりしちゃうもんだから、一体誰がどうなって誰をどうしたのか、よくわからなくなってしまう。 グロい描写はないけれど、ユーモアを交えて軽ーい感じでサクサク殺していくのが、ある意味冷酷で恐ろしい。 後半はストックホルム症候群を超越する展開が待ち受けていて、全く結末が予想できない緊張感が続く。 一言でいうと鬼の目にも涙という所か。
0投稿日: 2016.07.22
