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ボヘミアンガラス・ストリート 第9部 さよならが言えない
ボヘミアンガラス・ストリート 第9部 さよならが言えない
平井和正、高橋有紀/e文庫
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総合評価

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  • さよならを言いたくない

    フォースを発動した結果、ホタルを失ってしまうという最悪の結果を招いてしまった円くんが、全ての記憶をなくしながらもホタルを探しに行くストーリーがいいな~ パラレルワールド編というわけであり。 物語はこれで完結して、円くんやホタル、伊福部たちと会えないというのは残念なことであり。 そのうちまた読み返すしかないのであって。 でも、まったく思わぬところで、ホタルに再会できたときは大喜びしたんだ。 (「その日の午後、砲台山で」という別の話になってしまうのだけど。)

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    投稿日: 2016.04.07
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     とうとう、最後まで読んでしまった。今までの話の内容を全てつなげてしまうような結末だが、ちょっと強引すぎると感じた。だって、神様なんて出してしまったら、それこそ切り札みたいな物だから、なんでも有りになってしまうではないか。しかし、パラレルワールドをつなぐと言う無茶苦茶な行為をする円を円自身が罰するというのも面白く、なんだか最高の力を持つ物が無茶苦茶し放題だけど、無茶苦茶できない理性があるという、それって人間も多分そうだろうなと感じるものがあった。  これだけ読んでみて、やはり漫画の世界だと感じたのは、やはり平井和正だからだろうか。今から思えばこんなにサクサクと読み進められたのは、それが原因か。

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    投稿日: 2011.08.20