
なつかしい芸人たち(新潮文庫)
色川武大/新潮社
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総合評価
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紙の「新潮文庫版」がお勧めです
本書、電子書籍版「なつかしい芸人たち」は、平成元年刊行の単行本を底本にしていると思われます。同じ新潮社より、平成20年に復刊された文庫版が手元にあるのですが、昭和芸能史としての資料的な価値をお求めの方には、この「紙の文庫版」の方を強くお勧めします。 その理由:文庫版に収録されている以下のものが、電子書籍版では収録されていないからです。 1)南伸坊画伯によるイラスト/今となっては資料も少ない芸人達、その特徴をよく捉えたイラストです。 2)各芸人達が出演した、映画や、舞台のスチール写真など 3)矢野誠一氏、吉川潮氏による、ダブル解説/どちらも筆者の人となり、素顔をよく伝えており、筆者の芸人に対する想いをよく理解できる名文です。 もちろん、「本文さえ読めればよい」という方には、この電子書籍版で十分なのですが。
0投稿日: 2017.01.12
powered by ブクログエノケン、ロッパ、有島一郎、左卜全など戦前戦後浅草の劇団員として活躍していた芸人たちについてのエッセイ。 彼ら、テレビの特集くらいでしか知らないけど、色川さんの愛情溢れる文章を読んでるうちになんだか知ってる気になってきた。 色川さんはつくづく人の痛みがわかる人だと思う。 タモリについてもちょっと触れてた。出始めの頃かな?
0投稿日: 2011.07.15
