
総合評価
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別れが悲しくも美しい<ネタバレ有>
少しネタバレになりますが、書籍紹介の文章にも書かれているので感想に入れてしまいます。(そもそも書籍紹介にネタ書きすぎじゃないかな) 主人公の静子と共に過ごした2匹の狼が、老いてその時を迎えます。その描かれた情景はとても悲しく、しかし美しく。 私は猫と13年過ごして最期を看取りましたが、そのときのことが思い出されて涙が止まりませんでした。 死の先の旅立ちは、こうであってほしいと切に願いたくなりました。 それほど見事に描かれていました。 その夜の情景がありありと浮かぶ様でした。 本筋の物語とは一歩離れて、この哀惜の刻は名作だと思います。
0投稿日: 2023.04.04
powered by ブクログ大きなことと言えば、本願寺で信長が背後で糸を引いた反乱があって武装放棄し織田と和睦したこと。もう一つは、長年連れ添ったハイイロオオカミのヴィットマンとバルティーとの別れ。これは無茶苦茶悲しい。彼らは誇りを持って最後のときを迎えるのに山へ帰っていく。涙涙。 あとは、MG(マネージメントゲーム)研修とかインフラ・物流のこととかいろいろと細かに書かれていて、作者の趣味性を感じるねえ。面白いけど。秀吉の赤松との戦いにおいて、狙撃兵を出すなんて、これまた凄いねえ。指揮するのは真田昌幸。小指揮官や斥候が狙い撃ちされ、されたほうではたまったものではない。
50投稿日: 2022.08.20アイエエエ!テング?!テングナンデ?!
本願寺にて、クーデターが発生して不完全燃焼に片付けられます(その内、再蜂起しそう)。その報告をするのは破戒僧な天狗、カレーの力で華嶺な行者へ厚生した配下、訳がわからないよ、あちこち測量して時間が立ったらしい後に狼死亡イベント発生(狼を折角だから供養も兼ねて食べようとか言い出さなくて良かった)。ペットロスな主人公の狼の変わりとなる後任はどの動物になるのかは不明。伯父さんは良いけど中年は嫌な前将軍足満は、一足跳びの技術革新は望めないと嘯きつつ、連発式ゴムガンを作って遊ぶ(裏ではヤンデレスイッチがオンして暴走開始)、ついでに狼の下りで主人公は独身と未来にてジブリのもののけ姫扱いが確定してしまった(笑)。
0投稿日: 2020.09.04
