
総合評価
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powered by ブクログ侍医 何をしておられるのだ? それ、手をこすり合わせておいでになる。 侍女 いつもあんなことをなさいます、きっと手を洗っておいでなのでございましょう、いつもですと、このまま十五分くらい。 夫人 まだ、ここに、しみが。 2013/03/21-03/29
0投稿日: 2013.03.21
powered by ブクログ初めてシェイクスピアを全部読んでみた。 独特の言い回しが難しかったけど、人間の本質、さがを描いてるんだろうと思う。 まだ「マクベス」は短かったからすぐ読めたけど、もっと長かったら途中で挫折してただろうな。 今回は野村萬斎さんの舞台「マクベス」を観に行くのに予習として読んでおこうと思った。 舞台の方はすごく、すごく面白かったし、圧倒された。
6投稿日: 2013.03.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
悪いことはできないね。 本当に悪いやつじゃなかったから、 マクベスも奥さんも。 だから気がふれちゃったのかもね。
2投稿日: 2013.02.16
powered by ブクログたとえ堕ちていくことだと解っていても、何か縋るものがあるほう、あると思うほうを選んでしまう進んでしまう弱さ
0投稿日: 2012.12.17
powered by ブクログ学生時代に舞台をやっていたのに、ちゃんとシェイクスピアの戯曲を読んだの初めてでした。恥ずかしながら。 思い返せば、マクベスとの出会いは小学生のときにとても好きだった「天外魔境」のノベライズ版でモチーフに使われているのに出会ったのが最初でした。 それから20年以上たってようやく完読w
0投稿日: 2012.10.20
powered by ブクログ魔女の言葉を守りにしていたはずのマクベスが、その言葉を逆手に取られて己の運命を投げてしまったことが面白い。動き出すバーナムの森、女の腹から生まれぬ人間。種は簡単なれど、ロジックの元で物語が動くところが、他のシェイクスピア作品よりも読みやすいと思う。個人の解釈に揺れ動かないし、なにより文章が短いし。 私はシェイクスピア作品の中ではマクベスが1番好き。
0投稿日: 2012.10.03
powered by ブクログ4大悲劇のひとつ。訳者が解題で述べているように、4大悲劇と賞するには足りない作品。シェイクスピア的な詩的で戯曲的な表現がなく、また、主人がキャラ的に目立ってない。作品全体的にもページ数が少なく、劇作にしては急展開過ぎる。やや精細にかける作品に思われる。しかし、私がシェイクスピア作品に慣れたきたこともあり、☆☆☆評価とした。
0投稿日: 2012.09.07
powered by ブクログ「もう眠りはないぞ!マクベスが眠りを殺してしまった」 「消えろ、消えろ、つかの間の燈し火!人の生涯は動きまわる影にすぎぬ」
0投稿日: 2012.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
魔女の言葉に唆されたマクベスが王を殺して王座を奪ったものの、紆余曲折を経て貴族マクダフに倒される話。 恐妻マクベス夫人が怖い…。
0投稿日: 2012.07.24
powered by ブクログ初めて読んだシェイクスピア。読みづらいのかと思い込んでいましたが、そんなことはなく、非常に楽しく読めました。展開が非常に速く、激流のよう。魔女に操られ、権力に溺れていくマクベスとその妻の激しさもあるのかも。マクベスが半ば発狂しながら殺されていくところはぞっとします。
0投稿日: 2012.02.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読了—1月15日 【感想】 きれいはきたない、きたないはきれい…。私は本書のテーマは「善悪の同居と強いものの自制」だと解釈する。 ごく簡単にまとめると、元々王位を欲していたとされる武将マクベスは、ダンカン(スコットランド)国王の信認熱く、誉れ高い優れた武将であった。ところが、謎の魔女に出会い、見事に自らの欲求が適った姿を描かれてしまう事によって、メクベスの内に秘められた王位への欲望が、徳の高いダンカン王を殺害に至らせ、また周りの人間への不信から暴虐的な君主となっていくというものだ。 この本の醍醐味は極めて前半に来ているのではないかと思う。それはマクベスが魔女達と出会い、心を大きく揺さぶられるシーンだ。手に届くがやってはいけない事に直面した人間の脆さ弱さを描き出していると思う。 まず、魔女の預言—いずれは王ともなられるお方—を受けた(傍白の)せりふ「善とも悪とも言えぬ。もし悪なら、成功を約束するような真実で始まるはずはあるまい?…心臓の激しい鼓動に胸が張り裂けそうだ、平生恐いものなしのおれにも似あわぬ。いや、目に見える危険など、心に描く恐ろしさにくらべれば、高が知れている、人を殺す、それもまだやっと芽生えたばかりの、あだな望みにすぎぬというのに…」(p21)において、魔女が言った事がその通りになった事を受けて、王殺害をほぼ心に決意してるように読める。一方、その場に立ち会った武将バンクォーは、魔女から「子孫が王になる、自分がならんでもな」と言わるけれど、「そんなことを本気にすると、…王冠にまで手を出したくなるぞ」とマクベスを諌める点が好対照だ。最後まで読むと、名君と独裁の違い、世俗の価値に重きを置かず、死後の誉れを享受する事だと感じる。 マクベスは完璧主義者のように思われる。上昇志向が強く、そのための才能も有しており完璧主義はある側面、向上心から自らを高めるものとして働いた。しかし、超えてはいけない一線=王位への挑戦、が彼の完璧主義(全体主義)の精神の前に立ちふさがっており、常に満たされない個所であった。逆説ながら、それは彼の全体性を阻害するものだからこそ、マクベスの善が維持される最後の一線であった。 彼は王位に就く事で自らの全体性が達成されると感じていた。しかし、超えてはいけない一線を超えた事で、価値の転換が生じた。全てを手に入れるための手段—忠誠対象への謀反—は、自らの内の価値(主従、善悪など)を完全に転換させるに十分なものだった。王位に就いて完全になったはずの彼は、悪を完全に追及することこそが彼の全体性のための新たな欲求になった。まだ足りない悪、満たされない部分を満たそうとすること、それが暴虐的な振る舞いとなり暴君となる事を要求した。 完璧主義者の彼は、魔女の預言を聴き、自制を解き放ち、王を殺害する。全体性への欲求は、他者への信用に立脚しないゆえ、あらゆるものに順次、不信の嫌疑を掛け、その「障害」を全て排除•除去する衝動に駆られていく。おそらく、最後の一人になるまで排除を行ないうるエネルギーで。マクベスは王位によって全体性を達成したつもりであっただろう。しかし、王は全体ではなくせいぜい大きな部分(人間の脳)であることを理解出来ていなかった。王は、その他の部分として家臣(腕や脚)の忠誠を信用し、彼らの力を調達するという権能によって国を統べる(身体を動かす)ことが必要であるはずであった。 完璧主義者には他者を信用し、その能力に託するという事が出来ない、自らの能力に自制的でない精神的独裁者だ—近年であればスターリンや金正日と近いように思う。王位にふさわしい人間でないものが王位に就いてしまう悲劇を『マクベス』から感じた。悲劇『マクベス』をそのような人間性に依拠して解釈するのは間違いかもしれないが…
0投稿日: 2012.01.15
powered by ブクログ斉藤さんが声に出して読めっていうから、読んでみた。正直疲れた。 内容とは関係ないのですけど、小説に出てくる外国人の名前って、なんで覚えにくいのだろう。・・・謎だ。
0投稿日: 2012.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
マクベス本人よりも、より腹黒いマクベス夫人のほうが存在感があった。 そして一番気に入った人物が小シュアード。 「女の産み落とした者には倒せない」の預言を回収するために犠牲になった彼は、決して犬死になどではない。
0投稿日: 2011.12.06
powered by ブクログまさに悲劇。マクベスのふらついた心の動きがなんとも言えない。 キャラクターとしては魔女が面白い。 福田氏の解題は、主張があっちこっち飛んじゃって、よう分からん。少なくとも「ハムレット」を読んでからにした方がいいらしい。
0投稿日: 2011.11.30
powered by ブクログ学生時代に読んだ記憶のあるシェイクスピア。とりわけつまらない印象だったマクベスだが、半日もかからず読みきれた。 解説にもあるとおり、かなりの箇所が削除されているようで、ストーリー展開が唐突過ぎて??となることが多かった。 これは個人的趣味の問題だが、やはりシェイクスピアの作品は好きになれない。
0投稿日: 2011.09.09
powered by ブクログ久しぶりにシェイクスピアを読んだ。最近読んでいた本がお堅い本ばかりだったので、なんだかすらすらと読み終えることができたが、実際読みこなせたかどうかは別で何が起こったのかよくわからなかったというのが本当のところだった。マクベスというタイトルの割にはマルコムの登場が多くマクベスが影に隠れていたような感じがした。マクベスはというと死んでしまった所くらいしか印象にない。以前読んだ「劇的とは」という本で、この話の始まりの所の魔女の会話「きれいは穢ない、穢ないはきれい」という部分に着目していたので、僕も読むときここの会話がずっと頭の中にあったような感じがする。
0投稿日: 2011.08.20
powered by ブクログ再読です。 授業で原文を読んだのですが、さっぱりわからなかった記憶があります。 改めて日本語で読めてよかった。 物語としても魅力的ですが、中でも惹かれたのは疑心暗鬼になったマクベスが望んだもの。 穢れのない眠り。 もつれた煩いの細糸をしっかり撚りなおしてくれる眠り。 その日その日の生の寂滅。 辛い仕事のあとの浴み。 傷ついた心の霊薬。 自然が供する第二の生命。 とても詩的。そして、確かにそうだなと思う内容。 他にもずしんときたのが医師とマクベスの会話。 マクベス "心の病は、医者にはどうにもならぬのか? 記憶の底から根深い悲しみを抜き取り、脳に刻まれた苦痛の文字を消してやる、それができぬのか? 心を押しつぶす重い危険な石をとりのぞき、胸も晴れ晴れと、人を甘美な忘却の床に寝かしつける、そういう薬はないというのか?" 侍医 "それは、病むものみずから心がけるよりほか、しかたはございませぬ" 強気だけど、繊細な心を持つマクベス夫人や精神的にすごく追い詰められたマクベスなどが紡ぐ言葉が好きでした。さすが、シェイクスピア4大悲劇のうちの1つです。
0投稿日: 2011.08.03
powered by ブクログイギリスといえば、やっぱりこの方、シェイクスピア。 実はいままでちゃんと読んだことはなかったので、この機会に有名どころは全部読んでみようと思っている。 まずは、有名でありながら、短いものから(苦笑) 『マクベス』は以前にも手に取って、最初の3人の魔女のところで挫折した記憶があるが、今回は、ちゃんと最後まで面白く読めた。 ちょうど、イギリスの歴史を簡単に勉強してみた後だったから、大体の時代とかイングランドとスコットランドの関係なんかがわかっていたのも良かったのかも。 次は、やっぱり『ハムレット』かな。
0投稿日: 2011.06.24
powered by ブクログ大学のときに「マクベス」は「ベ」のところにアクセントを置いて発声しなければならない、と聞いたことがやたらに印象に残っている。
0投稿日: 2011.06.11
powered by ブクログ初シェイクスピア。台本だし、古典なのでちょっと難しかったです…。1回しか読まなかったので、また今度じっくり読み返してみたい。でも上演しているのを観るのが1番だと思うのでいつか観てみたい。
0投稿日: 2011.03.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
古本屋で見かけたので購入。 前に読んだ喜劇の『十二夜』がなかなか面白かったので、今度は悲劇も読んでみようと言う試み。 短いからすぐに読めた。これもなかなか面白かった。 スコットランド王に仕える忠臣マクベスだったが、3人の魔女から「あなたは将来王になる」と予言される。 マクベスは王を暗殺し、予言通り自ら王になるが…みたいな話。 道義を守れない者に平穏なしみたいな感じだったと思う。 持って回った台詞回しとかが自分の好みに合うのは判っていたけど、やっぱり素敵な台詞回しだった。こういうのを引用して会話したい人の気持ちが少しわかる。 魔女の予言を土台に物語が進行する感じには独特の不気味さがあってよかった。 あと、全体的に説明が不足してるから、マクベスには本来もっと長い版があって、事情によって削られて今の形になったのではないかっていう説があるらしいけど、その説明不足な感じが予言の不気味さとよくあってて個人的には良かったと感じた。 よくわからないルールに基づいて物事が進行する感じが、いい具合に不気味だったと思う。
0投稿日: 2011.01.21
powered by ブクログ昨年の授業で、哲学の先生が何度となく読むようにとおっしゃっていたシェイクスピアの、特に“マクベス”と“ハムレット”。 本当はもっと前に読む予定だったのだけど、やっと読んだ。 やっぱり古典だから、色んな文学にも影響を与えたのだろうと思いながら読んだ。 解題より。 “運命は「両義語」でマクベスを操って来て、最後の瞬間に彼を放り出す。” “マクベスこそは想像力の源泉そのものを涸らす自意識であるからにほかならぬ。” “彼は破滅によってしか安心できない人間なのである。なぜなら、他人に対する彼の不信感の根底には徹底的な自己不信があるからだ。そういう男を表現することによって、そこから脱出しえたシェイクスピアの他の作品に、二たび私達は目を向けるべきであろう。” 解題と解説を読んでなるほどと思う。読んだ内容を考えるってこと、考え甲斐がある作品に触れられる喜び。
0投稿日: 2011.01.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中のヘカテが唐突で、意味を測りかねていました。 どうやら時を経る間に改作された疑いのある個所だったようですね。
0投稿日: 2010.12.28
powered by ブクログマクベスはすぐそばに見える王冠に目がくらんだだけの普通の男。 空想の中だったら、勇敢にも、残忍にも、慈悲深くもなれる。 どんなことでも「やってしまって、それで事が済む」。 現実を見ずに、空想を空想のまま現実に移そうとしたら、現実の重さに押し潰されてしまう。 公共の利益に反する野心は達成することが出来ない。 「はかない目的をその目的そのもののために求める人は、実際は手段をほしがっているのだ」 コールリッジ『シェイクスピア批評』「悲劇作品傍注 「マクベス」」 前日にはツバメたちが優しい空気をつくり出していた城も、その中で犯罪が行われたとたん、卑しい門番が地獄ごっこを繰り広げ、知らぬ間に主人を嘲笑している。 罪人に罰を与えるのは彼自身だ。判断力を失うのも、破滅に突き進むことも。彼は知らず自分自身へ復讐しているのだ。 「意気消沈、これが最後に着る哀れな心の鎧となった」コールリッジ「悲劇傍注『マクベス』」 あやふやな自分を何者かにしたかった。そのためならどんな汚名を着ようとかまわなかった。しかしその結果ますます自分から離れることになる。不安はつのり、安らぎからは遠ざかる。 「運命は「両義語」でマクベスを操ってきて、最後の瞬間に彼を放り出す。そうなれば……一人になったマクベスは一介の力なき凡人に過ぎない。」 何の保証も後ろ盾も持たないとき、全ての飾りを捨て去ったとき、人は何者なのか。人は自分自身でいられるのか。何も持たなくとも偉大でいられるのか。何も持たなかったら、偉大な人物もなりふり構わぬ野心家になってしまうのではないか。個性を育てるとは、凡人にとっては残酷なほど難しい。 福田恒在「マクベス」解題 彼はなぜ自分に復讐したのだ?自分を罪人に仕立てたからか。むなしい目的のために、大きすぎるリスクを負ったからか。 自分を知る前に何者かになろうとして、安易で最悪な道を選んだ。そしてとうとう自分を知ることができなくなった。今になって自分を見据えるのは、ひどすぎるから。
0投稿日: 2010.12.03
powered by ブクログハムレットの方が好きかな。 魔女はマクベスの内面的世界を外界に投影した象徴なんだと思った。シェイクスピアの他の作品と比べ短いので内容がかなり凝縮されていた。一行も軽く流して読めない。
0投稿日: 2010.08.02
powered by ブクログ初シェイクスピア。 食わず嫌いでしたが普通に面白かった。 あまり深読みとか気にしないでも楽しめると思う。 そのうち他の戯曲も読んでみたい。
0投稿日: 2010.07.29
powered by ブクログ古典はあまり読んでいない。シェイクスピアのマクベスは、演劇でも小説でもなにかとモチーフにされるから、一度読んでみたい。
0投稿日: 2010.07.05
powered by ブクログシェイクスピア4大悲劇のひとつ、マクベス。信頼厚い臣下だったマクベスが転落していく様がまざまざと・・・いや、もうちょっと深く描写してほしかった気がします。悲劇にしてはあまりに短い作品。ただ、宮中観劇は一般興行よりも時間が少ないため、各章を省略したマクベスが現在公表されているマクベスである(つまり本当のマクベスはもっと分量があった)という説もあるようです。 いや、目に見える危険など、心に描く恐ろしさにくらべれば、高が知れている、 お願いだ、黙っていてくれ、男にふさわしいことなら、何でもやってのけよう、それも度がすぎれば、もう男ではない、人間ではない。 いいえ、この世に生きているのだ、ここでは、悪いことをして、かえって賞められ、よいことをして、危ない目にあい、ばか呼ばわりもされかねない、 たとえどのような位をもらったからといって、この胸のうちにあんな重い心を持ちたくはない。 王とは名ばかり、それもいつ自分の肩からずり落ちることか、巨人の衣装を盗んで着用におよんだ小人のみじめさ、
0投稿日: 2010.05.29
powered by ブクログ伊坂さんの「あるキング」つながりで読んだ。 解説を読むに、「ハムレット」と比較される話らしい。今度、「ハムレット」も読んでみようと思う。
0投稿日: 2010.04.07
powered by ブクログシェイクスピアは、ハムレット、ロミオとジュリエットに続き、3本目。 マクベスはまだ一読だけだからかもしれないが、あまりのめり込めなかった。 ハムレットと対照的なマクベス。 ハムレットは若気の至りはあるものの、自由に懸命に生きたのに対して マクベスは自己を守るために、その手は常に血みどろとなっていた。 ハムレットを陽とするならば、マクベスは陰。 だからこそ、主人公にあまり共感できなかった。 心変わりの瞬間や、最期の戦いにいたるまで展開が早すぎたというのも原因のひとつかもしれない。 しかし何度も見ることで絶対におもしろいと思えると直感的に思えた作品だった。
0投稿日: 2010.03.11
powered by ブクログ17世紀スコットランドを舞台にした戦国の下剋上物語。 マクベスの人生の虚しさを嘆くセリフ。 「人生はただ歩いている幻影にほかならない。やつれた役者がふんぞり返ったり、イライラしたりして自分の持ち時間を過ごすが、後には何もない」
2投稿日: 2010.02.10
powered by ブクログ初めて読んだシェイクスピア作品。 セリフで展開していく構成に、思ったより抵抗なく読んでいけました。 セリフ回しが現代人にはないような感覚で、なんとも面白い。
0投稿日: 2009.12.06
powered by ブクログシェイクスピアを読んでみた。 やはり"劇"なので、台本だけ読んでどうこうという印象を持つにはいたらないのかなという感想。 悲劇と聞いて読んでみたけど、マクベスにとっては自業自得で、不可避な悲劇を想像していると、あれあれ?と思ってしまう。
0投稿日: 2009.10.06
powered by ブクログ現代にも通ずる人の気持の動きが非常に魅力的な作品でした マクベスの妻=強い女 というイメージでしたが、読んでからは強そうにを装う女と思うようになりました
0投稿日: 2009.06.15
powered by ブクログシェイクスピアの作品をまともに読んだのは、恥ずかしながらこれが初めてです。 何冊か、少しずつ読破していきます!(^^)! 三人の魔女の預言により、王位を簒奪したマクベスとその夫人は、 その野心のため次々と悪事に手を染めていきますが、 やがて精神を病んでいき、悲劇的な結末を迎えます。 この二人の人間らしさが生んだ悲劇が、とてもテンポよく描かれています。 権力を得たいという欲望 一方で、これもまた人間らしい良心 この二つの葛藤が彼らの精神を崩壊させ破滅へと導いたのだと思います。 非常に読みやすかったです。
0投稿日: 2009.06.13
powered by ブクログおれ、まず「マクベス」ってタイトルがいいと思うの!当時でこそマクベスなんて名詞パッと出て来るもんかもしれないけどね(知らんけど)?!おれすげーと思うのこのタイトル!「マクベス!」みたいな。ハリセンではたかれたみたいな。知らんけど。なにそれわたし。
0投稿日: 2009.01.27
powered by ブクログシェイクスピアは奥が深くて、未熟な私には読み切れません。 なんとなくマクベスの欲望や恐れ、というものを感じながら読みました。 次はハムレットか。
0投稿日: 2008.12.14
powered by ブクログ四大悲劇第二弾! というわけでお久しぶりのシェイクスピア!前回ハムレット読んでもういいやってなったけど、やっぱ四大悲劇くらいは!ってことで読んでみようと思った。 最後の解説を読むとハムレットと対比されていました。相変わらず解説を読んでから、あ〜!ってなるのはいい加減やめたいですが実際普通に読んでてわからないんだからしょうがない! さて、この主人公マクベス君。魔女の言うことを信じ王になるためにあらゆる手段を使い、なった後も不安で殺戮を繰り返す。やっぱ人間って弱いんだな〜てつくづく思わされます。なにかを求め、そのために頼れるものがあるとどうしてもそっちにいってしまうよね。それはしょうがない。人間なんてそんなもんだ。でもきっとそこで倫理観とかどれだけ理性を保てるかとかそういったものが必要になってくるんだろうな〜。。理性を保つってのは至難の業だと思います。僕も全然出来ません。最後は本能。 って思った瞬間マクベスになった気がしました。このままじゃ俺の人生も悲劇だ(笑)最近は現実世界でも本の世界でも人間の弱さを目の当たりにしています。 強く生きたいと心から思う今日この頃です。 きれいは穢い、穢いはきれい。
0投稿日: 2008.11.30
powered by ブクログ『きれいは穢い、穢いはきれい。』 シェイクスピア四大悲劇の一だが、自らの不徳で身を滅ぼす男の話だ。読んでいてちっとも悲しくない。 けれども、どこか心が底冷えしてくるような感触がある。 マクベスは、要するに、信じることのできない人間だ。信じることのできないマクベスは、自分の力すら、魔女の預言を通してしか頼みにすることができない。その帰結は、完全な孤独。 『明日が来、あすが去り、そしてまたあすが、こうして一日一日と小きざみに、時の階を滑り落ちて行く、この世の終わりに辿り着くまで。いつも、昨日という日が、愚か者の塵にまみれて死ぬ道筋を照らしてきたのだ。消えろ、消えろ、つかの間の燈し火!人の生涯は動き回る影に過ぎぬ。』 最後の最後までマクベスは、自らをごまかした。こうなったのは自分の力不足、徳不足ではない。運がなかったのだ、魔女にだまされたのだ、賭けに負けたのだ。人間の負の可能性を感じ、心寒くなる。 前半のくだりからバンクォーの息子が活躍すると思っていたのだが、後半がぜんマクダフが目立ちはじめ、またマルコムが王となったので少し意外だった。
0投稿日: 2008.05.24
powered by ブクログいくつかの名言、名台詞がちりばめられていて良い本だとは思う。ただ…、どうしても言葉遊びとか反語の部分が分かりにくい。やっぱり英語で読むのが一番なのかもしれない。手に入りやすいので新潮文庫で読んだのだが、余裕があれば他の訳と比べ読みしてみたいところ。
0投稿日: 2008.04.30
powered by ブクログシェイクスピアの四大悲劇の中で最も短く最も残酷な話し。 魔女に唆されたマクベスは一つの罪を犯し、また更に罪を重ねていく。 この話は反語の台詞が凄く有名だけど、前後の話しあってこその反語だねぇ。 会話が成り立たないと反語が引き立たない。 マクベス夫人の苦悩がもう少しほしい所かなぁ・・。
0投稿日: 2008.03.13
powered by ブクログシェイクスピアの劇作 自分の王を裏切って自ら王になったマクベスがそのことを罪に思い王の霊を見てみずから追い込まれていく。 4大悲劇の1つ。一読の価値有り
0投稿日: 2007.12.24
powered by ブクログきちんと読んだことなかったから読んでみた。こんな血なまぐさい話だったとは…。ひとつ実行すると全部やり抜くしかないんだね。。
0投稿日: 2007.10.25
powered by ブクログ感情の高まりや背景描写が精巧に書かれていて面白い著書であると思う。会話形式で書かれているから初めは抵抗があったけど、読んでみると差し支えなく読める。短い本だから読み易いと思うからおススメ。
0投稿日: 2007.10.08
powered by ブクログ戯曲って活字で読むとどうしてもそっけないというか、あっけないというか、淡々としすぎていて盛り上がりに欠けるところがあるけども、それは結局舞台におこす事を前提としたものだからであって、つまり戯曲を楽しむには読みながら頭の中で自分なりの劇に置き換えるのが良いのではないかなあと思う。想像力逞しく。
0投稿日: 2007.08.07
powered by ブクログ三人の魔女の奇妙な予言と妻の教唆によってダンカン王を殺し即位したマクベスの非業の死! 緊迫感にみちたシェイクスピア悲劇。
0投稿日: 2007.05.27
powered by ブクログ短くて驚きました。台詞の言い回しはさすがシェークスピアですが、福田さんの解題でもあったように圧縮されすぎている気がしました。その分、勢いがあり濃密にはなっていましたが、なんで?と思う矛盾点が多かったです。 しかし、人や地名はやっぱり覚えづらいので、劇を見たほうがやっぱりいいのかも。
0投稿日: 2007.05.18
powered by ブクログ本編より、福田先生の解説の方が長いんじゃないかと思うほど長さのないシェークスピア悲劇。私はシェークスピアは話しの内容より、ニュアンスとか言い回しの方を好きなんです。多分内容は難しすぎて理解出来ていないんだと思います。でもまぁいいです。
0投稿日: 2006.10.22
powered by ブクログ言わずと知れたシェイクスピア四大悲劇の1つで、スコットランドの武将マクベスにまつわるお話です。 本当は数日かけてちょくちょく読み進めて内容を反芻するのが好きなんですが、謎めいた魔女の予言がどう展開されていくのか?、マクベスの運命は?など気になって一気に読んでしまいました。 わずか100ページ足らずの短めのお話ですが。
0投稿日: 2006.09.07
powered by ブクログ三人の魔女から王位を継ぐと預言されたマクベスの破滅。 色々なバリエーションを見たいので、どこかで上演されたら見に行くようにしよう、と思ってるくらい好きな話なのです。
0投稿日: 2004.11.07
powered by ブクログ鹿賀さんが主役のマクベスで出演した舞台の戯曲です。ただし上演台本は演出の鐘下辰男さんが大幅に加筆潤色したものです。
0投稿日: 2004.10.04
