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総合評価

266件)
3.8
54
109
78
16
1
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    ニュース番組に出演して犯人に呼びかけるという現実離れした設定の中で犯人逮捕の糸口をみつけていく。犯人対警察、警察同士の駆け引きなどいろいろと興味は注がれますが、驚くような展開が無かったので少し物足りなかった気がします。劇的な何かが欲しいかも。

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    投稿日: 2009.01.16
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    久々の★5つ。"己の尻尾を噛んだ哀れなドブネズミ"。WEBで一文レビューしました。 http://www.first-priority.yi.org/~siza/blog/2008/12/post_93.html

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    投稿日: 2009.01.12
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    「我々はバットマンからのメッセージを待っている。」巻島の呼びかけに対して、犯人からの接触はあるのか?また、ライバル番組に捜査情報を漏らす内通者が警察にいる!犯人と内通者という2重の敵に対して、巻島が仕掛けた作戦とは・・・。巻島の家族との交流、被害者の家族との交流、これらが物語に深みを与えている。

    0
    投稿日: 2008.12.23
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    「蒼穹の昴」で読み疲れて、すこしエンターテイメント性の高いものを一気に読みたかった。期待どうりの面白さ、やめられない面白さを感じ簡単に上下二冊を読んでしまった。ノンキャリの巻島捜査官を失脚させた「川崎事件」 6年後のバッドマンと名乗る殺人犯との対決、出世コースから外れた男の仕事にかける生き様には共感できる。実際にはありえないがテレビを利用した「劇場型捜査」は読んでるものを現場に引き込んでいくようなリアリティ、緊張感を伝える。

    0
    投稿日: 2008.11.03
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    第七回大藪春彦賞受賞作。 犯人「バットマン」を名乗る手紙が捜査本部に届き始めた。 巻島警視はテレビを通じて犯人に「もっと話を聞かせてほしい」と呼びかけを続ける。 その犯人寄りの態度に世間・警察内部からも非難の声が上がり・・・・・・。 ライバル番組のネガティブキャンペーンに警察内部からの情報漏洩。 孤独な戦いを続ける巻島警視に活路はあるのか?

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    投稿日: 2008.10.17
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    すごい燃えた!駆け引きにハラハラしたりジリジリしたり。勝ってよかったよ本当に。植草にも一矢報いたし。ラストはぐっときました。

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    投稿日: 2008.10.14
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    読んでて、悔しかったり気分よくなったり、 そんな風に感情を動かされた。 手に汗握る、文字通りそんな感じでした◎

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    投稿日: 2008.10.12
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    伏線の張り方を含めたストーリーテリング、人物描写、エンターテインメント性、読みやすい文章、全てが良い意味でバランスとれていて一気に読ませる。独特の「軽さ」。著者のこのバランス感覚は好きなので、他の著作も読みたい。

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    投稿日: 2008.10.09
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    周りに批判されようと、とにかく犯人を捕まえる一心で動く刑事の 男っぷりを感じる。劇場型の捜査というのは、実際どのくらい行われるのか知らないが、 これは読んでいて非常に爽快で面白かった。 どの伏線にも、どの事件にも、どんなに小さなことでも、ちゃんと最後には収束しているのは見事。

    0
    投稿日: 2008.09.13
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    一気に読んでしまった。 最後の犯人逮捕のところがクライマックスなのにあっさりしすぎて少し残念だったので、星4つ。 でも、夜も眠らず手に汗して読んでしまった。 9/11/08

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    投稿日: 2008.09.11
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    TV出演して犯人を燻り出そうとする刑事や、色に溺れて軌道をはずして行く刑事、保身を図る刑事などなど。 刑事も人間、色々あるよな。とちょっと思ったり。 織り込まれている様々なできごとがキレイにまとまっていると同時に、読後感も悪くない感じでした。

    0
    投稿日: 2008.09.11
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    見えない犯人を相手にしながら、身内にいる裏切り者を同時に探すあたりはレベルの高い頭脳戦を見せられました。 でも、主人公は頭でっかちな人間ではなく、犯人逮捕に情熱をささげています。 情熱をささげているといっても行動がクールで、独自の人物像が築かれています。

    0
    投稿日: 2008.09.07
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    メディアを使った劇場型捜査が進み,徐々に犯人を追い詰めてい く様子が書かれている. 組織に翻弄されて,内面を見せなかった捜査官が犯人逮捕後に見 せた,想いに少し安心した. 2008.08.07(Thu)読了

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    投稿日: 2008.08.20
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    上・下巻に分かれているものって、下巻の方が読むスピードがUPしますよね! 最後に涙を誘おうとは、思っても無く、尽くよみがはずれ、自分の推理力のなさに、失望しつつも、こうでないとやっぱり面白くないなという満足感があり、ページをめくることが無くなった寂しさを感じました! オススメ はずしません!

    0
    投稿日: 2008.07.25
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    巻島(主人公)だけでなく、植草課長の心理描写もされていて、彼の存在がこの小説をより魅力的にしていた。 それにしても植草の執念はすごいね、というか普通にもうストーカーの域だね。

    0
    投稿日: 2008.07.14
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    TVを使った劇場型捜査。 一気に読める面白さだったけど、いまいち主人公巻島のキャラが分かんなかった。てか、おバカな私には心理描写などなど色々難しかったw だけど、他の作品も読んでみたい気もする。。

    0
    投稿日: 2008.07.04
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    複雑に絡み合っていく これこそミステリーの醍醐味 個人的に 報道に携わるバイトをしていたため よりリアルに 物語を感じたことも 星5つの理由なのかもしれない

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    投稿日: 2008.06.25
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    モチーフやテーマ自体が、そもそも映画的だったという事なのかもしれない。 とはいえ、とても楽しめる小説だった。

    0
    投稿日: 2008.06.21
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    リアルタイムで事件が進行するわけじゃないから展開が地味で、その上テンポも悪い。しかもやたらと文量が多いから読んでて退屈。ラストも全然カタルシスがなかった。

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    投稿日: 2008.05.25
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    友人に勧められたので読んでみたけど僕にはあまり・・・新しい感じのストーリー展開だとは思いましたが、そこまで引き付けられませんでした

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    投稿日: 2008.05.17
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    煮詰まった事件の犯人を引き出すための劇場型捜査。 淡々と役割をこなす巻島。視聴者の好意と反発。ライバル局への内部リーク。6年前の事件も尾を引いている。 一気に収束していくのは、小説だからこそだろうが、読み応えはあった。 上巻冒頭の強気の記者会見と、下巻最後の謝罪とがうまく呼応している。一気に読ませる強さを持った作品だった。 星は4以上 作成日時 2008年01月20日 20:59

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    投稿日: 2008.05.11
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    一気に読んでしまいました。主線は巻島とバッドマンとのやりとりではなく、巻島自身の過去との戦いだったんですね。バッドマンの最後がちょっとあっけなさ過ぎるかなとも思うけれど、本当のクライマックスは巻島と麻美のやりとり。「申し訳・・・・ありませんでしたっ」の「っ」が巻島らしくなくていい。あと、植草は最低だね。もっとけちょんけちょんにやっつけてやっても良かったのにね。いやいやしかし、最高のエンタメ警察小説でした。

    0
    投稿日: 2008.05.01
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    犯人=“バットマン”を名乗る手紙が、捜査本部に届き始めた。巻島史彦は捜査責任者としてニュース番組に定期的に出演し、犯人に「もっと話を聞かせて欲しい」と呼びかけ続ける。その殺人犯寄りの姿勢に、世間および警察内部からも非難の声が上がり、いつしか巻島は孤独な戦いを強いられていた―。犯人に“勝利宣言”するクライマックスは圧巻。「普段ミステリーや警察小説を読まない人をも虜にする」と絶賛された、世紀の快作。

    0
    投稿日: 2008.04.24
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    上巻での展開が遅くて投げ出しそうになった…けど下巻に入ってからはとても面白かったです。事件内容も去ることながら、主人公をとりまく人間関係が上手いことできているなーと思いました。

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    投稿日: 2008.04.11
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    犯人(バッドマン)を名乗る手紙が捜査本部も届き始めた。巻島史彦は捜査責任者としてニュース番組に定期的に出演し、犯人に『もっと話を聞かせて欲しい』と呼びかけ続ける。その殺人犯寄りの姿勢に世間および警察内部からも非難の声が上がり、いつしか巻島は孤独な戦いを強いられていた。〜あらすじより〜  植草の存在にいらいらしながら読み進めた。犯人の動機よりも人間巻島に話が終始しているため、事件そのものの終着点としてはあっさり。でも津田長の人柄と巻島の人間くささは印象に残ったかな。08.4.11読了

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    投稿日: 2008.04.11
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    あ〜面白かった!とは言え(上)ではイマイチ ノリ切れず、トヨエツのイメージに助けてもらいながら読み、下巻に入って急速にドキドキ感が増した。面白かった!でおわり。特に何も読後感は残らず。これこそエンターテイメント!

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    投稿日: 2008.03.28
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    第7回大藪春彦賞受賞作。 映画化作品。 連続児童殺人事件。 劇場型犯罪に対する劇場型捜査が始まった。 狙い通り犯人からの接触はあったが, 同時に内部情報が他局に漏洩し始める…。 予想外の展開はないが,リーダビリティに優れている。 ミステリー要素は少ないが,劇場型捜査という面白い設定で, マスコミ,そして偶像といったテーマをうまく扱っている。

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    投稿日: 2008.03.28
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    こちらは良かった。 大きなうねりがある、くせのある話。 映画化するそうですがいかにもな感じ。 キャストはぴったりだとおもうけど。 どうだろう?? 下巻に入ってからは一気に加速して、 (そのほんの数十ページ) ちょっとどうなるのさあ・・・と思って 一気に読みたい!と思わせてくれました。 でも最後・・というか犯人は なんか・・・あれ?って感じだったなあ・・。 読みが外れたし・・ (まあ、予測していつも読んでないし・・) 「犯人よ、今夜は震えて眠れ」の台詞だけが 見たくて、読んじゃいました。 一生付きまとわれていきなきゃいけない・・ 人それぞれ、何かを不可抗力にしろ 自業自得にしろ、何か一生抱えなきゃいけない、 そういうことも、あるんだということ、 また、そういう面を考えていた時に読んだこともあり、感慨深かった。 それって考えるとかなり恐ろしいし、 荷物を降ろしたい、白紙にしてしまいたい、 死にたくなると思うときも きっとあると思う。 今がそのときなのか、 それともこれからなのか、壮大すぎて 途方にくれてしまうよ・・・。

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    投稿日: 2008.03.16
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    後半は、泣かずにはおれませんでした。主人公が抱え続けた闇に、ああいった形で終止符を打つ。単なる事件の解決ではなく、人として生きていくための解決を目指していた。 人間ドラマの傑作でした!

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    投稿日: 2008.03.02
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    劇場型捜査もいよいよ大詰め。植草の裏切りのほうもなかなか面白い。ただ、そのため内容が分散されてしまった感が否めない。

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    投稿日: 2008.02.21
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    ようやく本題に入ったものの事件のなりがとても希薄に感じた。 劇場型捜査という斬新さはあるが、最終的には主人公を出汁に する者の意図ばかりが目に付くからかもしれない。 一番残念なのは、前編で半分を費やした事件が忘れた頃に 顔を出したり引っ込んだりする事。 犯人がどうしてその結末を選んだのかが掘り下げられてはいない、 \"彼がそういうらそうなんだ\"という納得方法しかなく、消化不良。 稀に出てくる捜査官の言葉や性格に目を見張る事は、あるには あるんだけどね。流石にそれだけじゃ…ね…。

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    投稿日: 2008.02.21
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    かなりのスピードで終わりました。 そうとう斜め読みだった可能性が否めないです。が、たぶん汲めたはず。展開はあれですが駆けひきが○

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    投稿日: 2008.01.29
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    前半からの盛り上がりを考えるとラストは少々興冷め。直接逮捕につながったきっかけがあっけなさすぎた気がする。 でも逮捕までの道のりの様々な人間模様、特に内部の人間との駆け引きは面白かった。

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    投稿日: 2008.01.18
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    犯人(バッドマン)を名乗る手紙が、捜査本部に届き始めた。巻島史彦は捜査責任者としてニュース番組に出演し、犯人に「もっと話を聞かせて欲しい」と呼び掛け続ける。その殺人犯寄りの姿勢に、世間および警察内部からも避難の声が上がり、いつしか巻島は孤独な戦いを強いられていた。犯人に勝利宣言するクライマックスは圧巻。※どんどん進んだ。巻島さんを応援しながら読んでいました。むしろ事件ではなく巻島捜査官の話かな。

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    投稿日: 2008.01.10
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    2008/1 メディアのあり方まで問われかねない斬新な捜査方法。その方法も関わる複数の人物の思惑で揺れ動いていく。 結末はある程度予想されつつも、適度に裏切る展開。読みやすいうえに面白い。

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    投稿日: 2008.01.07
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    おも、おも、おもしろかった(^^)!! 雫井氏のは、1作品くらいしか読んだことないけど、こういうタッチだったのか、と。 非常に悪質な連続男児殺傷事件が起こりました。 事件から1年、打開策を見出せない神奈川県警は、「劇場型捜査」を企てた。 主役は曰く付きのたたきあげ元・エリート警視。 その曰くとなった事件が序盤で語られて、本筋に入っていくんだけど、 序盤が見事に効いたね〜。 またまた、老練のベテラン刑事が脇を固めていたり、 敵は犯人だけじゃなかったり、仕掛けも小まめで退屈しません。 踊る大捜査線か、はたまたGメン75か(知らんって。見てないって。)ってくらい、 ドラマチックで飽きない展開、大変よろしゅう楽しませていただきました。

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    投稿日: 2008.01.06
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    後半にかけての情報戦の行方には手に汗握った。こんなに巧くマスコミを使えるとは思えないけどドラマとしては面白い。

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    投稿日: 2008.01.05
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     定期的にニュース番組に出演し、犯人に対して呼びかける巻島であったが、やがてそれは犯人を賞賛し、媚びていると言われるようになり、視聴者や被害者家族からの風当たりも厳しくなっていた。やがて定期的に届いていた犯人からの手紙も途絶えてしまい、捜査は行き詰るが・・・。  視聴者からのバッシングに合い、そして上層部からは尻を叩かれ、そして同僚に情報を漏洩される巻島。が、6年前の事件を教訓に、最後まで自分の意志を貫き通す。劇場型劇捜査をもし実際にやるとしたら、ここまで事件に命をかけられる刑事がいるだろうか。犯人との駆け引きもおもしろく、最後まで手に汗にぎる展開で、飽きることなく楽しめた。

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    投稿日: 2008.01.01
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    得意先の忘年会へ行く途中で読破。 巻島さんの魅力がひしひしと伝わってきて人間くさい部分にかなり惹かれてしまいました。 人は挫折を経験して初めて成長するというメッセージが込められている気がする。 最後は意外とあっけないがそれを感じさせない伏線をいくつも用意している。 おもしろかった〜

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    投稿日: 2007.12.24
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    下巻★3止まりでしたー。ミステリーだと思って読んだらちょっと物足りないです。もっと明確にスッキリ締めてくれればよかったかな。少しピークに持っていくのが早い、というか。でも、「今夜は震えて眠れ!」の台詞はやばい。

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    投稿日: 2007.12.09
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    カテゴリ分けはミステリにしましたが、ミステリと言うより人間ドラマと思って読む方がいいのかも。謎解き等派手な物はなかったですが、地道にそれなりに楽しく読めました。上司との攻防が一番スカッと来ました。

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    投稿日: 2007.12.08
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    面白かったです。「今夜は震えて眠れ」・・かっこいいねぇ〜。でも、なんか、薄っぺらい感じなんだよね。期待しすぎたのかな?

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    投稿日: 2007.12.05
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    犯人と巻島刑事の心理戦にドキドキハラハラ、植草の横槍にイライラ。 周囲に叩かれながら頑なに信念を貫く主人公に惚れました。

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    投稿日: 2007.12.03
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    メディアを使った劇場型捜査。 過去の失態で閑職に追いやられた主人公が任命された児童誘拐殺人事件。 犯人との駆け引き。 過去の事件の陰。 主人公を落としいれようとする警察内の陰謀。 メディアの情報合戦。 全ての要素が一つの物語に組み込まれてうまい具合に話の厚みを形作っている。 スピード感あふれる展開というわけではないのだが、何故か読者をひきつけて放さない展開は筆者の力量であろう。 他の著作も読んでみたいと思うようになった。

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    投稿日: 2007.12.01
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    文庫で上下巻になるくらい長い話で、中身もいろんな人間関係が絡み合って、時にハラハラ時にキモウザくて、上巻こそ結構タラタラ読んでたけど下巻は面白さのあまり一気に読めてしまいましたよ。

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    投稿日: 2007.11.25
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    神奈川県下で連続児童殺人事件が発生。特別捜査官・巻島史彦は夜のニュース番組に出演、公開捜査を敢行する。姿見えぬ犯人との対話で事件は解決できるのか? スリルあり感動ありの斬新警察小説!。2004年週刊文春ミステリーベストテン第1位、2005年大薮春彦賞受賞など、数々の賞に輝いた傑作小説が、映画公開に先駆けてついに文庫化。

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    投稿日: 2007.11.21
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    子供を狙った連続殺人事件を、警察がニュース番組を使って犯人をおびき出し、解決する。 担当捜査官巻島の過去、彼を取り巻く周囲の人間、警察組織、すべてがよく作りこまれていて、テンポもよくて、引き込まれてしまいました。 巻島の人間性もとても魅力的。 映画が見たくなります。 トヨエツがどう巻島を演じるのか???

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    投稿日: 2007.11.18
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    毎日、往復2時間も通勤していて 暇だから本でも買おうと思って買ったら おもしろくて、すぐに読んでしまいました。 久々におもしろいものと出会いました。

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    投稿日: 2007.11.16
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    19年11月 欅さんより 劇場型捜査が始まった。だが、なかなか「バッドマン」の正体がつかめない。そんな中、「ワシ」からも手紙が届く……。

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    投稿日: 2007.11.12
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    のめりこんで読むことができました。ただし、登場人物の説明が不十分であったり、最後の最後が少々物足りなさを感じました。

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    投稿日: 2007.11.11
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    あーヤバイ。警察小説にはまりそう。 でてくる男たちが格好良すぎる。なんていうかギラギラしすぎ。 そこに友情とか同情とかなんて甘いものは一切なくて、絶対的な上下関係、利害関係の中で、男たちが命がけで判断を下していく。しびれます。まぁ要は巻島がかっこよすぎるってこと。久々の星5つです。

    0
    投稿日: 2007.11.10
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    闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった―史上初の劇場型捜査が幕を開ける

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    投稿日: 2007.11.05
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    下巻は…うーん。 最後、スプラッシュマウンテン並の角度の落とし方。なんかちょっと消化不良です。こっちがあれでそっちがそれですか!?みたいな。。

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    投稿日: 2007.11.04
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    『エリカ様』のイメージしかなかった雫井さんでしたが,これは良かった。映像にしたらいいなぁ〜って思うけど,いざ映像になるとどうなんだろうなぁ〜っていう作品.

    0
    投稿日: 2007.11.02
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    ようやく犯人を追い詰めて「今夜は震えて眠れ」という勝利宣言はちょっとカッコ良すぎましたが、結果が出たので、すべてよしとなっただけ。関係者は誰もが手放しでは喜べないという結末。 しかしまぁ、犯人との戦いの面よりも、マスコミや、獅子身中の虫とか、内なる敵との戦いが実によく描けていたと思います。 (2007/10/24)

    0
    投稿日: 2007.10.31
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    この作者の本はいくつか読んでいるのですが、じわじわと追い詰めていくかんじが怖くて、読後感がイマイチでした。 が、これは、いわゆる刑事ものミステリーの王道ってかんじで、すんなり読めました。 犯人は最後まで登場しないので、推定するべくもないのですが、途中の登場人物のやりとりが、いまいち盛り上がりに欠けるというか… 面白くないわけじゃないけど、すっごいよかった〜! というかんじでもないので平均点です。

    0
    投稿日: 2007.10.29
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    ラストが、あっさりしているのにジンとする。日本のミステリでは珍しく四つ星。ただこの人の他の作品をもっと読みたいとは思わないんだが…よさげなのがあるのかなあ。

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    投稿日: 2007.10.23
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    「犯人よ、今夜はおびえて眠れ」はシビレタ。その割に犯人逮捕はあっけなかったような...そんなものなのかな。警察情報をリークする上司と女子アナの関係が、デスノのライトと高田に似てるな〜と思った。

    0
    投稿日: 2007.10.20
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    月曜日に〔ニュースナイトアイズ〕の初出演を果たしてから、巻島はその週の水曜日、金曜日、そして翌週の月曜日にも出演に臨み、その四回の特集で四つの事件すべてを公開捜査にかけ終えた。

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    投稿日: 2007.10.19
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    上巻を受けてテンポよくストーリーは進んでいきます。新しい展開や上巻での伏線や謎解きも次第に進んでいき、飽きるヒマがありません。ただ、肝心の犯人たちの描写(動機や人間性など)がほとんど皆無で、いわゆる‘ミステリー’に分類してよいものか、正直微妙でした。

    0
    投稿日: 2007.10.18
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    今夜は震えて眠れ」 このセリフが先行しすぎているイメージがあります。 タイトルが犯人に告ぐなので仕方ない気もしますがね。 「人を叩き過ぎちゃあ、いかんのです…」 「叩けば誰でも痛いんですよ…」 「痛そうじゃないから痛くないんだと思ったら大間違いだ…それは単にその人が我慢してるだけですからな」 印象に残ったのは、この津田長さんの独り言のようなセリフです。 いつもは優しい津田長さんが少し怒っているような感じでした。 あと、上巻であれだけ「ワシ」を引っ張った割に、下巻では「ワシ」についての記述がほとんどなかったので、少し消化不良な感じがします。 いろいろ詰め込み過ぎているような気もしました。 あれだけ盛り込むのなら、上中下巻くらいあっても良かったですね。 火の粉がよかっただけに、少し期待外れでした。 決して悪くはないんですが。次回作に期待かな。

    0
    投稿日: 2007.10.18
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    ストーリー展開はテンポよし。ハラハラドキドキさせまくり。 事件は様々な事情・思惑が交錯し、非常に複雑なものとなってます。その複雑に絡まり合った糸がほどけ始めると・・・ワクワクドキドキ。瞠目ものの事実が明らかになっていくのです。毎回あっと驚かされます。そして、最後には少し涙が・・・(;o;_;)o とにかく、最高ですっ!!

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    投稿日: 2007.10.12
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    スリリング!! ひとつの大きな事件と、内部紛争。 二つのストーリーが絡み合って、息をつかせぬ展開を呼んでいます。 ラストでは思わず涙してしまいました。 これはオススメです。 映画も見てみたい!!

    0
    投稿日: 2007.10.09
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    うん、凄く良かった。 二転三転する物語の意外性、植草を嵌めていく小気味良さ。これだけでも十分面白い作品なのだけど、犯人にも被害者にも警察にもそれぞれの家族にも、世の中に折り合いをつけながら生きていながら、しかし折り合い切れない心の襞があることがじんわり沁みてくる終章の余韻。 「いろんな意見がある社会で生きてるわけでね、みんな自分の落としどころを見つけてやってるわけですよ」 そうなんだけどね、それだけでは生きていくのは辛いわけで、それぞれの心情の吐露とそれを受け止める回りがあってこその人生と。。。

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    投稿日: 2007.10.04
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    おもしろいですねー。テンポ良く読める警察小説。主人公が格好良すぎですが、キャリア組の上司とのせめぎ合いやテレビ局同士の戦いなども描かれていておもしろかったですね。2007/09/30読了

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    投稿日: 2007.10.02
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    前代未聞の捜査方法というのは、巻島警視がテレビニュースに定期的に出演し、犯人に直接呼びかけるというもの。警察内部には、保身にはしる人間がいたり、ごく個人的な理由で情報をリークする人間もいたり。物語の行き着く先がまったく見えないまま、ギリギリのところまで読者を引っ張っていきます。映画化されて、すでにテレビでも先行放送されているようですが、どのように仕上がっているのか、気になるところです。

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    投稿日: 2007.09.15