Reader Store
美しい彼【SS付き電子限定版】
美しい彼【SS付き電子限定版】
凪良ゆう/徳間書店Chara
作品詳細ページへ戻る

総合評価

108件)
4.5
55
36
8
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    凪良ゆうの小説何作品か読んでとても良かったので、彼女のデビューであるBL作品も読んでみたいなーと思って、すごーく久々に商業BL小説を読みました。 良かったです。主人公2人の心の変化の描写が素敵でした。私、両片思いのすれ違いパターン大好きなので。あとそれぞれの視点での描写が大好きなんでね。 途中、挿絵があってびっくりした。そうか、挿絵あるんだ!って懐かしくなりました。あとちょっとアレなシーンに突入して次のページに挿絵があってさすがに電車で読めなくなりました。

    0
    投稿日: 2025.11.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマ映画視聴後に原作読了 最高すぎました! 私がBLと出会って早25年。。 飽き性な私が何十年単位で好きで居続けられたものなんて、片手で数えるほどしかない。 そんな中、ほぼ私と人生を共に歩んできたと言っても、過言ではない(いや、若干過言かもしれない)ボーイズラブ。 その数ある作品の中でも美しい彼には屈指の萌をいただきました。 まず、ドラマ版でもそうだが、この美しい彼に登場する受けと攻めの関係性があまりにもその他数あるBLのそれらとは逸脱していて、 最初は受け付けられず、一度視聴を中断した経緯がある。 しかし、時間が経ってから再度視聴してみようと思い直し、本腰入れて見始めたら 止まらない止まらない。 引きずり込まれていく清居と平良の唯一無二な関係性。 まず平良は、こんな気持ち悪い攻めなかなかお目にかかれない。 と言いたくなるほど、性格も鬱屈していて目も当てられない痛々しさがある。 序盤では、正直どちらが攻めで受けか検討もつかないほどだ。 清居も、登場からカースト最上位の絶対的王者の存在で、スレイブとして扱われていた平良と一体何がどうやったらボーイズのラブ的な世界線へと交わっていけるのか、皆目見当もつかないような状況であった。 しかし、清居の生い立ちだったり、清居の目線で物語が描かれると、途端に腑に落ちる部分もあり、やはり平良には絶対に清居しかいないように、清居にも平良はなくてはならない存在なのだなぁと感じることができた。 しかし、平良はどこを切り取っても平良であるのに対して、清居は序盤と終盤で全く別物といってもいいほどキャラクターが変わっていて面白い。

    0
    投稿日: 2025.10.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読了。拗らせ執着の平良と周りから一幕置かれるオレ様なイケメンの清居のBL小説。これは、受けと攻めが逆だったことにビックリ。でも良かったです。凪良ゆうさんがBL出身なのは、今でもびっくりです。

    3
    投稿日: 2025.10.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久しぶりに一気見した本!笑 読みやすいし没頭しやすいしなによりエロい、 凪良さんの本屋大賞作品から来ました。 最後の凪良さんの後書き笑ってしまった。笑

    0
    投稿日: 2025.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    吃音をもつ、スクールカースト最底辺の高校生・平良は、カースト上位のグループにパシられるが、グループ内の気高く美しい清居に心酔する。 予想していたよりザラついた話で、これぞ凪良ゆう作品…と思った。読みやすい。

    0
    投稿日: 2025.10.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    凪良ゆう先生の本はすごく読みやすくて,余裕で1日で読めてしまう。すごすぎる。 美しい彼はまだ付き合ってはなかったけど同居しとる期間の話が1番好きだったな。 個人的に清居が平良のことを手放せん理由が好き。

    1
    投稿日: 2025.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    設定自体も攻めも受けも別に好みじゃなかったのに、これまで受けがとにかく好き❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️以外の感想はそこまででもないので自分は最高に楽しんだけど人には別に勧めない、ばかりだったわたしの商業BL本棚にちゃんと誰にでも勧めたい作品として加わった おもしろすぎて悔しかった

    0
    投稿日: 2025.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    清居への恋心というか無条件降伏な平良の想いに 先が気になり読み進むスピード過去一 「偉大なる普通」な清居の態度に 気まぐれ 自己中 優しくないのに ただ惹かれる恋は盲目で すれ違いまくりのネガティヴ俺さま もどかしくてたまらない なぜか懐かしい恋愛観と新しい多幸感が同時にきた

    0
    投稿日: 2025.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    もう、キュンでしかありません。 あまりBLは読まないけれど、ページをめくる手が止まらなかった!!! シリーズ読破したい!!!

    0
    投稿日: 2025.08.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマの音楽と色が綺麗で原作読も〜となり初めて、多分初めてBL小説読みました。他のBL小説がどうか知りませんがこれで読んだって公言していいのかってくらい秒で読み終われるので読んだの幻かもみたいになってる。ドラマ先だったから細かい設定補完という感じ

    0
    投稿日: 2025.07.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    BL漫画は読むことがあったのですが、凪良ゆうさんが書いていらっしゃると聞いて初めてBL小説にも手を出してみました。 普段あまり選ばないキャラ属性の二人なのに、気づけば引き込まれていてあっという間に読み終わっていてびっくりしました。面白かったです。平良、清居の二人に幸福が降り注ぎますように

    0
    投稿日: 2025.07.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマを見ておもしろかったので、原作も読んでみました。 時間の都合上、仕方ないのでしょうが、カットされてる場面もあり、原作を読んだ方が感情の変化はよくわかる気がしました。 ここまで相手を好きになるというか、崇拝?できるのってある意味才能ですね。 盲目を超えている。 ネガティブも度を超えると自己中になるのか。 今までに見たことのないタイプというか、感情というか、こういう考え方もあるんだなぁと変に感心してしまいました。 実写化って賛否両論あるものだと思いますが、この作品は絶賛されてる方が多くて。 どちらも見て改めて納得でした。

    6
    投稿日: 2025.06.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    凪良ゆう先生不足になったので、ずっと積読していた本を解禁。積み木の恋に続きBLに挑戦。めちゃくちゃ面白くて一気読みでした。 相変わらず文章が美しい。 クラスで正反対の位置にいる2人が恋に落ちるお話。いい感じにすれ違ったり、愛があり過ぎて苦しくなったり、不器用な恋愛がとても良い。 これは続きが気になる。

    1
    投稿日: 2025.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初BL。BL作品にずっと興味を持ちながらも躊躇っていたけれど、今更ながら凪良さんの作品があるとは知らずに発見したと同時に即購入→ 没頭→即読了。自分が好きな「流浪の月」のあの描写も本作を読んで納得。未開拓のスイッチを押されてしまったかも、、、

    9
    投稿日: 2025.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ついに、シマシマ本を買いました みんみんさん、おびのりさん、雪見酒さんがシマシマ本を上げると気になってはいたんです。 でも図書館にはなくて、手にする勇気もなかったんですが。 でもまきさんが読み始めたのを見て、いけるかも!?と思って買いました!!! 、、、ついに買いました!!(何回言うんや) まずは大好きな凪良さんから始めさせていただきますm(_ _)m BL以外は全て読み終わってしまい でもまだこっちは手を出せずでいましたが、 大好きな凪良さんが書いたBLってどんなんなんだ!?という長年の自分の興味ともおさらばしたく。いざ!!! さて、読んでみての感想ですが 面白い!!! さすが凪良さんですね 文章が心地よいんですよ 吃音持ちで人と話すのが苦手なスクールカースト底辺の平良と、俺様キングな清居 関わりのあるはずのない二人が、、、 キュンキュンからの、 すれ違いからの空回りな感じで とても楽しく読めました こんなに恋焦がれることってあったかなぁ、、、 と思ったけど推しに対しての想いと考えるとあるかもな さぁ続きが楽しみー! ちょっとネタバレです 終盤、こんだけ俺様な清居と平良の立場がクルッと逆転する感じ。 キツい言葉なのに行動がチグハグになってくるところが沼る要因なのかな? 清居がかわいく見えてくる これギャップというやつか、、、 平良が天然でぐいぐいくる感じもギャップか なるほど これはハマるのわかる さすが凪良さんだからなのか、BLだからなのかわからないけどとりあえずこのシリーズ楽しめそうです♪ 凪良さんのあとがきまで読んで 書き手のテンションがわかって嬉しいです(^^) ちょっと凪良さんを身近に感じますね(*´-`) ちなみに私もデュフフって笑うと言われます恥 追記 シマシマ本って自分にはシマシマしないんですね(´⊙ω⊙`)

    78
    投稿日: 2025.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマ見てから読んだのだけど、結構原作に忠実なのもよかったし、もっと××なところもあるし、なによりもっと深くお互いの心情がわかるから読んでよかった!全部読む!

    2
    投稿日: 2025.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久々にBLみたくなって。 ドラマからはいったのだけど、これを読んで、役者さんすごいなって改めて思った。 平良と清居の関係性が好き。

    3
    投稿日: 2025.03.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    まず、初手から面白い。 こんなに読みやすくて気を引く文章はなかなかないのではないかと思うくらい、最初から最後まで面白かった。 読み進める手が止まらなかった。 オススメのBL小説は?と聞かれたら、私はこれを推している。 最初は攻め視点から始まり、途中から受け視点へ視点が変わるのだが、…この構成が見事だと思う。 コロコロ視点が変わったり、一部だけ視点が変わったり…、そんなことはなく、大体半分くらい?はそれぞれの視点で物語を見せてくれるから、あの時こう思ってたんだなって答え合わせもできて尚楽しかった。 だからこそ、なんでそうなるのー?!おいおいお前ら大事なところでズレてるよー!!ってうずうずしてしまった。 清居に憧れて心酔する平良の気持ち…分かってしまう。 清居は性格が決していいわけではないし、別に助けるつもりなんてないし、自分がしたいようにしているだけ、それでもたしかに平良を救っているんだよなあ。 だからこそ心酔する、王だと崇めてしまう。 でも清居はそんなことしてほしくないし、ツン、としていて他の人の前ではクールなのに、平良の前では上手く取り繕えない、そんなギャップがあああああ思い出すだけでもかわいいいいいいい

    0
    投稿日: 2025.02.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    凪良ゆうさんの本を色々読みたいなぁと思っていました。 凪良さんはBLもお書きになるとのことで、ブックオフを探してみるも、全然見つけられず (⌒-⌒; ) みんみんさんに、小説売り場ではないところに売っているのだと教えて頂きました(笑) ありました!BLコーナーに! そんなコーナーがあったこと、教えて貰うまで知りませんでした(^◇^;) 小説売り場しか行ったことがなかったのです。 キュンキュンくらいのBLなら読める自信があるのですが、あまりハードなのはどうかなぁ、、、と、ちょっとビビりながらも読み進めてみました。 あれ?何だっけ? この話知ってるぞ? デジャヴ??? と思ったら、思いっきりyukimisakeさんの感想を読んでいたからですね!登場人物のことを思いっきり記憶してました(笑) 雪さんの感想文って、そのくらい完成度が高いのですよね。何か私、結構この本のこと知ってました(笑) でもさすが凪良先生ですね! やっぱり引き込まれます。 文章が上手なんだろうなぁ。。。。 前半1/3くらいまでは思いっきり好み!というか、もうこれ少女漫画的な感じで、キュン死にしてしまいそうになりました。 キュンキュンが止まらない! ロマンスが止まらない! あー、忘れかけていたあの感情よ! 最近ずっとなかった、あの感情よっ! まぁ、ニヤつきましたし、声に出して笑いましたし、めっちゃ面白かったです! ただ! 3/3 あたりから、うわぁー、 そうなるのかぁー。 そーかー(-。-; そのあたりからはちょっと苦手分野になりました。゚(゚´ω`゚)゚。 ごめんなさい、やっぱり苦手ー。゚(゚´ω`゚)゚。 ごめんなさい、こんないい本に★4コしかつけられなくてm(_ _)m 出来れば、ずっとジャイアンとのび太で居て欲しかった。 で、ジャイアンの心の声をずーっと聞いていたかった(笑) でも完成度かなり高いですね! すっごくストーリーに引き込まれました。 3/3 を読まなかったらぶっちぎりの★×5です!! いや、★10コでもってくらいいいです! 3冊購入出来たので、次も読みますよ! 3/3で疲れたのでまたいつか(⌒-⌒; ) 雪さんはこういうのも読めるのですね。 ほんと凄いっ。

    101
    投稿日: 2025.01.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマが面白い、原作も良いという話だけ聞いて この手の話だと思わずに図書館で予約したので、 表紙を見てびっくりしてしまった。 表紙の絵はもうちょっとセーブして欲しい。 内容も結構踏み込んでいて、その割に行為の諸々について 疑問に思う描写も多く気になった。 平良が自信がないというのはそうなのだろうが、 それにしても「また」と言われたのに連絡を断つとか 自虐が回って相手を傷つける結果になっていて 流石に清居が可哀想だ。 そもそもいじめっ子と一線を引いていたとは言え いじめっ子側だった清居に何故惹かれたのか、 キモいと思っていた平良に清居が何故惹かれたのか。 恋は理屈じゃないとは言え、いまいちどちら側の視点でもよくわからないなと思う。 まだ清居の方が共感しやすいか。 小山が良い人で非常に好きだった。

    0
    投稿日: 2025.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ずっと積んでしまってた『美しい彼』。 凪良ゆうさんの一般文芸の作品がことごとく どうしても…どうしても肌に合わなくて なんとなくこちらも避けてしまってました。 いやもうこれは好みだからしょうがないのだけど。 あーーー過去の私いますぐBL作品を読め………一般は読むな…………キャラ文庫しか勝たない……………。 言わずとしれた、BL小説の超超超名作ですね。 吃音症に悩むクラスのカースト下位男子と クラス最高カースト美し過ぎる容姿のキング……… スクールカーストものが好き過ぎるあまり読み始めと同時にもう最後まで一気読みするぞを決めた。そしてしっかり有言実行。 空き教室でのカメラのシーン、いいね、最高、、、 あとなんと言っても後半の清居視点。 おま!おまおまえぇー!!!!可愛いやつー!!! めちゃくちゃ幸福度が高いです。 気持ち悪過ぎるど変態攻めは全然好きじゃないんだけど、拗れすぎた憧憬も、煮詰め過ぎるとこんなにカラッと爽やかになるんですね。(作者がキラキラ青春だ!と仰るんだから間違いない) シリーズも全部読みます!!!

    0
    投稿日: 2024.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めての凪良ゆうさん。初めてのBL作品。お友達からのオススメで読んでみたけれど、とても読みやすくて一気読み。 今までBL作品を誤解していたと思った。一般文芸との違いがあまりないように思う。 凪良さんの作品は、空気みたいにすっとはいってくる感じ。違和感がなかった。恋愛小説のすれ違い感がとても上手に表現されていて、読みながらもどかしい気持ちにさせられた。 それにしても、主人公の性格が最後急に変わった 笑 ひそかに応援したいカップルでした。ファンが多いのがわかる。 これを機に凪良さんの本に挑戦してみたい。

    0
    投稿日: 2024.12.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ベタベタな恋愛小説を読みたいと思って凪良さんだし読んでみるかと手を出したらなんとも変わったド変態キモラブストーリの恋愛小説におおっ、こ、これは斬新だ!と、ド定番とはまた違う斬込みの恋愛小説に流石!となった。 ヒラはキモイのだけどそらでもやっぱり場面描写や気持ちの描写する言葉選びは神がかってて、相変わらず読む側の心引き裂いてくるなぁと感じた。 続きが楽しみ!

    0
    投稿日: 2024.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    友だちから借りて、やっと読めた☺︎ ドラマ見たとき、小説っぽいと思ってたけど、美しい小説だった。 清居と平良、どっちも拗らせすぎ笑

    1
    投稿日: 2024.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おーい、平良くん!「じゃ、またな」は「また会おう」って意味ですよ!なんというネガティヴマシーン! はい、恒例のみんみんさん印の沼落ちシリーズです♪ 最早知らない人は居ないのではないかと思う凪良さん。 『星を編む』の発売を記念して近所の本屋では凪良さんを読んでみよう!のチラシが無料配布されておりました。 そのチラシはちゃんと通常の文芸作品とBL作品にわざわざ分けて書いてあり、その筆頭がこちらの作品でした。 実は当時のアルバイト仲間が、実写ドラマ版の主演の八木さんファンだった為に強制鑑賞会が行われて既に視聴済み。(女子達と鍋を突きながらBLドラマを一気観するというなんとも言えぬシチュエーション) 話の流れは知っていたのですが、原作を読んでドラマもよく出来ていたなあと今更に感心。 とはいえ、やっぱり原作の方が何倍も良かったです。 主人公の平良は吃音症のせいで子供の頃に虐められ、それが原因で高校生になってもいわゆるカースト下位で友人も作れず、お茶の間で流れる学生の自殺に共感して心を痛める毎日。 たまたま川に流されていたアヒル隊長に居場所の無い者同士だと共感してしまう程に暗い日々を送っていました。 読んでいて辛すぎるスタートですが、そんな平良の生活が高校2年のクラス替えで一変します。 たまたま前に座っていたあまりにも美しい男、清居。誰にも媚びず、俺様でクラスカーストの最頂点。そこに群がる陽キャ共。彼らが本当に絵に描いたような鬱陶しい輩共なんですが、清居はつるんでいるものの決して馴れ合わず、たった1人、平良の吃音をバカにしませんでした。むしろ格好の餌とばかりに平良を虐める彼らを制したりします。 ですがこの時の庇った理由も、清居が見ていて気分が悪いからであって別に平良を可哀想だと思ったわけではありません。清居は自分ルールで動くのです。 この事が逆に平良にとっては救いとなり、毎日清居に会う為に清井の為にパシリになる為に(もちろんパシらせてるのは取り巻きです)学校へ行く事が最大の喜びとなるのです。 ストーカーの一丁上がりです。 いや、このキャラ設定が良く出来てるんですよね。構成力の巧みさが光ってます。 凪良さんが「気持ち悪い攻めが好きです」と後書きで仰っていましたが、平良はキモい、暗い、ダサいを兼ね備えており、清居にも「きもい」と連呼されています。 こんなにきもいと言われる攻めが未だかつていたのだろうか笑。 そんな平良が何故、俺様美形である清居の心を動かしたのか。この理由が非常に納得の行くもので、しかも…切ないけど良い!!凪良さんは『汝、星の如く』しか拝読した事が無いのですが、この頃から人間を描くのがお上手だったんですね。取り巻き達の心境の変化もリアル過ぎて、本当に嫌気がさしました。鬱陶しい。(よほど嫌いなタイプだった様子) 清居がモデルのコンテストに出て雑誌に載ったのをきっかけに、この輩共とも一悶着あるのですが、2人の距離も徐々に近付いて行く事に。 友達という程仲良くする訳でもなく、相変わらず平良は下僕のようにストーカーを続ける日々。 焦ったい、焦ったいぞ!! でもあの清居がちょっとずつ心開いてるぞ!笑ってくれた時なんかは、平良と一緒になって喜んでしまった! 誰も居ない教室で手の甲に…だと?!何だってこう、BL小説にはロマンティックが止まらない案件が多いんだ! こんなんした事ないわ、来世に期待!!(錯乱) と、繊細な恋模様を見守っているとあっという間に卒業式。冒頭で書いた「じゃ、まなた」事件が勃発。 平良の最早感心してしまう程のネガティヴ思考のせいで一旦すれ違ってしまう2人。 あー!!なんでこんな事に!と頭を抱えている間に平良がしれっと楽しそうな学生生活を送ってる。いや、良かったんだけどさ…うん…。 となんとも言えぬ気持ちでいたら、恋愛小説に於いて物語を非常に盛り上げてくれる恋のライバルが登場。やはりBL界にも存在しているんですね、こういうかませ犬担当は。良いぞ、もっとやれ。 この辺りで、清居視点の話に変わります。 本作ではこの清居視点の章が1番好きでした。この章を入れるタイミングが最高。色々分かる清居の事実と徐々に変化していく平良への想いが、より深く伝わって軽い溜息が出ました。(それにしても私は読書中、色々と騒がしい) 俺様な清居がじたばたしてるのが可愛かった! すれ違って、すれ違って、くっついたように見えてすれ違って… 「最初に好きだとか言い出したのはお前なのに、なんでこんな事になってんだ」と嘆く清居に全くその通りだよ!と心で同意していましたが、BLはハッピーエンドのルールは健在でした。良かった。 やきもきした分、本当に結ばれた時はこっちまで幸せな気持ちになりました。 『汝、星の如く』でも思いましたが、凪良さんの文章の読みさすさと自然と登場人物に感情移入できる表現力が素晴らしいです。 どんなジャンルを書いても凄い作家さんは凄いんだなあと、一穂さんや木原さんに続き凪良さんでも実感してしまいました。 これらの作家さんが人気なのも頷けます。 ドラマではもう少し先まで話が続いていたので、次巻は恐らく平良が本格的に写真の修行を始めるのだと思うのですが、凪良さんの繊細な心理描写で読めるのが楽しみです。 みんみんさん、毎回厳選されたシマシマをありがとうございます! それにしても、恋愛小説をあまり読まないのでロマンタジー(巷で流行らそうとしてるので使ってみた)をBLでばかり補充している私… ま、良いか!!(前向き) ー好きにたいした理由はない。だからこそ自分ではコントロールできない。離れたくても離れられない。引力みたいに、問答無用で引かれてしまうー このような凪良さんの素敵な文章も読めますしね♪

    27
    投稿日: 2024.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画が公開されるのを知って 気になり始めていた一冊。 何も気にせず読み始めてたけど 純粋なBL小説は初めてで やばいジャンルに足を踏み入れたなって感じ。 何を思ったかはご想像にお任せします。 途中で恥ずかしくなって 一旦ストップして 気持ちを整理する時間が必要だった。 でも読了後は面白いって思ったし 映画やドラマ観たいって思った。

    0
    投稿日: 2024.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    実写を先に見たのですが、実写では描かれない描写がありやはり原作はいいな、と思った。また、平良と清居二人の目線があって感情移入がしやすい。

    0
    投稿日: 2024.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    凪良さんは大好きな作家さんですが、BLは読んだことがなく、手に取りにくさを感じていましたが、最新刊が10月に発売されるという事で思い切って読み始めました。 恋愛の複雑な感情が繊細に描かれており、一気に物語に引き込まれました。清居と平良の、お互い自分の世界からなかなか抜け出すことが出来ないシーンがもどかしい。これは純粋な愛の物語でした。 皆さんが沼る気持ちが理解できました。 次作に進みます!

    11
    投稿日: 2024.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    凪良ゆう先生は非BL作品から入ったが、こちらもとても面白かった!一日で読んでしまった。 いや〜平良がきもい。きもいけど一途で意外と屈強で、良い。前半は完全に清居が主導権握ってるのに、後半になると清居のほうが余裕なくなり振り回されてんのが面白い。 濡れ場ドキドキしました。 個人的に攻めが受けに痛くないか、気持ちいいか確認するくだりが大好きなのでまさにそれでとても良かった。恥ずかしくなると反射的に死ねが出てきてしまう清居、かわいい。 「快感の余韻が怠惰な蛇みたいに下腹にとぐろを巻いている」 ↑この描写やばい。どう生きてたらこんな綺麗な表現が出てくるの? あとがきも面白かったです。

    0
    投稿日: 2024.08.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマを見て読みました!もう夢中になっちゃって。凪良ゆうさんは大好きな作家さんなので、買ってしまいました。この世界もハマって大好きになれそうです!

    0
    投稿日: 2024.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    美しい小説だった。憧憬を煮詰めた作品。 人が人を想う深さによって、世界は美しく成り立っていると錯覚した。

    0
    投稿日: 2024.07.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本自体に苦手意識があったけど、映画や漫画ではなく本で読む良さにやっと気づけた。本当に凪良さんに出会えて良かった。もちろん美しい彼のドラマも最高で、私はドラマを見てこの作品を知ったけど、本で読むとまた違う良さがあって、自分のペースで物語が進む楽しさを知れた。食べることや寝ることを忘れて一気読みしてしまう4冊だった。

    0
    投稿日: 2024.06.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    BLは漫画かp○xivの短編小説しか嗜んだことがなかったが、凪良ゆうさんの作品ということで気になり購入してしまった。 受けと攻めの解釈が一致すぎて読む手が止まらなかったし、凪良ゆうさんは男性の美しい側面を書くのが上手い。イラストも綺麗で満足感高かった。

    0
    投稿日: 2024.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【ページ数】  315頁 【読み応え】  ◎ 【ストーリー】 ◎ ドラマから入って原作に触れました。 もう素敵!! ゆう先生のひとつひとつの言葉の紡ぎ方がとても刺さる! 平良と清居の交わることのないはずの二人の恋愛模様に引き込まれる。 清居のツンデレ具合と平良のキモさが良い感じにマッチしていてキュンキュンするだけでなく面白さもある。 挿絵も繊細なタッチで美し。 後半に濡れ場もあるのでBL初心者注意です。

    4
    投稿日: 2024.03.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    友達に貸してもらったんだけど、 なんというか、この世界観に一歩踏みだしちゃった感笑 凪良ゆうさん、こんな雰囲気のものも書くかたなんだなあ。。。 …続きも読みます。 もちろん読みます。

    21
    投稿日: 2024.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    凪良ゆうさんの文芸書を読破し、読むか迷っていたこのシリーズに手を出した。 初めてのBL小説、読み切れるか不安だったけど凪良さんの文章が美しく夢中になって読んだ。 思っていたよりいい作品だったので、このままシリーズ読破しよう。 ✎︎____________ 好きにたいした理由はない。だからこそ自分ではコントロールできない。離れたくても離れられない。引力みたいに、問答無用で引かれてしまう。 恋は、とことん本人だけの問題だ。道徳も倫理も通用しない不毛の場所でいきなり生まれたり、または消えたりする。 三つ子の魂百までと言うけれど、一生持って歩くバッグの中身は、意外と子供の頃から入っているものが多い。誰とも交換できないし、誰にも持ってもらえない。ずっと自分で持ち歩くのだ。死ぬまで。

    9
    投稿日: 2024.02.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    美しい彼はこちらの小説を読んでから好きになり、ドラマを観て、映画館の大スクリーンで映画を観るくらいにどっぷりこの世界観に沼りました。 底辺ぼっちな平良(ひら)とクラスの頂点に君臨する清居(きよい)の心理描写がこれでもかというくらい繊細に描かれていて夢中になりますね。 BLにありがちな性的描写さえも清々しくて美しいなと、圧倒されます。

    19
    投稿日: 2024.01.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    めちゃめちゃ良かった。執着大好き。 スクールカースト上、相容れないはずの2人の話。キヨイを崇拝するヒラ、キヨイがずっと欲しかったものを与えてくれるヒラ。そんな男子高校生の話

    0
    投稿日: 2024.01.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    美人でツンデレな彼に振り回されるオタク男子のドタバタ話だと期待して読むと全然違っていて本当に面白いです。 振り回されているのは美しい彼こと清居くんの方。 独特な崇拝心と思い込みで相手を神格化している猪突猛進な相手・平良くんに心底疲弊している清居くんが可哀想にさえ思えてきます。笑 一見接点のない二人が惹かれあってくっつくまでが、世に出回っているBL作品と一味も二味も違っていて、よくこんな捻じ曲がった感情を表現できるな〜!と感動してしまいます。 3巻まで一気に読みました。 人間の感情の機微が大好きな方にはオススメです。

    3
    投稿日: 2023.12.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【2023年160冊目】 BL小説の良いところは、登場人物の心情に物語の焦点が置かれていることなのかもしれない、と、この一作を読んで思いました。ぐっと来る、なんだろう、この、男女の恋愛小説では得られない独特の栄養素のような、感じ。 凪良ゆうさんの過去作を読みたーい!と思って拝読しましたが、登場人物の心情が丁寧に描写されていてとても良かったです。これは、続きが読みたくなってしまう。挿絵も美しくて眼福でした。

    0
    投稿日: 2023.12.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    思ったよりがっつりBLだった…! さすが凪良ゆうさん、関係性の描写は素晴らしいのだけど、カップリングが単純に好みでなかったのでハマれなかった!(こればっかりは著者との性癖の相違なので仕方ない)

    0
    投稿日: 2023.11.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    美しい彼シリーズ読破!最高に面白くてかつ読みやすい。清井と平良の関係が綺麗すぎる。 2人の成長物語としても楽しめるし、もちろんBL作品としても楽しめる。小説を実写化するのは反対派だけど、ドラマもすごく良かった〜!

    0
    投稿日: 2023.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマ、映画を観てからの後追い。なので楽に読み進められた。最初は魅力的な清居に惹きつけられ、その後、何なんだ?こいつ…的な平良にどんどん興味が湧いてくる。でも、あとがきを読んで、一番凄いのはこの人(作者)だと、笑えた。この腐女子っぷり! 検索すると、なかなかの苦労人。他にもいろいろ読んでみたいなと、思う。

    0
    投稿日: 2023.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ずっとタイトルだけ知ってて凪良先生のお話だしBL作品もよく読むので、まずは1巻と思って手に取ってみました。想像の100倍面白かった...一気に番外編まで読みました。2人は歪な関係なのに何故かかっちり合う!こんな素晴らしい2人を小説にしてくださって先生には感謝しかない... 何より今まで見たことの無い愛情表現を持った平良の思考が凄い。1人にスポットを当てるのでもはなく双方の視点で書かれている部分もあるので心理描写がよく分かりました。 美しい彼よエターナル!

    0
    投稿日: 2023.08.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマみて原作が気になって4冊一気に買いました。 初めて読んだBL小説が衝撃すぎてトラウマだったから嫌煙してたけど、こんなに幸せででも全然思い通りにいかないいちゃラブなの読んでてすごいにやにやしちゃうし、キャラがいいし、私もオタクだから平良の言いたいことちょっとわかる!ってなる。何より凪良ゆうだから文章が読みやすい!!!するする読めちゃう!家で小説読まないけど、気になりすぎて家でもずっと読んでた!すぐ読めちゃった!!ハマってよかった〜!

    0
    投稿日: 2023.07.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    可愛いしストーリーも面白すぎる。 文章も綺麗で、感情の機微が表されてる。 主人公二人の複雑な関係性が、普通のBLにはない文学的な良さをだしてるなと思った。 尊いだけじゃなくて人間関係の奥深さがある⋯ この人しかいないってお互いに思ってる、ピースがはまったみたいなカップル。

    0
    投稿日: 2023.07.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    甘美な文字を読むことが好きだと、再認識してしまいました。。 男性同士の恋愛物は初めてて、 これまで色眼鏡をもってしまっていたことにも気づき、罪悪感とこれまでもったいなかったなあ〜という後悔と。 美しい物は美しいし、圧倒的「好き」が居ること、羨ましい。 作品を読み終えて、読了時の興奮と共に、清井に対してすごい嫉妬心を抱いた(笑) 私も熱のある目で見つめられてみたいな。 凪良ゆうさんのあとがき、勝手に親しみを感じてしまい、短い文章の中に滲み出るお人柄、大好きになりました。 そして「気持ち悪い攻め」、私も本作で好きになりました、とお伝えしたい、、!!

    0
    投稿日: 2023.07.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマを観てからしばらく経っているのですが、 補う部分もあるし、もう1度ドラマ確認したくもなる。 好きな相手の心の内を予測しないってのが深い愛情に感じてしまった。それが出来てなくてすれ違いもあるわけなんだけど。 平良と清居パートがあることで、 くっきり見えてくることもある作りが面白いです。 清居、自覚してたのね。

    3
    投稿日: 2023.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマを見て、映画を見て、2巻〜番外編の4巻までを先に読了。1巻をやっと手に入れて読んだ。今回も胸キュンさせてくれてありがと〜! 映像は映像の良さがあって、映像化してはイケナイところは上手く辻褄合わせ。 ドラマ1では、平良が高校生のとき、親が平良をおいて転勤と言ってたのに、ドラマ2でその家には元々祖父と従姉妹が住んでいたとなって、???だったのがこの本で「あ、そういうこと」と。 ただ、この本の中で平良がカメラを買ってもらったのは中学2年生と(p11p89)に出てくるのに、p110では小学生となっている。これは校正さんの問題?

    3
    投稿日: 2023.06.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    凪良ゆうさん作ということで、映像も観ず、コミックも読まずに小説のみ。 気持ち悪い攻めが好き。というあとがきで「あ〜」と納得した。 とても楽しいあとがきだった。 その気持ち悪い攻めにズブズブとハマった。

    0
    投稿日: 2023.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマを先に履修。 清居がゲイであることがはっきり描かれてるやん!ドラマではそのアイデンティティはぼやかされてたのが残念。

    0
    投稿日: 2023.06.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマを履修し、映画を観に行った帰り気付けば4巻すべて購入していました。原作には原作の、ドラマ版にはドラマ版の良さがあり良かったです。 ドラマ版では平良虐が見ててしんどかったけど原作版はその描写が少なくて、平良の気持ち悪さ(褒めてる)が最大限に発揮されてて最高です。 作者の趣味全開の作品ってすぱらしいですね。 ありがとう凪良ゆう先生。この世に美しい彼を生み出してくれてありがとう...。

    0
    投稿日: 2023.06.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    完全一致。 とうとう手を出してしまった〜!!沼〜!!! ドラマ美しい彼シーズン2の1話を見て、どうにも原作読みたい欲が抑えられず、4巻セット(実写映画カバー付き)を買ってしまった… 仕事終わりに読み始めて、夜更かしして1巻読み終わってしまった…これは底なし沼… ドラマシーズン1の、高校時代の2人の格差が苦手で、「これは楽しめるものなのか…」と思ってたけど、シーズン2の幸せそうな2人を見て、原作が気になり始めた! 平良視点で進む高校時代、パシられたりされながらも、どんどん清居に惹かれていく描写がたくさんあって、ようやく理解できた。 2人きりになれたのは数えられる程度だったけど、平良にとって、清居と過ごす時間が本当に大切で宝物なんだろうなって思えた。 ドラマだと高校時代はリアルすぎてちょっと可哀想と思ってしまうことが多かったけど、本だと大丈夫だった。 清居視点パートで、なんで2人が惹かれあったのかがわかった、ずっと見ていたい男と、ずっと見ていてほしい男。完全に需要と供給が一致している。 両想いなのに、平良が清居を神格化しすぎて、触れられない、のシーンがもどかしいけど面白かった。 平良に振り向いてもらうために、清居が頑張るのもいいし、頑張るのに疲れて自分の気持ちをどストレートに伝えるのも最高にきゅんきゅんした。あのキングをこんなにも切羽詰まらせているのが平良っていう構造。最高。

    3
    投稿日: 2023.06.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    平良と清居の心情が詳しくかかれていてすごく読みやすい。感情の変化や作者が言っていたように崇拝心がすごく気持ち悪い攻めになっている。 あとがきもおもしろい

    0
    投稿日: 2023.05.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    美しい彼、ドラマで知ってそこから猛烈にハマってシーズン2も映画も観た。BL小説は初めて読むけど最高だった。特に2人が付き合いだして欲望に塗れて抱き合うところは、ドラマでも詳しくやらなかったから夢中になった。美しくて甘くて可愛いひらきよ。世界観が大好きです。

    3
    投稿日: 2023.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    凪良ゆうさんの小説を読むのはこれがお初。 (本屋大賞受賞おめでとうございます!!) 実は、外で読む用に「わたしの美しい庭」の文庫を先に読み始めていて、まだ序盤だというのに、これは他の作品も読まねば!!と思い立ち、この美しい彼シリーズを始め、勢いで数冊購入してきちゃいました(積ん読はなるべくしないようにしたいのだけれど、衝動的にやってしまいがち)。 元々BL作品が大好きなのですが、ひらきよ、本当に良かったです・・・(反芻) 他者から見ると、歪で不快な関係かもしれないけれど、二人でいれば凹凸がしっかり嵌る、そんな感じ。 平良の陰鬱としたパートも勿論良いのだけれど、清居視点になった瞬間、一気に可愛らしいテイストになるのも良き、でした。 もだもだしてる感じが、滑稽さや可笑しみを増して。 清居君ツンデレかーって。 まだ2、3、番外編とこれから読める幸せよ(噛み締める)。

    0
    投稿日: 2023.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とても良い意味で映像と小説は別物で、映像化のこだわりとか込めた思いとか、映像作品の見方を変えてくれた作品だった!演技ってすごいなぁ、作品を作るってすごいことだなぁって恩田陸さんのチョコレートコスモスがすごい読みたくなった。これまで何か見る時ただストーリーを追うしかしてなくて、小説のが圧倒的におもろいだろって思ってたけど、別の視点で映像見る楽しさ知れたのが単純に嬉しい!

    0
    投稿日: 2023.05.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    吃音症のためにまわりに溶け込めなかった平良は、高校生の春、一年間の平穏を願って新しい教室にいた。しかし無残にも自己紹介で吃音がでてしまう。 まわりが凍り付くのを感じ、どうしていいか分からなくなりかけた時、ふいに教室の空気を一変させた存在が居た。 遅刻して入ってきた彼は、驚くほどうつくしい人だった。 彼はその存在感でカーストの上位に君臨し、そして底辺の存在としてなんとか教室の空気になっていた平良を言葉ひとつ、目の動きひとつで支配していく。 そしてそれが平良にはたまらなく幸福な支配だった。 たったひとりのキング。 そう心の中に彼を崇めていく平良の献身に、状況の変化のなかで彼の態度にも変化が起きていき、、、 作者さん曰く、気持ち悪い攻めが好きなのだとか。 分かる、、、 病的に心酔して全てを捧げても幸福しか残らないような気持ちでうつくしい彼を見つめる平良くんと、それに快感と充足を感じてしまった彼こと清居の、恋の物語。 凪良先生の書く繊細で共感を呼ぶ書き方がすごく気持ちいい。 ドラマをめちゃくちゃ勧められて見始めて、いっしょに原作も読み始めたのだけど、どちらもとても満足する作品だった。ドラマはうまいことBLの困る描写を摘み取ってくれているのではじめて見る人も安心。エピソードも上手に改変して入れているな、と思った。

    4
    投稿日: 2023.05.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    美しい彼 (キャラ文庫) 著作者:凪良ゆう 発行者:徳間書店 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 facecollabo home Booklog https://facecollabo.jimdofree.com/ 凪良ゆうさん原作 ドラマ版に続き映画化が決定。 劇場版、美しい彼〜eternal〜 放送開始日:2023年4月7日〜金曜日スタート 公式サイト:https://culture-pub.jp/utsukushiikare_movie/ Twitter:https://twitter.com/utsukare_mbs Youtube:https://youtu.be/9xLQTCPmRWo

    6
    投稿日: 2023.04.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    気持ち悪くて社不の話大好き!!!!!!! 清居がスパダリっぽくないのも良いな、単純なスパダリ描写に逃げない所がすごく良かった

    3
    投稿日: 2023.04.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマが話題なのは知っていたけどまさか凪良ゆうが作者とは知らず、、慌ててネットで全巻大人買い。 すごい惹き込まれた。。 凪良ゆうの文章はいつも私を惹き付けて離さない。 ページを捲る手が止まらなくてイッキ読み。 平良がとことんピュアでアヒル隊長で清居がとことんキングで美しいからこそのギャップ…! 終盤近くまで純愛ラブストーリーかと思ってたら凄まじいほどのBLだった。笑 あーハマったー!ひらきよにハマったよー!

    3
    投稿日: 2023.04.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『流浪の月』『汝、星のごとく』に続き3作目の凪良ゆうさんの作品でした。 読んだ2作が好きだったので前から気になっていたもののなんだか手が出せずにいましたが、本屋大賞受賞と映画化のタイミングが重なり読んでみた次第です。 BL作品ということで、自分は今年33歳独身のヘテロセクシャルの男性なのでたのしめるのだろうかと半信半疑でページをめくると、まーあ、おもしろかったです。いやいや。 なんか、やはり性別のことは関係なかったです。単純に凪良ゆうさんの文章が好きだし、成熟した世界観が好きだし、構成のうまさが好きだし、初期の頃からやっぱりすごい力量のある書き手だったんだなあと、改めて思いました。 ここから、流浪とか汝にたどり着くというのも一人の作家の才能が開花していくストーリーとして大変興味深くおもしろいですし、凪良ゆうさんが人気なのがよくわかりました。 あとがきで「気持ち悪い攻めが好き」と嗜好を書かれていましたが、そのテーマをこれだけピュアに描ききれるのが最高です。 気持ち悪さへの愛を感じますが、読みながら自分自身の気持ち悪さも受け止めてもらえるような気がして感動しました。青春のキラキラとした貪欲なエネルギーに触れられたのも今の自分にとっては貴重な栄養でした。

    9
    投稿日: 2023.04.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマでハマり、順番をすっ飛ばし最後に読破。 ひらきよの原点。ドラマとは違うものとして楽しめた。 BLは得意ではないけど、凪良ゆう先生の世界にすっかり魅力されてしまったので抵抗なく読める。

    0
    投稿日: 2023.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    BL小説は初めてであるが、ハマりそう 漫画版も2巻まで読破したが、小説は小説で良い 漫画とは違ってお互いの心情が事細かに描かれているので、両本読んで良かった 凪良先生の作品ハマってしまいそう

    0
    投稿日: 2023.04.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    気持ち悪くて、重くて、依存度強い平良が最高。 また、俺様だけど照れると可愛い受けの清井も良い。 共存最高

    0
    投稿日: 2023.03.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    凪良ゆうさんの作品は「流浪の月」しか読んだことがないが、「一言では言い表せない、世間には受け入れられない関係性」を描くのがとても上手な作家さんだと思った。「美しい彼」の2人も、形容しがたい関係を経て恋人になる。アヒル隊長やガラス瓶の貯金箱など、読者の印象に残るモチーフや、キャラの家庭環境の描写がお見事。なんだか上から目線になってしまったが、本当にすごい作家さんだと思う。 ここまでは真面目に書きました。 ここからは腐ったヲタクの叫びです。 あーー好き!気持ち悪い攻め好き!受けに対して信仰に近い激重感情抱いてる攻めくん好き!冷酷な王様と思いきやただの素直になれないツンデレ女王様な受けくん好き!ありがとう!きよひらじゃなくてひらきよにしてくれてありがとう!!!これで左右逆だったらここまでハマらなかったと思います!形容しがたい2人の関係性が尊くてあまりの萌えにヘドバンしました。実は常識人な清居くんかわいい……振り回される女王様好き……変態で1歩間違えれば犯罪者の平良くん好き…… 「清居は神様でキングだから」とか訳分からないこと抜かして恋人になろうとしない平良くんに焦れったくなって清居くんが自分から距離を縮めようとするけれど持ち前のプライドの高さが邪魔して素直になれなくて半泣きになる清居くんはいいぞ。 幼い頃から「誰かに命を尽くして愛されたい」という欲望を持っていた清居くんには、やっぱり平良くんじゃないとダメだったんだよね……。安っぽい言葉だけど、この2人は運命で、出会うべくして出会ったって感じ。 ダラダラと長くなりましたが結局ひらきよは最高!「美しい彼」最高!凪良ゆうさん最高!です!

    10
    投稿日: 2023.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    凪良ゆうさんといえば、「流浪の月」等の作品が最近では有名だけれど、個人的にはやっぱり「美しい彼」の印象が強い。作者さんがあとがきで述べているように、「気持ち悪い攻め」の骨頂!この世界観を描き出せるのはさすがだと何度読んでも思う。 凪良ゆうさんの文章の、静かででも力強い文章がとても好きだ。

    3
    投稿日: 2023.03.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマ見てから読んだので平良も清居ももう二人で脳内再生される〜やっぱりMonologueが最高だな。blて多分読んだことなかったような?気がするのだけど、凪良ゆうさん天才では?読みやすくて楽しくて読みやすくて。するするするする一気読み。唯一他と違うとしたら、ラブシーンになった瞬間、描写が0.5秒単位みたいになって濃厚になったことくらいかな? 誰かと付き合うと良い意味でも悪い意味でも自分とパートナーは釣り合ってるのか?という問いは無意識に意識してしまうとこだし、好きなら好きな程に。平良は強烈だけどある種普遍的だなぁと。 面白かったーーて読んだら、あとがきで、気持ち悪い攻めを書きたかった、とあって。blには形式というかマナーがあってその枠の中でいかに描くかという分野なんだなと思った。

    0
    投稿日: 2023.03.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久しぶりにBL小説を読んだ。美しい彼を知ったのは、YouTubeの美しい彼のドラマまとめを観て、その後コミックを買い、やっと原作に戻ってきたという感じ。 久々に、挿し絵のある本を読み気恥ずかしさもあったが、きれいな絵で美しい彼にぴったりだった。 幸せになって良かった。攻めも受けも好みの設定で読んで良かった。

    4
    投稿日: 2023.01.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    初めての作者作品。 イメージ的には重い話を書く人かと 思っていましたが、この話は全然違いました。 久々の小説で、とっても面白く一気に読みました。 自己評価の低い平良君の考え方も (多少は大げさにしても)分かる気がしたし 愛情を求めて自分を盲目的に愛してくれる 平良君を求める清居君の考え方も分かる気がした。 二人の気持ちが通じてからの描写が過激で イラストもあったので通勤電車で読むのが ちょっと大変でしたが、 楽しくあっという間に読めました。 続きもありそうなので、読んでみようかな。

    0
    投稿日: 2023.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    生まれて初めて読んだBL小説になりました。心理描写がとても素敵で、BLということ抜きでも楽しめました。主人公が私に似ていて、ちょっと親近感。気持ち悪いところも、アクセントになっていていいです(笑)今流行りの推しモノが好きな人は買って損はないと思います。私は推しモノは好きではないのですが、それでも楽しめました。

    0
    投稿日: 2022.12.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマが最高におもしろかったから小説も読んでみた。小説だと、ドラマでは描けない細かい所まで文字で読めるから好き。ドラマ同様小説もとても良かった。BL小説初めて読んだけど、これから読み漁ろうと思う。

    0
    投稿日: 2022.12.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    吃音でクラス底辺グループの平良。女子たちの憧れ、クラス頂点に君臨する清居。大学生になって再会した二人は。 本屋大賞作家・凪良さんの出世作BL作品。さすがに上手いですね。自然な流れでとても読みやすい。 私はBLの描写は苦手なので、そこはダメなのですが、きっとこの世界が好きな人にとっては傑作なんじゃないかと思います。

    4
    投稿日: 2022.12.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2人の関係は、すごく歪んでいるのにそれと同じぐらい純粋で真っ直ぐで、本当に良かった ドラマを先に見てたけどやっぱり原作はいいな〜 自己中心的でワガママできつくて冷たくて、それでいてもうとにかくかわいい清居が愛しくて仕方ないね...

    0
    投稿日: 2022.11.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    凪良ゆう作品ということで手に取った。気持ちいいくらいのド直球な恋愛ものだった!! 最初はこのスクールカーストのトップとボトムの2人がどうくっつくのか、無理ない?って思ったけど、slaveというか忠犬みたいな平良の一途さが、あんな独占欲強いキングの心をこう捉えたのか!と両サイド視点を読んですごく納得。 神を崇めるような平良の気持ちはなんかちょっとわかるところがあって、憧れの君はもうそこにいるだけでよくて自分なんかが触れて良いのか、ましてや相手が自分をどう思ってるかなんて考えたこともなかった、っていうあれはオタ出切ってるのか感覚でわかりみが深い。 一方の清居の感覚のもめちゃわかってなんでこんなやつに振り回されてるんだ俺は!っていうキング気質とのギャップ、平良じゃなくても萌える。 ポイントだけ抑えると校内の王子様、面は爽やかだけど実は性格ちょっと悪い男の子と非モテ女子がひかれあってく、っていう少女漫画に良くありそうな設定なんだけど、それが濃縮されたような作品でした 2022.8.20 118

    8
    投稿日: 2022.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    凪良さんの作品ということで気になり読んでみた。 BLなので敬遠していたが面白くてびっくり。とにかく作者の表現力がすごい。 どうなるのかハラハラドキドキしながら読みました。

    4
    投稿日: 2022.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    入手困難でしたがやっと手に入り、読めた。 私はとっくの昔に成人していますが大人が読んでも読みごたえのある文章で、特に受けの子の心情が爆発するさまは人間の生というものを感じた。 もちろんBL小説としても萌えた! 一人称なのか三人称なのかちょっと混乱したけど、「流浪の月」とは全然違う印象で、流浪の月のような深く複雑なものより、ある意味潔いジャンルであるBLの方がこの人の文章は生きるのではないかと感じた。 読み手の判断や行間を読ませるようなものではなく、人の感情をもっともっと深堀して描く、というか。

    2
    投稿日: 2022.07.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    めっちゃよかった。 お互いめちゃくちゃ好きなのに、すれ違いすぎて、もどかしすぎて堪らん。 きもいうざい言いつつも、平良が大好きすぎる清居が独占欲強めなとこも可愛すぎる。

    0
    投稿日: 2022.06.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初はスクールカーストの上と下にいる2人。この関係からどういう展開で進展していくのか???と思いながら読んだ。途中から清居の視点で書かれているところから少し印象が変化して見えた。

    0
    投稿日: 2022.06.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    吃音が原因でスクールカースト底辺にいる平良が、頂点に君臨する清居に恋をした。「キモいウザい」と言われてもひたすら「キモい」くらいに清居を崇拝する平良。もうちょっと優しくしたげてよ〜って思ったけど実は…清居目線で語られる3章が良かった!結局、長年人間関係を拗らせている平良に振り回されっぱなしだった清居。平良くん、卒業の日の「じゃ、また」はそうじゃないやろ!しかも、その時のキスがファファファファファー……\(//∇//)\キャー♡全く気持ちが伝わってなくて清居くん、完敗(デュフフ♡)。小山くんにはもっと引っ掻き回して欲しかったな。平良くんのお母さんがとても良いお母さんだった。

    0
    投稿日: 2022.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本屋大賞を受賞した凪良ゆうの作品。ドラマ化したのは知っていたが、友達にお薦めされて読んでみた本。 初めは「BL」というよりもひらくんの視点から見た清い居くんとの青春、という感じでとても良かった。(ひらくん視点だけなので、続編で清居くん視点があってまた面白い)

    0
    投稿日: 2022.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一般文芸で凪良ゆうさんのファンになり、こちらへ。初めてのBL小説で不安でしたが、想像を越えた一冊でした。攻め(という言葉も初めて知りました)のキャラクターがとにかく愛せます。受けの攻めへのつっこみも毎回絶妙で笑えます。官能的な描写にはゾクゾクさせられました。恋愛とコメディがうまくミックスされた、とにかく楽しめる一冊です。 続編の憎らしい彼、悩ましい彼、番外編集もおススメです。攻めの平良がどんどんカッコ良く成長していき、その姿に萌えます。

    0
    投稿日: 2022.05.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    Amazonさんありがとうございます。確かに受け取りました。 美しい彼 2014年発刊なんですね。入れ替わりが多い中、息が長い作品です。 清居と平良が出会った高校時代から、再び、出会い、(この出会いが清居の画策という所が、憎い演出。)お付き合いが始まる迄。 超美形・S寄りの俺様、清居。キモださ・ネガティヴ平良は、出会いの頃から性格はそのまま。清居を神か王の様に付き纏っていた平良。 高校卒業後、音信不通になった二人。当然、自分を追いかけてくると思っていた清居は、茫然自失。自分で再会迄、画策。ネガティヴ過ぎて、会話もまともに噛み合わないが、どうにか納得させて、ようやくお付き合い。良かったです。 BL作品は、縛りが多いらしいけど、その縛りが、多くの女子が沼落ちする味の素的な要素になるのかしらね。

    18
    投稿日: 2022.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主従関係は好みじゃないなって思っていたのに清居に視点が切り替わって物語の見方がぐるっと変わった 力関係が可変的なところがすてき

    0
    投稿日: 2021.12.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    凪良ゆうさんのBLを読んでみようと思った時に、こちらにしようかとおもったけど、 どうやらシリーズものなので、ひとまずオイトイテ。 「夜明けには優しいキスを」を電子で買ってよんでみました。 そちらがものすごいDVのお話で、ちょっと・・・しんどかった。 で、こちらのあらすじみたら、 平良がなかなかのイタイ奴っぽい・・・うん、やめておこうって、思いました。 その後、ドラマ化されてこっそり見ていましたが(笑) 最初、平良はキモウザストーカーで、 「なんなん?これが主人公?やっぱ無理かも・・・」なんて思っていたのに、 回を重ねるごとに 「分かる!好きすぎて相手が神様に見えてくるよね。崇拝するよね!わかる!小銭使いたくなくて溜めた事、私もあるあるww」←私もイタイ って思うように。 そして清居は、顔がきれいな嫌な奴だったのがだんだんかわいくなってきて・・・。 ってなるともう、ドラマを待てずに原作に手をだしました。 ちょうど重版かかって本屋に平置きされていたので最後の1冊をGET!! いやぁ・・・ドラマより、面白かった。うんうん。 ドラマで「ん?」っておもうところも、わかったし、 あんなことや、こんなことも、ドラマには(さすがに)描かれなかったしww 読み終わる前から、続きの「憎らしい彼」と「悩ましい彼」を探したけど、 こちらも重版かかていると聞いていたのに、見つからず。 とうとう、「美しい彼」を読み終わった途端、Amazonで凸りました! (ネットもAmazonしか残ってなかった) 続きが届くのを楽しみにまっています。

    0
    投稿日: 2021.12.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマからの購入。 3時間半くらい一気読み。 ドラマでも好きだったけど、清居がめちゃくちゃかわいい。 ツンデレピュアオレ様が好きな人を思いがけず溺愛するのが好きなようです。 全巻まとめて購入したものの、 どうしよう、この1巻だけで十分満足してハピエンしちゃったなぁ。 これ以降ってなると、なにか2人に困難が起きて辛いシーンまた見なきゃいけないのかー って考えで2巻はしばらく放置しそうです(笑) しかしドラマ良かったな…これは原作派も満足だろう

    0
    投稿日: 2021.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最高すぎて最高すぎて尊すぎて 文章が読みやすく本の世界に入り込めました 「憎らしい彼」「悩ましい彼」も同様です 読み終わったのが辛いです もっとヒラキヨの世界に包み込まれたい… 自分史上最高のBL小説♡

    0
    投稿日: 2021.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とにかく作者さんの筆力の高さ、言葉のセンスに脱帽です。最初は痛々しい関係性ですが、主役の2人、とっても魅力的です。 2人が幼い頃抱えてしまった自分の苦しみや欲求を、完璧に満たして救ってくれる相手に強烈に惹かれて恋に落ちる過程は共感したし、説得力があります。 でも、気持ちは伝わらなくてすれ違って理解できなくて、そのずれた2人の関係性が面白くて、続編含めて一気に読んでしまいました。 特に後半、清居視点の話は「こんなに葛藤してたのか!」とクールで強いだけじゃない清居の魅力がこれでもかっと詰まってて、ニヤニヤしながら読んでしまいました。 好きなシーンはたくさんあるんだけど、2人がはじめてキスする場面の描写がすごく良かったです。認識が完全にすれ違ってるところがまた面白いんですけどね。

    2
    投稿日: 2021.10.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    斉藤壮馬さんがドラマCDに出演されていた事で こちらの作品を知りました。 BLはコミックしか読んだ事がないし… 積読の多い私に小説が読み切れるか…? と思いましたが… すごく惹かれるものがあり書店にて購入。 寝る前に読み始めたのが幸か不幸か… もうページをめくる手がとまらないっ!! これはヤバい。寝不足になる。でも読みたいぃ!! (平良の『キモウザ』が愛おしくなってた?笑) って事で、その日のうちに読了…っ!! 電子版限定で描き下ろしがあるという事で、 気付いたら電子もポチってました…笑 続けて、2〜3巻も電子にて購入!! 平良のキモウザ愛にハマりました!!

    0
    投稿日: 2021.09.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった…!一気に3冊読んでしまった。 高校時代の話は、けっこう辛かった。そういうことって現実にあるんだろうな、と。救いのない狭い世界で生きている子がいるんだな、と。 平良に関しては、清居に対しての神々しい想いがあったから、救いはそこなんだけど。。 そして、脳内がまだそこまで宇宙化?してない。ただただ陰気辛気臭い。 平良に関しては大学生になってからの方が心穏やかに読めた。 清居に関しては逆だな。 最初読んだ時の高校生時代は、清居ってクールで無口な印象だったけど、清居目線を読んで、違った。何気に冷静だけど熱くて強いな、と。そして、すごい乙女!以外と素直だし。強がり女王様受けっていい!無自覚に平良に溺れていく様がなんともいえない。 とにかく終盤の怒涛の展開に悶絶! あー、好きだなぁ。

    0
    投稿日: 2021.09.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    途中までは学生のカースト底辺の子のお話で、鬱々としていて「これ、恋愛に発展するの······?」と疑心暗鬼に読んでいましたが、視点がもう一人に変わった瞬間ほとんどのことがすっきりとして、これは恋愛だって納得しました。本人たちが思っている以上に想いあってることを読者が知っている、そんな気がします。

    0
    投稿日: 2021.05.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    BLのルーティンを踏まえた上で、笑わせて泣かせる、まさに寅さん。 「負のオレ様」という視点につかれる思い。身に覚えもあるし、「ごめんなさい」を繰り返す『聲の形』の主人公を連想。

    0
    投稿日: 2021.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これだけ歪な始まり方のふたりがどうくっついていくのかと思って読み進めていましたが、最後まで止まりませんでした。最高。とくに清居視点が描かれるようになってからの展開や、ふたりの気持ちの揺らぎと変化の描き方。堪りません、こんな複雑怪奇な感情のやり取りをしているふたりのはずなのに、どちらとも可愛すぎる。続編も続けて読みます。楽しみ!

    0
    投稿日: 2021.04.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本屋大賞受賞の作者だけあって人物の描写が 上手くBLでも面白かった。 憧れと恋はちょっと違う。 触れてはいけないものを手に入れた瞬間 濃厚になってしまうあたりが……(*ノωノ)ポッ

    0
    投稿日: 2020.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かったー!!!2人がどうなることかと思いましたが良かった良かった!清居くんまさかあんなに可愛いとは!

    0
    投稿日: 2020.06.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    比較的コメディ要素が強かったかしらん?? やや現実離れっていうか、いい意味でフィクション感ありありな2人だったからかな・・・ しかし全てのツンがガチ恋ゆえだったと思うと・・・凄いな・・・・・・と脱帽

    0
    投稿日: 2020.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    子供の頃からの吃音のせいで自己評価の低い平良と俺様で偽悪的な物言いをしてしまう清居の話。清居が好きすぎる平良は見ていると確かにちょっと気持ち悪いくらい。でもここまで好きだと思われ続けたら、もしかすると好きになってしまうかも。と思えてしまった。清居はなんだか好きな子に素直になれない「男の子」みたい。もう素直になればいいのに...。と言いたくなる。それが一番清居にとって難しいことなのかもしれないけど。

    0
    投稿日: 2019.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    新しい扉を開いてしまった…!! 清居を神のように崇める平良と、そんな平良の桁違いの愛情に惹かれてしまった清居の物語。お互い好き合っているのにかみ合っているのかいないのかよくわからない2人。振り回されてるのは清居の方だね。 持ち前のスタイルで周りからチヤホヤされているけれど求めているものは自分だけを求める深い愛だなんて普段のキツイ態度に似合わず可愛い。。なのに思うように平良が動いてくれなくてやきもきして泣いちゃうところとかも最高だった。

    0
    投稿日: 2017.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    BL直木賞をあげたい。吃音攻めという新しすぎるジャンルに、これは一般文芸路線(萌え度外視)かと思ったが、きっちり萌えで包んでエンタメとして昇華して大勝利していて拍手したくなった。凪良作品の最高傑作だと思います。そして受けが普通にゲイなのも良かった。やっぱり近年の作品は、昔のようにノンケだけどお前がすきだみたいなホモフォビックな設定から離れ、ゲイ達の恋愛として描かれた作品が増えているのかなという気がして、この傾向は超歓迎する。凪良ゆうは二時間ドラマにできそうな直木賞系の作品が多くて、ともすれば一般文芸でもやってけそうな作品が多いけど、とにかくずっと男同士で書いててほしいなあと思います。

    0
    投稿日: 2017.02.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どん引きしそうなほどネガティブ攻めと女王受け。王道と言ってしまえば、それっぽいけど。やっぱり凪良ゆうの作品は良書が多い。

    2
    投稿日: 2016.11.27