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その白さえ嘘だとしても(新潮文庫nex)
その白さえ嘘だとしても(新潮文庫nex)
河野裕/新潮社
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総合評価

91件)
3.8
16
34
23
2
2
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    階段島シリーズ第二弾 クリスマス目前の階段島では、インターネットが使えなくなるというトラブルが発生する。 住人たちはそれぞれハッカーを追い、ヴァイオリンの弦を探し、大量のクリスマスカードを届け、プレゼントを選び、島の七不思議に巻き込まれ… と忙しい。 この島の住人たちはみんな、自分自身に捨てられた人。 コンプレックスと共に懸命に生きている姿は、愛おしくてたまらない。 なんだか全員私の分身みたいな気がしてきた。 わかるよ、この感情知ってるよ。 ──私は、真辺由宇のようになりたいのだろうか? 優等生の仮面を被り続ける委員長の、真辺に対する嫉妬心…なんかズキズキと胸が痛む。 この物語は、私自身の物語なのかもしれない。

    60
    投稿日: 2025.11.16
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    第2作、魔女の正体が明かされますが・・・ いろいろと消化不良です この巻では、複数の視点で物語が展開します

    2
    投稿日: 2025.08.31
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    祭りは続く はい、本作は「階段島」シリーズ全6巻の2巻目になります ざっくり説明しますね「階段島」 階段島はおよそ七平方キロメートルくらいの小さな島で、そこにはおよそ二千人ほどの人が住んでいます そこの住人たちは「捨てられた人」なのです 誰に捨てられたのかというと…自分自身 自分の欠点や不必要な部分を捨てた結果、島に住むのは欠点を抱えた人たちばかり なぜそんなことができたのか? 答えは簡単、魔女が魔法をかけたから… そんな世界であーだこーだ繰り広げるわけですが、もうこの設定が上手い 誰かが捨てた「欠点」である登場人物たち だからこそキャラクターがめちゃくちゃ分かりやすく尖ってる むしろこの尖りを自然にするための、この設定なんじゃないかっていうね でね、全6巻の第2巻でもう分かっちゃいました 欠点こそが、その人の魅力なんじゃねーの

    71
    投稿日: 2025.08.13
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    キャラクターそれぞれの個性がしっかり掴めて 愛着がわきました。 ミステリー要素もあるストーリーが 前作同様おもしろかったです。

    35
    投稿日: 2025.06.10
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    ・インターネット通販が利用出来なくなった階段島。 ・階段島に起こる七不思議。 ・魔女の正体とは。 第3話「ぼろぼろのヒーローをみて一体だれが笑えるというんだ」はすき!

    0
    投稿日: 2025.04.07
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    ささおか好きだよ 自分のためだろうがなんだろうが 女の子の涙みて行動おこせ るのが かっこいい。 七草嫌いだよ ウソがうますぎるし まなべのこと大好きなくせに 素直じゃないし。。

    0
    投稿日: 2024.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    階段島シリーズ2作目。 クリスマスを目前にした階段島を事件が襲う。インターネット通販が使えなくなったのだ。 ハッカーが犯人とされ、真辺由宇はハッカーを探す。そんな最中、豊川という少女のバイオリンの弦が切れてしまう。豊川のために弦を探す佐々岡。島にはクリスマスの7不思議の噂が流れる。 実は豊川は自分でバイオリンの弦を切っていた。 演奏のプレッシャーから逃れるためだ。また、7不思議の噂も彼女が流していた。そんな彼女と向き合い、自分と見つめあわせることで演奏会を成功させる佐々岡。 物語では、島の魔女が堀であることが判明する。バイオリンの弦を島にもたらしたのも、魔女である堀であった。クリスマスカードのトリックからそのことを導き出した七草。 ただし、まだ魔女の動機や島の成り立ちの謎については語られていない。 話の最後では七草は真辺にクリスマスカードと髪留めのプレゼントを渡す。真辺の表情はまだ七草には見えない… とても繊細な文章で綴られています。 ところで表紙の少女は誰なのでしょうか? 泣きぼくろがあるのは魔女である堀なのですが、話のなかで白いコートを着ているのは豊川となっていて…気になりますね。

    0
    投稿日: 2024.05.06
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    シリーズ2作目。 それぞれが探し物をする様子にそれぞれの人柄がとてもあらわれている。それがどんどん交錯していくところが面白かった。

    2
    投稿日: 2023.12.16
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    「ヒーロー」の定義は人それぞれ。人の成長は獲得より破棄らしい。自分も「自分の不必要な部分」を捨てよ。 今は3冊目に突入中

    0
    投稿日: 2023.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画を観て、このシリーズのいいとこ取りだと気付いた。 色んな話が同時進行しつつ、最後に1つに収束するのがよかった。 前の話よりも自分が自分を捨てるっていうのがしっくりきた。

    1
    投稿日: 2023.08.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作わかりにくいといわれたのか、やたら説明文が多い。そのせいか、ありきたりな展開に。三部作だと思っていたが五部作。ああまだ先は遠いなあ。主人公は自分はネガティブキャラだと言うが、どこがやねん。話し回してるがな。

    0
    投稿日: 2023.06.18
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    堀さんが魔女だった。予想は当たった。 魔女について色々気になる。これから明らかにされていくんだろうな。

    0
    投稿日: 2023.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    階段島シリーズ第2弾 前作より登場人物毎の視点が多く、読んでいて楽しかった。 作中にあった堀さんの、発言をそのまま受け取ってくれる人は少なく、個々の解釈が伴いがちだという文に非常に共感した。

    1
    投稿日: 2023.03.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    階段島シリーズ第2弾。 クリスマスを前にして、インターネット通販が使えなくなるという非常事態に陥った階段島。それに加え、直前に広まったクリスマスイヴの七不思議という噂・・・ 七草、真辺、佐々岡、水谷、堀、豊川・・・それぞれがどんなことをしてクリスマスイヴを過ごすことになるのか。そんな話。 以下ネタバレになります。 七草、豊川、堀が各自で自分の目的達成のため、仕掛けたことはわかったけれど、あまりスッキリしなかった。ん?というか、堀の思惑はあまり理解できていない気がする。まだシリーズが続くというのに、魔女の正体がわかったのは意外だった。 階段島に住む人たちは、現実の自分に捨てられた「欠点」。佐々岡、水谷、豊川がなぜ階段島にいるのかよくいわかるストーリーとなっていた。現実の彼らがこれを捨てたのだと思うと、胸が痛む。特に佐々岡と兄のエピソードはなんだか、大なり小なりみんな子どもから大人へと変化していく中で経験があるのではないかと思うと・・・ 真辺のわかりやすさに対して、七草がなぞに満ちてきた。 ほぼクリスマスイブという一日を描いただけの第2弾に、少し足止めをくらったように感じ、読後モヤモヤしたものが残ったけれど、今後このシリーズがどう完結に向かっていくかやはり気になるところ。 ところで、表紙のイラストがそう思わせるのか、どうしても漫画を読んでいるような気がしてくる。一文一文が簡潔で短いからかな~。

    12
    投稿日: 2023.01.05
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    どの文章も無駄な言葉がない。 いや、無駄な言葉はあるのだけれど、どれひとつとして、その章の主人公の痛みに根ざしていない言葉はない。 すべて痛々しくて、なのに楽しげでひたむきで、どうして彼らが「捨てられた」ものなのか、不思議でしかたなくなる。

    0
    投稿日: 2022.10.28
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    階段島の魔女が明かされる第二巻。 前巻よりミステリ要素が強く、心理的な裏を読んでいくストーリーとしても面白い。 この巻の七草が大人びすぎていて、個人的にはちょっと面白みに欠けたけれど、こちらの方が好きな人も多いかもしれない。

    0
    投稿日: 2022.06.16
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    よくわからなかった。 確かにミステリー要素あったけど、ただページをめくった感じに近かった。 一作目がなかなかだったから期待しすぎたのかな? 次作はいつ読むことになることやら。。。

    0
    投稿日: 2021.10.08
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    新時代の青春ミステリ、ってよくわからないけど、新時代も知っておきたいから。前作からなかなか手がのびなかったけどさっさと読んでしまおうかなと。3冊目までもまた間が空きそうだね。変な文体。

    0
    投稿日: 2021.09.21
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    シリーズの中だと一番好きな話。 みんな純粋で綺麗、透き通ってる。 この物語は、主人公が一番と言っていいほど謎なところが面白い、、。

    0
    投稿日: 2021.09.04
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    これシリーズだったんだと気付き。 どこかで読んだことあるようなキャラ。 「いなくなれ、群青」読んでたからだった。 まだ続くのかこれ。

    0
    投稿日: 2021.08.23
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    読んでいて苛苛した。 皆真辺の事をよく理解してる。そんなの稀有な事で変な人は変な人って片付けられるよ。 主人公の勿体振った言動も気に入らない。

    0
    投稿日: 2021.05.12
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    それほど上出来なシリーズでもないだろうと上から目線で読んでみたものの、続きを読みたい気持ちを煽られる作品。エンディングに向かってどんでん返しがうまくいくようプロットを積みあげられている。回収のうまくいっていないエピソードは一箇所残っているが、、、、。コロナ自粛の休業中に読むにはお手頃。

    0
    投稿日: 2020.05.10
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    登場人物の一人ひとりが少しずつ自分と重なる気がする。まるで、自分のことを書かれているみたいで、ちょっと自己嫌悪に陥ったりもするけど、沢山の「自分」のカケラ全てを肯定したくなった。

    0
    投稿日: 2020.04.29
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    「いなくなれ、群青」の続き、階段島シリーズの第二弾です。前作で階段島の謎が明かされ、更なる謎がこの話の最後に明かされますが、予想外の結末でした。でも何故かしっくり来るものがありました。 読み出すと何となく読み進んでしまう結果的にホッコリする小説です。 特に好きと言う程の分野でもない正に青春ミステリーですが、また続きの第三弾が気になります。 でも、次は気分転換で全く別のお話しを読みます(^^♪

    0
    投稿日: 2020.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    階段島にもクリスマスがある。 物資は個々でネットで調達できてたのに、なぜかできなくなる。ハッカーのしわざ? 郵便配達人は大量のクリスマスカードを配るはめになり、バイオリン弾きの少女は弦が切れたと泣き、ヒーローになりたい少年は弦を探す。小学生の大地は行方不明になる。 これらがまとまっていく。 七草は探偵より犯人が似あう。メンドクサイのは真辺由宇かと思ってたけど、七草も一筋縄ではいかない子だったんだね。 そして魔女の正体。魔女は島でみんなに紛れて暮らしている。 クリスマスは雪が降る。魔女はなんでもできる。 ファンタジーだわー

    0
    投稿日: 2020.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クリスマスを舞台に、登場人物たちの目的を果たすまでが描かれている。最後には堀が魔女であることが判明。 また、七草が少し怖いと思った。この先どういう人物になっていくのだろう。

    3
    投稿日: 2020.04.05
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    彼女の言葉を、また思い出す。 「人に合わせてばかりだと、自分にできることがわからなくなるよ。」    自由というのは呪いだ。ケーキを買うお金を持っていない子供だけが本当のケーキの価値を知っている。いつでもそれが手にはいっているようになったころには、本質は失くしてしまっている。ケーキも、季節も、自由も同じだわ。  「彼女に対して、なにか、愛情と呼べるものがあることは間違いない。でもそれを好きって言葉でまとめちゃうと、色々とややこしいことになる」  ふざけんな。ふざけんな。諦めることを、手放すことを、恰好悪くなることを成長だなんてごまかすんじゃない。    七草はほほ笑む。その表情は粉雪に似ていた。優しいのに冷たくみえた。  才能を理由に、壁を乗り越えろなんて怖ろしいこと、僕は口にしたくない。 できるなら、がんばれとさえ言いたくないのだ。もちろん努力を続けた人には本心から拍手を送るけれど、でもなにかを諦めた人を、悪者のようには扱いたくない。  期待というのは本来、極めて個人的なものだ。 鍵のかかる引き出しの奥に隠した、秘密の日記みたいなものだ。  ひとにみせびらかすものじゃないし、相手に裏切られるものでもない。一方的に寄せた期待が、その通りにならなかったときにつくため息は、決して他人にみられてはいけ ない。傍からはまるで、相手を呪っているようにみえるだろうから。  階段島は捨てられた人々の島だ。 現実の自分自身に捨てられた、どうしようもない欠点を抱えて、この島で生きていくしかない。あの少女はいつまでも、極度に緊張しやすいままなのかもしれない。それは だれかがなれもしないヒーローに憧れつづけ、ある人が優等生の仮面を被り続けるのと同じように。  階段島の人々は、ある種の成長を奪われている。 決して捨てられない欠点を、それぞれ背負わされている。 それでも僕たちは、変化することならできるのだと思う。どう生きても堕落もしないというのは考え難かったし、あるいは成長と呼べる変化だって手に入れられるのかもしれない。あくまで、欠点を抱えたままで。  だとすれば、僕たちから奪われているのは、完璧になることだけだ。  そして悲観的な私たちは、ついこう考えてしまう。 「どうせ階段島じゃなくても、完璧になんてなれやしないさ。現実にいる誰だって、どうしても乗り越えられない欠点くらい持っている。 であればこの島は、現実に似ている。あちこちが単純化されて、わかりやすくはなっているけれど、まったく同じではなかったとしても、とてもよく似ている。きっと絶望の量も、希望の量も、だいたい現実と同じだけある。」

    1
    投稿日: 2020.02.20
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    あらすじ 「いなくなれ、群青」の続きである、第2巻。 季節は冬。ちょうどクリスマス真っ盛りの時期。 主人公、七草の住んでいる周りから隔離されている島「階段島」の唯一の外部との通信手段の通販が停止されてしまった。 そんな中「クリスマスの七不思議」という噂が広まっていた。 そこで、七草とその友達の真辺は共に七不思議の真相を明らかにさせようとする。 どんどんと明らかになっていく真相。 最後には魔女の正体まで……?! 七草とその友達との青春?を描いたミステリー小説。 実は私、第1作の「いなくなれ、群青」を読まずに先にこの本を手に取ってしまいまして…^^; でも、読んでてとても面白かったです。 読んでる途中気になる謎がいくつか出てくるのですが、この本を読み終わると既に全てその謎が解決されていてとてもスッキリしました! 対象年齢は「小学校高学年〜??」でしょうか? 私の独断と偏見ですいません。 是非オススメです!

    1
    投稿日: 2020.01.22
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    水谷さん、佐々岡、七草の心情にそれぞれ共感するところがあった。 水谷さんに共感したのは、相手が欲しい答えをしゃべろうとし、愛想笑いもする。そして出来ない人に期待はないけど、「なんで出来ないんやろな。」って思う。 佐々岡には、自分がやる善意などがその人の為ではなく、ただ自分の中にあるヒーロー像というか、カッコつける部分が出てるだけで、自分のためにやっているようなもん。でもそれは悪いことではないし、むしろ良いことやけど、本当に相手を思いやった行動ではない。どこかフェイクな行動。 七草には、物事や人間関係であったりするところに深い関心がなく、全てのことから一歩引いて俯瞰してるような、人間的には冷たい部分。 つまり七草が怒らないのは興味がないからやと思う。 でも七草が言った「信用とは、その人にどんな裏切りをされても許せること」ってのもすごいわかる。これは裏返しで、信用してない人には期待もしてないから許すも何もない。信用した人には期待を持つ。でもそれを裏切られても許せるってこと。 登場人物にここまで共感できるものはなかなかないかもしらん。

    1
    投稿日: 2020.01.08
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    【裏の世界ではなく】 小説です。 第二弾、娘に借りました。 後半の盛り上がりがいい感じです。

    3
    投稿日: 2019.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    内容の面白さに関しては可もなく不可もなし。ただ、堀が魔女だとしたら時任はどういう立場なのか、以前電話をした魔女は何者かが気になったので、次巻も読みたいとは思う。

    1
    投稿日: 2019.12.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前回と同様の、ある特殊な島での物語の続編。 各キャラのクセや思考が、さらに深く描かれており、没頭し易く、読みやすい。 些細な出来事を進行させながら、物語の本筋にも深く入り込んでおり、連作としては楽しみな作品。 次作も期待。

    1
    投稿日: 2019.09.11
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    河野裕のその白さえ嘘だとしてもを読みました。 階段島を舞台にした物語の2冊目でした。 主人公の七草、同級生の真辺由宇、佐々岡、学級委員長の水谷たちが、クリスマスの七不思議に翻弄されながら、クリスマスパーティの準備に走り回ります。 登場人物たちはそれぞれ性格に欠けたところがあるのですが、それでも必死に行動していきます。 七草はクリスマスのうちに、階段島を管理しているという魔女を探すことが出来るのでしょうか。

    1
    投稿日: 2019.08.21
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    最初はなんだかよくわからない クリスマスイブの階段島で何が起こっていたのか それらのことがどう繋がっていくのか 七草の頭の中はどうなっているのか でも今回、何人かの心の中がわかったし 魔女の正体もわかったので 今後の展開か楽しみではある

    1
    投稿日: 2019.07.28
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    階段島シリーズの2冊目。 プロローグの中で、真辺由宇について『ルールを破る人を目にしたときに顔を覗かせる健全な感情に、手足を生やして人の形にしたような、そんな女の子』と書いてあるのを見て、確かにと笑ってしまう。 更に『階段島はあまりに都合よく設定された箱庭だ』とあり、ここだけ切り取るのはどうかと思うのだけど、反面、作者もそう思っているのかと苦笑いが続く。 前作から引き続き、自分に捨てられた人々が住む、しかし、それなりに快適な島という設定だが、今回は、クリスマスを前にネット通販が使えなくなってというところから始まる話。そうそう都合良く生きられないってか。 ところどころに思索的な文章が挟まれながら話が進むのは前作の通り。例えば、七草と真辺との些細な会話、七草が考える”ヒーロー”について、佐々岡がこだわる”主人公”について…。 『彼女に対して、なにか、愛情と呼べるものがあることは間違いない。でもそれを好きって言葉でまとめちゃうと、色々ややこしいことになる』って、どうよ。 階段島のクリスマス七不思議、佐々岡が探すバイオリンの弦、委員長のプレゼント選び、突如送られてきた大量のクリスマスカード等々、色々なイベントが積み重なり、その重なりの謎が七草によって解きほぐされるというか、七草には最初から分かっていたという風な話にまとまるのも前作と同様の運び。 水谷や佐々岡の自分から捨てられた人格・性格が良く分かったのだったが、それぞれ人の誰もが持つような弱さであったが故に、なかなか愛おしい話になった。 比喩と断られて綴られる金貨の話や、時々訳の分からない独り言ちがあったりする時任の存在など、まだまだ謎だな。

    3
    投稿日: 2019.06.29
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    目的不在の物語である。階段島の秘密という大きな謎のあった前作と違い、本作では劇的な物事は起こらず、奇妙な事件の解決に奔走する作りとなっている。微妙な距離感の登場人物たちが纏う喪失感と叙情的な語り口はマッチしているため、雰囲気は素晴らしいのだが、肝心の事件が何かを脅かす重大なものではなく、解決に走る動機も目的意識もいまいち伝わらなかったのが残念だった。階段島は所謂モラトリアム的な空間であるのだが、そのモラトリアムにつきものの不安感や焦燥感などが無いのが大きな違和感として残っている。恐らく次作以降に描かれるのであろうが、せっかくの続編なのに中継ぎのような話だったのは非常に勿体ないと思った。

    1
    投稿日: 2019.05.28
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    七草くんは無口なので、何を考えているのかわかりにくい 事なかれ主義を貫くためにあまり感情的にはならない でも、周りの人を守ろうと、人より色々を考え行動している 守るために真実を隠したり、自分が悪者になろうとする 真辺さんはみんなが幸せになるために原因を白日のもとに晒し向き合う ふたりは真逆だけれど思いは同じ 階段島は捨てられた人たちが生きる島 みんな自分の欠点に悩む でも、欠点があるから人間は面白いんだ、と信じたくなる回だった

    1
    投稿日: 2019.04.23
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    主人公になりたかった少年。 合宿を経て兄はきっと現実を見ざる得なくなってしまったのだろうが、自分の弱さとの闘い方を否定された時の気持ちを考える事が出来なかったのだろうか。 謎が多かったがその半数以上が魔女ではなく、魔女を見つけたかった彼の仕業というのは意外で驚いたな。

    1
    投稿日: 2019.04.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このシリーズは、というか作者の傾向としては物語を「淡々」とすすめる。 どの物語も主人公の平熱が低めだから、淡々とすすんでいくというものあるんだろうけど、少なくともこのシリーズは基本的に冗長さがあまりないからってのもあるんだろうか。 前作の影響かわからないけど、犯人は比較的早い段階でわかった。今回の重要なところはその動機。トリックもミステリーにとって重要なファクターだけども、今回は七草の内的規準があぶり出されることにより意味があった。前作でも後半に一気にそれが語られたが、今回はそれよりクリアになった。 それはおそらく、多視点形式によって複数登場することになったキャラクターたちの一人称語りがそうさせているんだろうと思う。意味ありげに語られたことすべてが本巻で回収されているわけではないから、まだまだ謎は残ってるんだけども。 なるべく早く続きを読まねば。

    1
    投稿日: 2019.02.21
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    この作家さん最高。 不穏な空気にドキドキしてたけど笑 それにしても、この本読んでると澄んだ空気の中にいるような気分になるなぁ。 続き楽しみ。

    1
    投稿日: 2018.11.29
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    階段島シリーズの2冊目。 今回はヴァイオリンの弦を探すクリスマスイブの話だった。 話の中心は委員長と佐々岡が引っ張っていくけど、 弦の話は着地点がちゃんとあって良かった。 あと、タイトルが秀逸だと思う。 「主人公」とか「委員長」とかのあたりを読んでいて、 「白い」ということの意味が分かったけど、 最後にタイトルが出てきたところで、 「そうきたかー」と再度思ったりした。 個人的には2冊目で魔女が登場してくると思っていなかったので、 そこにはビックリ。

    1
    投稿日: 2018.11.10
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    前作のことは一〇〇万回生きた猫の存在くらいしか覚えていなかったけれど、単体でも楽しめた。カチカチな頭で相手の望みに合わせることを良しとしてがんじがらめになっているような、生真面目で気の強い水谷と、そのままの自分で人に合わせられないとぼけた真辺の平行線な対比や、彼女たちの深いところまで届く描写が良かった。違いや個性が刺さるようだった。捨てられた不必要な欠点であるところの彼らが、変わらずにそれでも生きているところがすき。

    1
    投稿日: 2018.10.19
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    良くできているがもうひとる引きが弱い わかりやすくこの先どうなってしまうのかという期待感ある緊張味が欲しい

    0
    投稿日: 2018.10.17
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    続巻。 やっぱりヒロインちゃんより堀さんの方が好感度高いんだよなぁ。作者も意図してそうしているのかもしれないけれども。 妥協も諦めもしない、空気も読まないまっすぐな存在を七草君のように崇拝出来るだろうか?多分自分はうっとおしいと思って関わらないようにするだろうなぁ。イジメもしないだろうけど委員長のようにわかろうという努力もしない気がする。好きの正反対は無関心、というのがよくわかる。そういう意味でこの作品の登場人物たちは皆人間関係にマジメだと思う。青春小説だからかもしれないけれども善たる存在でありたいと足掻く感じは良いなあと思う。 中々魅力的な人物が多いのでその辺り今後掘り下げられると良いなぁ。郵便局員さんとかも謎がありそうで面白い。自分から切り離された自分と知った時にどこまで前向きに生きていけるのか?自分ならどーせどーせとか言ってへこたれそうですがこの島の人は知ってか知らずか順応している気がする。 クリスマスという季節感が良い感じでした。

    0
    投稿日: 2018.02.23
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    前作同様だけど、どうやら自分には合っていないみたい。 読みやすく、悪くはないんだけと何かが自分には合わない。 キャラなのかなぁ。 決して面白くないわけではないんだけど…

    0
    投稿日: 2018.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一巻の終わりが良かったので、二巻以降は蛇足ではないかとおもったけど、そんな心配は杞憂だった。 今作も、階段島の雰囲気を壊すことなくそれぞれの人物を掘り下げられていてよかった。 多面的視点から、群像劇のように事件の全貌が明かされて行く仕組みは面白い。 個人的には佐々岡の場面がアツかった。また、彼らが全員捨てられた人格だということを考えながら読むと物語に一層の深みと切なさが増す。 3では足りないが4までいかないくらい。 面白かった。

    0
    投稿日: 2018.02.07
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    クリスマスの階段島、様々な人物の視点で交互に紡がれる物語。全然関係のなさそうなエピソードが次第に交わっていく構造は、全体像の把握に少し難しいけれど面白い。 ・・・それより、魔女の正体が2巻で明らかになるなんて! 途中までは時任さんが怪しい感じだったのに・・・。 いくつか残った謎や各人物の今後も気になるところです。

    1
    投稿日: 2017.10.18
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    誰も彼も、個性が強すぎてそれぞれの性格がはっきりしすぎているのは、やはり「捨てられた」からなのだろう。 人間の、アクの強い部分の集合体、なんだろうな。 しかし、そのことをなぜ主人公以外の人間が知っていたのだろう。それはこの島の重大な秘密のはずなんだけど。やっぱりあの人も特別な人なのかな。 人は変えられないよ。こうあるべき、だなんて、自分自身の幻想に過ぎない。でも、その幻想にしがみつかないと、不完全な自分は保つのが難しいのだろうな。

    1
    投稿日: 2017.09.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 あの頃の僕らは、誰かのヒーローになりたかった。 クリスマスを目前に控えた階段島を事件が襲う。インターネット通販が使えない――。物資を外部に依存する島のライフラインは、ある日突然、遮断された。犯人とされるハッカーを追う真辺由宇。後輩女子のためにヴァイオリンの弦を探す佐々岡。島の七不思議に巻き込まれる水谷。そしてイヴ、各々の物語が交差するとき、七草は階段島最大の謎と対峙する。心を穿つ青春ミステリ、第2弾。 【感想】

    1
    投稿日: 2017.07.25
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    階段島シリーズ第2弾。 ライトノベル的ファンタジーの雰囲気に騙されそうになるけれど、実は非常に鋭く厳しい視点を持つ作品。だけどその先には、人の欠点すらも肯定する優しさがある。 若者向けの外面ながら、いい大人でも充分楽しめると思います。 ただ、今回は少々叙述トリックを多用し過ぎかな。

    2
    投稿日: 2017.07.11
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    〇クリスマスイブに向けて起こるたくさんの謎。解決する七草たちの姿は愛おしささえ。 突然、階段島で起こる事件。 突然ネット通販の荷物が届かなくなり、島のみなが大混乱に陥った。 真辺は七草と共に探し始める。 しかし、他にも次々と事件が起こり始める。 大量に配達しなければならないクリスマスカード(時任さんの仕事)、中等部の少女の切れてしまったE線(探すのは七草のクラスメイトの佐々岡の仕事)、豊川さんに浮上したストーカーされている疑惑(水谷委員長の仕事)、大地くんがいなくなってしまったこと。探したい魔女の正体。 そして、クリスマスに関する七不思議が、島中に広がっていて、それが少しずつ実現してきていること。 七草と真辺、そして水谷・佐々岡・時任たちはこの謎を一人ひとり連携しながらバラバラに探していく。そこでそれぞれがたどり着いた真実と、謎が起こった理由とその結論は・・・! 一つひとつの謎が一つの結論に収斂していくさまは秀逸。 すべてが違うように見えて実は一つの課題を解決するために一人によって仕組まれたことだとは、明かされるまでは全く気付かないだろう。―――前作も読んでいる勘のいい人以外は。犯人がわかっても、どのみちその思考までは読めないはずだ。 再読してはじめてわかったこと。 p247をじっくり読まないとタイトルの意味を推測できなかった。 水谷が、真辺に嫉妬する(ようにわたしには見える)場面がある。水谷は真っすぐに正しいつもりなのだろう。しかし、真辺は水谷以上に真っすぐだ。自分の行動の軸がどちらにあるか、の違いなのだろうか。どちらも正しく、どちらも間違っているようにも思える。 しかし、"白はなんにも混ざらない色だ。あらゆる混色が決して届かない色だ。まっ白なヒーローを目指す混色の少年は、まっ白な優等生を演じる混色の少女は、きっとそのことに自覚的だ。なのに純白から目を逸らせない。それが美しい色だと知っているから。純白を目指す混色の幸福とはなんだろう?僕にはその答えがわからない。(p247)" と七草に筆者が語らせているように、真辺は純白だ。真辺は誰にも混ざらない。誰からも混ざらない。混ざってはいけないのだ、と七草が願っている。 たとえ、水谷や佐々岡が嘘の白さだったとしても、(彼らの高校生らしい一生懸命さには嘘の白さも読者は感じることはないのだろうけど、)本当の白さはこの物語では、否、ほとんどすべての人間は持ち合わせていないのではないか。真辺以外は。 p66の比喩の意味はわからない。 でも、七草と真辺の関係性を示しているのだろうし、きっと次作以降を読んだらわかるかもしれない。しかし信頼しあっているが恋愛関係ではないかもしれない、みたいなこの関係は切なくなる。悪い意味ではなく、応援したくなる意味で。 たくさんの謎を解決する七草は頼もしい探偵だが、それ以上に、この物語に出てくるお互いがお互いに思いやりやそれに近い感情を持っていて、愛おしい。ここに出てくる感情を大事にしたいな、と思った。

    2
    投稿日: 2017.04.23
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    クリスマスを間近に控えた島では、いくつかの噂があった。 それは七不思議と言われ、急速に拡散した。 そして不思議なりに届いていた通販物品が急に届かなくなった。 今回は主人公の七草以外の視点も。 それでもクリスマスはやってきて、様々な噂を拾い上げていくうちに七草は魔女にたどり着く。 魔女の正体はあの人しかいないだろうなと思いながら読んでいた第二弾でした。 島にいる人々が捨てた自分であるならば、現実世界の彼らはいったいどんな人間になっているのでしょう。

    1
    投稿日: 2017.03.01
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    階段島シリーズ。 そうなんだよな、彼はそして彼女は探偵役より犯人役の方が似合ってしまうんだよな。 誰もが欠けていて、寂しい、寂しい寂しい寂しい。なのにどこか幸福でもある。 意外なようで当然のような魔女の正体と、次巻も読まねば。 七草と真辺と、みんなが笑顔になればいい。

    1
    投稿日: 2017.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    階段島の大きな謎がひとつ、解き明かされたのだけれど、だからといって事態が大きく動いたわけではなく…。 真辺に同調しつつも、堀にも寄り添う七草が、最後はどのような決断を下すのだろうと思い至る巻でした。 彼らの行く末にじっくり付き合ってみようと思います。

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    投稿日: 2017.01.28
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    あの頃の僕らは、誰かのヒーローになりたかった。 クリスマスを目前に控えた階段島を事件が襲う。インターネット通販が使えない――。物資を外部に依存する島のライフラインは、ある日突然、遮断された。犯人とされるハッカーを追う真辺由宇。後輩女子のためにヴァイオリンの弦を探す佐々岡。島の七不思議に巻き込まれる水谷。そしてイヴ、各々の物語が交差するとき、七草は階段島最大の謎と対峙する。心を穿つ青春ミステリ、第2弾。

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    投稿日: 2017.01.13
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    シリーズ2作目。全作と同様、どの登場人物も違和感があり嘘っぽい。物語に入り込めず、完全に置いてきぼり。

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    投稿日: 2016.12.18
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    階段島2作目 階段島の成り立ちの不思議に目をつむれば,少しミステリータッチの青春物.だけどこのクリスマスイブのちょっとした七不思議をも有効利用して,階段島あるいは魔女の謎をとくヒントにする七草の頭脳のさえに感服.

    0
    投稿日: 2016.12.11
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    「あの頃の僕らは、誰かのヒーローになりたかった。クリスマスを目前に控えた階段島を事件が襲う。インターネット通販が使えない――。物資を外部に依存する島のライフラインは、ある日突然、寸断された。犯人とされるハッカーを追う真辺由宇。後輩女子のためにヴァイオリンの弦を探す佐々岡。島の七不思議に巻き込まれる水谷。そしてイヴ、各々の物語が交差するとき、七草は階段島最大の謎と対峙する。心を穿つ青春ミステリ、第2弾。」 いいよいいよ~、1作目の良くわかんないままに「ああ、美しかった…」で終わった時とは違い、今作はこちらに心の準備ができていたので、がっちり世界観とキャラクターの心情を楽しむ事が出来ました。 やっぱり私はこのシリーズを青春恋愛ものとして読んでいこう。 主人公のヒロインに対する想いが、もう痛いくらいに切実でつらい。つらいけど、あまりにそれが綺麗なので、尊いな、とさえ思えてしまう。 主人公七草は、どちらかといえば探偵とかヒーローではなくて、犯人役が似合うような子なのだけれど、ただただヒロインの真辺由宇に対する想いが純粋で切実で、それだけで愛しくなる。 今作では島民である他のキャラクター、時任、佐々岡、水谷、それぞれの視点でそれぞれの物語が同時に描かれるのだけれど、彼らの事も愛しく思えてしまって、だからこそつらかった。特に佐々岡の物語な!ずるいでこれ! 純粋で、まっすぐで。「白い」ということは、美しくもとても危うい。何よりも汚れやすいという事だから。白いままでいることって、本当に苦しい。その色が美しいと知っているからこそ。 自分が捨てた欠点は、もしかしたら、かけているからこそ美しく純粋であるんじゃないか。 欠点は、個性として愛されるべきものなのかもしれない、という優しい肯定がほの見えて、少し救われた。

    1
    投稿日: 2016.10.13
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     「いなくなれ、群青」に続いてシリーズ二作目は、階段島のクリスマスイブの一日を描く。  島唯一のライフライン、インターネット通販で注文した品物が島に届かなくなった。  島に逃げ込んだ天才ハッカーの仕業という噂を聞きつけた真辺由宇はハッカー探しを始める。  学校で偶然出会った後輩の頼みで、切れたヴァイオリンの弦を探し、    委員長の水谷は真辺にイブのプレゼントに何を送ろうかを探し、  郵便屋の時任は、噂になっているクリスマスイブの七不思議を探す。  みんな探し物ばかりしている。  その中で七草も動くが、彼の探し物とは。  今回も七草が暗躍しての探し物。  視点がコロコロ入れ替わり、それぞれ別の行動をしているように見えて、最後はわらしべ長者のようにモノがヒトへと渡っていく。  それぞれの探し物は見つかるのか。  クリスマスイブに奇跡を起こす。

    1
    投稿日: 2016.10.12
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    二冊目。不思議で静かで冷たい雰囲気のお話。この作者さんの他の話ではそこまで思わないのだけれど、このシリーズの言葉の書き方がきれいで好き。 2016/9/7

    0
    投稿日: 2016.09.07
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    「自分の不必要な部分」として、自分自身から捨てられた者たちが住む「階段島」シリーズの第二弾。 全編を覆う、切なく、あやうく、健気で、ひたむきで、時に身を切られるように痛い感じが癖になります。ミステリーとしても、なかなか興味深い展開を見せてくれます。 設定上、どこかしら欠点を抱えた人間が集っているので、読んでいても我が身のそれらを思い起こさせられる登場人物たちの言動に、頷きつつ反省させられたり…なかなか読んでいて、心のざわつきが多い作品ですね。 中学高校くらいの時に読んでみたかった気もしますが、46歳のおっさんでも十分に楽しめますよ。

    0
    投稿日: 2016.08.15
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    皆の気持ちが細いE線の上を渡るように、臆病に覚束なく繋がっていくのがいじらしい。 物語だからじゃなく、イヴの夜くらいこんな結末があって良いと思う。

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    投稿日: 2016.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    階段島シリーズ第二段。 クリスマスイヴを控えて、階段島には七不思議の噂。 それに追われてか追ってか、走り回る七草と同級生達。 最後まで読んでみて、大地誘拐のくだりと時任さんの動きだけがイマイチ、わかりかねたので、また時間を作って再読します。

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    投稿日: 2016.06.02
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    前回の小説が素晴らしかったので、辛くなってしまった。途中で、中だるみがあり、詠むことがつらい部分があったが、やはり、青春の傷つきやすさ、完璧な白さでなくても、不完全な部分があってもいいというメッセージには、感動してしまった。やはり、この筆者は、SFとヒューマンドラマが組み合わさり素晴らしいと思った。他のただの面白さだけのライトノベルと違うと思った。

    0
    投稿日: 2016.04.30
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    クリスマスはみんな誰も彼も、探し物をしてる。佐々岡と委員長を中心に、七草や真辺も動き回る。そして最後に魔女の正体も!階段島第二作、時任さん、怪しすぎます。

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    投稿日: 2016.03.17
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    階段島シリーズ第二段。 初作がほとんど単なる青春ファンタジーだったのに対し、洒落た現代ミステリになっているし、作品集としてのストーリー展開もあり、比較的悪くはなかった。 とはいえ、大きく驚いたり、感激したりはなかった。同じ作風で、もっと訴求力の強い作品は多々あるので、もう少し強みがほしい。ライト過ぎて、感触がないまま読みきってしまう。 3-

    0
    投稿日: 2016.03.15
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    前作とは少し視点が変わり、それぞれのキャラクターが時系列に並んでいる作風になっている。 けれども主軸はやはり七草であり、キーワードは真辺であることは変わりないと思う。 誰にでもある感情、うまく伝えられたらいいな、伝えたいな、わかってもらえたらどんなにいいだろう、というものがすんなり心に入っていきます。 階段島の魔女、核心については次作だろうか?切ないものが広がるけれど、3巻目楽しみたいな。

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    投稿日: 2016.02.26
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    あの頃の僕らは、誰かのヒーローになりたかった。 クリスマスを目前に控えた階段島を事件が襲う。インターネット通販が使えないーー。物質を外部に依存する島のライフラインは、ある日突然、遮断された。犯人とされるハッカーを追う真辺由宇。後輩女子のためにヴァイオリンの弦を探す佐々岡。島の七不思議に巻き込まれる水谷。そしてイヴ、各々の物語が交差するとき、七草は階段島最大の謎と対峙する。心を穿つ青春ミステリ、第2弾。(裏表紙より)

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    投稿日: 2016.02.16
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    こんなに切なさを感じるのは、失った時代への懐かしさからなのかな。精巧なミステリーでは無いけれど、若さ故に起こる様々な感情の描写が非常に繊細でした。

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    投稿日: 2016.01.24
  • 青春ミステリー第二弾 とても良かったです

    階段島シリーズの第二弾です。 一作目は「いなくなれ、群青」というタイトルで、未読であれば先にそちらを読むことを強くオススメします。 本作は一作目の真相が前提になっているので、冒頭でそれがネタバレしていますので、先にこちらを読んでも楽しめると思いますが、一作目の方の楽しみを奪う可能性があります。 真相というのは階段島の秘密の事で、前述の通り一作目で核心が明らかになっているので本作はどういう内容なのか不安でしたが、秘密はバックグラウンドで重要な要素として物語に生かされています。その分本作は階段島自体の謎に関するファンタジーな内容は薄めです。 登場人物は「いなくなれ、群青」とほぼ同じで、階段島で噂のクリスマスの七不思議に主人公達が各々の都合で関わっていく形で進んでおり、かなりサブキャラクターにスポットが当たっています。 そのため、話の主観が頻繁に切り替わりますが、混乱することもなく読めると思います。 全然本編とは関係ありませんが、『ミステリ小説の犯人には大抵「やっぱりね」と思うけど、それはとりあえず全員疑っているからだ』という言葉は至言だと思いました。

    1
    投稿日: 2016.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    10/30/2015 読了。 図書館から。 堀さんの性格がとても好ましい。 真辺さんの真っ直ぐさは、とても強く眩しい。 委員長の言葉が一番近いかな。 時任さんが謎かなぁ…。 愛すべき佐々岡!! トクメ先生の秘密とか…、 それぞれの性格や個性がよくわかる話でした。 続き出るのかなぁ…。

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    投稿日: 2015.11.05
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    ■あの頃の僕らは、誰かのヒーローになりたかった。 クリスマスを目前に控えた階段島を事件が襲う。インターネット通販が使えない――。物資を外部に依存する島のライフラインは、ある日突然、遮断された。犯人とされるハッカーを追う真辺由宇。後輩女子のためにヴァイオリンの弦を探す佐々岡。島の七不思議に巻き込まれる水谷。そしてイヴ、各々の物語が交差するとき、七草は階段島最大の謎と対峙する。心を穿つ青春ミステリ、第2弾。

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    投稿日: 2015.10.21
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    階段島シリーズ第2弾の表紙は何と堀ちゃん! 相変わらず装丁からして美しい。 群青と同じくちょっとSF入ってるのでファンタジックな世界観は好みが分かれるところ。純粋な謎解きや推理というより、こういう雰囲気を楽しんで。 今回は少年少女たちの青春群像劇がいい感じ。意外なラストにも注目です。

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    投稿日: 2015.10.10
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    あらすじ(背表紙より) クリスマスを目前に控えた階段島を事件が襲う。インターネット通販が使えない―。物資を外部に依存する島のライフラインは、ある日突然、遮断された。犯人とされるハッカーを追う真辺由宇。後輩女子のためにヴァイオリンの弦を探す佐々岡。島の七不思議に巻き込まれる水谷。そしてイヴ、各々の物語が交差するとき、七草は階段島最大の謎と対峙する。心を穿つ青春ミステリ、第2弾。

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    投稿日: 2015.10.04
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    トラブルだらけのクリスマスイヴはみんな探し物ばかりしている。 この島の住民は捨てられた人達だ。 だけどみんな何かに憧れて でも変われなくて 上手くいかなくて。 そんな日々も無駄にはならない。 続けていけるなら。 そんな自分をほんの少し認められるまで。

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    投稿日: 2015.10.01
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    1作目同様、SF?ファンタジー?要素が含まれているので、推理しながら読むには不向きなミステリーだとは思いますが、どことなく歪な人たちの人間関係の描写はとても読み応えがある作品だと思います。 七草と真辺の関係を安直に恋愛へ落とし込もうとしないあたりがとても好きです。

    0
    投稿日: 2015.09.13
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    群青から1ヶ月後のクリスマスのお話。 ロマンチックで純粋な世界観、何回も分けて読むのが嫌で一気読みしました。 私が個人的に好きな100万回生きた猫の出番は少なかったけれど、一方で佐々岡と委員長の登場場面が増えております。主人公を目指す、あるいは主人公の捨てられた佐々岡を見て、現実ではこの人も兄と同じようになってしまったのかと考えずにはいられませんでした。優等生を演じる委員長、この欠点はみんな持っているのではないでしょうか。郵便局員の時任さんはどうして魔女の正体を知っているのか…。通販を止めざるを得なかった理由は何なのか…。あとトマトジュースは見つかったのか。いろいろ疑問は残りますが、とにかく次巻、12月末を待とうと思います。

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    投稿日: 2015.09.09
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    どうして筆者は、この世界を、こんなに綺麗な言葉で修飾できるのだろう。美しくて、儚くて、切ない。すべてがしっくり来るわけではないけれども、この舞台のもつ哀しさを、誰もがもつ弱さを、現実への愛おしさを、文章の中に見つけ、感じる。 このシリーズでは様々な人の弱さ(あるいはコンプレックス)が描かれるが、本作では特に、水谷(委員長)に感情移入してしまった。場を丸く収めるために終始するという姿勢、それは悪いことではないのだけれども、強い意思を持った存在を前にすると揺らいでしまう。

    0
    投稿日: 2015.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「階段島」シリーズ第2弾。クリスマスを前に起こる事件にそれぞれの登場人物が巻き込まれていく。本書で他の本と違い一番良いと思う設定は主人公が変な探偵役にならず裏で手を引く悪役に近い存在であること。誰しもが他の役に立ちたいとかヒーローになりたいと思う中で自分の立場や世の中の成り立ちを理解して他とは違う色を出しているのが良いと思う。

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    投稿日: 2015.08.16
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    シリーズ第2弾。 前作「いなくなれ群青」が島の謎とすると、今回は魔女の謎。 クリスマスを目前にして階段島のネット通販が使えなくなる。ハッカーの仕業だと噂になり探したり、ハッカーを含む七不思議を調べたり、バイオリンの弦を探したりと忙しい。前作よりも個個のキャラクターの特徴が良く描かれている。 前作でも感じたが、表現というか文言が非常に繊細であり綺麗だ。内容は夢破れた厨二病のようで恥ずかしいが偽悪的であり自分自身に投影でき好感を持ってしまう。 次作も楽しみ。

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    投稿日: 2015.08.09
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    「階段島」シリーズ第2弾。   前巻よりも圧倒的に面白かった。    この作品の世界に馴染んできたし、それぞれのキャラクターに焦点を当てて心情が描写されて面白かった。   物語の謎もなかなか面白い。

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    投稿日: 2015.08.05
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    相変わらず屈折した作品ですが、リズムよく読める小気味いい文章です。色々な謎が明らかになってきて、作品の終焉というか、島の崩壊が少しずつ見えてきた感じです。ただ、もう少しこの世界を見ていたい気持ちもありますね。

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    投稿日: 2015.08.02
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    前作「いなくなれ、群青」の続編。相変わらずのきれいで詩的な感情の表現にうっとりしました。文字を追うだけでもたのしいです。表現が独特で少し話しが脱線しがちですが、そのおかげか最後まで話しを理解しづらいときがあります。その不思議な感じが好きなのでいいのですが。意外といえば意外だけど、ある意味納得な人が魔女でした。今回は七草の同級生にもスポットが当たって、世界が広がったような気がしました。そして真辺が人間っぽくなったような気がします。かわいかった。今後七草と真辺の間なにかあるのか、とても気になります。

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    投稿日: 2015.07.19
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    人間性だとか感情だとか何処か暖かい印象。かつ何より結末までよく構成された作品であり伏線回収も動機付けも見事な著書、一部作目に劣りのない出来映え。

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    投稿日: 2015.07.11
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    階段島ミステリー第二段。島の謎を探り、その正体が分かる1巻と比べ、魔女の正体が分かる2巻は特にすごいとは思えなかった。階段島の謎という最大のファンタジーが判明してしまえば、あとはなんでもありなんだと思う。

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    投稿日: 2015.07.10
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    階段島シリーズ第2弾。 前作に引き続き独特で透明感のあるお話。 真辺がなんだか前作よりも可愛かったし、七草君のハートのイケメン度が上がってた。 しかしこの独特の世界観、最近分かりやすい文体のお話ばっかり読んでたせいで、なかなか読み進めるのに時間がかかった。第3話からやっと物語が進みだした感じ。 時任がキーマンだと思ってたけど、意外な人が魔女だった。

    0
    投稿日: 2015.06.09
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    ☆4か5か迷いましたが、やや厳しめにつけて☆4で。もう一つくらいクリティカルな仕掛けがあれば☆5だったんですが…。大雑把に分類するなら「人が死なないミステリー」です(シリーズ第二作)。筆者独特の詩的な喩え話が産む透明感は健在。興味がある方は前作「いなくなれ、群青」からどうぞ。

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    投稿日: 2015.06.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

     ある日突然起こったインターネット通販の停止 噂になるクリスマスの七不思議 前作でもおなじみの登場人物がクリスマス・イブに それぞれの目的のために行動を起こします。 ある人は"ヒーロー"になるため、ある人は"他人に認めてもらいたい"ため、ある人は”魔女を見つけるため” 普段の日常とはちょっとちがう、でもどこか懐かしいそんな雰囲気を感じることのできるファンタジー作品 要約すると七草君マジイケメンって話

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    投稿日: 2015.06.06
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    「いなくなれ、群青」が好みだったので二作目の「その白さえ嘘だとしても」を購入してみました。 相変わらず文が綺麗というか透き通ってるというか、そんな感じがします。 個人的にすごく印象に残っているのは水谷さんです。誰かに喜ばれるためになにかをするという行動理念が自分とそっくりで。誰かにお礼を言われることで、自分は生きてるなあって実感するんです。だから真辺みたいな人を見ると少し嫌悪感を抱く。 12月に3作目が出るので楽しみにしたいです。

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    投稿日: 2015.06.01
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    青春/ミステリー/ファンタジー/恋愛/群像劇 前作に続いて、表紙のデザインが素晴らしい。 七草/佐々岡/水谷/時任 の四人の視点から。 それでも真辺さんが中心にいるように思える。 個人的なベストシーンは、真辺さんと寮の管理人の議論。 真辺さんの純粋さが美しい。 読み終わり、何とも言えない心地よい気分。 既に続編が待ち遠しい。

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    投稿日: 2015.05.31
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    『階段島』を舞台にしたシリーズ2作目。前作では『階段島』の秘密がストーリーを引っ張っていたが、今作からは『階段島』で起きる出来事がストーリーを引っ張る構成になるようだ。 前作は設定上、割とすぐに大元のネタは予想がついてしまったのだが、今作では謎解き部分も面白かった。欲を言えば、次回作ではもう少しこの部分に凝って欲しいかな。

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    投稿日: 2015.05.29