
総合評価
(472件)| 110 | ||
| 153 | ||
| 134 | ||
| 16 | ||
| 3 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公ハンスの情緒不安定な心情が描かれている。 一生懸命勉強して入学した神学校では、頂点を目指し目をかけてもらうも、友人ハイルナーと共に(影響され)堕落していき、ついには退学し、故郷に戻り職工に弟子入りするも数日後川に落ちて死んでしまう。 幼いハンスは入学前から遊ぶことよりも、何よりも勉強が優先させられてきた。そのせいで、屈折した考え方や振る舞いで、自身も苦しんだ。 ヘッセ自身の過去を映し出しているともいえる。
0投稿日: 2011.03.07
powered by ブクログメモ 57過去数ヶ月のあいだひんぱんに感じた独特の感情がふたたび頭の中に動き始めたーそれは苦痛ではなくて、急な脈拍と激しく興奮させられた 90彼は空中につばをはいた
0投稿日: 2011.03.02
powered by ブクログ小林書店の売れ残り 台所でビールを飲みながら、長いあいだ売れ残っていたヘルマン・ヘッセの「車輪の下」を選び、その分の金をレジスターのわきに置いた。少なくともこれで小林書店の在庫は少し減ったことになる。
0投稿日: 2011.02.25
powered by ブクログたしか初めて読んだのは中学2年か3年の時だったと思う。 主人公のハンスが受験や教育で人間的に弱っていく話。 最後まで読んだ時、「車輪の下」のタイトルの意味がよくわかった気がした。
0投稿日: 2011.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
イマイチな村のイマイチな親の元に生まれた才能ある男の子。 裕福でなく、秀才な子供の進路はただひとつ、州試験に合格にして決まった学校へ進み、認められてはじめて自分の好きな道へ進める。 周りから大きすぎる期待と重圧、不安な気持ちを誰にも理解してもらえず、試験ができなかったことを言うと「情けない」という親。 かわいそすぎ! うちはどうやったっけ? 嫌で嫌でしょうがなかった高校と大学の受験を想い返す。 「受験」さえ終われば楽になれると思ってた。 受験以外の苦しみあるなんて知らなかったあの頃。 忘れてるだけ? うちの親はそれほど口うるさくなかったような? 子育てポリシーが放任主義というよりもただたんにほっとかれてた気がする。 あのものすごい反抗期はなんやったんやろう。 ハンスはだらだらと学校生活を送る。 たまらず、最後を読んだ。 酔っぱらったハンス。 そんな歳になったのね。 父親とけんかした後のようだった。 帰路につくハンスの描写から、怒り狂う父親の描写へ。 そして次に、川を流れていくハンス。 どうやって死んだ?? あっけなく。 どゆこと!? でも中盤を読む気にならず、放置。
0投稿日: 2011.02.14
powered by ブクログ小学校六年生の時に手にした本。 その頃はどんな気持ちで読んでいたのか、もうすっかり忘れてしまったけれど、出来る子も大変だなあ・・・と思った記憶と結末に涙と。 今なら父親の気持ちもわかる気がするけれど、同時に子どものときとは違った腹立ちも覚える。 この本のあとデミアン、春の嵐とヘッセを読んだが今思うと小学生にはちょっと早かったか。でも、人の気持ちを描写するものに惹かれた。
0投稿日: 2011.02.11
powered by ブクログ中学3年の時に読書感想文を書くのにちょうど良い本がないか探していたところ、この本を母から進められました。
0投稿日: 2011.02.01
powered by ブクログヘッセ自身の教育に対する批判が随所に書かれていたのが面白かった。 ほんとにこんな状況だったのかな?ドイツは。
0投稿日: 2011.01.11
powered by ブクログ16、7歳で読んだらもしかしたらはまったかもしれない。しかし初読のときは自分が幼すぎて意味がわからず、いま読むと甘ったれんなと思う。タイミングを逃して出会う本というのはあるもんだ。
0投稿日: 2011.01.08
powered by ブクログこれを書こうと思ったヘッセの気持ちが理解出来ない。と云うか・・・解るけど・そんな風に描いたら元も子もないと思う。最ももやもやする話しである。(主観。)
0投稿日: 2010.12.27
powered by ブクログ101224*読了 描写の緻密さに感嘆のためいき。ラストがどうしようもなく悲しい。えっ、と思った瞬間閉じられた幕。
0投稿日: 2010.12.25
powered by ブクログ2012.12.24- 読み終わった。けど、全部は読んでいない。ハイルナーの脱走までと、最後の章だけ読んだ。この小説は好きじゃない。ヘッセの別の作品を読もう。 人生は自分で選ぶもの。他人が干渉してよいものではない。 卑俗な人間たちに押し潰され死んでいった子どもの話。 自己犠牲の精神は家畜のエサ。 もしヘッセが詩人にならなかったら、ハンスになっていただろう。
0投稿日: 2010.12.24
powered by ブクログ(。◕ˇε ˇ◕。)<主人公の学生の迷いや複雑な気持ちがよくでていて面白い!!特に衝撃を受けたのが・・・
0投稿日: 2010.12.21
powered by ブクログブクログの第一弾はこの小説にしようと以前から決めていた。 初めて読んだのは、小学校の高学年か中学生のころだったと思う。 読み終わった後の衝撃が当時強くて、忘れられない一冊、だったのだ。 ところが、今回読んでみて自分が覚えていたストーリーと若干内容が違っていた。 自分が覚えていたのはこんな内容。 主人公が最後死んでしまう、というのは同じ。 父親の影響がとても大きい、というのも同じ。 牧師になろうと学校へ行くのも同じ。 だけど、泥酔した揚句の溺死というのは自分の記憶とは違うのだ。 父親のちょっとしたミスで、車輪に巻き込まれて死んでしまうという父親が最後やり切れない思いをする死に方をした、というのが私の記憶なのだ。 どうしてそんなストーリーになってしまったんだろう。 何かの小説と間違えているのだろうか? そして、30年たって読み返した今の感想もやはり子供のころとは違う。 学校生活がうまくいかない、当時は理解できなかったことも今となってはそんなこともあるよね、でも人生はいくらでもやり直しがきくんだから退学したって後ろめたい思いをする必要はないんだよ、って主人公を慰める自分がいたりする。 いたずらに誘惑する女性の存在も、当時は想像つかないけど今は「あるある~」なんて思ったりしている。 読み返すって行為をあまりしたことなかったけど、年月を経て読み返すことで見えてくるものってあるんだということを実感することのできた一冊となった。
0投稿日: 2010.11.20
powered by ブクログ大人の思惑・エゴに振り回され、押しつぶされた少年。 作者の体験から生まれた話は身に迫る。 故郷に戻り労働する歓びを知ったかと思ったのだが。 最後の悲劇は・・・仕方ないのか。
0投稿日: 2010.11.10
powered by ブクログいやあ、最後の結末にびっくり! すごい悲劇な話でしたね。でもなんとなく僕と共通点があったりして主人公の心情がよく理解できましたよ。 ヘッセはこれからも読んでいきたいですね
0投稿日: 2010.11.04
powered by ブクログ読書前のイメージは「受験戦争」「悲劇」「主人公の死」など。 実際読んでみて、やはり悲劇性は含まれた作品だとは思うが、最後は思っていたよりずっと綺麗だった。 この終わり方は、ハッピーエンドとも私には感じられた。 主人公にとって幼少期の楽しい思い出のある小川が、彼の最後の場所。 最後の彼は、どうしても幸せそうに感じた。 夏、キラキラと水が躍る…そんな小川の光景が、ただ静かに…
0投稿日: 2010.10.30
powered by ブクログ小さな町に似合わない聡明な少年ハンス・ギーベンラートは 神学校へ進むために遊びを禁じられひたすら勉強に勤しんだ。 見事二番で合格を果たしたハンスは 休みの間も進学先で遅れをとらないよう知識を詰め込み 入学後も優等生の位置を確保するため友達も作らずに 勉強をする毎日だ。 そんなハンスが唯一気心を許したのは詩人のハイルナーだった。 毒舌家の彼は教師から目を付けられ生徒からも距離を置かれていたが ハンスにとってはかけがえのない友達であり 次第に彼の影響を受けて怠惰になっていき頭痛がひどくなっていった。 カバー:駒井哲郎 可哀想だと思ったけれど今の日本の子どもってこんな感じなのかも。 みんながみんな勉強ばかりしているから気づかないけれど ものすごく不健康で鬱屈するのも当たり前だろう。 時代も環境も違うから簡単にやめろとも言えないけど。 果汁絞りのくだりがきらきらしていて好き。
0投稿日: 2010.10.24
powered by ブクログ天賦の才を持って生まれた自然児、ハンス・ギーベンラート。彼は将来の出世を周囲に強く期待される。 苦学の甲斐あって好成績で神学校に入るも、規則づくめの寮生活は段々と彼の神経を衰弱させ、実家での療養を余儀なくされる。 しかし母親や友人といった「支えるもの」なしでの生活は、彼を更に追い詰めるだけであった―。 ヘッセの自叙伝といえる作品です。 段々と破滅に向かっていくハンスの姿がなんともやりきれません。神経を病んでいる最中に笑顔を作るということ、その痛々しさが伝わってきました。 多感な時期において支えというものがいかに重要であるかということを、自ら苦しんだヘッセが我々に示してくれています。
0投稿日: 2010.10.21
powered by ブクログ学歴社会の日本の若者も人ごとではないよね。 学校という閉鎖的な空間から抜け出したいというハンスの思いに共感できる。
1投稿日: 2010.10.19
powered by ブクログ中学生の時に読んでから、私の愛読書(*^_^*) 年を重ねるにつれて、この本のとらえ方が変わっていく自分。 考えさせられる一冊です。
0投稿日: 2010.10.08
powered by ブクログあのどうしようもない倦怠感というか、何もやろうという気が起らなかったあの気持ちが、2年前の自分と重なって少し辛かったが、同時にとても引きこまれた。自分があの辛かった日々を事実として認められたという事実を確認できた。ヘルマンの生涯とどう関わりがあったのかを最後の解説で読んだ時には、鳥肌がたった。1人のなかに2人に分けられるような人格があることは驚くところではないが、なんだか人間の普遍性を見たような気がした。上手く言えないが、読んでよかったと思う。いつになっても、人間は心の深い所は変わっていないのだと思う。
0投稿日: 2010.10.03
powered by ブクログ少年の気持ちが痛いほど伝わるというか、なんとなく自分を重ねてしまう。 自分の道を意識する一冊。
0投稿日: 2010.10.03
powered by ブクログ恥ずかしながら初ヘッセ。 最初は高橋健二訳を読んでいたはずなのにいつの間にか実吉捷郎訳を読んでいた。ちょっと自分が意味不明。 優秀な人間が面白いぐらい順調に堕ちていく物語。その様子を美しいとは言えないけど、潔かったというかなんというか。でも最後の数ページでしか説明されなかった彼の死の儚さに泣いた。「あんな細い子になんてことを!」って感じ。 ハンスを取り巻く環境が、恐らく彼を追い詰めたに違いないんだろうけど、それだけを悪く言っていいのかなんなのか、やっぱり分からない。どんな時代にもある問題。 次は幸福論を読んでみようかと。きっと来年の夏頃に実現するでしょう。
0投稿日: 2010.09.27
powered by ブクログ10/09/21 読了 *ブログ感想あり* http://blog.livedoor.jp/marine0312/archives/51771858.html
0投稿日: 2010.09.22
powered by ブクログ10歳くらいに一度読んで、毛嫌いしていたのだけど、 心境の変化もあり、好奇心もわいたので再読した。 面白かった。本から目が離せなかった。 10歳の自分にはハンスのような上昇志向もなく、 周りの人の言うことに従う従順さもなかった。 たくさん勉強しなければすぐに落ちぶれて、 誰からも見捨てられて、みじめにひとりで死んでしまう軟弱なやつ、 と思いながら、ただ苛立っていたんだと思う。 いま強烈に「車輪の下」に魅力を感じるのは、 これが「社会の構造だ」ということがわかったからで、 ハンスだけでなく誰にも起こりうることなんだと考えられるから。 子供だけでなく、大人にも起こりうる。 とてもきれいで悲しい物語だった。
1投稿日: 2010.09.10
powered by ブクログひたむきな自然児であるだけに傷つきやすい少年ハンスは、周囲の人々の期待に応えようとひたすら勉学に打ち込み、神学校の入学試験に通る。しかし、そこでの生活は少年の心理を踏みにじる規則ずくめなものだった。少年らしい反抗に駆り立てられた彼は、学校を去って見習工として出直そうとするが、そんな彼を襲った結末とは──。 純粋な少年の心が大人たちによって押しつぶされていく姿がとても痛ましく、現代の学校問題にも通じるものがあるのではと思った。 ヘッセの自伝的小説ではあるが、物語の衝撃のラストはヘッセのものではなく、孤独な少年ハンスの心の悲痛が聞こえてくるようだった。
0投稿日: 2010.08.21
powered by ブクログ今読むべき本じゃなかった。 穏やかな気持ちのときじゃないと、 ちょっと揺さぶられてしまう。 でも、その力はやっぱりすごい。
0投稿日: 2010.08.18
powered by ブクログ中学の頃に一度挫折したけれど、今きちんと読めてよかったです。タイトルの車輪の意味を理解した時はドキッとしました。 ハンスが学校を去った後も度々ハイルナーのことを考えているのをみると、もし彼と連絡をとっていたら、その後の展開も多少なりとも変わっただろうかと考えてしまいます。ハイルナーとの出会いがよかったとも悪かったとも言えないところが本当に何とも言えません。価値観ひとつでこんなに変わるものなんだな…! 時の流れから外れてしまって行く宛がなくなってしまったような、ゆらゆらした印象の主人公に愛しさが溢れて仕方なかったです。
0投稿日: 2010.08.17
powered by ブクログ自分の人生観を変えた本とでも言ってよいかもしれない。主人公のハンスのように正直すぎる為に組織に呑まれて自分を見失ってしまうことが、現実世界では多々ある。そこから抜け出すことの勇気と自分らしく生きることの大切さをハンスから学んだ気がする。
0投稿日: 2010.08.07
powered by ブクログ高校時代の先生がお勧めしていた本。 再度、読んでみました。 本って自分の状況によって、感じ方が全く変わります。 やはりこの本は、思春期にこそ読む本ですね。
0投稿日: 2010.08.02
powered by ブクログハンス(主人公)は正直すぎるために車輪の下敷きになってしまった。 俗的な欲を満たすことしか考えられない無神経な大人が、繊細で、臆病な少年にとって以下に毒になりうるかを痛感させられた。 勉強の負の面だけでなく、勉強することによって得られる充実感・優越感も書いている。 当たり前だが勉強することが悪ではない。重要なのはバランスなのだ。 様々な場面での少年の細かな心の動きを見事に描写していると思う。
0投稿日: 2010.07.23
powered by ブクログ小さな町に似合わない聡明な少年ハンス・ギーベンラート。彼はなぜあんなにも勉強しなくてはならなかったのか。彼の命を奪ったのは、彼に多くを期待した大人たちか、それとも… 周りに翻弄されながら、過ぎ去ってしまった幼い日々に、切なさを感じる。 果汁絞りの場面と最後の川辺の場面の模写がすごくきれい。
0投稿日: 2010.07.17
powered by ブクログ中学生の頃に読んだけど、そのときはどこが名作なのか理解できなかった。 今回読み直して、だいぶわかるようになって、この本の素晴らしさを感じた。 ハンスのような犠牲者は昔も今も存在する。残念なことに。
0投稿日: 2010.07.02
powered by ブクログはたして一回読んだだけで内容を理解できているか分からないけれどレビュー。 一度もぎ取られてしまった時間を取り返そうと思っても時すでに遅し。 昔感動した風景をみて再度感動してみても、それは昔と同じ形でも大きさでもない。子どもに戻ることはできない。 落ちていく自分を冷静に感じながら、追い抜かされる屈辱と、後悔と、悲しみに燃やされていくハンスを見ていると苦しくなった。 老いすぎた少年のようで、本当は純真で小さい子どもだったんだろうな。 なんとなくマイケルジャクソンを思い出したのは私だけだろうか……。 ヘッセ自身はちゃんと乗り越えて素晴らしい詩人、作家になっていることが唯一の救い。
0投稿日: 2010.06.28
powered by ブクログこの作品は描写的なところもいいんですが、それよりも主人公の実に純粋なものの見方や感じ方が綺麗に表現されているところです。始めて読んだ時、自分も子供の頃こんなことを考えたりしていたかなど疑問に思ったりしました。 この本から学ぶことはたくさんあります。友情とか。 自分が持っている本とこのレビューの本の表紙が違くて最初戸惑った。
0投稿日: 2010.06.16
powered by ブクログ未来を嘱望されたハンスはみごとな成績で神学校に入学を果たします。しかし彼の優等生的な生き方は、入学した直後から様々な周囲の環境に左右されながら次第にバランスを崩していきます。そしてある時、ぷっつりと心の糸が切れてしまったハンスはまわりの自分への評価が変化していく中でもがきながら退学を余儀なくされます。そして生まれ故郷に戻ったハンスの辿った人生は... 【開催案内や作品のあらすじ等はこちら↓】 http://www.prosecute.jp/keikan/020.htm 【読後の感想や読書会当日の様子などはこちら↓】 http://prosecute.way-nifty.com/blog/2006/11/post_0aab.html
0投稿日: 2010.06.07
powered by ブクログ人の心の動き方が鮮明に表されていた。 なんで、今でも昔でも、共感できてしまうのだろう。 それほどに人の心は変わらないのかな、と思いました。 正直読むのに時間がかかりましたが、引き込まれる本でした。
0投稿日: 2010.06.01
powered by ブクログ高校に入って一番最初の宿題に読書感想文を書かされ、渋々読んではみたものの 少年同士のキスシーンなんかもあって「いいのか?こんな本で感想文書かせて・・・」と思いながら読んだ本。 いわゆる「できのいい子」が、周囲の期待に流され更にレベルが上の学校にあがるも、その重圧に押しつぶされ徐々に心が病んでいく物語は、今の中高生たちにこそ読んでほしい気も。 現代にも通じる、いろいろ考えさせられる本です。
0投稿日: 2010.05.22
powered by ブクログ中学生、もしくは高校生に勧める本を3冊決めろと言われれば、迷わず勧めるであろう1冊。少年期に誰もが感じるであろう大人からの期待と重圧に必死に答えようとし、その結果心を病み押しつぶされていくまで書いている。また、少年同士の友情と恋情の狭間の耽美さも素晴らしい。
0投稿日: 2010.05.20
powered by ブクログ中学生のころ読んだころはあまり分からなかったが、大学受験を経験したあとに見ると考えさせられる内容だった。 ハンスの人生はなんだったのだろう? ただ“いい大学・いい企業に”という考えのもと、過度に勉強を強要する親にぜひ一度読んでもらいたいと思う。
0投稿日: 2010.04.27
powered by ブクログちょっと暗いお話 親や先生など周りに期待されてる少年ハンス それに応えるためがむしゃらに勉強をして州試験をパス、神学生になるも… 勉強ばかりでやりたいこともやれず人生の全てが勉強となり、他に目を向け行動する能力が落ちてく 自分の思考と行動がバラバラになって精神的にやられてしまい家に送り返されることに 自宅で療養しながら、新しい世界に踏み出そうとするも勉強以外のことは上手くいかないまま最後は… 個人的にちょっと他人事でないなぁと思いながら読んでました 作品としては特に脇役の描写がすばらしく名作と言われることはあると思いました もう何回か読むとさらにはまっていきそうな作品です
1投稿日: 2010.04.26
powered by ブクログ外国文学をちゃんと読んだのはたぶん2冊目。 それはずっと外国文学に苦手意識を持ってたからなんだけど…この本読んでから外国文学もなかなか面白いなと思うようになりました。 描写がとてもきれいです。映像でさぁっと見えてくるかのよう。田舎の風景だったからなんとなく身近に感じたのかもしれない。 ハンスのような人はきっと現代、いーっぱいいるんじゃないかな、と思った。子どものときに遊びを奪われ、勉強漬けにされて、大人のきまりに順応できないと捨てられて、家から出れなくて、出たと思っても心の奥底ではふらふらしてて。 そして最後死んでしまうのだ。そして、なんで死んでしまったのかまわりの人には理解ができない。 美しい風景の中に、きらめくみずみずしい世界の中に、さまざまな気付きを経験する中に、大人への階段はあるんだろう。だけど、上ってくにはそれだけじゃ本当は足りないんだ。 ハンスが生きるにはどうしたらよかったか? だれかと語りあいたいですねぇ。
1投稿日: 2010.02.20
powered by ブクログ思春期の少年が様々な人と触れ合い、その中で日々葛藤や矛盾を抱く。 期待にこたえるために難関高校目指して頑張ったり、学校内で先生に反抗したりと心が不安定に揺れ動きながら過ごし最後は死をとげる。 思春期の子供は、難しい。これって日本に限った事、今に限ったことではないですよね。動機がはっきりしないけど不安になったり反抗したりしてしまうモヤモヤ感がとてもリアルに伝わってきました。
0投稿日: 2010.02.14
powered by ブクログ暗い。これだけは否定出来ないけれども、それでもその中には輝くようなものがあるのだと思える。 大人に振り回されてしまう子ども。 いくら大人に近くなっても子どもなのだと。 子どもの才能を大人はどのように伸ばしたらいいのだろうか。 押し付けではいけない。 最後は残酷だったけれども、きっとこれで大人も気がついたのだろうか。 車輪の下のような人生。 とても考えさせられる本でした。
0投稿日: 2010.02.06
powered by ブクログ才能があること=幸せではないんだなあ・・・。 ハイルナーと出会わなければ、ハンスは世界とか大人たちが回す車輪の下敷きになることはなかったんだろうなと思うと複雑な気になります。 それでも、何も知らずに勉強に励み続けて名を上げるよりも、友情とか他の大切なものに気づけたことは意味があるんじゃないかと思う・・・。 結末を知ると、どっちが幸せなのかはわからないけれど。 すごく「今」に通じるものがある作品。 ハイルナーとの友情関係が好きでした。
0投稿日: 2010.01.24
powered by ブクログ自然が綺麗でいいなあと。 ハイルナー君が好きです。 子供は勉強よりも遊びが大切ですよね ハンスは短命だったけど、 ちょうどいい時に死ねたと思う 2009.08.21-27
0投稿日: 2009.12.27
powered by ブクログ大人に流されるままに行動し結局身を滅ぼしてしまう。。。まさに車輪の下のような人生だったわけですが、海外の文学は精神性や宗教が関わってくるためか非常に私には馴染みのない雰囲気なのだ。電車の中でも読んでいるとうとうとしてしまう。まだまだ理解するには私の頭が足りない。。。他の人のレビューを参考にします。
0投稿日: 2009.12.11
powered by ブクログ「詩人になるか、でなければ、何にもなりたくない」 と言った、若き13歳のヘッセ。 この言葉から、ヘッセの詩人になることへの情熱と 一つの道に固執して自らを追い込んでしまう 幼く純粋な危うさのようなものが感じられます。 しかし、 たとえ詩人になれなかったとしても、 他の何かにはならなければならないのが人生。 詩人になる才能もなく、 神学校では厳しい規則に耐え切れず脱走し、 何をやってもうまくいかずに苦悩した ヘッセの少年期を描いた自伝的小説が この「車輪の下」だと言われています。 真面目でひたむきな主人公の少年ハンス。 神経質な面があり、繊細な内面を抱えた彼は 難関である州の神学校に優秀な成績で入学しますが、 周囲の大人たちの勝手な期待や、干渉に振り回されて しだいに精神を狂わせていきます。 純粋な感性を持っているからこそ傷ついていくハンスは 誰よりも正常であるように思えます。 しかし、あれほどハンスに期待した大人たちが 成績を下げたりいろいろ事件を起こしてしまうハンスに失望し、 今度は寄ってたかって彼を異常である、 異端者だと決めつけていく様子は 現代の教育問題(非行やひきこもりなど)にも 通ずるものがあるような気がして 憤りを感じますし、胸が痛みます。 たった一人でも、彼の内面に寄り添い、 理解してくれる大人がそばにいれば、 あの衝撃の結末には至らなかったのではないか。 この小説には苦悩の部分だけではなく、 10代の若さや純粋さ、青春の一瞬の輝きが 色濃く描かれているだけに、 誰も救われることのない結末が本当に残念でなりません。
0投稿日: 2009.12.06
powered by ブクログ誰もが一度は経験する青春の苦悩。それを乗り越えることができなかったハンス。大人が動かす車輪は重すぎて、子どもには持ち上げることができないのかもしれません。故郷の風景描写ともあいまって美しく、そして哀しい作品です。
0投稿日: 2009.11.03
powered by ブクログ本当の幸せとは何だろう。 そんな事を深く考えさせられる作品。 小さな子供にそんな事を考えさせる残酷な大人達。 少しだけ、年を取るのが嫌になった。 ハンスのような最期を迎えたいと思ったのは、私だけではない筈。
0投稿日: 2009.11.02
powered by ブクログ受験前に読むには悲しい小説だった。 でもこんなに必死に勉強してないからいいか… 最後の死に方がダメ!と友達が言ってたけど、うーん 確かにハッキリ自殺にしてくれた方がまとまってたかも しれないけど これはこれで… うーん 大人になったら読み返そう
0投稿日: 2009.10.28
powered by ブクログヘッセの中でも有名で人気のある作品(だと思う) 展開が速いので一気に読み終えられる。 とか言いつつ私も腐女子なのでしっかりと萌えさせていただきました。 主人公ハンスの級友であるハイルナーがすごく良い! ロマンチストで詩人で奔放主義なんて可愛すぎるじゃないか。 あまりの奔放ぶりに他の友人達がハイルナーを見捨てても、 自分だけはハイルナーを見捨てられないと感じるハンスにもまたぐっとくる。 二人のキスシーンは正直萌えました、萌え狂いました。 やっぱりギムナジウムには萌えが詰まってるんだと実感。 どう見ても二人は異性愛者……だと思うけどそれはさておき、 普通に読んでも面白いし、じんわり来る感じがとても好きです。 もちろん、BLな観点で考えても幸せです。
0投稿日: 2009.09.09
powered by ブクログ秀才で、周囲の期待に応えようとする素直なハンズ。 自我の芽生えによって狂いだす歯車、完璧です。 訳が古いので最近の新訳等をお勧めします。
0投稿日: 2009.07.23
powered by ブクログ神学校での厳しい生活の末に精神を病み、ついには立ち直れなかったハンス・ギーベンラートの物語。勉強や友情における、彼の過剰な勤勉さが、彼の気力を奪い続けたのだろう。一般に勤勉過ぎる人は、この種の無気力に陥りやすいのではなかろうか。精神の安定を保つためには、勤勉さのコントロールが大事かもしれない。
0投稿日: 2009.07.23
powered by ブクログ今なら期待やプレッシャーもなんとかするし、時には適度に抜けを作ってやるし ましてや環境を言い訳にしたりしないが それは大人になって自由度が増したから(自分自身に対する責任も増すが)思う事なんだろう ありゃ子供には酷だろうな・・・
0投稿日: 2009.07.19
powered by ブクログ中学校の夏休みの感想文で読まされた。 前半にちょっとした「アッー」があり、 後半に出てくる女はとてもエロかった。
0投稿日: 2009.06.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読始:2009,3,4 読了:2009,3,7 子どもの微妙な心理を描くというほど微妙な心理は描かれていない気がするw 受験教育がもたらすものは?ちょっと考えさせられる 実際大学受験を終え、受験経験を終わった今だからこそ読むんでその価値がわかるのか 受験前に読むことにこそ意味があるのかはわからない ただ、一瞬自分もヘッセみたいになるのかなぁとか思ってしまった そうなるんなら受験前に読めばよかったかも 残念なのは受験して入ったことで得られた勉強以外のもの、友人のハイルナーと別れてしまったこと 私はたとえ大学で素直にいけなくとも友達だけは持っていたいなと思った 勉学も頑張りますがww 中盤の神学校時代はよかったが 序盤と終盤は微妙だったかなぁ よって★3
0投稿日: 2009.06.04
powered by ブクログ20090519読了 この訳が出たのは古いはずなのに読みやすい。 台詞の言葉遣いは古いが、それ以外の描写は現代においても普通にすらすら気持ちよく読める。 感情のうつろいやまわりの風景が見えてくる。 現実離れしてないフィクションさと著者の経験からくるリアリティが 作品の完成度を高めている。
0投稿日: 2009.05.19
powered by ブクログ優秀な少年の苦悩な少年〜青年期を描いた作品。情景描写がうざかったけど、主人公の心情が伝わってきます。
0投稿日: 2009.05.14
powered by ブクログヘッセの自伝的小説。代表作ですね。 なぜかヤケにヘッセを読みたくなるときがあります。 自然の描写、少年の心の描写がもう神がかっていて、その時々光景が目に浮かぶようです。 ただ好きな人・嫌いな人がはっきり別れる作品だと思われます。 読まないときは全く読む気すらおきないのに、 ふと読みたくなると一気に読みきってしまいます。
0投稿日: 2009.05.13
powered by ブクログ『車輪の下』(ヘルマン・ヘッセ、高橋健二訳、1951年、新潮社) 子どもを豊かに育てるのは、高い目標とそれに到達するための「規則」か、それとも故郷の自然か。 ハンスという少年の人生と、現代の日本の少年――将来出世すべく小さな頃から塾に通ったり――を無意識に重ね合わせてみると…、末恐ろしいです。 本書は教育論ではないんですが、現代の教育を考えさせられました。まぁ、規則で子どもをがんじがらめにするのは良くはないですね。 (2009年5月7日)
0投稿日: 2009.05.07
powered by ブクログ頭の良い理知的な少年、ハンス。本来、彼の未来は輝かしいものと、誰もが思っていた。 しかし、彼に対する大人たちの過剰な期待は彼の自由を奪い、神学校でのある出会いと別れが、彼を決定的に痛めつけることとなる。 最初に読んだのは、中学生の頃かなぁ。 私は、比較的周りの大人の期待に沿うよう生きてきたほうだけど、ハンスほどに自分を犠牲にすることはなかった。まぁ、それにハンスほど優秀でもなかったし・・・ そんなわけで当時は、あそこまで壊れてしまうハンスが理解できなかったんですが。 大人になって読んだら、また違うだろうか、と思って手にとってみました。 年齢を重ねると、ハンスになりきるよりも、大人の目線で読んでしまいますね。 大人たちが子供を見守る目の、何と多くのことを見逃していることか。 子供にとっての、大切なことを奪ってしまった大人たち。大人たちはそのことにすら全く気づいてないわけですからね。 あー、そっか。何かに似てると思ったら、「バージン・スーサイス」という映画の感覚に似てる気がします。 ハンスが、少しずつ消耗していく自分に、どうしてこうなってしまったのか、わからない、という感覚。 世界はこんなに綺麗なのに。情景描写の美しさは、ほんとにすごい。 目に見えない分、余計に苦しさを感じる作品です。
0投稿日: 2009.05.01
powered by ブクログ目に浮かぶような美しい情景にとりこになりました。 ラストは納得がいきませんが、途中の寄宿生活や学校のぎすぎすした感じは共感できます。 同じヘッセで比べてしまうと、私はデミアンの方が好きです。
0投稿日: 2009.04.21
powered by ブクログ2年前くらいに読了。 あんまり印象深くないけど 学生の話だから学生時代に 読んでおいてよかったなと思う。
0投稿日: 2009.04.19
powered by ブクログ車輪の下・・・というなんとなしに牧歌的な平和なイメージが、 見事に反転する真意で、びっくり。 少年の動向をたおやかな自然と調和して微細に描き出すと同時に、 世間、大人、がもたらす子供への影響を痛烈に訴えている。 最期はこれまで読んだヘッセの中でも一番悲しいラスト。。。 やっぱりハイルナーと一緒の時が、一番読んでいて楽しかったな。
0投稿日: 2009.04.12
powered by ブクログ何度読んでも良いと思う。 短い作品ながらも、自分にとっては生きる上での教科書のように感じる。 ぜひともたくさんの人に読んでほしいと思う。
0投稿日: 2009.03.30
powered by ブクログ学校という閉鎖的な空間から抜け出したいという思春期の少年の思いが表れている。 中学生の時に読めて良かったと思える作品。
0投稿日: 2009.03.25
powered by ブクログノーベル賞作家ヘッセの代表作といえばこれ。 自伝的小説にして、青春小説の大傑作。 とにかく風景描写が素晴らしい。 ドイツの街並みが容易に目に浮かんでくる。 そしてハンス少年のこの時期特有の自意識ときたら。 外と内の美しい風景が一体になりながら、優等生であるハンス少年は堕ち滅びていく・・・。 これは絶対に10代の時に読むべきの小説。 そして勉強と友達の大切さを知るべき(下手に影響される可能性もあるから諸刃の剣だけど)。 大人になってから読んだので損した気分。 でも大人でも人生に躓いてる人は十分楽しめると思う。 「詩人の他に何にもなりたくない」といってエリート神学校を逃亡したヘッセ、さすが。 自分もスケールこそ小さいものの、一応進学校というものに通っていて、その中で成績優秀だった奴が堕落していったのを目の当たりにしてきた。 彼らはハンス少年のような心持ちだったのかも。 ヘッセはこれしか読んだことないから、他のも読まないとー。
0投稿日: 2009.03.14
powered by ブクログなんか・・・うまく言えないけど、 読んでよかったなとは思いました。 やっぱりハイルナーが好きです。
0投稿日: 2009.02.21
powered by ブクログ自分も中学受験を経験しているので、主人公に感情移入しやすかったです。彼と私じゃ全くレベルがつりあわないけれどもwwそれでもここに描かれている抑鬱感というか、この本の雰囲気には親近感を感じました。主人公もこんなに頑張ってるんだから私もって気にさせられます。
0投稿日: 2009.02.18
powered by ブクログ描写から、豊かな自然と、少年の憂鬱な心情が、頭の中でぐるぐる混ざり合う。 大人は子供の時間を奪うべきじゃないのだ。 ・・・受験戦争とかがない田舎に生まれてよかったなぁ。
0投稿日: 2009.02.07
powered by ブクログヘッセの作品で一番私が好きな作品 主人公と筆者状況が近似している 神学校を抜け出し、迷いながらも自分の道を突き進む様子が 描かれている
0投稿日: 2009.01.26
powered by ブクログ中学の通学電車の中で読んだ。 最初の数ページがなかなか進まなくって。。 けどそこを過ぎると一気に最後まで読めた。 優等生でも難しいね。
0投稿日: 2009.01.12
powered by ブクログ車輪の下 厳しい受験戦争を勝ち上がったさきにはなにがあるのか、、、 丁度いまの自分と重なる部分があって共感できた なにが幸せなのかも考えさせられる作品
0投稿日: 2008.12.11
powered by ブクログ【読了時期】2003かな? 出版社はここじゃないかも 当時読んでも意味分からんかった 暇ができたらまた読んでみようと思う お母さんが好きだと言うので ランクは適当
0投稿日: 2008.12.06
powered by ブクログヘッセの書く少年の物語は大好きです。 中学校の教科書に載ってたやつには惚れました。 「少年の日の思い出」だったかな?
0投稿日: 2008.12.01
powered by ブクログ運命の車輪の前では、誰でも無力なのか。 そもそも運命なんてあるのか知らんが。 救いがなくて、辛くなる。
0投稿日: 2008.11.16
powered by ブクログいつのころか、教科書に出てくるよね。 内容をすっかり忘れてしまっていたので読みました。 こんなストーリーだったけか? 繊細な気持ちになれるきがします
0投稿日: 2008.10.19
powered by ブクログ小、中学生の頃に読んで、心の中にほの暗いトラウマを作った1冊。 今読んだらまた違う感想を持つのかね。
0投稿日: 2008.10.18
powered by ブクログ少年ハンスがエリート教育を受け将来を期待されながらも、その期待に押しつぶされて挫折し、悲しい最後を迎える一生を描く。「車輪」とは少年の栄光と挫折の軌跡だろうか、「社会の歯車」の暗喩だろうか、少年が巻き込まれた世間だろうか。かなり昔に翻案もので読んだ覚えがある。いい年で読み直しても、自分の少年時代の感情がかすかに呼び覚まされる気がする。挫折するまでの描写が妙に淡々としている。田舎に戻ってからの生活の方が活き活きとしている。
0投稿日: 2008.10.12
powered by ブクログヘルマンヘッセの小説。 天才少年、ハンスが難関である神学校の入学試験に通り、そのあとの生活を描く物語。 名作といわれるものを読んでみようと思って読んだもの。 面白いかどうかって言われると???だけど、切ない、表現がきれいな物語ではあった。
0投稿日: 2008.10.05
powered by ブクログ文章にドキドキさせられてしまった。 通学中などにとびとびで読んだので、もう一度ゆっくりと読みたいな。すてきな文章でした。
0投稿日: 2008.09.27
powered by ブクログ厳しい受験勉強を乗り越え、主人公は神学校へと入学をします。そこには厳格な規律と秩序のある生活が待ち構えているのです。しかしながらこの話は今から約1世紀も前にかかれたものだといいます。なのに、主人公の苦悩が現代の私たちの苦悩と重ね合わさるように思えるのです。彼はいかにして生きるべきだったのか。何が彼をそのような結末に追い込んだのか。結末がなんとも衝撃的な作品です。(学校保健フォーラム vol.8 No.82 2004年12月号)
0投稿日: 2008.09.16
powered by ブクログドイツの抒情詩人・小説家、ヘルマン・ヘッセの代表的な作品。「詩人になるか、でなければ、何にもなりたくない」(←どういう神経;)の言葉は有名でしょうかね、あのー小さいころはこの作品、???な感でしたけど、最近 再読したところ…これは…萩尾望都のまんがかよ?と思う展開に、途中で笑ってしまった。 主人公ハンス・ギーベンラートと、神学校の同級生、ヘルマン・ハイルナーとの、淡い恋情を含んだ繊細な友情…きらきら…。 少年時代の自我の芽生え、生への倦怠、幼少の思い出との痛みを伴う決別、自然、思春期特有の憂鬱・狂熱… 美しく苦い思い出たちを叙情的に詩的に綴ってゆく。耽美だけど現実的な世界がそこにある。 「学校と父親や二、三の教師の残酷な名誉心とが、傷つきやすい子どものあどけなく彼らの前にひろげられた魂を、なんのいたわりもなく踏みにじる…」 という記述からも伺えるように、この小説は世の教育者たちに対して、子どもたちへの「教育」のありかたを糾弾しているようにも思える。 タイトル『車輪の下』の車輪とは、教育の車輪、規則の車輪のこと。自然に、自由に育っていた幼い子ども達が、成長するにつれて否応が無しに組み込まれていく社会の車輪。その車輪の中で重い重圧と性の束縛に苛まれる少年達の、甘く憂鬱な物語。
0投稿日: 2008.09.15
powered by ブクログ詰め込み教育への機運が再び高まっている日本にあって、読み直しておきたい一冊。 類稀な才能を示しながらも、周囲からの過剰な期待と自己の望む自由との狭間に苛まれていくハンス少年について描いていく。
0投稿日: 2008.09.06
powered by ブクログ登場人物の特徴を上手く描いているという印象だ。 人物が多く現れる神学校生活の話が一番おもしろく、わくわくしながら読んだ。 なので、その後の展開は少々物足りない。
0投稿日: 2008.08.27
powered by ブクログヘッセの作品は自身の経験が大きく反映されている。 ハンスはヘッセの一部である。 ハンスの苦悩や素朴な感性など好きです。 エンディングは切ないけど・・・ やはり素朴な物語だと思う。 教育とはなんなのか、社会(車輪)の下敷きにならないように・・・ 人生とはなんなのか・・・ 考えさせられる。 また更にヘッセに惹きつけられてしまった
0投稿日: 2008.08.23
powered by ブクログ私の好きなバンドが同名タイトルで歌を歌っており、いつかは読まないといけないと思い、読破。主人公ハンスの苦悩は、私にも似て取れるものがあり、同じように苦しんだ身としては、居たたまれない作品でした。苦悩を後の人生に、どう繋げていくかで、転落するばかりでなく、良くなる事もあるのに、周りの大人達が少し頼りなかったのは残念でありました。神学校を辞めた後に、フランクがどう関わってくるかを期待していたのですが、あまり深く関わってこなかったことは、何を示すのでしょうか。フランクのような心の持ち主であれば、主人公を救う事が出来たのではないかと思ってしまうのですが、見当違いなのかな。でも、主人公が最後に仕事をし、自分にだって此処にいる価値があるのではないか?と希望を見出そうとしてる部分には、何とも言えない思いが込み上がってきました。
0投稿日: 2008.08.15
powered by ブクログ少年から青年に変わり行く男の子を描いた物語。心や情景の描写がとてもきれいで美しい。正直主人公がうらやましかった。最後もとてもよかった。やさしい包み込むような光と秋の澄み切った淡い新鮮な空気の中、涙を流しながらも悲嘆にはくれているような感じはしなかった。明るい小説・。
0投稿日: 2008.08.12
powered by ブクログ2008/8/12 ドイツのノーベル賞作家ヘッセの自伝的小説。 少年ハンスの神学校での心理的圧迫感と、 その後の隠遁生活とはとてもリアルで、心から共感させられた。 若く傷つきやすい心は苦しいけれど、純粋で美しくもあり、 最期の水のイメージとぴったり合っていると思う。 神学校でハイルナーを失ってから、 ハンスに張り付いていた微笑の痛々しさには胸が打たれた。
0投稿日: 2008.08.12
powered by ブクログ興味があったら読むべき一冊。 何度でも読み返したくなる名作中の名作です。 何も言うまい。読めばこの美味を忘れられなくなります。
0投稿日: 2008.08.11
powered by ブクログ主人公と時代も境遇も違うけれど、同じ神学校に通ったものとしての幾許の共感と、その現状に対しての多くの示唆を与えてくれる。今の多くの者が過ごすモラトリアムとしての学生時代とは違い、社会に追われ自分を軋ませながらそれとの調和を成そうとした幼い主人公の苦悩がふんだんに表されている。しかし皮肉にも、主人公がたどった病的な精神状態は、今の若者とまったくといっていいほど似通っている。現実の自分の人生を生きることが出来ず、頭痛にさいなまれながら、不健全な仮想空間と妄想の中に自分の生きがいと人生を投影した主人公の短い生涯は、今の私たちに多くの教訓を投げかける。靴屋のフライクが唯一まっすぐに主人公を見ていたように見える。彼はキリスト者だった。 08/8/5 読んだ当時は幼かったので、暗いイメージが強かった。 確かに暗いが、もっともっと純然な人間の心が表されている。 02/-/-
0投稿日: 2008.08.05
powered by ブクログ一度読んだときは、試験に受かったあたりで挫折した。 けど今回はなんとか最後まで読めた。なんとか。 最後がかなしい。
0投稿日: 2008.08.03
powered by ブクログ小学生のときの夏休みを思い出させてくれる作品です。 主人公の青春時代を描いた作品。学校への入学と中退後の帰郷が描かれます。 翻訳のせいか、風景描写の美しさに隠されているせいか、 その描写は客観的で静かな感じがするけれど、 壮絶な一人の少年(〜青年)の精神の移り変わりの物語だと捉えました。 ドイツに興味がわきました。
0投稿日: 2008.07.20
powered by ブクログ読むのに苦労しました・・・(カタカナの名前苦手。(ぇ 物語の流れというか情景というか。リアルに匂ってきそうな空気が気になりながら。
0投稿日: 2008.07.13
powered by ブクログハンスほど優秀じゃないけど、 まるで自分みたい。 いろんなものに罪悪感を感じて生きてきて。 いったい何が正解だったのだろうか。 これからどうやって時間をすごしていこうか。
0投稿日: 2008.06.29
powered by ブクログ自己抑止型少年の自己犠牲的な学生生活。ただ勤勉であれ。そして疲労困憊、後に絶望。 学生時代の自分のBADエンディングを見る様だ。
0投稿日: 2008.06.26
powered by ブクログドイツ語の先生に薦められて読みました。 勉強でいつも一番で、州試験にも上位の成績で通ったハンス少年が、神学校での生活を経て堕落していく様子を描いた物語。 情景描写が素晴らしくて、ドイツの大自然が目に浮かぶようでした。勉強より大切なことってたくさんあるよね。 10代の人には特に読んでもらいたい本です。
0投稿日: 2008.06.21
powered by ブクログやりきれない感じがする・・・。私はハンス少年を嫌いではなかったので、ああいう最期を見るのはとても心苦しかった。 車輪の下から、つぶされたハンスの叫びが聞こえてくる気がします。
0投稿日: 2008.05.21
