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猫と針(新潮文庫)
猫と針(新潮文庫)
恩田陸/新潮社
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総合評価

74件)
2.9
1
11
43
11
3
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    このレビューはネタバレを含みます。

    戯曲のシナリオなんですね。なんか最初の口上とか色々が仕掛けになってるのかと思った。内容的にはまあそれなりと言うしかないかな~。実際に劇場で見たら感想は違うんだろうけど、今回は入り口を間違えてしまったので残念。

    0
    投稿日: 2025.12.18
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    戯曲。高校時代の友人の葬式帰りに集まった5人の男女の密室心理サスペンスだが、まさに恩田陸らしい不穏な雰囲気が漂っている。”人はその場にいない人の話をする”という帯の言葉通り、入れかわり立ちかわり何人かが席を外して残った人の会話が面白い。しかし登場人物の名前がみな平凡な名字で、会話しかないので、キャラ立ちが感じられなくて残念。やはり上演された劇を見たいと思った。 戯曲の他に、著者が当時を振り返った日記というかメモもあり、そちらも面白かった。

    5
    投稿日: 2025.11.16
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    大好きな恩田陸さんが初めて書いた戯曲  猫と針 書くことになったきっかけは、数年前、  チョコレートコスモス を連載したことだそうです。 当時、物凄く忙しい中、初めての戯曲を書く事に 凄く大変だったとありました。 公演の様子も凄く心配だったそうですが 結果は大好評で、大成功でした。 この本を読み終えて、恩田陸さんの色彩は もちろん感じながらでしたが、その色彩が たぶんこの様な公演や戯曲を沢山経験している 人のようには感じられなくて 私自身の問題で凄く寂しい気持ちになりました。 小説家らしい戯曲、恩田陸さんらしい戯曲 素晴らしい作品、 というのが知識のある方々の評価です。 戯曲もそうですが、恩田陸さんの物語も まだまだ経験不足なのかなぁと思います。 時間をおいて 私自身 いろいろな物語にふれて ゆたかな気持ちになれたら また読んでみたいと思います。

    297
    投稿日: 2025.06.14
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    あらすじが面白そうだから買ったけど、中身はセリフとト書きの台本の書き起こしだった。 冒頭にちゃんとそれを明記してくれてればまだ理解が出来たのに、最初の口上とかのせいもあり、「なんだこれ?モキュメンタリー風ミステリーなのか?」と更に訳がわからなくなり…これは台本の書き起こしという本のジャンルがあるのを知らなかった自分の落ち度だけど。 さらに登場人物がサトウとかタナカとかの日本に多い苗字のカタカナ表記なせいで、登場人物に愛着も湧かず誰が誰だか見分けも付かず、最初から最後まで意味がわからないまま終わった。 話の内容自体は面白そうではあったから、ちゃんと舞台を観ればまた印象が変わるんだろうけど、とにかくナニコレ?って感じで終わってしまって残念

    2
    投稿日: 2025.03.06
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    面白いっちゃ面白いんだけど、終わり方が物足りない。話が全然回収されず、謎の種だけまいて終わった。舞台台本だから、本来はこの劇を見終えた後に、お客さん達に結末はどんな感じなのかを想像して話に花を咲かせて欲しかったのかな。 しかし、それにしてももう少し話が回収されるべきだと思う。おそらく舞台を実際に見ていたら、閉幕後、?????という脳内だったかも。 もっと長さのあった話を無理やり短くしたというか、初めから2回に分けて行なう話で、今回は謎を提示する幕で、次作は解決編という感じ。(次作はないけど…) 猫要素はあってないようなものだし、針要素は皆無。針を比喩的に使う分にはあるかもしれないが、“針“という単語は今作中では一切出てこない。 続編を書いて欲しい…

    26
    投稿日: 2025.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これまで恩田さんの作品を幾つか読んできましたが、「舞台にしたら映えるだろうなあ」という作品が幾つかありました。言っても舞台なんて、人生で10回程度しか見たことはありませんが笑 そうしたら、こちら、劇の脚本?を書かれたようです。 ・・・ 脚本の内容そのものは、実をいうと私は良く分かりませんでした。で、恩田氏本人も「最後まで書いていて面白いかどうかわからなかった」とか書いていました。 ・・・ やっぱりちょっと身構えて書いたのかな。 個人的には、舞台に配慮しすぎた(考えすぎた)?ような気がしました。普通の小説だと情景や背景が豊かで、それをイメージするのが面白いですよね。当然の事ながら大道具小道具含め、普通の生活を切り取るかの如くのカットがあるのが小説です。これを演劇に仕上げるってことは、舞台での多くの制約を越えて「創り」あげていくってことで、きっとそこが面白いのだろうなあ、と思います(何度も言いますが、演劇は素人)。 他方、本作は非常にシンプルで閉じた空間で、たった五人の人間の群像劇を繰り返すところはややシンプルに過ぎたかなあ、と思いました。より強く言えば、背景・情景みたいなものが欲しかったなあと感じました。 ・・・ 寧ろ出色だったのは、脚本作成の過程をしっかりと汲んでいる点ではないでしょうか。 作成のきっかけのエピソード(御多分に漏れず、飲み屋での雑談)をチラシに掲載し、しかもそのチラシが作成された段階ではタイトル意外の中身が作られていない! そして多忙な筆者が(取材)旅行でスケジュールが埋まる中、文字通り「ぎりぎり」のスケジュールで作られ、役者たちとの意見を取り入れられたうえで推敲され、そして公演にまで至るという。 スタイルの確立した大御所であればテレビ番組か何かで脚本の制作過程がクローズアップすることもありましょう。ただし、初めてのトライでかつここまでスケジュールが押したなかで成功したかどうかの確信も持てない中で(謙遜なのでしょうか)舞台裏をあかしてくださるのは、ある意味内情の大盤振る舞いではないでしょうか。 私は純粋に「へー、面白いな」と思いました。そして、また何か舞台やミュージカルを見に行ってみたいなあと思いました。 ・・・ ということで恩田氏による書下ろし脚本作品でした。 作品そのものというより、誕生前後から公演終了までひっくるめた叙述が非常に興味深く読めました。

    0
    投稿日: 2023.10.22
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    これ、「戯曲」なんだけど、こういうのってそのまま「台本」になるのかな。何にせよ、この不穏な雰囲気を上手いこと見せてくれるなら、舞台化したのも見たかったなー。けど、けっこう地力のある集団じゃないと、つまんなくなりそう。

    0
    投稿日: 2022.08.10
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    恩田さんの初舞台脚本、らしい。 あとがきよんでキャラメルボックスで上演したとしり、見たかったなあ、と。 劇団は活動停止になったみたいで、寂しいかぎり。 高校の同級生が集まって話している、というだけの話。 だんだんとその関係性とそこにいない人間の姿が浮かび上がってくる。 ちょっと不穏な空気になりはしたものの、決定的な悲劇が起こるわけでなく。 会話を楽しむ、って感じかな。 その奥にあるそれぞれの物語を想像する。 舞台で完成する作品かな。

    0
    投稿日: 2021.04.15
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    高校時代の同級生の葬式に集まった男女五5人をえがいた会話劇です。 強盗に襲われて亡くなったオギワラの仕事や、このタイミングで映画への出演を依頼するタカハシの真意、そして15年前の食中毒事件など、さまざまな謎が絡みあい、登場人物たちが疑念のなかに投げ込まれていきます。 巻末には、開演日が迫るなかで原稿を完成させようとする恩田氏の活動を回顧した「『猫と針』日記」が収められています。

    0
    投稿日: 2020.12.30
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    高校時代の同級生5名が、葬式帰りに集まり、ファンタジー映画を撮る。といっても撮ることよりも、昔話、近況に関する会話がメインである。 みんな触れにくい過去を持った人で取っつきにくい。 最後の、 喪服はコスプレ、葬式はファンタジーというのが心に残った。それは葬式だけじゃなくて、日常にも当てはまる。 靴の裏のガラスはメガネだったか 殺人と関係してるのかとドキドキした。

    0
    投稿日: 2020.06.04
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    電子書籍で購入したため、パラパラせず購入。 開いた瞬間、しまったと思った。 戯曲だった。 セリフだけだと、情景が浮かばず、イマイチよくわからなかった。 劇を見たなら、少し違ったかも。

    0
    投稿日: 2018.12.15
  • 舞台の台本

    小説家である作者が、戯曲の台本に初めて取り組んだという作品。 舞台とか見ないから的確かは分からないけど、読み物になっちゃってる 笑

    0
    投稿日: 2018.12.01
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    恩田陸の初戯曲。慣れてない感が満載。 レザボアドッグスじゃなくって、お得意の藪の中の方が良かったんじゃなかろうか?

    0
    投稿日: 2018.07.23
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    舞台の脚本。学生時代恩田さんの小説が好きだったので再読してみたけど、この本に関しては舞台を実際に見ないと良さを十分には感じられないかもしれない。ただ「Q&A」とかもそうだけど、会話のみでストーリーを進めていくことが元々得意な方なので、戯曲であってもかなり引き込まれた。回収されない伏線もあるけど、そこは恩田さんならではの不気味さを引き立てていて私は嫌いじゃない。 こういう薄気味悪い話やサスペンスをたくさん書いている恩田さんが、自身が書いている文章で怖くなってしまうことがあることを後半の「日記」で知り、すごく意外で可愛らしい方だと思った。

    0
    投稿日: 2017.10.27
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    舞台の脚本で、台詞と独白によって物語は進んでいく。 高校時代の友人の葬式帰りに集まった5人の同窓生。 大人になったが故の距離感からくるぎこちなさと、映画研究会で一緒に過ごした仲間らしく、少し投げやりで無遠慮な会話から色々な事実が明かされていく。 誰かが席を外すと不在の人物について憶測や疑惑を語り合い、それが幾重にも重なっていく。 最終的にどうなるのかワクワクしながらこの会話劇を楽しむ、謎が別の謎を呼ぶ展開。 そして謎が謎のままの展開。え。あぁサスペンス。 最初と最後の『猫と針』口上・日記は恩田さんのドタバタが見えるようで面白かったです。

    0
    投稿日: 2017.01.29
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    うーん。この作者さんの特徴なのかもしれませんが、結末を決めずに思いついたまま書いていって、結局伏線もなにも回収されないまま…という印象です。他にもそんな作品が多いような…。好きな人、スミマセン。

    0
    投稿日: 2016.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    喪服を着た男女5人が、その場にいない人の話をするという話。 前回のチョコレートコスモスで書いたが、恩田さんは脚本は向いてないと思っていたが、既に舞台の脚本を書いていらっしゃったのね。 ということで読了。 そしてやっぱり思った通り自分の中では脚本は向いてないと思う。 それは面白くないという意味ではない。 むしろ面白すぎるからこそ向いていないのである。 特に短い舞台の脚本など物足りなさ過ぎるのである。 入りヨシ、だんだんと話の世界観に入って行って、さあどんな展開?、と思っていたら終わってしまったのである。 けんちん汁の鍋や、フィルムの件、映画撮影、等々々々、頼むから伏線回収してよ〜と思うくらい物足りなさすぎる。 ということでぜひとも「猫と針」の長編を読みたいのである。 長編としてリファインしてくれないものだろうか。 話が面白いことは間違いない。 そして最後に思ったのは、これは本当は、舞台を観てから読んだ方が良かったのかもしれない。

    1
    投稿日: 2016.03.14
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    小説かと思ったら戯曲だった。登場人物の名前がカタカナなので、最初のうちはどれが誰のセリフかを理解するのに手間取った。いかに普段漢字のイメージに頼ってるのかがわかる。 席を外した人の噂話によって事件があらぬほうへ展開する…すっきりする終わり方ではないけど、一応一件落着。恩田陸カラーもほどほどに出ていて良かった。

    0
    投稿日: 2016.02.28
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    同じ高校の映画研究会に所属していた5人のうちの映画監督になった1人が、撮影という名目で他の四人を集める。5人は思い出話や現在の仕事、結婚についての話をしつつ、次第に高校の夏に起きた不可解な事件の真相に近づいていく。という感じだったかな?高校の同級生が殺人事件で亡くなっていたり、過去の恋愛事情やらも絡んでてちょっとサスペンス風? 戯曲とは知らずに手に取ったけど、意外と読みにくさは感じなかったな。でもやっぱり情景描写が少ないから頭に風景が思い描けず、いまいち入ってこなかった〜。うーんやっぱ舞台で見ないと面白くないかも。

    0
    投稿日: 2015.05.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。脚本。キャラクターの肉付きが薄い印象があるが、実際に役者が演じると、また違って輪郭がはっきりするんだろうなあ。本編以外のあとがきとか解説が、内幕暴露物で、創作背景を知ることができて楽しいです。恩田さんは鬼のような忙しさの中で書き上げたようですが。特に演出家の書いた解説は恩田さんの特徴的な良さを的確に捉えていて、なぜか最後ホロリとさせます。

    0
    投稿日: 2015.04.21
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    2014/12/19再読。 喪服を着た5人が登場する戯曲。5人が集まった理由は?15年前の事件との関係は?戯曲の台本だけど、やっぱり恩田陸だなと思わせるところはすごい。でも、一人ひとりの性格が掴みにくくて、本で読むよりは生で舞台を見てみたいかも。

    0
    投稿日: 2014.12.23
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    普段解説を読まないのですが、この一冊に限っては読むべきだと声を大にして言いたいですね。 舞台で実際「猫と針」の演出をされた横内さんが内情を暴露していて、人気作家ゆえに原稿が遅れたということ、小説家のすごさがべた褒め。 恩田陸本人の日記も本編以上に面白い。 小説家のエッセイは苦手なので敬遠してきたが、彼女のエッセイは読んでみたくなってきました。 本編は恩田色そのままで、ヒントは与えても決定的な犯人は教えない。曖昧なまま終わるというのが日記に出てきた小説家の戯曲ってことなのかもしれません。

    0
    投稿日: 2014.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恩田陸の戯曲。 死んだ友人の葬式に参加した高校時代の同級生5人。タカハシの映画のエキストラとして呼ばれた4人。高校時代に消えたタカハシの八ミリフィルム。フィルムに写った食中毒事件の真相。

    0
    投稿日: 2014.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大人が数人限られた空間で、お酒を飲みながらぐだぐだ話しているシチュエーションが大好きです。あっちこっちに脱線しながらも、会話がいつしかあやうい方向へと…みたいな仕掛けに引き込まれます。

    0
    投稿日: 2014.05.22
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    あっという間に読み終わった。映画の『キサラギ』思い出した。名前が平凡すぎて登場人物がこんがらがった。このお話を小説にしたらどうなるのかなあ。面白いかもね。

    0
    投稿日: 2014.04.10
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    台本とは知らずに購入しちゃいました。 タイトルと内容に特に関係無いように感じました。誰が喋ってるかの名前を飛ばして読んでしまうことがあるので、たまに「?」になる部分が…。会話だけなので台詞に重みを感じました。 いない人の話をするというのよくありますよね。仲が良いはずなのにちょっとした言動で疑いを持っていく心理が面白かったです。 ただ真相はよくわかりませんでしたね。芝居で見てみたいです。

    0
    投稿日: 2014.03.02
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    面白かったー。人が喋ってるだけの話書かせたらほんとうにうまいなあ。舞台で見たかった。最後のぶつぎり感とか、うまく演出してれば本当に良いものになってる気がする。

    0
    投稿日: 2014.01.27
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    舞台のシナリオ。 小説ではなく、セリフでの構成。 内容は、死んだ精神科医の同級生のお葬式に集まったかつての友人達の関係性とか。

    0
    投稿日: 2014.01.01
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    例によってはっきりしないで終わるんだろうなとは思ってたけど 予想以上に突然あっさり終わったなぁ わかりやすい解釈もできるんだけど、それでええんかなぁ 登場人物のモノローグがなければ、みんながそれぞれ怪しい感じになったとも思うけど… まぁ戯曲やし、よーわからん

    0
    投稿日: 2013.12.11
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    恩田さんは、最も好きな作家さんと言っても過言ではないけれど、 戯曲というものに慣れていない私には、少し物足りなかったかな。 実際にお芝居を観たら、また違う感想を持つかもしれません。 高校時代の友人5人が、同窓生の葬式帰りに集まり小宴が始まる。 やがて話題は過去の不可解な事件へと及び…というお話。 これを長編サスペンス小説として書いてくれたら! 恩田さんお得意のジャンルじゃないかしら?? 最後の「猫と針」日記が一番面白かった。 以前エッセイでも読んだけど、やっぱり飛行機嫌いなのね(笑)

    0
    投稿日: 2013.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恩田陸の初めての劇作品。戯曲というよりは、やはり台本というべきだろう。ポスターが先に仕上がっているところからすれば、キャラメルボックスによる初演を想定しての書き下ろしか。お芝居は、3人の男と2人の女によって演じられるが、彼らは同じ高校の同窓生であり、ともに30代の後半という同質性が劇をやや平坦なものにしているし、戯曲として読む時には、誰が誰だかわかりにくいという欠点ともなる。また、エンディング近くのタカハシの独白も高校演劇を見ているようだが、キャラメルボックスのお芝居なら、これはこれでいいような気もする。

    0
    投稿日: 2013.09.26
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    戯曲というものを他に読んだ事が無いので比較は出来ないがセリフが多いのでスラスラ読めた。たぶん場面転換や動きが多いストーリーならト書きが多くて読み辛いんやろなぁ。 読み物としては少し物足りなく感じたので、恩田陸色が濃い目の小説『猫と針』を書いて欲しい。 読み始めは上に書かれてる役名にも目をやってたが、途中で面倒になって役名を見ずに読んだけど大体誰が喋ってるか分かった。 もし再演などでチャンスがあるなら舞台を観てみたい。

    0
    投稿日: 2013.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    劇場公開当時、お芝居を見に行った。 キャラメルボックス×恩田陸なんて、 こんな面白そうな物を見逃す手は無いと思ったのだ。 実際見てみて、キャラメルというより恩田色が強く、 場所も六本木で、舞台セットも生演奏も何もかもが異質で 心地よい違和感を抱いて帰路についたことを覚えている。 あの時の印象が、これを読んで鮮やかに蘇った。 非常にぎりぎりのところで書かれていたという裏話も面白かったし お芝居で見た時も感じた恩田さんの凄まじさが、 活字で読むととまた違った迫力で感じられる。 いきなり雑談にぽんと放り込まれて わけが分からず引き込まれている内に明かされていく驚愕の事実。 驚きつつもどこにでもありそうな感じがリアリティがあって 肌にざらつく感じが、舞台設定のスタジオの外は嵐というのと相俟って 絡みついてくるのがとても面白い。

    0
    投稿日: 2013.09.13
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    「人はその場にいない人の話をする」 確かにそうだな。これは読んだあと、犯人は誰かを酒飲みながら討論したくなる。何もかもスッキリしないけど、読んだ人の数だけ犯人だと思う登場人物とその理由が浮かぶんじゃないかなーお芝居でみたらどんな感じだったのだろう。恩田ワールド堪能しました!

    0
    投稿日: 2013.07.12
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    キャラメルボックス2007チャレンジシアターvol.5の為に書かれた、恩田陸の初の戯曲。 男女5人が葬式がえり、喪服でする会話。いない人物の話をする、不在と喪失によって浮き上がる物語。

    0
    投稿日: 2013.06.11
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    舞台用のものを小説におこしたもの。登場人物それぞれに影があり、ただの世間話をしているだけだがいろいろ謎がでてきて楽しめる。わざと解かない謎もあり、それをうまく余韻として残している

    0
    投稿日: 2013.04.14
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    恩田陸が、劇団キャラメルボックスのために書いた戯曲です。小説ではありません。 恩田陸は劇中劇を小説の中に入れ子にすることもあるので、そう思って読んでしまうと失敗します。 あくまで戯曲だとわかった上で読まないと理解できなくなる可能性があります。 内容は、密室心理サスペンス劇。 テーマは「人は、その場にいない人の話をする。」 ただね、やっぱり実際に上演されてるのを見たいし、そのほうが良さがわかる気がします。

    0
    投稿日: 2013.04.08
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    戯曲。 この本が戯曲であるなんて表紙のどこにも書いてない。 中を見ずに買う私も私だけど 読み始めてびっくりですよ。 密室心理サスペンスを期待したのに 消化不良で終わってしまった。 そして何が謎で何が現実だったのかすらわからずじまい。。

    0
    投稿日: 2013.03.17
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    劇団キャラメルボックスで公演された密室心理サスペンス劇の戯曲化。 恩田さんで密室心理サスペンスものといえば、思い浮かぶのが「木曜組曲」。小説としても完成度が高く、演劇化されてもこちらのほうがスリル度が上に思う。 人は、その場にいない人の話をする。怖いぐらい名言。

    0
    投稿日: 2013.01.03
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    密室心理サスペンスの戯曲。途中までは誰が何を企んでるのかドキドキしながら読めたけど、終盤あっけなく…

    0
    投稿日: 2012.10.28
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    戯曲繋がりで。 こうチェーホフと続けて読むと、なるほど確かに小説家の書く戯曲というかんじ。説明が文章ですべてなされるからかしら。 小説読んでるのとほとんど同じように読めるし、読後感も小説。 というか、以前読んでから数年ぶりに再読し、例によって頭の中で勝手にいろいろ補完して、戯曲だったということすら忘れていた。 もっと後半膨らましてキクチとかも絡めて展開したら、もっと面白いんだろうな。 しかしこれは戯曲。 関係者多数、時間、会場などが所与のハンデ戦。なかなか第一ラウンドとしては善戦したほうか。 演出家が、想像力を掻き立てられて、ぜひ自分のかんじたものとしてカタチにしたい、とか思うような話ではないから、きっと脈々と受け継がれて行くタイプではないのだろう。 どう演出するかが目に浮かぶし、あまり演出の幅に許容量がなく感じる。 後世に残る名作と呼ばれる作品は、やはりもっとぶっきらぼうでつっけんどんなツンデレさんじゃなきゃダメなんだろうなぁ。なんて。

    0
    投稿日: 2012.10.01
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    恩田陸が戯曲に挑んだ。 役者との関わりをもって生まれてきたセリフもあり、一人で完結させる小説とはまた違った味を見せる今作。ただ、ひたひたと感じさせる恐怖感、シリアス感は健在である。 本編後には、日記を元にこの作品が書かれてきた背景を回想するあとがきがある。自分の文に恐怖を感じたり、即興芝居を元に次の場が練られたり、ひたすら書けなくなってしまったりという、生み出す過程を読んでから、また本編を見ると新たな発見がある。 やはり実際に役者が動いているところを見てみないと、把握しきれない部分があるのでどっちつかずのこの点数。

    0
    投稿日: 2012.09.21
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    演劇の台本みたいなかんじ。薄かったし読みやすかったけど、読むよりも見るほうが面白いのかな、と思った。

    0
    投稿日: 2012.08.18
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    戯曲。 人は、その場にいない人の話をする。がテーマ。 演劇とか全くわからんが、会話と「セリフ」の違いがしっかり書き分けられていた。 サラッと一時間くらいで読み終えたが、何やら罠がありそうな…

    0
    投稿日: 2012.08.08
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    実際に上演されてるのを見たい! しぐさとかが出てこないからやっぱりキャラが生きてこない・・・ 恩田陸の小説ってわりと演劇っぽいの多いからそんなに差ないだろうな、と思ってた。 この戯曲も小説としてそんな違和感なく読めるし。 でも意外と苦労して書いてるんだなぁ、とあとがき読んで。

    1
    投稿日: 2012.06.14
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    タイトル買いしたが… 戯作。 台本の作り。 少しづつ状況が見えてくる、という面白さがある。 が、ストンと終わってしまうのでそこはイマイチ。

    0
    投稿日: 2012.04.11
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    小説かと思って借りたら、舞台の台本でした? 登場人物を把握するのにてこずったけど、面白かったです。 実際に舞台で上演されたのを見てみたかったなぁ。

    0
    投稿日: 2012.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    戯曲です。 あらすじ 友人の葬式の日。高校時代の同級生5人が集まった。 その日はちょうど、映画監督としてデビューしていたタカハシのオファーで、映画のエキストラとして、5人が集まる日だった。衣装は喪服で。 5人の昔話の中、昔あったフィルムの盗難事件、そして、殺されたオギワラの、犯人はいったい・・・ 人は、そこにいない人の話をする・・・・・。 という話でした。 うーむ。 ちょっと怖い、かな。タカハシは、過去に起こったことをフィルムに収めることで、現実にしようとしている。 でも、それはタカハシという人間のファインダー越しの現実。台本を渡し、作り出した現実。 そう見えました。 ふんわりと浮かび上がってくる現実。面白かったです。 ただ、なんとなく、小さくお話をたたみすぎているかなぁ、と思いました。

    0
    投稿日: 2012.02.09
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    お芝居をテーマにした小説かと思って読んだら、本当にお芝居の脚本でした。劇団キャラメルボックスのために書き下ろされた恩田さん初の脚本。タナカ・ヤマダ・サトウ(ここまで男、あと2人女)・タカハシ・スズキ、という高校時代の同級生5人による会話劇。テーマは、「人はその場に居ない人の話をする」ということ。脚本そのものも面白かったけれど、その前後に添えられていたチラシへのコメントや当時の日記式解説が、恩田さん執筆の舞台裏が垣間見えて、とても面白かったです。特にご本人による解説は、本編と同じかそれ以上に面白かったです。

    0
    投稿日: 2012.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    修学旅行中の移動とかのときに読む用に購入。 ふつーに面白かったかな。 薄いし、脚本(?)のだったからすらすら読みました。 これということは特に無いけど、ひとりひとりがカメラに向かって語るシーンがすき

    0
    投稿日: 2011.12.16
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    う〜む、戯曲を本で読むのはどうもなあ。 やっぱり、実際形になったものを見たいと思ってしまうので。 登場人物がそう多くないのに、誰が誰かわからなくなってしまった。

    0
    投稿日: 2011.11.18
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    「猫と針」恩田陸 恩田陸初の戯曲作品。水銀灯のスポットライト。 劇団キャラメルボックス 2007チャレンジシアターVol.5、演出/横内謙介 まんま恩田さんの人間サスペンスで、男と女のセリフ回しだとか、ハッとするような展開とか、なによりノスタルジーと美しさ・哀しさを感じさせる世界観。 これが実際芝居として生身の役者さんたちに演じられるとどうなるのか、不思議な感じです。 逆に、もともと恩田作品には演劇(と映画)に通じる雰囲気があるんだなあと、今さら実感。 そう考えると東野圭吾やらはTVドラマに比較的近いのではないか? 小説として読むと物足りないですが、舞台上を想像しながら読むと、プチ演出家気分(笑)(3)

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    投稿日: 2011.10.23
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    これは少し珍しいシナリオ。 「木漏れ日に泳ぐ魚」のように人の会話からストーリーを展開しているのだけど、最後には謎がすべて明らかになるって感じじゃなくて、「これはどういう事なんだろう?」「○○はどんな風に思ってたんだろう?」と考えずにはいられませんでした。 そういう想像を掻き立てるところも小説の醍醐味って気がする。 短い話なので、あっという間に読破してしまいました。

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    投稿日: 2011.10.09
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    戯曲風に書いた小説なのかと思ったら本当に戯曲だったという。 読みやすくあっという間に読んでしまいましたが、 読みやすすぎた為名前と人物が一致しないまま終わりました。 いまだにタカハシさんしか特定されていません。 もう本当。ねえ。 ミステリ小説として読んでしまった為途中までドキドキして読めましたが、最後ストンと終わってしまった感じ。 あれ、あれ?って、迷子な感じ。 生舞台を見たらまた違った作品に見えるんだろうなあ。

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    投稿日: 2011.09.27
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    戯曲は初めて読んだが、普通の小説と違い淡々と物事が進んでいった。内容と設定は個人的には好みだが、密室劇なので話の展開は、こじんまりしていて刺激感はなかった。 ラストは少し温かくなるような、なんかスッキリした感じ(うまく表現できん…) 個人的には本編の後に載っている猫と針日記も楽しめた。

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    投稿日: 2011.08.19
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    あれれ?途中まで面白かったのに失速…。 やっぱり作家さんと劇作家さんは違うのかなぁ〜、なんて感じたんだけど。 最後の日記はかなり面白い。 いつか再演されることになったら再稿されるかもしれないらしい。 ほとぼりが冷めたら新作を書いてくれる、かもしれないらしい。 そうなったら面白そう。

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    投稿日: 2011.07.25
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    薄いので即読了してしまった。 恩田陸がノリで書くことになった芝居用の戯曲w ていうかキャラメルボックスらしい。 見たかったなぁ!!! つまり台本なので、セリフばかりで進行。舞台は5人の男女が部屋の中でただ話す、静的な感じ。 しかし裏表紙の「密室心理サスペンス劇」はおかしくないか、だってみんな普通に部屋を出入りしている! サスペンスというほどの事件も起きないと思う。 事件は過去にあってその周囲の物語が現在進行形で進んでいく、という形の話は、恩田陸には他にもある。(木曜組曲とか?) と思うと結構、特徴的かも。 「暴く」という物語になっている。 話自体は、まあまあかな。 戯曲ということで、形は少し目新しかったけど、恩田陸的にすごく新しいものでもないし、ストーリー的にも、個人的にはそれほどだった。 なので珍しく★はふたつ。 でも多分、キャラメルボックスみてたら違うかっただろうな!! やっぱりお芝居で見ないといけませんね、それ用のものだし、後半に入っている「『猫と針』日記」や解説でも書かれているように、これは役者や舞台と一緒になって完成した話だと思うので。

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    投稿日: 2011.07.09
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    ミステリ風の戯曲。 特にあやふやな感じのラストなど、恩田陸色が濃く出てる作品。 雰囲気は嫌いではなかったが、なんとなくスッキリしない。

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    投稿日: 2011.06.16
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    過去に思いを馳せる物語。っていうか戯曲の脚本。答えの出にくい世の中だからね。人は兎角答えを求めたがるのかもしれない。でも謎は謎のままでいい。「謎」という答えがあってもいいのではないか。

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    投稿日: 2011.06.13
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    舞台台本を巧妙に小説にした意欲作。途中までは本当にハラハラしながら読んだけど、ラストがいただけないなぁ。

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    投稿日: 2011.05.22
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    「喪服を着た男女が、その場にいない人の話をするという話」。劇中劇のような構成。雰囲気にはすぐに入り込め、一気に読めるが、ミステリとして読んでしまったのでちょっと消化不良。もう少し読み込みが必要。

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    投稿日: 2011.04.26
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    本当は、小説ではなくて戯曲ですが、恩田さんなので。会話はおもろいけど、話としてはだからなに的。解説の舞台の感想の、不可解だけどキャラいいとか、わかんねーけど引き込まれたというのが、多分似た感想で、舞台を見たらおもろかったのかな?ただ、会話もおもろいし引き込まれるけど、別に興味ないというところ。

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    投稿日: 2011.04.10
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     恩田陸の戯曲。  葬式帰りに高校の同級生たちが集まった。彼らの話は、高校時代の不可思議な事件にいたる。  あとがきにもありましたが、とても<小説的>な戯曲。  まぁ、そこが恩田陸らしくていいと思うんだけど。  でもって、ミステリーとしてきちんとしてる一方で群像劇としての曖昧さが共存してるのがいい。  とてもバランスのいい作品といえると思う。  しかし、制作の過程が「日記」としてはいってるのだが…。  作家の集中力と、舞台人の忍耐力に、なんか感動してしまったのである。  ホント、舞台はすごいなぁ。

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    投稿日: 2011.04.03
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    本作は、戯曲の脚本とその前後の日記で構成されている。 小説として読むと、少し面を喰らうかもしれない。 読後の感想としては、大分あっさり目な恩田陸ワールドだと思う。 全体的に恩田作品としての雰囲気が漂っている。 しかし、何か物足りない印象も。 肝心の戯曲としては、恩田陸ワールド全開。 個人的には、これこそ恩田作品の面白さだと思う。 最後まで明らかにされない部分もあるため、消化不良という言い方も。 しかし、それを含めて恩田作品なのでは、と思う。 価格、ページ数を踏まえて気軽に読める1冊だとは思う。

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    投稿日: 2011.03.18
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    演劇集団キャラメルボックスの公演の為に書き下ろされた戯曲。高校時代の同窓生の葬儀の帰りの男女5人による密室会話劇。次から次へと新たな事実が語られ、話が二転三転するという展開は好きですね。しかしここではひとつの大きな謎に対して語られている訳でなく、そう言えばと次々に話題が転じられ謎が散りばめられ絡まり翻弄される。この酩酊感こそ恩田作品の魅力でしょう。演劇としても観てみたかったですな。 作者曰く、人はそこにいない人の話をする。うん、なるほど。

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    投稿日: 2011.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「密室心理サスペンス劇」って書いてあったけど… 先に実際の演劇の脚本だって言っておいてほしかったな。 小説だと思って読むと、「解決篇」が欲しくなる。 これまで意外な展開で楽しませた恩田作品ならなおさら。 なので、雰囲気は良かったけど後に残るものがあまりなく残念。 最中は面白かったから…京極夏彦的な解釈なら良いのでしょうが。 「鍋が二つあったの」はちょっと怖かったかな。

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    投稿日: 2011.03.08
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    うーん。微妙。おもしろくないことはないが、ラストが肩透かし。恩田陸にしてはしつこさがないところは、戯曲なのでちょっとわかりやすくしたのかな?しかし、登場人物が、サトウ、タナカ、ヤマダ・・・って、名前が覚えるのが苦手な私には、誰が誰だったか追うのが難しくてなりません。演劇見てたら、名前よか人で覚えるだろうから、いいのかも???実際の公演を見てみたいけど、おもしろいのかなあ???

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    投稿日: 2011.03.04
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    恩田陸が書いた脚本。台詞と少しのト書き。それでも一つの世界がそこにある。舞台で役者が作る世界を見たくなった。

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    投稿日: 2011.02.20
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    これはたぶん、深く考えたり犯人探しをするのは野暮な、雰囲気を楽しむ戯曲。 犯人は誰だ、とも思うし、全員に動機があるように勘ぐれるけど、我慢。 後書日記にもあったけど「鍋が二つあったの」で怖くなって涙が出そうになる。 MVP:なし

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    投稿日: 2011.02.07
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    小説としてもつまらないし、戯曲としてもつまらない。 現実と虚構の境界を模索し続ける姿勢はわからないでもないが、 成功しているとは思えない。 前後にはさまる前書き、後書きの意図はまったくもって不明。

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    投稿日: 2011.02.04
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    面白かったけど、あまりに短さにびっくり。 90分のお芝居という設定だから仕方ないけど、やはり恩田陸は 長編小説が良い!

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    投稿日: 2011.02.04
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    「人は、その場にいない人の話をする」。 「感謝しつつもあたしはあなたを憎んでいた」。 不穏な話。結末に安堵はない。謎は謎のまま。 恩田陸の「憎む」という言葉の使い方は独特。絶望であり、劣等感であり、嫉妬であり、羨望であり、自己嫌悪でもある。とても身近な感情なのだといつも言われているような気になる。

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    投稿日: 2011.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あとがきと解説は最初に読んじゃダメな本。 あまり演劇方面は詳しくないのでどうかなーと思ってたのだけど、ドキドキひやっとさせられました。さっすがー! 映像(舞台)でも見てみたい作品。

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    投稿日: 2011.02.03
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    劇団キャラメルボックス公演の為に 書き下ろされた恩田さんオリジナルの 戯曲のト書き作品。本当に演劇の台本の 状態で最初は読んでいてかなりの違和感を 持ちつつでしたが、そこは天才作家恩田陸! 流石の展開と内容でスグに引き込まれて しまいます。 高校時代演劇部だった男女5人が、同級生の 葬式帰りに集まって近況を酌み交わすのだが...。 人はその場にいない人の話しをする...という テーマ通りに5人は、退出して不在になった 人物の事を次々に話題にしていく。これは 自分達の日常と照らし合わせても、確かに その通りだなーと。逆に言えば、自分が参加 していない場所では、他人にあれこれ言われてる訳で。 ...そう考えると...コワイっすw。 ワンシチュエーションの日常の心理サスペンスに 偽りなしの妙な怖さタップリで面白いです。 舞台自体がこういった投げっぱなし感や、 綺麗に収束しないモヤモヤ感がアリなのかは 分かりませんがピタっと着地せずに全体に 刺のような引っかかりを残したまま終わるのは 小説好きからすると少し残念。

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    投稿日: 2011.01.30