Reader Store
ランチのアッコちゃん
ランチのアッコちゃん
柚木麻子/双葉社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

512件)
3.7
89
207
143
23
7
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最近、自分の嫌なところと直面して意気消沈していた。けれどこの本を読んで、嫌なところも認め、また歩き出せたらいいなと思った。 ただ、前半は出来すぎた物語だと感じてしまった。

    0
    投稿日: 2023.12.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    妻から、「新幹線の中で読むのにちょうど良さそうな本を借りてきて欲しい」というオーダーを貰い、女性作家の連作短編集が良いだろうと、適当に手に取った本。妻からは、「まずまず」というフィードバックだったので、一応読んでみた。 気負わず、さらっと読めた。 4篇の中ではラストの「ゆとりのビアガーデン」が一番よかった。古い世代とはまるで価値観が違う、ということは非難には当たらず、むしろ称賛されるべきこと、という点がよく分かるお話だった。

    16
    投稿日: 2023.12.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公の三智子が職場の上司「アッコさん」と自分のお弁当とランチの交換をすることから始まるお話。 毎日違う場所でランチをして、その場の人と関係を築いているアッコさんが素敵。具体的に何を言うわけじゃないけど、アッコさんのお陰で結果的に元気になってしまう主人公が慕う気持ち分かる。 後半二編はあんまり繋がりがなかったけど、ゆとりのビアガーデンのレミの考え方も良かった。

    1
    投稿日: 2023.11.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほのぼのしていて、仕事に疲れている時に読むといいと思います。アッコさんの事が結局分からないまま終わってしまいました。どんな人でどう生きていくのか知りたかった。 「誰かが必ず助けてくれるもんですよ」の言葉が良かった。

    5
    投稿日: 2023.11.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    出てくるごはんがどれもおいしそう。アッコさんの不器用なエールが素敵。 自分のことを見ている人がいるという事実は、心の支えになりますね。

    1
    投稿日: 2023.11.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    派遣社員の三智子は雲の上の存在である黒川部長、通称アッコ女史から一週間お互いのランチを交換しようという提案されます。最初は戸惑う三智子でしたが日を追うごとにランチが楽しみになって――。 面白かったです。アッコさんのバイタリティーは凄い! 続編の『夜食のアッコちゃん』も良かったです。具体的にこうした方が良いというアドバイスをするのではなく、行動して見せるというか自分で解決策を探させるというか、背中で教えるのってその人の成長を信じていないと出来ないと思います。そしてちゃんと自分で解決策を見つけた三智子も期待に応えました。 短編『ゆとりのビアガーデン』も良かったです。 入社三ヶ月で退職した玲美のことを“使えない社員”だったと回顧する一方で、自分が新入社員だった頃と比べて、会社に人を育てる余裕がなくなっていて申し訳なく思ったりしていた社長の雅之。一年ぶりに会った玲美は何とビルの屋上でビアガーデンを開くと言う。  能天気にみえる玲美にイライラしたものを感じながらも、徐々に周囲の人間が感化され、雅之の態度も軟化していきます。 振り返る時間をくれる本です。

    0
    投稿日: 2023.11.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     落ち込んでいる主人公(美智子)とアッコさんの掛け合いが面白い。  無理やり背中を押され、流されていくうちに、美智子はどんどん元気になっていく。  テンポのよい展開と美味しそうな料理の数々に沢山元気が貰えた。もっと料理を作りたくなった。

    9
    投稿日: 2023.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館。 この著者の作品は今まで女性の苦難と成長を描いた長編を読むことが多かったので、短編で、しかも主人公が割ととんとん拍子にうまくいく作品だったのが印象的だった。 最後の「ゆとりのビアガーデン」はとても好き。好意的な意味で、いるいる、こういうタイプの人と思った。

    0
    投稿日: 2023.11.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    正直「そんなにうまいこといくわけないじゃん!」と思う展開も多い。 でも美味しいものがたくさん出てきて、登場人物の日常がちょっと良くなる展開をなぞっていると、自分の明日もちょっと良くなるような気がしてくるから不思議。 元気が欲しい時、また月曜から頑張ろうって背中を押して欲しい時。そんな気分にぴったりな一冊。 東京ポトフ食べたいー!!

    0
    投稿日: 2023.10.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    通退勤の時に読んだ本。すらすら読み進められて心がポカポカほっとするような温かい本。早く読まなきゃ!!っていうような焦燥感もないし心がざわざわすることもない、本当に心のビタミンみたいな本だった。

    0
    投稿日: 2023.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    元々能力が高い人の話を見ても何も思うところも考えさせられるところもないというか、、、プラダを着た悪魔を観た時にも同様のことを思った。 偏見極まりなく失礼千万ながら言わせていただくと、「女性が好きそうな本」という印象 3話目の主人公が嫌悪感を覚えるタイプの女性だったので読んでて気分が悪かった。 こういう人が一番嫌いだ。 対して4話目の「ゆとりのビアガーデン」は最高に痛快で読みやすく面白かった。登場人物も魅力的だ 著者の本は初めて読んだけど、 かなり読みやすくて2日で読み終わった。

    0
    投稿日: 2023.10.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2015年刊。4編構成。ベースの設定に乗っているのは最初の2編だけで、残りは「設定世界の脇にある」事を感じさせるだけの、別のお話。ただ、人の思いが人を変えていく、というベースは共通。 1編が短く、全体でも200ページ足らず。なので、細切れ時間でも楽しめる。逆に、しっかり読み込みたい人には食い足りないかも知れない。

    0
    投稿日: 2023.09.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日々の生活の中で、何か小さいことひとつでも一歩踏み出してやってみると、案外世界は広いことに気づけるかもしれない。置かれている環境が変わらなくても、自分の心はいい方向に変わるかもしれない。そんな気持ちにさせてくれる、読後に明るい気持ちになれる一冊。

    0
    投稿日: 2023.09.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    軽く読める、読んでて爽やかになる本です。アッコちゃんというのは和田アキ子かと思いきや秘密のアッコちゃんのことでした。ランチの話やキッチンカーの話やあっこちゃんと関係ない人の話など4つ話が入っていますが、どれもすぐ読めていい気分になります。

    0
    投稿日: 2023.09.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公はあまり好きじゃない性格だったが、とにかくご飯が美味しそう。月から金のランチ巡り、職場の人の行きつけ教えてもらうの羨ましい。ポトフ食べたくなった

    0
    投稿日: 2023.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上司の助言で、主人公がどんどん素敵に変わっていく物語。落ち込んでるときに読むと、前向きな気持ちになれるような本当にビタミン剤みたいな本でした。

    0
    投稿日: 2023.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    かなり昔に読んだことがあったけど、すっかり内容を忘れてしまったため、再読。 しかし3話目の大捜査先生は、全く読んだ記憶がないです。たぶん共感ポイントが私的には少ないからかな。 それ以外のお話は読み始めてみたらうっすら覚えていて、あーこういう話だったなと思いながら読みました。 再読でも面白かったです。 初めて読んだときも、再読でも、一番印象に残ったのは「一人で食事をするより、誰かと一緒に食べたほうが長生きする」 これはほんと、そうよねーって思う。 ただ食べるんじゃなくて、温かい汁物をつけて、ゆっくりよく噛んで、豊かな気持ちで食べるように心がけたいです。

    1
    投稿日: 2023.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さくさくと読みやすい物語。 タイトルから、アッコちゃんが主人公でいろんなご飯を作っていくのかと思いきや、全く想像とは違う物語で面白かった。 一つの場所で一日中働いていると視野が狭くなるという感覚に共感。毎日たくさんの刺激がほしいわけではないけど、視野を広げて、自分だけでない多くの人がそれぞれの場所で懸命に生きていることを想像したり実感したりできるような生き方をしていきたいと思えた。

    1
    投稿日: 2023.08.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上司のアッコちゃんが昼食時に、いろんなところに行って食べてるだけじゃなくて働いてた!そんなゆとりあるの?て思った。途中から移動販売をしてるのが面白い。

    0
    投稿日: 2023.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何度も繰り返し読んだ本。 読んだはずのエピソードなのに自然と心が温まって明日を頑張ろうと思える短編集です。

    1
    投稿日: 2023.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    美味しそうなランチが出てくるところが好きだった。私も平日は1人でコンビニのごはんやパンを食べることが多いけど、たまには外に出て少し良いランチを食べられたら気分も明るくなるだろうなと思った。 ・だから、あきらめだけは早いんです。ダメって思ったら、パッと離れて、次の手を考える!いちいち落ち込まない!身をすくませているうちに、何かはできるかもしれないじゃないですかぁ

    1
    投稿日: 2023.07.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アッコさんのキャラが、強烈でいいですね。 サクッと軽く読めてほのぼのする。こういう作品大好きです。あとお弁当が食べたくなる。

    5
    投稿日: 2023.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    明るいお話でサクッと読めます。 大人であっても、段々とひととの関わりで変化していく様子が描かれていて、自分の日々の生活にも新たな視点をもたらしてくれそうです。こんな考えができたら素敵だなと思える、そんなお話でした。

    2
    投稿日: 2023.06.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めて読んだのは高校生の頃だったはずだが、主人公とほぼ同い年になっていて血の気が引いた。あの頃は自分とは関係ないただ面白い小説だったが、今読み返すと分かる!と思える悩みや葛藤が詰まっていて、でも自分よりみんな考えて成長しながら生きている気がして羨ましい。 あと東京でカレーランチ600円とかもう絶対ないでしょ、とか考えてしまって世知辛い気分になった。8年経つと色々変わるもんだね。

    2
    投稿日: 2023.06.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本当は星3.8くらいかな〜 全面的にあっこちゃんの話しの章はとても面白いけど、ちょっとだけ、それもあってもなくても全然構わないひと文だけ出てくるなら、スパッと無しでいいんじゃない、と思ってしまった。 もっと、あっこちゃんの事、あっこちゃんの人生を知りたいかなーって思った。 面白く読んだんだけど、、、

    3
    投稿日: 2023.06.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私にもアッコちゃんがいてほしい。 三智子もアッコちゃんに影響されて 成長していってるの羨ましい 1人も好きだけど人として成長するためには 人と関わって繋がりも必要

    2
    投稿日: 2023.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    4編中2話があっこちゃんの話 私は4話目が好きだった まぁどの話もうまくまとまり過ぎだけど、軽く読むにはいいかな

    2
    投稿日: 2023.05.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    紹介文に書いてある「ビタミン小説」に惹かれて読みました。 柚木先生のお話に出てくるご飯は、そこまで目新しいものではなくて、慣れ親しんだものが多く、だからこそぐっと作中の雰囲気と近付けるのかなと思います。ひょんなことから、上司である通称アッコさんとお昼ご飯を交換することになった主人公が、それをきっかけに少しだけ変わるお話で、ほんとにビタミン小説というか、心に栄養を注入してもらえた気がしました。 アッコさん、と聞いて誰を想像するか(ちなみにわたしは主人公と同じ考えでした)またそこから違う視点を取り込むことで、ちょっとしたことで案外物事がスムーズにいったり、前に進むきっかけになったりするのが軽妙に描かれていて、一気に読みました。少し主人公に短期間であれこれ起こりすぎな気もしましたが、それ込みでのビタミンだと思ったら、エンタメ度も高く満足した読了感に浸れました。

    2
    投稿日: 2023.04.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    食って大事で、でも、広がりを求めるなら誰かと共有することがとても大事かなって… この本はそういう気持ちをふるいたたせる一冊。

    3
    投稿日: 2023.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    アッコちゃん最高でした! 実写化にしたアッコちゃんは誰だろう? 杏さんとかかな? と考えながら一気読みしました。 アッコちゃんのその後が気になります。 たまに出てくる東京ポトフも良いですね。

    1
    投稿日: 2023.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    なんて痛快!こんなにも元気になる小説知らない! 自然と元気が湧いてくるし、行動しようって気持ちにさせてくれる。 嫌なことがあってもこの本に戻ってくると忘れることができる! 月~金でそれぞれ淡々とお話が進んでいくところも好き。 相変わらず柚木さんのお話はテンポが気持ちいいーーー それぞれ読みやすい話の枠だし、どれも共感できる部分が沢山あった。 続編も必ず読む。

    0
    投稿日: 2023.04.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    軽い自己啓発書! どの人間関係も、どこかで支えられてるんだなと ジーンとする 三智子メイン(=アッコさんの登場が多い)の話が好きだけど、 アッコさんはどこにいても 存在感が滲み出てるわ いるだけであったかくなる

    3
    投稿日: 2023.03.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一気読みしてしまった…! こういう元気が出る本、好きです。 欲を言えばもうちょいアッコちゃん掘り下げて欲しかった。

    0
    投稿日: 2023.02.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    数年前に読んだことがあったが、どんな話しだったか再読。 アッコさんとランチ交換したお店全部行ってみたくなったし、温かいポトフも食べたい。 読むとどんどん元気が出るスペシャルビタミン小説!と帯に書かれていたが、本当にそんな気持ちになりました。 地味な派遣社員の三智子は彼氏にフラれて落ち込 み、食欲もなかった。 そこへ雲の上の存在である黒 川敦子部長、 通称"アッコさん "から声がかかる。 「一 週間、ランチを取り替えっこしましょう」。 気乗りがしない三智子だったが、 アッコさんの不思議なランチコースを巡るうち、 少しずつ変わっていく自分に気づく (表題作)。読むほどに心が弾んでくる魔法の四編。

    10
    投稿日: 2023.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルに惹かれて購入。ビタミン小説と銘打っているが確かにホッとする内容だった。 アッコちゃんと可愛らしいが、実際は歌手の〇〇に近い。身長の大きなやり手の部長。内気な派遣社員の三智子にとっては雲の上の存在。ひょんなことから三智子の弁当と交換でアッコのランチを1週間食べることに。会社では垣間見れないアッコが素晴らしい。秘密のランチが月曜日から金曜日まで繰り広げられる。 短編が4つあるが、標題の次は「夜食のアッコちゃん」。できる部長と思ったら会社が潰れてしまい、派遣の三智子も別会社へ。公園でランチを食べる三智子の前に現れたのが移動ポトフ屋を始めたアッコ。火曜日から土曜日までの早朝ポトフ屋に三智子も手伝いに行く。色々な場所での客とのやり取りが面白い。 後の2編については二人のやり取りがなく、一瞬だけの登場だが、内容が同様にホッと和ませる内容で楽しめた。

    39
    投稿日: 2023.01.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ランチのためのジョギング含め、アッコさんはアクティブで、とても面白い人柄だった。憧れる生き方だ。 逆に、美智子のキャラクターが微妙だった。 アッコさんが移動販売を始めているのを知ったら、軽い流れで、私仕事辞めます!手伝います!と言い出し、舐めたことを言ってるなと思った。移動販売も楽な仕事じゃないわよとアッコさんは言っていたがごもっとも。アッコさんにおんぶにだっこで、普段はうじうじして決断に迷ってるのに、許されると分かるとぐっと図々しい発言が出るのが苦手だ。 元々の手作り弁当にしても、美智子がしょげ返ってるのが明らかだったから気分を変える目的でアッコさんが提案してくれたもので、見返りもなしに凄いなと思う。確かにアッコさんに着いていきたくなる気持ちもわかる。社員の板挟みも面倒な悩みだというのもわかる。それでも、それだけの理由で、無責任だなと思った。 仕事を辞めるとかではなくて、はじめから、今の会社にいて視野が狭くなってるので、お邪魔かもしれませんがお仕事を手伝わせてもらってもいいですかくらいの流れで入れないものか。

    2
    投稿日: 2023.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うだつの上がらないOLが、デキる女上司のアッコさんの言う通りにランチをしに行って、その時の体験によって成長していくというお話。なぜかジョギングしたり、カレーを作ったり。一週間どんなところに行くのかわくわく。ここが一番の読みどころ。 そしてアッコさんは和田のほうのアッコではなく、赤塚のほうのアッコちゃんでしたとさ。 逞しい女性のお話。ちょっとした食事が美味しそうだな〜と思いながら、サラッと読めます。

    3
    投稿日: 2023.01.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    元気の出る話が多くて面白かった!特に最後の話が、私も雅之同様玲美にイライラしてしまって、結局読み終わったあとも玲美とは気は合わないなって思うんだけど、それでも雅之の気持ちが変化するように私の気持ちも変化させられた。何かの広告で、今の若者は育てられるのでなく育つみたいなことが書いてあったが、足りない部分を補い合うということが大切で、足りないことにイライラして、足る人物に育てることが正しいわけでないのかもしれない。

    1
    投稿日: 2022.12.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ちょっとだけ心が弱った夜に、あたたかな食事はいつもちいさな勇気をともしてくれる。 最初から完璧なひと、なんていうのはいなくて、少しずつサヴァイヴしていくための能力を身につけてゆく。それは隠すことだったり、複数の仮面を持つことだったり、見方によってはポジティヴではないのかもしれないけれど、必要と感じるのならば誰に恥じることでもない。

    0
    投稿日: 2022.12.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日常は幸せなことばかりではない。むしろ、嫌なことや悲しいこと、理不尽なことの方が多い。その中でも、色んな人々に出会うことで考え方・見る視点を変えれば、幸せになる糸口が掴めるかもしれない。世の中捨てたもんじゃないななんて思うことが出来るお話。ほっこり。

    1
    投稿日: 2022.12.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    薄い文庫本なのに、ワクワクと感動と美味しいが混ざってとっても面白かった アッコちゃんの存在はインパクトがありながら、1週間のランチは次なんだろうとワクワクしたし 最後の話のゆとりのビアガーデンは最高でした! 今私に必要な事がギュッと詰まった本でした!

    15
    投稿日: 2022.12.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    予約本を図書館に受け取りに行って、何気なく手に取って読みはじめてしまい借りた本。 読みやすくて軽く読めてしまう感じだなと何も期待せずに読み進めたんだけど、心が広がってもっと楽しい気持ちで日々を過ごそうと思えた、清々しい最高の読後感!

    1
    投稿日: 2022.11.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    頭を空っぽにして気楽に読める小説。食べ物の描写が素敵で元気が出る。食べることは生きること。 モヤモヤしてる時に読むべし。

    0
    投稿日: 2022.11.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何かうまくいかないなと思っているとき、ちょっと見方を変えるだけで状況が変わっていくことはある。 アッコさんがそんなきっかけをさりげなく作ってくれるのが格好いい。そして、美味しそうな食べ物もからんでくるので、元気が出る。 こういう人が職場にいてくれたらいいなと思った。

    5
    投稿日: 2022.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ランチのあっこちゃんは、ドラマで見ていて面白かったので読んでみた。 部長あっこちゃんとランチを取り替えっこ、って発想、やはり面白いですね。ランチはどれも美味しそう。あっこちゃんに色々な職業の人に触れさせてもらい、自ずと視野が広がって学んでいく主人公美智子の姿もいい。 3話と4話は全く別の人物たちのお話だけど、要所に名もないあっこちゃんと美智子が出てくるのが憎い演出で楽しめます。 4話の『ゆとりのビアガーデン』が好き。

    0
    投稿日: 2022.10.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本もブクログで良く見かけるなと思い読んでみた。 4つの話から成り立っていて、1,2話は同一人物、3話、4話はそれぞれ別人物のお話という構成。一見別の話に見えて、実は少しだけ前後の話ともつながっているというまぁ良くある感じのものだった(4話はつながっていたのか自信ないが…) 表題作であるアッコちゃんの話はまずまずの面白さ。一人の派遣社員が、凄腕の上司とランチの入れ替えという妙なきっかけから、成長していく物語。 他の2つの話は個人的にはうーん…という感じで、そこまで面白さは感じなかった。アラフォーのおじさん向きではなかったのかなと。 よくよく帯を見てみたら”ガールズ応援ストーリー”と書いてあった。そりゃ面白さもわかるわけないわなと笑

    3
    投稿日: 2022.10.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表題作『ランチのアッコちゃん』をはじめとする短編集。 どの話もとても読みやすく、ほどよくユーモアもあり、読後感もよく、つまりは良き本でした。 こういった本は通勤時間向けですよね。続きがめちゃくちゃ気になる長編とかだとソワソワしながら仕事することになっちゃうけど、この「ランチの〜」のような本なら途中で切り上げてもそんなに支障はないし、朝から前向きな気持ちにもなれる。 3つ目のお話『夜の大捜査先生』が一番印象的でした。なぜなら、主人公の経歴にめちゃくちゃ親近感を抱いたから! ※※※ 男性に媚びるような自分に違和感を覚えながらも、何か自分を満たしてくれるものを求めて日々合コンに行くことをやめられない野百合は、ある日懐かしい顔と再会する。 それはこの世は天下とばかりに遊び歩いていた女子高生時代、しょっちゅう補導されて怒られていたゾノ先だったのである─ ※※※ 野百合と私との共通点はまずは年代。作中描かれる高校時代の流行りがルーズソックス、プリクラ、安室ちゃん、パラパラなどなどドンピシャで、懐かしー!とテンション上がっちゃいました。 そして、もうひとつの共通点は中高が校則厳しめの女子校だったこと。 私の学校は仏教系の学校だったので、寄り道を見つかったときの罰則が生徒指導室で写経だったことまで思い出しました(笑) それにしても、あのときすっごく大人(というかオジサン)に見えた先生の年齢に追いついたり追い越しちゃってることが不思議だなぁ。 当時二度と会いたくない!と思うほど厳しかった先生とも、今会ったら楽しくしゃべれる気がする!

    30
    投稿日: 2022.10.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    食べたーい! 大きなじゃがいもと人参、柔らかく煮込んだ豚肉の熱々ポトフ! ちょっと疲れている時にでも読めちゃう作品 アッコさんみたいなバイタリティある人って、憧れるね

    6
    投稿日: 2022.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    知り合いの方に薦められて、図書館で借りました。 読む前に、何となく著者の方ってどんな人かな、と思い最後のページを確認したら、1歳違い、同じ大学の出身。 あのキャンパスですれ違っていたかもしれない方の作品かぁ、と不思議な気持ちになりました。 表題作含め、4つの短編が収められています。 アッコ女史こと黒川敦子と、派遣社員の三智子を描いた二作品はなかなか楽しめました。 やや、うまく行き過ぎな印象は否めませんが。 子供の頃、大好きだった「悪女ーわるー」というマンガを思い出しました。 何となく視野が狭くなって、どうせ自分なんて、と卑下してしまう、そんな時に読むと、もうちょっと頑張ってみようかな、と気持ちが明るくなる作品です。 ただ、3つ目の「夜の大捜査先生」は正直イマイチ。 主人公の甘さ、話の展開の甘さに励まされるどころか、やや苛立ってしまいました。 4作目は、普通。 可もなく不可もなく。 サクサク読め、分かりやすい文体は好感が持てました。 著者自身と性別も年齢も環境も、何もかもかけ離れた人物を描いた作品があれば、読んでみたいです。 この短編は私達世代の「あるある」でたまたま、いいように事が運んだお話達、という感が強かったので。 2014年26冊目。

    2
    投稿日: 2022.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    パワフルな登場人物アッコちゃんにつられて読み進むうち、世界が開けて元気が湧いてくる。食べ物の描写がなんとも美味しそう。アッコちゃんシリーズの他に「夜の大捜査先生」「ゆとりのビアガーデン」が収録されている(世界観はゆるやかに繋がっている)。どれも20〜30代の女性と、ふた回りほど歳上の先輩や恩師や元上司が関わることで物語が展開していく。

    3
    投稿日: 2022.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「私にふさわしいホテル」がめちゃくちゃ面白かったので、柚木麻子さんの作品をもっと読んでみたくなり手にした一冊。 「私にふさわしいホテル」の主人公はいわゆるイイコからはかけ離れた人物設定で、それがたまらなく魅力的に思えていた私にとっては、今作のさえない派遣社員という主人公設定はいささか魅力に欠けるかな…?と最初は感じていたのですが、そこはアッコちゃんのキャラの濃さがしっかりカバー。 すごく存在感のあるアッコちゃんなのに、主人公も感じているようにその人となりの全体像は全然見えてこない。 もっとアッコちゃんのことを知りたい!ってぐいぐい引き込まれていきました。 が…3話目と4話目はアッコちゃんの話じゃないんですね。 ちょこっとだけ「東京ポトフ」は出てきて世界のつながりは感じられるんですけど、見事にアッコちゃん不足。 早速続編の3時のアッコちゃんに進みたいと思います。

    0
    投稿日: 2022.08.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    帯に書いてある「ビタミン小説」の言葉が目に留まり購入。 気楽に読める本でした。 ランチの取り替えっこから、毎日新しいことにきづいて元気になっていく様子が良かったです。 ルーティンをこなす毎日ですが、新しいことに触れるきっかけを見過ごさないように、アンテナを立てておきたいなと思いました。

    0
    投稿日: 2022.07.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    派遣女子社員の閉塞感があるきっかけで好転していく物語。ランチを取り替えることが好転のきっかけとしているがそこに必然性や納得性はない。ただきっかけは何でもいいのかもしれない。 気軽に楽しく読ませていただきました。

    3
    投稿日: 2022.07.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    柚月麻子先生にしてはさらっとした短編集だなという印象。2時間くらいで読破。 どの話も前向きでハッピーエンド。 ささやかな繋がりが気持ちいい。 この季節に読んじゃうともうビアガーデンの口になっちゃうね!

    0
    投稿日: 2022.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    食と仕事と人間関係と。 大人になったらどれも切って切り取れないもの。 ご飯をていねいに食べるって大切だな。 1回のご飯を楽しんで食べるところから始めてみようかな。 この本に出てくるご飯が全部キラキラしたものに見えた。

    2
    投稿日: 2022.06.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    サクッと読める明るい雰囲気の小説 美味しそうなご飯がたくさん出てくるのがとても良い 柚木さんの本を何冊か読んで気づいたのだけど、柚木さんが生み出すキャラクターは他の作家さんの小説に比べて個人的に魅力を感じないものが多い(女子校をテーマにしたものは特に) 魅力的なキャラクターを引き立てるためなんだろうけど、芯がなく周りにフラフラ流される人物が多すぎて時折苛立ちを覚える まあその感情も小説の醍醐味なのだけど!

    1
    投稿日: 2022.06.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人生こんな上手くいかんと思いつつ、食べ物と人の繋がりから得られる幸福感って無限大やなって改めて気付かされる 美味しい食べ物が嫌いな人っていないと思うから、全人間に読んでほしい本!!

    2
    投稿日: 2022.06.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「一週間、ランチを取り替えっこしましょう」。気乗りがしない三智子だったが、アッコさんの不思議なランチコースを巡るうち、少しずつ変わっていく自分に気づく(表題作)。読むほどに心が弾んでくる魔法の四編。(e-honより)

    0
    投稿日: 2022.05.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    他の作品を読んでからだから、ギャップがあった!すごく読みやすくて、ニヤニヤしながら読んじゃった!アッコさんの行ってるご飯屋さんにすごく行ってみたい。カレー屋さんが特に!

    2
    投稿日: 2022.05.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    軽い文体でサクサク読めた。漫画を読んでるような感じ。 でも中身はなかなかに味わい深い。ふんわりした人間交差点というイメージ。続編もサクッと読もう。

    5
    投稿日: 2022.05.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    のめり込む本が続いたので、読書の休憩にランチのアッコちゃん。前向きになっていく女性たちのお話し。 短編の切り取り方がとても読みくて、ランチタイムや寝る前、電車で軽い気持ちで読める。これくらいのボリュームの文庫がもっとあってもいいなーと思う。

    8
    投稿日: 2022.05.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    元気が出る短編集。 4つのお話しのうち、2つはアッコちゃんシリーズでもう2つは独立したお話だけど、少しだけアッコちゃんシリーズとリンクしていました。 どのお話もサクッと読めて前向きになれます。 美味しいものを食べて、頭をやわらかくすると人生も開けるんだなぁと思いました! アッコちゃんシリーズは続きもあるようなので読んでみようと思います!

    1
    投稿日: 2022.05.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アッコちゃんと昼食交換をする中で気付いていく、知らなかったいろいろな人達の暮らしや価値観からどんどん世界が広がり、三智子の生き方も変わっていくようすが、おもしろかった。 今あるものに固執しないで、今必要なものを作り出していくアッコちゃんのポテンシャルの高さを見習いたいなぁ! ひとつのことを考えすぎたり、悩んだりして動けなくて私自身が落ち込むことも多かったので、レミちゃんの明るさと芯の強さに読見終わった時には背中を押されて元気をもらえた。 身をすくませて立ち止まっているうちに、出来ることはたくさんある。   

    1
    投稿日: 2022.05.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私自身、落ち込んでる時や悩んでいる時は自分の殻に閉じこもって食を疎かにしがち。 そうではなくて、 そういう時こそ前向きに生きてる方と出会い、 きちんと美味しい食事をとることで 道が開け、自分自身を豊かにしてくれるのですね。 心に栄養を貰える一冊です。

    1
    投稿日: 2022.05.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    軽く読めて元気になる作品だった。 1,2話 美智子とアッコさん 3話 30代OLと高校時代の国語の教師 4話 ブラック営業部を辞めてビアガーデンを開いたレミ 2話目の1週間仕事を掛け持ちする話は現実にあり得ないが、ドラマや映画で観たら痛快で面白いと思う。 全話美智子とアッコさんじゃなかったのが残念で満足感を得られなかった。 続きも読んでみたい。

    1
    投稿日: 2022.05.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ランチのアッコちゃんとゆとりのビアガーデンはサクッと読めて少し面白かった。王様のブランチで紹介されてたので読んでみたけれど、他のアッコちゃんシリーズも読んでみようと思った。

    1
    投稿日: 2022.04.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    王様のブランチで紹介されていたので読んでみたら、軽い文体で、心がホッとするような元気になるような短編集でした。アッコさんが魅力的で、後半の短編にもっと登場させてくれたらよかったのにと思いました。

    1
    投稿日: 2022.04.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    TVで紹介されてて初めてよむ作家さんと思っていました。そうか、柚月さんは「ナイルパーチの女子会」のさくしゃだったのか。その時の感想読み返すと、こちらの方が清々しい読後でした。

    1
    投稿日: 2022.04.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地味な派遣社員の美智子は彼氏にフラれて落ち込み、食欲もなかった。そこへ雲の上の存在である黒川敦子部長、通称”アッコさん”から「一週間ランチを交換しよう」と声がかかる。 疲れた時、しんどい時、心が疲れているときは自分が一番つらくてかわいそうな人に思えてきてしまうことがある。そのような錯覚をしているときにアッコ女史のような人に活を入れてもらいたいなと思ってしまう。(笑)毎日違うことを一つ、初めて会う人と少しでも会話を交わすことで、何か違う考えを得られるよなぁと、何か自分の中で納得。 この本を初めて読んだときは19歳くらいだったので、今読んでみてもまた違った印象を持つかも。仕事をするうえでこんな女上司がいたら素敵だな。 読むほどに心が弾んでくる、”ビタミン小説”っていうのはすごく納得! いろんな人におすすめをしたい1冊。

    1
    投稿日: 2022.04.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんかウキウキワクワクするような、そんな気持ちにさせてくれる一冊。 とくにアッコちゃんシリーズは面白い。 ただその他の話はわたしにはあまり刺さらなかった…

    0
    投稿日: 2022.04.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1話・2話 アッコさんと三智子のお話 代わり映えしない毎日を送っていた三智子は、アッコさんの指示の下いろんな場所へ行き、いろんな人に出会って刺激を受けることで生活や考え方が変わっていく。日常の中の非日常って感じで面白い。私も三智子のように地味な毎日を送っているので、たまにはルーティンを外れた日常を過ごしてみるのもいいかもな、と思った。 アッコさんのツンデレっぷりがかわいい。 3話 30代OLが高校時代の恩師に再会するお話。 そろそろ結婚したいと焦る30代OLの主人公は合コンの席で偽りの自分を演じている。合コン会場の入り口で高校時代の恩師とばったり再開。思わず当時の喋り方に戻ってしまう主人公。先生との会話の中で当時のことを懐かしく思い出す。 読書感想文のくだりに笑った。 4話 ベンチャー企業を3ヶ月で退職したゆとり社員が会社の屋上にビアガーデンを開くお話。 ダメダメ社員だと思って切り捨てた女の子が、実は意外と優秀だった。斬新なアイディアと並外れた行動力で、煮詰まった会社の雰囲気を変えていく。 レミという女の子の天真爛漫なキャラが好きだった。私もプライベートの充実が良い仕事に繋がるという考え方には同感だった。北風と太陽でいう太陽のようなやり方で会社の雰囲気を明るくしていくレミはやり手だと思った。 どのお話も「抑圧された日常からの解放」っていう共通したテーマがある気がする。読んでいて楽しかった。

    0
    投稿日: 2022.03.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    * 「もちろんお礼はするわよ。私の一週間のランチのコースと取り替えっこするの」 * 地味な派遣社員に雲の上の存在のアッコ部長がある提案をする。それは「一週間、ランチを取り替えっこ」するという内容。不思議なランチコースを巡る一週間で得るものとは。 . タイトルも聞いたことがあって気になっていた本。アッコ部長の気遣いに元気を貰える。人との繋がりやちょっとした刺激を大切に視野を広げる大事さを感じる本。 .

    1
    投稿日: 2022.03.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日常の中に、悩みを解決するヒントは転がっているということ、身をすくませて立ち止まっているうちに、出来ることはたくさんあるということを、この1冊を通して学んだ。 アッコさんのような上司がいたら、私も三智子のような行動に出るんじゃないかと思うほど、アッコさんは素敵な女性像で、いいなあと思った。

    0
    投稿日: 2022.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    パワフルで魅力的な女性たちに惹かれた。 柚木麻子さんの作品はBUTTERしか読んだことがなかったので、ポップさに驚いた。 読み終わった後自然に口角が上がってしまう。

    0
    投稿日: 2022.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    パワフルな女性がたくさん出てくるお話。 自分で行動して自分や周りを変えていく主人公たちのお話で元気をもらうことができました。

    0
    投稿日: 2022.02.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    彼氏に振られたばかりの派遣社員(三智子)が、部長の(アッコさん)とランチを取り替えっこしたことで、少しずつ変わっていく自分に気づいていく物語。背中を押される短編集ばかりで、読むほどに心が晴れて行くような作品でした。

    0
    投稿日: 2022.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    きらきらしてる。 彼氏に振られたばかりの派遣社員に、結婚を焦る三十路の元ギャルに、入社三カ月で辞めたゆとり社員。 でも、彼女たちのバイタリティと素直な心に励まされた。実際こんなに上手くいくはずがないよなあと笑いつつも、こういうことがあってもバチはあたらないんじゃないかとも思う。善良な振りをして耐えていても、必ず報われるわけではないし。 ランチや渋谷やビアガーデンを足がかりに現代のシンデレラが生まれる物語は、ちょっと泥臭いかもしれないけれど、このご時世には絶対に必要な物語だと思った。 諦めない彼女たちに幸あれ。

    0
    投稿日: 2022.01.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    できる女性アッコちゃんこと黒川敦子さん ランチ、夜食、ビアガーデン、食べ物を題題にして 人の生き方を考えさせられるお話 重い話ではないが ちょっと当たり前ではない視線が面白い シリーズ化されており 何冊か読み楽しみです。

    0
    投稿日: 2022.01.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とっても元気になるし、お腹が空く作品。 サクサク読みやすい。 出てくる登場人物みんないい人。 アッコさんがかっこよすぎるし、たまにかわいくて優しくてとても素敵な人。歳の離れた人とあんな風に仲良くなれるのってなんかすごく羨ましい。そしてほんとになんでも美味しそう!本の名前の『ぶたまろくん』でさえ、ものすごく美味しそうに聴こえる! ちょっとでも視野を広げて周りの人とのつながりを大切に丁寧に生きたいと思える。 先生の話もビアガーデンのお話もとても素敵。 ビタミン小説!

    0
    投稿日: 2022.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表題のお話を含めて4編の連作です。表紙から受けるイメージとはちょっと違うアッコちゃんがしっかり活躍するのは最初の2編です。 はじめの2編の主人公で派遣社員OLの澤田三智子は、長く付き合っていた彼氏に振られて落ち込み、食欲もなく、持ってきていたお弁当を食べていない、そんな時、黒川敦子部長(通称アッコさん)から声がかかり、ランチを交換しようと提案されます。三智子はアッコさんにお弁当を渡して、その代わりにアッコさんがいつも通っているお店に三智子が行くことになります。アッコさんのランチコースを巡り、様々な経験をすることで、三智子自身が変わっていきます。 それぞれのお話の主人公たちが、前に向かって歩んでいき、読み手の心も元気になるお仕事小説です。

    3
    投稿日: 2022.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スイスイ読める短編集. 料理も美味しそうだし、上司のアッコちゃんも直ぐにアドバイスを吸収する美智子も素敵!!. ゆとりのビアガーデンも面白かった!!. ゆとり世代ならではのポジティブな考え方と目の付け所の違い!!

    0
    投稿日: 2022.01.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    美味しそうな食べ物が出てくる本を何冊か読んでいたら、この本がおススメに表示されたので読んでみた本。 短編4話のうち最初の2話はアッコちゃんの話。1話目のランチを交換する話は面白かったけれど、主人公達と世代も境遇も違うためか、共感ポイントがありませんでした。 アッコちゃんのその後は気になると言えば気になるので、そのうち機会があれば読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2021.12.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    気持ち良くサクサク読めた。 どの作品も食べることと人とのつながりの大切さを感じた。 一番好きなのはゆとりのビアガーデン、140社就職試験をうけてやっと受かった1社の会社も務まらずにすぐに辞めてしまった玲実が実は自分の事も周りの人の事も社会の事もよく考えてわかっている。「ダメと思ったら、パッと離れて、次の手考える!いちいち落ち込まない!みをすくませているうちに、なにか出来るかもしれない…」 わたしの子供たちにもこんなふうに生きてほしい。

    1
    投稿日: 2021.12.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上司のアッコさんは、見ていなようでいて、周りを全部見ている人。こんな人になりたいと思わせてくれる。冒険心があって、行動力がある人。この小説は読んで元気になる「ビタミン小説」と書いてあった。ピッタリのネーミングだと思う。

    0
    投稿日: 2021.12.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とにかくアッコさんがかっこよくて、こんな上司がいたら最高だなと思いました。アッコさんは、習慣化することが好きだと言い、月〜金曜日までランチに行く店を曜日別で決めて、それを習慣化していて、すごく素敵で真似してみたいなと思いました。

    0
    投稿日: 2021.12.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白くて、図書館で借りたその日に読み切ってしまった。 美智子の「まずはやってみる」という姿勢を持って、アッコさんのミッションを最後までやり遂げる姿が健気で見習わなくては!と思った。 料理が出てくる小説って、描写を読むだけで幸せな気持ちになるなぁ

    5
    投稿日: 2021.12.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    そんなに人生うまく行くもんかね、と思う一方で、何事も始めないことには始まらないよな、と自戒したくなる小説だった。

    2
    投稿日: 2021.11.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アッコさんの言葉使いや態度、実際に会っていないけど本当に話しているような感覚でした。読み出したら止まらず、ページを開くのが楽しみでした! 毎日の元気をもらえる1冊です(*^^*)

    6
    投稿日: 2021.11.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    恋人と別れたばかりで気落ちが激しい派遣社員と、彼女の働く会社の営業部のやり手なアッコさんがランチを交換するところからはじまります。 表紙がお弁当なので、お弁当のおかず一品につき1エピソードで書かれてたりするのかなーと思いきや全くそういうことはなく、アッコさんの、普段のランチを派遣社員がなぞる、という。 行く先々でアッコちゃんの部下として迎えられる様子から、アッコさんの営業という役職?柄、人脈もとても広いのがわかるし、アッコさんのプライベートな人柄も垣間見えるような…。性格はなかなかつかめませんが、アッコさんなりに派遣社員さんを慮っていたのだとわかります。 そうして一週間動いていくうち、派遣社員さんが視野を拡めていきます。ドロドロした恋愛劇も無いし、周囲の女子からのやっかみや登場人物の鬱々とした思考の垂れ流しもありません。彼女がアッコちゃんの部下として出会う人々から、生き抜く上で必要な考え方のヒントなどを受け取って、それを自分の中でかみ砕いて解決していく様子は小気味よく面白く読めました。 かつて、アッコさんのような方と出会えていたのに自分から手を離したことを悔やみました。私が出会えた"アッコさん"は「何よアンタ!元気だったんでしょ?なら良いわよ!」くらい言いそうな方でした。

    0
    投稿日: 2021.10.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こんなバイタリティ溢れるアッコさんみたいな人が会社内にいるといいな。 会社内だけじゃなく、いろんな顔を持ってる人。 どこででも逞しく生きていける人。

    4
    投稿日: 2021.10.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     横溝正史ばかり読んでいたので、するする読める感覚久しぶり。短編集なのでランチに絡んだ作品集かと思ったら、そうではなかった。  アッコ女史の性格がイマイチ掴めなかったが、どの話も面白かった。食事系にありがちな「ほっこりさせますよ」感が少なく、仕事の心得が盛り込まれているところが良い。バレンタインの解決策が興味深かった。こういう女性のいざこざは望む・望まないに関わらず、必ずどこかで巻き込まれるものなので、スマートな解決策の提示ができるのはすごい。そして無性にポトフが食べたくなったので、今晩はポトフを作ろう。

    2
    投稿日: 2021.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さくさく読めて心が温まる、好みの小説でした。 登場人物が、皆、前向きなところをどこかに持っていて 周りの空気に勇気を出して乗ることで 自分で明るい世界を切り開いているようでした。 何かうまくいなかいことがあったって 自分の外に存在する世界は無限に広がっていて、 そこと接してみることで案外ヒントは落ちている。 それを躊躇せずに拾って、 自分のものにしていきたいなと思います⭐︎

    3
    投稿日: 2021.10.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『食事が仕事の質を変える、人の性格も変える』 「アッコちゃん』というかわいい響きとは裏腹に、アッコ女史はバリバリのキャリアウーマン。うだつの上がらない派遣社員の三智子とお昼御飯を交換することに… 色々な社員教育があるけれど、アッコちゃんの教育はちょっと変わっているけど、効果バツグン!こんな上司と一緒に働けたらいいな…

    1
    投稿日: 2021.10.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1週間、上司であるアッコちゃんとランチ交換。みっちゃんは手作りお弁当を渡して、代わりにアッコちゃんに渡されたメモのお店でランチ。 アッコちゃんの世界を覗くことで、みっちゃんの世界がどんどん変わっていくのが読んでいて、こちらも楽しくなって元気になっていく。 美味しいご飯と新たな人との出会いが人生を豊かにする。 とにかくアッコちゃんが凄い。正にできる女。と最初は思うけど、みっちゃんも相当できる子では?アッコちゃんがくれたヒントからきちんと学んで自分のものにしていく姿が素敵。 3話目4話目は、アッコちゃんたちはカメオ出演的。個人的に、4話目のれみちゃんの話が凄く元気になった。

    1
    投稿日: 2021.10.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アッコさんみたいに、ちょっと強引で、それでも、ヒントを隠しながら本人に気づかせようとする。こんな上司がいたら、私も付いて行きたいし、仲良くなりたい。

    0
    投稿日: 2021.10.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    食べ物が出てくる、人に焦点が当てられた心あったまる話。 アッコさんのランチの取り替えっこすごくいいな〜と思ったし、アッコさんみたいな上司が欲しい。

    0
    投稿日: 2021.10.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『食べることは生きること……。一杯の温かい飲み物が人と人の心を繋ぐんですねえ』 P91 寂しい時、悩んだ時 反対に 嬉しい時、楽しい時 どんな時でも、誰かと温かくて美味しいご飯を共有したい。 シンプルにそう思いました。 元気の源は美味しいご飯。 4編からなる短編集で、最初の2編はアッコちゃんと三智子の話。後半2編は舞台は違いますが、 アッコちゃんのポトフをひっそりと感じる話です。 読後は明るい気持ちで美味しいご飯を誰かと食べたくなりました。

    1
    投稿日: 2021.09.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さらっと読めて元気が出る、四篇からなる短編集。 第二話が一番好きかな。あったかいポトフ、食べたくなります。 キッチンカーというと、『着飾る恋には理由があって』を思い出してしまう。今年どハマりしたドラマです。 元気の源はやっぱりおいしいごはんなんだなぁ。

    19
    投稿日: 2021.09.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かったー‼︎ 私もアッコさんに力をもらった。もっとキラキラした気持ちと行動力を持って生活したい。前向きに先を見通して考え抜く力を身につけたい。

    1
    投稿日: 2021.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さらりと読めるのに、 元気に日々を頑張るかー‼︎と思える本でした アッコさんみたいな強さはなかなか持てないかもだけど、色んな人たちの頑張る姿は後押しになるし、 自然と応援されたように頑張れる気持ちになります ぜひ他のアッコちゃんシリーズも読みたいです!

    2
    投稿日: 2021.08.21