
総合評価
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powered by ブクログインディージョーンズ×ミッションインポッシブルのような作品で、大好きなシリーズ。 下巻は古代のヒントを手掛かりに遺跡を発見→タイムリミットと追手が迫る中で謎を解明→崩壊、というお決まりのような展開だけど、考古学・超自然・SFの知的好奇心を満たしてくれる素晴らしいエンタメ。 オマーン、ウバール、ツングースカ、シバの女王、反物質など、興味深い話が盛りだくさんで楽しかった。
0投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログガラスの街……遺跡の印象からか、生き物のいない死者の街のイメージがありますね。 栄えていたはずの文明が、フツリと消息を絶つ。 きっと今も発見されていない歴史があるんだろうなぁ。
2投稿日: 2023.09.20
powered by ブクログクライマックス盛り上がった 反物質 水 バッキーボール マグマ 地球起源の水 オマーン 起動強制力、ミランコビッチ強制 自転のぶれ サラーラのナビ・イムラーンの霊廟 ユーブ(ヨブ)の霊廟 シスル ウバールの廃墟 シャラク族 ウバールの王の跡継ぎ シャバブ・オマーン 鉄のラクダ ヨアキム(Joachim)は、古い伝承によれば聖母マリアの父、妻はアンナ。ユダ族の出身で、ダビデ王の家系に属する。聖人崇敬を行う全ての教派で聖人とされる。ヨアキムはヘブライ語男性名エホヤキム(「ヤハウェは起き上がらせてくださる」という意味)がギリシア語化したもの。正教会・カトリック教会・聖公会で聖人。
1投稿日: 2023.05.31
powered by ブクログ古代ロマンを軸に事実と虚構を織り交ぜたエンターテインメント「シグマ・フォースシリーズ」〝第0弾〟で2004年発表作。次作から主役を張るグレイ・ピアースはまだ登場せず、この後シグマ司令官となるペインター・クロウが現役隊員として活躍する。ただ、ロリンズの描くヒーロー像は、作品によって大した違いはない。共通するのは、最先端科学に精通し、戦闘能力にも長けたタフな男が、数多の試練を乗り越えて、強大な闇組織の企みを打ち砕くというスタイルだ。甘美なロマンスを絡めている点も同じで、娯楽小説の要素をふんだんに盛り込んだパワフルな冒険スリラーとなっている。 本作の主な舞台は中東オマーン。広大な砂漠の下に眠る伝説の古代都市「ウバール」では、核を遙かに超える無限のエネルギー源「反物質」が使われていたという。或る嵐の夜、大英博物館が保管していたウバールの遺物が謎の衝撃波を発して爆発した。英国の考古学者らはオマーンへと飛び、秘密の根源に迫ろうとする。事件を知った米国国防総省は、秘密特殊部隊「シグマ」隊員のクロウら精鋭を派遣し、学者グループに同行させて事態の真相を探らせる。時を同じくして世界覇権を狙う秘密結社「ギルド」の工作員らも動き始めていた。かくして、未知の物質を巡る壮絶な攻防が大砂漠で展開する。 ロリンズの作風は、才能と実力を兼ね備えたダン・ブラウンの系譜に連なり、本作の核となる反物質も「天使と悪魔」(2000)で扱った題材だが、大風呂敷においては遙かに上回っている。現代科学によって古代遺跡の謎を解き明かしつつ、絶え間なく繰り広げる秘密結社との死闘。いかにもアメリカ的な勧善懲悪を根底に置き、男女の恋愛や家族愛などを謳い上げつつ、中弛みなく冒頭から結末まで突っ走る。物語では、超人的な特殊能力が謎を解く鍵となるのだが、ここら辺はあくまでも〝娯楽〟的要素のひとつとして割り切る必要がある。映画「インディー・ジョーンズ」の小説版を手掛けている通り、見せ場たっぷりの冒険活劇は視覚的で臨場感に溢れ、加速するスピードは息つく暇も無い。相変わらず長大な小説を破綻することなく仕上げるロリンズの力量には圧倒されるが、読み手に体力がないと消化不良を起こしかねない。私は、読了後しばらくは〝さっぱり系〟の小説でひと休みすることにしている。
0投稿日: 2021.06.23
powered by ブクログ思っていた以上にファンタジーと言うか、 何でもアリな世界観だった。 歴史の謎を解くよりアクション多めの冒険小説と言った感じ。 面白かったけれど、個人的にペインターとサフィアの件が残念だった。
1投稿日: 2020.10.02
powered by ブクログいやぁー! これ読むと最近のだらだら感が・・・。 ちょっと、 ファンタジーすぎるかもしれないけど、 物語ってこのくらいが調度いいのかも! おもしろい! しかし、 この話しではペインターが主人公なんですが、 なんで、 本編でグライを起用したんでしょう? そのまま、 所長にせずにペインター主人公でよかったんじゃないか? 本編でも、 初期のころはペインターが主人公みたく活躍するやつもあったでしょう? それで、 彼女見つけちゃったしね。 なんで、 グレイだったんでしょう? それは、 これからわかるのかしら?
0投稿日: 2019.06.06
powered by ブクログ面白かった!スケールでか過ぎの伝奇モノ娯楽超大作って感じだね。クライマックスは、映像として想像するだけでクラックラするヴィジュアル!こんな話がシリーズ化されてるのかぁ〜。シリーズ読み進めるの楽しみだ。
0投稿日: 2018.12.25
powered by ブクログ"古代都市ウバールに秘められた謎を追って、アラビアの砂漠で繰り広げられる手に汗握る展開。荒唐無稽な話にも思えるが、科学的な事実に基づくものをベースに語られているので、あり得ない話ではないことが、著者のあとがきからうかがえる。本作も連休中の楽しみの一つにしてよかったと思える作品だった。 次の作品も先日購入したばかり。すでに本国では「ケルトの封印」以降3作が世に出ているとのこと。翻訳が待ち遠しい。"
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログ本来ならこの作品からとっかかるべきだったのだが、感で購入したので確か第5作目くらいからが読んでしまったシグマフォースシリーズの第1作品目です! 「ウバールの悪魔」 この作品に限っては司令塔であるペインター・クロウが大活躍をする。ジェイソン・ボーンとラングドンを2で割るどころかまさにそのままのモンスター級の主人公!大体、その後の登場人物のすべてが最前線にいれそうな科学者レベルの頭脳を持つ! 唯一の難点は物語を読みながらググらないと進めない科学レベルのかなり進んだ話なのが問題なような気がする。確かクロウは原住民の混血だったような気がするのだが、僕の中ではジェレミー・レナーでセイチャンはやっぱりコン・リーだなぁ~なんて考えながら読んでいる。少々時間はかかるがなかなか面白い翻訳者さんですね!
1投稿日: 2018.08.14
powered by ブクログ水のボール型分子の中に反物質というのは面白かった。ペインターも、クレイに負けず劣らず不死身のソルジャーですな。ちょっとハリウッド要素が強すぎる気もしますが、楽しめました。
0投稿日: 2017.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シグマフォースのペインター・クロウの若き日のお話。反物質がテーマになっている壮大なスケールの物語。シグマフォースを知らなくても、単独で読んでも面白い。
0投稿日: 2016.11.10
powered by ブクログシグマフォースシリーズ、0作目。若き日のぺインター・クロウが主人公。 これまでちょいちょい話題に出ていた「オマーンでの作戦」の話。邦訳では5作目だが、アメリカでは最初からこれが最初に刊行されていたとのこと。先に4作品を読んでいるためか、ぺインターの恋の行方とか裏切者の正体とか薄々見当ついてしまうのは仕方ないところ。そのうちイイことあるから早く諦めな、と恋に浮かれるぺインターにいちいち釘を刺しながら読むのは意地悪だったか。 考古学的、生物学的、科学的な考察と冒険アクションのバランスは相変わらず良し。ちょっとSF過ぎているところもあるけど、面白く読めた。
0投稿日: 2015.11.17
powered by ブクログシグマシリーズの前日譚。本編の主人公の上司にあたるペインターが主役です。 割と人間味のあるペインターさん、良いですが、不死身過ぎです。(みんなそうだけど) 悪役が冷酷な女性というパターンが多いこのシリーズ、今回も癖のある悪役が出てきます。 あと、インディー・ジョーンズ的なタイプの男性も出てきてペインターと張り合ったりと、面白いです。 ただ、謎解きが安易なのと、SF(超能力?)要素が強くてリアリティが薄かった。 ありそうで無いラインギリギリ位だともっとよかったな。
0投稿日: 2015.07.27
powered by ブクログ長官かっこよかったんだな! なんだ、バリバリの叩き上げか。 相変わらずファンタジックSF。 主人公が失恋系って初めて読んだ気がする…あれ、主人公彼女か?
0投稿日: 2015.04.23
powered by ブクログ相変わらずのスリリングな展開と謎を最新の科学で解き明かす、独自のストーリー。毎シリーズ、設定が異なるので、飽きずに、読める。
0投稿日: 2015.03.16
powered by ブクログΣシリーズの第0作目。 マギの聖骨よりも前の話で、ペインターが司令官になる前の話。 本作も、反物資、単為生殖、バッキーボールという水の分子構造などの科学的な要素と、崩壊した都市ウバールの伝説、ツングースカの大爆発などの歴史的な要素が満載。 ペインターのカッコよさだけでなく、カサンドラの切ない感じも、非常に良かった。 また、地下都市ウバールでの戦いは、是非とも映像化して欲しいと思うような魅力的な描写だった。
0投稿日: 2015.03.12ジェームズ・ロリンズによる後のシグマフォースシリーズに繋がる作品の下巻!
上巻でペインターはシグマにギルドと繋がっている人物がいることに懸念を抱き、偽の情報を流していたが、あっさりとカサンドラに筒抜けになっていたことでシグマの上部にギルドとつながりがあり、シグマを裏切っている人物がいることを確信する。 一方、サフィアの出生の秘密が明かされ、やがて特殊な能力を持つ一族の血を受け継いでいること、キャラとの関係にまで話が広がり、これまで疑問だったことの一端が明かされる。ここから物語は急展開を見せ、失われた都市「ウバール」へと導かれていく。 本作後半では猛烈な砂嵐が吹き荒れ、やがては執拗にサフィアを追ってきたカサンドラさえも戦闘を中断せざるを得なくなるほどになる。原題である「Sandstorm」はまさにこの状況を描いているし、砂嵐によって引き起こされる悲劇は、まさに邦題の「ウバールの悪魔」そのものだ。そして、その状況は一歩間違うとウバールのみならず、世界に破滅をもたらすほどのものだった。 日本の読者は先にペインターが司令官としてシグマを率いている作品を目にしているため、本作でもペインターは生き残ることが前提として読み進められることになるが、それでもペインターを巡る状況は常に危機一髪であり、ちょっとでも気を抜くと命を落とす状況をこれでもかと用意している。読者を引きつける物語の展開もさることながら、随所にちりばめられた蘊蓄もまたこのシリーズ、ひいては本作者の特徴として興味深い。静電気や絶縁のくだりはおやっ?と思うところも多々あるが、物語として面白ければ許されるか。
1投稿日: 2015.02.19
powered by ブクログウバール、反物質、ラヒームの女・・・ 上巻での謎がここで明らかになってゆく。 シグマフォースの敵である”ギルド”の追撃も激しさを増しぺインターたちも絶体絶命の危機に陥る。 エンターテイメント小説として良くできてると思う。 インディ・ジョーンズの冒険活劇にミリタリーアクションを加え、オカルト的なところに科学的考証(もしかするとトンデモかもしれないが)を加えたらこんな感じだろう。 古代へのロマン、冒険活劇、人知を超えた謎 の要素が好きな方は楽しめる小説だろう。
0投稿日: 2015.02.07
powered by ブクログ結末が予想できるので、安心して読める。後半のクライマックスに近づくと専門語彙が増し混乱。荒唐無稽な話なのか、実際にあり得るのか。科学で説明できないことはあるから。
0投稿日: 2014.07.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ジェームズ・ロリンズによる後のシグマフォースシリーズに繋がる作品の下巻。 上巻でペインターはシグマにギルドと繋がっている人物がいることに懸念を抱き、偽の情報を流していたが、あっさりとカサンドラに筒抜けになっていたことでシグマの上部にギルドとつながりがあり、シグマを裏切っている人物がいることを確信する。 一方、サフィアの出生の秘密が明かされ、やがて特殊な能力を持つ一族の血を受け継いでいること、キャラとの関係にまで話が広がり、これまで疑問だったことの一端が明かされる。ここから物語は急展開を見せ、失われた都市「ウバール」へと導かれていく。 本作後半では猛烈な砂嵐が吹き荒れ、やがては執拗にサフィアを追ってきたカサンドラさえも戦闘を中断せざるを得なくなるほどになる。原題である「Sandstorm」はまさにこの状況を描いているし、砂嵐によって引き起こされる悲劇は、まさに邦題の「ウバールの悪魔」そのものだ。そして、その状況は一歩間違うとウバールのみならず、世界に破滅をもたらすほどのものだった。 日本の読者は先にペインターが司令官としてシグマを率いている作品を目にしているため、本作でもペインターは生き残ることが前提として読み進められることになるが、それでもペインターを巡る状況は常に危機一髪であり、ちょっとでも気を抜くと命を落とす状況をこれでもかと用意している。読者を引きつける物語の展開もさることながら、随所にちりばめられた蘊蓄もまたこのシリーズ、ひいては本作者の特徴として興味深い。静電気や絶縁のくだりはおやっ?と思うところも多々あるが、物語として面白ければ許されるか。
0投稿日: 2014.05.16
powered by ブクログ物語はいよいよ佳境へ!な、下巻。 相変わらずの情報量と、スピード感で堪能しました。 これは映像化されたものを見てみたい・・・ グレイとペインター・クロウのキャラが似ているように感じてどっちが主人公でも変わらないな、なんて思ったのは秘密!!
0投稿日: 2014.03.17
powered by ブクログ上巻から引き続き面白かった。昔読んでいたクライブ・カッスラーを思い出した。シグマシリーズ、続けて読んでみたい。
0投稿日: 2014.02.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シグマフォースシリーズ第0弾。なぜ「0」かというと、邦訳第1弾『マギの聖骨』より前に書かれた作品だから。グレイやモンクなど現在のメンバーは登場せず、まだ司令官になる前のペインター・クロウが主人公として活躍し、敵対組織「ギルド」と戦う。舞台や設定は共通であるものの、「マギ」以降のシリーズとは関連が薄く、今までずっと未訳のままだった。 現在刊行されているシグマフォースシリーズ(1~4)は本作を読まなくても特に困らないと思うが、来年(2014年春)に刊行予定の "The Doomsday Key"(仮題『ケルトの封印』)はいよいよギルドとの全面対決になるようで、その準備としてこの時期に出版されたらしい。 ストーリーの内容は、 大英博物館で謎の爆発事件が起き、シグマフォースのペインターがパートナーと共に調査に向かう。が、同時にギルドも工作員を送り込み、学芸員のサフィアを拉致しようとする。難を逃れたサフィアはスポンサーのキャラ、元婚約者のオマハ、ペインターらとともに中東のオマーンへ向かい、失われた都「ウバール」の謎を解こうとする。 ……というもので、最初に書かれた作品に対して言うのも何だが、あまり新鮮さを感じなかった。人間関係もペインター、サフィア、カサンドラが次作のグレイ、レイチェル、セイチャンと重なる印象あり。第5作の準備として読んではみたものの、読まなくてもあまり影響ないんじゃ? という予感がするなぁ(単なる予感だからまだわからないけど)。 独立した作品として見ると、考古学的謎解き+冒険活劇+ロマンスという要素は悪くないし、展開もスピーディでサクサク読ませる。だからこそ、最初に読んだ方が新鮮で面白かったろうなーという残念感が拭えない。シリーズ物はやはり書かれた順に読むべきであると改めて確信した。
1投稿日: 2013.12.16
powered by ブクログシリーズ第四作目。 これだけ取り上げると、正直イマイチと言うのがホンネです。 新たに強大な敵を設けたのも、将来作品の伏線にされてるのでしょうが… 遺跡への解釈と化学的な説明を冒険色たっぷりに展開させるのが本シリーズの醍醐味ですが、やや息切れ感が。
0投稿日: 2013.12.08
powered by ブクログ主人公の機転などはハラハラし、面白く読める。一作目をなかなか越えられないが、全体的にこの作者の作品は安定しており、知的好奇心もくすぐってくれ、満足度は高い。
0投稿日: 2013.12.03
powered by ブクログ反物質っていうのが良くわからなかったけれど面白かった。 オマハさん良かったね。ぺインターさんは残念でした。
0投稿日: 2013.11.28
