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プリニウス 1巻
プリニウス 1巻
ヤマザキマリ、とり・みき/新潮社
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総合評価

33件)
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    スティーブジョブズに比べて、展開をしらないのでこちらの方がそのストーリー(またはキャラクター)に遠慮せずものを言うことができてるのだと思う。 プリニウス

    0
    投稿日: 2025.10.13
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    * プリニウス  全12巻:ヤマザキマリ (著), とり・みき (著) 詳細は、あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノートをご覧ください。  → https://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1999.html プリニウスの探究心 全開。  個性的な脇役とともにローマ時代の世界を旅する話は面白い。 ローマ帝国皇帝ネロの、どろどろとした話にも 引き込まれてしまう。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    大御所コンビでの漫画。 漫画もやはり、文化的に高いレベルに達している気がします。趣があるというか。 エッセイでも本人たちが言われてましたが、今の時代だからこそ、簡単に漫画がマージできて、合作ができるんですね。 プリニウスが主人公って、漫画的に面白いのだろうか。 1巻を読んでもまだわからないけど、ローマの雰囲気を、現代のように感じられるのが良いですね。

    7
    投稿日: 2022.04.03
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    『博物誌』を記した 古代ローマのプリニウスが主役です。 基本、シリアス。 しかも、なんと合作とは! 人物がヤマザキさん 背景がとりさんの担当らしい。 確かにちょっとタッチ違う。 でも話に入り込むと気にならない。 最初はベスビオの噴火から始まり 2話目で過去へ戻って エトナ山の大噴火の被災地で 書記となるエウレクスに会う。 視点はこのエウレクスだったり プリニウス自身だったり はたまた帝都で 愛人ポッパエアに入れあげて 失政するネロだったり。 とりあえず開幕の1、2巻って感じで 実は一気借りさせてもらったので まだまだ続きます。 プリニウスの用心棒がわりに いつも傍にいるフェリクスがナイス。

    1
    投稿日: 2021.06.13
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    プリニウスの人となりがわかる第1巻。なかなかの変人ぶりだが、知識欲が旺盛でさまざまなことに興味を持って知りたいことに突き進んでいく姿に共感する。こんな風に生きられたら面白いだろう。まずは、自己紹介的な始まり。

    1
    投稿日: 2019.04.23
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    一巻ではドラマチックな展開はなく、プリニウスの博識ぶりが淡々と描かれる。プリニウスの発言は現代の科学的見地からいえば、おかしなものも多いが、それはそれで興味深い。とりみき氏との対談が収録されているのもよかった。次巻にも期待。

    0
    投稿日: 2019.04.02
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    ヤマザキマリ、とりみき両氏のコラボ作品。描き込みがすごい。本当に好きなことを熱く語れて表現できるって幸せなことだし、それを読めるのも幸せだ。

    0
    投稿日: 2018.10.12
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    博物誌のプリニウスやエウクレス、セネカ、ネロなどなど歴史上の人物が動き、語り、絡み合う。面白い。とりみき氏の背景の巧さもすごい。

    0
    投稿日: 2018.02.12
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    ヤマザキマリさんが、今度はギャグじゃない古代ローマを描きたいとおっしゃる。是非、お供させてください。

    0
    投稿日: 2017.12.16
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    Plinivs wrote the Natural history. the natural is the super natural so that mystery.

    0
    投稿日: 2016.11.30
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    古代ローマの博学者プリニウスの物語。新約聖書と同じくらいの時代の話で、「プリニウスの博物誌」は聖書に出てくる植物を調べるときに重宝します。ということで、実在する人物です。 興味ある物に対してはとことん追求、地震が来ようが火山が噴火しようがやりたいことはやり通す。当時の生活の様子も見ることができて、なかなか面白いです。

    1
    投稿日: 2016.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い!博物学の大家の素顔に迫る伝記のような体裁の中に「ほらふき男爵」みたいな一幕が出現したりする。不思議。 皇帝ネロの描写も魅力的で、先行きが楽しみ。大まかな記録しか無い時代を描くので、細かなニュアンスはヤマザキ氏&とり氏の裁量にかかっている。作家の「込める」力をダイレクトに感じられて楽しい。 大の男が何かに夢中になる姿というのは、崇高で愛らしい。『テルマエロマエ』のルシウスしかり、プリニウスしかり。その知識が役立つかはさておいても、彼らの視野には人間社会の営みがしっかりと捉えられていてグッとくる。

    4
    投稿日: 2016.06.17
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    塩野七生さんのローマ人の物語文庫版23巻、ヴェスヴィオ火山の噴火に触れたくだりで、2通の手紙の訳が引用されている。 本書の主人公大プリニウスの甥小プリニウスからタキトゥスに充てたもの。そこで語られるのが、大プリニウスの最期。 まさに本書の冒頭部分。 手紙の明晰にして流麗な文体に久しぶりに文章を読む悦びを覚えるとともに、偉大なる変人大プリニウスの人柄にも強く魅かれた。そんな人物が主人公の漫画が面白くないわけがない。

    1
    投稿日: 2016.03.31
  • 【世界観アリ】古代ローマ時代へタイムリープ!

    ローマを愛するヤマザキマリさんならではの、描画力が凄い。とり・みきさんと一緒に画を書いているということだが、二人の合作がマッチしていてどのページを開いても目前に古代ローマの世界が広がっているような世界感がある。拡大してポスターにて部屋に貼ったらローマ時代へタイムリープしそう。プリニウスという人物は知らなかったが、万物について常人ではない興味を持つ博物学者。皇帝ネロにも一目置かれるほどの特別な人だったらしい。古代ローマを考察するのに、この自分物の視点を通して描くことを考えたのは、ヤマザキさんの卓越した見識だと思う。古代ローマの動物、植物、薬学、楽器、食物等、プリニウスが持つ細部への興味を通して、古代ローマが紐解かれてくるのが楽しい本。百科事典なみのクオリティをコミックで楽しみながら体験できるのが素晴らしい。

    8
    投稿日: 2016.01.19
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    澁澤龍彦が憧れをこめて度々言及していた博物学者。 これは継続的に読む。 それにしてもバイタリティの違いはエンジンの違いだな。

    1
    投稿日: 2016.01.11
  • キャグはないけど興味深く一気に読めます

    王道の人物評伝マンガ。ただしヤマザキマリさんの独自の解釈が凄い(風呂シーンもたくさん出てきてニヤリ)主人公や回りの人物が面白い。読みやすい小説みたいです!

    0
    投稿日: 2015.05.10
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    アバウトでマジカルで一瞬『動物のお医者さん』の漆原教授を連想させる風貌にして、もしドリトル先生が実在したらまちがいなく私淑したに違いない捨て身の探究心。 とんでもなくスケールの大きいこの博物学者が実在したっていうところにシビれます。 両先生にただただ感謝です。

    2
    投稿日: 2015.02.15
  • プリニウス

    ギャグが入ってない……だと? それはさて措き6インチのE-Inkで読んだらモアレがひどくて参った。9インチの液晶で何とか。紙で買うほうがいいなあ。次からどうしよう。

    0
    投稿日: 2015.02.02
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    アロマテラピー検定でも出てくる博物学者プリニウスのお話。 まだ1巻ですが、すごく面白いです。 一般人にはあまり名前を知られていませんが、この方の 発見したことは後世の私たちへの大きなギフトです。

    1
    投稿日: 2015.01.04
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    こんな(すごい / 変な)男がいる! 古代ローマ面白い! の2点、包括すれば1点で貫く突破力。1巻の段階ではひたすらぶらぶら寄り道だけしているというのもすごい。

    1
    投稿日: 2014.12.29
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    ローマもの二冊目。 ヤマザキマリは、『イタリア家族』からけっこう好き。 今回のは『テルマエ〜』と違って、硬派なローマ漫画。 字が多くて嬉しい。 自然科学、この世界の、地球の成り立ち…。プリニウス(実在の人物)の、真理を追求する、しかも科学一辺倒ではなくて神話と融合させながら、性分として生きる姿はとてもいい。次巻も楽しみ。

    1
    投稿日: 2014.12.19
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    何と言うタイミングでその1.少しだけだけど渋澤龍彦や幻獣物などを読んでいる身としてはプリニウスの博物誌の名前は良く見かけていたので気になって。 やっぱり面白いですわ、何でも色んな事に首突っ込んでいく人って言うのは。書物だけじゃなく本人までもが面白いって素的。 とり・みきさんとの合作も違和感なくて見応え充分。

    1
    投稿日: 2014.09.30
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    現在1巻刊行。 62?年~。ローマ帝国。 「世界史上もっとも著名な博物学者にして、ローマ艦隊の司令長官。 古代ローマ一の知識人にして、風呂好きの愛すべき変人。 その男の名はプリニウス――。 『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリが、 最強のパートナー〝とり・みき″を迎えて、 ふたたび魅惑の古代ローマ世界に挑む。 圧倒的な構成と迫真の画力で2000年前の世界を描く、 歴史伝奇ロマンの決定版、ここに誕生! 」 感想・まだちょっと地味な展開だけど、皇帝ネロも出てきて これから面白い人物譚になってくるかも?

    1
    投稿日: 2014.09.30
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    まだよくわからない この人のことも、これからどうなっていくのかも まだ風景っぽい描写ばっかりだしねー

    1
    投稿日: 2014.09.18
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    ローマもの。 今回は、タイムスリップ無し。 背景をとり・みきが描いていると聞いて、ビックリ。 わたし、昔、水木しげるは、絵が下手だと思っていて、それは、キャラクターの絵しか見えていなかったからで、実はものすごい細かい背景が点描で描いてあったりするのにある日突然気づいて、ビックリしたことがありました。 もしかして、とり・みきも、そうなのか。キャラクターに、ごまかされていた?? そうかも、しれない。 むさいおっさんが、ひたすら好奇心を持って世界を見るというだけのマンガですが、これがけっこう、楽しいです。

    1
    投稿日: 2014.09.17
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    スティーブ・ジョブスに似ているかもしれないちょっと変人的な所と非常に大盛な好奇心。この人(プリニウス)の書いた博物誌も読みたくなる。画面の密度が濃く読み込むのにちょっと疲れるが、見れば見るほどいろいろな事が描かれているので、面白いのと、博物誌にもでてくる怪しい生物なども姿を現してくるのもいい。

    1
    投稿日: 2014.08.20
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    今のところ、これといって派手なストーリー展開はなく、むしろ淡々としていると言ってもよいほどだ。それでも引き込まれて読んだのは、何よりもプリニウスという人物の強烈でユニークなキャラクター性ゆえだろう。博覧強記にして子供のような好奇心。人生を妙に達観したところもあるが、自分の欲望には正直な男である。 一方、これまたキャラの濃さでは引けを取らぬであろう皇帝ネロが悪役的ポジションで登場、物語はこの二人を軸に進行していくと見える。 入念な作画も見ごたえ十分で、重厚な歴史劇にふさわしい仕上がりとなっている。

    3
    投稿日: 2014.08.12
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    とりみきが背景描いている? なんかあっさりした絵のギャグ漫画描いていた人という印象だったので驚いた。 続きが待ち遠しい。

    1
    投稿日: 2014.08.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヤマザキ・マリさんの作品、今回はちょっとマニア向けかも。 ローマ史に詳しい人なら楽しめると思うが。 「テルマエ・ロマエ」はギャグ的要素が多く、描く方はちょっとしんどさがあったようだが、読む方には良かったと思う。 題材は独創的で面白いが、さほど一般的とは思えないプリニウス。 人物像の注釈を早めにしっかり入れておいた方が入りやすかったかもしれない。 とり・みきさんの背景はさすが。 Ⅱの展開に期待しよう。

    0
    投稿日: 2014.08.02
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    プリニウスみたいな男性、まぁ変人なんですけど、たまらなくタイプ。ということは、作者の1人ヤマザキマリさんと男性の好みが似ているんでしょう。

    0
    投稿日: 2014.07.12
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    マンガ学会で話が面白かったTop2の合作ということで販売前から購入を決意 絵の緻密さもさることながら、プリニウスのセリフの一つ一つが面白い 虚実の境が淡いのもいい感じ

    0
    投稿日: 2014.07.10
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    プリニウスねえ・・・と思ったのだけど、なるほど、ここを典型的ローマ人と観るのか。プリニウスの口述書記が出てきてストーリーテーラーになるのだが、『博物誌』はまさに大学の講義の実況中継のよう。  そして、イマイチ感覚をつかんでいなかったが、丁度ネロ帝と「四皇帝の年」を話の中で入れることができるわけだ。小プリニウスに触れればトラヤヌスも出せるかもしれないし、なるほど、確かにこれは面白い人物譚となるかも。

    0
    投稿日: 2014.07.10
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    期待して待った甲斐があった。お二人が実に楽しそうに描いた絵によるプリニウス。澁澤龍彦好きにはたまらない。

    0
    投稿日: 2014.07.09