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脳科学からみた「祈り」
脳科学からみた「祈り」
中野信子/潮出版社
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総合評価

36件)
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8
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    よくTVで拝見する有名人。たまたま会社で講演を聞かせていただきました。 参加前に読みたかったのですが、とてもわかりやすく、脳科学への興味が深まる一冊でした。入門書のような感じかな。 ・「よい祈り」をつづけると、よい方向に変わる ・祈りは惰性になりやすい ・利他行動は、脳にとって「快感」でもある ・困難を乗り越える達成感を、脳は喜ぶ ・何歳になっても、人は変われる 目次の抜粋ですが、面白そうでしょ。面白いんですよ。 『人は一人で生きているのではなく、他のすべての人と関わりをもち、支え合って生きている ー そのような考え方を突きつめていくならば、自己と他者との間に決まった境界などないことになります。 自分とすべての他者は、根源的にはつながっている。そして、そうである以上、利他行動といってもじつは利己と地つづきなのです。』 脳科学、ハマりそうです。

    36
    投稿日: 2025.03.17
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    利己的なよりも利他的な思考、逆境を乗り越えることが脳を活性化して幸せになることができる、というのがポイントだった。

    0
    投稿日: 2025.03.02
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    タイトル通りの内容と言えば、それまでですが・・・、 祈りと一言でいっても様々で、神頼み・仏教頼みする祈りもあれば、 願掛けのようなことなど、様々な祈りを脳科学的に解釈して、 かなり読みやすくしている本。 読みやすすぎるがゆえに、あっという間に忘れてしまうので、 2度3度読んで、アウトプットもしっかり行わないと、 定着しないかもしれません。

    0
    投稿日: 2025.01.10
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    脳はすぐには変われない。日々祈りつづけるのが大切。ダイエットと一緒で、1日では変われない。 脳の中で記憶を司る部位である海馬は、これまでにあったことを記憶するだけでなく、「未来にやるべきこと」「将来行う行動」についての「展望的記憶」(Prospective Memory)もコントロールしています。 祈りは「未来をよい方向に変えようとする営み」ですから、私たちは祈るとき、未来に心を向けます。 利己の幸福から利他の幸福へ。安穏を求める静的な幸福から、困難に挑戦しつづける動的な幸福へ──。脳科学の最先端は、これからの時代にふさわしい新しい幸福のありかを指し示しているのです。

    0
    投稿日: 2024.09.25
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    宗教にハマる人の理由を知りたくて、祈りについて読み始めました。感覚的に本書の祈りと宗教の祈りは毛色が違うと感じたし、意志に近いものを感じた。 自己範囲を広げるということは某R社の圧倒的当事者意識と同じだし、生物学的や脳科学に裏付けられたビジネスの原理原則ってあるもんだなぁと勉強になりました。

    0
    投稿日: 2023.08.24
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    脳科学的にも 『利他』が 正しいと再認識 科学は良いな。 脳科学は良いな。 感情や行為を 数式化できる

    2
    投稿日: 2022.08.11
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    文字が大きく行間も広いので少し驚いた。 人の幸せを願うことで自分も幸せになるという話だった。 最初の話の浮気されたけれど旦那も浮気相手も幸せを願う話のインパクトが強くてそれに引っ張られたな。この本を読み終わってそのことはさらによくわかるし「不倫」の本を読めばさらに実践の助けにはなりそうだけど怒りとか絶望沈めて無理に祈るのってきついけどな…その精神の動きの過程の方が興味そそられちゃったよ

    1
    投稿日: 2022.07.26
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    <感想> 脳科学から見た「祈り」という利他的行為の効果を解説している本。祈りという言葉から、スピリチュアルな印象を持つが、内容は科学的見地から人間が他者のために行動するメリットを語っている。 <アンダーライン> ★★誰かに対して怒り・妬み・恐れ・不安といったネガティブな感情を持つと、それが社会的には「あまりよくないこと」であるとされているのを自分の脳はわかっていて、「ストレス物質」であるコルチゾールという物質が分泌されます。 ★コルチゾールは脳内で過剰に分泌されると、「記憶」の回路で中心的な役割を果たす、「海馬」という部位が委縮してしまう ★前向きな心でいるとき、笑顔のとき、感謝の気持ちを持つとき、脳内にはベータエンドルフィン、オキシトシンなどの脳内快感物質が分泌されます。「よい祈り」とは、祈っている当人の脳にもよい影響を与え、幸福感を与えるものにもなるのです。 ★★競争や勝負に勝つことを祈る時、敵(競争相手)の失敗や不幸を祈るのではなく、「この勝負を通じて、ともに成長していこう」と、大きな心で相手の幸福も祈ることができたとしたら、それは「よい祈り」となって、自らの幸福にもつながっていくはずです。 ★展望的記憶 ・「来週の水曜日に○○さんに会う」という予定を記憶していることが、展望的記憶です。ちなみに、認知症患者では、この展望的記憶の能力が極端に低下しています。 ・展望的記憶の能力が低い場合、「こうなりたい」というヴィジョンに乏しく、目標達成への地道な努力も苦手で、何をするにも意欲がわきません。 ・人間が未来をいきいきと思い描くときに海馬の活動が活発になる ★★★そもそも祈りとは、本来、未来に向けられるものです。変えようがない過去に祈りを向けても仕方ありません。 ★亡くなった方のことを祈る場合でも、私たちはその人の生命が未来に向けてやすらかであるよう祈るものです。 ・見返りなど必要ないくらい、大きな快感があるのが本来の利他行動です。 ・幸福感の源である脳内快感物質ですが、同じ刺激をくり返し脳に与えていると、「慣れ」が生じ、その分泌量はみるみる減っていきます。 ★★★平穏無事な人生より、さまざまな困難が次々と襲ってくる人生のほうが、それを乗り越えるたびに深い幸福感を感じることができるのです。 ★「成仏=仏になる」というゴールがあって、そこにたどりついたらもう菩薩行をしなくてもよいというなら、それ以後は脳にとってなんの刺激もない、退屈な状態に苦しみ続けなければならなくなってしまいます。幸福感は感じられず、脳もどんどん衰えていってしまいまうでしょう。 ・真の仏とは、衆生を救うために次から次へと困難に立ち向かい、利他の行動を生涯最後の日まで続ける存在なのです。脳の仕組みから見ても、それこそが最高に幸せな生き方、脳が喜ぶ生き方だと思います。 ★ヘルパーズ・ハイ ★★逆境に直面したときには、「いまこそ脳を鍛えるチャンスだ!」と心の中で叫んでみてください。

    0
    投稿日: 2021.03.08
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    Brain happiness lies in continuing to learn, grow, and achieve.It is the instinct of the brain to want to know and learn.

    0
    投稿日: 2020.11.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    以前から気になってたので、買って読んでみました。 心から幸せを祈る時、幸せホルモンであるオキシトシンが出る。オキシトシンは幸福感につながり、自己肯定感が高まる。 人のことを自分のことのように考える力が人間にはある。そのため人のことを祈り、その人が良い方へ向かったときには自分も幸せに満たされる。 祈りは自分のとこだけではなく、人のことを祈れるようになるとその祈りの力が発揮されると思いました。 すごいと思ったことは、夫の浮気相手のことを祈れるようになったとき、夫が浮気相手と別れたということ。祈ることで魅力的な女性自身となった。 最初は憎しみしかないが、ずっと呪いのように祈り続けるよりも少しずつ良い方へ向かうように祈ることが大切だと思いました。 南無妙法蓮華経は音韻的にとても良く、意味的にも力強さがあるのには驚きました。 コロナで悲観的な今、良い方へ向かうように祈っていきたいです。

    1
    投稿日: 2020.03.24
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    脳科学でわかってきた「社会脳」つまり人間は、本能的に利他行動を志向する。逆境は脳を鍛えるチャンス。脳科学が示す「幸福」な生き方は、他者に愛情を向け思いやりを持つこと、逆境に直面し力を限界まで発揮して乗り越えること。 祈る側の幸福効果は、具体的物質的にあることがわかりましたが、祈られる側はどうなんでしょう。祈られるような状況こそが逆境、乗り越えれば幸福になるんでしょうけど。

    2
    投稿日: 2019.09.18
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    平成16年6月ごろ読む 感想文ノートを見つけたので、令和元年9月記入 脳に与える祈りの影響  ネガティブな祈り「呪い」・・・自分自身に悪影響を及ぼす、逆効果                 ストレス物質であるコルチゾールが分泌  ポジティブな祈り・・・祈っている当人の脳によい影響を与え、幸福感を与える。             脳内快感物質が分泌される。 幸福な人、不幸な人  釈迦「人生で一番大事なことは何でしょうか?」の問に「幸せになることです」    幸福な人生とは、何事もない平穏な人生ではない。さまざまな困難が次々と襲ってくる人生の方が、それを乗り越えるたびに深い幸福感を感じる。  学び続け、成長続け、達成を繰り返すことの中に脳が幸福感を感じる。  自分一人だけで生きていけばいいと思っている人は範囲が最小となり幸福を感じられる機会もごく少なくなる。  釈迦、キリストは、人類全体を我が子のように深く思いやることのできた人だから、想像を絶する幸福感だったのではないか。→利己の幸福から利他の幸福へ

    2
    投稿日: 2019.09.11
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    「科学者として、人々の幸福に貢献したい」 「本当に幸福な生き方とはどのような生き方か?」 テレビにも度々出演し、著書も多数ある日本を代表する脳科学者の一人でもある著者は、この二つの問題意識を持って本書を出版した。 「よい祈り」を続けると、人生はよい方向に変わるのだと。 「祈り」と言っても宗教的なものだけに限らない。 親が子を慈しむ。 先輩が後輩を育てていく。 たくさんの人と関わりを持っていく。 その「利他的な行動」のなかで、「脳内快感物質」のドーパミンやベータ-エンドルフィンが分泌され、恋愛感情すら上回る「幸福感」が得られるのだという。 人からほめられる、よい評価をされるだけでなく、自分で自分の行動を「素晴らしい!」と思うだけで、持続的な幸福感に結びつくのだと。 認知症の症状がある人に、何らかの役割や責任を与えるだけで、その症状が改善する例も多いのだと。 「自分は誰かの役に立っている」「愛されている」という実感が幸福感となり、生きる力となる。 ナチスの強制収容所から生還した人は、けっして体力で勝った人でなく、「生きる意味」を持っていた人だった、とも。 人は一人では幸せになれない。 「その人の幸せを心から祈れる相手」が増えれば増えるほど、「自己」の範囲は拡大され、その分だけ脳が幸福を感じる機会も多くなるのだと。 まずは、身近な人に、目の前の出来事に誠実に。 人のために火をともせば、我が前明らかなるがごとし。 他人なれども語らひぬれば命にも替るぞかし。 一番難しくて一番簡単な幸せへの道しるべを示した、手軽に読める一書。

    8
    投稿日: 2019.07.20
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    怒り、妬み、恐れ、不安などのネガティブな感情を持つと、ストレス物質であるコルチゾールが分泌される。コルチゾールは血糖値を維持したり、免疫反応に影響を与える役割があるが(医者も知らないアドレナル・ファティーグ)、過剰に分泌されると海馬が委縮することがわかっている。前向きな心を持ち、笑顔や感謝の気持ちを持つと、βエンドルフィンやオキシトシンなどの脳内快楽物質が分泌される。 朝には、なりたい自分、成し遂げたい目標を祈り、夜には、今日何ができたか、翌日できることを祈る。 アルツハイマー型認知症の原因物質は誰でもたまってくるが、友人との会話などで絶えず刺激を受けると、認知症にかかるリスクが低くなる。 心の奥底で何に焦点を当てているかによって、その人の運の良し悪しが決まってくる(藤井聡)。どのくらい遠くの人、遠くの未来まで配慮できるかの範囲が広い利他的な人は、よい人間関係を築くことができ、盤石なネットワークをつくることができる。 フランクルの「夜と霧」によると、ナチス・ドイツの強制収容所から生還した人は、生きる意味を持っていた人だった。 脳は、達成感を感じた時に報酬系が活性化し、脳内快楽物質が盛んに分泌される。困難な目標を達成した時に、たくさんの脳内快楽物質が分泌されて、大きな喜びを感じる。平穏無事な人生より、様々な困難が次々と襲ってくる人生の方が、それを乗り越えるたびに深い幸福感を感じることができる。

    0
    投稿日: 2018.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2度目の読書。 タイトルの祈りという文字を見て、まず宗教的?仏教?ヨガ?と連想しましたが、内容は全然非科学的な曖昧なものではありませんでした。ちゃんと、脳科学、でした。 以下、なるほどー!と改めて思った箇所。 ・見返りなど必要ないくらい、大きな快感があるのが本来の利他行動です。そして自ら進んでやろうとする利他行動こそ、最も大きく、持続的な幸福感に結びつくのです。(脳科学からみた祈り) ・人は、自分は価値のある人間だ、自分は誰かにとって必要だと感じてこそ、自分を肯定できます。そして、自己肯定感・自己評価は、幸福感に直結しているのです。 また、忘れた頃に読みたいと思います。

    0
    投稿日: 2018.03.21
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    ネガティブな祈り(呪い)は、脳がよくないことをわかっていて、ストレスホルモン(コルチゾール)が出る。その結果自分に悪影響を及ぼす。 ポジティブなよい祈り、とポジティブだが悪い祈り、は違う。勝負事などでライバルの成長を祈る。 よい祈りは、喜びを伴うからベータエンドルフィンが出て、脳と心に好影響を及ぼす。その結果、魅力的になる。 祈りは3ヶ月続ける。しかし惰性になりやすい。一回一回祈りの的(理想の自分、目標、反省、次の日にできること)などに集中する。 利他の行動で大きな快感を得ることができる。 平穏は分泌されるドーパミンが減少する=愛は4年で消える。脳は常に刺激を求めている。 アリストテレス「すべての人間は生まれながらにして知ることを欲する」知的欲求が旺盛なほうが生存に有利だった。 他人に配慮できる人ほど運が良い 認知的焦点化理論=利己的な傾向を持つ人のほうが幸福度が低い。配慮範囲を物理的時間的に広げると豊な人間関係が築けて幸福感が高まる。 利他の行動を取らせることが生存に有利だった=利他で快感を得る仕組みが発達した 仏教では利他と自己は繋がっている。自己犠牲による利他行動はありえない。自己が我が子に広がるように人類全体に広がった状態。

    0
    投稿日: 2017.10.05
  • 牽強付会かな

    この著者の本は面白いのが多いけど、この本はちょっと疑問。 「祈り」をテーマに書かれているが、少々こじつけな所もある。述べたい意見に、これまでの脳科学分野の研究結果を拾ってきてくっつけている感じ。 一番変と感じたのは、「南無妙法蓮華経」のお題目の音韻分析をしているところ。お題目にはマ行、r,kが含まれていてそれぞれの長所を述べていて、響き自体に、深遠な意味合いや力強さを含んだイメージがあるとか。じゃあ、「みなころし」も同じなの? その上「法」は「母」に通じるって・・かなりトンデモな感じがします。 長くない本なのですが、途中で流し読みしてしまいました。

    0
    投稿日: 2017.08.31
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    宗教的要素がよくも悪くも強い気がします。 内容は読みやすくてわかりやすいので、祈りって何?という方にはおすすめ。大人でも子どもでもわからない方には薦められる書物だと思います。

    0
    投稿日: 2016.02.15
  • 脳科学からみた祈り

    祈ることが脳にどのような影響を与えるか与えていたのかが少しわかった。 考え方により幸せな将来が垣間見えた気がした。

    1
    投稿日: 2015.12.28
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    お題目が既に生活に入っていて、祈ることができる人にはいいのかもしれない。私には、「日々の光」のほうが宗教的に感じられたけれど。

    0
    投稿日: 2015.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本書にありましたが、 お釈迦さまが、弟子に「人生で一番大事なことは何でしょうか」と尋ねられて、 明快に「幸せになることです」と答えたそうです。 本書では、脳科学的に「幸せになることとはどうすることか」について 答えてくれたものになっています。 また「祈ること」によって、 脳内に幸福感や免疫力をアップさせる脳内物質が分泌されることも語られています。 「祈り」から繋げて言うと、利他行動というものは、 自分自身の幸福感の向上にも繋がることだ というふうに科学的根拠を紹介しながら説明しています。 途中、「南無妙法蓮華経」の言葉の響きから、 その効能に迫る部分が出てきたり、日蓮についての言及があったりするのですが、 それはどうやら、この本の出版元が潮出版社で、 潮出版社は創価学会系の出版社だってことがありそうでした。 まあでも、そんなヘンな本ではなかったばかりか、 良い本だったなあという感想です。 文字が大きく、ページ数も120ページくらいなので、 さくさく読めてしまいます。 著者の中野信子さんは以前、テレビ番組「情熱大陸」にもでたことのある方で、 髪の毛に秘密のある方でした。 この本は、「情熱大陸」を見る前に買って積読になっていたものです。 読みやすい、なんだかパンフレットのような感覚でした。

    0
    投稿日: 2015.08.25
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    宗教と科学は基本的に対立するものであるが、その融合を試みたという意味では画期的な内容ではある。愛情ホルモン=オキシトシンは、利他的行動のみで発生するものであり、承認は必要としないというのは驚いた。悪い言い方をすればタダの自己満足でしかないのだが、よくよく考えるとそれが宗教の最大の強みであるとも言えるわけで、それなりに論理的であるようにも思えるのだが、内容的に薄いため根拠が薄弱である所が難点か。このままでは311関連本としてのやっつけ仕事的に扱われるので、詳細な続編を期待したい。

    0
    投稿日: 2015.06.07
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    悪い本ではなく、きちんと丁寧にわかりやすく書かれてはいるのだが、努力不要論を読んだ後ではとりたてて新しい知見はなし。潮出版社からということで、リップサービスで祈りについてちょこっと書いただけかも知れない。祈りに関しては知ってること以上のパラダイムシフトを起こすようなことはとくに書かれておらず、字が大きく内容が濃いわけでもないこの本が重版を繰り返しているのは、単に出版社と読者の関係によるのかも。

    0
    投稿日: 2015.03.01
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    うーん.. 全体的に客観性に欠けるかな 読みやすいことにこだわったからかな 切り口としてはおもしろい うすくて字も大きく、すぐに読み終えます◎

    0
    投稿日: 2015.01.05
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    著者も言っているが、科学的にはかなり野心的というか冒険的(というか危険)。 利他的に生きる、という本書の主張は大筋の方向で間違っていない。しかし、特定のイデオロギー(思想)とそれを掲げる組織維持のために、科学的知見をその実験された文脈を無視して一般化し、応用することにはかなり無理がある。 アルツハイマー型認知症への言及が多々見られるが、これに罹患することはそんなに恐ろしいことで、いけないことなのだろうか。 東日本大震災への言及も、言葉だけが浮いているように感じる。枕詞、冠言葉としての使用は不謹慎ですらある。被災をめぐっては、とりわけ当事者意識の尊重が重要であるからだ。 自己啓発本としては、もちろん「あり」だと思うが。

    0
    投稿日: 2014.05.30
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    人の運不運を、配慮が行き届いているか否か、みたいなことの帰結、とする本。 ある意味、成功者である著者が、それを上から教えてくださっても、なるほどそうか、とはならないのではないか。 「人間の脳は、恋愛や金銭的な報酬よりもずっと、「社会的報酬」を欲する器官です。」 といっているが、(読者より)十分に満たされた著者の脳は、この本を書くには不適切な気もする。

    0
    投稿日: 2014.05.18
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    良い祈りが脳に与える影響について。脳科学者として、震災後の日本人に幸福観を提示している。 精神論とされるものを科学的にアプローチする試みがおもしろい。 ・幸福観のとらえ直し ・利他行動は自分自身も幸福にする ・逆境はあったほうがいい

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    投稿日: 2014.05.05
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    フォトリ48。予想外に良かった。祈ることでこんなホルモンが出て…という解説は予想していましたが、「脳科学的に見た幸せな人」の定義が、私が薄ぼんやりと考えていたものとは真逆なことにびっくり。そして宗教や言霊も「非科学的」と否定せず、何とか科学の側から歩み寄り説明をつけようとする真摯な姿勢にうたれました。科学者というのは科学や人の力を傲慢に評価している人種と思っていましたが、そうでない方もいるのですね。

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    投稿日: 2013.11.25
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    祈り関係の授業のレポート用に読んだんだけど、面白かった。 言葉が平易だし、字が大きいし、薄いし 単純に読みやすい笑 祈りがこんなに脳科学的に解明されちゃったら、宗教形無しっていうか、 宗教ってうまくできてるなー、って思った。

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    投稿日: 2013.07.23
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    もっと専門的なことも含んだ、もっと量感のあるものが読みたいです。 せっかく最先端にいる科学者の著者なのだから。

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    投稿日: 2013.04.19
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    祈り とは 意識すること。目からウロコの一冊。祈りイコール宗教 といった認知を一掃された。免疫力をも上げるというこの 意識化の祈りは 医療者に是非読んで頂きたい。誰にも読みやすい文字の大きさです。

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    投稿日: 2013.02.22
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     知り合いの著者が最近テレビ出演が増えて有名人になりつつあるのは不思議な感じだ。  薄くてスカスカで,15分で読了。宗教一辺倒でもなく,そんな変なことも書いてない。常識的な内容。一般受けはしそう。

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    投稿日: 2012.12.09
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    人は如何にして生きるべきか、それを教える生来的な人体の構造とはいかなるものかを教えてくれる。最新の脳科学のレポート。

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    投稿日: 2012.12.02
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    祈りと脳科学の関連性を考え、利他によって生まれる幸福感について、わかりやすく説明してくれている。 人を思う祈りが実際、脳を活性化し、免疫力を高めたり、相手を変え、そして自分も変わっていゆく過程が面白い。 人間が本能的に利他を志向するように作られているという説が、愛情ホルモンとも呼ばれるオキシトシンと関係していることを学べたのが良かった。 自然体で幸福感を得られるのが一番の方法なのだと思う。

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    投稿日: 2012.06.21
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    医学博士/脳科学者である著者ということで、そちらの専門的な内容かと思いきや、例題があまり検証のしようのない様なことを引き合いに出して「ね、幸せになったでしょ?」とうような感じもしなくはない 脳内状態を、怒りが充満している時、祈りによっても足らせる効果などわかりやすく解説されていたり 人の幸せを祈ること、困難の必要性も書かれていて「祈ることを始めてみようかしら?」と思わせてくれる 書き方簡潔、文字も大きく、行間広し、ムッチャ読みやすいです

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    投稿日: 2012.04.11
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    とても面白い 日蓮仏法の実践が 脳科学からみてどうはたらくか。 今からこれからの祈りを深くしよう。

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    投稿日: 2012.03.04