Reader Store
しゃぼん玉(新潮文庫)
しゃぼん玉(新潮文庫)
乃南アサ/新潮社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

320件)
4.1
94
144
53
7
2
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    。・゜・(ノД`)・゜・。 普段、滅多に本で泣かない私が泣きました。 これ以上言葉に出来ません。

    1
    投稿日: 2013.01.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初主人公がどうしようもなく嫌な奴でまったく感情移入できなかったけど、徐々に気持ちが変わっていく様子がとても自然で、最後はとても感動した。

    1
    投稿日: 2013.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おスマじょうが出てきてからどんどん読み進んだ。 翔人のように、家庭環境が悪くなくても小さな歯車が悪い方に動き始めると堕ちていく事はあるだろうと思った。 シゲ爺がいい味だしている。 おスマじょうのように、椎葉村の人たちのように、人を信じることができたら楽だろうな・・・ 感動したし、読後感もよくて、他の作品も読んでみたいとおもう。

    3
    投稿日: 2012.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さすがに読ませる。 が、さすがにできすぎ。 いつまでも逃げ出すことが最初に頭にうかぶが、将来を考え、逃げないことを選ぶまでの話。だけど、これ読んでも、逃げてる奴は逃げるだろうな。あまりに都合がよすぎて実離れしている。こんな劇的な出来事は起きない。 主人公が馬鹿すぎて可哀想になる。よく大学入れたな。 最後の約束→再会はぐっとくるものがある。

    1
    投稿日: 2012.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    犯罪を繰り返しながら"しゃぼん玉"のようにふわふわと生きていた翔人がある日山奥の村で出会った1人のおばあさん。翔人は、怪我をしたおばあさんを助けた。村人たちは翔人をおばあさんの孫だと勘違いする。おばあさんの家で居候をはじめる翔人は、村人たちと関わることで次第に生き方を変えようとする。

    1
    投稿日: 2012.12.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自暴自棄になってひったくりを繰り返す23歳の男。人生うまくいかないことばかりで、こらえ性がなくすぐに切れて、ついには殺人未遂まで。そんな男が山奥の村で逃亡生活をすることに。ファストフードなどの、紙にくるまれた食事しか知らなかった男が、山奥の老婆が作るのりをたっぷりと巻いた「墓石」のようなおにぎりや、味噌汁で心が解きほどかれていくようすが印象深い。人が育つためには、人との触れ合いが必要なんだなーとつくづく思う。

    1
    投稿日: 2012.12.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    翔人のような犯罪を犯してしまう(しまいそう)な人は日本にどれくらいいるんだろう。 お婆ちゃんの料理がおいしそうだった。 人を人らしくするのは料理なのかな。

    1
    投稿日: 2012.12.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「今のお前に必要なのは、誰かにちゃんと見ていてもらうこと。そして逃げ出さないくせをつけること」 こういうことをさらっと言えるじいちゃん、ばあちゃんが魅力的。長く生きてきた人だけが伝えることができる、温かくて重い言葉。こんなことを言えるような年齢の重ね方をしたい。しわしわのあたたかい手でしっかり励まされるような気持ち。

    1
    投稿日: 2012.11.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    親からも見捨てられ通り魔や強盗傷害を繰り返す翔人は、逃亡途中で宮崎の山村にたどり着き、成り行きから助けた老婆の家に滞在することになる。金を奪いここから出ていこうと思うのに、日一日と滞在がのび徐々に村に馴染んで行く。 回顧される幼い翔人が、かわいそうでならなかった。長男長女はそうなのだ。甘えかたがわからない。本当はいいかえしたかった。助けたかった。 シゲ爺がいいことを言うので後半ずーっと鼻すすりながら読んだ。大事なのは心根だ。てえげえは、やり直せる。

    1
    投稿日: 2012.10.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    序盤の荒々しさから大飛躍のほっこり展開。 最後のほうは思わず電車の中でうるうる。 九州の方言が可愛くて作品の魅力を高めてる。

    1
    投稿日: 2012.09.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    乃南 アサ 『しゃぼん玉』 (2004年11月・朝日新聞社 / 2008年2月・新潮文庫) 女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返し、自暴自棄な逃避行を続けていた伊豆見翔人は、宮崎県の山深い村で、老婆と出会った。 翔人を彼女の孫と勘違いした村人たちは、あれこれと世話を焼き、山仕事や祭りの準備にもかり出すようになった。卑劣な狂犬、翔人の自堕落で猛り狂った心を村人たちは優しく包み込むのだが……。 涙なくしては読めない心理サスペンス感動の傑作。 昔からどうもこの手の話には弱いようで、ラストではやはり泣いてしまった。 無軌道に生きる主人公の翔人が村人の優しさに触れて変わっていく物語、と書いてしまえばそれまでだが、その類型的になりがちな手垢のついたテーマをここまで真に迫って描いたのが素晴らしい。 主人公、翔人は23歳。これが10代だというなら無軌道に生きていても共感できようが、この歳になっても窃盗や強盗を繰り返しているとなればもうどうしようもないクズである。 実際、冒頭の翔人の行動は唾棄すべきもので、こいつをどうにかするのは無理だな、と感じたものだ。 こんな悪いヤツがころっと善人に寝返る話だったら即、壁本というつもりで読んでいた。 ところが、である。この翔人の心象風景が非常に上手く描かれている。 村人(特にスマとシゲ爺)との関わりによって心変わりもするのだが、ふとした拍子に湧き出てくる翔人の暗い感情描写が秀逸。 一旦足を踏み入れた沼から這い上がるのがどれほどしんどいものなのか・・・、胸が詰まった。 主人公の周りに配置された小道具(といっても人だが)の数々もひとつひとつが丁寧に書き込まれていて、涙を誘うラストに至る信憑性を高めている。 自分が一人の人間の父親であるということの重さを再認識させられた、という意味でも、心に残る一作であった。 70点(100点満点)。

    1
    投稿日: 2012.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公が自分を誤魔化せないと気付けて本当に良かった。やっぱり誰かと一緒にいるって大切なことなんだなぁと改めて思った。

    1
    投稿日: 2012.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何故か泣ける。 お爺ちゃんお婆ちゃんの教えかな。 若者が気付かない身近なこと。 犯罪真理の中にほろ苦さがある。

    1
    投稿日: 2012.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    宮崎県を舞台にしたお話です。 私の大切な人が宮崎県出身と言う事もあり 何となく手にした本です。 私にもシャボン玉の様な時期があったなぁ。。 いつパチンと弾けてしまうかわからない 危うい時期。 電車の中でウルウルしながら読んでいました。 皆に会えて良かったね。 おばぁちゃんにもちゃんと会えて良かったね。 シゲ爺に頭なでてもらいたい!!

    1
    投稿日: 2012.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「人は、いつまでならやり直しが出来る?」 ひったくりを繰り返し、 ついに女性を刺してしまう翔人。 逃避行を続けた翔人は、 ある村に辿り着く。 そして、 ある老婆に出会う。 自分の中の暴力的な部分、 墜ちていく感情と状況。 翔人が、 今までの自分と これからの自分に 擦り切れそうになりながら 少しずつ変化をしていく部分に 胸が苦しくなりました。 でも犯罪は犯罪。 翔人の葛藤と、 おスマじょうの息子とのやり取り シゲ爺の言葉 美和の隠していた秘密 とにかく面白かったー。 すこしホロリときました。 シゲ爺、おスマじょうに会いたい。

    1
    投稿日: 2012.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    人間のクズみたいなのが、更生する話。シャボン玉のようにふわふわと生きて、すなわち、親にも縛られず、学校にも仕事にも縛られず、ほぼ完全に自由だけど、お金からは自由になれず、ひったくりやコンビニ強盗を繰り返しながら、パンとはじけて短い命で消えるのかと思いきや、偶然から、田舎でのつながりの多い生活に、束縛の多い生活に、生きる意味を見出し、更生する話。たった3年の服役というのが納得できなかった。この腐れ外道が世の中に与えた損害がたった3年か?短すぎるので☆2つ。それから、もう一人、人間のクズが登場するけど(ばあさんの息子)、こっちは、もう年なのに、ばあさんにまだたかっているということで、切り捨てられている。単に若いというだけで、可能性はあるということなのね。差別じゃないかい、これ?

    1
    投稿日: 2012.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    流れが非現実的かな~。田舎のひとたちをいいひとに扱いすぎ。終盤の女の子必要だったかな?知り合いに泣けると言われ読んでみたが泣く箇所はなかった。

    0
    投稿日: 2012.07.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ひったくり等の犯罪を繰り返す男の子が逃亡先の山深い田舎で老婆と知り合い、一緒に暮らすうちに改心していく話。田舎の情景と優しい村の人々、特にスマ婆さんとシゲ爺がよく書かれていて、主人公の心境の変化が自然に感じられる。純粋にイイ!と思える作品でした。

    1
    投稿日: 2012.06.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    不覚にも電車の中で涙を目薬で誤魔化す羽目になった作品。こんな単純などこにでもある話なのに。あらすじだけ書いたらおそらく誰も読まなくなっちゃうような話。(あらすじ)窃盗や引ったくりの常習の若いやつが、逃亡先の過疎の村で、年寄りたちと生活をしていくうちに改心していくというだけの話。しかし、作者の文章力はすごい。どんどん引き込まれて最後は目薬の世話になる羽目になること必至。

    3
    投稿日: 2012.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前半は退屈だった。いまどきの若者が行き当たりばったりで犯罪を犯している。自己中心的で自己愛的な逆切れの描写も不快に感じた。しかし必要な助走を経てストーリーはラストへ進む。 若者が身分を隠して、見捨てられたような田舎に行きつく。何もない。本当に何もないその場所は「シャボン玉」のように弾けるのを待つだけの若者に変化をもたらす。 帰る場所とそれを守る勇気。ただいまを言うためには必ず帰る覚悟と勇気がいるのだと思った。 これは成長の物語ではない。ふわふわ漂う者達への勇気の物語だ。 感涙必至。

    1
    投稿日: 2012.04.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    若者が自分の人生をしゃぼん玉のようー何処に行くのも社会に流され、そのうち突然パッと消えてしまうーなものだと評しながら、引ったくりや強盗をして生活していた。 そのうち被害者にナイフを刺し、もしかしたら殺してしまったかと思いながら、さまよっているうちにひょんなことから、老婆と生活をともにするようになる。 そして、この若者は自分の人生をリセットして終わる。 こういう終わり方は好きだ。

    1
    投稿日: 2012.03.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    行くあてもなく、将来の希望なんてものもさらさらもたず、 金が無くなれば通り魔的な強盗を繰り返してきた主人公が、 ひょんなことからひとりの老婆と出会い、共に暮らすようになる。 まぁ、想像通りの展開ではありましたが、エピローグでは泣かされました。笑 本当に、全ての犯罪者にこのような機会があれば、と、思わずにはおれません。 性善説を唱えるわけではないですが、 こういった自暴自棄から派生する犯罪は少なくないと。 たいした動機や理由もなく、身勝手に、場当たり的に人を傷つけてしまうこと。 人の痛みがわからないこと。 隣にある命の暖かさ、重み、かけがえのなさ、すべてがよくわからないこと。 自分に負けること。 原因は無数にあるだろうけど、そこにはそこはかとなく『淋しさ』が漂う。 自分を見ていてくれる人。 認めてくれる人。 叱ってくれる人。 許してくれる人。 待っていてくれる人。 罪を犯す時、罪を償う時、頭の片隅にちらつく『誰か』がいること。 悲しませたくない、失望させたくない、失いたくない『誰か』。 その『誰か』が碇となり、未遂に留まる案件は少なくないのではないか。 そんな『誰か』を知らずに、犯罪者になってしまう人は、あまりにも淋しい。 そう思うと、改めて家族の在りようが問われるのも頷ける気がした。 教育も然り。 『心根』を養う機会を如何にして持つかが重要だ。

    4
    投稿日: 2012.03.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    引ったくりを繰り返し、他人の痛みを思いやることなく、 働きもせず・・・そんな主人公が、とある田舎に流れ着き。。 見知らぬ老婆に孫と勘違いされ・・・。 主人公に反感を持ちつつ読み始めたけど、どうしようもないやるせなさや 田舎の人たちのあったかい感じ、特にばあちゃんとシゲ爺がいいんだな~。 最後、泣きそうになった。

    1
    投稿日: 2012.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初乃南アサ 自暴自棄の生活を送っていたダメ人間が 偶然辿り着いた田舎町の人々によって 真人間に更生する話 本当に町のみんなが優しくて温かい 中でもやっぱりおスマじょうの愛情に 感動します サスペンス要素はほぼなくて さらっと読めるのも良かったです 面白かった!

    1
    投稿日: 2012.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    自暴自棄で何をやっても長続きしない、主人公の伊豆見翔人。 ひったくりや強盗を繰り返し、遂に人を殺めてしまう!? ヒッチハイクをし、逃げるようにしてたどり着いた九州の田舎の村で出逢ったおスマばあちゃんや村の人々は都会に住む翔人にとって、今まで会ったどんな人とも違っていた。 自然に囲まれた、時代に取り残された様な小さな村での近所の人達との交流で翔人の心が少しずつだが変化していく、、、、 シゲ爺の野良仕事を手伝う翔人は人のせいにしない、今あることから逃げないという事を学ぶ。 しかし、自堕落な生活を長年送ってきた翔人はすぐには公正できない、、、 味気ない容器に包まれているコンビニ弁当ばかり食べていた翔人、素朴で温かな手作りのご飯を食べ、汗水流して働く事の心地よさを知る。 当たり前の事を忘れていたなってはっと気づかされる一冊。 ボウはええこというおスマばあちゃんの優しさにじんわり心があたたかくなった。 根っからの悪人なんて何処にもいないんじゃないか、、、 愛情によって人はこんなにも変われる。 一人の少年の再生を描いた、あったかくて、読んだあと清々しい気持ちにさせてくれるそんな物語☆

    4
    投稿日: 2012.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    犯罪に手を染めてた青年が、ひょんな事からど田舎で老婆と出会い一緒に暮らす。老婆と周りの人達によって、自分の道を取り戻していく。主人公が何でも人のせいしていた自分から抜け出し、自分の責任を感じるようになり、過去を清算する。そうなった時、ふと目頭が熱くなった。 そんなに長くないので、割とすんなり読めた。

    1
    投稿日: 2012.02.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    文句なしの★5つ。 泣ける! 宣伝文句には“感動の心理サスペンス”と書かれていて「何のこっちゃ?」と首を捻りながら購入した。 内容は……、“泣ける!”の一言に尽きる。 ストーリー自体は、簡単に言い表すならば「ありきたりな不良更正モノ人間ドラマ」なのだけど……。 とにかく、泣ける!泣かされる! 2010.秋.了.古 ネットの記事で・・・今年(2017年)、実写映画が公開されるとか、されないとか・・・、いや、確かにされるらしい。 楽しみ。 今度、キャスト調べてみよう。

    4
    投稿日: 2012.01.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    女性や老人を狙った通り魔を繰り返した主人公が、ヒッチハイクの途中で山奥の村に迷い込む。そこで出会った老婆の家に転がり込んで生活するうちに刺々しい心が少しずつ人間味を帯びて、自身の罪を償う方向に向かう話。人と人との絆や繋がりのあり方を訴えたかったのだろうと思うけれど、ストーリーとしてはスッキリしなかった。もう少し動きがあったらよかったと思う。そういった点で、別の伝え方があったんじゃないかなあと思った。。

    1
    投稿日: 2012.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    (少々ネタバレに近い一文があります) 『経験していない事は、与える事が出来ない。 でも、経験している事を、与えるかどうかは、個人の裁量』 そんな事を、改めて感じた一冊。 親からの愛情を貰う事が出来ないまま大人になってしまった青年は、安易な犯罪に走ってしまう。そんな逃走生活の中で、ひょんなことから山奥の村に住むお婆ちゃんと同居生活をすることになり、多くの愛情を受取り、自分自身の今までの人生の「落し前」をするに至る そんな小説。 「戦時中は、愛情が無かったら子供を育てることなんて出来ない。そうやって、愛情をかけて育てた子供が親になって、どうして虐待や、育児放棄等 愛情を受け渡す事が出来ない人になってしまうんだろう」 これは、本文中でお婆ちゃんが話す一文ですが、おそらく実際の事かと思います。 戦争孤児も沢山生まれたでしょうから、血縁関係の有無に関係なく、誰かの愛情を貰わないと生きていくことが出来なかった子供たちも沢山いたと思います。もちろん、その愛情の大小には差はあったでしょうが… 1回受け取った事がある事であれば、それを次の世代へ、自分の周りへ渡して行く事は、出来なくはない事かと思います。 もし、それを渡す事を行わないするのであれば、それは時代が…とか、世間が…とか、環境が…という事ではなく、単に自分自身が渡すという行為を怠っているだけの事。 人が人から愛されると言う経験は、人の人生を大きく変えてしまう位の力を持っているもの。 でも、残念ながら目には見えませんので、相手がきちんと受け取る事が出来たかどうかの確認は、実は容易ではありません。 だからこそ、長い時間をかけて、じっくりと ゆっくりと 焦らずに自分の周りに居てくれる人たち(血縁の有無は関係なく)を愛すると言う事が、とても大切なんだと 改めて気づく事が出来る一冊になりました。

    1
    投稿日: 2011.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    良かったです。展開は想像できたし、実際ありえない感じはありますが、良かった。電車で読んでいましたが、最後のほうは泣いてしまいました。 主人公がごはんを食べて感激するところ、やっとゆっくり寝れたところ、印象に残りました。家庭、衣食住の大切さ。

    1
    投稿日: 2011.11.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    正直、何でも人のせいにする、忍耐力がない、困難なことから逃げ続ける。主人公の内面には辟易。 しかし自分の弱さに向き合うことができて、そこから這い上がるとができた主人公を見ることは、なかなか微笑ましいものがあった。 とまあ思いっきり上から目線から書いてしまったが、自分に少しでも弱いところがあるならば、その痛みと向き会わなければならないときに、この話を思い出すことだろう。

    0
    投稿日: 2011.11.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久しぶりの大ヒット。 ストーリーはよくある話で、展開も予測通りなのに泣ける。感動する。 主人公が田舎の人たちに触れて色んなことを感じてだんだん変わっていく様子がリアルで。 本当はちゃんと生きたいのに、ちゃんとできない自分にどんどん諦めてここまできてしまったっていう感じの主人公の気持ちがすごくよくわかりました。 いろいろあって仕事を休職している時に読んだので、自分も主人公のようにまた一から頑張ろうかという気持ちになれました。 人生諦めたらだめってよくいうけど、簡単に諦めれないから葛藤して悩む。でも何かを変えるにはそれなりのパワーが必要で。 それでずるずる楽な方に流されていってしまう。 でも諦めきれない、どうにかしたいけどどうしたらいいかわからない。 そんな主人公にすごく共感できました。 乃南アサさんの心理描写はやっぱりすごい!! 人生を諦めたつもりはなかったけど、何も変えようとしない今の自分はやっぱり諦めていたんだと気付かされました。

    1
    投稿日: 2011.11.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ベタベタ。 展開がすごーく王道。 でもだからこそ気持ちいいし、楽しく読めた。 そして最後は泣いた。 おばあちゃんものはずるい。そんなの誰だって弱いでしょう・・・ ということで気持ちよく泣かせてくれて、感謝。よかった。 こういうの好きですね。

    0
    投稿日: 2011.11.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    正直、展開は結構序盤でラストがわかる位のベタな展開、けどそんな事はどうでも良いと思えるレベルの作品でした。 大して大きなヤマもないのに全く中だるをみせず、一気に読めてしまい、ラストは心がすー、と晴れました。 「ぼうはええ子」 このフレーズにやられた人は、きっと多いですよね。 耳に残るだけでなく、とても心あったまるフレーズでした。

    0
    投稿日: 2011.10.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    心の病んだ少年が純粋な田舎の人たちに出会い、変わっていく、泣かせる小説でした。 「大切な人に嘘はいかん」、「落とし前をつければ、やり直せる」というのが印象に残りました。 本を読むと少し元気になりました。

    8
    投稿日: 2011.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    泣きました。 読後はじわぁーっと何とも言えない温かい気持ちになれます。 人と人とが出会って、繋がって、支えて支えられて生きる。 これって、なんて素敵なことだろうと。 今更だけど、そしてベタだけど、素直にそう思える一冊です。 生い立ちや環境に恵まれなくても、ひどい挫折を経験しても、立ち直れないと思うほどに裏切られても、人生どこからでもやり直しはきく、と。 そんな、前向きな気持ちになれました。 一生手元に置いて、折につけ読み返したいし、子どもが大きくなったらぜひ読んでもらいたいですね。

    1
    投稿日: 2011.10.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    涙なしには読めない一冊。 想像のつくベタな展開だけれど、まるで実在する町、実在する人物を描写しているかのように自然で、違和感を全く感じさせない。 文章力も素晴らしく、安心して読んでいられる一冊だった。 終わり方もよく、読後感も清々しい。

    0
    投稿日: 2011.10.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     主に電車で読んでいましたが、涙なしには読めない感動本です。人前にもかかわらず泣いてしまいました。  感情の描写がすごく多くて、かつよく伝わってきて入り込みやすかったです。

    0
    投稿日: 2011.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    キレやすく、罪を重ねては日々を投げやりに過ごしている青年が主人公。 映像がくっきりと眼に浮かぶような読みやすい文章で、すらすらページが進みました。 心理サスペンスというより、人情もののような印象。 ありがちなストーリーながらもあたたかく、ラストは爽やか。 個人的には、エピローグはなくても充分だったかな。

    0
    投稿日: 2011.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「もう、しゃぼん玉ではないと思った」 そんなラストで終わるこの小説。 とてもさわやかな気持ちを残します。

    0
    投稿日: 2011.09.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    乃南アサにしては、ハラハラドキドキ感はないのですが、なかなか最後まで読ませます。 こういう爺ちゃん婆ちゃんが出てくる話に弱いんだよねー。

    0
    投稿日: 2011.09.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    若くて愚かで短気な翔人、 宮崎県が四国だと思うってどういうこと?とも思うけど 自分だって若い時は常識なんて無かったよなとも思う そんな翔人が村のお年寄りに出会って変わって行く様に 胸が熱くなりながらも、先のことを考えて不安になる 最後は感動というより、心底ほっとして読み終わった

    0
    投稿日: 2011.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    通り魔や強盗傷害を繰り返し、逃げ続けていた翔人。いつの間にか九州の宮崎県のまで来てしまっていた。 そこで、たまたま助ける形になったお婆さんの住む家に居候。田舎なので、そんなに簡単には出ていけない。しかも、村の人たちにはお婆さんの孫に間違われている。 そんなお婆さんや村の人たちと関わっていくうち、今まで何にしても投げやりでやる気の出なかった翔人が変わっていく。 やっぱり人には愛情が必要なのか…そして、その愛情の形とは…? 人と人の出会いには必ず意味がある!そして、人は変わることができる!そんなことを感じることができるお話。

    1
    投稿日: 2011.09.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    (★★★より上の ★★★+ ) そうか、翔人はそんな育ち方をしたのか。 悲しかっただろう。 それだから、何をやっても、いつでも、逃げることしか考えなかったのか。

    0
    投稿日: 2011.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ひったくりを重ね、自暴自棄になり逃避行を続けていた主人公が山深い村へたどり着いた。荒んだ心の青年が山村の婆ちゃんの家に住むことになり、村の人たちとの関わりなど生活が一変する。捨て鉢な生き方から立ち直ってくれるのではないか?若者の成長物語となるか。このような設定と筋立てなのに、決して陳腐にならないのがすごいところです。中盤、ただただ平和な毎日が続くかと思いきや、いくつかの出来事が起こり、一気に読んでしまいました。やはり涙なしには読めなかったです。婆ちゃん、私も会ってみたいな。いつまでも元気でいてね。私も婆ちゃんみたいになれるよう、一生懸命毎日頑張るよ。翔人、これからがんばるんだよ!

    0
    投稿日: 2011.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    期待以上によかった。初読みの乃南アサさんの作品。 途中、主人公が昔の自分と今の変化している自分との間での葛藤シーンではちょっとイラっとしたけど、いい方向に向いてくれてよかった。 田舎の最大限の良さも分かる作品。 後半泣いたけど、読み終えたスッキリ感がなんともいえません!

    0
    投稿日: 2011.08.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公のイズミは本当にサイテーな奴だけど、スマおばあちゃんが最高にいい! あんな田舎があったらいいなーと思うけど、実際に住んでみると田舎から出たいと思うんだろうな。 「ぼうはええ子」っていうフレーズがすごく好き。 電車の中で読んでたので、最後は泣きそうで慌てて本を閉じた。

    0
    投稿日: 2011.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    夏の文庫フェア4冊目。 出会って良かった本です。 文庫フェアに選ばれていなかったら知らないままだったかもしれない…フェアにとても感謝します。 その生い立ちから、ひったくりなどを繰り返し、それでも罪の意識もないような生き方をしてきた青年。 その青年が偶然たどり着いた山奥の村で、ひとりの老婆に出会ったことから人生が変わっていく。 筋としては良くありそうなのですが、この作家の力量だからこそ、ここまでの作品に仕上がったのだと思います。 まず、人間観察が見事。 その人の癖や雰囲気まで描き分け、本当に「生きた人間」を描いています。 「キャラクター」と言っていいような薄っぺらい人物造形ではありません。 人間観察に優れた、ジェイン・オースティンに通じるものがあると思いました。 そして音。 様々な音。 おじいちゃんが煙草をくゆらす時にたてる「ぱっ、ふうっ。」 遠くでチョロチョロ流れる音、 たんたん、たんたん、とリズムを打つもの。 ごう、という風の音。 田舎家にいて聞く雨の音は、都会のマンションで聞く音とはまったく違うのでしょう。 世界に、なんともいえない臨場感を与えています。 それから特にすばらしいのが、方言のまろやかな調べ。 「おスマじょう」が現れた最初のシーンで、もう心を鷲掴みにされてしまいます。  「ええとこ来てくれた。やれ助かった。なあ、ぼう」  「やいやあ、てえしたもんじゃなあ、その、ぼんこう、いうこと聞かすちゃあ」  「どら、そしたら。はよ」 この出会いのシーンはとても秀逸だと思います。 バイクを奪って逃げようと思っている青年に対し、怪我をしたばあちゃんは「ぼう」と呼びかけ、やれ助かった、ととにかく感謝する。 おどおどする青年を、その勢いでついに動かして、ばあちゃんは病院にまで連れていかせる。 ごく自然に、まるで当たり前のように。 二人の会話がテンポよく続いて、どんどん巻き込まれる青年の姿がユーモラスです。 方言あってこそのシーンだと思います。 あらためて方言の良さに気づかされました。 これからもずっと続いてほしい、美しい調べです。 この作品を映画化して、生の方言を聴かせてほしい。 青年は、田舎の純朴な人々に囲まれ、その生活に巻き込まれながら、癒され、そうかと思うと元に引き戻され、荒んだ心と純粋な心を行きつ戻りつします。 実にリアルで生生しい。 出来過ぎた話ではあるんですが、見事な心理描写とリアルに描かれた人物や舞台によって、あまりそれを感じさせません。 都会暮らしが長く、田舎を知らない私から見ると、まるで心地良い幻想の世界のようです。 もちろん厳しい世界なのでしょうが、私が知らない美しいものがそこにはたくさんあるように思います。 今も日本のどこかにあるであろう暮らしが、眩しく感じられます。 優しく包んでくれるのです。 陳腐な言い方ですが、心の乾きを癒してくれました。 こういう小説が読みたかった! 何度も読み返したいです。 他の作品もかなり読んでみたくなったのですが、著者の作品の中では「しゃぼん玉」は読後感がいいものらしいです。 同じような感動が得られないにせよ、著者の人物観察力は見事なので、ぜひ読んでみたいです。

    1
    投稿日: 2011.08.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どうなるんだろう、どうなるんだろう、とゾクゾクしながら読み切れる一冊。ストレートに変わろうとしているわけじゃなく、最後の場面まで元の人格も持ち合わせているところがリアルだったなぁ。そして最後の最後が良かった!

    0
    投稿日: 2011.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ひったくり犯の少年が逃亡先の田舎で出会うお婆さんや老人と少年の物語。 自分を受け入れてくれる人がいることを改めて幸せに思える。

    0
    投稿日: 2011.07.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最初のほうを読んでる限りでは、「この主人公が再生するという筋書きは、おとぎ話じゃないと無理でしょ」と思った。それを小説として、このページ数で書くならかなり強引な展開になるだろうなと。 主人公がスエじょうの家に居候したこと、なんだかんだ言いながら近所の人たちの言うことを聞いて働いたことなど、それ自体がおとぎ話と言えば言えるかもしれないけど、それよりも筆者の心理描写の丁寧さのほうにココロをつかまれた。なによりも、体を動かして働くことで人間は変われる、というのは真実だと思うし。 ハッピーエンディングなのもよかった。

    0
    投稿日: 2011.07.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ネットで「泣ける本」と言うことで紹介されていた1冊。 ラストがなんとなく分かってはいるんだけど、予想通り 泣けました。

    0
    投稿日: 2011.07.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    バリツアーお仲間@junjun_777さんオススメの一冊。 いいなあ、こういうお話。 再生の物語。 読み始めたら止まりませんでした。

    0
    投稿日: 2011.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    親からも見捨てられ、通り魔や強盗障害を繰り返す無軌道な若者・伊豆見翔人は、逃亡途中で宮崎の山村にたどり着く。成り行きから助けた老婆スマの家に滞在することになった翔人は、近所の老人シゲ爺の野良仕事を手伝ううちに村の暮らしに馴染んでいくが…。現代の若者の“絶望感”をこまやかな心理描写で描き出す傑作長篇サスペンス。

    3
    投稿日: 2011.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ありきたりな、人の優しさに触れて人は変われるか、というテーマの話しだけど、なかなかよかった。帯に書いてあるような号泣はしないけど。

    0
    投稿日: 2011.05.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    心が洗われる作品。 キーワードは「おばあちゃん」といったところか。 アニメ「サマーウォーズ」でも、似たような感動を覚えたが、 誰かに見守られているという感覚はとても大事なんだと思う。

    0
    投稿日: 2011.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    通り魔や強盗傷害をくり返す伊豆見翔人は、逃亡途中で偶然、宮崎の山村にたどり着く。村の老人たちと暮らすうち、少しずつ心を開いていく翔人だったが……。 * なんか物足りなかった。 もうひと落ち欲しかったかも。

    0
    投稿日: 2011.04.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何の気なしに犯罪を繰り返す青年が、ふと入った小さな村で人の温かさに触れる。 村での出会いは青年の心を 少しずつ変えていくのでした。 最も気に入ったのは、 本当のことを告げる場面。 人として、これから正しく生きてゆく強い決意を感じました。 誰かにおすすめしたい本。

    0
    投稿日: 2011.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人として腐りきってる主人公が、見ず知らずの村人の暖かさに触れる事で更生していく。 書く人によっては、ただの安い話になってしまいそうだけど、本作は芯がしっかりしていて、とても良かった。

    0
    投稿日: 2011.03.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    強盗犯が逃走中、霧の向こうの不思議な町に・・・いや、過疎化が進む寒村へ迷い込む。 生きてない死んでないだけの青年が、だんだん心を取り戻して行く様に泣いた。 いのしし、菜豆腐、食べてみたい。

    0
    投稿日: 2011.03.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2011年 2/26読了 犯罪を犯した青年が、犯罪から逃げて面倒な事から逃げて、人生から逃げて、たどり着いた自分の落ち着く場所。 読んでると、こんな考えの若者が今の時代には多そうな気がする。 何も考えずに犯罪を犯して、捕まるのが嫌だから逃げ出す。 読みながら悲しい気持ちになってしまった。 でも最後に救いが有ります。 欲を言うなら、再会した所まで書いて欲しかった!!!!! あそこまでじゃ物足りない。

    0
    投稿日: 2011.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すぐに真人間になれない、流されやすく揺れ動く翔人、マイぺースのしげ爺や村の年寄の交流。永く自分の腕で生きてきた人にはかなわない。大切に思う人がいる。自暴自棄になりそうな、そんな若者(男の子)にぜひ読んで欲しい一冊。

    0
    投稿日: 2011.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    破壊と再生、と一口にいってもいろいろな再生の仕方がある。不良犯罪少年がふと紛れ込んだ田舎町の人と触れ合うことで人間としてまさしく再生していく。ベタであるかもしれないけど、とてもよくできた物語だった。くるなーと思いながらも、最後のほうはきっちり感動させてしまうあたりこの作家はすごいなーと毎度思う。犯罪者、犯罪被害者、そのまわりのひとたち。人間というのは複雑なもので、ある人にとっては加害者であるその人が、その人を知らない人にとってはただの気のいい兄ちゃんだったりする。犯罪者に再生が唯一可能だとすれば、その人間の過去を一切鑑みず、さらにいい部分を拾い上げてくれるそういう人間がいてくれるかどうかにかかっているのかもしれない。悪が完全に悪だとすれば、迷うこともないのだろうなーと思ったりもした。

    0
    投稿日: 2011.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほんわり心が温かくなる作品。 乃南さんの作品はダークなのが多いイメージだけど、これはなんだかキラキラしている感じ。

    0
    投稿日: 2011.01.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何かで読んだようなストーリーにも感じましたが、ある意味それだけ入り込みやすく、田舎ののどかな風景と人々の温かさに救われるようなそんなお話。 一人の人間が人の温かさによって更正してゆく…”涙なくして読めない”なんぞ良く書かれる最近の本ですが、本当に最後は久々に泣けてきそうでグッとこらえてしまいました。 多くの本を書かれている作家さんですから、他の本も読んでみたいと思わせる意味で4つ。 でも、ストーリーに意外性などはないから、やっぱ3つ。そんな満足度。

    0
    投稿日: 2011.01.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    愛をもって人と接することの大切さを学びました。お婆さんの優しさや愛情で主人公の心が変化していく姿に心をうたれたた。とても心温まる良い作品でした!

    0
    投稿日: 2010.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ストーリーだけ聞くとそんなに惹かれない。よくあるお涙頂戴系。 でも読んでみると話に引き込まれ、主人公の考え方が変わっていくのが本当に自然に感じられた。 心温まるいい話。オススメ。

    0
    投稿日: 2010.10.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    友達に薦められて読んだ本。 罪を犯した少年が行きついた先の 田舎の町で温かい人に出逢い、 気持ち・考え方が変わっていく話。

    0
    投稿日: 2010.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さわやかで温かい読後感が残りました。 出会う人との関わり合いによって人間は善くも悪くもなれる、 あたたかな人とのつながりは大切だと再認識させられました。

    0
    投稿日: 2010.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人間は人の愛が足りないと、荒んでしまう。そして、そんな自分に、自分は気がつかない。 人の温かさにふれ、愛情を注がれると、人間としての感情を思い出す。 そんな暖かい、山奥の素朴で、元気な高齢者たちと、荒んだ少年との、お話。 自分も、山奥で静かに暮らしたいと、思わせてくれた1冊でした。

    0
    投稿日: 2010.09.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    事ある毎にしゃぼん玉をつつきにやってくる カサカサした記憶と赤くてぐっしょりした記憶。 それにいちいち反応してびくびくしながら読み進めた。 ひとりひとりの人物が どんどん愛おしくなってくる。 人間が出来てるなーと思う人も出てくるけれど そういう人だってパーフェクトな訳じゃない。 目をそむけたくなるような過去があったりする。 人間ってこんなもんかもな、と良い意味で思った。 失敗して、忘れて、時々思い出して、苦しんで、また忘れて。 それでいいんだな、と思った。

    0
    投稿日: 2010.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    親から見捨てられ、通り魔や強盗傷害を繰り返す主人公、伊豆見翔人。いつものようにひったくりをしようとして、持っていたナイフで人を刺してしまい、逃亡。辿り着いたのは、宮崎県の椎葉という過疎の進んだ山村。成り行きで助けたスマの家に滞在することになった翔人は、近所のシゲ爺の野良仕事を手伝ううちに、村の暮らしに馴染んでいくが…。 自分のことをちゃんと見ててくれる人がいて、どんな仕事でもいいからちゃんと働いて、豪華ではなくてもおいしいご飯を食べて…そういう日々を過ごせるということは、幸せなことだと思った。

    0
    投稿日: 2010.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公の心情の変化がとても自然に描かれていた。話の筋としてはシンプルでよくある設定なのかもしれないけれど、程良く肉付けされていてひねくれた感情はあまり浮かぶことなく素直に読める。ホッとさせてくれるお話でどんな時でも読める作品。

    0
    投稿日: 2010.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の10ページで自然に涙がでた。 田舎とじいちゃんばあちゃんの優しさに癒されるお話。 (現実の田舎はもっと余所者に排他的で優しくないぞとかリアルな話は脇に置いておく。) 帰れる場所がないときは、それが寂しいとは思わない。 帰れる場所を想って、帰りたいとか寂しいとか思うのは、たぶん幸せなのだ。 読み終えてそんなことを思った。

    0
    投稿日: 2010.07.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2010.5読了。 日々ひったくりや強盗をして過ごして来た青年が、事故を起こして動けなくなっているお祖母さんと関わりになってから自分を見直す話。

    0
    投稿日: 2010.06.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シンプルな話を語りを考えるだけでこうドラマテックにさせるのは作家の技量以外の何物でもない。 一人の青年の主観で語るという小説独特の表現方法を余すことなく使われ、最後の青年の変化を感動的にしている。 テレビドラマのような客観性でこの物語を語っても面白くならないでしょうから。。。 乃南 アサ作品、もっと読みたくなりました。

    0
    投稿日: 2010.04.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    はじめてこの人の本を読んだけど文章力がすごい。 上手い人の文章ってテンポがあってスッと頭に入ってくる。 でも読んでる途中では上手いとか思わなくて、 逆に次に読んだ本に対してコレ読みづれえなあって感じてしまう。

    0
    投稿日: 2010.01.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【あらすじ】ひったくりや通り魔を繰り返す荒んだ主人公伊豆見翔人が逃亡の末たどり着いた九州の山村。そこで出会った老婆スマやシゲ爺との触れ合い、村での生活を通して主人公が更正していく話。 【感想】初めは主人公に全く好感が持てませんでしたが、ラスト間際になってようやく感情移入できました。ありがちなストーリーながら翔人とスマとのクライマックスでは泣けました。 スマやシゲ爺がいい味出しています。

    0
    投稿日: 2009.12.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    荒んだ青年の改心劇。 …というか、原石が光を取り戻したのかも。 青年と、1人のおばあちゃんの不思議な関係。 人と人との繋がり、お互いの干渉による、日々の変化が微笑ましい。 キレイごとだけではなく、伴なう苦しみと、罪の代償も思い知ります。 それらを開き直るか、乗り越えるか、 少しの勇気と優しさが込み上げてくる作品です。 クライマックスから読み終えた後、心がキュッとなりました。 ホッカイロなんていらないゼ。 親孝行、しないとな…(´・ω・`)

    0
    投稿日: 2009.12.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やけっぱちの男が田舎で心を癒されていく話。良い話だった。でも良い話すぎてなー、というひねくれた気持ちもある。エピローグはいらないんじゃないかなあと思うの半分、いやいやあってよかったよという気持ちが半分。

    0
    投稿日: 2009.11.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    −あらすじ− 女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返し、 自暴自棄な逃避行を続けていた伊豆見翔人は、 宮崎県の山深い村で、老婆と出会った。 翔人を彼女の孫と勘違いした村人たちは、あれこれと世話を焼き、 山仕事や祭りの準備にもかり出すようになった。 卑劣な狂犬、翔人の自堕落で猛り狂った心を村人たちは優しく包み込むのだが・・・・・。

    0
    投稿日: 2009.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小説では、けして珍しくない類の物語 だけれども まったくあきることなく、一気に読まされた。 そして、ラスト 電車のなかで、号泣。 嗚咽がでそうなくらい。 ばあちゃん系の話は・・・弱いね・・・

    0
    投稿日: 2009.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あたし、こういう「不良青年が素朴な田舎の暮らしに触れて更正する」みたいな感じの小説好きです。小説というか原作のパソコンゲームしか読んでいないけれど、大好きな「ひぐらしのなく頃に」も、主人公はそんな過去があったし。さてさて、引ったくり常習犯の伊豆見翔人。すべてにおいてやさぐれてて、すべてにおいて逃げ腰で生きてきた。人殺しても何とも思わないような、卑劣な人間。あるとき、逃亡の途中で宮崎県の山奥の村にたどりついてしまう。そこでケガをしていたばあちゃんをうっかり助けてしまい、村人にはばあちゃんの孫だと思われて、そしてその村にいついてしまう。そこでは「いずみ」という名を名乗り、村人からも次第に頼りにされる存在になっていくけれど、過去に犯した犯罪が背中にのしかかって…というお話。ばあちゃん、殺されてしまうんじゃないかとヒヤヒヤ。シゲ爺もいいキャラだし、ああこんな田舎に住みたいなあと思わせてくれる。★5つでもよかったんだけれど、タイトルの「しゃぼん玉」がとってつけたような説明調になっていたのが残念で、4つにしておいた。

    0
    投稿日: 2009.07.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった。 どうしようもなく乱暴で、ひったくり、強盗傷害、殺人まで起こしているかもしれないような主人公が人懐こい老人達に頼りにされながら、自分もちゃんとした人生をやり直したいという気持ちを見出す。涙が溢れた。

    0
    投稿日: 2009.07.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こんな田舎存在するのか・・・!! ええしますとも。 県民の目から見ると違った楽しみ方ができました。 確かに那須さんおおいよね。

    0
    投稿日: 2009.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公が、たまに後戻りしながらも次第に更正していく流れが自然でよい。ずっと田舎暮らしはツライけど、帰る田舎があるって贅沢なことだなぁと改めて実感。ラストは電車で読んでいたが、家でじっくり読んで涙したかった。。

    0
    投稿日: 2009.05.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    無駄がない 読みやすい 主人公の成長と叫びに涙がとまらない 自分を「いつかはパチンと消える」しゃぼん玉と表現し ついにはしゃぼん玉ではなくなるまでを書いた物語

    0
    投稿日: 2009.04.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ◆あらすじ◆ 女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返し、自暴自棄な逃避行を続けていた伊豆見翔人は、宮崎県の山深い村で、老婆と出会った。 翔人を彼女の孫と勘違いした村人たちは、あれこれと世話を焼き、山仕事や祭りの準備にもかり出すようになった。 卑劣な狂犬、翔人の自堕落で猛り狂った心を村人たちは優しく包み込むのだが……。 涙なくしては読めない心理サスペンス感動の傑作。

    0
    投稿日: 2009.04.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おばあちゃんとの交流の光景がとても良かった。 でも・・・・・・・・・。 ・・・ひったくりの被害者だった人間としては最初の数十頁の描写は辛い。

    0
    投稿日: 2009.04.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    方言が心に刺さるからか? 無償の愛に嘘がないからか? 後半、涙腺が緩んでしまう。 心がすさんだ時にまた読もう。

    0
    投稿日: 2009.03.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まとも生きてこれなかった少年が人の温かさに触れて人間として成長していく過程が手に取るようにわかり、乃南さんの感情描写のすごさを感じます。 ラストの展開はほっとして読後はほっとした気持ちになりました☆

    0
    投稿日: 2009.03.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久しぶりに休日1日で読みきりました。 すごく定番で使い古されたテーマだと思うのに、やっぱり心理描写が上手い。 綺麗事だけになりきっていないところがよかったなぁ。

    0
    投稿日: 2009.03.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    じっくりと相手を見つめる。 目をそらさない。 そうすれば きっと、 ゆるがない自分を作ることが出来る 「小説はストーリではなく技巧だ」という解説の言葉を実感する作品です。 優しい気持ちがささくれ立った心に染み入ります。

    0
    投稿日: 2009.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    通り魔や強盗傷害をくり返す伊豆見翔人は、逃亡途中で偶然、宮崎の山村にたどり着く。村の老人たちと暮らすうち、少しずつ心を開いていく翔人だったが……。安易に犯罪に走る若者の心の闇に深く切り込む傑作長編サスペンス。 展開は読めるけど、泣ける。泣けます。お婆ちゃんたちの方言がなぜだかとても心地よかった。 これは「サスペンス」なのか??という疑問は残ったけど、読んで損はない。文庫版の表紙より単行本の表紙のほうが内容にはあってると思う。

    0
    投稿日: 2009.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あーーーー・・・乃南アサ、好き!!最高!!読みやすく、入りこみやすく、そして、深くあたたかい。最後もめちゃくちゃ暖かい。「シーバのヤタテのスマ」に会いたい。馬鹿な息子の代わりに謝りたい。(なぜ?) 親孝行したい。イズミ、がんばれ。 「女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返し、自暴自棄な逃避行を続けていた伊豆見翔人は、宮崎県の山深い村で、老婆と出会った。翔人を彼女の孫と勘違いした村人たちは、あれこれと世話を焼き、山仕事や祭りの準備にもかり出すようになった。卑劣な狂犬、翔人の自堕落で猛り狂った心を村人たちは優しく包み込むのだが…。涙なくしては読めない心理サスペンス感動の傑作。」

    0
    投稿日: 2008.12.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「泣ける!」というキャッチコピーが多すぎる今、これほど心に迫る本は他にないだろう。"婆ちゃん"の一言一言が胸に響いて、グッとくる。泣かない人はいない。だって泣いたもん、運転しながら。

    0
    投稿日: 2008.12.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    サスペンス作家のイメージが強い乃南アサのヒューマンドラマ物。 何事にもやる気のない無気力で後ろ向きな青年(翔人)が、 常習としていた引ったくりで誤って人を刺してしまった。 その場を離れるためトラックジャックをするも失敗。 そして翔人は怪我をして動けない老婆(スマ)と出会う。 スマの家でダラダラと暮らしながら、 いつ逃げ出してやろうかと考える翔人。 初対面の翔人を怪しむ素振りもなく親切にするスマ。 そんな二人を孫と祖母の関係と勘違いしている村人たち。 ある日無気力な翔人を見かねたシゲ爺の勧めで、 翔人は山に入って働くことに。文句や駄々をこねながらも、 今までにない心境の変化に気が付く翔人。 そしてある早朝、スマの家に男がやってきた・・・。 若者の本音や習慣を上手く織り交ぜつつ、 現代社会の問題である核家族化を取り入れ、 家族とは。人間らしさとは。と語りかける本作。 ラストまでいっきにひっぱるプロットのうまさは流石。 登場人物も、話がだるくならない絶妙なタイミングで登場する。 サスペンスだけではない乃南アサのひきだしの豊富さがよくわかる作品。

    0
    投稿日: 2008.11.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    宮崎県椎葉村が舞台なだけあって、村人たちの訛りに馴染みやすかった。 初めて読んだ、乃南さん。 また彼女の作品を見ようと思う。 私は、血の滲むような努力を今までしたことがない。 シゲ爺が言うような「逃げない癖」をもうそろそろつけないとなー。

    0
    投稿日: 2008.11.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ひったくりやコンビニ強盗なんかをやって逃げ回っていた主人公が成り行きで一人暮らしのお婆さんのところに転がり込むことになって。もう先読める、でも泣ける、この結末じゃなきゃ駄目なのよ。

    0
    投稿日: 2008.11.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    著者の作品は初めて読んだ。予想外によかった。泣いた。 よくある展開、という感じが否めないので迷って星4つ。

    0
    投稿日: 2008.10.18