
総合評価
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powered by ブクログ夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」にまつわる五つの事件が綴られている短編集。 とても読みやすいので、サクサクっと一気読みしてしまった。 最初から最後まで引き込まれて引き摺り込まれてしまう。 柔らかい語り口と事件の温度差が個人的にとても好み。
0投稿日: 2024.09.30
powered by ブクログ本当〜に面白かった。店に置いてもらってた本を読んだので自宅で参照することができなくて歯痒い。本当〜〜に面白かった。
0投稿日: 2024.09.22
powered by ブクログ昔の名家のお嬢様、使用人達の闇 自分が無知の為に、ピンとこない部分があった。 それでも、じわーっと怖い 読み返して、ちゃんと理解したいという気持ちになる。 きっと、色々拾い損ねている部分があるんだろうと、読み終わった後に頭かかえた。
4投稿日: 2024.09.21
powered by ブクログ「バベルの会」をキーワードにして緩く繫がっている短編集 空気感が仄暗くレトロな湿度をもったミステリーなのが良かった。 とても読みやすい。 全部好きだけど北の館の罪人が今日はいちばん好き。 歴代のミステリーやら純文学やら本の名前がたくさんでてくるからいつか読みたいなぁって気持ちにもなった。
0投稿日: 2024.09.20
powered by ブクログどのエピソードも予想しない方向にいってしまい、読んでいて面白かった そして、雰囲気が良かった バベルの会に入る為にもっと昔の文学の造詣を深めたいな(笑)
7投稿日: 2024.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分の知らない世界を覗くような気持ちで読みました。 ゾクッとするラストもあって、そうそう!これがまさに私が好きなやつ!だと思いながら読みました。 ラストは少し分かりにくかった。
1投稿日: 2024.09.16
powered by ブクログ無垢で残酷な殺人劇短編集。 バベルの会というやんごとなき立場の人が集う読書サークルでゆるく繋がる世界観だけど、短編それぞれ独立して読めます。 この短編集、真面目で優秀、不気味で耽美な女たちが大集合。 個人的には最後の短編が最高に不気味でまったく理解できなくて好きでした。 逃げ惑う羊たちの唇がどんな料理になったのか……。 誰にも感情移入できないのに圧倒的で満足度高いです。さすが。
13投稿日: 2024.09.15
powered by ブクログ以前、可燃物を読んで、次はこの著者の長編を読もうと思って、購入したのですが、こちらも短編集でした(笑)完全に私の不覚です。ミステリー短編は苦手なんですよね。 個人的には可燃物の方が好みでした。本書はそれぞれのストーリーに余白が多く、細部は想像で補うタイプのミステリーです。私の教養不足もあり、補いきれせんでした。 それでもやっぱり、この著者のミステリーはどこか惹かれるところがあります。うまく表現できませんが、綺麗で理路整然としている感じがします。
60投稿日: 2024.09.13使用人たちが奏でる「奇妙な味」
その昔、江戸川乱歩が名付けたのだったか、推理小説には「奇妙な味」と呼ばれるジャンルがある。 論理的な推論を重ねたり、華々しい見せ場や勧善懲悪的なわかりやすいストーリーではなく、何かチグハグでモヤモヤさせて、悪趣味なまでにおぞましくもありながら、どこか滑稽でもあるような。 読後も"何だこれは"と嫌な後を引くのだが、不思議ともう一度ページをめくり直してみたくなる、そんな作品。 本書もそんな味わいの作品群で、自身が誇りとし縁とする拠り所(使用人・管理人・厨娘)に忠実たらんとすればするほど、現実と幻想の境が曖昧になり、やがてある種の狂気に至る。 巻末の解説者は、「玉野五十鈴の誉れ」を最高傑作と絶賛しているが、この中では一番劣る。 やはりタイトルの「儚い羊たちの晩餐」の方が数倍いい。 ある読書グループを除名された話と、成り上がりの吝嗇家の家にやってきた最高の料理人の話が、最初どうつながってくるのかわからないまま読みはじめ、最後に"あぁこう来るか"となる展開は思わず天を仰いだ。 ただこの連作短編、登場人物はどれも異なるが、物語の語り手がすべて女性で、自身のあるいは近親者の殺人の独白となっているのには少し違和感が残った。 物語の底意に、現実の複雑さから逃げ出し、自らの膜の中で夢想に耽る、浅はかで幼稚な女性という蔑みが透けて見えて不快でもあった。
0投稿日: 2024.09.13
powered by ブクログ短編集で一話ごと最後に軽くはっとさせられる1文がある。 想像していたのとは違ったが、読んでいて面白かった。
6投稿日: 2024.09.08
powered by ブクログ令嬢たちのどこか華やかな世界の中で静かにどこか毒々しい闇が広がっていく。だけどそれは誰に責められることもなく静かに過ぎていくところが好き。もう何回もリピートして読んでる。
0投稿日: 2024.09.01
powered by ブクログゴシックミステリーに分類されるのか、こういう重厚な雰囲気の小説はすごく好き。 ただ、最後の一文が味わい深い系の作品は、audibleには向かない。小説で読み直したい。 作品中に出てきたスタンリィの「特別料理」を早速注文。
0投稿日: 2024.08.29
powered by ブクログオチがいい!!!うっすら話が読めても後味悪い!! 「最後の一撃(フィニッシング・ストローク)」に拘ったらしい。めっちゃわかる。 そんな理由で人殺すんだ、というサイコパスみと、殺された人の逆襲がしびれる。 特に好きだったのは「身内に不幸がありまして」「北の館の罪人」かな。 ただ、海外旅行の行きの飛行機で読む本ではない…(笑)と思っていたけど、古い洋館を見学したときにどの部屋も床がきれいな寄木細工になっていて、「これは?!小説の中で使用人が自慢してた床だ!!!!」ってなった。 私は米澤穂信さんの青春系を読んだことがないから、これぞ米澤穂信さん!って感じだった。(振り返ってみたら「満願」しか読んだことなかった) こっち系もっと読んでみたいなー。
0投稿日: 2024.08.20
powered by ブクログバベルの会に何かしら関わりがあった人達の物語。どの物語も読んでいて得体のしれない不安感を抱かされる。そして物語のラストで明かされる悪意や執着、サイコパスな心理。心臓がヒヤッとした。好みではないが面白く読めた。
1投稿日: 2024.08.18
powered by ブクログ一言で言うなら、「サイコパス短編集」。 どんでん返しを求めて手に取りましたが、一編を除いて犯人に全く共感できず、「そうだったのか!」とはなりませんでした。 一方で、同著者作の「インシテミル」同様に数々の古典小説が登場・オマージュされており、読書家の方はより楽しめるのだろうと、己の浅識さを少し残念に思いました。 全体的に陰鬱としていて読後感が決して良くはないという点では、湊かなえさんの作品を彷彿とさせる一冊でした。 「氷菓」や「小市民」シリーズとは真逆の世界観のため、これから読もうとされている方はお気をつけて…!
9投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログ一つの物語かと思ったら、バベルの会を中心とした短編集みたいな感じだった。 羽田空港からの帰りの飛行機(5/19)で読もうと思って買った本だけど、思ったり読むのに時間がかかってしまった。笑 全部ゾクゾクする終わり方で面白かった。特に震えたのは、「北の館の罪人」と「玉野五十鈴の誉れ」だった。記憶を消して読みたいくらいに好き。 やっぱり米澤穂信先生のミステリー作品が好きで好きでたまらない。読み漁ろうと思います。
1投稿日: 2024.08.14
powered by ブクログ図書館にて 素晴らしい 全ての話に一貫性があり、読んでいてだんだん話が繋がっていき楽しかった 文庫本買うぞ!!!
1投稿日: 2024.08.14
powered by ブクログ語彙力がなくて表現できないけど、すごかった。 教養をもっと沢山つけてから出会いたかったとも思うけど、この本を読んで教養をつけるのも良いなと思ったから読んで良かった。
1投稿日: 2024.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
氷菓や春季限定いちごタルト事件など、割と平和な日常ミステリ期待する方には向いてないですが(タイトルが不穏だからわかるかもですが)、本格ミステリーです。 帯の大どんでん返し!というフレーズはミステリ小説の宣伝としてどうなのか…と思いながらも手に取りましたが面白かったです。 個人的にはバベルの会に関連してくるような人は儚い羊なんかではないんじゃないかと思いました。
0投稿日: 2024.08.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全ての章において目上の者に使える召使いという立場から描かれていたのが特徴的で少し古い文体と非常にマッチしていて素晴らしかった。愛読家であり少し夢見がちなお嬢様達が集まる一見とても優雅な「バベルの会」から人間のエゴや目論によって浮かび上がる闇や残酷さが垣間見える。煌びやかで美しい雰囲気を纏う「バベルの会」と邪悪かつ冷酷な人間の欲望の対比に圧倒された。
0投稿日: 2024.08.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
気持ち悪かったーーー(いい意味で)。前情報なく読み始めたので、長編かと思っていたら、バベルの会という読書会を共通とした短編集。文体は少し古く、読書が好きな昭和?のお嬢様と使用人の話で進んでいく。静かに狂っていくお嬢様と使用人の姿と、それに読者が気づかせる瞬間の文章の回収が良かったので、気持ち悪いながらも一気に読んでしまった。アミルスタン羊を検索しようか迷いどころ。
1投稿日: 2024.07.31
powered by ブクログ静かな狂気が流れる暗黒短編小説。 浮世離れした上流階級の人々の生活が舞台。 夢想家のお嬢さまが集う読書会「バベルの会」で繋がる5編の短編集。少女たちの残酷さや邪悪さが静かな文体で綴られていて、這い寄る狂気にゾクっとし後味は悪いが癖になる作品。 どの話もイヤミスっぽい終わりかたで、特に『玉野五十鈴の誉れ』の最後の一文は手が震えるぐらい驚愕した。 読み終えて改めてタイトルの意味を考えると、秀逸で狂気を感じた。 米澤穂信さんのダークで仄暗い世界観に十分浸れる作品。
15投稿日: 2024.07.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読書サークル「バベルの会」を巡る短編集。かと、思っていた。その会員たちが起きた事件を解決していくものだろう、と……。 私の想像は浅はかだった。 「バベルの会」には秘密があった。ぜんぶがこの表題作と繋がっていた、と思ったら背筋がゾッとする。 怪談話も怖いけど、、さまざまな思惑が入り混じり、人を陥れたり罠にかけたり裏切ったり、人間のおぞましくも悲しい感情と想像力が惜しげも無く描かれてる物語も、夏にピッタリな怖い話なのではないかと思う( 'ᢦ' )
3投稿日: 2024.07.24
powered by ブクログ米澤穂信『儚い羊たちの祝宴』読了。記念すべき今年100冊目にして実に自分好みの短編集。ミステリというよりは怪奇幻想小説の類というべきだろうか。儚く、怪しく、恐ろしく、そして美しい。奇書に自分自身が飲み込まれるかのような読後感。これを書けるビブリオフィリアとしての作者に感服。
1投稿日: 2024.07.19
powered by ブクログ「バベルの会」というものが各話に出てくる短編集。 いずれも本好きな自覚のない異常性が面白い。 ただ、丁寧な語り口調がなかなかキツく、読むスピードは落ちないもののちょっと辛かった。 「玉野五十鈴の誉れ」がかなりよかった。 全体的にはどんでん返し系に分類されるが、 目新しい驚きもない。 これに驚けないのは、慣れもあると思うので、 驚けない自分に残念だと思った 洋ミステリー好きには違う楽しみ方もできるかもしれない。
10投稿日: 2024.07.18
powered by ブクログ短編集。 どの作品も、どんな展開になるんだろうと、ワクワクしながら読みました。 またひとり、好きな作家さんが増えました。
2投稿日: 2024.07.10
powered by ブクログサクッと読めるダークなミステリ。それぞれ少しずつ狂気を抱えた登場人物たちが魅力的。ただそのわりには語り口が淡々としすぎているのと、ミステリのタネ自体はシンプルな割にペイオフまでがやや長いうえ、バベルの会という共通項も形式的なものでしかないため個人的には少しだれた。
6投稿日: 2024.07.07
powered by ブクログ帯に惹かれ購入。全て最後の一文であっとなる話でした。特に玉野五十鈴の誉れ、身内に不幸がありまして、北の館の罪人が面白かった。一番は玉野五十鈴かなあ。初めて読んだミステリーで、この本のおかげでミステリーを好きになりました。
1投稿日: 2024.07.05
powered by ブクログこれめちゃ古典ミステリーが好きな人が読んだら何倍面白くなるんだろう!? 個人的には「玉野五十鈴の誉れ」が好きだった。最後の一行えげつない。
1投稿日: 2024.07.04
powered by ブクログ甘美にして残酷、この本にはドス黒い川が流れている。 「バベルの会」を巡る五つの事件がそれぞれ描かれているが、無垢さがいとも簡単に残酷さへとひっくり返る様には作者の巧みさを感じたし、用意されたそれぞれの結末には冷たい笑いすらこぼれた。なかなかの作品である。
4投稿日: 2024.07.04
powered by ブクログアニメ化された「氷菓」でも有名な米澤穂信の短編ミステリー。 各話それぞれダークな雰囲気があり、最後にはそういうことかと楽しく読める。 また全て読み終わった時にタイトルに繋がり気持ちいい。 しかしトリックのようなものはなく、読者の想像に任せる部分もあるためその点は留意が必要。 最近色々読んでて気づいたのが、自分の嗜好として人間の狂気とかを描いたミステリーが好きなのかもしれない。
0投稿日: 2024.07.04
powered by ブクログ一つ一つの物語で、登場人物が変わる短編のような作りなので、ひとつひとつの物語で、そういうことだったんだと納得できるのが良かったです。 ですが、最後で、つながりそうでそんなに繋がらないのが少し残念でした。
0投稿日: 2024.07.04
powered by ブクログ面白いとされる本を続けて読んできただけに物足りなさを感じてしまった。 なんか読書教養がないと面白さを掬い上げる事が難しい作家さんなのかとも思った。 読書初心者の自分が今読むべき作品ではないのかもしれない。
6投稿日: 2024.07.03
powered by ブクログ短編それぞれは非常に面白かったが、これをどんでん返しとして売り出すのは詐欺に近い。 どんな結末が待っているのかワクワクしながら読んだのに、結局繋がりの弱い連作に終わってしまって消化不良。
0投稿日: 2024.07.03
powered by ブクログ毒々しく残酷な5つの物語。1つ目の物語「身内に不幸がありまして」のせいで(お陰で)、ページをめくるのが恐ろしくなってしまう。面白かった。
0投稿日: 2024.07.01
powered by ブクログ文章としては面白く読めたが、自分にはこの作品を十分に理解する教養が足りないのかなと思った。 結局これってどう解釈したらいいの?となった結末がいくつかあった。でも、『玉野五十鈴の誉れ』とか、最後の一文の意味に、解説を読んでから気付くくらいだから、単純に自分の読みが浅いと思う。
0投稿日: 2024.06.26
powered by ブクログ24/06/24読了、2回目 TLでよく言及されるわりに記憶に残っておらず、勢いで購入。身内に不幸がありまして、がホワイダニットで評判だったけれど、なるほどね感。唯一覚えてたのが玉野五十鈴の誉れかなぁ。 ミステリとしては良作だけど好みからはやや外し。
0投稿日: 2024.06.24
powered by ブクログ「バベルの会」なるお嬢様達の読書会にまつわる5つの短篇。 江戸川乱歩を彷彿とさせるどこかカビ臭い様な湿気を帯びた陰鬱な語り口で物語は進められるが、そのどれもが「あぁ、このパターンか!」とミステリー好きを喜ばせます。個人的には玉野五十鈴の誉れの読後、鳥肌が止まりませんでした。大好物です。 そして最後に待ち受ける大落ち。 心地の良い気持ち悪さです。
0投稿日: 2024.06.24
powered by ブクログ短編集 バベルの会が全部にでてくる やばい考えを持った人が多い 最後はホラーでした アミルスタン羊は知らなかったです。
0投稿日: 2024.06.21
powered by ブクログ92点。 気品のある者たちの周りで起こる少し怪しい出来事。 一貫して使いの者が手を引いていた。読み進めていくと展開はある程度読めてくるが、わくわくした。特に一編目の「身内に不幸がありまして」はタイトル回収も鮮やかで良かった。 「玉野五十鈴の誉れ」は最後の一文があまりに鮮やかだった。
1投稿日: 2024.06.20
powered by ブクログお嬢様ミステリオムニバス5編。バベルの会という読書サークルは共通して出てくるが、それぞれ別個のストーリーで進む。 富豪だからこその、逆に短慮とも言える行動、強い意志、お金持ちあるあるな長めの語りを楽しめた。さっと読めます。
0投稿日: 2024.06.18
powered by ブクログどんでん返しと言う帯に惹かれて読んだが、そこまでのどんでん返しはなかったように思う。 でも、どこか残酷で耽美な独特の世界観が面白かった。
0投稿日: 2024.06.16
powered by ブクログ面白かったぁ。 米澤さん初読み。この本、タイトルは知っていて気になっていたがイヤミス系と聞いて二の足を踏んでいた。踏んでいたが、ご縁あり読了。 個人的に、道尾さんの本は読んでいて手が止まらなくなるスリリングさは最高なんだけど、後に残ってしまう。対してこちらの本は、スリリングを味わいながらも後に残らなかったので読みやすかった。 〈以下ネタバレありの感想〉 山荘秘聞は、最後殺してない?お金で解決って事なのかな…? 1番ホラーに感じたのは、玉野五十鈴の誉れだったかなぁ。 誰もが家庭科で習うあのフレーズで背筋が凍るとは…。
16投稿日: 2024.06.16
powered by ブクログバベルの会という読書サークルを介してそれぞれの短編がゆるく繋がっている作品。 何とはなしに上流階級?上品な風潮に思えるが読めば読むほど残酷さ、凄惨さが伝わる作品。 それぞれの思惑とその展開が面白かった。
18投稿日: 2024.06.15
powered by ブクログ楽しみにしてました 期待が大きすぎたかも… 短編ですが、 「バベルの会」と言うサークルで ゆるっと繋がっている 一編ずつラストでハッとされられるが 想像を越えてはこない感じ 上流階級のお嬢様の話が多いが、 あまりに世間知らずでついていけない。 特に4編目の純香 家を出ればいいだけなのに… 五十鈴も助けるならもっと早く… 結末も上記があったのでようやくという感じだし オチの一文はキレイに決まっているけど、 ふ〜んという感じ 帯の「大どんでん返し」が大袈裟だし、 解説の千街さんは4話目が最高傑作と言い、 彼がお勧めしているものは 信用しないことにしました
10投稿日: 2024.06.14
powered by ブクログ2024年 鑑賞作品 No.23 引きつった笑い。 まさにそれを堪能できる作品だろう。 5篇の物語。 それぞれは独立しているが、上流社会、そして「バベルの会」という共通項がある。 登場人物たちは、幸せそうで高貴な世界を慎ましやかに生きる姿を装っているが、しかし、どこか不穏な空気が払拭できない。 そして、各物語の最後の一行には背筋が凍る。 さすが暗黒ミステリーの第一人者たる著者。 その技量には脱帽である。 読み進めていくうちに、こんな結末になるんだろうな、と大概は予想がつく。 しかし、斜め上の衝撃が待っている。 特に、第四話の「玉野五十鈴の誉れ」におけるワードトリックには震撼した。 あの何気ないキーワードが最後の最後にこうも尾を引くのか…とあのときの衝撃は忘れられない。 なお本作品を読む上では、ミステリーに関する教養が求められるだろう。 この本は、一部のミステリーを読んでいる者にしかわからない仕掛けや伏線が散りばめられている。 私自身、本書の前提となっている小説を一つとして読んでいなかったため、頭にクエスチョンマークが随時存在した。 著者の仕掛けに気づける教養が羨ましい…。
2投稿日: 2024.06.11
powered by ブクログ読みやすい、極上の短編集。 ゆるく繋がりがあるのも好み。 ミステリーホラーと聞き、怖いもの見たさで読み進める。 「玉野五十鈴の誉れ」は何故か見覚えがあり、最後の初出を見て、story sellerで読んでいたことに気づいた。 どれも面白かったが、「身内に不幸がありまして」が一番予想外でぞっとした。
18投稿日: 2024.06.11
powered by ブクログちょっと有名なミステリー本の知識があるとより楽しめそうです。自分は知識なかったんですけど、それでもとても面白かったです。ホラー的なゾッとする怖さもありました。
1投稿日: 2024.06.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
バベルの会の周辺で起こる事件たち 現実なのか、はたまた…羊たちの幻想か。 最後まであえてわからないのが不気味でよかった。 固執した考えの人たちだと思って読み進めていたけれど、そういう人って、現実と思想のギャップが生まれた時に、逃げ道をつくるのかもしれない。 あと言葉使いが丁寧で逆に馴染みがなくて読みにくいと思っていたけど、それもバベルの会ありきだったのです。
3投稿日: 2024.06.10
powered by ブクログしばらく離れていた読書の楽しさを思い出させてくれた本。北の館の罪人に2度出てくる「鴨の入っていない雑煮」には深い意味があるのかないのか気になる。
2投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログミステリーだと思って読んだら結構ホラーでびっくりした!でもこの人の作品は構成がしっかりしててすごく好き
3投稿日: 2024.06.04
powered by ブクログ短編集。久しぶりに作者の他作品も読みたいと思う本に出会いました。おすすめです。 おかしな感想ですが読後に動揺しました笑 もう一度読み直そうと思います。 本を読んでいて知らない言葉が出てくるとその場で調べる人多いのではないでしょうか? この本に限ってはそれは読後にしましょう。 ネタバレにならないように最終話について… 主人公は食材たくさん使うこと知ってたよね!
2投稿日: 2024.05.29
powered by ブクログ身内に不幸がありまして これが一番面白かった。最初の作品だったからか、この結末は想像できなかった。 沢山の作家と本がでてきたが、機会があったら読みたい。
3投稿日: 2024.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何度読み返したかわからない作品。 きっかけは模試に「玉野五十鈴の誉れ」が載っていたことだったと思います。 あまりに鮮烈な内容だったため、そのまま学校の図書室で本書を借りて読みました。 今読み返しても、五十鈴の話が頭抜けてインパクトがありますね。 「身内に不幸がありまして」吹子の異常さや、「儚い羊たちの晩餐」で示唆される乙女たちの末路など、衝撃を受ける点は多々あったのですが…… ふと読みたくなる瞬間。ふと本棚の背表紙が目に留まるとき。 いつも思い出すのは五十鈴の口ずさむ歌です。 米澤さんの作品はたくさん読んできましたが、これがいちばん好きです。 私の読書歴の中で、絶対に忘れられない1冊。
5投稿日: 2024.05.28
powered by ブクログどんな話が知らずに読み始めて最初は 「お金持ちの生活が書かれていて退屈だなぁ」って 読んでたけど読み進めていくうちに 「この人ちょっとおかしいな」って思いはじめてからおもしろくなって最後の一行でゾワゾワする 「はじめチョロチョロ中ぱっぱ」 このフレーズが1番怖かった 米澤穂信さん初めて読んだけどおもしろかった
4投稿日: 2024.05.22
powered by ブクログ勧められて初めて米澤穂信さんの本読んだ ミステリーと言うのか‥。 怖いとも違う‥ 感じた事ない気持ち悪さ この本の感想忘れないだろう 読書メモです。 読みやすかった
9投稿日: 2024.05.19
powered by ブクログ主人公が全員お嬢様なので、小説内で使用されている言葉ひとつひとつが綺麗で読みやすいです。 お嬢様学校内にある読書サークル[バベルの会]の周りで起きていく話です。 どんでん返しをクローズアップされて宣伝されがちですが 後味の悪い話と綺麗な語り口で展開していくストーリーがとても好きです。 読書好きになるきっかけになった一冊です。 同作者の満願も読んだのですが、 自分には合わなかったです。
4投稿日: 2024.05.15
powered by ブクログ短編集だけど、それぞれの話がバベルの会で繋がっているという構成。それぞれの話に、ブラックな面白さがあった。 本の帯に書かれていた、「座布団10枚級!大どんでん返し!」で本への期待が上がりすぎたせいで、期待には及ばなかった。 1.身内に不幸がありまして 最後の一行での衝撃がすごい。面白かった。 2.北の館の罪人 オチにだから何?と思ってしまった。 3.山荘秘聞 人を招くためにそこまでするかね?って感じ。 4.玉野五十鈴の誉れ 話の中盤に出たその言葉が、オチに絡んでくるのね!という面白さはあった。 5.儚い羊たちの晩餐 アルミスタン羊。中盤くらいからオチには気づく。
8投稿日: 2024.05.14
powered by ブクログ面白い。意味がわかると怖い話のようなぞくっと感と伏線と、スッキリ感がある。全体的な繋がりはあるけど短編集のようになってるので読みやすい。
2投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログゆるーく世界観が繋がっていて、全体的にいやーなどんでん返しがあるタイプの短編集。読みやすくて通勤中にさくっと読むのにとても良かった! アミルスタン羊という言葉を覚えました
2投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログどのお話も面白くて次が気になって読み進めた! 最後読み終わって…そっかーって感じにw 満願も良かったけどこちらも最後まで楽しめました♪
12投稿日: 2024.05.10
powered by ブクログどの話もオチが秀逸で、読後に感じる物語の世界に落ちるような感覚は唯一無二だと思う。 個人的には北の館の殺人のオチが1番好きかな
2投稿日: 2024.05.09
powered by ブクログ様々な名家のお嬢様を主人公にした5編のストーリーからなる短編集。 それぞれの話に大きな交わりは無いが、「バベルの会」という読書サークル(?)の存在が各話で影響している。 高貴で美しい世界観の中に、ずっと不穏な空気が流れてる違和感、それが最後の一文でブラックな結末と明かされる感じがもはや気持ち良かった。 「玉野五十鈴の誉れ」が特にお気に入り。
2投稿日: 2024.05.09
powered by ブクログサイコパス過ぎるどんでん返しで、結末がどれも予測できなかった。 バベルの塔の繋がりはちょっとゆるいというか、最後までハッキリしないところもあって不完全燃焼感もある。 短編集のようで、最終的に全部が繋がっていく構成は好き。
8投稿日: 2024.05.07
powered by ブクログウーン、天才。5編から成る本作。なんとなく繋がっているけれど、それぞれが独立したお話だと思ってもいい。みな美しく、気品溢れる異常者。解説にもあったけれど、5編の中だとわたしも「玉野五十鈴の誉れ」がいちばんだと思った。というか、あの最後の一文はずるいのでは。圧巻というか、なんというか。もう笑ってしまうしかない。素晴らしかった。拍手です。
2投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログ上流階級のお嬢様方の非現実的な不幸な話、短編5作品。 バベルの会がゆるく各話を繋げているが、もっと驚愕な事実を期待しまっていたので、少し拍子抜けした。
1投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログ上流階級の子供たちが参加している読書サークル「バベルの会」でゆる〜く繋がっている5話の短編集。 独特な世界観のダークミステリー。
15投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログ「バベルの会」という読書サークルをテーマにした 5つの短編により構成されている。 著書の米沢さんは、青春ミステリーモノ 『氷菓』シリーズで有名だが、 その頭で読んでしまうと 度肝を抜かれるかもしれない。 文体は古風、上品なテイストで書かれており、 物語自体もどこか華やかな感じで 進んでいくようだが、 読み進めるにつれて徐々に雲行きが 怪しくなっていく。 そして最後には…… 5つの中でも、 1本目「身内に不幸がありまして」 2本目「北の館の罪人」 4本目「玉野五十鈴の誉れ」 は読後フリーズしてしまった。 重厚な読後感を求めている人に オススメしたい。
12投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログあるサークルの関連した5つの短編。 お金持ちの娘や管理人、世話役など立場それぞれ違っているが必ずサークルに関係している。 小説やことわざなどがでてきて、あまり本を読まない私には理解するのが難しかったです。 大どんでん返しとまでは、言いませんがどの話も最後まで結末がわからずドキドキしました。
2投稿日: 2024.05.04
powered by ブクログ5つのお話のミステリー短編集。 いずれも主人公は若い女性。上流階級で生まれたり付き合うことになっていること、「バベルの会」という読書会と接点があることが共通点。どれもホラー要素があり、後味も気持ち悪かった。ミステリー作品のオマージュがかなりたくさんあるようであったが、私はあまり詳しくなく裏まで読み取れなかった。
1投稿日: 2024.05.02
powered by ブクログ五十鈴のやつめっちゃ怖かった、、これからご飯炊くときの歌がホラーにきこえちゃうやん 毎度毎度読み終わった時にゾッとする。まんがんよりは衝撃とか怖さ薄めだったけど今回も意味がわかると怖い系の話満載だったな。泉鏡花の本とかもっとたくさん本を読まないとと思った。
0投稿日: 2024.05.02
powered by ブクログ上流階級のお嬢様達が集う読書サークル「バベルの会」でゆるく繋がった5篇の短篇。 狭い世界での少女たちの純粋さゆえの残酷さ、危うい暴走に甘美な怖さを感じる作品。 時代設定は書いてないが、多分、昭和初期かな? この時代のお嬢様と女中の設定が好きなんで、読んででホントに浸れました。 「北の館の罪人」の雰囲気が特に好き。 「玉野五十鈴の誉れ」のラスト1行がゾッとした。
10投稿日: 2024.05.02
powered by ブクログ面白かった。浮世離れしたハイソな人々の物語かなと思いきや(まあ、その要素も多分にはあるのだが)、とても人間臭さを感じさせるものでした。 文章も読みやすく、ところどころ趣向が凝らされ、よく作り込まれた短編集だなと思いました。中でも「玉野五十鈴の誉れ」は文字どおり鳥肌もの。 この作家さんの作品は「Story Seller」収録の短編しか読んだことはありませんでしたが、長編も読んでみたくなりました。いい出会いでした。
12投稿日: 2024.04.26
powered by ブクログ静かに狂う女性達にどこか魅力を感じてしまう、そんな一冊でした。 個人的には「玉野五十鈴の誉れ」が好きです。
1投稿日: 2024.04.17
powered by ブクログ最後の解説に「古今東西のミステリを想起させるような設定が幾つも散見される」「読者サイドに一定の読書教養を求める姿勢と言える」とあって、私には読書教養がまるで足りてないからピンとこなかった内容なのかぁと思いました。 5年後くらいに読みなおすか!そしたらもっと楽しめるかもな。 内容は嫌な怖さで、どんでん返しされてました。
0投稿日: 2024.04.15
powered by ブクログ短編なので読みやすい!! しかも全て一応繋がりがあり1日で読了しました。 絵画とか小説の作品名が沢山出て来て、その度に色々調べて読み進めました。 全て序盤での伏線がラストで回収され気持ちいい。 ラスト1行にこだわったとても良い作品でした。
11投稿日: 2024.04.14
powered by ブクログ短編集で、どの話も最後に予想を裏切られ、背筋が凍る結末を迎える。 大どんでん返しを求める刺激好きにはたまらない。
12投稿日: 2024.04.14
powered by ブクログ読みやすい短編集にも関わらず、1話1話の読後の満足感がしっかりとありとても面白い一冊だった。 個人的に好きなのは1話目の「身内に不幸がありまして」と2話目の「北の館の殺人」である。 帯に書いてあった最後の一文でのどんでん返しという紹介に惹かれてこの本を手に取ったが1話目の最後でこういうことかと思わされ、とても印象に残っている。
4投稿日: 2024.04.12
powered by ブクログ美しい語り口調と狂気的な内容のアンバランスさが読んでいて惹き付けられた。短編になっていて文字が苦手な人でも読みやすい1冊。各話の最後できっちり回収させる伏線が良い。「始めちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣いても蓋取るな」の意味が分かったとき、一番鳥肌が立った。
1投稿日: 2024.04.11
powered by ブクログ名家の子女たちが語りあう読書倶楽部「バベルの会」、思慮深いお嬢さまの周辺で起こる殺人事件をつづる連作集。 良家の格式と、自らの世界への欲求との間に立つお嬢さまたち。限界まで極めずにいられない人間の怖さのような話が多いけれど、どんな状況でも品位のある女性主人公のお嬢様言葉でつづられるので、読みやすく読後感も悪くない。 会話に名作ネタが散りばめられているので、読書家ほど面白いのかもしれない。私は半分くらいしかわからなかったけど、雰囲気は堪能した。 登場人物の変動がハラハラする「玉野五十鈴の誉れ」が特に面白かった。
3投稿日: 2024.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
狂気的だった。短編集でそれぞれの話がしっかり面白かった。米澤穂信のいい所が詰まってる。 ただ惜しかったのは私の知識不足。 様々な有名な書籍が出てきていたけど、それが分かればもっと面白かったんだろうな。 「バベルの会」、夢想家と実際家。 初章の「身内に不幸がありまして」から流れは分かったつもりでいたが、毎回驚かされてしまった。 最終章の「儚い羊たちの晩餐」では全てが繋がった気がした。
0投稿日: 2024.04.09
powered by ブクログホラー系ミステリーを初めて読んでみたけど、 2日で読み終わってしまった。 毎回最後のどんでん返しが面白くて癖になる。 内容は残酷なのに、読みながらそれを望み、面白がっている自分が怖いほど。 最後の「儚い羊たちの祝宴」を読んですべてが繋がった。バベルの会の読書会へ行かずに済んだのは、実際家になったからなのか?
0投稿日: 2024.04.04
powered by ブクログ「バベルの会」は上流階級の人たちによる読書サークルだ。サークルのメンバーたちに纏わる事件の短編連作。 場面はお屋敷なので、それだけでもミステリーを感じてしまう。そして犯人はサイコパスかとも思える。それだけに終焉がわかりにくく犯人を読みきれない。動機の意外性によるものだ。想像を巡らせても豪快に空振りしてしまった。 身内に不幸がありまして 宗太も一族だ、夕日は違う。それで読後納得できる。 北の館の罪人 早太郎の妹の詠子がサークルのメンバーだ。やばい。ここで気づいた。・・・しかし豪快な空振りを喫した。 山荘秘聞 あれっ、越智さん?予想外だ。ゆき子がサークルメンバー。騙された。2球目の空振りだ。 玉野五十鈴の誉れ 純香と五十鈴の絆はいかに。凄惨さはこれが一番だった。 儚い羊たちの晩餐 バベルの会が消えた理由がわかる。 「わたしの夢想に捧げられた、夢見る儚い羊たち」 このフレーズの真意がわかった時・・・。 そして、私は豪快な三振だ。 丁寧語で敬体で記述された文章でありながら、内容は全く異なる状況が描かれている。このギャップもサイコパス性を高めている。 連作であり、それが構成上、仕掛けになっているとは。興味深い作品だった。
25投稿日: 2024.04.01
powered by ブクログ狂気。 言葉を挟むことができない狂気。 当たり前に描かれすぎていて、普通の出来事のようで。 バベルの会には私は必要とされないだろうな…もし入れるとなった時の精神状態はどんなものなのだろうか。こわい。
9投稿日: 2024.03.28
powered by ブクログ読書サークル「バベルの会」に関係する5つの物語。 短編のようになっていて、 内容もわかりやすく読みやすい。 読書があまり得意ではない方にも おすすめしやすい1冊。 1章読み上げるごとに「お前ーっ!!!」と驚愕し、 でも『玉野五十鈴の誉れ』だけは 「お前・・・(;_;)」としんみり。 あとがきにもあるが、 登場人物は読者の共感を 拒むように書かれているようで まさにその通りとなっている。
21投稿日: 2024.03.26
powered by ブクログ短編集だがそれぞれの作品に繋がっている部分があり、最終章ではこれまでの作品を通して「そうだったのか」となり、よりゾッとさせられた。 意味がわかると怖い話のような、理解するとわかる後味の悪さが良い。
1投稿日: 2024.03.25
powered by ブクログ短編集なので通勤時間で一章ずつ読めました! ミステリーというよりホラーでしょうか? 雪山の別荘が舞台の話があるのですが、それが中々面白かったです。
9投稿日: 2024.03.22
powered by ブクログそれぞれのお話がゆるく繋がり、そして最後に待ち受ける衝撃…!! 最後の2篇は特にゾクゾクした… 登場する作品がどれも知らないものばかりで、教養のなさを痛感。
13投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログ戦前日本のような雰囲気を舞台に、バベルの会に集まる令嬢達それぞれのお話 語り手の独白調なんだけど、だんだん雲行きが怪しくなりあれ?ん?と思っているうちに事は終わりお嬢様が隣で微笑んでる…ような感覚になる 「身内に不幸がありまして」の『愛じゃなくて忠誠だったら良かったのに』というような台詞に痺れた
2投稿日: 2024.03.13
powered by ブクログ全5編、すべて上流階級の暮らしにまつわる少し歪んで病んだような悩みとその解決。全5編が「バベルの会」という読書サークルに絡みゆるくつながっている。 登場人物の教養がものすごいので、引用・暗喩の小ネタが多く、自分がミステリー精通していたらもっと楽しめたと思う作品。 ただ、知らずして読んでも重要な部分はなんとなく推測できるようになっているので、ストーリーとしては十分楽しむことができる。 本書に出てきた作品(特に翻訳本が多そう)を改めて読んだ後、また戻ってきたい。
4投稿日: 2024.03.12
powered by ブクログ短編集だけど一つのことに繋がりがあった話。 ミステリーファンだったらわかるワードが多いのかなと思いました。 ページ数は三百ページ弱だがら読みやすいかなと思ったけど、結構難しい言葉とか出てくるからたまに?ってなる、
2投稿日: 2024.03.10
powered by ブクログダークな5篇の短編。お嬢様たちの読書サークルを巡る話であるため、作品全体に優美な印象が漂っていた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。
1投稿日: 2024.03.09
powered by ブクログ読みやすい短編集。 お金持ちの人たちを中心に話が構成されているため どこか世間とは価値観や感覚がズレていて 思い切った行動をしてしまう。 そんなサイコホラー的な要素もあり 最後の最後でゾクっとさせてくれる 飽きずに読み終えることができた作品。
4投稿日: 2024.03.08
powered by ブクログわたしとは相性が悪かった…泣 3編ほどがんばったけど、どうにも刺さるものがなくて、読む時間を取らなくなって放置の段階まできてしまったので断念… こういうのも面白いと思えるまでまだまだということですね…。
2投稿日: 2024.03.06
powered by ブクログ美女に殺される男の人ってこんな感覚なのかなって感じだった。骨まで冷えてるのに目を逸らせない、残酷なのに耽美な世界。 夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」を巡る凄惨な事件。ラストが全部衝撃だった。ゾッとする真実なのに、語り手たちが夢想家なお嬢様だからか上品に物語でも読み聞かせるような語り口で、ギャップがすごい。好み、また読みたい。
1投稿日: 2024.03.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編集になってますが、全作品共通の不気味で独特な世界観とオチが最高です。 様々な金持ちの家で起きる出来事が短編になっており、どのエピソードでも何かしらの異常性を含んでおり、そこが良い。 本の帯に『大どんでん返し』と書いてありましたが、この作品の良さはそこメインじゃないかなと思いました、、! 個人的には『北の館の殺人』のオチがかなりゾッとして好きです。
17投稿日: 2024.03.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どの作品も最後にゾクっとさせられる短編集。 様々な語り口だが読みやすく、オチも納得のものばかり。 「北の館の罪人」がすごく好みだった。 最後にわかるもらった絵画の意味。 亡くなったお兄さんが笑っている気がした。
2投稿日: 2024.03.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初は繋がりのない無関係の短編集かと思ったけれど、「バベルの会」によって結びついている短編集だった。 バベルの会は大学のひとつの読書会サークルには違いない。でも参加者の高い地位は生まれた時からほぼ決まっている確実なもので、一般人が紛れ込めるものでもなかった。 そこで良家の子女たちが高い教養を持ってどんな交流をしているのか、読んでいて好奇心は止まらない。 語り手は使用人であったり一族の跡継ぎであったりするけれど、どの短編も読み手をワクワクさせる趣向がたっぷり。清潔に綴られた文章に心地よく翻弄され騙され、この世界観を堪能させてもらった。 特に好みだったのは「玉野五十鈴の誉れ」。ゾクっとさせる面白い短編だった。
2投稿日: 2024.03.01
powered by ブクログ語り口は丁寧なのに、独白や過程に滲み出る仄暗さが味わい深い一冊。米澤穂信さんの暗黒ミステリーはこういうところが面白いですね。大学の読書サークル「バベルの会」をそこかしこに触れさせつつ、5つの物語が展開されます。どんでん返しという言葉で説明するのは少し違うかと思いますが、各物語終盤でわっと襲ってくる感覚は唯一無二ですね。古典の引用など頻繁に行われますが、それらの知識がなくても十分面白いです。巻末でも解説ありますし。 特に面白かったのは、「山荘秘聞」と「玉野五十鈴の誉れ」かな。
2投稿日: 2024.02.24
powered by ブクログブラックなオチが素晴らしい 特に好みだったのが、「北の館の罪人」と 「玉野五十鈴の誉れ」だった 上流階級系の話はやっぱり感情移入しずらいから 苦手、解説読んだら感情移入しずらくする為に上流階級にしてるっぽくて流石だなと感心 感情移入させるだけが作品ではないのだなと知れた
3投稿日: 2024.02.23
