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花酔ひ
花酔ひ
村山由佳/文藝春秋
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総合評価

72件)
3.8
15
24
20
4
0
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    『人は出会うべき相手にしか出会わない』でも神様はときどき、うっかり間違えなさる。組み合わせではなく順番を… ---------- 出会いの順番(タイミング)が違っていれば、また別の幸せな人生があったかもしれないということか。あまりにも切なすぎる。 時の流れに人は逆らえない。その現実を受け入れてどう生きていくのかは自分次第。運命の残酷さ。自分の運命を諦観し覚悟を決めることができさえすれば、自ずから縁を断ち切ることをせずともよいのでは。

    16
    投稿日: 2026.02.17
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    ロウアンドロウが文庫化したことにより、村山由佳さんを深掘りしようと思い少しずつ著書をかき集めて、こちらは村山由佳さん3作目くらい。交換夫婦のような関係、当人たちが全員が納得するのであればそれはそれでいいのではと思いつつ。こんなこと現実にあるのかなと思いつつ。性の価値観が合うというのはとても大事なことなのだなとも思うけど、それほどまでに相性がいい人なんて実際いるのか、、、

    17
    投稿日: 2025.12.14
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    恋愛小説が読みたいなと探していたが、ドロドロのダブル不倫だった。こういった官能小説?は時初めて読んだのだが、バレるかもしれない、バレても、、、と終始ドキドキする場面だった。唯一麻子だけがこの関係をわかっていないというところがキーになっているところも物語を面白くさせているのだと思った。

    2
    投稿日: 2025.10.23
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    ぼんやりした恋愛小説を読んだ反動で、とびっきりのドロドロ泥沼恋愛小説読みたくなって! ・性に淡白な着物屋の奥さん✖️実はマゾど変態旦那 ・幼少期に叔父に性的虐待を受けてSに目覚めたキチガイ奥さん✖️サイコパスオラオラ旦那 ↑この2組の夫婦がそれぞれパートナー交換して泥沼不倫していくお話。 スワッピングする前は2組とも、表面上は普通の夫婦だった。それが、本性を出せる相手になった途端、ここまで欲望丸出しの生き物に変わってしまうものか( ̄O ̄;) 着物屋の奥さん✖️サイコパスオラオラ旦那 の組み合わせは禁断の恋って感じで、ドキドキする。好きにならないようにって考えたらもう好きやんそれ( ・∇・) 一方、もう1組のカップルは 女王様と奴隷で、その対比がまた面白かった!笑 最後、プレイの行き過ぎで女王様に殺されかけて、マゾ旦那が入院したのきっかけにあっさり、それぞれ元の普通の夫婦に戻っていく。カップルの終わり方がひとときの幻想って感じで、普通の恋愛とは違う感じ。 半分ぐらい読んで、この小説の終着点はどこなんやろ?ってぼんやり思ってたけど、まぁそりゃそうか( ・∇・) 初めてこういう小説読んだけど、たまにはアリですね(^ν^)

    5
    投稿日: 2025.10.14
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    ダブル不倫の話。(夫婦同士で不倫しちゃう的な。交換夫婦みたいな) 4人目線で物語は進んでいきます。 テーマは秘めるなのかな?と思いました。 麻子の方は、相手への思いをひたすら秘める感じで。 一方、千桜の方は、性癖を秘めるという感じ。 切なさと、官能に溺れていく様を見ている感じです。 お互い不倫しているのだから、交換しちゃえば?という、簡単なものではなく。 結婚した相手も生活の一部になっているので、いないと困る。そんな中での不倫の話。

    6
    投稿日: 2025.09.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ここ最近読んだ本でいちばんよかった。朝の電車で読むべきではなかった。 全員の性に溺れていく様が、エロい。自分の性癖をはっきりさせなくてはならない。

    0
    投稿日: 2025.09.03
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    着物を扱う店を営む麻子と会社員の誠司 葬儀社の社長娘の千桜と正隆 二組の夫婦が出会ったことで性の欲求が崩れ始める 一方は10代の初恋のように。でも情熱的でもあり心身ともに求め合う 一方は主従関係のように。 麻子の祖母、トシ江が粋でかっこいい。

    1
    投稿日: 2025.08.18
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    W不倫の話だったけど、それぞれが内に秘めていた願望が交差するような構成でよかった。情交の描写が丹念でよく場面が想像できた。

    0
    投稿日: 2025.08.10
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    初めてこういった小説を読みましたが、自分自身も引き摺り込まれるように一気に読みました。 抗いたいのに、もっと欲しい。 自分の感情の中に相反するものがあるからのめり込んでしまうのでしょうか。 たまたま後日、アラーキーさんの本を読んでいたらこの思いを言葉にしていたので、 「殺気と色気もそう。 男性と女性もそう。 とにかく、相反するものが混ざり合っていることが人間の魅力なのさ。」

    1
    投稿日: 2025.03.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やや抵抗ある内容ながらも、さすがの筆力でグイグイ読めた。 官能部分は…直接そのものを書かなくても、こんなに表現できるものなんだな、と。 普段の生活じゃお目にかからないようなプレイが出てきます。 嫌々やめて(本当はしてほしいんだろ?)みたいな展開、嫌いじゃないはずなのに今作ではちょっと引いてしまった…… それぞれ罰をうける、みたいな展開になるけど、1番やらかした感がある女性がどうなったのかイマイチ分からんかったのが消化不良。 メインどころの人達よりも、周りの人達の言葉が印象的だったし、登場人物の仕事内容にフォーカスした部分のほうが面白かった笑

    0
    投稿日: 2024.08.31
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    商売をするためにも。 女癖が悪いと分かっていたとしても、帰宅が遅くなったり知らない香りがしたら不快で仕方ないだろうな。 生きていたからよかったものの、危険極まりない行為の最中に出かける必要はあったのか。

    0
    投稿日: 2024.05.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    終わり方がなかなか衝撃的で驚いた。夫婦同士で不倫し合ってここまでバレないものなのかと思ったが、麻子の鈍感さには呆れた。誠司は最後、鬱になりかけていたがそれは千桜にであったからなのだろうか?そうであったのならば、人の出会いというものは恐ろしいものだと思った。誠司は千桜を神格化していたからこそ、深くのめり込み「この人しかいない」と思い込んでいた。なんだか宗教みたいだなと思った。

    0
    投稿日: 2024.03.03
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    友人から借りた本 エロかったです。久々にこういう本読みました。渡辺淳一さんとか、なんなら団鬼六先生のソフトバージョンみたいな。 ラストは、えええ?みたいな感じでした。 京都とか、お着物の表現は素敵。

    16
    投稿日: 2024.02.04
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    このタイプの小説は相性が悪いのか、はたまた自分に降りかからないからなのか。登場人物の誰にも共感ができない。。。

    1
    投稿日: 2024.01.23
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    昔、YouTubeの企画か何かで、アメリカ人に対して「付き合う前にセックスはする派?しない派?」というインタビューを見た。 そのとき、男性も女性も大半が「する派」で、理由として「身体の相性も大事」的なことを言っていた。 この作品を読んでて過去に見たその動画を思い出した。 性に対してあまりオープンではない日本では、この作品のようなことが起きてしまう可能性は大いにあると思った。 ★印象に残ったフレーズ 「恋だの愛だの、世間じゃまるで美しいものみたいに言うけど、あんなもの、きれいでも何でもない。あたしゃ怖くてたまんなかったよ。自分という女はこれほど身勝手だったのか、我が身が可愛けりゃ鬼にもなれるのかと思ったらさ」

    3
    投稿日: 2023.11.04
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    二組の夫婦が別の相手に惹かれ合う。同じ性癖を持ち求め合う誠司と千桜。お互い心惹かれあい、身体も離れ難く求め合うようになる正隆と麻子。誠司と千桜にはあまり共感できなかったけど、正隆と麻子には一時でもそういう経験が出来たことが羨ましくもあり、反対に知ってしまったが故にこれからは封印して生きて行かなければならないのは辛く苦しく、知らなかった方が幸せだったのかも。もし万が一、自分にこんな出会いがあったら、どうするだろう…と読みながら、複雑に心が揺れる思いがした。まっ、そんな事とは全く無縁の毎日なんだけれども。

    3
    投稿日: 2023.01.03
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    読みたかった本がおかざき真里さんの美麗な装画になっていたので漸く。 苦しい。W不倫ものだけれど読んでしまうのは、不倫を肯定してはいなくて、全員苦しんで業を抱え込む事になるのが丁寧に描かれているから。村山由佳さんの文章は綺麗ですし、今回は片方の夫婦が京都の人ということで京都弁も良かったです。 嫉妬と、不思議な共犯関係に似た感情が沸き起こるのかな。自らのパートナーには埋められない昏い性癖みたいなものをお互いに別の人と埋める。よくわからない感情です。 やってることはだめだと思っても、登場人物に全員嫌悪感を持つことは無いのも村山さんの力量なのか…と思いました。桐谷の愛人の直恵すら嫌いではない。たぶん、誠司が入院してる病院の看護師長、彼女よな。 トキ江おばあちゃんもとても良かったです。自分の着たい服を着る、と思ってても、「装うということは人さまへの心遣い」という気持ちも持っていたいです。 着物素敵だな。お着物を想像するのも眼福でした。

    3
    投稿日: 2021.07.22
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    感応的で猥雑な話…性癖が表向きの自分を狂わせてしまう程に支配的なモノであると言う事、人の心の闇?内なるものの深さ…を想いました。後半は酔ひというより狂ひですね、昼顔を思い出しました。

    2
    投稿日: 2021.07.10
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    2組の夫婦の交叉して合致する性癖、というベースの設定がよかった。性的な表現とそれぞれの心理描写が秀悦。

    2
    投稿日: 2021.06.05
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    偶然であった二組の夫婦 相手のパートナーと自分の性の相性がぴったりだった。それぞれ立派な仕事や肩書きをもった大人なのに、この出会いによって押さえきれない衝動で密会を重ね、狂ったように求めあってしまう。目が話せなくなる。

    0
    投稿日: 2021.05.18
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    満たされた生活、仕事、家族を持ちながらも、溺れてしまう相手との出会い。 獣と人間が違うのは理性があるから。 一度の人生で、魔が差すのも共感できる。そして、そんな経験も味わった上で、自己を確立していく麻子は女性てしても素敵だと思う。

    1
    投稿日: 2021.03.21
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    久々の官能小説。 男性作家のを数冊読んでみたけど、心惹かれるのではなかったのでしばらく遠ざかっていた分野。 こんな風になにもかも捨ててもいいと思えるような体験をしてみたい。 溺れてみたいと感じるような書き方。 永遠に続くような終わり方がよかった。

    0
    投稿日: 2021.03.09
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    挑戦的ともとれるレビューで手にとって、いやあああ後悔(笑) ダメでした、堕ちていきそうな想いに絡め取られます。 あの情念だったり、色んな意味で純情だったり、欲望だったり、頭と体の中で咀嚼しきれない気持ちをもて余します。縁も艶も炎も「えん」ですよね、こんなにも文字が文章が艶やかだと感じたのは初めて。 この四人を是としてはならないのだけれども、この情動をどうしたものか?憧れてもいけない世界、どんなに言葉を尽くしてこの情動には勝てないのだ。 やはり神は見ている「恋愛−己の心から苦しむなり、秘めよ」 #花酔ひ #村上由佳 #官能 #本好き #本好きさんと繋がりたい #小説倶楽部

    0
    投稿日: 2020.01.24
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    軽い気持ちで読み始めた、人生初の官能小説… 読書の幅を広げてくれた貴重な経験でした。 目の前でプレイが実演されているかのような緻密な描写。なだれ込むようにベッド・インする2人の心理をここまで書き綴れるものか…と、感動すら覚えた。

    0
    投稿日: 2020.01.24
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    一気読み。2組の愛の形は、似ているようでまるで違う。片や歪んだ性愛の結びつき、片や運命の相手との性愛。どちらが破綻するかは、言わなくてもわかる。運命の相手か、生活の維持か?どちらを選ぶのが幸せなのかな。余韻のある話。

    0
    投稿日: 2019.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    呉服屋の麻子と葬儀屋の正隆は、故人の着物が縁で惹かれ合う。浮気を疑う誠司と千桜は性の快楽に溺れていく。

    2
    投稿日: 2019.07.09
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    二組の夫婦がお互いの秘めた性癖が合わず、ひょんなことから相手を交換して不倫するような形に。 試しに読んでみたけど、描かれているシチュエーションが特に刺さらないまま「ふーん」という感じで読了。

    2
    投稿日: 2018.03.30
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    恋ではない、愛ではなおさらない、何か―― 浅草の呉服屋の一人娘結城麻子はアンティーク着物の商売を始めた。着物を軸に交差する二組の夫婦。かつてなく猥雑で美しい官能文学。 浅草の呉服屋の一人娘、結城麻子はアンティーク着物の仕入れで、京都の葬儀社の桐谷正隆と出会う。野心家の正隆がしだいに麻子との距離を縮めていく一方、ほの暗い過去を抱える正隆の妻・千桜は、人生ではじめて見つけた「奴隷」に悦びを見出していく…。かつてなく猥雑で美しい官能世界が交差する傑作長篇。 「ほら、よく言うじゃないか。 『人は出会うべき相手にしか出会わない』って。 だけど、神様はときどき、うっかり間違えなさるよねえ」 「何を? 組み合わせを?」 「いいや、順番をさ」 夫婦だからこそ、言えない秘密がある。 身も心も焼き尽くす、ねじれた愛の行方。

    0
    投稿日: 2017.09.18
  • SMに目覚めてしまった男女の行き着く先は…

    村山由佳さん初読みです。 いやぁ、エロいですねー。 女性作家でここまでの描写ができるとはなかなかのものです。 ご本人は実体験があるのでしょうか? 妻の浮気相手が自分の浮気相手の旦那さんって…それって夫婦交換? 夫婦仲は良いのに、ドSとドMの性的嗜好が一致する相手をたまたま見つけてしまった男女が、不貞に走り、酔い、壊れていく、というか壊れすぎ。 SM趣味はないけど、夫婦間に流れる感情には妙に共感を覚えてしまう自分がちょっとコワい。

    0
    投稿日: 2017.05.28
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     本作は『ダブル・ファンタジー』を超える、衝撃の官能世界って帯に記載あり、読んでもいない『ダブル・ファンタジー』よりも凄いっていう言葉に惹かれ手にする。  直木賞作家の官能小説って・・・そういえば以前に、芥川賞受賞作家の官能小説、『薮の中で…ポルノグラフィ』 (徳間文庫)藤沢周著は良かった、何気に良かった さすが芥川賞作家(笑 さて、こちらについては本家、官能小説家の花房観音に負けてます(好みにもよるが)

    0
    投稿日: 2017.05.09
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    引き込まれて一気に読んじゃった。 少なくとも11月22日に読む本じゃなかった…。 いい夫婦の日にW不倫のお話し。

    1
    投稿日: 2016.11.22
  • 黒村山作品です

    他のサイトのレビューには「エロ本」というレビューも多いのですが・・・ 不倫の物語は終着点がないので、ブラック村山の結末は??って楽しみに読み進めることができました。 描写がリアルです(笑)これは不倫した、された経験がないと書けない描写だと思います。 祖母のトキ江さんがいい味出してます。

    7
    投稿日: 2016.09.16
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    文章がとても綺麗。描写が細かく美しく、読んでいてうっとりする。庭の花の描写、着物の刺繍の描写、着物のコーディネートの描写。

    2
    投稿日: 2016.07.17
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    ただの不倫小説ではない 何かを感じました。 性描写が激しい所が、あるが 着物についてのお話が興味深く読めた。 時間が経ったら、また読んでみたい。

    1
    投稿日: 2016.06.10
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    図らずしも2組の夫婦がスワップ行為になったが、男がうまく女に操られているような印象が残る。女よりも男の方が救われない種族だと認識される作品。

    0
    投稿日: 2016.04.13
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    あー、こうきますか!なーるほどねぇ~・・・ いや、ラストが何ともね、へぇ、そうですかw いやー、エロいわ~♪いいわ~♪堪能したわ~www んで、トキ江おばあ様が一番好きだわね、オホホホホっとw

    0
    投稿日: 2016.03.01
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    村山さんの小説は人間の心理をよく描いている。他人に対する恋愛感情が時として不道徳な場面でどのような心情になるのか、その描写ととても上手だ。この作品は村山さんの小説の特徴をよく表している。二組の夫婦がそれぞれ危険な道に進んで行く様、そして一人の人間の粗悪な面は人間の本性をみじみ出るようだ。

    1
    投稿日: 2016.01.17
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    麻子と千桜は何が違うのだろうと、読み終わって考えてみた。最初の頃の印象はよく似たタイプの女性だと感じた記憶があるのに…夫に本音や本性を明かさない?明かせない?女性。 自分はどうだろうとも考えた。 そして次には、夫はどうだろう?私は夫の何を知っているのだろう。。。 結末はちょっと衝撃だった。 麻子がかわいそう…というか、私は麻子にはなりたくない。つらくても千桜がいい。「知ってる」ほうがいい。みんなから、「知らされない」でいるのは耐えられない。

    1
    投稿日: 2015.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    浅草の呉服屋のひとり娘である、結城麻子はアンティーク着物の仕入れで京都の葬儀社の桐谷正隆と出会う事になる。全てはここから始まる。出会わなければ、恋に落ちる事はなかったのではないか。そう思わざるを得ない。運命のいたずらとでも言うのだろうか。桐谷正隆の容姿と京都の言葉にうっとりしながら読了。すごくハンサムなんだろうなと勝手に妄想を繰り広げてしまった。

    0
    投稿日: 2015.09.29
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    久々に一気に読み終えた作品。 文字だけで表現することのスゴさを改めて実感。 想像するっていっても、足りない経験だけではほとんど未知の世界で…いや、それでも読むスピードが落ちなかったのは日本語が奏でる言葉の素晴らしさ。 この主人公たちの溺れた蜜の味は、一人だけでは出逢えぬからこそ、それはそれは甘美なんだろうなあ。 人にはすすめられません。 ふと、手に取って読み進めた人も限られるでしょう。 あっという間に読み終えた作品であり、読み深めていってもまた違う面白さに出会えると思うとまた読みたくなる…私にとってはそんな作品でした。

    1
    投稿日: 2015.09.19
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    愛ほど美しく汚れたものはない。 人間の欲望の汚らしさから見れば、性的描写でさえ美しく感じます。 その汚さこそが人間の美しさなのでしょうか。

    2
    投稿日: 2015.08.17
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    うーん。こういった内容の本だったとは。物語うんぬんよりも官能的な要素が多すぎて辟易。罪悪感であったり、嫉妬やドロドロが皆無だったのが不思議。

    0
    投稿日: 2015.06.29
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    葬儀やの夫の方すき、 あの攻め方はいいなー 妻もいいなあ えろいなあ 主人公は純情すぎ 最後不倫相手を選んでほしかった

    0
    投稿日: 2015.06.28
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    4人の視点から描かれていて、2組の夫婦の話。 自分も同じ視点から見れる立場になってから、夫婦のセックスについてとか色々共感とか考えるものがあった気がした。

    0
    投稿日: 2015.06.04
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    2組の夫婦が相手を変えるとこんなに燃え上がるんだろうか 所詮。秘め事だからなんだろう。 段々エスカレートしていく誠二と千桜 そんなゲームで命までもとられそうにならないと 止められない事もあるんでしょうね。 この後の夫婦の再生?離婚?の続きを読んでみたいと思いました。

    0
    投稿日: 2015.03.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    端的に説明するならば、SとSの夫婦と、MとMのそれぞれしっくり行っていない夫婦が知り合い、お互いの性癖も知ってしまう。しかし、Sの夫とMの妻は『恋』と思い、Mの夫とSの妻は『欲望を消化できる相手』となるところが、この作家さんのよく考えた所だと思う。ともすれば夫婦交換のエロ小説になってしまいそうな物語を、江戸の粋と京都の艶を着物に著してスパイスにしていると思った。 でも、まぁ、アダルト小説でしたけどね。 これはブラック村山の方……とは簡単に判断できない人間の業の物語だったけど、おいコーとかと比べてしまうと分類的にはやはりブラックの方だったかと。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 浅草の呉服屋の一人娘、結城麻子はアンティーク着物の仕入れで、京都の葬儀社の桐谷正隆と出会う。野心家の正隆がしだいに麻子との距離を縮めていく一方、ほの暗い過去を抱える正隆の妻・千桜は、人生ではじめて見つけた「奴隷」に悦びを見出していく……。かつてなく猥雑で美しい官能世界が交差する傑作長編。(裏表紙より)

    5
    投稿日: 2015.02.10
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    本なのに,言葉が,手触りそのものって感じで,官能も伝わるけど,思いも会話も表情も仕草もまるで目の前にその人がいるよう。触れているよう。匂い立つよう。そのせいか,私にとっては主人公の惚れた相手が,ちょっと好きになれないタイプで,いまいち好感を持てなかったのですが(苦笑)。主人公に,こんなおばあちゃんがいてくれてよかったなぁ。神様は組み合わせは間違えないけど,順番を間違えることがある。そう言ってくれるおばあちゃん,すてきだ。

    0
    投稿日: 2015.01.29
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    村山由佳さん、どうしたという感じ。 ダブルファンタジー以降。 これはもはやSFかも。 それはさておき。 自分も誠司のような、、、なのか 人ごとではない気がする。 後ろを何度か振り返ってしまった。 おばあさんの言葉が突き刺さった。

    0
    投稿日: 2015.01.16
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    私が年を重ねるのと同じで、村山由佳も年を重ねている。 それはごくごく当たり前のことで、書く作品が変化していくのも自然なことなのだろう。 それでも、今はまだ『BAD KIDS』のような作品を読みたいと思ってしまう。 『花酔い』の良さがわかるには、まだまだ経験不足なのかもしれない。 もちろん、村山由佳の魅力に溢れた作品であることには、違いない。

    0
    投稿日: 2014.12.16
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    可もなく不可もなく表面上うまくいっていた2組の夫婦が、ふとしたことで知り合いになり、お互いの夫・妻と欲望におぼれていくような不倫の官能ラブストーリー。

    0
    投稿日: 2014.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    昼ドラを激しくした内容だった。 誠司と麻子、正隆と千桜の二組の夫婦が、お互いのパートナーを入れ替えたダブル不倫のような展開で話が進んで行く。 極端なくらい虐げられることで性欲を満たす誠司が、これまた極端なくらい他人を虐げることで自分の性欲を満たす千桜との関係にどんどんと深みにはまって抜け出せなくなっていき、最後には自分の命を落としかけたところで、物語が終わる。 その同じタイミングで正隆と麻子が躯を重ねようとしているときに、誠司が変態プレイで死にかけるという出来すぎた偶然。 夫婦の関係とは何ぞ、ということを考えさせてくれたような気がするが、実際にあったらちょっと怖い気もする。

    0
    投稿日: 2014.12.06
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    話の流れがとても面白かったです。 あれ?村山由佳さん作風変わった? 最近の読んでいなかったから、読みながらずっと感じていました。 麻子さんが、一番まともかな〜。 誠司さんの壊れ方、落ちていく感じ、痛々しかったです。 最後のプレー?あれはキツイ(苦笑) 千桜って名前、素敵だなぁって最初思ったけど 読後、この人最悪って思ってしまいました。 この後、どうなったのだろう? 元さや? いずれにしても、幸せな結末では無いと思います。(^^;;

    0
    投稿日: 2014.11.30
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    帯で『ダブル・ファンタジー』を越える衝撃の官能世界。→はい、越えました!設定も素晴らしく2組の夫婦個々がとても魅力的だった。

    0
    投稿日: 2014.11.19
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    本気の不倫の気持ちが鮮明に書かれていてドキッとするところがたくさんあった。 同じ状況にあるので、自分との葛藤がよく伝わってきて同感する場面がいくつもあった。

    0
    投稿日: 2014.11.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    麻子が何故正隆に惹かれていくのかがよくわからない?? 登場人物の誰にもうまく感情移入できず(T_T) しかし、文章の心地よさは大いに味わえました(*^^*)♪ つて、なんちゅー感想だ(^-^;

    6
    投稿日: 2014.11.05
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    浅草の老舗の呉服屋の娘として育った天真爛漫な麻子と、そんな麻子にコンプレックスを感じる夫の誠司。 かたや京都の大手葬儀屋の娘で典型的な京女の千桜と、婿養子となり次期社長の椅子が約束されている正隆。 お互いにどこか心のひっかかりを感じていた二組の夫婦が些細なきっかけで交わり…。 非現実的なシチュエーションの中にもありがちな男女の機敏が見え隠れしていてはまってしまった。 あれだけの嵐のあとにあっさりと突き放すようなラストを持ってくるあたり、読者に考えさせるような作品だ。

    0
    投稿日: 2014.11.02
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    共感する部分も多く、自分たち夫婦は大丈夫かしら?と考えさせられました(^^; だけど、麻子のおばあちゃんは最高! こんなおばあちゃんになれたらいいな~

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    投稿日: 2014.10.31
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    たまにはこういうのも。xxx以来の衝撃作品にひかれて読んでみたが、今一つでした。先日の二度読み必死同様、ちよと騙されたかな(^^;; 2014/9読了。

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    投稿日: 2014.10.19
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    【『ダブル・ファンタジー』を超える、衝撃の官能小説】浅草の呉服屋の一人娘結城麻子はアンティーク着物の商売を始めた。着物を軸に交差する二組の夫婦。かつてなく猥雑で美しい官能文学。

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    投稿日: 2014.10.17
  • 自分のこと分かってますか?

    単純な不倫の話しではありません。 間違っていない,と自信をもって選択した事柄の根拠がいかに不確かなのか。結婚相手のことが分かったつもりであったり,ましてや自分のことがわかったつもりであったに過ぎないのではないか。 そんなことを考えさせられます。

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    投稿日: 2014.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    村山由佳ってもっと純粋な恋愛小説書いてなかったっけ・・・。 --- 浅草の呉服屋の一人娘、結城麻子はアンティーク着物の仕入れで、京都の葬儀社の桐谷正隆と出会う。野心家の正隆がしだいに麻子との距離を縮めていく一方、ほの暗い過去を抱える正隆の妻・千桜は、人生ではじめて見つけた「奴隷」に悦びを見出していく……。かつてなく猥雑で美しい官能世界が交差する傑作長篇。

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    投稿日: 2014.10.14
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    ストーリー展開、4人それぞれの側からの気持ちをうまく順番に表現していて、ついつい気になる良い構成展開だった。

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    投稿日: 2014.10.04
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    二組の夫婦が揃って不倫する話。 愛が無いわけではないけど夫婦だから一緒にいる、でも日常のフラストレーションを解消するような情事に出会い、歯車の狂っていく4人。 誰にでも訪れそうな話で少しゾッとします。 それにしても相変わらず痒い所に手が届く性描写でした(笑)

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    投稿日: 2014.09.27
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    (14.09.23) 2組の夫婦の話。 歪んだ性癖が絡まり合う。 おいコーの作者とは思えないドロドロさ。

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    投稿日: 2014.09.24
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    お互い出会う相手と順番を間違えたんじゃないのかという2組の夫婦の話。 でも、倒錯した性癖を持つカップルの方は、あれが毎日だったら死んでしまうんじゃないかという嵌りようなので、ちょうど良かったのかも……実際危なかったし。 官能表現がどぎつい場面もありましたが、いやらしさというよりも人間の業の深さを感じた。 この2組の夫婦、結局どうなったのだろうと想像すると、お互いに向き合おうとする場面もあったので、最終的には本来の場所に落ち着いたのかなと……。

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    投稿日: 2014.09.23
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    麻子と祖母トキ江の会話部分が一番面白かった。 不倫の中にも純愛はあってもいい、あってほしい、 ないのか?と、いろいろ考えながら読み進めました。 途中の性愛描写もわかりやすく、それぞれの思いに 頷きながら読んでいましたが、 最後まで読んで、どうしても千桜だけは苦手だな、 と思いました(笑) この人たちは、今後いったいどうなるのでしょう……。

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    投稿日: 2014.09.22
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    切ない。帯に書いてあるような、官能世界という評価よりも、深い人間の業のようなものが見え隠れする話。 誰もが、少しは共感どころのある話ではないだろうか。とりわけ、日本人は、愛し合うことの素晴らしさの優先順位をつけたがらない傾向にあるように思う。

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    投稿日: 2014.09.21
  • 東京と京都、男と女

    あずま男に京女、江戸時代のいい男、いい女を表す言葉と記憶している。 アダルトエデュケーションは、女の立場で書かれていたが、東京の夫婦、京都の夫婦の男女4人それぞれの、心と体のうごめきが、それそれの言葉で書き込まれていく。 その中で、主人公麻子の祖母の発する言葉が非常にいい味で、官能に流されそうな物語を引き締めている。 「人は出会うべき相手にしか出会わない、でも神様はときどき間違えなさる。順番をさ」・・・・・ 松任谷由美がラジオの恋愛相談で話していた言葉を思い出しました。『恋愛に定まったルールはないけど、仁義は守らないといけないと思うよ』 一読をお勧めします。

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    投稿日: 2014.09.19
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    もうタイトルからして惹きつける「花酔ひ」 ページを開くと、目次には、「遊ぶ鬼」「肩越しの闇」「甘い水」…と続き、本当に村山さんの言葉選びが好きだなあと心をくすぐられました。 楽しんでゆっくり読むつもりだったのに、思わず一気読み。 これは、大人の恋愛小説です。大人の恋に、色は欠かせない。下品でなく、ドキドキするような女性の描写に胸がきゅんとします。 今回は着物、京都、葬儀、朝顔などのピースが和の舞台を作り上げています。着物を着る人のあの背筋がすっと伸びる様はいいですね。京ことばもいい。 「装うってことはつまり、人さまへの心遣いをするってことなんだよ」 「粋と野暮の差は数ミリ単位」なんて、麻子の祖母の言葉も胸に響く。 見ちゃいけないものを見たような薄ら暗いものがあるのに、凛とした純粋さが残る。余韻を残さない終わりが、かえって物語を思い返させる1冊でした。

    2
    投稿日: 2014.09.13
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    着物と京都と2組の夫婦の官能の話。 夫婦の関係ってそれぞれなんだろうけど 何が幸せなのかもそれぞれなんだろうか。 2組の夫婦はこの後どうなっていくのやら。

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    投稿日: 2014.09.11
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    私、実は、個人的に、男性作家の書く恋愛小説が苦手なのです。 ましてや、官能シーン等、都合の良い男性目線からの描写に、読む度に、どれだけ「違う!全然わかっていない!」と思った事か・・・。 ところが、女性作家のものだと、やはり、同性だからか、説得力のようなものが、俄然違うのです。 「あー、そうそう、そうなのよ!」と、読みながら、何度も頷いたり。 描写の細やかさだとか、そういったものも、女性ならではな感じがします。 なので、女性作家さんによる官能小説は、結構好きだったりします。 そして、この、『花酔ひ』。 分類的には、官能小説、になるのでしょうが、葬儀業界とブライダル関係という、ある意味対をなす業界の事情を掘り下げつつ、私の好きな着物の世界も描き。 登場する2組の夫婦の、それぞれの心理描写や、様々な情景等も、文学として、非常に価値があると思います。 書かれている事が、今の私にとって、「そう、そうなの!」と、いちいち膝を打ちたくなる程、ぴったりと合うものでした。 これぞ、という相手に巡り合うと、女の体は、驚くほど変化をするんですよね。

    9
    投稿日: 2014.09.09
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    途中で読むのをやめられない、 ものすごい力があった。 ううーーんとりあえずすごい。 ただあと一押しほしい感じ!

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    投稿日: 2014.09.05