最終巻？図書館の館長死亡を皮切りにオクトの周囲から親しい友人が居なくなるラストは切ない。 全員集合のイラストが返って涙を誘う。 エストにアスタリスク、コンユウにもハッピーエンドがほしかった。 ネットではこの後のストーリーもあったが、キリの良い所ではあるし、どうなるのでしょうか？

じつは多くの人に愛され、能力的にも注目されているのに、「混ぜモノ」として忌み嫌われることに慣れすぎて、自己評価の低いオクト。 学生編の最後は、彼女が大きな損失を経験し、人々の思いを知り、そして新たな意思を持って再び歩き出すまでの物語。 図書館長が亡くなる（この人はそれなりに幸せな終わりだったようだが）のをはじめとして、いくつかの悲劇的な別れがある。 だが、これが最終結果ではなく、いつかまた幸せなときを迎えられるという希望を残した終わり方。 だからこそ、オクトも前向きに動き出すことができる。 館長の事情は薄々想像がついたものの、それでも衝撃と感動の展開。