
総合評価
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powered by ブクログ※オーディブルにて聴了 現代×女性のシャーロックホームズ作品。 軽快に聴き進めることができたし、あっという間にストーリーが終わってしまい残念な気持ちになった。頭脳明晰で美少女かつ病弱体質のシャーリーと平々凡々で男に左右されやすいの元軍事医のバディの掛け合いや行動がとても面白い。突拍子もないことが次から次から起こるし、黒幕が近くにいながら何もできないところも続きがどうなるのか気になって仕方なかった。頭脳とお金と権力を最大限に使って悪と対峙する2人がこの先どうなるのかがとても楽しみ。 ⭐︎シャーロックホームズ自体を愛してやまない人からすれば、この作品にダメ出しをしたり低評価を下すと思うが、これはオマージュかつライトノベルであるのでそれを念頭にしっかり置いてから読んでいただきたい。 低評価を下すのであれば、作者のような作品を書いて世に出版してから評価していただきたい。
0投稿日: 2025.10.29
powered by ブクログサクサク読める。 が、女性ならではの距離感や感覚や思考など、男性の自分には共感しきれない部分もあり‥ ハマりきらなかったな、という印象。 女性読者には刺さるものなのだろうか。
0投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ勢いと意地で1日で読了〜! 期待通りの作品!!! こういう話は、想像力という点においては、比較的(多少だが)楽なのだろうけど、それ以上の、期待と、その設定が確かであることが何より求められて、手を出したくないナンバーワン感があるから、もう、すごすぎるなって頭が上がりません。(誰に対しても、ですが) 続きは、読みたくなったら読むかな。 読みやすいし、内容も面白いし、テンポがいい。何より、装丁、そして物語の内容の漂うミステリの雰囲気がたまらない。 うんうん。いいミステリー読みました! ちゃんと、本物のホームズも読まなくては、という反省も書いておきます。
0投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログホームズとワトソンが女性のパスティーシュ。ノリが軽いので何も考えずに読める。ミステリとラノベの間くらい
0投稿日: 2025.03.11
powered by ブクログホームズものは青い鳥文庫を昔読んだ記憶と英国ドラマのSHERLOCKシリーズを見ただけの知識。 それでも知ってる名前は出てくるし、SFだなぁと思う設定もカジュアルに読める文体で面白く読める。 続きもあるようなので間をあげずに読みたいなぁ。
2投稿日: 2024.12.11
powered by ブクログ割と最近シャーロック・ホームズシリーズの原作を読んでいたので、アレンジがきいている箇所が分かるところもあり面白かった。 続きも読みたい というか2つ目の短編で気になるところがあったのでシリーズを読み進めたい。
3投稿日: 2024.11.02
powered by ブクログ小説『シャーロック・ホームズの冒険』と、ドラマ『シャーロック』でしかシャーロック・ホームズに触れたことのない私でも、全く問題なく楽しめた。 いや~おもしろい!たのしい! どちらかと言うとSF的なものや、ラノベっぽいものが苦手なのに、ここまでぶっ飛んでくれるとただただ楽しい。 キャラクターも全て魅力的。私もミセス・ハドソンとミスターハドソンがほしい(笑) あと意外にも、事件の動機やトリックが女性的で良かった。
0投稿日: 2024.10.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
202408/『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』と『シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗』まとめて。二人だけでなく、刑事等も女性化なのは面白いと思ったけど、設定(オリンピック選手・人工心臓・人工知能等々)盛り盛りで、同人誌ノリや百合要素は苦手なので、自分にはハマらずあわなかった。(余談:当方、シャーロック・ホームズ・パスティーシュで圧倒的に好きなのは、新谷かおるの『クリスティ・ハイテンション』『クリスティ・ロンドンマッシブ』です
0投稿日: 2024.09.23
powered by ブクログ性別が逆転した、ホームズ。 シャーロック・ホームズ好きも読んだことがない 人でも楽しめると思います。
0投稿日: 2024.06.08
powered by ブクログ素直に楽しく読んだ。 ホームズもワトソンも現代にいきる女性。 シャーリーの属性が少々ぶっ飛んでるけどそれもまたよかった。元祖「緋色の研究」をもう一度読みたくなった。
0投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログ現代のイギリスを舞台に、女性ホームズと女性ワトソンが活躍するパスティーシュ。 「パスティーシュとして、ちょっと楽しい」「キャラ小説として、かなり可愛い」「冒険小説として、スピード感が面白い」「推理小説として、新鮮だけど惜しい」「女性メインの小説として、一部残念」「でも、次回作が出たら読みたい」かも。
3投稿日: 2022.03.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
女性版、現代版に翻案したシャーロック・ホームズ。 これは原作の緋色の研究を読んでから、あるいはSHERLOCKを観てからだと、より楽しめそうです。 女性へ翻案すると同時に犯行の手口も……女性による女性の、という感じです。 読みやすかったのですが、自分はそれほど合わず。
2投稿日: 2022.03.05
powered by ブクログ最初に1ページのみ漫画があるが、ずっと漫画を読んでるかのような抜群の読みやすさ。 続編ありきの伏線がはられているので、次も読んで評価したい。
1投稿日: 2021.12.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オリンピックに沸くロンドンが舞台の男女逆転シャーロック・ホームズ。シャーリーとジョーの初対面が聖バーソロミュー病院地下の死体安置所だったり、かなりぶっ飛んでいるものの、2012年のロンドン、という現実の舞台からそこまで乖離している感じはしませんでした。 黒髪で白雪姫のような美貌、人工心臓、パラリンピックの代表選手にえらばれるほどの馬術の腕前、姉から大量に送られてくる高価なハイブランドの服を無頓着に着ている、などなど主人公のシャーリーをはじめ過剰なほど設定が盛られているんですが、そこが逆に面白かった。シャーリーの人工心臓っていう設定が、毎日薬を大量に服用しなければいけないということで原典の「薬漬け」という設定をクリアしていたり、医師であるジョーとフラットシェアをする動機を補強していたり、と「飾り」になってしまわずうまく機能していてすごいなと思いました。 シャーリーの「僕には心がない」という台詞も、英語のHeartは「心」でも「心臓」でもあるので、本人は淡々と「心臓がない」という事実を述べているだけ、というふうに読めるところがうまい。 ただ、乗馬に関してはちょっとやりすぎ感もおぼえた……人工心臓という肉体的に大きなハンディがあるので、立ち回りの場面なんかではトップ・アスリートという設定があったほうが説得力が増すと思うんですが、だがしかしオリンピックに補欠出場して金メダルとるレベルなら日常的に乗ってないとダメだろ……! とどうしても思ってしまった。 でもたぶん、万能すぎる電脳家政婦のミセス・ハドソンのほうがツッコミどころは山のようにあるんだろうな……どうやってるのかシステムがまったく謎なままシャーリーの思考と同期している…… シャーリーは「シャーリー・アンドロイド」と呼ばれたり、無機的な印象で描かれているのですが、瞳の色が「ネオンブルー」「スターウォーズのライトセーバーの色」というのが面白い。 あとジョーがジュード・ロウを好きっていうのがかわいい。 「タンポンを使う人間ってバージンじゃない」かどうかはともかく、「彼女はなんの躊躇いも恥ずかし気もなくタンポンを使用できる女性達を蔑視してたんじゃないかなあ。ほんのちょっとの妬みもあったかも」「あの歳までバージンだともう一生男性とそういうことにはならないかもしれないって自分自身に嫌気がさすのもわかるんだよね……すごく」というジョーの推理はグッときました。 今までは「存在しない」と抹殺されてきたそういう女性の孤独感を描いてくれてありがとう、というか。 何はともあれ、電脳家政婦のミセス・ハドソンが毎朝起こしてくれて、221Bの階下のカフェ『赤毛組合』のマスターでもあるミスター・ハドソンがおいしそうなパンケーキとコーヒーを届けてくれる生活は相当羨ましく、読んでいるだけで楽しいです。やはり家事や育児など、社会が女ばかりに押しつけてくる仕事から解放されれば、女の子ふたりでもこんなにのびのび冒険できるんだ、とあらためて思いました。
1投稿日: 2021.02.20
powered by ブクログ話は読みやすくて面白かったです!推理はちょっと私なは難しいところもあったけど、シャーリー-ホームズがかわいい!!
1投稿日: 2021.02.10
powered by ブクログ原作未読です。設定を見て、面白そう!と思って読み始めたので、期待しすぎた感はあります。 設定やトリックは面白いと思います。しかし、なんとなく受け入れ難く感じる箇所がいくつかあり、読後の感想は惜しい…!という感じ。生理の話が出てくることだったり、子供が蔑ろにされていることだったり…。そういったところからくるちょっと嫌だな、という感情が積み重なって、全体としての感想は、いまいち、でした。
1投稿日: 2021.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルが秀逸です。女性ならではの目線ですが、犯行の仕方が微妙でした…それしちゃう!?みたいな…シャーリーのモリアーティとの関係や、ジョーの持ってる情報とは何か?まだ謎は残っているので次巻読むのが楽しみです。
1投稿日: 2020.02.16
powered by ブクログライトな感じの女版シャーロックホームズ小説。 ハイテク過ぎて凄い。 ミステリマガジンで連載中の続編も楽しみです。
1投稿日: 2020.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
現代版、女性版という設定を抜いても、 斬新で面白かったです。 ただ設定が設定なだけに、探偵小説としては弱いです。 作品刊行時はまだありませんでしたが、 昨年ごろHuluのオリジナルドラマで「ミス・シャーロック」という女性版ホームズとワトソンを描いた作品もあり、モチーフとしてのシャーロック・ホームズが人気であることがよくわかります。 この作品では設定が今までになく、SFチックであるのも新しく面白かったです。 ミス・ハドソンがあぁなっているとは……。 そしてやたらとパンケーキが食べたくなります。 事件の動機、凶器、それからタイトルまで、女性らしさが前面に出ている作品だなと思いました。 緋色の憂鬱とは言い得て妙です。 良いところで終わっているのできっと続編があるのかなぁと思うのですが、4年は経過しているようで何時ごろ出るのでしょうか。 出版されたら読んでみたいです。
1投稿日: 2018.11.24
powered by ブクログテレビの「シャーロック」でもそうだったけど、ワトソンと初めて会ったときに経歴を言い当ててしまうくだりが好きで、この本も出だしを立ち読みしているときにこのくだりを読んでハマってしまった。 続きが出てほしいなぁ。
2投稿日: 2018.10.10
powered by ブクログ13:シャーロキアンではないので、どれだけ本書に仕込まれたネタを理解できているか心もとないけれど、女性版・現代版ホームズ&ワトソンのキャラ造形がとても良かった! これ、アイデアの勝利だと思います。レストレードやミシェールも脇役ながらすっごくおいしくて(笑) シャーリーにせよジョーにせよ、まだまだ秘密を抱えているらしいので、続きを早く……!
1投稿日: 2018.10.08
powered by ブクログ10/02/2018 読了。 図書館から。 ジョーなんかすごい人経歴…ってか男性遍歴だな。 これはこれで楽しく読みました。 設定が性別以外にいろいろ付与されてて、面白かったです。
1投稿日: 2018.10.04
powered by ブクログこれは確かにホームズとワトソンが女性でなければならない話だと思った。 殺人のトリックも、その動機も。 さらにいえば、女性作家でなければ書けない(あるいは非常に書きにくいだろう)話だとも感じた。 凶器にあれを選ぶというという時点で男性作家には難しそうだ。 世界一有名な探偵と助手を、単に性別を変えただけでなく、その性別でなければ描けないだろう話を読ませてくれたので、星4つに。
1投稿日: 2018.06.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホームズやワトソンのみならず、主要登場人物が女性。 シャーリーの心臓の設定は、後でモリアーティーでなるほどと納得。 ジョーの仄めかしも気になるので、続編があるなら読みたい。
1投稿日: 2017.04.09
powered by ブクログはー……めっちゃ好き。 あまり肯定的な意見は少ないように見えるけどシャーリーとジョーの関係性、読みやすさ、全て好きです!タンポンネタはなるほどと思いつつ怖かった。笑 早く続編出ないかなぁ、ライヘンバッハ気になりすぎる。
1投稿日: 2017.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
白雪姫のような美貌のシャーリー・ホームズ。 人生の岐路に男がいる、ハーレクイン作家のジョー・ワトソン。 子持ちバツイチの女刑事、グロリア・レストレード。 現代を舞台に女性となったホームズたちが、連続殺人に挑む。 いきなり漫画が出てきてびっくり。 でも、内容もまんま漫画。 ホームズのパスティーシュは読んでみないと気が済まないけど。 彼方此方に散りばめられた原作の欠片は楽しい。 ただ、殺人方法がグロテスク、動機も犯人もエゲツないし、暗澹たる気持ちになる。 ワトソンの過去、ホームズと宿敵、チラチラと思わせぶりに出てくるところがもどかしい。 きっと続編が出るんだろうな。 表紙は素敵なのになあ。 解説のホームズ・パスティーシュたちが圧巻。 懐かしいものもあるけど、知らないものがたくさんー!
2投稿日: 2017.01.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホームズのパスティーシュだ、と図書館で素通りできなかった私。マトモな表紙だったんで騙された。いわゆるジュブナイルです。それっぽい表紙にしてよ〜。つるんと読んでしまった。
1投稿日: 2016.12.04
powered by ブクログ私がシャーロック・ホームズを読んだのは小学生のときだった。 今思えば、かなりグロテスクな面も多いのに 当時はのめり込んで読んでいたものです。 今回、現代に舞台を変え、ホームズもワトソンも女性という設定。 SFチックなところもあるが、科学好きな原作のホームズが現代にいたなら、こういう設定もあるかもしれない。 そして、原作に負けず、こちらもグロテスクな事件。 おもしろさはあったが、まだ物語の始まりという感じ。 いろいろ伏線はあるので、続編もあるのかな? 2人の言葉遣いは、こういうところでは普通なのかな。 ちょっと違和感はありました。 それ以外はぶっ飛んでいて面白かった。 続きがあったら読んでみたい。
1投稿日: 2016.10.29
powered by ブクログ「緋色の二酸化炭素を多く含んだ血が赤みを取り戻して再び僕の体を巡るたび僕は考える。本来なら僕はとっくに死んでいたはずなのにと。あの蜘蛛の女王が正しく司法の裁きを受けていれば僕はこの世に存在することはなかった」 (P.179)
1投稿日: 2016.10.05
powered by ブクログ現代版女性版ホームズ。ホームズ以外も主要キャラは女性。ハドソンさんにいたっては驚きの設定。緋色の研究を元にした本作は内容も女性キャラならではに変わっている。緋色のパンケーキは悪趣味かな。
1投稿日: 2016.03.31
powered by ブクログシャーロック・ホームズのパスティーシュ、登場人物全員女性、というか性別逆転?SHERLOCKより現代ロンドンだったり、原作に沿いながら色々設定を変えてきたりしてなかなか楽しかったが、メイントリックにもあるような女性独特の苦手な部分が…;でも解説にあるように百合でなくてよかった。続編出たら気になります。装丁かわいかった。
1投稿日: 2016.02.11
powered by ブクログ装幀が良い。背表紙で選んだ。 帯ありを見れてないから帯ありのを見てみたいな〜 設定が現代設定のせいかベネディクトカンバーバッヂがホームズ役のドラマシャーロックを彷彿とさせると思ったら、ドラマ見て書いたみたい。納得。 次作も読んでみたい。元々のシャーロックホームズを読んだのって中学生位だからもっかい読んでみよ。そのうちに。
1投稿日: 2016.01.19
powered by ブクログシャーロック・ホームズのパスティーシュ小説なのですが、ホームズ&ワトソンもレストラード警部も原典の主要人物がみんな女性になっているのでした。トリックも殺人の動機も女性ならでは、という感じでおもしろく読めたけれど、全体的にこれはホームズにする必要があったのかな?という感じも。ワトソンの抱えている秘密など、続編があるならいいけど現時点では蛇足に感じてちょっともやもや。
1投稿日: 2015.11.13
powered by ブクログ2015.11.9 読了 簡単に言うと、 ホームズとワトソンのコンビが 二人とも女性にした話。 けど、名探偵ホームズである シャーリー・ホームズが 頭脳明晰で めちゃめちゃ美女ではあるけど、 心臓に難ありで(人工心臓) そのためか 人物的にも かなりな個性的。 「ココロ」がないからか、 話し方も 一切 感情抜きにバッサリ。 人づきあいは できないタイプ。 ひょんなことから知り合う ジョー・ワトソンは これまた頭脳明晰、 軍医として6年奉公してから 訳あって除隊し、 ホームズと同居するに至る。 次々と持ち込まれる事件に いつの間にか 助手のようになるんだけど、 本家の話を そこまで知らない私が読んでも これはこれとして楽しめました! 無感情な シャーリーが ホームズには なんとなく 人間的な感情が わいてくるあたりは お定まりな感はあるけど、 だんだん こちらとしても そのキャラたちを好きになってます。 なのに、この終わり方は何だ!!!! これは 続編あるんだよね。。。。??? (あってくれなきゃ困るんだけど!)
1投稿日: 2015.11.09
powered by ブクログ宣伝によると、「女性化現代版ホームズ・パスティーシュ」とのことで、ホームズはもちろん、ワトソンもレストレード刑事もみんな女性。しかもホームズが乗馬のオリンピックメダリストだったり、ワトソンがティーン小説を書いていたり、家政婦さんがAIだったりする。原典を重んじるシャーロキアンの方にはオススメできない大胆なアレンジ。 世界観に慣れるまでは正直違和感ありまくりで、これだったらあえてホームズの名を冠することなく、オリジナルにすればいいのにと思って読んでいた。あと、そんなに女性ばっかりにしなくてもいいじゃんとも。でも、別物と割り切ってからは結構受け入れられた。 元の「緋色の研究」はだいぶ前に読んだからもう忘れてたけど、結婚指輪とか、ちゃんと原典のキーポイントを押さえてアレンジしているみたい。原典を読み直したらより楽しめたのかもしれない。原典の進行に沿って、その上で別のトリックと真実を用意するのはかなり難しそう。普通に推理小説書くのも大変なはずなのに。 ラスト近くになってシャーリーとモリアーティ教授の因縁が明らかになったり、ワトソンの何やら訳ありな過去を匂わせたり、結構気になる展開になってきたので、もしかしたら続きも読むかもしれない。ワトソンは人畜無害そうに見せかけて、テロ組織のリーダーの愛人やってたらしいし、色々と裏がありそう。 トリックも女性版ならではというか、個性的でおもしろかった。
1投稿日: 2015.10.05
powered by ブクログシャーロックがちらつきすぎてだめだ~ どう読んでもカンバーバッヂが目に浮かぶ 百合なのかもよくわからないしなあ BBCシャーロックのパスティーシュですね
1投稿日: 2015.09.18
powered by ブクログ「久しぶり」 「早かったのね。ちょっと驚いちゃった」 「親切な協力者から、僕たちが先回りしていることは聞いていたんだろう?」 「メールが来たわ。テムズ川を遡られたって。あなた達って本当にすごいのね」 2015/08/19-08/26 2023/05/11-05/16
1投稿日: 2015.08.20
powered by ブクログタイトルの緋色の憂鬱がそう言う事か!と膝をうった。 全体的に女性ならでは設定や事件、トリックでしたねー。 ジョーが予想以上な過去を持ってたり、黒幕とシャーリーの関係がまさに糸のように混んがらがってる。 これが今後どう展開するのか楽しみ!
1投稿日: 2015.08.04
powered by ブクログシャーロックにはまってるだけの理由で手にしたけど、そこそこ楽しめた。様々なぶっ飛び設定を受け入れられたのはシャーロックで免疫できたのと、原作にあまり思い入れがないからかな? 殺人方法がある意味すごくエゲツない。正直よくそんなこと思いついたな、って思う。その方法をとった本当の理由みたいなワトソンの一言が結構ぐさりとくる。これは女じゃないとわからない気がする。
1投稿日: 2015.07.29
powered by ブクログシャーロックホームズの女性版と設定がユニーク。 お馴染みロンドンを舞台に、現代科学とお得意の洞察力を駆使して事件を解決していく。 殺人方法がいかにも女性版という感じ。
1投稿日: 2015.05.24
powered by ブクログカーリー シリーズだけ既読。表紙に惹かれて読みました。 予想より面白かったです。元のホームズをこよなく愛する人にはイメージが違いすぎて受け入れられないかもしれませんが、シャーリーも魅力的ですよ。 ラノベっぽい世界観も描写の緻密さであんまりきになりません。 エログロもないので読みやすいです。
1投稿日: 2015.03.23
powered by ブクログシャーロック・ホームズ&ジョン・ワトソンを女性化、かつ現代版にアレンジした作品。 原作も読んでますが、これはこれでアリ!と思いました。 書き方やアレンジの設定がライトノベルっぽいので、気軽にサクサク読み進められます。 続編もありそうな雰囲気なので、楽しみです(*^o^*)
1投稿日: 2015.03.10
powered by ブクログパスティーシュ、とあります。 ですが私には、ホームズの三次創作に思われます。 あとがきにもあるように、これは元々BBCの現代版ホームズ、「SHERLOCK」にインスパイアされてできた同人誌でした。それを元に新しく書き起こしたのがこの作品です。 作者の高殿円さんがSHERLOCKを観た後にこの作品ができたため、 原作→現代探偵→シャーリー の順で段階を踏んでいると捉えることをお勧めします。また上記の順で読む(観る)方が、キーポイントなどが分かってより楽しめると思います。 私は原作から入ったホームジアンですが、同設定のパロディやパスティーシュがあまり好きではありません(『ベイカー街の亡霊』等)。そういう方にはあまりお勧めしませんが、あらかじめ三次創作だと思っていれば比較的読みやすいと思われます。 舞台は21Cのロンドン。アフガン帰りの元軍医の女性と文字通り電子技術の進歩の上で生を受ける顧問探偵のお話です。
2投稿日: 2015.02.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
女性版シャーロックホームズ。ワトソンもレストレードも女性で舞台は現代のロンドン。ミステリというより設定がSFっぽくなってます。未解決な部分を残してるので、続きがあるといいな。
1投稿日: 2015.02.23
powered by ブクログ面白かった。 タンポンネタはなかなか男には思いつくまい… ただ一つだけ、 「タンポンを使う人間ってバージンじゃないよ」 には、ん⁇ 楽だから脱バージンまで6年、バージンのまま使いましたけど⁇ それは君の個人的見解すぎだろ‼︎ 人間とか、拡大しすぎ〜
2投稿日: 2015.02.19
powered by ブクログシャーロックホームズのオマージュ作品は数多くあり、性別を変えたものもあるかもしれないが、本作は徹底的に女に拘った設定で、正直、男の出番は全くなく、せいぜい、パンケーキを焼くぐらいか心臓手術をするぐらい。ここまで徹底的にやるのであれば、もう少し話を進めていただき、最後までやり遂げてほしい。
1投稿日: 2015.01.24
powered by ブクログシャーロック・ホームズの「緋色の研究」をベースに作られたもの。シャーロック・ホームズ筆頭に性別がオール女性。ついでに現代版なのでシャーロック・ホームズ好きの人からすれば「なんっじゃあこらあ!」と怒られそうな気がしないでもないですが、私はとても楽しみました(※緋色の研究も読了済み) 好みこそあれど、丁寧に作者自身が好きだから書いているんだな~と読み取れるものなのと、比較的入り込みやすい文体だったのもあります。 まぁでも大分斜め上です。予想外でした。色んな意味で。そういう意味も込めて、まずは本屋さんでペラペラと立ち読みして相性を満た上で買うのが良いかと思います。
1投稿日: 2015.01.22
powered by ブクログシャーロックホームズの舞台を現代に移し、女性化したパスティーシュ。 面白い!シャーロックホームズのぶっ飛んだ様子が女性化されていても魅力的。続編に期待。
1投稿日: 2015.01.12
powered by ブクログホームズを現代版にして女性にしたのが今作。 読みやすいし、女性ならではの犯行動機や殺害方法だったりしていろいろと変えてあって面白かった。 ただ、ノリが軽くラノベっぽい雰囲気だったりAIが出てきたりSF感もあるので原典の正統派パスティーシュを求めてる方には向かないと思います。 ドラマのシャーロックを女版にしてSF要素を足した感じ…というと近いかもしれないです。
2投稿日: 2015.01.10
powered by ブクログ2012年、オリンピック開催に沸くロンドン。アフガン帰りの軍医ジョー・ワトソンは、早々に除隊したものの、物価の高さと仕事の無さに鬱々としていた。このままでは路頭に迷ってしまう。そんな折、友人ミカーラからフラットシェアを勧められた。シェアの相手はシャーリー・ホームズ。ちょっと変わった女性だという。 だが実際に会ったシャーリーは、ちょっとどころではなく変わっていた。乗馬服に身を包んだ清楚な美貌、人工心臓を抱えた薬漬けの身体、初対面で経歴を言い当てる鋭い観察眼、死体置き場で寝起きする図太い神経。なにより驚いたのは、彼女が頭脳と電脳を駆使して英国の危機に立ち向かう 、世界唯一の顧問探偵であることだった。 ベイカー街221bで同居を始めて間もなくヤードの女刑事レストレードが訪ねてきた。死体がピンク色に染まる中毒死が続発しているらしい。いまだ無職のジョーはシャーリーに連れられて調査に赴く。それは2人がコンビを組む、初めての事件だった。 シャーロックもワトソンもレストレード警部もみーんな女性のSF寄りシャーロックパロ。ノリは完全に厨二なラノベだけど、テンポいいし読みやすいし、シリーズ化が楽しみ。ジョーがわりとほんとにどうしようもなくて笑える。
1投稿日: 2014.12.27
powered by ブクログ11/27 読了。 百合。ゆるふわミリタリービッチのワトソンと、クーデレお嬢様なホームズ。事件も女性ならではのものになっているし、ホームズに"心がない"ことの意味合いとか、薬漬けな理由とか、モリアーティとの意外な因縁(ここ萌える…!)とか、工夫されていて面白かった。
1投稿日: 2014.11.28
powered by ブクログシャーロックを見てから読んだほうがとっつきやすい。 長編と中編からなっているが、実質1編。 ホームズもワトソンもマイクロフト(名前は違うが)も、モリアーティも女性。 SF的な要素、推理要素、パロディ要素がうまく噛み合っている。 続編を期待。
1投稿日: 2014.11.17
powered by ブクログシャーロックホームズ、しかし登場人物まるっと性別変換、そうして舞台は現代。 恋愛にも未来にも漂う倦怠感とどん詰まりの孤独感、全て変えてくれそうな彼女には「心」がありませんでしたとさ―――。 見目麗しい女性たちの織り成す繊細で割と生々しい百合話。 次回作を期待させる結びにどき。
1投稿日: 2014.11.16
powered by ブクログシャーロック・ホームズのオマージュかつパロディ作品(解説によると「パスティーシュ」と言うらしい)。主要人物が男女逆転していて、舞台は現代になっている。いろんな要素をここぞとばかりにぶっこんできた、というのが全体の感想。「これ以上はもういいよ」となる前にとどめてあって?ホームズファン方面から、この本を手にした私にとってはちょうどよかった。タイトルの「緋色の憂鬱」というのも、この作品ならでは、トリックは尚更。いろいろ聞きたいことがあります。ワトソンはちょいおバカさんで愛嬌があり、ホームズの姉はぶっ飛んでいた。
1投稿日: 2014.11.11
powered by ブクログこれは…これは良い…百合…百合ホームズ良い…。 ホームズもワトソンも女性!すてき!ロマン! 最初はあまりにも女子女子していて女子高ノリだなあ…と思ったけれどもいいよ。どんどんやっちゃってくれ。このノリを進めていって後に「男」が出てきたときの違和感というか異物感が楽しみ。 緋色の憂鬱も出会い編ということで良かったけど、シャーリー・ホームズとディオゲネスクラブとか最高だったからぜひ続きが読みたいなあ…。
1投稿日: 2014.10.17
powered by ブクログドイルの緋色の研究をベースにしたと言うよりも、英国TVドラマSHERLOCKをベースに、映画(イアン・フレミングじゃなく)の007シリーズを混ぜ合わせ、桜庭一樹のGOSICKをふりかけたような感じ。事件名は詩的でないものの方が面白いのだけど。 ひとつだけ気になったのがアパッチ。あのような用途ならリンクスだと思うが。乗れなくは無いと思うけど、英国だしさ。
2投稿日: 2014.10.06
powered by ブクログ高殿円さんのお声がかりで始まった、女性化現代版ホームズ・パスティーシュは、ミステリーマガジンでの企画”禁断の百合ホームズ”となって、『ミステリマガジン 2013年 04月号 [雑誌]』で前編が連載。 ちなみに、百合要素はありません。 本の厚さはそれほどでもないのだが、読みごたえのあるお話です。 ホームズもワトソンも女性なら、レストレードはシングルマザー、犯人ももちろん女性、そして犯行の手口も女性ならではの発想。 事件に関しては男性が読んで楽しいのか、かなり微妙な雰囲気です。 キャラに関しては、謎が多く、続刊が欲しいナ。 http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3982.html
1投稿日: 2014.10.05
powered by ブクログすごく面白かった。 各個人のキャラが濃くて、本の随所に原作を読んだ人なら分かるような小ネタが散りばめられて、読んでいて楽しかったと思う。
1投稿日: 2014.09.24
powered by ブクログホームズ&ワトソンを女性に置き換え、時代を現代に設定したパスティーシュ。とにかくホームズのキャラ設定がぶっ飛んでいて面白いです。ワトソンもなんだか一癖ありそうで、是非ともシリーズ化していただきたいです。
1投稿日: 2014.09.17
powered by ブクログ登場人物の性別を逆転させ、更に舞台を現代のロンドンに移した、ホームズパスティーシュ。ホームズとワトソン、そしてもちろんレストレードも女性です。 2012年、オリンピック開催中のロンドンで、ピンク色に染まった中毒死の死体が連続して発見されるという事件が発生。 、アフガン帰りの退職軍医ジョー・ワトソンと、人工心臓を抱えた美貌の女性シャーリー・ホームズが立ち向かう、謎と活劇の物語。 ベイカー街221bの管理人、ハドソン夫人が電脳的存在になっていたり、レストレード警部が幼い子を抱えたシングルマザーとして頑張っていたり、キャラクターの設定もしっかりしていて、事件のトリックも独創的、ストーリーもひねりが効いていて、とても面白かったです。赤い地に金の装飾のヴィクトリアンな装丁も目を惹く本作、続編希望熱望、ぜひともぜひとも。 作中の追跡劇でジョーがとんでもないアクションを要求されたシーンで、ジョーが心の中で並べ立てる罵り文句がものすっごくおかしかったのでちょっと引用。 "(ファッキンロンドンの物価! ファッキンロンドンの家賃! ファッキン私を雇わなかったバーツの人事! ファッキン私を振った男達!!) お前ら全員ロンドンアイに一人ずつ押し込んで、ミサイルの的にしてやりたいわ。"(『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』140p) うん、最高。
1投稿日: 2014.09.08百合ホームズ(笑)!
英国ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」や米国ドラマ「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」等で現代化したシャーロック・ホームズの物語が流行りですが、さらに一捻り加えてホームズ&ワトソン両方を女性化したのがこの作品。高殿さん曰く、「時代は百合ホームズ!」とのことw。しかもレストレード警部、マイクロフト、モリアーティ教授までもが女性って‥。 ストーリーはホームズとワトソンが出会う「緋色の研究」を元にしていて、原典との違い、共通点、様々なところにちりばめられた小ネタを探すのはもちろんですが、ドラマ「SHERLOCK」1話目の「ピンク色の研究」と比較して読むのも楽しいです。 タイトルの「憂鬱」というのは登場人物が皆女性だからこそのネーミングで、トリックや犯行の動機を考えるとなるほどと思いますが、男性読者は引いてしまうかも‥。 突っ込みたい所も多々ありますが、あまり詳しいことは考えず、女子校ノリを楽しむ感じで読んでみてください。
8投稿日: 2014.09.05
powered by ブクログホームズ好き、シャーロックホームズ好きとしては手が伸びること間違いない。様々な作品のオマージュ的な要素が強い中で、どうやってそのエッセンスが活かされて行くのか、続きに期待したいところ。単体の作品としては、キャラクターと設定を愉しむ要素が強い印象。高殿円さんのテンポのよさと、キャラクターが女性であることのよさは充分堪能できたかな。
1投稿日: 2014.08.31
powered by ブクログホームズもワトソンも女性という設定。 時代は現代にありながら、突飛なSF。 (ホームズは人工心臓で電脳とか・・・) 地続き感を感じないところが残念なところかな。 あと、全般的に女性ネタ(しかも中年女性ネタ?)なため、なんとも溶け込めない部分があった。 その他にもあり得ない設定で、事件の解決に向かう。 『ホームズ』をタイトルに使用する理由は・・・と考えてみると、ファンが喜ぶ名称がふんだんに使われているところで、それ以外は・・・なんだろう? でも、こういったホームズ設定もアリかなと割り切って読めば、様々なキャラも漫画チックでおもしろいかもしれない。 あと、女性にファンが多いのかな? 既に次の巻も計画されているようなので、どうしよ? ---------------- 【内容(amazonより)】 2012年、オリンピック開催に沸くロンドン。アフガン帰りの軍医ジョー・ワトソンは、早々に除隊したものの、物価の高さと仕事のなさに鬱々としていた。このままでは路頭に迷ってしまう。そんな折、友人ミカーラからフラットシェアをすすめられた。シェアの相手はシャーリー・ホームズ。ちょっと変わった女性だという。だが、実際に会ったシャーリーは、ちょっとどころではなく変わっていた。乗馬服に身を包んだ清楚な美貌、人工心臓を抱えた薬漬けの身体、初対面で経歴を言い当てる鋭い観察眼、死体置き場で寝起きする図太い神経。なにより驚いたのは、彼女が頭脳と電脳を駆使して英国の危機に立ち向かう、世界唯一の顧問探偵であることだった。 ベイカー街221bで同居を始めてまもなく、ヤードの女刑事グロリア・レストレードが訪ねてきた。死体がピンク色に染まる中毒死が続発しているらしい。いまだ無職のジョーはシャーリーに連れられて調査に赴く。それは二人がコンビを組む、初めての事件だった。 表題作に短篇「シャーリー・ホームズとディオゲネスクラブ」を加えた、目覚ましい独創性と原作への愛に溢れた、女性化現代版ホームズ・パスティーシュ登場! ———————— 【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】 高殿/円 1976年兵庫県生まれ。2000年に第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞し『マグダミリア三つの星』でデビュー。第1回エキナカ書店大賞受賞作『カミングアウト』を始め、『カーリー』、『剣と紅』、『上流階級富久丸百貨店外商部』など多数著書がある人気作家 ————————
2投稿日: 2014.08.30
powered by ブクログおもしろいいいいい! 元ネタの本家は一巻しか読んだことがないのですけど← ちゃんと読んでる人はもっとおもしろいんじゃないかな。 二人の今後も気になるけども、二人の過去も気になる。そして挿し絵がかわゆい。
1投稿日: 2014.08.26
powered by ブクログホームズもワトソンも、スコットランドヤードの警部も事件の犯人も被害者も人工知能ですら全員女性@現代。唯一の男性は美味しいパンケーキを焼いてくれるカフェのオーナーという(笑)。そしてホームズは何と僕っ娘!ページが進むごとに色々と潔いほど荒唐無稽で驚かされるし、シャーリーに惚れてまうがな♪この分だと続きも期待できそうで楽しみ~♪
1投稿日: 2014.08.24
powered by ブクログかなり軽いですが、キャラの書き方がとても良い。ワトソン(女子)もシャーロック(女子)も、そこは独身女子なだけあって逞しいし、けど可愛いし、女子だし、本作では回収されていないそれぞれの設定も非常に続きを読みたくさせるし。これは続編出て欲しい。よって売れてもらわねば困るので久しぶりにレビュー投稿。
2投稿日: 2014.08.11
