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かばん屋の相続
かばん屋の相続
池井戸潤/文藝春秋
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総合評価

354件)
3.6
37
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130
12
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    勧善懲悪の話あり、厳しい現実を思い知らされる話あり。銀行の厳しい面はありましたが、非情な面はあまりなかったためやわらかでした。

    0
    投稿日: 2014.06.24
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    池上信用金庫に勤める小倉太郎。その取引先「松田かばん」の社長が急逝した。残された二人の兄弟。会社を手伝っていた次男に生前、「相続を放棄しろ」と語り、遺言には会社の株全てを大手銀行に勤めていた長男に譲ると書かれていた。乗り込んできた長男と対峙する小倉太郎。父の想いはどこに?表題作他五編収録。

    0
    投稿日: 2014.06.14
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    今人気の池井戸潤の短編集。どれも中小企業の経営者と銀行マンが主人公。それぞれ融資する側とされる側の立場、心情を描きながら単なる企業小説、経済小説にとどまらず、人間模様やミステリー的な展開もはらんで読者を飽きさせない。経済に疎い私のような人間にも難なく読め、また「面白い」と思わせる。登場人物の心情表現がうまい。読者が感情移入してしまうような人物設定をしている。 また、内容だけでなく文章の運びが私好み。わりと短めの文章を連ねていき、リズミカル、読み進めやすい。これが池井戸潤の特徴だろう。別の本も読みたくなってきた。

    1
    投稿日: 2014.06.13
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    短編集。 例に倣った謎を明らかにするものばかりじゃなく、現実にどこかで起こっているんだろう、中小企業の苦しい現実も描かれていた。

    0
    投稿日: 2014.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    池井戸さんの短編小説。例によって、ほぼ大半が銀行員の話。彼の短編小説を読むのは初だ。 しかし、私はやはり長編の方が断然良いな、と思った。厚みがなく、会社や登場人物の人生がかかった話が多いのにも関わらず展開があっさりし過ぎている。なので、悲しいことにハッピーエンドで終わらない話が多い。。 「仕事はゲームだと思え。真剣に遊ぶゲームだ。いつもうまくいくゲームなんかつまらないじゃないか。成功七割、失敗三割。そのくらいの人生の方が絶対に楽しいぞ。おれだってそうだ」 最後の章、「かばん屋の相続」の文中で、主人公の若手バンカーに上司がこうアドバイスする。自分はもう若手じゃないけど、こういう言葉をかけてもらえたら今でもうれしいかもな、と思った。

    0
    投稿日: 2014.06.08
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    池井戸短編集。基本的に銀行ベースだけど、不祥事系に飽きていたので、池井戸作品としては久しぶりにすっ飛ばすことなく読み終えることのできた、どちらかとゆうと人間ドラマな短編集。表題作は一澤帆布だよね。

    0
    投稿日: 2014.06.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なかなか爽快な読了感。 軽い感じ。 --- 池上信用金庫に勤める小倉太郎。その取引先「松田かばん」の社長が急逝した。残された二人の兄弟。会社を手伝っていた次男に生前、「相続を放棄しろ」と語り、遺言には会社の株全てを大手銀行に勤めていた長男に譲ると書かれていた。乗り込んできた次男と対峙する小倉太郎。父の想いはどこに?

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    投稿日: 2014.04.26
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    初めて作者の文書を読んだがすらすら読めた。短編集はあまり読んだことがなかったがどれも良い物語であったと感じた。

    0
    投稿日: 2014.04.23
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    池井戸潤のかばん屋の相続を読みました。 銀行員が主人公の短編集でした。 芥のごとくでは、女性経営者の苦闘とその結末が苦い後味を残します。 妻の元カレでは、主人公の銀行員のドキドキが描かれています。 かばん屋の相続は、亡くなったかばん屋の経営者とその子供たちの物語です。 父親と一緒にかばん屋を経営していた弟とそのかばん屋を乗っ取ろうとする元銀行員の兄の思惑が交錯します。 池井戸潤らしい切り口の銀行員が遭遇するいろいろな事件を面白く読みました。

    0
    投稿日: 2014.04.19
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    【池上信用金庫に勤める小倉太郎。その取引先「松田かばん」の社長が急逝した。残された二人の兄弟。会社を手伝っていた次男に生前、「相続を放棄しろ」と語り、遺言には会社の株全てを大手銀行に勤めていた長男に譲ると書かれていた。乗り込んできた長男と対峙する小倉太郎。父の想いはどこに?表題作他五編収録】

    0
    投稿日: 2014.04.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小倉太郎が勤める池上信用金庫。そこの取引先のかばん屋の社長が急死する。二人いた息子のうち、専務の次男ではなく全く社業にかかわろうとしなかった長男に全部の株式を譲るという内容の遺言。父親の真意とは? 最高に痛快な傑作。短編集で、どれも秀逸。★7つくらいあげたい。

    0
    投稿日: 2014.04.12
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    短篇集は展開がスピーディーなのだが、やはり物足りない。 池井戸氏お得意の銀行を舞台に不況や世事を取り入れたストーリー展開。

    0
    投稿日: 2014.04.04
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    すべての短編に銀行の話が織り込まれているけれど、それが必ずしも主ではなく、夫婦の問題やバブル時代の中小企業の有り様などのテーマを彩る鮮やかな糸としてきらりと光っており、むしろそこから浮かび上がってくる人情の機微があとに残る。 ほのぼのするものもあれば、残酷な現実を突きつけられるものもあり、勧善懲悪スッキリだけではないところもかえってリアリティがあった。 それにしても、池井戸作品を読むたびに、銀行に勤めなくてよかったとつくづく思ってしまう!

    0
    投稿日: 2014.03.21
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    銀行員を軸にした短編集。 銀行って意外とドラマチックなんだな~って思ってしまう。 最後の解説にもあったけど、池井戸作品は登場人物の描写が、主人公以外であっても丁寧に描かれている。 面白かったけど、何かが心に残る感じではなかったかな。

    0
    投稿日: 2014.03.12
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    働く男たちの愛憎を綴った6編からなる短編集.「十年目のクリスマス」では,ある銀行員が十年前に倒産した会社の社長が大きく成功している姿を見かけたことから,十年前の倒産の謎に迫る.表題の「かばん屋の相続」では,亡き父の遺言書にまつわる物語.家業を懸命に支える弟ではなく,家業を捨て,蔑んでいた兄に全財産を譲ることにした父.亡き父の真意とは.その他の作品もとても人間味溢れてて面白い.さすが池井戸さんって感じでした.

    0
    投稿日: 2014.03.09
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    安定の池井戸短編集。「セールストーク」「かばん屋の相続」が清々しく好みだった。「妻の元カレ」が怖すぎる…うちは大丈夫だろうか。

    0
    投稿日: 2014.03.06
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    『銀行員である前に人として』に焦点を当てた6編成短編集。 オール読切になるので、やりきれない結末で閉じる話もあり中小企業のリアリティを感じずにいられない。 最終章の表題作は、遺産相続に纏わる遺言書を巡り泥沼の争族劇で話題になった「一澤帆布」を下敷に描かれているそうです。この題材はじっくり長編で読みたかったなぁ。

    0
    投稿日: 2014.03.05
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    「手形の行方」のラストが意外でぐっときました。解説にもあるように、見えていなかった実像が見えました。池井戸さん、うまいなぁ。

    0
    投稿日: 2014.02.24
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    やはり、銀行系お仕事小説。 仕事辛い時に読む過ぎて、逆にダメージ受けた。。。 普通の時に読み直してみよ。

    0
    投稿日: 2014.02.04
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    銀行を舞台にした6つの短編。どことなくやりきれない結末の話が多い。特に「妻の元カレ」はちょっとな〜。

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    投稿日: 2014.01.20
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    銀行に勤める人々の短編集。「十年目のクリスマス」「セールストーク」「手形の行方」「芥のごとく」「妻の元カレ」「かばん屋の相続」 なんとなく、それって犯罪じゃないの?とか、ちょっと突っ込みたい気分になったり、嫌な気分になったり・・・後味の良くない話もちらほら。読んでいて、他人の人生を覗き見てしまったような気分になってしまった。

    0
    投稿日: 2014.01.15
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    かばん製造会社の社長が急逝し、相続問題がまきおこった。遺言書には、長年会社を手伝ってきた二男ではなく、大手銀行員である長男に株を譲ると書かれていたのだ。偽造も疑われるようなこの話に憤りを感じていた信用金庫に努める『小倉』だったが、事態は思わぬ結果に・・・ 昨年ブームになった半沢直樹の著者池井戸氏。興味はあるのだけれど企業小説ってなんとなく苦手とする分野なのだけど、表題にもなっている「かばん屋の相続」、こんな話実際にあったよね、と、入門として短編集から入ってみました。 テーマとして取り上げられているのは銀行と中小企業の攻防。その緊迫感にページをめくる手が進みます。が、本当に描かれているのは人なんだろうな。悲哀だったり狡さだったり、熱い情熱だったりするけれど、共通しているのは必死に生き抜こうとするひたむきさで、そこに惹きつけられました。 次はぜひ、長編に挑戦してみたいです。

    0
    投稿日: 2014.01.02
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    池井戸さん初読みです。 サラリーマン家庭からしてみれば 銀行さんとのお付き合いというと住宅ローンくらいですが、 町の中小企業と銀行や信用金庫は ビジネスだけじゃない深い繋がりがあるんですね。 銀行が企業を育てるという意味が初めてわかりました。 出世や保身に必要以上にこだわる銀行員の ダークサイドも垣間見えて面白かった。

    3
    投稿日: 2013.12.28
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    どの作品も、銀行員が主人公ではあるけれど、彼らを取り巻く人が それ以上に真摯に生きているというか、スポットが当たっているというか・・・。 面白くて、一気に読めた。「十年目のクリスマス」は、経営者の狡猾さ?がみえて面白かったです

    0
    投稿日: 2013.12.27
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    池井戸さんの短編集。 半沢直樹のようなヒーローだけが主人公ではなく、誰でもみんな主人公なんだな、と思う。 サラリーマン、いや、働くすべての人にエールを。

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    投稿日: 2013.12.22
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    4つの短編の最後「かばん屋の相続」は、有名な京都の老舗帆布店 一澤帆布工業 の相続争いがモデル。 でも「10年目のクリスマス」のほうが面白かった。 今年は、池井戸作品を、まだまだ読みます。

    0
    投稿日: 2013.12.17
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    この作家さんらしい銀行を舞台にした短編集。 この作家さんは長編だとハッピーエンドで終わり読後感が爽快だが、この短編集には珍しく後味の悪いモノもある。 銀行もので後味が悪いものは、金絡みだから本当にスッキリしない読後感と気付く。 安心して読める読後感がスッキリするミステリーを書き続けてほしいです。

    0
    投稿日: 2013.12.15
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    池井戸潤の作品では珍しく、正義は勝つ以外のエンディングの話もあり、面白かった。 短編の中では一番かも。

    0
    投稿日: 2013.12.12
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    銀行を絡めている6つの短編です。 今回は銀行内部だけではなく、融資先の会社だったり、銀行員の家族だったりと周辺の人たちが中心の話が多くて人情ものな雰囲気。(でも、主人公は銀行員) 主に切なかったり、悲しかったりな話ですが、短編ながら印象に残る感じで充実してるんじゃないかな? どんでん返しもちゃんと用意されてました。 内容を難しいと感じることもなくサクサクと読めましたよ

    0
    投稿日: 2013.12.04
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    読後の感触が良い短編集ですが、楽しいだけの話ではなく現実の厳しさも描写されています。 各編とも上手くまとめてありますが、やっぱり長編で読みたい作家ですね。

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    投稿日: 2013.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編6作品からなる池井戸作品。本来、短編でもいい作品を残している池井戸作品の一つだろう。ただ、作風はちょっと、今までの路線とは、一線を画しているのではないだろうか。池井戸作品ではめずらしい昔の恋愛をからめた作品もあり、いろいろな部分で、今の時代の時代感覚があり、生々しさがある(他の作品とは異なった肌感覚ですかね。)。あえて、表現させてもらうと、大人ポッキー的な感じかな。(わかりづらくてすいません。)まあ、いずれにしても、池井戸作品の名に恥じない作品だろう。

    0
    投稿日: 2013.12.01
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    短編集。どれも読み応えのある、骨のある作品ばかりだった。 自分のかつての姿に重ねて読める支店の小説ばかりで、だいぶ感情移入した部分もあるのだろう。 お得意の支店長悪人パターンはさすがというところだが、恋愛感情を絡めた2作品なんかもかなりの出来栄え。 個人的には十年目のクリスマスが一番面白かった。

    0
    投稿日: 2013.11.10
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    相続の実例の勉強の為に先輩から薦められ購入。題名からも想像が難しくない、京都の老舗がばん屋の相続争いをモデルにした作品。あの高視聴率ドラマ半沢直樹同様、ストーリー後半の爽快感は気持ちいい。

    0
    投稿日: 2013.11.09
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    銀行を舞台にした人間ドラマ。銀行という大組織にいて個人はどこまでできるか考えさせられます。手形割引、M&A等ググりながら、読みました。

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    投稿日: 2013.10.26
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    血の通った人間の集合体でありながら、利益のみを追求する組織という“銀行”の二面性を巧みに描いた短編集です。 最後の一編は京都のあのカバン屋さんを想起させますが、もう一捻り欲しかったなぁ。 とは言え、全編通して面白かったです。銀行員さんを見る目が少し変わりそうな気がします。

    0
    投稿日: 2013.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    池井戸潤作品、残すところあと・・・という感じになってきた。 今回はタイトルが印象的な「かばん屋の相続」。雰囲気的には シャイロックに近いのだけど、こちらの方がよりリアルな 金融ミステリー。 普通にそのあたりにありそうなエピソードが情感たっぷりに 描かれる。どの篇もほぼハッピーエンドでは無く、読後に ちょっとやるせない気持ちになる。特に「芥のごとく」に 登場する資金繰りに窮した鉄問屋の女社長の件が、マジで 他人事と思えない。リアルに明日は我が身なんだよなぁ・・・。 中小企業の苦しい経営、という側面だけでなく、割と ドロっとした男女関係のエピソードも何篇か。こちらも ほぼ救いが無く、正直心が痛い。 ・・・もしかすとこれ、金融イヤミスと言って良いかも。 池井戸作品にしては珍しく爽快感皆無。とは言っても、 決してつまらないワケでなく、これも間違い無くおもしろい。 ただし、心に余裕がある時にどうぞ。

    0
    投稿日: 2013.10.10
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    銀行員が主人公の短編小説集。主に中小企業向けの融資にまつわる人間模様を描いている。主人公は融資を通じて中小企業の経営を支えるという使命感に燃えているが、銀行の大半の人間は、自分の出世と保身を優先し、中小企業の命運は二の次という銀行の論理の中で働いている内部事情が分かる。

    0
    投稿日: 2013.10.05
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    固い金融ミステリーでなく、銀行員が、主人公の物語であり、日常商売をしている人達の、資金繰りが、良く分かるし、銀行との取引関係が、良く分かる。 テレビで、半沢直樹の倍返しが、有名になってしまったけど、、 池井戸潤氏ノ「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」も面白い。 「かばん屋の相続」は、6つの短編からなる。 「十年目のクリスマス」は、銀行マンの自分を可愛がってくれ社長と恋心を抱いた社長のお嬢さんの10年後を見てしまった話なのだが、その当時、資金繰りに困っていて、助けたいが、まだまだ、駆け出しの銀行マンで、なにもできないまま、その会社の工場は火事になったりして、倒産してしまうのに、10年目に、社長の後ろ姿を見たら、悠々自適の風格のある人物で、あった。なぜ、何もなくなって、破産した社長が、今の地位に居るのかを、バンカーとして、探究していまうが、「よかった。」と言う結論になる。 「セールストーク」 「ウチが貸せなければ、どこの銀行も貸せません」のセールストークをモットーとしてきたが、どうしても焦げ付くかもしれない所に貸せない。それなのに、融資もしなかったのに、大金を入金してきた。何処からそんなお金が、出来たのか? 付箋明細表の差し替えで、腐った銀行支店長の融資の転貸し。この会社が持ち直したのと、懲戒免職になった上司に、小説だから出来る話であると思う。 「手形の行方」 少し、悪ぶっているのに、女性に人気のある銀行マンが、手形を紛失して、どたばた、、銀行内は、大変。 最後は、銀行内の女性が隠したことが、解る。 「芥のごとく」 資金繰りが、毎月、ぎりぎりで、大変な中小企業。 毎回、銀行融資で助かる企業ばかりでない。 何事も無かった様に、芥のごとく、流れ去る企業もあると、、。 「妻の元カレ」 妻が選んだのは、就職活動で勝った銀行マンの男だった。 元カレは、就職出来なかったのに、今、社長になっており、毎回の妻の外出に、その影を見る。 結局、彼は、詐欺で、会社を設立しただけだったけど、倒産。最後に妻が、選ぶ相手は、、、どちらか? 「かばん屋の相続」 京都の一澤帆布 の相続騒動と似ている。 銀行マンの長男が、かばん屋を全部相続するが、結局倒産して、外資系の銀行マンに戻り、次男が相続放棄して、新しい会社のかばん屋を作ると、、、 父の苦悩が、もう少し、書かれてある方が、もっと、兄弟が、歩み寄れたのでは、、、 仕事で、成功しても、この兄弟は、死ぬまで、仲たがいしたままなのでしょうね。

    0
    投稿日: 2013.10.02
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    池井戸小説、2011年に発行された6本の短編集。いずれの小説も、池井戸さんの原点とも言える、銀行員が主人公になっている。小説な端々で若い行員役が登場し、中小企業を融資で支援したい、というところはまさに池井戸さんの若かりし日の想いだったのだろう。 個人的には、巻末の村上貴史さんの解説がよくて、本書のタイミングと平行して、鉄の骨が、とか、空飛ぶタイヤが民王が下町ロケットが、とか、単行本と本書の関係を解説されていて面白かったです。 そういう意味では、池井戸小説いくつか読んだ後に読むのがオススメかな?

    0
    投稿日: 2013.09.29
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    へぇ、池井戸潤はこういう結末も描けるのか! というのが第一印象の短編集。 半沢直樹に代表される痛快至極の勧善懲悪だけではない、人間味あふれる話が6編。

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    投稿日: 2013.09.22
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    表題作は、有名な京都のかばん屋の相続絡みのお話。実話を少しアレンジして、あっと驚くミステリーに仕上げている。 本書は短編集であるが、いずれもぴりっと塩が効いている。良質のミステリーである。

    0
    投稿日: 2013.09.22
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    池井戸先生の短編集。どの作品の主人公も銀行員で,銀行でのドロドロした部分が見られて楽しい。ただ,この作品のおもしろさは,銀行内部の事情が分かる,というのではなく,単に作品のストーリーの出来の良さにあると思う。

    0
    投稿日: 2013.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

     「金融探偵」や「不祥事」などの様に、短編集であっても主人公が固定されており、設定が変わるのが池井戸流かと思っていたら、この「かばん屋の相続」は、完全な短編集なんですね。  池井戸さんの短編にありがちな、尻切れトンボな感じが満載ですが、それは、読者の創造に任せる余地を残してくれたのだろうと肯定的にかいしゃくすれば楽しめます。  ここに出てくる人たちは、半沢直樹に出てくる人達のようにガツガツしていませんが、「本当の幸せとは、実は、諦めの先にあるものかもしれない」とか、「素直に、自分の素直な気持ちや運命に身を任せた方が、実は幸せになれるのかもしれない」とか、思ってしまう暖かさを感じました。

    0
    投稿日: 2013.09.03
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    面白かったけど、やっぱり短編だと物足りないかな。 よく内容を知らないで読み始めたら、 京都のあのカバン屋を題材にしてて、びっくり。

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    投稿日: 2013.09.02
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    半沢の様なガツガツした銀行マンは出て来ない。(原作の半沢は知らないが)債務に困った経営者の背中を見つめる普通の銀行マンが、その職務を乗り越えて何とかしたいが・・・・、の視点でさりげなくドラマが綴られている展開になっている。¥にまつわる世知辛い話だが読了感は良かったと思う。ドラマで観てしまったが、いずれ「鉄の骨」「7つの会議」を読んでみたい。

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    投稿日: 2013.08.30
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    「人情金融短編集☆」 かばん屋の相続 (文春文庫) 池井戸 潤 (2011/4/8) 著者は98年「果つる底なき」で江戸川乱歩賞、2010年「鉄の骨」で吉川英治文学新人賞を受賞。他作品に「オレたち花のバブル組」「銀行総務特例」「最終退行」等金融系の作品を得意とする。 倍返しだ!!シリーズの半沢直樹が飛ぶ鳥を落とす勢いの著者が紡ぎだ人情金融短編集!! 6作から成る短編はどれもが読み応え十分。 半沢直樹のルーツを探って手に取ったものの 違った著者の一面を垣間見ることができ、 さらりと読むことが出来た。 こちらはこちらで秀逸☆

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    投稿日: 2013.08.25
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    半澤直樹のドラマが面白くて池井戸潤さんに興味を持ったので短編集を購入。 スッキリ爽快なストーリーからほっこりしんみりなストーリーまで幅広く楽しませてくれる。 個人的には「芥のごとく」や「妻の元カレ」のような、どうしようもないやりきれない話が好き。 銀行員は大変だ。

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    投稿日: 2013.08.18
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    昨日、一人飲みのために購入した本です。仕事で事業承継の話をする機会があり、有名な老舗カバン屋さんの件に興味を持ち、購入しました。

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    投稿日: 2013.08.15
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    銀行って、こんなにこんなに中小企業と深く繋がるものなのね。 担当者によって当たり外れが大きいだろうなぁ。 担当者たちも深すぎて大変だろうなぁ。

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    投稿日: 2013.08.12
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    はじめ2作は話が複雑で、在庫とか保険とか手形とか難しかったけど。 読んでるうちにそんなことより、銀行と中小企業のやりとりがおもしろくて、どんどん読みすすめた。 「妻の元カレ」は切なかったな。 ヒロトはなにも悪くないのに。

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    投稿日: 2013.08.04
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    経営者も銀行員も、つくづく大変だなぁーと思わせる短編集。表題作の「かばん屋の相続」は、京都の一澤帆布を連想させます。現実は、表題作のようにスカッとはいかなかったと思いますが、信三郎帆布さんは、これからも頑張って欲しいと思いました。

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    投稿日: 2013.08.02
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    「松田かばん」の社長が急逝した。残された二人の兄弟。会社を手伝っていた次男に生前、「相続を放棄しろ」と語り、遺言には会社の株全てを大手銀行に勤めていた長男に譲ると書かれていた。父の想いはどこに? 表題作他五編収録。 最近立て続けに映像化されている池井戸潤の作品を読むのは今月2冊目。本短編集は若干毛色の変わった作品もあったけど、基本的にはいつもの池井戸作品のパターンを踏襲している。それでも読みやすさにつられてつい読んでしまう。 (B)

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    投稿日: 2013.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「オール読物」に掲載された作品6編が収録された短編集、いずれも主人公が銀行員で金融・銀行が舞台。《十年目のクリスマス》十年前に融資に関わり倒産した顧客の神室電機社長を、デパートの高級宝飾店で見かけた銀行員の永島は、神室の羽振りが良さそうな姿に不審を感じ近辺を探ると…。《セールストーク》銀行員の北村は印刷会社社長の小島の融資依頼を、赤字続きを理由に支店長に罵倒され見送るが、小島は別口で5000万円の融資を受け倒産を免れるのだが…小島社長と親しかった支店長の田山の冷酷な裏切りが、彼自身に跳ね返る。 《手形の行方》勤務態度の悪い部下の堀田が、取引先のタバタ機械から集金してきた手形を無くしてしまった。行員総出で探したが見つからない。上司の伊丹は、堀田の当日の行動から、手形の行方を探り出そうとするが…。堀田は不真面目な勤務とヒールな言動で、顧客の反感を買い、捜索は混迷するが意外なところから行方がわかり…。 《芥のごとく》大阪で二十年近く鉄鋼商社を営んで来た豪傑女社長の土屋。新たに担当になった銀行員二年目の山田は、不況の波を幾度も危機を乗り越える女社長を応援したい気持ちになっていたが、土屋の会社は次第に傾き始めて…。リアルな設定で切ない終わりかた。小説なので明るい展開でも良かったのでは? 《妻の元カレ》入行して十年目の銀行員ヒロトは、妻絵里香宛てに届いた葉書が自分の目の届かない場所にしまわれているのを、見つけたそれは彼女の元カレが会社を設立し、代表取締役に就任したという報告が書かれてあった。元カレの事が気になり調べだしたヒロトは、妻絵里香の言動が変わりだした事に気付くが…。妻の打算的な考えで結ばれたカップルに愛情が芽生えなかったのか?ヒロトのあやふやな態度とマイナス思考にがっかり、将来希望していた部署に配置されても駄目だっただろう。 《かばん屋の相続》表題作になっただけに名作だと思う。内容は現実にあったお家騒動が元になっていて、短編でなく長編で読みたかった。弱小ながら顧客を大事にし手作りにこだわるかばん屋を営んでいた父が急死した。二人の兄弟の兄は、稼業を手伝わず大手銀行に勤め弟が父を支えてかばん屋を手伝って来たのだが、残された遺言状にはかばん屋を長男に譲る旨が書かれていると、兄の雇う弁護士が主張し、弟は店をでる事になるのだが…。金融・銀行が舞台となる作品は安定感があり面白い。

    0
    投稿日: 2013.07.31
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    短篇集「一澤帆布」の事をモチーフに書かれた作品。兄弟で相続争いをして、弟が新たにカバン屋の会社を創立する話。銀行と中小企業における、人情がよく描かれている。中小企業の決済日に入金する方も大変だが、それを待っている銀行員の思いもよく伝わってきました。

    0
    投稿日: 2013.07.28
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    短編集。 表題作が一番よかった。 金銭の出し入れに疎い(たんにお金との縁が薄いだけ?)ので お金絡みの話ばかり続くと、お腹いっぱいな心持ちになってしまう。 『半沢直樹』は面白くて目が離せないけど。 星は3.5。

    0
    投稿日: 2013.07.27
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    「十年目のクリスマス」「セールストーク」あたりはいつもの池井戸潤だなーって読んでいたけど、「手形の行方」から風向きが変わる。 「芥のごとく」「妻の元カレ」は救いのない終わり方。いつものスカっとする池井戸節じゃない! しかし、それがまたこの短編集の良さだと思う。池井戸さん、こんな話もかけるんだなーって思いました。 最後の「かばん屋の相続」はスカッとして読後感はバッチシです。

    0
    投稿日: 2013.07.23
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    完全な短編集なので、他の池井戸作品のように登場人物に感情移入はできない。当然、感情に訴えてくるものもない。逆転劇もなく、“乾いた”お話ばかりなので、さらさらと読みました。

    0
    投稿日: 2013.07.23
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    銀行員を主人公とした短編集。「十年目のクリスマス」「セールストーク」「手形の行方」「芥のごとく」「妻の元カレ」「かばん屋の相続」の6編。 ほんわかとした結末を迎える作品が多く、読んでいても気持ちが良い。切なくなる作品もあるが・・・。一気に読めてしまう。

    0
    投稿日: 2013.07.21
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    様々な銀行、支店を舞台とした短編集。 特に融資を受けている中小企業に焦点を当てた話が多いのですが、 銀行や支店によってカラーがあるので、 話の趣は一辺倒ではなく、とても興味深く読みました。 また登場する銀行員たちも人間味溢れていて、 ストーリーに幅を持たせていると思います。 爽快感は少なく、静かに心に沁みます。 ハッピーエンドな話ばかりでなく、 中には読んでいて辛くなるものもありましたが、 読み応えのある1冊で満足です。

    0
    投稿日: 2013.06.23
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    先ず最初に断わっておくが池井戸潤は私のイチオシ作家である。本作もリーダビリティに関しては全く問題なし。まさにスルスル読める。但、この作家の人物造形には首を傾げざるを得ない場合がままある。先ずは最初の『十年目のクリスマス』。ピカレスクノベルならいざ知らず、この結末を人情ものにしたらダメでしょう。その他の作品も勧善懲悪を強調し過ぎて人物造形がおろそかになったり、結末をつけずに終わったり…。敢えて最後まで書かないというのは短編小説のいち手法ではあるが今回は上手くいっているとは思えない。好きな作家だけに辛口採点!

    1
    投稿日: 2013.06.20
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    短編集だがそれぞれがしっかり書かれており、面白かった。 ただ、妻の元カレはどんでん返しもなく後味が悪かった。

    0
    投稿日: 2013.05.14
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    最近、ドハマりしてる池井戸さんの作品から短編集の紹介です。 銀行を中心としたいろいろな人間の人生を書いています。 特別すごい人物ではなくそれこそ、どこにでもいるような、そこらへんで起きていそうなそんな短編集でした。 短編集の紹介って難しいな・・・。 個人的には「芥のごとく」と「かばん屋の相続」がお気に入りです。 「芥のごとく」は中小企業の社長と入行2年目の主人公の人間味ある熱いやりとりと世の中の無情さ が気に入りました。 主人公が入行したてで自分と似たような立場だから余計に思い入れがあるのかもしれません。 「かばん屋の相続」 死んだ父から継いだかばん屋を横から銀行を退社した兄に奪われた弟…遺書は偽造されたのか? 骨肉の争いと父の真の想いとは… 父の想いと様々なしがらみがとても重厚でした。 短編集なのでとても読みやすくどの作品もいつ自分の身に降りかかっても不思議じゃないモノなので感情移入しやすくサクサク読める作品でした。

    0
    投稿日: 2013.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・十年目のクリスマス ・セールストーク ・手形の行方 ・芥のごとく ・妻の元カレ ・かばん屋の相続 「妻の元カレ」だけは、つい不倫拒絶反応が出てしまい、この女ばかじゃないの?という印象で終わってしまいましたが…。 「手形の行方」もそうなんだけど、こっちは周りの人間のキャラクターに人情味があるせいか、感嘆のため息で終わったなぁ。 しかしすごく良い短編集だ…! エリート育ちで苦労を知らないから、弱者の痛みがわからないということが何度か出て来て、その通りだと思う…。自覚できていない人間がきっと掃いて捨てるほどいるよ。 解説も池井戸潤の執筆歴について詳しく書かれていて有り難かった!

    0
    投稿日: 2013.04.08
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    ハッピーエンドで終わらないのもあり、程よい短編集。◆かばん屋はあの一澤帆布の物語の料理の仕方が唸る。◆おカネにまつわるドラマは面白いなぁ。

    0
    投稿日: 2013.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    池井戸潤の銀行ものの短編集。中小企業を扱う作品が多く、ややほろ苦系ですね。表題作のモデルは容易に想像できるように一澤帆布です。

    0
    投稿日: 2013.03.09
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    必殺銀行小説。勧善懲悪では無く、短編毎に様々な結末が。勧善懲悪なイメージが強いだけに意外性があり、それなりに楽しめた。リアルと言えばリアルだが全体を通して何が言いたいのかテーマ見たいなモノが無い様な気がしたな。

    0
    投稿日: 2013.03.08
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    銀行員を主人公にした短編集。 表題の「かばん屋の相続」は一澤帆布工業を思い起こさせる作品です。 結末は違いますが・・・

    0
    投稿日: 2013.02.03
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    私にとってもうすっかりおなじみになった 元銀行員の池井戸潤の短編集です。 「十年目のクリスマス」「セールストーク」「手形の行方」 「芥のごとく」「妻の元カレ」「かばん屋の相続」の6編。 詳しいあらすじはまーちさんが書いていますので、 そちらを読めばわかりますが、 全部が、銀行員がからむお話でした。 手形や資金の融資、会社の倒産、親族間の相続問題・・・。 世間一般の金銭トラブルを、銀行員を主役におき、 「融資」という形でドラマ化した短編集でした。 銀行員の務めって何なの? 資金の融資はいったい誰のため? と思わずにはいられませんでした。 薄っぺらな紙幣の山が巻き起こす 悲喜こもごもの人間模様は、 こっけいでもあり、哀しくもありで、 こんなに様々なドラマがあるのだなと思いました。 「金貸」「取り立て屋」。 そんな言葉で表わされる、 銀行員の中の闇の部分が色濃くただよう作品でした。

    0
    投稿日: 2013.01.24
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      銀行員には、なりたくないなあと思ってしまう。なれるわけもないけど。なんかストレスばかりたまりそうな大変な仕事だという気がする。そんななか、妻の元カレだけちょっと違った雰囲気の話だった。

    0
    投稿日: 2013.01.14
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    短編集だが、いろいろと考えさせられる。働くということ、仕事というもの。ハッピーエンドに終わるものがカバン屋だけなのも、リアリティがある。主人公がいい意味できわだたず、組織の一員であることがまたいい。

    0
    投稿日: 2012.12.20
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    6編による短編集。どれも、ストーリー展開が速く簡単に読破できた。その中で「妻の元カレ」が多少異質な感じであったが、それ以外については、銀行内部、中でも融資部門を中心に、テレビドラマ「半沢直樹」を思わせるストーリー展開で爽快であった。個人的には「かばん屋の相続」「芥のごとく」が良かった。

    0
    投稿日: 2012.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編で主人公は毎回変わるが、みんな中小企業を相手に融資などをしている銀行の融資担当の話。 表題の「かばん屋の相続」は一澤帆布の一件を彷彿とさせる内容だった。 一澤帆布の相続について詳細は私もよく知らないが。

    0
    投稿日: 2012.12.16
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    池井戸ワールドに感化され、3冊目。今回は短編集。 正直、短くて若干物足りなさを感じる。その後は?というところで全編が終わってしまい、残念。もっともそれが狙いの1つではあるのだろうが。 花の~シリーズの展開のよさはそのままあり、いつもながら速攻で読んでしまうのだが、やはり氏の小説は長編の方が良さそうな気がしている。次はまた長めの物を読んでみたい。

    0
    投稿日: 2012.12.14
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    -2011/12/09 主人公だけでなく脇役も懸命に生きているのが伝わってくる池井戸作品の真骨頂である。

    0
    投稿日: 2012.12.09
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    サクっと読める池井戸潤。 これもサクッと読めて面白かったけども、少し物足りない感ありだった。短編集だから仕方ないけども。でも、面白かった!

    0
    投稿日: 2012.11.22
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    銀行員が主役の短編集 一つ一つ主人公は違うが、それぞれに読み応えがあり、短時間で読めるので、本をあまり読まない人にも読みやすくオススメ。最後のかばん屋の相続は、とあるかばん屋を彷彿させる作品

    0
    投稿日: 2012.11.10
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    銀行融資担当員たちの短編集。直属上司は叩き上げ、その上は上層部エリートという構造は、警察のキャリア/ノンキャリアのよう。小説は書きやすいが、上層部エリートはいつも保身大事で見識がない、というワンパターンには短編集だけにもう少し工夫がほしい。 それにしても仕事に費やす時間が長すぎますね、日本人は。仕事関係の人とはやはりどうしても仕事上の付き合いしかないのに、そこに費やす時間が長過ぎて一生付き合っていくはずの友人や家族、パートナーとの時間がない。人間関係が希薄になり、殺伐としてくるのも当たり前だ。

    0
    投稿日: 2012.11.09
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    タイトルにもなっているカバン屋は実在する京都のとあるカバン屋がモチーフになっているようだ。短編集だがそれぞれのストーリーに想いがあり池井戸作品に馴染みがなくても楽しめるかもしれない。 すべてがハッピーエンドとはならないが実在しそうな話だけに感慨深い。

    0
    投稿日: 2012.11.03
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    短編集。金融の世界を舞台にした小説を読むのは初めてだったので、最初の1~2篇は楽しめたが、だんだんどれも同じ話に思えてきて、飽きてしまった。 巻末の解説に「池井戸潤の小説では、脇役たちもまたしっかりと生きている。主人公と同じレベルで生きているのだ。」という文章があったが、私には逆に、どの登場人物も突出した魅力がなく、話を動かすための駒でしかないように感じられた。

    0
    投稿日: 2012.10.03
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    元銀行員という著者得意の、銀行員を主役にした短編集。同じく金融界に身をおいた者として、各作品を読みながら、「ある、ある・・・」と過ぎた日々を思わず振り返ってしまう迫力満点の描写。著者の作品は、この作品に限らず、どれをとっても読後感爽快で、次から次へと読みたくなる。池井戸先生、これからも素敵な作品を期待してます!

    0
    投稿日: 2012.10.01
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    ダンナ本棚より ボリュームある池井戸作品を読んでから読むと、短編集ということもあるが、ちょっと小粒なかんじかする。いや、ぎゅっと凝縮されてるというべき? お得意の銀行と中小企業ネタに挟まれた手形の行方と妻の元カレが良いスパイスでした。手形の行方のほうは女の怖さを感じたわ〜

    0
    投稿日: 2012.09.19
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    日本の各街、町、村で頑張っている中小企業がこんな大変な想いをしているとは知らなかった!『商い』をするって、すごいことなんだ、と思いました。

    0
    投稿日: 2012.09.11
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    「十年目のクリスマス」「セールストーク」『手形の行方」「芥のごとく」「妻の元カレ」「かばん屋の相続」の6篇、いずれも銀行員、それも、中小企業相手の地方銀行や信金の銀行員を主役とする短編集。この著者の作品はどれも当たり外れがないなぁ、という印象。わたし的には、違法な手段で破滅を免れた中小企業経営者をそっと見逃す「十年目のクリスマス」が一番気に入った。キャリアウーマンの行く末に胸がきゅんとなる「手形の行方」や、不倫の顛末に終始する「妻の元カレ」などはちょっと苦手かな。

    0
    投稿日: 2012.08.21
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    長編を期待していだので、ちょっとだけがっかり。この人の長編は読み応えがあって、苦手な金融の話が多いけれどのめり込んでいかれるので・・・。 今回も金融関係の話が多くて、ちょっと弱い頭が疲れた。 どの話もあまり幸せに終わらないところがあるので、 いつもみたいな読後感すっきりにもなれなかったが、 最後の「かばん屋の相続」は良かった。 悪いやつはやっぱり消えてくれないと。 でもこの話に出てくる悪者は、最後のプライドだけは 保ったのが少し気持ちよかった。本当の悪人ではないのかも。

    1
    投稿日: 2012.07.26
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    池井戸作品らしく、銀行員が全編に亘って登場する短編集。 全6話が収められている。 ハッピーエンドあり、バッドエンドありのバラエティに富んだ内容は、 読者を飽きさせることなく、どれも楽しめる作品になっていると思う。 下町ロケットで著者デビューした読者にもお勧め。

    0
    投稿日: 2012.07.13
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    【かばん屋の相続】池井戸潤 / 『手形の行方』がお気に入り。どの作品からも銀行マンの苦悩と熱い思いが伝わってきました。思いがけないラストも良かったです。

    0
    投稿日: 2012.07.02
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    シャイロックの子供たちのように短編が複雑に絡んでくるのかと思ってたが、それぞれ独立した短編になっているのが残念。

    0
    投稿日: 2012.06.29
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    銀行のウチとソトに広がる冷徹で容赦のない厳しい現実社会。行員の熱い目線で活写。顧客の経理、財務のみならず本業にまで深く関わり、ともにビジョンを描く銀行員。深い憧憬を覚えた。他方、普通の日常を送る生身の人間でもある。弱さや脆さを抱えながら日々精一杯いきていることには小さなシンパシーも。一種独特の世界に自分にも通じるものを垣間見る。

    1
    投稿日: 2012.06.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初は、「とっつきにくいな」と思っていました。 読んでみてすぐ、銀行員の話か、と気づいたからです。 融資がどうのとか手形がどうしたとか、そういうの全然興味ないし わからない。 「あー、買って失敗したかな…」とも思っていたのです。 だいぶ前に買って、ずーっと途中でやめて置いてありました。 だけど、読み進めていくうちに融資のこととか手形のこととかも なんとなくわかってくるし、そういうことよりも、「この人はこの後 どうなるの? どうなったの?」ということが気になりだして、 どんどんおもしろくなっていきました。 気がついたら完読。 表題作の「かばん屋の相続」は、やっぱり一澤帆布を題材に したものだったんですね。

    1
    投稿日: 2012.06.23
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    この作家の本は初めて読んだが面白かった。 他の作品も読んでみたいと思わされた。 銀行の内部がずいぶん詳しいと思ったら、元銀行員だったんだ~。

    1
    投稿日: 2012.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    題名となった「かばん屋の相続」を含めた6本の短編集。どの作品も銀行や信用金庫の融資課の人物が主人公になっていて、1本約50ページという作品の中でお金にまつわる銀行と中小企業のやり取りが生々しく描かれています。これは銀行員出身の作者の経験からきているものなんでしょうね。登場人物も主人公以外もしっかりと描かれていて、読んでいて惹き込まれていく内容でした。

    0
    投稿日: 2012.06.13
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    一澤帆布の相続を、イメージさせる表題作他、池井戸潤お得意の銀行を舞台にした短編集。、面白かったです。、

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    投稿日: 2012.06.12
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    池井戸潤の短編集。 タイトルのお話はまさに、京都の某帆布かばん屋さんがモデルだと思われ・・・。 短編なのでさらっと読めちゃいました。ハズレなく、楽しめたけど、長編ほどの重厚感がなかったので☆4つ。 

    0
    投稿日: 2012.06.07
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    銀行系の短編集。池井戸潤は2作目。 表題作のカバン屋の話が一番おもしろかった。池井戸潤は長編の方があってるんじゃないのかなー。 中途半端な感じのものもあったように思う。

    0
    投稿日: 2012.06.07
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    空飛ぶタイヤに次いで、池井戸作品はこれで二冊目。 まず、最後の「解説」を読んで、共感したこと。 登場人物、皆がそれぞれ重要な役割を担っている。短編小説の一部にしか出てこないような人物でも、居ないと話が成り立たないほどそれぞれの役割がしっかりとしている。 また、空飛ぶタイヤでは、常に争い争い争い・・・でしたが、この作品では恋愛や青春も有り中にはちょっとしたコメディ調の話まで。 銀行を中心にしてる事は変わらないものの、すごく人間味あふれる話が進んでいる。 この短編のボリュームの中で、ワクワクハラハラする事が出来、池井戸さんの技術を感じる。

    0
    投稿日: 2012.05.29
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    池井戸潤の短編集。 決して全てがハッピーエンドではない、読んでてリアリティを感じる作品。 好きだなこれ。

    0
    投稿日: 2012.05.22
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    短編小説の一部。 松田かばん 社長の突然死より物語はじまる。 子供は男2人。次男が父と家業をしていたにも拘わらず、銀行勤めの長男が後をつぐが・・・・。 連帯保証先企業の倒産に引き込まれ、自己破産に追い込まれる。 短編だから 気楽に読める。

    0
    投稿日: 2012.05.15
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    表題含む短編6作品です。 どれも銀行とか融資にちょっと絡んでいますが、それぞれ、銀行内部の話にとどまらず、別々の世界、事情、人間が描かれていて、おもしろかったです。

    0
    投稿日: 2012.05.12
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    短編集。この作者のホンは中小企業社長だった父のことが思い出される。銀行と企業とのことが分かってくる気がする。

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    投稿日: 2012.04.08
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    銀行員や信金マンを主役とする短編集。 切ない話が多い。表題作は、一澤帆布の事件を題材としたフィクション。短編のため、展開が突然なところがある。この事件は、できれば、長編でじっくり取り扱ってほしかった。

    0
    投稿日: 2012.03.21