異世界転移モノだけど独特の世界観があります。 精霊の存在をとてもうまく世界観に入れていて、違和感がない。 権力者の悪意が物語をすすめる作品もあるけれど、精霊のおかげで「こうあってほしい」という優しい世界、あるべき世界がここには描かれています。 人間以外の種族も存在するけど、その立ち位置や彼らの想いのようなものも自然に表現されていて、とても心地よい作品です。 私は「期間限定一巻無料」で読んで気に入ったばかりですが、すでに２０巻ぐらい刊行されている人気作みたい。納得です。２巻以降も買いたい気持ち。 関係ないけど、あとがきで「じーく、おっぱい」を叫ぶ作者は、おっぱいが大好きみたいで共感が持てます。ただし、おっぱいには貴賤はありません。

召喚された異世界で好奇心旺盛な主人公と優秀だがビビリな親友が現れる問題を解決していく話。 この世界は骸骨族、ミイラ族、ヴァンパイア族、エルフ、人間が住んでいて格差、差別などがありその中で城主としてどういう政策をしていくかっと言う話です。 主人公は楽観的で特に何の特殊能力もないのですが口がうまいのと度胸で相手の権力者を封じこめ、学業優秀で秀才な親友は変わりに環境の変化に戸惑ったりと普通の反応をしてくれます。 ヒロインは表紙のミイラの子とヴァンパイアの子で、作中やけに巨乳の女性ばかり出てきますｗ 特にエロい表現はないのですが、作者がボインに関して並々ならぬ情熱があるようで乳に関しての記述が多いですねｗ