
総合評価
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powered by ブクログエンダーのゲームをビーンの立場から描いた話。エンダーのゲームから読むこと推奨。エンダーのゲームも面白いが、こちらの裏話もそれにおとらず面白い。
0投稿日: 2018.11.12
powered by ブクログ「エンダー」シリーズの発端の時代を別人物の視点で描いた物語。「エンダーのゲーム」同様に「少年の冒険と成長」が語られ、さらにしられざる真実(仕掛け)が明かされることでエンダーの世界をより豊かなものにしている。 すべての「伏線」がオリジナルのエンダーズサーガと破綻なく寄り添いつつ、気持ちよく「回収」されているのが小気味いい。 また、「エンダーのゲーム」同様の構成(大人同士のやりとりが挿入され、本編が進む)は、「エンダーのゲーム」のファンには馴染みがあり好ましい。
0投稿日: 2018.07.30
powered by ブクログビーンの抜け目のなさと天才っぷりが面白い。エンダーとはまったく違う観点からバトルスクールをHackしていくので、視差小説としての面白さが十分に確保されている。 一方ビーンの出生の秘密に関するくだりは後づけ感が否めず、今のところ不要であるとしか思えない。キリスト教に染まりっきたキャラを一人は出さないと気が済まないのだろうか。 下巻に期待。
0投稿日: 2017.10.16
powered by ブクログビーンの「エンダーのゲーム」もう最高 表紙 8点加藤 直之 田中 一江訳 展開 8点1999年著作 文章 8点 内容 800点 合計 824点
0投稿日: 2017.04.30ビーン視点のエンダーのゲーム
本書は『エンダーのゲーム』の登場人物ビーン視点の物語になっています。ビーンがバトルスクールに入りエンダーと出会うまでが上巻になります。 序文に書かれていますが、作者オースンは先に読むのは『エンダーのゲーム』と『エンダーズシャドウ』どちらでも問題ないと言っています。しかし私は『エンダーのゲーム』を先に読むのをお勧めします。やはり一連の物語の主人公はエンダーだからです。 本書はビーン視点のサイドストーリーや『エンダーのゲーム』の補完的な印象があります。だからと言って『エンダーのゲーム』に負けないくらい面白いので、あちらを読まれた方はこの『エンダーズシャドウ』も読まれてみてはどうでしょうか。
0投稿日: 2015.04.16
powered by ブクログ「エンダーのゲーム」を読んでいるからか 「エンダーのゲーム」より面白く感じる。 「エンダーのゲーム」にビーンが登場するあたりで 上巻は終わっていて、「エンダーのゲーム」では 全く描かれていないビーンの過去が明らかになる わけだが、、、過酷。 そして単にビーンが優秀な子どもというだけではない 謎と秘密も明らかにされていく。 ゲームの結末はわかっているので、 下巻は別視点で描かれるあの物語が楽しみ。 そしてこの物語の結末も。 ただの鼻っ柱の強い、生意気で、賢く かわいい小僧では、なかったのね。
0投稿日: 2015.01.08
powered by ブクログ映画化する「エンダーのゲーム」続編というかスピンオフ。本編主人公エンダーを補佐する影であった少年ビーンの視点で「エンダーのゲーム」の裏側・真実が描かれます。おもろいこれ。
0投稿日: 2014.06.22「エンダーのゲーム」の姉妹編
本編の「ゲーム」に出てくるバトル・スクールでエンダーの副官を努めたビーンが主人公。前半は、ビーンがロッテルダムで孤児として生まれストリート・キッドとして頭角を現して行くまで、そして後半はバトル・スクールに入りエンダーとドラゴン隊でトップに登り詰めてバガーを倒すまでが描かれている。特にバトル・スクールに入ってからの話は、「ゲーム」をビーンの視点から見ているので面白い。あのエピソードの裏には、そのような話があったのかなどエンダーの世界を立体的に描くことによってより奥深い話に仕上げている。 作者は、ビーンを主人公にした話をこの後何冊か書いておりすべてに「シャドウ」と銘打っている。これはビーンがエンダーの影という立場をあらわしているのだが、本編シリーズでは語られないエンダーが去った後の地球を舞台に物語りは展開していく。しかもエンダーの兄ピーターとストリート・キッド時代の殺人鬼アシルも登場し、本編よりもより軍事戦略的な話が多く「ゲーム」が好きだった人にはおススメだ。
5投稿日: 2014.04.18
powered by ブクログエンダーの部下で最も優秀なビーン視点の「エンダーのゲーム」サイドストーリー。 ビーンが特別な存在だったというのは「エンダーのゲーム」を読んでるときから分かっていたけど、ここまで優秀だったとは。ビーンが指揮官になってもおかしくなかったかもしれない。 ビーンの出生の秘密、バトルスクールに行くまでの生活の様子、バトルスクールに入学してからの様子……どれも興味深かった。 上巻はエンダー率いるドラゴン隊にビーンが入隊したところで終わっている。下巻ではビーンはどんな活躍をして、エンダーとどうかかわっていくのか。続きを読むのが楽しみ。
0投稿日: 2014.01.13
powered by ブクログ「エンダーのゲーム」は日本語訳刊行当時に大変面白く読んだ記憶があり、このエンダーズ・シャドウは「ゲーム」の映画化をきっかけに読むことになった。 タイトルから想像するようなエンダーの影武者ではなく、遺伝子操作によってこの世に生を受けたビーンこそ、人間の能力の限界を超えた、いわば「ゲーム」の勝敗に直接、間接的に関わる存在だったのが面白い。 これぞ「シャドウ」の醍醐味。 コンピューター並みの演算能力と深い洞察力を誇るビーンだが、だからこそエンダーの苦渋を伴う人間としての決断によって光明を得るという辺りが皮肉。 不幸な生い立ちのビーンこそ、戦後は幸せに生きて欲しい。
0投稿日: 2014.01.11
powered by ブクログ「エンダーズ・シャドウ」読了! エンダーの影の存在としてエンダーを補佐したビーンが見た『エンダーのゲーム』の真実とは…?恐ろしい昆虫の姿をした異星生物バガーの2度にわたる侵攻をかろうじて撃退した国際艦隊は、きたるべき第3次戦争にそなえ、バトル・スクールを設立した。そこでは未来の指揮官となるべき少年少女が訓練にあけくれていた。スクール史上、最高の成績をおさめたエンダーとビーンの活躍を描きだす『エンダーのゲーム』姉妹篇。 (Amazonより) オースン・スコット・カードの代表作「エンダーのゲーム(以下ゲーム)」を、別登場人物(ビーン)の視点で描いた作品。 なかなか面白かったです。 「ゲーム」ほどの興奮はなかったけど、そっちを読んだのは子供の頃だしね。 しかし、まぁこの人の書く本は、本当に読みやすいな… 上下分冊で内容もページ数も結構あるんだけど、あっという間に読み終わってしまう。 丼いっぱいのソーメン食べるような感じ。 ま、このひっかかりのなさが、嫌いな人もいそうだけどね。 本作につづいて、ビーンを主役にして、三部作になっとるようです。 エンダーを主人公にした作品としては、「ゲーム」のあとに「死者の代弁者」「ゼノサイド」ってのがあるんですが、時間もだいぶたってて、全然、世界観もテイストも違う話なんですね。 作者としても「ゲーム」で描いたハガーとの戦争とその続く世界を改めて描きたかったということなんでしょう。 機会があれば続きもよんでみまっす!(積極的には買わないんだぜ) 興味のある人はまずは「エンダーのゲーム」がおすすめです。 これから海外SF読みたいって人には、絶好の入門編だと思う。 ハリウッドで映画化企画も進行中だし 作者は本作とゲームどっちからでも読めるって書いてたけど… 「ゲーム」から読んだほうが面白いね、きっと。 本書は現在絶版中みたい… ま、ぁゲームの映画化にあわせて再版されるだろうけど…
0投稿日: 2012.05.18
powered by ブクログ「エンダーのゲーム」をエンダーの片腕ともいえる存在、ビーンにスポットを当てて書かれた物語。ビーンはエンダー以上の天才だった。面白い作品だが、先に「ゼノサイド」で残された宿題を片付けてほしかった。
0投稿日: 2006.02.28
