
総合評価
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powered by ブクログ確かこの小説に出あったのは、私が中学性の時だった様に記憶している。 先程、急に岩戸の暗闇で二匹が静かに語らず、息も殺して過ごす夏を思い出し、あの空気感に浸りたく近所の本屋で買って来た… 全く身動き出来ない不自由な二匹… そろそろ最期を迎えるであろう頃 二匹の心は宇宙大の拡がりを見せる… ままならない人生のほんの数分… この小説でなんとも言い難い空気感を味わって見ても損はないと思う…。
1投稿日: 2010.05.20
powered by ブクログ良かったです。幻想的。 昔話みたいな不思議な雰囲気の短編集。 意味なんかはあんまりわかんないのもありましたが、なんとなくきれいだったり物悲しいかったりする情景を味わえました。 たとえば『屋根の上のサワン』。 僕も小さいころいろいろな生き物(おもに昆虫)を捕まえてきて飼いました。 大半はすぐに死なせてしまいましたが、気付いたら逃げていたのもいます。 飛べないように羽を切られていながら仲間の声に誘われて旅立ったサワンは無事に仲間と旅をしたのでしょうか。 う~ん、悲しいです。
0投稿日: 2010.05.12
powered by ブクログ短編文学は久々。あっという間に読了したが、最初は、なんだかわからなかった。 おっきくなっちゃった山椒魚が巣穴から出られなくなってしまったお話、と書けば、あまりにも浅いのだが、それをこうして文学に仕立て上げたのは素晴らしいと思う。 読了して、他の方々のレビューを読むうちに、じわじわと良くなってきた。
0投稿日: 2010.01.29
powered by ブクログKodama's review 近代文学に『超』がつくほど弱いので、師匠お勧めの書籍100冊で紹介されている近代文学は最低でも読まなければと手にしています。まだまだ読み込みが足りないのでしょう、理解不足の面もあり(笑)。 (08.9.15) お勧め度 ★★★☆☆
0投稿日: 2009.11.19
powered by ブクログ短編集。 今とは違う価値観や自然の様子などを感じ取れますが じゃっかん言葉遣いがわかりづらかったり え?なんでそうなる?と思ったり。 山椒魚はアホくて可愛いですが なんかじみーっとくるものがあります。
0投稿日: 2009.06.19
powered by ブクログこれから読む。 「重力ピエロ」のなかで泉と春が幼いころ「悲しんだー」と言っていたので気になっていました。
0投稿日: 2009.03.06
powered by ブクログ「何やってんだよ、こいつら」って内容を綺麗な文章でまとめてあるのが山椒魚。あとの短編はご自分で確認なさるのがいいでしょう。
0投稿日: 2008.10.03
powered by ブクログなんてシュールな美学!なんしかびっくり。井伏 鱒二は太宰が敬愛していたっつうことで読もうと思ったんだけど、意外や意外、読みやすい!おもしろい。「山椒魚」だけじゃなくて、「言葉について」「屋根の上のサワン」「夜ふけと梅の花」など短編がどれも繊細かつ適度な皮肉を含んだ視点で、琴線に触れます。小さな感動をありがとう。
0投稿日: 2008.02.20
powered by ブクログきっかけは伊坂幸太郎「重力ピエロ」。にこ。 文章の美しさに癒された。漂う雰囲気にのみこまれる。 方言がちょっと読みにくくてちょっとまごついたけど。 「朽助のいる谷間」「屋根の上のスワン」がすごく好きでした。
0投稿日: 2008.01.02
powered by ブクログ井伏鱒二。いい名前。かっこいいな。そして、サンショウウオ。モチーフが面白い。しかも、山椒魚は悲しんでるんです。そして、自分の失策を嘆くのです。自分の失策を受け止めて、嘆くことのできる人がどれほどいるのか?、ということを考えれば、この山椒魚は素晴らしい。 井伏鱒二の文章は、方言が多く、少しとっつきにくい部分があるが、物語の構成が素晴らしく、その構成の中に方言ががっちり入っているので、表面上の文章は読みにくくても、その構成が見えてくれば、方言が独特のリズムに感じられるので面白い。言葉と文章と物語とすべてのレイヤーで緻密に構成されていると感じたのは、初めてかも知れない。 071015読了
0投稿日: 2007.10.16
powered by ブクログ2007/04/22購入。高校の時教科書で山椒魚を昔読んでびっくりしたんよなぁ。他のもちょっと読んでみようかと。
0投稿日: 2007.08.15
powered by ブクログ山椒魚の終わり方はカットされる前のほうが好きです。結局どっちも悟りには達していないわけですが、何となく言わんとしていることも分らんではないような。適応機制という保健の授業でのお言葉を思い出しました。
0投稿日: 2007.06.20
powered by ブクログ最近になって漸く読んだ文学作品ですが…改めてこうして読むとすごさにただただ溜め息しか出ません。 作品の余韻、醸し出される雰囲気が堪らないのです。
0投稿日: 2007.05.21
powered by ブクログ『山椒魚』は国語の授業で知って好きになった話。でも説明されないと言葉の裏の意味とかわかりません・・・
0投稿日: 2006.11.26
powered by ブクログ史上最高に合わなかった本。 全く頭に話が入ってこない。 千明が頭が悪いからなのか。。。 スワンのはちょっとおもしろかったけど、他はあんまりすぎた。
0投稿日: 2006.02.07
