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男性論 ECCE HOMO
男性論 ECCE HOMO
ヤマザキマリ/文藝春秋
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総合評価

62件)
3.6
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13
7
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    山崎さんの歴史・人物を見る目が豊かで、こんな風に人生を見ることができる心の豊かさに憧れる。若いうちから日本を飛び出して海外生活が長かっただけでなく、山崎さん自身の好奇心・寛容性によるものだと思う。過去現在を問わず、人間を俯瞰して見ることのできる目線。 時間・空間を、横軸だけでなく縦軸で掘り下げて。狭い世界で考えていた自分の視野をぱっと開いてくれた。

    0
    投稿日: 2024.01.21
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    <変人だっていいんで、その人が何事かを成し遂げたとき世間は驚き「変人」のレッテルを「天才」に変えます。逆に言えば偏狭で画一的な価値観を押し広げられるのはそうした勇気を持った変人だけです。寛容な世界の実現のためにも私は変人を応援したい。> さまざまな点で行き詰まっている現代の世の中を前に進めることができるのは変人だと私も思う。また、変人であるためには、自分が好きであることも必要だろう。この点はイタリア人を見習いたい。 <イタリアの強さは何といってもみんなが自分好きであること。「生まれてきて、俺バンザイ!」が基本で外になどなびかない自分の鏡を持っている。>著者は、こういう男がかっこいいと考えている。

    0
    投稿日: 2023.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同時代の同空間に生きている人だけでなく、時間軸を立てに掘り下げ、自分と同じような属性の人間がいないか探していくと、人は今よりも自由になれる。

    0
    投稿日: 2023.11.27
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    ヤマザキマリさんの元夫ベッピーノさんからはじまる感化を受けた男性に関するもの。ヤマザキマリさんの考え方のベースがよく理解できる。

    0
    投稿日: 2023.10.21
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    映画化もされた「テルマエ・ロマエ」を描かれた漫画家。読んだのは、これが初めて。題名から想像していた内容とは違うかったし、結構そういう考えや感覚ってわかるって事があったわりに、いまひとつ共感しなかったのは、なぜだろう。

    0
    投稿日: 2023.06.25
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    テルマエロマエの著者ヤマザキマリさんによる、現代人には内歴史的背景も含めた、さまざま男性・女性像の解説本。 ⇨そこから、教養を吸収しながら自己啓発が出来るような本である。 超読書家で好奇心旺盛だった、古代ローマのプリニウスや、ルネサンスの実業家的なラファエロのマインドは個人的に好きでした。

    1
    投稿日: 2022.10.05
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    p66 大プリニウスは、火山の噴火を見に行って亡くなった。自分の死より、精神性の充溢のほうに優先順位を置いた。 p161 変人だっていい。そのひとが何ごとかを成し遂げたとき、世間は驚き、変人のレッテルを天才に変える。偏狭で画一的な価値観を押し広げられるのは、そうした勇気を持った変人だけ。 p198 他人の価値基準から、逃れる p201 いまの日本は、暗黒の中世時代に相当するかもしれない。でも、ルネサンスというのは中世時代があったからその反動で生じたもの。 p222 自分自身で時間をかけて辞書を作り上げていくということ。 いろんな書物を読んだり、絵や映画を見たり、音楽を聴いたり、世界中の街を歩いてみたり。そうやって自分の想像力を駆使することで、いまは生きていない人たちとも、親密に付き合うことが出来るわけです。

    0
    投稿日: 2021.11.07
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    イタリア人イメージは若干変わった? イタリア人男性が意外と中身で女性を選ぶ、とかキリスト教的に離婚はあまりないところとか、意外なことはあったけど、思った内容とちょっと違ったかな…。

    0
    投稿日: 2021.10.10
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    漫画家、ヤマザキマリによる男性論。ある意味、ジェンダー論である。 自身の生い立ち、生活してきた場所等により著者の性格や考え方は確立したのだと思う。 その自立した考え方と生き方は日本人にはないものだと感じる。 まさに日本の実態をついている。他国にはない日本独自の「男性とは」「女性とは」という視点がある。 世界に目を向け、もっと大人の人間を育てていかなくては、日本は世界で太刀打ちできなくなると感じた。

    0
    投稿日: 2021.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・しかし、この話のポイントは「モテモテでよかったわね」というところにはありません。そうやってルリ子の尻を追いかけ回すイタリアの男たちに、「ほんとはどんな女の子が好き?」と訊ねてみたならば、「共犯者になれるひとがいい」とか、そんな感じの答えが返ってくるはずなのです。  共犯者、イタリア語では「コンプリチェ」ですが、たとえば自分がいたずらをしでかしたときに「何やってんのよ」と叱るだけでなく、「やっちゃったね」と一緒に乗ってきてくれるひとのことをいいます。なにか自分が新しい局面に立ったとき、背中に隠れているのではなく、一緒に手を取って飛び込んでくれるひとー。つまり真に「理想の女性」は、「お人形さん」では困るのです。 ・そういった特異な性愛は人間の歴史とともにあるものですから、決して悪いとは思いませんが、ときどきそのファンタジーの方向の単純性には思わず呆れてしまうことがある。なぜなら、その女の”かたち”が意味することとは、「無抵抗なかわいい少女が、こんな俺を受け入れてくれて、発育したママのような身体でなんでもさせてくれればなあ」というものだからではないでしょうか。もちろんファンタジーは誰しも抱くものですが、ちょっとその気弱さに情けなくもなってくる。 ・そしてもっと問題なのが、そうしたおもに男性側から作り上げられたいびつな美の価値観を内面化して、それにあわせようと躍起になる女性が多いということ。イタリア男にしてみれば、「こんなかっこういい女性を彼女にできる俺どうよ」というベクトルが働くから、女性たちも成熟してゆける。でも、日本の男性にはなかなかそういう感覚がないでしょう?男性が大人になればオートマチックに女性も解放されると思うのですが、多くの日本の女性が「若さ」という指標にとりつかれているように見えるのは、個人の問題のようでいて、じつは構造上の問題です。 ・古代ギリシャのヘレニズム時代、そして古代ローマ時代に作られたヴィーナス像をみると、女性らしいしなやかさをそなえつつ、どこか力強いという印象を受けます。  たとえばルーヴル美術館にある「ミロのヴィーナス」。ヘレニズム期の紀元前100年ごろに作られたといわれるこのひじょうに有名な女神像は、神秘的な眼差しをたたえ、なににも媚びていない真の女性の姿を表しているかのようです。女神であるからには、万能な存在です。でもすごく謙虚なたたずまいもある。彫刻家のロダンが、この像に心奪われてしまったことも納得です。  ミロのヴィーナスに限らず、ヴィーナス像を仔細に眺めていると、普遍的な女性の美とはどういうものか、漠然としながら理解できることがあります。それは、ただの外面的な造作の整いかた、つまり美人か不美人かだけが、美を形づくるものではないということ。ましてや、着るものや髪の手入れの度合いなど関係ありません(そもそもヴィーナス像は、半裸かヌードのものも多いですし)。  いわば、宇宙的哲学としての「調和」-自然との調和だったり、内面と外面の調和だったり、知と情の調和だったりと、ともかく調和的であることに女性の美は宿るのだなと感じます。そうした調和を無視して、人為的に外面だけをいじくりまくる方が、みっともないと思ってしまうのはわたしだけでしょうか?

    1
    投稿日: 2020.05.13
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    著者がいちばん伝えたかったのは、タイトルよりも後半ではないかと思う。 5章 女性論(日本人は幼稚と言われる…など) 6章 ボーダーを超える!(置かれた場所で咲かない…など) が、男性論よりはるかに興味深く、メッセージ性を感じた。 日本の男性が変われば日本の女性も自動的に変わるという視点もなるほどと興味深い。 ラファエロの画を見てこういう感じ方をするんだ、というのがまた新鮮だった。 自分になかった発想やものの見方が面白い。自分の価値基準をしっかり持っていこうと改めて思った。

    0
    投稿日: 2019.07.11
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    古代のおとこからジョブズ、水木しげるなど。テルマエロマエの作者でイタリア人夫をもつヤマザキマリさんの本 C0295

    0
    投稿日: 2017.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1/4ヤマザキマリの好きな偉人伝 1/4ヤマザキマリの自伝 1/4イタリアと日本の社会の比較 1/4ジェンダー論 みたいな感じ。 ジェンダー論については結構違和感があった。 あと、著者は「置かれた場所で咲きなさい」をちゃんと読んでないんじゃないかな。

    0
    投稿日: 2017.08.21
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    他書で「この本面白いよ」と引用されていて読んだ本。 理想の男性論を彼女の完成で切り出していく。読めば読むほど強い女性だなぁと思わされる。というより、男性的だなぁと思う。読んでくうちに、男性やら女性という枠すら分からなくなってしまって終了、苦笑。 今ぼくはシンガポールにすんでいて、いろんな文化に触れられる。それを楽しいと思うし、偶然にもイタリアに旅行を決めた後にこの本を読み始めて、奇遇だなと思う。イタリア旅行が楽しみになりました。

    0
    投稿日: 2017.05.14
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    とてもよかった! うーん。大切なのは新しい世界に飛び出して揉まれてでも立ち向かってとかそうゆうのなんだろうと思う。 なんであれ、これでいいんだ、できるんだって思える環境はとても大切。ぼくの場合は本からこれでいいって教えてもらった。

    0
    投稿日: 2017.04.25
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    『テルマエ・ロマエ』で有名になったヤマザキ・マリが分析する男性論。 彼女自身の海外在住体験記(今もイタリア在住)もさることながら、その大陸的な思考法は日本国内にいては生まれないと思わされるもので、非常にユニークで面白かった。

    0
    投稿日: 2017.03.20
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    メキメキ!ワキワキ!成熟した女の美とは!置かれた場所で咲いてる場合じゃねーんだよ!。。。痛快な視点は説得力ありすぎ。14歳で一人海外へ赴いちゃってる人に言われちゃぁね。

    0
    投稿日: 2017.01.23
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    漫画家のヤマサキマリさん、高校中退して単身イタリアに留学したのですね。実体験からみたイタリア人は、日本人と異なりたいへんコミュニケーションをするようです。日本人に足りない部分をイタリア人は持っているんだなあと感じます。日本人ももっと個人の生活、人生をイタリア人のように楽しむことが大切なのではないかと思います。

    0
    投稿日: 2016.10.22
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    『テルマエ・ロマエ』の作者が(たぶん)語っている一冊。ただし看板に偽りありだ。この本は「男性論」としてしまうには惜しすぎる。男性について論じてもいるけれど、女性についても論じているし、そんなの超越して、人間とはどうあるべきかということを、若いうちに日本を飛び出し生きてきた視点で語っているところに価値がある。 語り口がスパッと言い切っていて気持ちいい。「私は○○だと思う」みたいな責任転嫁っぽい言い方をせず、「○○だ」となっているので説得力がある、信じたくなる、共感したくなる。

    0
    投稿日: 2016.08.13
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    she loves roman and loves people it. her comment is one of the comments too.

    0
    投稿日: 2016.08.01
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    不思議な体裁の本。カットアップした様な編集に感じた。編集者との対談を文書化した感覚。第6章が良かった。

    1
    投稿日: 2016.06.18
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    高校を辞めてイタリアへ絵の勉強をするため日本を脱出したマリさん。さまざまな辛酸をなめ、恋愛し結婚し子供を産み一所懸命仕事をし、ユニークな視点をもつマリさん。 外から見た日本、ほんとのイタリア。 最近ヤマザキマリさんに心酔する私が、喝を入れられた言葉がこの本にある。 「置かれた場所で咲かない」 マリさんは、居心地が悪ければその外に出ればいい、自分にはここしか居場所がないと考えることは自己暗示、一歩外にでれば多様な価値観が認められる広い世界だってある・・・ 忍耐強さが唯一長所だと思っていた自分に、子供のころの自分に、言って聞かせたい言葉だ。 いま苦しんでいる子どもや大人に(特に子どもたちに)聞かせてあげたい言葉。 大人はそう簡単にはいかない、それは自分勝手というものでしょ。そんなのわかってます、だけど、自分で自分を縛ることはない。状況をかえることが難しくても、せめて固執した考えからフリーになりたい。 そんな人にはまず、1日でもいいから、旅をお勧めしたい・・・などと、いろんなことを考えてしまった。旅といってもいろんな旅の方法がある・・

    2
    投稿日: 2016.05.08
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    テルマエロマエの作者ヤマザキマリさんのエッセイ。タイトルほど男性論は語っていないが、ヤマザキさんのイタリア愛がひしひしと伝わってくる情熱を感じる一冊だった。 私はヤマザキさんの漫画を読んだこともなければ古代ローマ史の知識も教科書情報がおぼろげに残っている程度だったので、共感が少なくあまり入り込めなかった。 一方で女性論については激しく同意。ルリ子ちゃんの例えのように、日本人は男性も女性も外見的な美しさに執着せず、成熟美を知るべきだと思う。 また、調和の美しさというのは初めての観点で、肩に力の入っていないナチュラルな人が特段美人でなくても素敵に見えるのは、この調和によるものなのだと勉強になった。

    2
    投稿日: 2016.03.04
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    読後に私もがんばろうと元気がもらえる。著者をひきつける古代ローマの寛容性とダイナミズムと増長性。古代ローマ、何も知らなくて本を読んでみたくなった。題名は男性論だけど、私はいい女論が響いたかな。 2016.2.21

    1
    投稿日: 2016.02.21
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    イタリア旅行直後に借りて読む。 寛容性、ダイナミズム、増長性(伸びしろ)。 日本にもルネサンスを! 古代ローマ的男性ーいいものを取り入れるボーダーのなさ、直感力、柔軟性、慣用力。ういういしい感覚 貪欲さ。 繊細、多彩、バランス欠けるも憂いも影もある皇帝、ハドリアヌス帝。 書物、絵、映画、音楽、世界の街、…、知識だけでなく、想像力のよすがとなる自分の辞書(オリジナルの辞書)を作っておけば、新たな展開を生む軸を生み出してくれるはず。 シチリア-パレルモ-フェデリーコ二世.ナポリ大学

    1
    投稿日: 2016.02.08
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    タイトルにある男性論に留まらず、女性論、そして現代日本人への問いかけまで。興味深く、共感する部分も多い一冊だった。特に、外に出ようという部分。 ヤマザキマリさんの言うように、周りに影響されることのない、自分の「核」のような部分を持ちたいとも思う。そしてその土台はこれまでの人生で少しずつ積み上げられてきていて、後はこれからの選択や思考を通してはっきりした形をなすように感じる。

    1
    投稿日: 2016.01.16
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    ヤマザキさんの古今東西好きな人を集めた本。美術史だったり文化論だったりの知識も深く面白い。出版業界の闇には、この方のような勇気ある発言が必要とも思う。

    1
    投稿日: 2015.12.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ハドリアヌス、プリニウス、ラファエロ、スティーブ・ジョブズ、安部公房…。「テルマエ・ロマエ」の著者が、古今東西、理想の男たちの魅力を語り尽くす。自身の漫画的日常や、女性論、日本論なども収録。 なかなか興味深い内容でした。 みんな外へ出よう,元気だそうよ♪

    3
    投稿日: 2015.12.28
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    借りたもの。 ヤマザキマリ氏が好きな男性たちを通して、彼女の哲学を垣間見るエッセイ。 その男性像は、職人肌であり、かといって内にこもらず、敏感に世相を捉えるバランス感覚に優れた人々だった。 彼らはその結果、前衛的で先見の明があり、現代社会に何らかの形で貢献した/する。 後半には理想の女性像についての言及も。 自分の芯(哲学)をしっかりと持った女性像は素敵だ。男性に依存するのではない、男性に敬意を払いながら、愛される女性は正に男女ともに理想の姿だと思う。 また、イタリアと日本の比較文学的な話も。 ローマの魅力は多様性を認め受け入れる寛容性だと強調する。それは『テルマエ・ロマエ Ⅰ』(http://booklog.jp/item/1/4047261270)の冒頭で既に語られていたか…… グローバルな社会と叫ばれている中、世界はそれを忘れないで欲しい……そして日本ももう少し寛容さを大切にしたいと思った。 イタリアの、特に古代ローマとルネサンス期への敬愛は美術に関わった方ならではの視点だと思う。 彼女の語る半生の行動と活力に感嘆してしまう。 文中に何度も出てくる“ワキワキ・メキメキ”という感覚は、好奇心に駆られ行動する彼女の感動そのものだ。

    1
    投稿日: 2015.12.11
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    テルマエロマエの原作者ヤマザキマリ氏が影響を受けた男性、女性が紹介されている。海外滞在歴が長く、半分外国人というヤマザキ氏の独特な世界観が生まれた背景やきっかけとなった人を知り、テルマエロマエの作品の理解にもつながった。最終章では、日本社会や漫画家への疑問や改善点を指摘している。

    1
    投稿日: 2015.12.06
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    期待していたような、古代ローマから現代までの様々な男性を一人ずつ取り上げて語る、といった内容は前半までで、 それ以降は主にヤマザキマリが普段、今の日本について考えていること、という感じだった。 個人的にはもっと、ヤマザキマリならではの古代ローマ人評を読みたかったかな、、、 イタリア人の理想の恋人が"共犯者になってくれる人"というのは、すごく魅力的だと思った!

    1
    投稿日: 2015.09.12
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    古今東西さまざまな男性について論じつつ、「第5章 女性論」が秀逸!かわいげがなくても、いいじゃないか!(え、、違う?笑)

    1
    投稿日: 2015.05.24
  • ヤマザキマリ、日本を語る。

    「男性論」とタイトルに銘打っているものの、女性論、そして日本人論にまで及んでいく本書。 漫画家、ヤマザキマリが”ボーダレスな男たち”を主軸に、自身の思いの丈を堂々とぶつけてきます。 本書では、彼女が魅せられた男性の偉人たちが紹介されていきますが、古代ローマのハドリアヌス、プリニウスといった面々から、安部公房、水木しげるといった日本人の作家たちまで、その対象は自由で広大。 彼らの生き様を眺めつつ、どこか縮こまってしまっている日本社会を喝破していきます。 海外暮らしが長いヤマザキが日本に向ける目線は、あくまでも”外から”のもの。 そういった少し距離を取った目線を自然と身につけたからこそ、古代ローマ人が日本の風呂文化に驚愕する『テルマエロマエ』が生まれたのでしょう。 創作者としての彼女の“源泉”も、垣間見ることができるはずです。

    3
    投稿日: 2015.04.22
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    歴史に名を残す男性の生き方を通して、ヤマザキさんの人生の理想像が見えてくる。共感できるところ多し。日々の生活に居心地の悪さを感じながらもそこから抜け出せない私。ヤマザキさんの絵を描くことのようなものを私も見つけたい…

    1
    投稿日: 2015.02.13
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    須賀敦子さんのことが出てくると聞いて思わず。 ヤマザキマリさんの来し方や近況も語りつつ、これまでの作品の登場人物としてとりあげたり、影響を受けたりしてきた古今東西の魅力的な男性を通して、いかに生きるか、を探る。今の日本には「寛容性」「ダイナミズム」「増長性」が不足してはいないか。もっと豊かさやおもしろさを大切に生きてもいいのでは、という話。 「暮しの手帖」のラディカルさを楽しんだ思い出など、共感ポイント多し。 ハドリアヌス帝、ルシウス、プリニウス、フェデーリコ二世、ラファエロ、水木しげる、とり・みき、スティーブ・ジョブズ、花森安治、女性では須賀敦子に兼高かおる

    1
    投稿日: 2015.02.10
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    共犯者が魅力的と言う言葉は、同感。 見た目の美しいだけの中身のない女や男に惹かれるのは一瞬つまり、美人は三日で飽きるの意味はここにある。

    0
    投稿日: 2014.12.08
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    うーん。何とも上から目線というか結局は自慢話じゃんと思ってしまうのは私に問題があるからなのか。最後あたりで少しは共感できるところはあったけど,読まんでよかったなぁという読後感。女性たちへのエールでもあるそうだけどそう受け取る女性は少ないんじゃなかろうか。やはり私の問題か。

    0
    投稿日: 2014.11.07
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    【男も女も、ルネサンスは自ら仕掛けよ!】「ルネサンスは自ら仕掛けよ」。『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリが、愛すべき古代ローマ的な男性たちを軸に語る想像力の在り処。

    0
    投稿日: 2014.09.09
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    相手に求めることはコンプリチェであること。 そして女性は見た目でなくて中身を磨けと… その通り。見た目磨きようもないしなぁ。とか 私のコンプリチェどこにいるんや〜。とか 50歳、60歳になったとき、優しい顔でいたいなぁとか そんなことを考えました。

    0
    投稿日: 2014.09.06
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    古代ローマの人々、スティーブジョブズ、安部公房が紹介されている。ヤマザキさんの作品に登場していることに気づき、好きな人々を描いているからこそ、作品も面白くなるのだなと実感。「男性論」というタイトルだが、内容はそうでもない。

    0
    投稿日: 2014.08.29
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    塩野七生『男たちへ』のような内容を期待したせいか、かなりがっかりした。イタリアや諸外国をまたにかける漫画家、といった経歴を活かした独自の見識は少なく、「外国に出ろ!」「知性のないやつは嫌い!」といったそこらへんのアラフィフと同じような意見が多い。

    0
    投稿日: 2014.08.10
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    ワクワクが止まらなかった。 読んでいてこんなに心地よいと思えたのは久しぶり。 好きなことについて、熱く熱く語っている人は美しい。 聞いているこちらも幸せな気持になる。 紹介されている対象物の好き嫌いは別にして、熱く語る姿勢に、ずーっと幸せな気持にさせてもらいました。 私は、昔から空気を読む方。その反動なのか、最近は場を壊したいというところまではいかないまでも、思いの丈をぶちまけたくなる衝動によく駆られる。それでも、言えずに終わってしまうことばかり。 本書ではその背中を押してもらった気がする。 気持を押し殺して長生きするより、やりたいことをやってぱっと散り行く生き様の方が誇らしい。 すかっとする素敵な作品でした。

    0
    投稿日: 2014.07.10
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    題名からそれた話も少しあるが、面白い本。 私が昔考えた、日本男性の幼稚さがビシッと書いていてスッキリした。 私は外国に住んだ事も行った事もないが、ヨーロッパに長く住んでいたヤマザキマリと、私の高校時代から漠然と感じていた男性に対する問題意識が似ていてビックリした。

    0
    投稿日: 2014.07.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    構成が読みにくい。人物の紹介が始まるのかと思ったら、すぐに、それに関連する著者のエピソードに飛んでしまって、ついていくのに疲れた。(なぜそのエピソードが語られるのか、については十分言及されていると思いますが)最終的に、女性論、「100万円問題」まで出て来てしまって、他の方も書かれていますが、「男性論」というタイトルに違和感あり。自分も海外経験があるので、主張している内容には大いに共感しますが、話の逸脱が多すぎて、はたして、この本で一番訴えたかったのは何なんだろう?と思ってしまった。イタリア人はとにかくしゃべる、というようなことが書かれていましたが、本を読んだというよりは、著者の押しの強いなが〜いおしゃべりにずっとつき合ったような気分。著者の主張やエピソードは面白いし、知識も経験も人より豊富な方なんだろうなぁ、と素直に感心しますが、もう少し、読む側に立った(それこそ欧米人によく見られる論理的な)プレゼン的スキルが感じられてもよいのでは?と思ってしまった。まあ、これはこれで面白いし、著者のことは割と好きだし、それこそ我が道を行っているだけなのかな、と思ったりもしますが。。。ちょっと個人的に期待していた感じとは違ったので、★2つ。

    0
    投稿日: 2014.06.24
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    置かれた場所で咲くな! 日本人の美徳は他の文化圏の美徳とは限らない。 こういうことを書けることにヤマザキマリの価値があると思う。

    0
    投稿日: 2014.05.30
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    ブログに掲載しました。 http://boketen.seesaa.net/ タイトルに偽りありだが、本論以外に面白い話が 話題の映画「テルマエ・ロマエ」(現在「テルマエ・ロマエⅡ」を上映中)のマンガ原作者のエッセイ集。 「男性論」ではなく、「私の好きなオトコたち」というようなタイトルのほうが良かったのではないかという気がする。

    0
    投稿日: 2014.05.10
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    テルマエ・ロマエの原作者による男性論というタイトルに名を借りた日本文化論。空間の横軸と時間の縦軸を組み合わせて人物を捉えるという視点は面白い。時空を超えて、憧れの人、目標とすべき人を探すのは大切なことだろう。 内向きになりがちな日本人は、空気をよりよく読むようになって、変人が生まれにくくなった。自分の鏡を内に持ち、人の目を気にせず生きることが必要なんだけどな。人付き合いをしないわけではないが、人に合わせすぎる人生は陳腐だ。生きた人生を生きるには、自分の鏡が必要だ。

    0
    投稿日: 2014.05.05
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    『テルマエ・ロマエ』の著者ヤマザキマリさんの本。古代ローマで活躍した人物から男性論が語られるが、彼らに対して思い馳せる著者の語り口は純粋で真摯。また、タイトルから予期していなかった女性論や芸術論、仕事観・人生観、さらには、現代日本批判まで繰り広げられるが、それらのひとつひとつが小気味よい。決して美談とは言い難い著者の生活ぶりと経験をベースに展開された「ヤマザキマリ」ワールドが形成されていて、ぐいぐいとひきこまれた。

    0
    投稿日: 2014.05.05
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    読了。テルマエロマエ作者による一冊。古代ローマの時代背景や、ちょっと日本人離れした作者のエピソードに一気読み。Ⅱが出るんですね。是非観てみたい!!

    0
    投稿日: 2014.04.13
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    「テルマエ・ロマエ」の作者ヤマザキマリさんによる男性論。 この作者らしく、古代ローマの男たち、とりわけハドリアヌスが魅力的と語る。 続いてルネサンス時代のアーティスト・ラファエロ、 さらにはスティーブ・ジョブズといった人たちが取り上げられている。 彼らに共通する、「古代ローマ=ルネサンス的なもの」とは、 「寛容性」、「ダイナミズム」、そして「増長性」。 「寛容性」とは、他人の感覚を自分のものにでき、その人の感覚に寄り添えること。 「増長性」とは、時代の移り変わりに合わせてフレキシブルに振る舞えること、 完璧であるよりも、未完で伸びしろを持ち続けること。 なかなか高いハードルだけれど、さらに、 即物的で現実的な側面をもちながらも、 空想・イマジネーションを具現化できる技術を合わせ持つことが 「男子の魅力」であると言っています。 空想というのはいい言葉、 ビッグなことを思い描いて実現できてしまう人というのは、たしかに凄い! という男性論ですが、ここに出てくる男達の多くは、 彼女が出会ったことのないひと。 どうして、これらの男達が増長性を持っているなんてわかるのでしょう? そこで大事になるのが、自分オリジナルの辞書を作ること。 ヤマザキさんは、17歳で絵を学びにイタリアにわたり、 その後、世界中を渡り歩き、波乱の人生を送っている。 その時々の感情に加え、本を読んだり、映画を観たりして得た経験が 自分のなかに織り込まれ、ミルフィーユ状態の辞書ができている。 この辞書を持って想像力を駆使すると、今は生きていない人たちとも 親密につき合うことができるという。 「テルマエ・ロマエ」のようなユニークで魅力的な作品ができる所以である。 「テルマエ・ロマエ」のルシウスが現在の日本に現れたように、 過去の人たちの想いを共有できる、そんな辞書をもつことができたら どんなに幸せなことだろう。

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    投稿日: 2014.04.05
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    ライフネット生命の出口さんがお勧めしていた本。「テルマエ・ロマエ」の著書ヤマザキマリ氏。男性論ということで、彼女からみた魅力的な男性たちについて語っているのだが、 このヤマザキマリさん自身、非常に変わった経験をされており、彼女のエピソードだけでも十分におもしろい。

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    投稿日: 2014.03.30
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    論というのは厳しいが、ヤマザキマリの世界観がよく分かる本。◆いきなり水木しげるが出てくるところが、おっと思う。

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    投稿日: 2014.03.29
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    読みやすく面白かった。 男性論というタイトルだけど、長い時間海外で過ごした作者の、海外と日本の比較文化論といった内容のように思えた。

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    投稿日: 2014.03.25
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    ローマ時代を愛する著者のエッセイ? 世界史、ローマに昏い私にはいまいちハードルが高く、途中挫折。 著者は高校生の頃、言葉も不十分なまま、イタリアに単身乗り込んだとか。 僕とは違う人だなぁと思う。

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    投稿日: 2014.03.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『男性論』というタイトルに惹かれて読んだらまえがきで『テルマエ・ロマエ』の作者だと知る。しかし、『テルマエ・ロマエ』の事もタイトルしか知らないという無知っぷり。前半は著者のイタリア人のご主人やローマ帝国の話を交えて古代ローマの魅力を語るという感じ。後半に差し掛かるにつれて現代の日本や女性論について。やはり、海外を渡り歩いている方から日本を見るとおかしいのだという事がよくわかる。『男性論』というテーマを通して深い部分まで見ている気がする。とても勉強になった。

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    投稿日: 2014.03.03
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    映画にもなったコミック「テルマエ・ロマエ」の原作者であるヤマザキマリ氏の、男を見つめる目線から見た人生論を書いた著書。「テルマエ・ロマエ」は映画でも、原作のコミックでも、観たり読んだりした方はご存じだと思うけど、この作品はかなり奇妙だと思う。古代ローマ人であるルシウスが、テルマエ<風呂>を通じて、現代の日本にタイムスリップ。いろいろ現代の日本風呂文化を知りながら、それを古代ローマに伝えていくという、ざっくりというと、そんなお話なのだ。なぜ、テルマエを中心に物語を進めるのか? なぜに古代ローマにこだわるのか? そんな著者の目線を「テルマエ・ロマエ」を中心に追いながら、私たちに明日を生きていくための人生論を展開してくれている。 【引用】現在の日本には絶対的に足りないものがあるとも思うのです。それは、ここに暮らす人々が「生きる喜び」の実感を得るための、機会や制度や気運といったものです。(P.15) 古代ローマに常に視点があるのは、著者自身が長年ヨーロッパ、特にイタリアに住んでいて分かる自由さがあり、今の日本との違いを如実に感じていることがあるのでしょう。 【引用】つまり、つねに古代ローマには未完であることをよしとする性質があるわけです。「ここまでできたからもういい」とはならない。時代が刻々と移り変わるから、ぼんやりとしていたら生きていられない。今日と明日はもう違う世界。生き延びるにはフレキシブルに変化できなければならないから、完璧であることよりも、未完であり、伸びしろを持ち続けることを重視する。(P.57) いずれ紹介する他の本にもあるのですが、今の欧米の白黒はっきりつける社会に比べて、あわいの世界に日本人は生きていると思うのです。物事に結論をつけずに、いろいろな多様な考え方を取り入れようとする文化は、未開な部分でもどんどん世界を拡げていける可能性を秘めている。元来、不安定な自然界と対話しながら、適応して生きる仕組みを日本文化はつくってきた。同じことが、古代ローマの世界観にもあるのかなと読んでいて感じました。 【引用】ひとりの人間では、万物を認識することはできない。それは悲しいことではあるけれど、だからこそ、地球のほかの場所、あるいは歴史的にちがう時代のひとはこんなふうに物事を認識しているのかと知るのが楽しいのだと思います。知るって、やっぱりおもしろい。認識を共有することのおもしろさに、ルシウスもわたしもとりつかれている人間なのでしょう。(P.63) やや偏った見方かもしれないですが、自分が自分という身体に意識を持って生まれてきたのは偶然の産物なんだと思うんです。逆に見れば、自己意識というのは目の前の人に宿っていた可能性もあるし、時代を越えて、歴史上の有名な人物に宿っていたものかもしれない。そう見ると、世の中の人がやっていることは、すべて自分がやっていることとも思えていいのかもしれません。だからこそ、いろんな考えを知りたい、、知識欲というのは、僕の場合、そういうところから生まれてきます。 【引用】日本にいるだけでは考えもしない問いに身を置くこと。グローバルな視野、などと大げさに言わなくとも、他人の感覚を自分のものにできる人は単純にかっこいい。他者への寛容性の第一歩は、この他人の感覚に寄り添えるかどうかだと思うのです。(P.216) そうそう、自分の感覚にフワッと入ってこれる人って魅力的ですよね。それにはまず謙虚に他人を見つめること、知りたいと思うことから始まるのだと思います。 【引用】つまるところ、自分を助けてくれるものがあるとしたら、それは想像力だと思います。想像力という比喩は月並みに聞こえるかもしれないですが、言い換えるならば、自分自身で時間をかけて「辞書」を作り上げていくということ。いろんな書物を読んだり、絵や映画を見たり、音楽を聴いたり、世界中の街を歩いてみたりする。そうやって自分の想像力を駆使することで、今は生きていない人たちとも、親密に付き合うことができるわけです。(中略)なにか大きな局面に直面したときに、今の自分を助けてくれるヒントに満ちています。(P.222) 僕が映画や読書が好きなのは、自分の普段では感じ取れない感覚を、映像だったり、文字だったりの媒体を通じて伝えてくれるからだと思います。大げさかもしれないけど、映画や本があるから、僕は人間らしい生活が送れる。映画がなかったら、生物的には生きられるのかもしれないけど、中身が詰まっていない空虚な人間でしかなかったことでしょう。こうした”人生の魅力”というものを、いろんなカッコいい人たちの生き方から学べる素敵な本です。

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    投稿日: 2014.02.20
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    ヤマザキさんの男性のタイプはまさに私のタイプ。変人だけど、頭かキレッキレな男性のオンパレードで、読んでいる時間は胸のワキワキメキメキ感が止まらなかった。男性論もよかったが、最後に出てくる女性論も面白い。近年の凄まじい女性の処女性崇拝思想が、自分自身には違和感ありまくりだったが、ただ単に男性だけの課題ではなく、女性にも課題があるんだなと再確認した。 兎にも角にも、変人を愛するって素晴らしいと感じた本であった。

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    投稿日: 2014.02.17
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    「男性論」というタイトルはどうなんだろう。今一つ内容と合致していないというか、十分に表現できていないのではないか。たしかに、著者が評価し、敬愛し、学んできた「変人」「天才」「魅力的な人々」の多くは男性なのだろうし実際にほとんどがそうした男性たちについての記述なのだが…。「男性論」にはとどまらない文化論、人間論になっている。  文章も読みやすく、著者が伝えたいことも明快。なぜジョブズの漫画を(いまさら)描くのか、という評者の疑問にも答えが書かれていて、一時期大騒動になった映画原作使用料に関する発言の経緯など、読んでなるほどと納得する情報もしっかり含まれていて、コンパクトな新書であっても、相変わらず骨太かつ低音(大人の魅力たっぷり)のヤマザキマリ健在、である。

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    投稿日: 2014.02.14
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    テルマエロマエの著者が描く理想の男性像。彼女のいろいろあった生い立ちから、どんな男性を理想とするのか、イタリア人の中で育つと男性は、女性はどのように見えるのか。オタクが好きらしい彼女が、ハドリアヌス帝、ラファエロ、ジョブスなどの外国人から、安部公房などの日本人までを取り上げる。朝日の書評で朝日新聞の加来さん(知り合い)も書いていたが、男性に対する見方が換わると女性も換わる、ソフィアローレンなども取り上げられ、年齢を重ねる女性の魅力はどういうものかも説かれていて、日本の女性にエールを送る本なのかもしれないと思う。

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    投稿日: 2014.01.26
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    ヤマザキマリさんのエッセー漫画を愛読していたのですが、最近、NHKに出演される姿をみてハスキーな声とともに「カッコいい」女性だなあと認識していました。そこで、手に取ってみたのですが、『男性論』というタイトルから好きな男性たちが語られる単線のストーリーを想像していたところ、そこにとどまらないものでした。気づけばローマ史や美術史といった趣になり、さらに自分史がそのなかに織り込まれ、日本とイタリアの比較文化論的な趣もあるかと思って読み進めていくと、日頃息苦しさを感じていたところに風穴をあけられた感じがしたのでした。なかなか同じように生きるといったことは難しいかもしれない。でも、今がダメでも過去に自分と似た人を探してみると、いまより自由になれる、といったメッセージが痛快に響きました。

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    投稿日: 2014.01.10
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    自分自身で時間をかけて『辞書』を作り上げて行く。これが人生ですね。 ヤマザキマリさんの人生観についての本でした。私は彼女ほどしっかりはしていませんが、同じ人生観を持ってます。特に若い人はどんどん外に出て行っていろいろな体験をするべきです。 今まで当たり前と思ってたことは当たり前ではなくなりますから。 その時々の体験が自分の辞書の1ページとなり、いつかは分厚い辞書となるでしょう。困った時には、想い出してページをめくってみればヒントが隠されていると思います。

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    投稿日: 2013.12.31
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    タイトルから想像するような硬い内容ではなく、どちらかと言えば「ヤマザキマリの作り方」みたいな、ヤマザキマリの背景を知ることができる(帯にある”波瀾万丈な男性遍歴”はあざとすぎて嫌)。 彼女が主張する「外に出よ」には激しく同感。TVやネットで全てが解ると思っていること自体が、傲慢だし、自分自身を枠にはめ成長することを阻害しているということを知るべきだ。

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    投稿日: 2013.12.23