
源平六花撰
奥山景布子/文藝春秋
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総合評価
(4件)4.0
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powered by ブクログ【NHKラジオドラマ化決定!】屋島で那須与一に檜扇を射抜かれた平家の上臈が、妹ともども与一兄弟に伴われ、東に下ることに……。オール讀物新人賞受賞作収録。
0投稿日: 2014.09.09必要十分な美しさ
まず、文体の美しさに引き込まれる。 源平の争乱の時代を生きた、というより「生き残ってしまった」という悲しみに満ちた女性達のものがたりには、 このような文体がふさわしいのだろう、と感じさせる、自然な美しさ。 それに耳を傾けるように読むと、悲しくも心地よい。
4投稿日: 2014.07.22
powered by ブクログ平家から源氏への時代、両家に縁ある6人の女性を主人公にした短編集。殆どの話が戦いに翻弄される女性視点なので、やはり物悲しい中、最初の「常緑樹」だけは穏やかな夫婦愛を見出す話なので救われます。次の「啼く声に」も辺境の島から訳あって都へ出てきた女が本来の自分を取り戻そうとする生命の力強さが感じられて好ましいです。どれも歌舞伎を題材にしているらしいので、本来の歌舞伎の筋書きにも興味が湧きました。
1投稿日: 2013.12.22
powered by ブクログ平家物語を題材にした「歌舞伎の演目を」題材にした六つの短編集。 歌舞伎で得意とするところの「実ハ…」という展開を持たせた物語は、後日談であったり、背景の話であったり。 特に「俊寛」などは男性目線で語られる物語が女性視点で見れば「なるほどそうだよな」というような話。 カバーは断然文庫版の方が良い
0投稿日: 2013.12.10
