
総合評価
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御大は、続編を刊行出来るのか?
荒巻義雄は架空戦記物で一世を風靡しましたが、彼の初期作品はメタ・幻想SFや伝奇SFが主流で沢山の名作があります。今までは絶版状態で手に入りませんでしたがいよいよ初期作品が電子化されるのでしょうか? 彼の初期作品は絵画や文学をモチーフにしたものが多く、本作のビックウォーズ(神人戦争)はニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」がベースになっております。といっても神殺し、超人、永遠回帰などのキーワード引用がその殆どなのですが、宇宙に出て行こうとする人類を地球に封じ込めるために銀河の彼方から飛来した正体不明の敵(神々)と戦うという刊行当時ではかなり野心的な作品でした。今読み直してみると作者がその後書いた架空戦記物の片鱗がみえかくれしてますね。構想では惑星篇、銀河篇、星雲篇と続く予定だったのですが第4巻の惑星篇の完結で一旦終了し、その後は書かれておりませんのでシリーズ的には未完となっております。ところがナント、2015年現在銀河篇を執筆中という驚きの情報が・・・マジですか? 作者本人が土木建築会社の社長さんなので火星や月に建築物を建てる場合、何処にどれ位の物を建てるかをかなり綿密に計算して書いてるなど小説以前の世界設定にかなり力を入れた作品で当時から他の作品とは少し違った異色作でしたね。あと神々と聞いてダークシュナイダーとか想像しないで下さい。(笑)あくまでも戦記物です。 とにかく銀河篇刊行時の為に復習しますので枝篇4冊、外篇1冊の残り5冊も電子化お願いします。
4投稿日: 2015.01.10
powered by ブクログ【感想】 雑感として。 ・太陽系へ帰還した蒼古の神々と人類との戦争。 ・敵対している神々自体が謎に包まれた存在であり、外なる神々との戦いは、いつのまにか人類の心に深層になる内なる神々(宗教etc)からの自立に転化される。 ・親(=神)殺し、子(=人類)の自立という、神話的なモチーフ。 やがて、エヴァンゲリオンにも通じるモチーフが散りばめられたスペースオペラ(宇宙叙事詩) ←あえて、この表現を使いたい!
0投稿日: 2009.06.18
