まさに外伝。短編。 　後日譚多めにして、作中のエピソードに繋がる前日譚的なものも。 　基本、本編のテイストで進行するが、日常スタイルのものや、バリバリミステリ（推理小説）調の話もある。 　この作品好きなので複雑な思いではあるが、このミステリ作品は完結マンガの外伝で語るには勿体ないほどミステリ的。 　敢えて様々なスタイルの短編を詰め込んでいるので、感想が書きにくいけれど…。 　お気に入りのシリーズを締めくくる「余韻」として、ちょうどいい塩梅な気もする。

【あらすじ】 真広と美森の出会いを描いた「新しい彼女の話」。若き早河とフロイライン山本の出会いを描いた「長靴をはいた猫」。そして、本編終了後のアフターストーリーとして葉風が密室殺人事件に挑む「ファミレスの『りべさん』」。左門さんの日常「左門さんその日その日」。羽村の彼女・ゆっちゃんの怪談「待つ女」。特別編最終話「閉幕・手を」の計６編の特別編を収録した第10巻特別編、発売!! 【感想】

絶園のテンペスト10巻、特別編です。ますます謎が深まるエヴァンジェリン山本28歳。いったい何者だよw 特別編では姫様がウエイトレスのバイトをしています。そこで突然始まる推理もの。推理はちょっと強引でしたけど姫様が心のうちに秘める暗い部分をうまく描写してあって面白かったです。 最終話では、吉野って本当にたちが悪いなと改めて思いました。一応フォローが入って、その後をいい方向を暗示させる描写はありますが、姫様が幸せになるイメージが私にはわきませんw 良い番外編でした。

最終巻。 本編のサイドストーリーとか後日談とか。 気軽に読める短編集で、こういうのは結構好き。 この世に弱い女は居ねえよ 居るのは強い女と怖い女の二種類だけだ まじで！ 真広は最後まで達観してんな〜。でも真理だよな〜。

大好きなスピンオフ形式！ 本編の内容を変えないように、でもサイドストーリーでよりキャラを詳しく描いてくれて、より物語に深みが増しました。

結末はアニメで観たのですが、後日談ということで気になり購入。 幸せそうでいい感じ。 漫画だとは思いつつも、心底、愛花ちゃん、もったいない。君は間違っていた。と、思ってしまう。

特別編ということで、短編集 真広と彼女の出会いや葉風さんのその後など 本編の補完になるかな。 最後の終わり方はよかったかな。 左門さん頑張れ(笑)

特別編。 本編終了時にどうなったか気になる箇所が補完されています。 本編より短編のほうが面白かったです。

「りべさん」の片想いの相手、もし会ったらチーフは確実に誤解しそうだな、と思ったら実際その通りになって笑った。 左門さんは堅実だな…うん…ご苦労様です。

絶園はヘタレ野郎と強い女しかいないのか。 最終巻、短編集。 こういうショートストーリーは大好きだ。特に左門さんの日常。本編では絶対出てこない左門さんがいいです。