
総合評価
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powered by ブクログ色々なジャンルのアンサンブル。 あくまで好みの問題だが、正直自分はあまり好みではない雰囲気の作品が多かった。 ただ、「日本改暦事情」は掛け値なしに面白く、これだけでこの本を買う価値があったと確信。 「メトセラとプラスチックと太陽の臓器」もかなり好み。本当にそんな臓器があったら確かにこんな空気感になるのかもしれないな、と思わせる説得力がある。
0投稿日: 2026.01.10
powered by ブクログ冲方丁の今のイメージと違って、ドロドロというか混沌、カオスな物語が多く新鮮だった。まあこ怖すぎ。 しかし、1番面白かったのはやはり改暦事情であった。
0投稿日: 2024.01.17
powered by ブクログ■感想 ・チカラがある、と思いました。短編集ですが正直あまり好みのタイプではなくわりと辛気臭い作品が多く楽しめなかったですが妙にパワーがあるなあ、と。 ■一行目 重要な記憶ほど、文章にはしにくいものだ。 ▼簡単なメモ 【記憶】《だがむしろ記憶のありかはそうした泥土の中にある。今はもう捨て去られたものごとの中に。》p.10 【魔法の言葉】《人を行動させるのはもっと別の、もっとシンプルで、もっと美しい言葉たちなのだ。何より、そうであるべきだった。》p.200
0投稿日: 2022.10.06
powered by ブクログ冲方さんの本をこれで初めて読んだけど、全然ハマらなかった。グロ描写が無理してる感じでリアリティがなく、中学生が考えた話みたいだった。この本じゃない冲方さんの本はきっと面白いので、違うやつを読めば良かった。
0投稿日: 2022.08.11
powered by ブクログ"名刺代わりの小説10選"ってよく見るじゃないですか。好きな本紹介するやつ。この本は"冲方丁の名刺代わりの7篇"って感じです。 ジャンルも文体も様々で、感想を一言で言えば「多才だなぁ!」以外ない。 私は「天地明察」が大好きなので「日本改暦事情」がやっぱり良かったけど、他のも良作ばかり。 特に1つ目の「スタンド・アウト」が良かった! ホラー系は…まぁ怖かったです 笑。
0投稿日: 2022.05.17
powered by ブクログ短編集。暗いものが多かった中で、「天地明察」の原型短編が異色。ジャンルも含めてね。 「まあこ」や「箱」の人の精神に根付いた暗さを描くのは珍しい、と思って読んでいたけど、それを主題として書くのが珍しいだけで(自分が読んでないだけかもしれない)ほかの小説のいろんな場面で顔は出していると気づきます。 外面はがしたら、人の暗さが見えてくる。 そこの境界が頻繁に行ったり来たりする描写が多いので、特別に感じてはいないのかな、と感じます。慣れさせられてしまう。 登場人物自身が、自分自身の内面と向かい合う場面が多いからか? この読後感で、他の作品読み返してみればいいということか。
1投稿日: 2017.04.24
powered by ブクログ短編集。はじめての作家。 時代小説がダメなので「日本改暦事情」はスルー。 ホラー作品と思われる「まあこ」「箱」はなかなか面白く、才能を感じさせる。 「スタンド・アウト」「デストピア」は内容薄い。 表題作の文体は読みづらく、受け入れられない。 ハヤカワ文庫だし、SFを期待して読んだが、SF要素はかなり薄くて残念。 正直なところ、苦手だ。
1投稿日: 2016.12.22
powered by ブクログ並行してインタビューも読んでいたので、スタンドアウトやOUT OF CONTROLはリアルとどれだけ近いのかなと想像して面白かった。読んでて脈絡のない単語をくっつけて遊んでみたいと思った。 日本改暦事情はこれが膨らんで天地明察になるのかと思うとワクワクした。
1投稿日: 2016.04.06
powered by ブクログホラーが苦手なせいもあって、最後の方はページをめくるスピードがかなり落ちた。天地明察の原形の短篇があるとは知らなかった。
1投稿日: 2016.03.18狂気
一言に狂気と言ってもたくさんあるようで、この短編集では7種類の狂気を扱っている。 執念も端から見れば狂気、愛情も行き過ぎれば狂気、内面に潜む狂気、少しずつ染みこんでいく狂気。 どれも短編でよかった。これを長編で読まされるとこっちまで…。 「天地明察」は読まねばなるまい。
0投稿日: 2016.01.28
powered by ブクログ冲方丁さんの短編集。SFにホラー『天地明察』の元となった『天地明察』のダイジェスト版などが収録されたバラエティ豊かな構成。元々はライトノベル出身の作家さんだけど、ホラーも上手いなと思った。「まあこ」や「箱」はゾッとする出来。2012/691
1投稿日: 2015.04.13
powered by ブクログ短編集。通過儀礼を経た少年、ファムファタールをお持ち帰りした男、箱に詰められた男の残滓、天地明察ダイジェスト、親は選べなかった少年、メトセラを宿した夫婦、犬、よくやったの7篇。 この人の作風も広いなあと改めて感じました。 もう一回天地明察が読みたくなった。
1投稿日: 2015.04.11
powered by ブクログ「スタンド・アウト」「まあこ」「箱」 「OUT OF CONTROL」は、気になる言葉がちらほら。箱もそうだったけど。 この方の本は初めて読んだのだけれど。難しかった、読み込めずにするっと流れてしまった部分もあると思う。 でも、前々から感じていて上手く言葉で表せなかったことを、ピンポイントで突くように書かれている一文などがあって、「そ、それだ」と個人的に相当衝撃を受け痺れているので、良い出会いが出来たのかなと思いたい。
1投稿日: 2015.04.02
powered by ブクログおもしろい。 もし過去の作品を読んだことが無ければ。 (以下抜粋) ○人にはもって生まれた寿命がある。 だが、だからといって何かを始めるのに遅いということは無い。(P.75)
1投稿日: 2014.12.31
powered by ブクログ初めて読んだ冲方作品が『天地明察』だったので、その落差にびっくり(@@; もともとはラノベを書いていたとかで、じゃあむしろ『天地』の方が異色作だったのかなと思った。「まあこ」「箱」はまさにホラーって感じで怖いけど面白かった。他の作品は…あんまり好みじゃないかな…でも引き出しの多い作家さんだということは分かった。また『天地』っぽいお話が出たら読みたいと思った^^;
1投稿日: 2014.10.13
powered by ブクログホラーと暴力とSF。 表題作のOUT OF CONTROLは奇妙な読後感があって非常に面白い。ゾッとするかと思えば吹き出してしまうこともあり、笑いと恐怖は紙一重だと改めて感じた。 あとメトセラとプラスチックと太陽の臓器は、他が殺伐としていただけに、少しほっこりした。 天地明察のプロトタイプも収録されていたので、今度そちらも読んでみたいと思った。
1投稿日: 2014.09.17色々なテイストが楽しい。
それぞれ違う感じの短編が詰まっている感じで、どれも楽しめました。 どれもこれも、丁寧に読みたい短編です。 ホラーが多いですが、ホラーにも色々ある。。。ので、怖いツボにはまる作品は、ほんとに怖い。 怖かった。 天地明察の短編版は、長編のものとちょっと印象が変わっていて、どちらもいいです。
0投稿日: 2014.08.28
powered by ブクログホラー作品が怖かった。「天地明察」の爽やかさと「マルドゥックスクランブル」のグロさのどっちが本質なのかと思ってたけど、結構グロさも本質に近いところにあるという気がした。「メトセラと~」が好き。
1投稿日: 2014.07.05
powered by ブクログ「天地明察」に感動して手に取った本書。「日本改暦事情」は「天地明察」のあらすじのようなストーリーであっさり読めた。改暦にいたる様々な人の想いが伝わってきた。 でもあまりに「天地明察」のイメージが強すぎたのか、他の作品は苦手なホラー要素が強くて少し苦手な感じだった。
1投稿日: 2014.05.06ホラーは初めてでした
自伝的なもの、「天地明察」の短編版、ちょっと視点の違うSFと冲方丁さんらしい短編のなかに、ホラーが3篇。冲方丁さんのホラーは読んだことがなかったですが、さすがの面白さでした。エネルギーのベクトルが負の方向に向かったら、ホラーに仕上がったという感じ?でしょうか。 そして「デストピア」はぜひ読んで心に留めておいて頂きたい1篇。ネタバレになってしまうのであまり書けませんが、この視点で見ることを怠ってはならないと思います。
0投稿日: 2014.03.17
powered by ブクログライトノベルから小説へ脱皮した、沖方氏の短編集。歴史小説的な天地明察につながる日本改暦事情からOut of ControlといったSFちっくな作品までをおさめた作品となっていて、筆者の想像力と疾走するような文体を思いっきり感じることができる。ちょっと森博嗣のような文体の作品も。 天地明察の本当に素晴らしい小説を生み出すに至ったのは、きっと時空を超えた想像力なんだろうなあ。「人間の心信・遊び心が極まって文化になるのだ」という粋を感じる文章から、筆者の持つ小説を書くということは、言葉を大事にして、それがもたらす文化に至るひとしずくを力一杯刻む作業なのだと感じた。仕事でもプライベートでも、自分自身が紡ぐ言葉とは結局何を作るのか。そして、文化に繋がる何かなのかということを意識していきたい。
1投稿日: 2014.01.25
powered by ブクログ引き出しの多さ、という表現では追いつかない多面性。 追随する物書きの心をへし折るような暴力的な才。 天地明察の原型にわずかな拙さを見て心を慰めるのか。
1投稿日: 2013.12.13
powered by ブクログ創造性、文章構成が天才的。話によって内容が全く違うが、単純に面白いだけでなく考えさせられることも多い。外れもあるけど。
1投稿日: 2013.11.23
powered by ブクログ初、冲方作品。 ライトノベル出身というのと、「天地明察」が何となく気になってたの「天地明察」の元になった短編が載ってるというので、丁度良いと思って借りました。 ですが、自分が思っていた方向とは違う作品が多く、ちょっと面食らいました。 ぞくっとするようなホラーだったり、暴力的な描写があったり。 ホラーはまぁ悪くないのですが、暴力的な描写は好きではないです(単純に私の嗜好の問題)。 でもホラーもあまり通勤時に読む物としては向いてないかなぁ…。 話自体は面白いとは思うのですけど。 この中で好きなのは、「日本改暦事情」と「メトセラとプラスチックと太陽の臓器」ですね。 面白さで言えば「まあこ」や「箱」も面白かったのですが、ホラーはやっぱりあまり好きではないみたいです(苦笑)。 「日本改暦事情」が楽しめたから、「天地明察」もいつか読んでみたいです。 引き出しの多い作家さんだなぁ…という印象の本でした。
1投稿日: 2013.10.27
powered by ブクログ2013年8月27日読了。沖方丁の短編集。長編「天地明察」の雛形的な短編、自伝的作品やSF設定の作品なども含むがホラー短編「まあこ」「箱」と、クランチ文体と著者が言う、独特の文体で表題作など著者の多様性を強く感じられる作品集だった・・・と、その辺は解説に詳しい。ホラー作品はなかなかヒヤリとさせられるもので楽しめたが、クライマックスになるとどうもペースが急ぎ足に感じられるのは著者の個性か狙ったものなのか?私がサビで描写がねちっこくなるホラーに慣れているからか。表題作は恐怖・違和感が視覚的に伝わるもので、久しぶりに読んでいて文章の力に「こえー」と思わされた。「日本改暦事情」もこれさえ読んでおけば「天地明察」を読んだも同然といえるダイジェスト版、作家が短編をいかに膨らまして長編を作るのか?という思考をトレースしてみるには格好の題材なのかもしれない。
1投稿日: 2013.08.27
powered by ブクログ☆4 短編集。ホラーだったり、SFだったり、はたまた『天地明察』の原型短編だったり、全部で7つ物語が詰まってる。開けてみるまで何が入ってるかわからない「箱」みたい。ホラーは怖いよ~。
1投稿日: 2013.06.19
powered by ブクログ短編7篇。ホラーを主体として、SFや時代小説、私小説を思わせるものや実験的手法(作者はクランチ文体と呼んでいるらしい)のものなど、バラエティに富んだ内容となっていた。 ホラーはかなり面白く、“まあこ”の存在感に総毛立つ。 雰囲気的に時代小説が一つだけ浮いていて、唐突な印象を受けたけれど、密度の高い内容だった。 クランチ文体については、個人的に読みにくく多用されると読感が悪くなるので、効果的な使用法をもう少し模索し続けていって欲しいと思った。
1投稿日: 2013.06.03
powered by ブクログ図書館にて。 「天地明察」を書いた作者の短編集ということで借りてみた。 本当にいろいろなジャンルの作品を書いているんだなと驚かされた。解説にもあったが、「天地明察」から入ったので、時代劇ばかり書いていた人だと思っていたけれど、それは「天地明察」の完成度が高かったからだと思う。 1作目の「スタンドアウト」から引き込まれた。変化球の青春小説。「まあこ」も怖かったけど、「箱」、何よりラストの表題作が怖い!「天地…」の原型短編だという「日本改暦事情」も楽しめた。さすがハヤカワが出すだけある、もりだくさんな1冊。
1投稿日: 2013.05.16
powered by ブクログ前半は読んでいてちょっと切れ味が鈍くなったかな、と心配してしまったけど、「デストピア」と表題作を読んで杞憂だったと知らされた。SFのほうが好きかなぁ、やっぱり。
1投稿日: 2013.05.13
powered by ブクログ人をひどく傷つけたら、結果としてどうなるか。 雑誌に掲載された小説を集めた短編集なので、特に決まったテーマは無いのですが、通して読んでそんなことを感じました。 「箱」「まあこ」「デストピア」が強烈に怖かったせいですがぁ^p^ あれよあれよと思わぬ展開になっていく「まあこ」が一番好きです。ラブストーリーですし。悲惨な展開だけど、まあこは最後に愛してくれる人を見つけられたんだなって思いました。
1投稿日: 2013.05.11
powered by ブクログ大好きな『天地明察』 その原型が読めるとあれば手にしないわけにはいかない。 と意気込んで読み始めたのはよかったのだけれど、 「まあこ」と「箱」を朝ごはん食べながら読んでたので、 ぎゃーぎゃーあってなっちゃった。 小野不由美、京極夏彦は読んだし、 ちょうど一冊前に江戸川乱歩を読んでいたし、 ドロドロ・グチャグチャ・ヌルヌル・みっしり系は 耐性ついてるのだけれど、血液が逆流するような ざんわり感満載。 ホラーは苦手って人は「日本改暦事情」だけ読んで 表紙を閉じたほうがいいと思うよ。 他の短篇読んでから表紙見ると、ゾロっとするんだけどね。 その後の「日本改暦事情」がいやぁ清涼剤になってくれて、 よかったー。春の海通り、陽だまりを感じるようでした。 あの長大なお話が、この短編で破綻せずに完結している のだから冲方先生って本当に能力有り余っているんだなぁ。 『天地明察』は長すぎて読めなかった!って人にも こちらはオススメ。ストーリーは変わらないし、 主要キャラクタも生き生き、大事なセリフも残っているから。 しかし、ラストの1篇もまた、おぞましいものを読んでしまった って読後感。
2投稿日: 2013.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館借り出し 天地明察の元になった短編が掲載されており こちらの方がすっきりしていて好みでした
1投稿日: 2013.04.03
powered by ブクログ短編集。 天地明察の元になったのかな、って短編は好みだったけど、ホラーは心構えがなくてかなりビビってしまった。 世界観の広がりと筆力の高さで楽しめる一冊。
1投稿日: 2013.01.21
powered by ブクログ思ったより面白かった。冲方丁は初めてだったけど、SFから時代小説と、多岐に渡るジャンルがすごい。他の作品も読んで見たくなった。
1投稿日: 2012.12.18
powered by ブクログ短編集だが、ホラー要素が強かった。他に天地明察の元になったと推測される時代物やSFもあります。天地明察は、読んでいないが読みたくなるくらい面白い話だった。ホラーは、背筋が寒くなる様な恐さがあった。なので、ホラーとしては成功しているが、個人的に得意でないのでそれが少し残念。
1投稿日: 2012.12.15
powered by ブクログ有名になると過去の完成度の決して高くきない作品を寄せ集めた作品集が作家の思惑ではなく出版社の思惑として商業ベースで刊行されることがとくる話で、有名画家のスケッチとか習作が高値で取引されることに似ているfr。本作も正直、若さのいたり感と多様な方向性を探っている感の強いてんでバラバラな統一感の無い作品集に留まっているので、今の作者のレベルを期待する向きにはむいていない。マニアックえコアなファン向きの作品集になっているのが残念。特に天地明察の下書きというべき作品は今となっては発表されないがよかっただろう。
1投稿日: 2012.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まあこ、箱がとくに記憶に残ります。 それと他の作品とのギャップがまた凄いですね。 同じ人が本当に書いているのかと、不思議。 まあこに関しては、読み進めていくとホラー臭がして そのままホラーになるのですが、なるほどホラーってこういうふうに 進めていけばいいのかと、新しい衝撃を受けました。 ホラーなので、一般常識は置いておいて、 なぜ、それが呪われた人形になってしまったのか、そしてそれが どうなってしまうのかとある意味でわかりやすい。 違った意味で、予想外。 そして、最後の子供が生まれそうという状況。 ただでは終わらせないという面白さがありました。 次に箱ですが。 王様の耳はロバの耳という話ですね。 貯めこまず、吐き出してしまえという想いが詰まった箱。 そんな箱を売ろうとしたものだから、そのいやな想いが解き放たれて……。 ホラーであるため、夢オチでしたがその後の幕引きがグッドですね。 それだけ終わらず、主人公(らしき)もまた想いを箱に詰めて、 次の犠牲者を求むという。 短編だけでもこんなにも考えさせられ、楽しい気分。 勉強にもなりました。
1投稿日: 2012.11.25
powered by ブクログホラーあり、SFあり、文芸ありの短編7編。ホラーの3編はかなり面白かったんですが、「天地明察」の原型短編は、やっぱ長編を読んだ後ではインパクト弱く、SFはまぁまぁ、文芸は…。特に表題作は(俺には)意味不明でした。
1投稿日: 2012.11.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「天地明察」で第7回本屋大賞を受賞した、冲方丁の短編集。 本屋大賞受賞作品に関してはその殆どを読んでいるのだけど、実は「天地明察」のみ未読。 何故ならば、時代小説というジャンルが非常に苦手だから(^^;)。 どのくらい苦手かというと、ライトノベルと同じくらい苦手。・・・って、 この人ラノベ出身なのかぁ・・・。初めて知りました(^^;)。 先入観を捨てて全7篇を読んでみた。 いちばん印象に残ったのはホラー系作品の「まぁこ」。心情描写が細かく巧みな上、 全体を覆うなんとも言えない薄気味悪さがあまりに秀逸。ホントに怖いんだ、コレが。 そしてあの天地明察のプロトタイプとも言える時代モノ、「日本改暦事情」もなかなか。 この手の作品が嫌いな僕でさえちゃんと読めるのだから、やっぱりさすがなんだろうなぁ、と。 でも、これ以上長くなっちゃったら果たして読む気が起きるかどうか(^^;)。 明察までの道は遠そうだな、やっぱり。 この他の作品も悪くは無いのだけど、やっぱり少しラノベっぽい雰囲気あり若干苦手。 しかし、読めない作家では無かった! 諸々を吟味して他の作品も読んでみますか・・・。
1投稿日: 2012.11.08
powered by ブクログ今をときめいている感じの(?)ウブカタ氏の短編集。ホラーが多いと知っていたら読まなかったのに…。怖い話が多かったです。 人間の心の闇は怖いなあ。そして天地明察ダイジェスト版ともいえる短編を読んで大事なことは全部こちらに入っているんだなあと感心しました。ここから肉付けをしていくのか…と思った次第です。と言うわけでホラー系は苦手なのでこの評価です。
1投稿日: 2012.10.31
powered by ブクログ天地明察の原型は天地明察を読んだ後だとさすがに駆け足感が強かった。 あと短編集の宿命なのかもしれんが、ジャンルが色々ありすぎてまとまり感がないのが残念なところではある。これは仕方ないかもしれんけど。 Out of Controlは過去の作品を読んでいるとにやりとさせる場面が多々。 まあ、これだけでも信者にしてみればおいしいところだろうか。
1投稿日: 2012.10.12
powered by ブクログ短編集。「天地明察」の原型らしい「日本改暦事情」あたりはさすがにまぁまぁ面白かったのだけど。。精神に異常をきたして無差別殺人に走る若者の物語「デストピア」、新生児に老化しない(?)臓器を移植して何百歳まで生きながらえる世界を描いた「メトセラとプラスチックと太陽の臓器」、何を言いたいのかよくわからなかった「OUT OF CONTROL」の3篇が、自分的にはまったく肌に合わなかった。はっきり言って、最悪の読後感。
1投稿日: 2012.10.03
powered by ブクログバラエティに富みすぎてる短編集。この中ではホラー二篇(箱、まあこ)と、世界を確立してる『メトセラとプラスチックと太陽の臓器』が好きだけど、やっぱり天地明察には及ばないかな。地味なことを一歩一歩描いて行って壮大な物語を丁寧に作る感じが好きだったので、短編だとだいぶ違う。冲方丁じゃないと!っていう部分が少ない。ほんとはメトセラと〜みたいな世界がこの人の真髄なのかも。
1投稿日: 2012.09.26
powered by ブクログ「まあこ」「箱」は乙一を読んでいるのかなと勘違いさえしそうな文体、内容。「マルドゥック・ヴェロシティ」もそうだったけど、ちょっとやりすぎ感はある。自伝的にも読める、「スタンド・アウト」が特に良かった。緊張した空気のひりひりした感じを思い出す。
1投稿日: 2012.09.13
powered by ブクログ天地明察が好きだったので読んでみましたが、全く作風の違う短編に驚きました。ぞっとするような話やとても想像のつかないようなえぐさもあったのに、どこか納得していまうところがあって不思議です。
1投稿日: 2012.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ま あ こ」にもってかれた!! 女(詳しくは書かない)って怖い 解説にもある通り「天地明察」のダイジェストと言える「日本改暦事情」もあり、「まあこ」や「箱」のような怪奇物もあり、「メトセラ~」のようなSFもあり、お得感のある短編集だと思う。冲方作品入門書として最適では?
1投稿日: 2012.09.09
powered by ブクログ7つの短編。 まあ、色んなことをやっているなと言う印象。 SFあり、ホラーあり、歴史ものあり。文体も様々。 著者の多才さを示すものなのでしょうが、ただなんだか読んで居て疲れました。 この中の一篇、中編サイズの『日本改暦事情』は『天地明察』の元ネタ。 細かいストーリーは違うけど、大きな流れは同じです。
1投稿日: 2012.09.09
powered by ブクログ天地明察の元となる小説が書かれている。 書き方を変えると同じ題材でもこれだけ化けるかぁーと 感じた。 小説の肉付けする前の骨組みを見た気がして面白かった。 どの様に肉付けされたか2冊を読み比べてみたい気がする。。。
1投稿日: 2012.09.03
powered by ブクログ初、冲方丁。 「スタンド・アウト」と「日本改暦事情」が良かった。 スタンド・アウト 主人公の登場人物との関係に対する、洞察が面白い。 奇妙な親友とのやり取りやチンピラとの息を飲むやり取りが見もの。ヤクザものみたいで、裏の世界を見たことがある人間の洞察だった。 英語の使い方も格好良い。 日本改暦事情 『暦』の捉え方の深さに感動。 これほどにも、改暦というもののロマンがあったのかと感じさせる。文学的な作品だけでなく、社会学的な作品も書けるのかと再認識した。 この作品で、必要十分な感じは否めないけど、「天地明察」読みたくなった。
1投稿日: 2012.08.25
powered by ブクログ突出して凄いと思うようなものはありませんでしたが、バラエティに富んだ内容の短編集です。 特に興味深かったのは、自伝小説風の「スタンド・アウト」と「OUT OF CONTROL」でしょうか。作家さんというのは中々に大変なもんだなと思ってしまいました。 「マルドゥック~」ファンの人にはサラッ~と読めると思いますが、「天地明察」ファンの人には本書はちょっとキツイかもしれません。
1投稿日: 2012.08.25
powered by ブクログ冲方丁のSF短編集、と思って読むとむむむっとなるかも。 作者の自伝ぽい小説や、ホラー、はたまた天地明察の原型となった小説まで収録されていて、何となく作者の頭の中を覗いているような気になりました。 これからの冲方丁を読んでいく上での、一つの指針となるべき1冊なのかもしれません。
1投稿日: 2012.08.20
powered by ブクログエログロホラーで苦手ですた ただ何と言うかひたすらに全編通して ひたすらに「衝動」を感じられる作品集でした
1投稿日: 2012.08.18
powered by ブクログ冲方さん、やっぱり短編はダメだなぁと思う。 ホラー物が多めなのだけど、どうも怖いを通り越して胸糞悪いまで行ってしまう話が多くて苦手だ。
1投稿日: 2012.08.18
powered by ブクログ冲方丁と言う作家を 天地明察で知った 浅いファンには ちょっとキツいかなー とも思う。 小説作品のほとんどと 漫画も少々読んでる自分からすると 全作ほぼ既読ながら楽しめた。 この人と同じ時代に生きてる事を 神に感謝します。結構マジで。
1投稿日: 2012.08.15
powered by ブクログ一年が365日であることが当たり前になっているが、 いつが1月1日で12月31日なのか、それを定める暦、 地球の自転や公転、宇宙とのつながりの中の地球について 学問として導き出す人間ドラマを短編として興味深く 読ませて貰った。 そのほかはちょっとばかり「若者」感に近寄りすぎて 若干、引いたりさめ気味だが、氏の短編初体験なので 物語として面白いのかは保留
1投稿日: 2012.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2012 8/7読了。WonderGooで購入。 SF/ホラー/サスペンス/時代物を含む短編集。 時代物は『天地明察』の前進にあたる作品。というか、そのダイジェスト版のようにもなっている。 しかし長編で感じる程の感動はない・・・やはりあれは一定の長さを要するのか。 その『天地明察』が職業上の(最終的な)成功に関する話なのに対し、『まあこ』と『箱』は何らかのきっかけで仕事に失敗し、人生も詰む話。 ・・・よりによって旅行中に読む本じゃなかったな(苦笑) 天地~みたいな読後感を期待して手に取ると痛い目を見る本。
1投稿日: 2012.08.12
powered by ブクログ個人的に冲方丁はひとつのテーマ=「レゾンデートル」しか書いてきてないと思うけどなぁ。 マルドゥックがSFで、シュピーゲルがラノベで、ファフナーがピルグリムが天地明察がって、ジャンルで考えるのはどうも前々から変な気分になる。 知人も冲方丁はSF作家としては未熟と言っていたが、そこをメインに読んじゃうと冲方丁の面白みは半減しちゃうと思う。 ファフナーの「あなたはそこにいますか?」のセリフはもろに直球だし、 マルドゥックの委任事件担当官制度は、「有用性の証明」にとことん拘っているし。 天地も結局は偉業を残すことで渋川春海は存在証明している。 この短編集の「箱」なんかは、存在証明失敗時の悲惨さって感じだ。どこかボイルドにつながる。実に「らしい」。 他の人は作者が何を意図して書いたか?ということはあまり気にしないのかしら?不思議。 だから解説の「秩序」がどうのこうのってピントがずれてる部分はなんかこの評論家は冲方丁のことな~んも知らないで上っ面だけで書いてんじゃねーの?って気分になりました。 「統一コンセプトのようなものはない」だってさ。確かに多少無軌道ではあるけど。この人他の作品は全然読んでないんだろうな。 ただ、ここ最近冲方丁の著作も変化が見られるのは確か。 マルドゥックにしろファフナーにしろ、以前の作品は苛烈さ・過酷さが際立って全体の雰囲気を作っていたが、「天地明察」を皮切りにずいぶんと作品に丸みを帯びるようになったなぁと思う。 この短編の「スタンド・アウト」や「デストピア」も以前の鋭利さはあるものの、やはり一歩引いて俯瞰で見ている感じがある。 良いか悪いかはさておき。 天地で商業的に成功して余裕ができたか、あるいは結婚や子供ができて落ち着いたか、また3.11を直撃したという経験もあってか、原因は本人のみぞ知るだが、とにかく心境の変化はあったのだろう。 冲方丁本人は、「存在証明」はある程度できて、がむしゃらに書く必要はなくなった、というところか。 もうラノベ的な、というか「スタンド・アウト」の十代の頃の焦燥感や揺れる心をメインに扱う話は書けなくなったんだろうなと思う。 よく「白い冲方」、「黒い冲方」と彼の二面性を表した言い方がファンの内であったが、そういった極端さが薄れ、灰色に近いマイルドに色彩を好んで使うようになってきているような気がする。 それが作家としての成長なのか、欠落なのかは分からないが、「黒い季節」から大体彼の作品は読んできた(見てきた)一ファンからすると寂しいものがあるなぁ~。 天地も嫌いじゃないがやはりマルドゥック・シュピーゲル・ファフナー等の印象は強い。 てかテスタメント続きはよー(T_T)
1投稿日: 2012.08.09
powered by ブクログある意味冲方さんの文体を把握するのにいいというか、そんな短編集。 ホラーはもともと苦手なので、それも相まって何とも言えない読了感。 メトセラ~は楽しかった。 タイトルのOUT OF CONTROLは冲方さんを初めて読んだ時と文体が同系統なんで、面白かった。
1投稿日: 2012.08.07
powered by ブクログ冲方氏の本来のカテゴリースタイルとしは、こちらに収録されているシリーズが親しみがあるかも。マルドゥック・スクランブルを楽しく読めた人には、お勧めです。
1投稿日: 2012.08.05
powered by ブクログ『天地明察』の原型中編が収録されています。おしどり夫婦は描かれていません。登場人物が少ないので、こちらの方が改暦話としてはわかりやすいかもしれません。 あとはオーソドックスなホラーがほとんどです。 作者の投影なのか、ぴりぴりとした焦燥感が漂っているのも特徴です。 冲方丁の別の面を知るには良い中編集だと思います。
1投稿日: 2012.08.03
powered by ブクログ2012/07/25:『冲方丁公式読本』にて「スタンド・アウト」「日本改暦事情」は読了済でしたがこちらの方が読みやすかったです。
1投稿日: 2012.07.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実験色の強さを感じるうぶかたさんの短編集・・・あれ? そういえば、「短編集」ってある意味で初か? 確認はさておき。とくにホラー二編が印象的であり、 今度はホラーを視野に入れているのか? 等と思ってしまったり。 また、「天地明察」のプロトタイプが含まれているのもありまして、 これは言ってみれば、以前行った実験の結果なわけでしょうか。 表題作「Out of Control」もホラーっぽいですが、 ここまで清々しくセルフパロディを重ねられると一周回ってコメディに見えますね。 楽しそうに書いてるなぁ、と申しますか。 一番好きなのは「スタンド・アウト」です。 この、熱血に厨弐な感じが俺の琴線をライトハンドでかき乱しまくり。
1投稿日: 2012.07.21
powered by ブクログ「まあこ」は薄気味悪くて印象に残ったけど、あまり好きではないな。「天地明察」や「光圀伝」とは全く違う。元々はSFやライトノベルの作家さんだったのね。漢字に英語の振り仮名を振るのや、やたらと多いカタカナ語は若い読者から見ると格好いいのか??
1投稿日: 2012.06.30
