Reader Store
戦闘妖精・雪風(改)
戦闘妖精・雪風(改)
神林長平/早川書房
作品詳細ページへ戻る

総合評価

174件)
4.4
74
57
15
1
1
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    コンピュータが学習し自律したとき、人間は不要となるのか。人間らしさとは何か。 この作品に人気があるのは、戦闘機やドッグファイトの描写が緻密であるとか、「戦闘妖精」といういかにもな単語があるからなどいろいろ上げることは出来るだろう。ただ、改訂版とはいえ、大元が1984年の作品であることを考えると、「結局人間って…?」というテーマが語られているからだと思う(中二病って言われそうだけど)。

    0
    投稿日: 2011.05.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    これが1980年代に書かれただけでもびっくりだよ。 機械による機械の効率化のくだりとか、最近増えてきたかんじなのに。 絶品

    0
    投稿日: 2011.05.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小説のあらすじはamazon辺りに任せるとして。SF愛好家などのオススメを見ると高い確率で上がっている本作品。その人気ゆえOVAも製作されたほど。個人的には国産SFのバイブルがこれで、海外SFは「星を継ぐもの」なのかなと勝手に勘違いしている。(星を継ぐものは読んでないけど) 勝手な勘違いはさておき愛好家にオススメされ、レビューでも高評価を受けているだけあって非常に面白い。全体的に暗めのトーンが横たわっている感じが心地よい緊張感を生み出しており、細かい設定やトンデモはあまり気にさせずに物語りを十分に楽しめることができる。ただ著者は戦闘機マニアなのか、戦闘機についてはかなり細かい描写が繰り替えされ若干食傷に感じた。後半はその辺りの描写は飛ばして読んでしまっていた。 ネタバレせずに本品の場面や言葉などを賛美するのは非常に難しいのだけど、ブッカー少佐が勲章の件でコンピューターと対話するシーンや、雫が病院に運び込まれるシーンなどはかなり緊張感を持って読むことができる。かなり昔の作品なので取り扱うテーマは特に目新しさは無いといえるが、評判通りにSF好きなら誰もが楽しめる内容であろう。むしろこのような「枯れたテーマ」を扱っているからこそ、SFマニアだけでなくライトな小説好きにも受け入れやすく、評価に繋がっているのかもしれない。 何れにしてもエースコンバットシリーズが好きな人であれば迷うことなく読むべきである。メビウス1は人間であっても、マシン自身であってもロマンにあふれているだろう。

    1
    投稿日: 2011.04.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    4/14 SFらしい作品で、かつ人間/非人間という構図が三十年近く前にあったということには驚いた。 人間/ブーメラン部隊/機械/ジャム

    0
    投稿日: 2011.04.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    異星からの侵略者と戦うパイロットの物語と見せかけて、もっと大きな、機械化社会に対する警告を秘めた作品。読み進むにつれて様々なことが怖くなる。

    0
    投稿日: 2011.03.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    以前、同僚が薦めてくれてたのを思い出したので、読んでみた 裏表紙の文章と、主人公の性格がそんな感じだったので「近代的戦闘機版スカイクロラかな」って読み始めましたが、結構アツい男たちのファンタジーってな感じでした。戦闘シーンもスピーディで、ぐいぐい引き込まれます。 ていうか、改訂版ではあるんだけれど、20年以上前の作品なのに物語に古臭さが全く感じられないのもすごい。 「思春期を迎えた娘を持つお父さんって、こんな気持ちなんだろうな」っていうのが、読んでみての感想w

    0
    投稿日: 2011.02.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     雪風さんが人間っぽくない高性能AIと評判なので読んでみたけど、一番好きだったのは零が初めて人間相手に情を見せる「インディアン・サマー」だったというオチ。雪風に人間味があってパイロットとラブラブだと茅田砂胡さんの「スカーレットウィザード」になるんだろうなあ。  人×人外視点で読むと零と雪風さんは、ごめん、ちょうど他作品の「父親ポジションを期待してたのにヒロインに手を出しやがったロボットキャラ」に煩悶していたところだったので、「愛娘にウザがられる父親のように愛機にふられるパイロットの図」は正直爽快でした(お前)。  肝心のお話にはアシモフやら何やらを思いだして入り込めなかったのが残念。通常任務の場面があまりなかったので、もっとシルフパイロットの任務に対する非情や葛藤が見たかったかな。三部作の一作目ということなので、二作目以降に期待。

    0
    投稿日: 2011.02.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これは、凄い。 昔見たアニメを中途半端にしか覚えてなかったが、それが逆に良かったかもしれない。 アンブロークンアローが出てから読み始めたのは正解だったと思う。

    0
    投稿日: 2011.01.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんといってもネーミングセンスが素敵。戦闘妖精・雪風・シルフィード・フェアリィ空軍。この文字の並びを見てときめかずにはいられないです。

    0
    投稿日: 2010.12.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    絶対にOVAは見ない。落胆しかねないぐらいにリアル。 レビュー数から見ても、文句なしの作品。 実は、次作となる「グッドラック」から5年越しで初作である本作品を読んだのですが、やっぱりイイ。 男なら絶対に憧れるクールな主人公 細かい描写 理不尽なくらいに効率的な戦闘機・雪風 尚且つ、長編が好きな人には、各ストーリーが独立したショートストーリーで読みやすい。

    1
    投稿日: 2010.09.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     これは面白かった。  ある種の空間移送装置を使って、見知らぬ星で見知らぬ宇宙人と戦う「地球防衛軍」の話なのだけど、情報収集だけに特化した部隊を舞台にしていることもあり、いわゆる戦争物のレベルをはるかに超えたシリアスな物語である。  連作を読み進んでいくうちにわかってくる敵の正体、そして「真の相手」。やや展開が急すぎる感じがしたのは、もっともっとこの世界に浸っていたい気持ちが強くなっていったからだろう。  続編などできそうもないラストだったけど、続編が書かれている。読んでみたい。 2007/2/3

    0
    投稿日: 2010.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    専門用語が多くて、戦闘機の操縦や機動の様子がイマイチわからない部分もあったけど、わりとスラスラ読み進めることができた。 人工知能を持った機械が(人間にとって)暴走する未来が近々きそうな気がした。 続編が読みたい。

    0
    投稿日: 2010.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    戦闘妖精・雪風は今3冊でているのだが、最初であることもありこれが一番良い。 色々な職業の人が出てくる単発エピソードの集合といった感じ。この方が、さくさく読めて好きなのだが、2冊目以降は毛色が哲学的になったといえる。 雪風という機械に対する主人公の一方的な感情移入にやりきれない思いである。そして最後に機械に見捨てられた主人公の姿はなんつーか不条理の感が漂う。複雑な読後感。

    0
    投稿日: 2010.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「雪風」「非人間化」「異星体」。先の気になるストーリーも然ることながら、零とジャックの掛け合いは絶妙。

    0
    投稿日: 2010.08.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アニメから入ったんですが、アニメより零もブッカー少佐も男らしくてほっとした(いや、アニメはアニメでいいんだけど!)。でも雪風の尻に敷かれているところは変わらないのですね。

    0
    投稿日: 2010.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「友軍を見殺しにしてでも必ず帰還せよ――」 地球から遠く離れた惑星フェアリイの空で繰り広げられる人類と未知の異星体「ジャム」の死闘。たったひとつの非情な至上命令の元、愛機・雪風のみを信じ、特殊戦パイロット深井零は孤独な戦いを続ける。 ジャムは、人類は、一体『何』と戦っているのか?機械のような人間と思惟する機械の交感は、衝撃の結末へ――。

    0
    投稿日: 2010.06.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このモチーフっていろんなところに使われてますよね.荒巻シリーズとか.どっちが先なんでしょうか.ある種の古典SFか.瀬名英明と匂いが似ています.個人的には飛行機がでてくるならなんでもこい.

    0
    投稿日: 2010.06.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高校生の頃、主演の堺雅人の名に惹かれてOVAを借りた一作。当時は空中戦に凝ったリアル戦闘機アニメというぐらいの印象だったのが、今回改めて原作を読んでみて衝撃を受けた。 自分が「人間」であり、意識の主体(actor)であり、ひいては世界を知覚し統制下に置く存在であるということの揺らぎ。人間らしい情趣を一切排した高等光電子意識体と、不可知の地球外異星体ジャムとの戦闘によって明らかにされる、どうしようもない疎外感。この世の運命は全てこの手の中を擦り抜けて、私達人間の預かり知らぬところで変動し、展開し、発展していくのだということの絶望。「人間」とは何か、「機械」とは何か、そうした作品の根幹を貫く普遍的テーマはもちろんのこと、私自身がこれを読んで強く意識させられたのは、自分で思っていた以上に人間達の「主人公妄想」が強情だということだった。私達は知らず知らずこの地球をコントロール下に置けるものとして、まるで「世界」とは地球の大気圏内だけを指すように、幸福な箱庭の中で発展の栄光を甘受していたけれど、それは実際にはただの束の間の幻想に過ぎないのではないか。この世には、宇宙には、ジャムのように私達が認識することさえできない未知の脅威が溢れていて、彼らは「人間が存在している」という事実などその歯牙にもかけていない。そうして、まともに相手にされない限り、彼らの出現の前に私達は為す術もなく、いや、そもそもが何かを為すことの資格ですらも与えられていないのだ。それはまるで世界に追いすがる手をすげなく振り払われたようなショックを私に与えると共に、人間が「神」や「超自然的存在」という認識可能な「言葉」として表すことでその存在を縫い止めた気になっていた超越的存在の出現を私に現実の畏怖として示して見せた。そう、ジャムは、いわば人類にとっての「神」なのだ。妖精、精霊…私達人間には思い及びもしない、その可能性を思い浮かべることすらできない、全くの異次元において判断し、行為するもの。人間らしさの一切を持たず、その間に双方向的コミュニケーションの発端を期待することさえできない。彼らはただ何の脈絡もなく出現し、何の文脈もなく人間を殺戮し、何の感慨も持たずに宇宙の果てへと去っていく。これほどの恐怖が他にあるだろうか。そうして、主人公の零は、人間の存在そのものが疑いの対象となる究極の不安の中で、それでも出撃し、戦闘を行い、命からがら帰投するという芸当をやってのけているのだ。彼の恐怖を共有してくれる友は数少ない。唯一信頼を傾けられる雪風の目は真っ直ぐにジャムの方を向いていて、彼は存在が無視される寂寥に胸を切り裂かれつつも、同じ不安に胸騒ぎを覚えるブッカー少佐のもとにささやかな人間としての拠り所を求める。 救いのない話ではあったが、一番心に残ったのは5話の「フェアリィ・冬」。人間達が持つ複雑な社会のしがらみなど知ったこっちゃない叙勲コンピュータによって、「理由もなく」人々の交わりからつまはじきにされ、静かに狂気を深めていく天田少尉。「勲章をくれたやつを呪ってやる」という彼の悲痛な叫びは、自らの運命に何の脈絡も理由もないことについて、人間がどれほどの気色の悪さを覚えるかということを如実に示している。自分が何者かが分からない、何を、一体何のために、今この肉体を行使しているのかが「分からない」。けれども、コンピュータと対峙し、コンピュータと戦うということは、そうした存在そのものが持つ不合理性と向き合い、その恐怖を乗り越えていくということだ。というより、乗り越えなければ人間は死んでしまう。天田少尉のように、いとも簡単に精神を狂わせて。 人間らしさを担保する情趣の一切を持たない「機械」や「ジャム」との対面は、逆に「人間」とは何かという問題を、読んでいる私たちに対し浮き彫りにするようにして強調する。とりあえず、私自身が感じたのは、やはり人間は人類がこれまで丹精込めて創り上げてきた「意味の体系」の中でしかもはや生きられないということだ。文脈や脈絡を一切持たない、0と1の羅列だけで解析できてしまうコンピュータのデータを前に、人間は生命としての存在そのものの意義を容易に剥奪されてしまう。 余談だが、巻末に添えられていた冬樹氏の解説『ジャムはそこにいる』は、こうした小説一般の解説としては稀に見る名文だと思う。この解説を読むことで、「ああそうか」と自分自身腑に落ちた部分も大きかったし、何より「人間」「機械」「言葉」というテーマについて、作者自身の考察を追いつつも個人の問題関心を深く掘り下げていた点に関しては、「『解説』とは真実こういうものを指すのだなぁ」といたく感動させられてしまった。私は1984年の旧版を読んだことはないが、この解説のためだけでも新版を手にとって良かったと思う。ハマるには若干遅すぎたという気がしないでもないものの、後追いファンの強みとして、既に3巻までが出ているという今の状況が素直に嬉しい。

    0
    投稿日: 2010.06.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    『戦闘妖精・雪風』の熱烈なファンなのに、この作品は読んでいない。 読む必要を感じないからだ。 続編が発表された現在、新作との整合性を保つため、 旧作のアップ・デートは必要な作業であることは理解できるが、 肝心の変更点が、登場したガジェットの名称を新作と統一した程度だと 見受けられたので (なにせ未読なので、勘違いならお詫びします)。 自分にとっての『戦闘妖精・雪風』は、『改』になる前のオリジナルに限ると 思い込んでいる偏屈オヤジの戯言でありました。

    0
    投稿日: 2010.05.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    もうイラね!と有機質を射出しちゃう戦闘妖精さまのやりっぷりが素晴らしい逸品。それを一昔前の「F無頼」(漫画)のファントムが意志を持って乗員を射出し命を救った話にダブらして哭き悶える読者もかなりのものだな……と。

    0
    投稿日: 2010.05.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アニメを先に視聴済。アニメは時間の関係からかかなり端折ってあったので、文章で読むことができてより理解が深まった。元々SFはあまり読まないこともあり、たまに分からない用語が出てきたりもしたが、巧みな文章表現や詳細な描写によって、特に不自由なく読むことができた。

    0
    投稿日: 2010.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おもしろい。 改でどれだけ変わったのか知らないけど元のが 30 年も前の作品なのに 古くささを感じさせない。

    0
    投稿日: 2010.05.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私にSFの面白さを教えてくれた本です。時間の経つのも忘れて読みふけり、読み終わった途端、続編の「グッドラック」を買いに本屋へ走りました。 人間は機械にとって代わられるのか。人間と機械知性体の違いは。言葉の力とは。そしてなにより、「私」と「あなた」の関係は何で作られるのか。読み返す度に異なる印象を受ける(読み手の環境により読後の感想が変わるのだと思いますが)本です。空中戦描写も大変素晴らしいです。是非まだ読んだことのない方に読んで頂きたいです。

    1
    投稿日: 2010.05.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    未知の敵ジャム(機械に近い)と人間が兵器の開発合戦をして、 最後に開発したのが、ジャム側が人間(有機体)で、人間側が機械(無機物)だったというのは、衝撃だった。 合理性についていろいろ考えさせられる。 また、OVAだけ見ると、雪風とパイロットが相思相愛なのかと思ってしまうが、小説を読んでそんな単純な話ではなかったと知り、これも衝撃だった。 今から約25年前に書かれた作品とは全く思えない、SFの名作。

    0
    投稿日: 2010.04.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    戦闘機乗りと戦闘機の信頼の物語――そう思っていた時期が私にもありました。 むしろ手に取って?読み終わるまでそう思ってた。 実際には 「雪風、俺だ!結婚してくれー!!!!」 な話で吹いた。 中尉、愛が重い。愛が愛を重過ぎるって理解を拒めるレベル。 そうじゃないって分かってるのに、雪風が零をポイ(シート射出)する理由が「あなたの愛が重過ぎる」に思えて仕方ない。 ネタはともかくとして、戦闘描写が凄い。ただ貧相な脳みそでは雪風の美しい舞を想像できない。 これはOVA見て想像力鍛えるしかないか。 凄い可憐な乙女なイメージ。なんというか流線型の白銀の乙女な感じで文章にして書きたい。 もう雪風可愛い、可愛いというか麗しい。 擬人化とかそんなこと考えなくても十分可愛い。戦闘機にクールビューティー何て言い方はおかしいけど、雪風可愛い……!! ジャムの人間型にうわぁぁぁあと興奮した。 SFってある程度科学知識あると楽しい。あーあれ!な感じ。 今からグッドラックいく!

    0
    投稿日: 2010.04.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「戦闘妖精・雪風(改)」と「グッドラック―戦闘妖精・雪風」をまとめて読みました。 おもしろかった! 好き嫌い分かれそうな内容だと思いますが、私は楽しく読めました。 哲学色がとても強いハードSFです。 言葉を受け止めつつ、考えながら読める。無駄のない展開にハッとします。 私は先にOVAを見た派です。 OVAの、わけがわからないスピード展開、それでいて超絶に美しい映像のインパクト。原作読まなきゃ!と。(笑) うわさどおりOVAとは違うラストでした。でも共通のラストイメージを持てる展開でした。 考えればこの話そのものがアレなんだな!(言葉は濁しておく。) ははぁんなるほど、それでOVAはアレで終わったんだな、と納得したのでした。 雪風シリーズはこの2作のほかに「アンブロークンアロー―戦闘妖精・雪風」が既刊です。

    0
    投稿日: 2010.01.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【グッドラック 戦闘妖精・雪風 読書中】 異星体ジャムとの戦い。 地球と「通路」で繋がれたフェアリイ星が舞台。 人間性とは 機械と人間 地球人

    0
    投稿日: 2009.11.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    情景描写がすごい。専門用語がとても多いのですが、それも気にならないほど圧倒されました。 文章が全体的に無常観溢れてます。深澤中尉がすごく好きです。 感情がなく、非人間的と描かれていますが、雪風に対する心情溢れる描写がたまらなく切ない。 姿の見えない「ジャム」という敵の設定も繊細で、人間の心理が急に怖くなりました。

    0
    投稿日: 2009.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    SF小説の決定版。 未来の地球から超空間通路で結ばれたフェアリィ星を舞台に、異星体との戦争をメインとしている。 戦闘機がメインと思われそうだが、実際には登場人物の心の動きなども見所の一つとして描かれている。 機械のようなハートを持つパイロット深井零少尉(すぐに中尉になるが)の精神の動きにも注目したい。

    0
    投稿日: 2009.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    はっきりと形のさだまらない敵・ジャムと戦う戦闘機乗りの話。だれよりも戦闘機に近しい男・零と、何よりも戦闘機らしく、かつ戦闘機らしからぬ「雪風」。さみしいのにさみしくない、ふしぎな温度の作品。

    0
    投稿日: 2009.08.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人に勧められて、あまり気が進まずに読んだのですが、はまりました(^^; 先にOAVの方を5巻見ていたので、戦闘関係に疎い私でも苦もなく読めました。

    0
    投稿日: 2009.08.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すでに古典的名作として世評の高い一冊。もっとも特徴的なのは、戦闘機フェチのために書かれたとしか思えない空中戦描写。当時はこれが書きたかったんでしょうね。無論、そこには必然性があります。  異次元通路によってつながれた異星上での空戦のみの特殊防衛隊。正体不明のエイリアン・ジャムとの、目的を見失いそうになる戦いの連続。無機的で厭世的な、しかし死と確実に隣り合わせな生々しい世界が描かれる。  深井中尉かっけーです。

    0
    投稿日: 2009.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おそらく今までの読書体験に新しい分野を興した印象的な小説。 異星文明との戦争という、SFにはありがちな内容ながらも哲学的な思考を究めている。

    0
    投稿日: 2009.03.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    SFをさほど読み慣れていない私でも、この作品の面白さは言葉の端々から伝わってきた。 戦闘機が空中を縦横無尽に駆け抜ける臨場感や迫力が、有無も言わせずこちらを圧倒させる。 その自由自在に飛び回る様は、正に妖精のようなんだろうなと。 何処から来たのか何が目的なのか、まるで不明な未確認地球外生命体ジャムを倒すために生まれた、 生きて帰ることが至上命令の戦闘機、スーパーシルフ・雪風。 その機体を操るのは言葉少なで感情の起伏が乏しい主人公。 心を許してるのが愛機・雪風と親友で上官の少佐だけっていう、まるで機械みたいな人間だけど、 そんな彼がたまにジョークを飛ばしたりするのが、 お茶目というか、「あ、ちゃんと人間だった。」とほっとするというか(笑) 戦闘時のシリアスさと、一変してボケた会話をしてる主人公と少佐のやり取りとの対比がまた面白い。 ジャムって何なんだろう。地球はどーなるんだろう。 機械同士の戦いに、それでも人間が必要な理由って何だろう。 そんな疑問が飛び交うこの話の続きを知るために、続刊を買おうと思いマス。

    0
    投稿日: 2009.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    米澤穂信の100冊その80:神林から一冊選ぶとしたらこれ。この「通じ合わなさ」はおそらく自身の通奏低音になっている。とのこと。

    0
    投稿日: 2009.01.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表紙の戦闘機のお蔭か、「うへぇ」と最初は敬遠していた作品です。でも手を出してみるとイッキ読みでした。思っていた程難しい描写はなく、割合すんなりと世界に入っていけました。主人公の人格が好き。冷たくみえるくせに素ボケなところとかが。

    0
    投稿日: 2008.12.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公のパーソナリティが非常に好み。後半では少しずつ違う形に推移していきましたが、全然よかったです。というのも違和感がなかったからですね。

    0
    投稿日: 2008.12.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アニメから入ったクチです。 思えば神林さんの作品で初めて読んだのがこれでした。 アニメを先に見たせいか、世界観が掴みやすかった気がします。 言い換えればアニメを先に見たばかりに、アニメの映像しか浮かびませんでした。

    0
    投稿日: 2008.12.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    異星からの侵略者JAMが、地球との超空間通路をつなげて地球に入り込んできた。 FAF、フェアリィ・エア・フォースはJAMの星である惑星フェアリィで今日も戦っている。 AIを積んだ戦闘機雪風の鋼の魅力はなんともいえない。 短編が集まってできていて時系列的にも前なので、「グッドラック」より先によむほうが良い。

    0
    投稿日: 2008.11.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    神林作品の中で1番好き。 戦闘は辛かったり酷かったり醜かったり 色々あるのに 雪風の空を舞う姿はさぞ美しかろうと 想像していたのは アニメ化されたおかげで 実際に目に出来て幸せでした。

    0
    投稿日: 2008.11.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    続編「グッドラック」と比べるならばこちらを挙げる。いわゆる架空の戦記にはなろうが、事象を羅列しがちなそれらとは一線を画し、神林の真骨頂とも言える「言葉」を駆使して登場人物の心情、互いの関係性を深く掘り下げていく。すでに神林作品を読んでいるならばその世界観には違和感なく入り込めるだろうし、未読であればこの作品は入門書として決して悪くない。若干ハードに過ぎる面はあるが。戦闘機動の緻密な描写は圧巻であり、脳内で再現しその齟齬のなさを確認する作業も面白い。 基本的には短編集である。架空の空軍に属す深井零、雪風、彼らを中心に物語は展開していく。零はパイロットであり、雪風はその乗機、戦闘機、だ。あくまでも兵器であり機械である物言わぬ雪風、常に機械のようと形容される冷徹冷酷なパイロットである零、共通するのは「機械」だ。零はしかし機械ではないが、零が信ずるに足るものは雪風しかない。雪風を自らの一部と信じた初期、物語が進むにつれ、その零の思いが実は空転していることを知る。雪風の認識する世界、自己と他。そして零と雪風、彼らの共通の敵であるはずの異星体、ジャム。 雪風とジャムによって呈される人間という存在。単にそれだけではなく、深い。そこは自ら読み、目の当たりにするべきである。 とここまでは珍しく真面目に書いたのですが正直超カッケーのですよ。ええ。神林の書く機械知性体はとにかく魅力的であります。雪風ことスーパーシルフの外見自体がすでに好みド真ん中ですし。クリップドデルタ翼に双発エンジン大好き。 水と油を取り持つ界面活性剤という描写は苦労性ブッカー少佐の心労を端的に表した名言だと思います。石鹸。

    1
    投稿日: 2008.09.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    神林は何だかんだで敵は海賊シリーズ以外読んだ事はありませんでした。そしてその敵は海賊も発端はアニメでした。アニメからしか入れないのか、と突っ込まれてもおかしくないカンジで雪風原作を漸く読んだ次第です。面白かったです。何で今まで読まなかったんだ、と悔やまれるくらい面白かったです。そして海賊シリーズよりも読みやすいですね、これ。

    0
    投稿日: 2008.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    飛行機が好きで半可通な私にはたまらない一冊。 軍用機に興味がなくても、民間機好きでもいけるような気がする。 知性を持った戦闘機「雪風」とパイロットの深井を中心に 異星で繰り広げられる異星生物との戦いや、その周辺の出来事を描く。 1巻目は半分以上がSF世界の日常を描くのに割かれているように思う。 雪風の知性と人間、そして謎の生命体JAMが哲学的に 絡んでゆくのは最終話あたりから。

    0
    投稿日: 2008.05.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    疾走感が伝わってくるのがいい。雪風に対して透徹な信頼を寄せる零の感情は容易には推し量れないけれども……。

    0
    投稿日: 2007.09.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    戦闘機の名前が雪風。 それだけで読む気になりました。 でも、最初はアニメから入りました。 アニメを見て原作の存在を知り、 原作を読んだらまたアニメを見たくなった ので結局、DVDまで買い揃えてしまいました…。 深井零の心を離さない雪風に私の心も 鷲摑みされました(笑) そして、 雪風←深井零←ブッカーのベクトルも好きかも…。

    0
    投稿日: 2007.07.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    未知の異性体<ジャム>と、実戦組織FAFの戦いの情報を、味方を犠牲にしても持ち帰る。それが、特殊戦の深井零と、彼の愛機雪風に与えられた任務。ハードで格好いいが、非情なお話。

    0
    投稿日: 2007.06.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久しぶりに読み返してみました。 やっぱり面白い!ですね。 戦闘シーンは、よくわからないので飛ばし読み。 OVAのほうも、見てみたいものです。アニマックスでやってるんですよねー。今。 (うちのケーブルテレビのコースでは見られない)

    0
    投稿日: 2007.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    グッドラックとまとめて、日本の小説で一番好きかも。わたしが小説に求めるすべてが内包されている気がするの。

    0
    投稿日: 2007.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     高度に知能化された戦闘機とパイロットの話。  人が機械を絶対信用する距離感に、チクチクと違和感を抱えたまま進む物語。空軍戦記物ではなく異星で謎の生命体と戦う人たちの「自分達は本当は何と戦っているのか?」という疑問/謎との戦い。

    0
    投稿日: 2007.05.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    戦闘機である雪風とパイロット零の物語。 焦点は、やはり零の戦闘機フェチぶり・・ではなく、彼の世界の見方。 人間とは何かという問いの答がある。 読むと世界が昨日と少し違うように見えるかも。必ず続編のグッドラックを読むように。 神林語に染まること請け合い。おお、坊や馬鹿なことを!

    0
    投稿日: 2007.01.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    20年以上前に書かれた「戦闘妖精・雪風」の改正版といっても、基本的には元のものと変わりはないらしいです。 正体不明の敵ジャム。そして、味方を犠牲にしてでも情報を持ち帰らなくてはならない特殊戦のパイロット深井零。雪風に依存し、それ以外に対する興味の薄い主人公零の姿は、20年前に書かれたと思えない新鮮さと現実味を感じます。 私が神林長平にはまった1冊です。

    0
    投稿日: 2007.01.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アニメを先に見てから小説に入ったのですが、アニメ見た人は小説読んで欲しいと思いました。雪風に依存しすぎる深井零が良い。

    0
    投稿日: 2006.11.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これを読んで神林長平にはまりました。人工知能を持った戦闘機雪風とそのパイロット。謎の異星体ジャムとの闘い。生きるとは何か?を問いかける哲学的なところもあり。オススメのSF小説です。

    0
    投稿日: 2006.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この作品にビジュアル(OVAは自分的には好ましく思えなかった・・・)は重要に思えないのですが。雪風が飛び立つ様は、この神林節だけでもう十分です!

    0
    投稿日: 2006.09.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    SF小説と一言では括れない一作です。人間の精神と機械の境界を問う哲学性。言葉は多いのに勢いがあり息をつかせない戦闘シーン。専門用語も多く一見小難しいのですが読めばさらりと頭に入ってきます。年数の古い作品なのに全く古くささがないのが凄い!

    0
    投稿日: 2006.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「様様なものを愛し、多くを憎んだ。」 この本には大変世話になった。 お礼を言わないといけない。

    0
    投稿日: 2006.05.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    名作SF。軍事モノで専門用語が多くとっつきにくいけど、その壁を越えれば、ねちこいくらいの人間とは何をして人間なのかという問いかけで価値観をゆさぶるエンターテイメント、読む価値あり。グットラック戦闘妖精雪風の続編をずっと待っています。でないかなー

    0
    投稿日: 2006.05.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何でこんなにしんどいの?と思うくらい前半行き詰るのに、後半からもの凄いスピードで読み進めてしまった本。いや、凄い話です。

    0
    投稿日: 2006.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    そういえば森 博嗣の「スカイ・クロラ」とかは、これに影響されているって聞いた。本当雪風面白かった。設定・戦術・登場物など良く出来ていました。

    0
    投稿日: 2006.04.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    SFって苦手だったんですが、「膚の下」を本屋で見かけて、面白いような気が。 小説なのにGを感じる。すごい淡々としていて読みやすい。ご都合主義な人間関係がない。描写もごてごてしてない。なんて淡白な小説! この世界はずっと冬でいつも曇り空みたい。寒そう。 最後は腰ぬけた。

    0
    投稿日: 2006.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うちにある無印は確か絶版で、現在は(改)が出回っていたと記憶してます。ものすごい速くて賢い戦闘機雪風ちゃんと戦闘機フェチの青年の話。多少読みづらい文章なのですがインディアンサマーまでいけばあとは一気読みです。とにかく読め。話はそれからだ。

    0
    投稿日: 2006.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ラストエグザイルの続きで見たアニメが最初。 世界観はアニメで、内容は小説で見るのが楽しめるコツかと。

    0
    投稿日: 2006.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    無機質に見えて熱い文章が好き。 雪風の整備から離陸への描写が詳しくはわからなくても文字を追うだけで色っぽい。 OVAから入った人には意外とよく喋る零ととっつきにくい少佐が新鮮かもしれません。

    0
    投稿日: 2005.12.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    近未来SF。短編で読みやすい。「味方を見捨てても帰還すること」が使命の、ブーメラン戦士である零と、愛機雪風と、異性体ジャム。

    0
    投稿日: 2005.12.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初ちょっと馴染めなかったんだけど、最後の方はどんどん読めた。人とはなにか、というテーマをずっと追っているような。

    0
    投稿日: 2005.11.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    神林長平さんと言えば「敵は海賊」な訳ですが(笑)同じほどに夢中になって読んだのが「雪風」 神林さんって常に本の中で「存在」とは何か?っていう哲学的な問いかけをしている気がする。難しいのだけれど。

    0
    投稿日: 2005.09.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    神林長平の本は「敵は海賊」シリーズから読みはじめて、それは、今でも新刊が出たらとにかく買うってくらい好きではあるんですけど、インパクトでいうと、やっぱりこれだと思います。色々な人が色々なふうに書評や読書感想文を書いていると思うのだけど、自分の場合は、これを読んで、世界の認識の仕方とか、知性ついて考えるきっかけをもらった感じです。続編も好きだけどメイヴちゃんだけは勘弁な。

    0
    投稿日: 2005.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    近未来の地球、南極に突如出現した通路から異星体の侵略が始まる。アニメ化中のSFサスペンスです。人と機械と異星体の三つ巴の心理戦。アメリカンな空気もカッコイイ。

    0
    投稿日: 2005.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    空戦アクションにカテゴライズされることが多い本書だが、知ってる人はみんな知ってる、知性を持つモノ達の壮絶なコミュニケーションの物語

    0
    投稿日: 2005.05.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    20年前に書かれたなんてとても信じられないような作品。神林長平は稀代のストーリーテラーだと思う。普段の作品とはちょっと違った体言止め多用の文章で、雰囲気も硬質。ラストは背筋がぞくっとした。いつか、人は必要にならなくなるのかもしれない、本当に。

    0
    投稿日: 2005.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アニメもありますが、小説から入りました。飛行機は好きだけど、戦闘機の事がさっぱり分からなかったので最初読んだときは「?」だったのですが、それでも面白い!3回くらい読まないと分からない面白さって好きです。

    0
    投稿日: 2005.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    南極大陸に突如出現した超空間通路によって、地球への侵攻を開始した未知の異星体「ジャム」。反撃を開始した人類は、「通路」の彼方に存在する惑星フェアリイに実戦組織FAFを派遣した。戦術戦闘電子偵察機・雪風とともに、孤独な戦いを続ける特殊戦の深井零。その任務は、味方を犠牲にしてでも敵の情報を持ち帰るという非情かつ冷徹なものだった―。発表から20年、緻密な加筆訂正と新解説・新装幀でおくる改訂新版。著 神林長平

    0
    投稿日: 2005.01.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    えー、こいつにはやられました(笑) ずいぶん前に書かれた小説だけど、現代の世界とマッチできる力を持ってます。主人公とだぶってしまう人は、多いんじゃないかな。

    0
    投稿日: 2004.10.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一度は読んでおかなきゃならない、SFの名作。 SFじゃないんだ、哲学なんだ。 アニメじゃないんだ、言葉なんだ。

    0
    投稿日: 2004.09.28