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ロードサイド・クロス 上
ロードサイド・クロス 上
ジェフリー・ディーヴァー、池田真紀子/文藝春秋
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総合評価

18件)
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    どんでん返し連続炸裂が嬉しい。 スリーピングドールから連続読みがおすすめですわ♥ (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)文庫の古本なら、900円で4冊分手に入るはず。 ⊂|⊃ [ಠ⁠_⁠ಠ]ブックオフのクーポンも使えばさらに安く読めるぜ! 下巻の巻末に載ってるディーヴァの日本滞在記録と、児玉清との友情も、お得な内容。

    0
    投稿日: 2024.10.03
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    キャサリン・ダンスシリーズの2作目。前作とのつながりである刑事相棒事件の安楽死事件で母親が逮捕される事件をサイドケースに、ブログによる偽情報拡散の恐怖を背景とする殺人事件。道端に十字架を置く手法は宗教的で哲学的。2つの事件の並行する展開の仕様が本当に面白い。下巻へ

    0
    投稿日: 2022.06.12
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    キャサリン・ダンスシリーズ#2。 言葉、表情や動作など、相手の様子から嘘を見抜くことができる「尋問の天才」ダンス捜査官の、連続殺人犯との化かし合い。 殺人現場の路上近くに置かれた十字架(ロードサイド・クロス)が発端。捜査線上に浮かんだのは、「交通事故を起こし、同級生を死なせたとして、ネット(ある著名ブロガーのサイト)上で叩かれている」高校生の青年であった。被害者たちはどうも、その「ネットいじめ」に匿名で参加しているコメント投稿者らしいと目されるのだが・・・。 ダンス自身の母が(前作との絡みで、殺人の容疑者として)逮捕されてしまうというサイドストーリーもあり、著者得意の二転三転、現実とネットの、または人の心理の奥の、虚実を織り交ぜた先の読めない展開が続く。 結末の鮮やかさは相変わらずだが、ちょっと作り過ぎかなー、話、上手すぎるかなーという気もする。

    2
    投稿日: 2019.07.01
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    キャサリン・ダンスシリーズの第二作。 交通事故で亡くなられた人のために道路脇に立てられた十字架は、 実際に見かけたことがあるので 最初の部分の不気味さは半端なかった。 その後、ネットでのいじめや仮想世界ゲームの話になってしまい、 不気味さが失われ、 また、キャサリンの特技である尋問の場面がなくて少し残念だった。 (下巻へ続く)

    1
    投稿日: 2019.05.05
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    なにげなく、「この人の本も読んでみるか」くらいのつもりで読みました。文庫本で上下巻飽きさせないエンタメ性はレベルが高かったと思います。インターネットの書き込みなどをめぐる偏執狂的な?殺人事件だった気がします。主人公がシングルマザーで、「細かい仕草から人の嘘や心理を読む」みたいなプロフェッショナル。 ただ、「うーん結局イカレた犯人の仕業ってことで、そこから動機を巡る人間ドラマには入っていかないのか」と思ったことを覚えています。あと、主人公の感じがぶっちゃけメンタリティとしては優等生だったな、っていう読後感でした。 (読み終わってから相当に経過してから書いているので、記憶が間違っているかも知れません)

    0
    投稿日: 2019.01.02
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    ディーヴァーさんに 求めるレベルが高くなりすぎて ちょっとエンプティ・チェアーのときみたいな ダレた部分もあったけどやっぱ ツイストしてくるあたり流石火星人

    1
    投稿日: 2018.08.24
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    前作の事件に関する“後始末”的な挿話が登場するので、シリーズの前作から読んだ方が善いのかもしれないが…独立作品として十二分に愉しい!!

    0
    投稿日: 2016.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    リンカーン・ライムシリーズのスピンオフであるキャサリン・ダンスシリーズの2作目。正直キャサリン・ダンスの能力だけでは主役にするのは難しいのではと1作目から思っていた。今作でもその気持は変わらず。そもそもキネシクスの必要性をあまり感じない。ダンス個人としての魅力はあるものの、このシリーズに求めている感じではない。どんでんがえしという展開も上巻ではあまり見られなかった。ライムシリーズとは違うということを念頭に置いて読めばこれはこれで楽しいが…とにかく下巻の盛り上がりに期待。

    0
    投稿日: 2015.04.22
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    キャスリン・ダンスシリーズ第2作。最後の解決編が、「誰も容疑の該当者がいないから」という方法はどうかと思うが、途中二転三転するストーリー展開はスリリング。

    0
    投稿日: 2015.01.26
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    女子高校生が連続して襲われ、殺されそうになるが九死に一生を得る。被害者はいずれも、インターネットのニュースサイトにコメントし、同じ高校の生徒をバッシングしていた。

    0
    投稿日: 2014.12.06
  • キャサリン・ダンスシリーズ

    リンカーン・ライムシリーズ『ウオッチメーカー』でゲスト捜査員として登場したキャサリン・ダンスが行動心理分析を駆使して容疑者を割り出す。 連続殺人あり、恋愛あり、家族の葛藤あり、読み処満載で読み応えありです。 この作品にはリンカーン・ライムは出てこないのですが、この二人のからみがまた見てみたいですね。

    1
    投稿日: 2014.10.14
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    【ネット社会の完全犯罪に巨匠が挑む】ネットいじめの加害者たちが次々に命を狙われる。「人間嘘発見器」ダンス捜査官は失踪した少年を追い、驚愕の真相へ迫ってゆく。

    0
    投稿日: 2014.09.09
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     ダンス捜査官のシリーズ。  ネットいじめに端を発する殺人未遂がおこる。  事件の前には、道路わきに十字架が建てられるという陰湿さ。  ネットの無責任な発言がどんどん広がっていくことを、言葉で説明するのって難しいよね。特に、2009年あたりだと知ってる人は知ってるけど、知らない人はまったくわからない。でも、その世界をあえて題材にするディーヴァーの挑戦的な感じがよい。  リンカーンシリーズとは、やっぱり違うなと。  仕草や表情で真理を読み取って捜査するダンスで、やってることはオーソドックスというか、昔からある古典的な手法ともいえることだからこそ、全体の空気を猪突猛進にしてるのかもしれない。  で、帯に「どんでん返しの魔術師」ってあったんだけど、やっぱりそうでした。  どんでん返しがくるぞ、ってわかってても、おお、ってなる。  さすがの職人技です。  にしても、ネットの普及によって人の欲望も、いや欲望そのものは、金銭欲や名誉欲とか、そういったものは変わらないのだろうけど、それに対するアプローチや欲望を満たす基準が多種多様になりすぎて何が正しいのか、どうあるべきなのかわからなくなってくるな。  ダンスの母が「自分の育ては間違っていなかった」と彼女に語るシーンが、秀逸だった。  うん、こんな混沌とした世界だからこそ、確かに信じられるものが必要だし、そしてそれが正しいとあるべきなのだろう。  シリーズの続きが楽しみです。

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    投稿日: 2014.07.07
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    キャサリン・ダンスシリーズ第二弾。 やっぱり、リンカーン・ライムシリーズに比べて、 こちらのキャサリン・ダンスシリーズは、 (いい意味で)普通の推理小説ですね。 ジェットコースター感が無い代わりに、 スーパー化学分析官一人が活躍するわけではなく、 多くの捜査官達の協力作業で、着実に 事件を追っていく感じです。

    0
    投稿日: 2014.03.23
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    キャサリン・ダンスシリーズ レビューは下巻で。 リアルとバーチャル、本音と建前、そんなことがキーワード。

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    投稿日: 2014.02.12
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    登場人物が多くて一寸パニックに(笑) 前作の「スリーピング・ドール」で残忍な犯人のダニエル・ペレの名前も出てきて、あの事件がまた関係してるとはねぇ・・ 今回はネットという世界での私たちが普通になじんでいるBlogの投稿から事件が拡大して行く。 コメントから憶測や、うわさ話や中傷が、やがては殺人事件にまで発展して、まったく無実の人が犯人にされ、実に恐ろしい。 実際今の世の中ではあることだからなおのこと空恐ろしい。 幾つもの面倒な事件が重なって、ダンス捜査官はどう解決していくのか楽しみ~

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    投稿日: 2013.11.27
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    ブログや、オンライン・ゲームという分野に関連して話が展開していく。犯人も残虐で今まで以上に恐ろしい相手だ。

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    投稿日: 2013.11.20
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    リンカーン・ライム・シリーズのスピンオフ、キャサリン・ダンス・シリーズの第二弾。 キャサリン・ダンスは人間の動作から心理分析を行う『キネシクス』のエキスパート捜査官。今回、彼女が追うのはロードサイド・クロス・キラー事件。そんな中、彼女の実の母親が殺人容疑で逮捕される… 一方、ロードサイド・クロス・キラーの犯人と目される少年はSNSの世界で、過去に起こした交通事故で批難の集中砲火を浴びていた。 SNSの恐ろしさと技術の進歩の速さ、また、それを題材に良質のミステリーに仕立てたディーヴァーの腕に驚く。過去にディーヴァーがコンピュータ社会の怖さを『青い虚空』で描いていたのを思い出す。 早く下巻に急がねば!

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    投稿日: 2013.11.15