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技術戦としての第二次世界大戦
技術戦としての第二次世界大戦
兵頭二十八、別宮暖朗/PHP研究所
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総合評価

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    主に日本陸軍批判本。定説と言われているのを否定したりと戦史を知ってる分楽しめるかもしれません。蒋介石軍、ソ連軍、アメリカ軍、英連邦軍との戦闘を比較し陸軍の組織的欠陥と兵器をあれこれ述べています。

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    投稿日: 2018.01.17
  • 細かな視点で語る大東亜戦争の敗因

    世間一般では連合国の物量に負けたといわれる日本の戦った第2次世界大戦。 だが実はそうではなく、戦争を戦うために必要な兵器を生み出す技術力が劣るが故の敗戦だった。 大きいところでは戦艦大和、小さいところでは小銃の弾薬に至るまで昭和の国軍が何故敗れたのかを解説してくれる一冊。

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    投稿日: 2016.01.11
  • この本は対談形式です。

    本書は2名の著者が対談されている内容を書籍化したものです。 解説にありますように、これまでよく言われてきた、XXXXだから戦争に負けた!という論理に疑問を呈しています。この点が興味深いところです。一方、議論されている話題が結論に至る前に飛んでいくという印象をどうしても感じてしまい、これが繰り返されることで、少々読み進めることに努力を要しました。一番根本的なことがあとがきにさらっと・・・。ここはなるほどと思いました。

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    投稿日: 2014.01.24
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    各国の兵器を比較し技術戦の視点から戦争の敗因を分析している。そこから浮かび上がってくるのは、官僚統制の弊害であった。この本を読むと、一歩踏み込んだ視点が持てるようになると思う。

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    投稿日: 2011.09.18
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     日本の戦争については、マスコミの思考の方向性が異様に狭められており、一種の同調圧力が働いているが、その点についての論考は別に譲るとして、技術に視点を置いた本作は、『有坂銃』の兵藤二十八と『旅順攻防戦の真実』の別宮暖朗という、兵器と軍学については当代きっての論者の対談であり、技術に視点を置くことによってバイアスから逃れることを得ている。また、技術に視点を当てることによって当時の人々の考え方に迫ることができている。

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    投稿日: 2009.11.03