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絵本 [復刻普及版]
絵本 [復刻普及版]
谷川俊太郎、WilliamI.Elliott、川村和夫、山田兼士/澪標
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    「私」と人形の「なおみ」の濃密な友愛と、儚い光の膜の中の夢のような日々の終り、そして再生の物語。 「なおみが熱をだした」 「なおみは死んだ」 「私はなおみを箱に横たえ、屋根裏に葬った」

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    投稿日: 2024.06.07
  • 300部限定の超レア写真詩集の復刊。

    1956年、友人だった詩人北川幸比呂の的場書房から 300部限定で刊行された、「絵本」という名の写真詩集。 300部という限定数もあって、古書店でも伝説の1冊と言われてきた本が50年を経て復刊。 新装版では英訳も付され、より広い読者へ向けたものになっている。 収録されている17枚の写真は谷川自身によるもので、どれも手を写したもの。 言葉を届けるように、手を伸ばし手を取る。 自身の言葉との格闘を明快かつ軽やかな言葉で表現してきた谷川デビュー数年後の姿。

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    投稿日: 2016.03.09
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    久々谷川さん。 谷川さんの詩と、谷川さんが撮られた写真で構成される。詩ももちろんなんだけれど、写真が一枚一枚ステキだった。主に手の構図が多いけれども、人の重みというか、生が感じられる。 「誰でも」と「空」がこの中では好きかな。

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    投稿日: 2012.11.08