
総合評価
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powered by ブクログ不思議なお話だったといえばそれまでですが。 「パトロネ」は、妹の存在を認識することで、自らの孤独を意識する姉が起こす行動が妙に人間臭く、興味深く読ませていただいたのですが、途中で急に大きく変わる展開により、自分自身と見つめあっているのか、幻想を視ているのか、よく分からなくなり、私のテンションはやや下がり気味に。ただ、後半の展開が現実だとすると、なかなか怖いと思います。 「いけにえ」は、自分の好きなものをしっかり持ってらっしゃる方のお話しで、私には、あまりグッとくるものは感じられませんでした。
0投稿日: 2019.12.12
powered by ブクログ「パトロネ」 「いけにえ」 2つの作品に共通しているなーと感じたのは、滑稽と言ってもいいくらいの寂しさ。 恥ずかしくなるくらいの独りよがり。 ちゃんと怖いし。 怖い絵を観た後みたいな気持。 すごいな。 美人だし。 彼女が美しいと思うものを知りたい。
0投稿日: 2018.01.01
powered by ブクログパトロネとは、フィルムが収まっているあの小さな円筒形の缶のこと、だそうで。 やっぱり藤野先生作品は世界観も何もかもが不可解なんだよなあ・・・気持ち悪いんだよな、どっかが・・・。 どこまでが正気で誰までが現実なのか・・・。 分からない・・・皮膚病怖い…。
0投稿日: 2017.10.25
powered by ブクログ妹と同棲することになった主人公。 ある日妹は失踪し女の子が現れるーパトロネ 悪魔を見た主人公はその美術館で働くことにするーいけにえ 悪魔の末路が美しくて一番好きだった
0投稿日: 2015.08.28
powered by ブクログ表題作「パトロネ」は一風変わった幽霊譚。中盤過ぎまではイメージの拡大や推測の拡がりができて面白いのだが、その後は終わらせることに意識が向かってしまっているのか、減速してしまうのが残念。皮膚病と心情をリンクさせたのは上手い。イライラ感が伝わってくる。パトロネって何かと思ったがアレだったのね。オジサンはパトローネと習いました。 「いけにえ」は普通さ凡庸さに潜在する執着や狂気といった感じ。普通のオバサンの普通の美術鑑賞がツボにはまる面白さ。美術なんて分からないと言いつつもその観賞力はただ者では無い。コミカルな文章だがこの後の作品と比べるとまだ硬い感じがする。言葉の選び方がまだこなれていないからかな。こういう話は大好き。
0投稿日: 2014.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
パトロネ、いけにえの2作だが、どちらの女性もよくわからない。 不安定な感情のふたり。 いけにえでは魔が出てきたり、その悪魔を捕まえて、切ったり、あぶったり 挙句の果てには美術館の監視員もやめてしまう。 女性の感情って、わけわかんないものなのかな。 文章的には、なかなかいい。
0投稿日: 2014.01.08期待して読んだだけに
ちょっと期待していたのとは違いました.少なくとも私は途中でイラッとしてしまいました. 文学的と言えば文学的かもしれないけれど,ストーリーを追っていくのが好きな人にはお勧めしません.
0投稿日: 2013.12.08
powered by ブクログ空っぽのパトロネ、中身の入ったパトロネ。残ったものは何なのか。外側からではわからない。触れた者しかわからない。 幻想、残像、夢、現。解釈は人それぞれ。 あけすけな感じと限定的な閉塞感。
0投稿日: 2013.11.26
powered by ブクログ大好きな桜木紫乃さんの直木賞受賞時に芥川賞を獲った方だったので、まずは受賞作以外を一作読んでみようと思い。 姉と妹の話ね、と思いつつ途中まで読み進めてから、展開の理不尽さにもしやこれはと気付く。でも最後まで答えはない。意味の繋がりを見出せないストーリーは好みではないと感じ、併録の2篇目("いけにえ")は読むのを止めようか...とも思いつつ読んだら、こちらは良かった。同じ理不尽でも、ごく普通の中年主婦と悪魔という日常と非日常のバランスがおもしろく、恐ろしげな悪魔から彼女のような存在によって護られる気さえした。他の作品も読んでみようかな。
0投稿日: 2013.08.30
powered by ブクログ2作とも主人公に誠実感がなく、他人を寄せ付けない孤独感とかマイペースな感じとか感情の薄い冷酷さや、作品全体に漂うシニカルな感じは好きなんだが、何の説明もなく幽霊・お化けみたいのが出てきちゃうと流石に意味がわからなく付いていけないなあというのはある。「パトロネ」で似た名前の少女が出てきた時は過去の自分の投影なのかな?と思ったが、どうもそうでもないようだし。 あまり意味は考えずに世界観を楽しむ作家なのだろうけど。 「爪と目」同様、ベランダ閉じ込めや植物系の話が出てくるのだが、著者はこれらに対して何か拘りがあるんだろか。
0投稿日: 2013.08.13
powered by ブクログ途中までは自意識過剰な女が人とは違うってことをがなりたてるような(表面は静を装いつつも)苦手な文章だと感じて(作者と作品の距離がなさ過ぎるタイプに感じた)、でもそれは実はこうだっんだっていうとあることに気づいてからは全部ひっくり返された。 純粋にすごい小説だと思いました。 そしてそのからくりに気付くまでは「なんか怖い」に支配されているのに気付いてからは、気付いたんだから本当はもっと怖いはずなのに何故か安心した。ほっとした。 「いけにえ」の方はやや肩透かし感が。「パトロネ」がすごかったからかなぁ。
1投稿日: 2013.08.02
powered by ブクログ何だろう? このざらざら感は? 今までにないタイプの小説だけど、以前からこんな感覚知っているような気がする。 「パトロネ」は姉は妹を意識しているけど、妹は姉をを空気のように扱っている。 「いけにえ」は美術監視員のボランティアをしている主婦が、展示室に居座っている悪魔を捕まえようとする話で、若干ホラーティストも含まれている。 いずれの作品も、現代社会における閉塞感を感じられる内容だった。
0投稿日: 2013.01.30
powered by ブクログよくわからなかったなぁ。メタファーなの?帯に書いてあったけど、確かにシュール。 どちらかと言えばメフィスト賞な感じかなぁ。
0投稿日: 2012.08.09
powered by ブクログうーん、うまくリンクできなかった中編奇譚二編。 リンクできなければ、心に何も入ってこない。 残念。
0投稿日: 2012.07.03
powered by ブクログ明け方に見る奇妙な夢みたい。 フィルムの外側をパトロネっていうんだね。 あれを手で弄んじゃうのはわかる。 今じゃ貴重品かな。
1投稿日: 2012.05.27
powered by ブクログ人間の内面描写って言うのでしょうか。私には難しい本ですね。 2編目の物語の母親の考え方、「親子だからって好きにならなくてはいけない訳ではない」は考えさせられます。本能とばかり思ってましたので。
0投稿日: 2012.04.16
powered by ブクログ表題作と芥川賞候補にもなった「いけにえ」の二編からなる短編集。マジックリアリズムっつーんかね。Don't Think. Feel.
0投稿日: 2012.04.03
